JP2532335Y2 - 木材端部加工装置 - Google Patents
木材端部加工装置Info
- Publication number
- JP2532335Y2 JP2532335Y2 JP1991009978U JP997891U JP2532335Y2 JP 2532335 Y2 JP2532335 Y2 JP 2532335Y2 JP 1991009978 U JP1991009978 U JP 1991009978U JP 997891 U JP997891 U JP 997891U JP 2532335 Y2 JP2532335 Y2 JP 2532335Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- circular saw
- cutter
- stopper
- length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、板材等の被加工材両
端部を所定長さに切断する丸鋸と、板材端部をフィンガ
状に加工して隣り合う板材のフィンガ状の凹部と凸部と
を嵌合して長定尺材に加工したり或いは板材の端部を溝
加工やほぞ加工するためのカッタと、を備えた木材端部
加工装置に関する。
端部を所定長さに切断する丸鋸と、板材端部をフィンガ
状に加工して隣り合う板材のフィンガ状の凹部と凸部と
を嵌合して長定尺材に加工したり或いは板材の端部を溝
加工やほぞ加工するためのカッタと、を備えた木材端部
加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、従来から種々の長さ
を有する板材等の被加工材の両端部をフィンガ状に加工
し、これらフィンガ部の凹部と凸部とを嵌合接着して接
合長材とする加工機械としてフィンガ−ジョインタが知
られている。
を有する板材等の被加工材の両端部をフィンガ状に加工
し、これらフィンガ部の凹部と凸部とを嵌合接着して接
合長材とする加工機械としてフィンガ−ジョインタが知
られている。
【0003】上記するような接合長材を製作するための
フィンガ−ジョインタは、図3及び図4に示すように、
作業者Mが種々の長さを有する短い被加工材Wを機械に
投入して多数並べて設置されたトランスファロ−ル3で
右方向へ送り、予めストッパ4にて右端部を一定位置に
置きつつエンドレスに回転駆動される送材チェ−ン1に
一定間隔で取付けられた送材ドック2で送りつつ横切り
丸鋸5で端部を切断加工し、次いでカッタ7で該被加工
材Wの右端部をフィンガ状に加工し、そして多数並べて
設置されたトランスファロ−ル8’で左方向へ送り、左
端部に設置された丸鋸5で端部を加工し、次にカッタ7
で該被加工材Wの左端部をフィンガ状に加工し、これら
両端部を加工した被加工材Wを嵌合し、所定の長定尺材
に加工する機械である。このように従来のフィンガ−ジ
ョインタは被加工材Wの右端部を加工した後、左側へ移
動させて左端部を加工するようになっているため、素材
がランダムな長さであってもその長さに応じて加工する
ことが可能である。
フィンガ−ジョインタは、図3及び図4に示すように、
作業者Mが種々の長さを有する短い被加工材Wを機械に
投入して多数並べて設置されたトランスファロ−ル3で
右方向へ送り、予めストッパ4にて右端部を一定位置に
置きつつエンドレスに回転駆動される送材チェ−ン1に
一定間隔で取付けられた送材ドック2で送りつつ横切り
丸鋸5で端部を切断加工し、次いでカッタ7で該被加工
材Wの右端部をフィンガ状に加工し、そして多数並べて
設置されたトランスファロ−ル8’で左方向へ送り、左
端部に設置された丸鋸5で端部を加工し、次にカッタ7
で該被加工材Wの左端部をフィンガ状に加工し、これら
両端部を加工した被加工材Wを嵌合し、所定の長定尺材
に加工する機械である。このように従来のフィンガ−ジ
ョインタは被加工材Wの右端部を加工した後、左側へ移
動させて左端部を加工するようになっているため、素材
がランダムな長さであってもその長さに応じて加工する
ことが可能である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記する従来のフィン
ガ−ジョインタは、どちらかと言えば短い種々の長さの
素材の両端を加工する機械である。近年、例えば床材の
場合、種々の長さの素材の両端をランダムな長さのまま
