JP2532379Y2 - チャート駆動機構 - Google Patents

チャート駆動機構

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JP2532379Y2
JP2532379Y2 JP9486890U JP9486890U JP2532379Y2 JP 2532379 Y2 JP2532379 Y2 JP 2532379Y2 JP 9486890 U JP9486890 U JP 9486890U JP 9486890 U JP9486890 U JP 9486890U JP 2532379 Y2 JP2532379 Y2 JP 2532379Y2
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JP
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gear
planetary gear
chart
power transmission
platen
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JP9486890U
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JPH0451630U (ja
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康聖 三塚
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はチャート駆動機構に関し、更に詳しくは、遊
星歯車を用いて動力の伝達を行うように構成されたチャ
ート駆動機構におけるチャート送りの遅れ動作の低減に
関する。
<従来の技術> 第3図は遊星歯車を用いて動力の伝達を行うように構
成された従来のチャート駆動機構の一例を示す構成図で
ある。チャートカセット1は図示しないレコーダ本体の
前面部に着脱可能に取り付けられるものであって、点線
は所定の位置に取り付けられる前の状態を示し、実線は
所定の位置に取り付けられた状態を示している。該チャ
ートカセット1の上部にはプラテン2が回転可能に取り
付けられ、該プラテン2の取り付け軸3にはプラテン回
転用のギア4が固着されている。なお、チャートカセッ
ト1は該取り付け軸3を回転中心として着脱される。チ
ャートカセット1の下部には動力伝達用のギア5が回転
可能に取り付けられている。該ギア5はギア4と駆動力
伝達用のベルト6で結合されるとともに、動力伝達用の
遊星歯車7と噛み合わされる。該遊星歯車7は遊星歯車
支持プレート8に回転可能に取り付けられていて、図示
しないモータに直結されているギア9に噛み合わされて
いる。なお、遊星歯車支持プレート8はギア9の取り付
け軸10を回転中心にして回転可能に図示しないレコーダ
本体に取り付けられていて、バネ11により反時計方向に
引っ張られている。また、プレート8には回転ガイド溝
12が形成され、該回転ガイド溝12には回転ガイドスタッ
ド13が挿入されている。プレート8は、チャートカセッ
ト1が所定の位置に取り付けられる前はバネ11により反
時計方向に引っ張られていることから点線で示す状態に
なり、チャートカセット1が所定の位置に取り付けられ
ることによりバネ11の引っ張り力に抗して時計方向に回
転されて実線で示す状態になる。
このような構成において、チャートカセット1が所定
の位置に取り付けられた実線に示す状態では、図示しな
いモータの回転力はギア9から遊星歯車7を介してギア
7に伝達され、更にベルト6を介してギア4に伝達され
てプラテン2を回転駆動する。
これに対し、チャートカセット1を時計方向に回転さ
せて実線の位置から点線の位置に引き出した状態では、
ギア5と遊星歯車7の噛み合いは解除され、プレート8
はバネ11により反時計方向に引っ張られて点線で示す状
態になる。
<考案が解決しようとする課題> しかし、このような構成によれば、チャートカセット
1の装着時やチャートの空送り時等において、送りギア
5と遊星歯車7の噛み合いが一旦外れてしまうと、モー
タの回転に応じて実際にチャートが送りだされるまでか
なりの時間遅れが発生するという問題がある。
このような原因として、ギア5と遊星歯車7にバック
ラッシュがあること,ギア5と遊星歯車7の噛み合わせ
が円滑に行われないこと等が考えられる。
また、ギア5と遊星歯車7の噛み合わせが円滑に行わ
れない理由としては、遊星歯車7の回転方向とバネ11に
よって引っ張られるプレート8の方向が逆になっている
ことが考えられる。
本考案はこのような点に着目してなされたものであ
り、その目的は、ギア5と遊星歯車7の噛み合わせが円
滑に行われるチャート駆動機構を提供することにある。
<課題を解決するための手段> 上記課題を解決する本考案は、 遊星歯車を用いて動力の伝達を行うように構成された
チャート駆動機構において、 上部にはプラテンが回転可能に取り付けられ、該プラ
テンの取り付け軸にはプラテン回転用のギアが固着さ
れ、下部には動力伝達用のギアが回転可能に取り付けら
れて駆動力伝達用のベルトでプラテン回転用のギアと連
結され、レコーダ本体に着脱されるチャートカセット
と、 該チャートカセットの動力伝達用のギアに噛み合う動
力伝達用の遊星歯車とモータに直結され遊星歯車に噛み
合うギアが回転可能に取り付けられ、モータに直結され
たギアを中心にして回転可能にレコーダ本体に取り付け
られる遊星歯車支持プレートと、 前記チャートカセットを所定の位置に装着した状態で
は遊星歯車支持プレートをチャートカセットの動力伝達
用のギアと動力伝達用の遊星歯車とが噛み合う方向に付
勢し、前記チャートカセットを所定の位置から取り外し
た状態では遊星歯車支持プレートをチャートカセットの