ほぞ加工して接合長材とするものより、図6に示すよう
にフィンガ加工して接合長材としたものの両端部を一定
長さにしてホゾ加工したものの方が施工が容易であり好
まれるようになっている。しかし従来のフィンガ−ジョ
インタは被加工材Wの右端部を加工した後トランスファ
ロ−ル8’で左側へ移動させて左端部を加工するように
なっているため仕上げ長さもランダムである。そのため
建築工事現場ではランダムな接合長材を作業者が、一定
の長さに揃えるため改めて一定長さに切断しなければな
らなず、また、従来のフィンガ−ジョインタでは左右の
丸鋸5,5やカッタ7,7の間隔Z以上の長さの板材を
加工することはできなかった。従って、多数の長い接合
長材を一定長さに切断加工するため別個の切断機械等を
準備しなければならない等の不便さがあった。
ガ−ジョインタは、どちらかと言えば短い種々の長さの
素材の両端を加工する機械である。近年、例えば床材の
場合、種々の長さの素材の両端をランダムな長さのまま
ほぞ加工して接合長材とするものより、図6に示すよう
にフィンガ加工して接合長材としたものの両端部を一定
長さにしてホゾ加工したものの方が施工が容易であり好
まれるようになっている。しかし従来のフィンガ−ジョ
インタは被加工材Wの右端部を加工した後トランスファ
ロ−ル8’で左側へ移動させて左端部を加工するように
なっているため仕上げ長さもランダムである。そのため
建築工事現場ではランダムな接合長材を作業者が、一定
の長さに揃えるため改めて一定長さに切断しなければな
らなず、また、従来のフィンガ−ジョインタでは左右の
丸鋸5,5やカッタ7,7の間隔Z以上の長さの板材を
加工することはできなかった。従って、多数の長い接合
長材を一定長さに切断加工するため別個の切断機械等を
準備しなければならない等の不便さがあった。
【0005】この考案はかかる課題に鑑みてなされたも
のであり、種々の長さを有する接合長材のホゾ加工は勿
論のこと、機械の丸鋸5(カッタ7)と丸鋸5(カッタ
7)の幅Z以上の長さを有する接合長材の両端部をホゾ
加工して一定長さにすることが出来、しかも安価な木材
端部加工装置を提供することを目的とする。
のであり、種々の長さを有する接合長材のホゾ加工は勿
論のこと、機械の丸鋸5(カッタ7)と丸鋸5(カッタ
7)の幅Z以上の長さを有する接合長材の両端部をホゾ
加工して一定長さにすることが出来、しかも安価な木材
端部加工装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、上記する課題を解
決するために、送材用ドックを固定し被加工材を搬送す
るエンドレス回転搬送機構と、前記被加工材の両端部を
別個に前処理加工するため、機械フレ−ムの一方の側に
配置される丸鋸と該丸鋸に続いて配置され該被加工材の
端部を所定形状に加工するカッタと前記エンドレス回転
搬送機構と同速度でエンドレスに回転する押さえ機構
と、該機械フレ−ムの他方の側に配置される丸鋸と該丸
鋸に続いて配置され該被加工材の端部を所定形状に加工
するカッタと前記エンドレス回転搬送機構と同速度でエ
ンドレスに回転する押さえ機構と、を備えた木材端部加
工装置において、前記機械フレ−ムの一方の側に設置さ
れるカッタと他方の側に設置される丸鋸との間に、被加
工材を前記エンドレス回転搬送機構の送材方向に対して
直角方向に移動させる移動機構を配置すると共に、該移
動機構の送材方向に移動及び固定可能とした移動機構を
備えたストッパを、前記機械フレ−ムの一方の側の丸鋸
及びカッタ−よりも外側に配置することを特徴とする。
決するために、送材用ドックを固定し被加工材を搬送す
るエンドレス回転搬送機構と、前記被加工材の両端部を
別個に前処理加工するため、機械フレ−ムの一方の側に
配置される丸鋸と該丸鋸に続いて配置され該被加工材の
端部を所定形状に加工するカッタと前記エンドレス回転
搬送機構と同速度でエンドレスに回転する押さえ機構
と、該機械フレ−ムの他方の側に配置される丸鋸と該丸
鋸に続いて配置され該被加工材の端部を所定形状に加工
するカッタと前記エンドレス回転搬送機構と同速度でエ
ンドレスに回転する押さえ機構と、を備えた木材端部加
工装置において、前記機械フレ−ムの一方の側に設置さ
れるカッタと他方の側に設置される丸鋸との間に、被加
工材を前記エンドレス回転搬送機構の送材方向に対して
直角方向に移動させる移動機構を配置すると共に、該移
動機構の送材方向に移動及び固定可能とした移動機構を
備えたストッパを、前記機械フレ−ムの一方の側の丸鋸
及びカッタ−よりも外側に配置することを特徴とする。
【0007】
【作用】この考案の木材端部加工装置の作用を添付図の
符号を用いて説明する。先ず、作業者により投入された
被加工材Wは、トランスファロ−ル3により右方向に移
動させ、ストッパ4にて停止させる。該被加工材Wは停
止するとエンドレスに回転する送材チェ−ン(エンドレ
ス回転搬送機構)1に取付けて固定され且つ該送材チェ
−ン1と同時に移動する送材用ドック2に押され丸鋸5
方向に移動する。この場合、被加工材Wは送材チェ−ン
1と同速度でエンドレスに回転する木押さえベルト(押
さえ機構)6に押さえられつつ移動する。そして、被加
工材Wは、先ず前記丸鋸5で右端部を切断されて前処理
加工され、そしてカッタ7でフィンガ加工或いはほぞ加
工される。次に、該被加工材Wは送材ドック2にてその
まま搬送されるが、所定位置に来るとトランスファロ−
ル8(この場合、左右に送材可能な移動機構となる)に
より図1の右側に設置された移動機構を備えたストッパ
9まで移動させられ、ここで停止する。即ち、被加工材
Wはほぞ加工された側の端部をストッパ9にて一定位置
に置かれる。この場合、該ストッパ9と丸鋸5との間の
長さLが被加工材Wのほぞ加工される長さであるが、こ
の長さLは、左右の丸鋸5やカッタ7間の長さZよりも
大きく、且つ必要に応じて該ストッパ9を左右に移動さ
せることにより、変更することが可能である。そして該
被加工材Wはそのまま送材チェ−ン1に固定された送材
ドック2に押されつつ移動され、今度は左側に設置され
た左側の木押さえベルト6で押さえられ、丸鋸5で切断
され一定長さLとされた後、カッタ7で左端部がホゾ加
工される。
符号を用いて説明する。先ず、作業者により投入された
被加工材Wは、トランスファロ−ル3により右方向に移
動させ、ストッパ4にて停止させる。該被加工材Wは停
止するとエンドレスに回転する送材チェ−ン(エンドレ
ス回転搬送機構)1に取付けて固定され且つ該送材チェ
−ン1と同時に移動する送材用ドック2に押され丸鋸5
方向に移動する。この場合、被加工材Wは送材チェ−ン
1と同速度でエンドレスに回転する木押さえベルト(押
さえ機構)6に押さえられつつ移動する。そして、被加
工材Wは、先ず前記丸鋸5で右端部を切断されて前処理
加工され、そしてカッタ7でフィンガ加工或いはほぞ加
工される。次に、該被加工材Wは送材ドック2にてその
まま搬送されるが、所定位置に来るとトランスファロ−
ル8(この場合、左右に送材可能な移動機構となる)に
より図1の右側に設置された移動機構を備えたストッパ
9まで移動させられ、ここで停止する。即ち、被加工材
Wはほぞ加工された側の端部をストッパ9にて一定位置
に置かれる。この場合、該ストッパ9と丸鋸5との間の
長さLが被加工材Wのほぞ加工される長さであるが、こ
の長さLは、左右の丸鋸5やカッタ7間の長さZよりも
大きく、且つ必要に応じて該ストッパ9を左右に移動さ
せることにより、変更することが可能である。そして該
被加工材Wはそのまま送材チェ−ン1に固定された送材
ドック2に押されつつ移動され、今度は左側に設置され
た左側の木押さえベルト6で押さえられ、丸鋸5で切断
され一定長さLとされた後、カッタ7で左端部がホゾ加
工される。
【0008】
【実施例】以下、この考案の具体的実施例について図面
を参照して説明する。図1はこの考案の木材端部加工装
置の平面図、図2は図1のP矢視方向側面図である。こ
れらの図において、エンドレス回転する送材チェ−ン1
(かなり頑丈に作られる)には一定間隔で送材ドック2
が固定され、被加工材W(接合長材)を強制的に移動さ
せるようにしてある。被加工材Wの投入部には、先ず被
加工材Wを右側に移動させるためトランスファロ−ル3
が多数並べて配置され、右方に移動した被加工材Wはス
トッパ4で停止させる。この木材端部加工装置の機械フ
レ−ムの一方の側(右端側)には、被加工材Wの右端部
を切断加工する丸鋸5と、前記送材チェ−ン1と同速度
でエンドレス回転し且つ被加工材を押さえる木押さえベ
ルト6と、切断加工された端部をフィンガ加工するカッ
タ7と、が配置され、また、該機械フレ−ムの他方の側
(左側)には、被加工材Wの左端部を切断加工する丸鋸
5と、前記送材チェ−ン1と同速度でエンドレス回転し
且つ被加工材を押さえる木押さえベルト6と、切断加工