受け入れが可能な位置に押し下げるように付勢するバ
ネ、 とで構成されたことを特徴とするものである。
<作用> 本考案のチャート駆動機構を構成する遊星歯車支持プ
レートは、チャートカセットを所定の位置に装着した状
態ではバネによりチャートカセットの動力伝達用のギア
と動力伝達用の遊星歯車とが噛み合う方向に付勢され
る。
これにより、チャートカセットの動力伝達用のギアと
動力伝達用の遊星歯車は円滑に噛み合うことになる。
<実施例> 以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す構成図で
あって、第1図はチャートカセットを所定の位置から取
り外した状態を示し、第2図はチャートカセットを所定
の位置に装着した状態を示したものであり、第3図と同
一の部分には同一の符号を付けて再度の説明は省略す
る。図において、プレート8には対角線方向にスタッド
14,15が設けられていて、一方のスタッド15にねじりコ
イルバネ16の一端が係止されている。該ねじりコイルバ
ネ16の他端はレコーダ本体側に設けられたスタッド17に
係止されている。
このように構成される機構と第3図に示した従来の機
構との異なる点は、動力伝達用のギア5と動力伝達用の
遊星歯車7の位置関係がねじりコイルバネ16により両者
の歯が噛み合う方向に付勢されていることである。
このような機構の動作を説明する。
第1図に示す状態からチャートカセット1を矢印Aの
方向に回転させることにより第2図に示す状態になり、
第2図に示す状態からチャートカセット1を矢印Bの方
向に回転させるとにより第1図に示す状態になる。
すなわち、第1図の状態では、プレート8はチャート
カセット1を挿入できる位置に押し下げる方向にねじり
コイルバネ16により付勢されている。この状態からチャ
ートカセット1を矢印Aの方向に回転させることにより
チャートカセット1に設けられている動力伝達用のギア
5がプレート8に設けられているスタッド14に当たって
プレート8を回転させ、第2図に示すようにギア5と遊
星歯車7が噛み合った状態に落ち着く。この過程で、プ
レート8はねじりコイルバネ16によりギア5と遊星歯車
7の噛み合わせを促す方向に付勢されることから従来よ
りも短時間で円滑に噛み合うことになり、チャートの送
り出しの遅れを低減できる。
一方、第2図の状態からチャートカセット1を矢印B
の方向に回転させて所定の位置から取り外すことにより
ギア5は遊星歯車7を介してプレート8を反時計方向に
回転させ、第1図の状態に落ち着く。
なお、上述実施例ではプレート8をねじりコイルバネ
16で付勢する例を説明したが、例えば板バネでもよい。
<考案の効果> 以上詳細に説明したように、本考案によれば、チャー
トカセットに設けられている動力伝達用のギアとプレー
トに設けられている遊星歯車の噛み合わせが円滑に行わ
れるとになり、チャートの送り出しの遅れを低減できる
チャート駆動機構を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例の構成図、第3図
は従来のチャート駆動機構の一例を示す構成図である。 1……チャートカセット、2……プラテン 4……プラテン回転ギア、5……動力伝達用ギア 6……駆動力伝達ベルト 7……動力伝達用遊星歯車 8……プレート、9……モータ直結ギア 16……ねじりコイルバネ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊星歯車を用いて動力の伝達を行うように
    構成されたチャート駆動機構において、 上部にはプラテンが回転可能に取り付けられ、該プラテ
    ンの取り付け軸にはプラテン回転用のギアが固着され、
    下部には動力伝達用のギアが回転可能に取り付けられて
    駆動力伝達用のベルトでプラテン回転用のギアと連結さ
    れ、レコーダ本体に着脱されるチャートカセットと、 該チャートカセットの動力伝達用のギアに噛み合う動力
    伝達用の遊星歯車とモータに直結され遊星歯車に噛み合
    うギアが回転可能に取り付けられ、モータに直結された
    ギアを中心にして回転可能にレコーダ本体に取り付けら
    れる遊星歯車支持プレートと、 前記チャートカセットを所定の位置に装着した状態では
    遊星歯車支持プレートをチャートカセットの動力伝達用
    のギアと動力伝達用の遊星歯車とが噛み合う方向に付勢
    し、前記チャートカセットを所定の位置から取り外した
    状態では遊星歯車支持プレートをチャートカセットの受
    け入れが可能な位置に押し下げるように付勢するバネ、 とで構成されたことを特徴とするチャート駆動機構。
JP9486890U 1990-09-10 1990-09-10 チャート駆動機構 Expired - Lifetime JP2532379Y2 (ja)

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JP9486890U JP2532379Y2 (ja) 1990-09-10 1990-09-10 チャート駆動機構

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Publication Number Publication Date
JPH0451630U JPH0451630U (ja) 1992-04-30
JP2532379Y2 true JP2532379Y2 (ja) 1997-04-16

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ID=31833138

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