された端部をフィンガ加工するカッタ7と、が配置され
ている。
を参照して説明する。図1はこの考案の木材端部加工装
置の平面図、図2は図1のP矢視方向側面図である。こ
れらの図において、エンドレス回転する送材チェ−ン1
(かなり頑丈に作られる)には一定間隔で送材ドック2
が固定され、被加工材W(接合長材)を強制的に移動さ
せるようにしてある。被加工材Wの投入部には、先ず被
加工材Wを右側に移動させるためトランスファロ−ル3
が多数並べて配置され、右方に移動した被加工材Wはス
トッパ4で停止させる。この木材端部加工装置の機械フ
レ−ムの一方の側(右端側)には、被加工材Wの右端部
を切断加工する丸鋸5と、前記送材チェ−ン1と同速度
でエンドレス回転し且つ被加工材を押さえる木押さえベ
ルト6と、切断加工された端部をフィンガ加工するカッ
タ7と、が配置され、また、該機械フレ−ムの他方の側
(左側)には、被加工材Wの左端部を切断加工する丸鋸
5と、前記送材チェ−ン1と同速度でエンドレス回転し
且つ被加工材を押さえる木押さえベルト6と、切断加工
された端部をフィンガ加工するカッタ7と、が配置され
ている。
【0009】また、8は前記右側に配置したカッタ7
と、左側に配置した丸鋸5との間の機械中央部に多数並
べて配置されたトランスファロ−ルであり、前記送材チ
ェ−ン1の移動方向に対して直角方向に被加工材Wを移
送させることが出来るようにしてある。該トランスファ
ロ−ル8は往復回転駆動機構(図示せず)により送材チ
ェ−ン1の移動方向に対して直角方向である右方向にも
左方向の何れの方向にも送材可能な移動機構である。
と、左側に配置した丸鋸5との間の機械中央部に多数並
べて配置されたトランスファロ−ルであり、前記送材チ
ェ−ン1の移動方向に対して直角方向に被加工材Wを移
送させることが出来るようにしてある。該トランスファ
ロ−ル8は往復回転駆動機構(図示せず)により送材チ
ェ−ン1の移動方向に対して直角方向である右方向にも
左方向の何れの方向にも送材可能な移動機構である。
【0010】次に、9はストッパであって、前記トラン
スファロ−ル8により右方向に移動して来た被加工材W
を一定位置に停止させる役割を有する。該ストッパ9は
前記丸鋸5及びカッタ7よりも外側、即ち、機械フレ−
ムの一方の側に配置した丸鋸5やカッタ7等よりも外側
に位置するように配置してある。該ストッパ9はレ−ル
10の上に設置するが、その設置位置は移動機構により
矢印の如く移動させることが出来るようにしてある。こ
のストッパ9の移動機構としては雄ねじ(ボ−ルねじも
含む)による移動機構、ピニオンとラックによる移動機
構、流体シリンダによる移動機構等を用いることが出来
る。この場合、ストッパ9は必要に応じてセンサとコン
ピュ−タ(図示せず)を利用した駆動装置により自動的
に移動させることが出来る。
スファロ−ル8により右方向に移動して来た被加工材W
を一定位置に停止させる役割を有する。該ストッパ9は
前記丸鋸5及びカッタ7よりも外側、即ち、機械フレ−
ムの一方の側に配置した丸鋸5やカッタ7等よりも外側
に位置するように配置してある。該ストッパ9はレ−ル
10の上に設置するが、その設置位置は移動機構により
矢印の如く移動させることが出来るようにしてある。こ
のストッパ9の移動機構としては雄ねじ(ボ−ルねじも
含む)による移動機構、ピニオンとラックによる移動機
構、流体シリンダによる移動機構等を用いることが出来
る。この場合、ストッパ9は必要に応じてセンサとコン
ピュ−タ(図示せず)を利用した駆動装置により自動的
に移動させることが出来る。
【0011】この考案の木材端部加工装置は以上のよう
な構成から成るが、次に接合長材を長定尺材(一定長
さ)に加工する場合の作用について説明する。先ず、作
業者により投入された被加工材Wは、トランスファロ−
ル3により右方向に移動させ、ストッパ4にて停止させ
る。被加工材Wは停止するとエンドレスに回転する送材
チェ−ン1に取付けて固定され、該送材チェ−ン1と同
時に移動する送材ドック2に押され丸鋸5方向に移動す
る。この場合、被加工材Wは送材チェ−ン1と同速度で
エンドレスに回転する木押さえベルト6に押さえられつ
つ移動する。
な構成から成るが、次に接合長材を長定尺材(一定長
さ)に加工する場合の作用について説明する。先ず、作
業者により投入された被加工材Wは、トランスファロ−
ル3により右方向に移動させ、ストッパ4にて停止させ
る。被加工材Wは停止するとエンドレスに回転する送材
チェ−ン1に取付けて固定され、該送材チェ−ン1と同
時に移動する送材ドック2に押され丸鋸5方向に移動す
る。この場合、被加工材Wは送材チェ−ン1と同速度で
エンドレスに回転する木押さえベルト6に押さえられつ
つ移動する。
【0012】被加工材Wは、先ず前記丸鋸5で右端部を
切断されて前処理加工され、そしてカッタ7でフィンガ
加工或いはほぞ加工される。
切断されて前処理加工され、そしてカッタ7でフィンガ
加工或いはほぞ加工される。
【0013】次に、該被加工材Wは送材ドック2にてそ
のまま搬送されるが、所定位置に来るとトランスファロ
−ル8により前記送材チェ−ン1の移動方向に対して直
角方向、即ち、図1の右側に設置されたストッパ9まで
移動させられ、ここで停止する。そして該被加工材Wは
ほぞ加工された側の端部をストッパ9にて一定位置に置
かれる。この場合、該ストッパ9と左側に設置された丸
鋸5(図1参照)との長さLが被加工材Wのほぞ加工さ
れる長さであるが、この長さLは、右側の丸鋸5或いは
カッタ7と左側の丸鋸5やカッタ7との幅Z(図3参
照)よりも大きく、且つ必要に応じて該ストッパ9を左
右に移動させることにより、変更することが可能であ
る。そして該被加工材Wはそのまま送材チェ−ン1に固
定された送材ドック2に押されつつ移送され、前記送材
チェ−ン1と同様にエンドレスに回転する左側に設置さ
れた木押さえベルト6で押さえられ、装置の左側に配置
された丸鋸5で切断され一定長さLとされた後、同様に
左側に配置されたカッタ7で左端部がほぞ加工されるこ
とになる。
のまま搬送されるが、所定位置に来るとトランスファロ
−ル8により前記送材チェ−ン1の移動方向に対して直
角方向、即ち、図1の右側に設置されたストッパ9まで
移動させられ、ここで停止する。そして該被加工材Wは
ほぞ加工された側の端部をストッパ9にて一定位置に置
かれる。この場合、該ストッパ9と左側に設置された丸
鋸5(図1参照)との長さLが被加工材Wのほぞ加工さ
れる長さであるが、この長さLは、右側の丸鋸5或いは
カッタ7と左側の丸鋸5やカッタ7との幅Z(図3参
照)よりも大きく、且つ必要に応じて該ストッパ9を左
右に移動させることにより、変更することが可能であ
る。そして該被加工材Wはそのまま送材チェ−ン1に固
定された送材ドック2に押されつつ移送され、前記送材
チェ−ン1と同様にエンドレスに回転する左側に設置さ
れた木押さえベルト6で押さえられ、装置の左側に配置
された丸鋸5で切断され一定長さLとされた後、同様に
左側に配置されたカッタ7で左端部がほぞ加工されるこ
とになる。
【0014】
【考案の効果】この考案の木材端部加工装置は以上詳述
したような構成としたので、従来の種々のランダムな短
い被加工材だけでなく、機械の両側に設置される丸鋸や
カッタ等の幅(図3のZ)以上の長さを有する接合長材
でも一定長さに加工することが出来る。実際には加工装
置の幅の1.5倍位は加工することが可能である。
したような構成としたので、従来の種々のランダムな短
い被加工材だけでなく、機械の両側に設置される丸鋸や
カッタ等の幅(図3のZ)以上の長さを有する接合長材
でも一定長さに加工することが出来る。実際には加工装
置の幅の1.5倍位は加工することが可能である。
【0015】また、従来ならランダムな長さの接合長材
の端部を一定長さに加工する場合、別個の機械を必要と
したが、この考案の木材端部加工装置はそのような別の
機械を必要とせず比較的安価に製作することが出来る。
の端部を一定長さに加工する場合、別個の機械を必要と
したが、この考案の木材端部加工装置はそのような別の
機械を必要とせず比較的安価に製作することが出来る。
【図1】この考案の木材端部加工装置の平面図である。
【図2】図1のP矢視方向側面図である。
【図3】従来のフインガ−ジョインタの概要平面図であ
る。
る。
【図4】従来のフインガ−ジョインタの概要斜視図であ
る。
る。
【図5】フインガ−加工され接合長材とされた被加工材
Wの斜視図である。
Wの斜視図である。
【図6】フィンガ−接合され、端部をホゾ加工された接
合長材の斜視図である。
合長材の斜視図である。
1 送材チェ−ン 2 送材ドック 3、8’ トランスファロ−ル 8 トランスファロ−ル(送材可能な移動機構) 4 ストッパ 5 丸鋸 6 木押さえベルト 7 カッタ 9 ストッパ 10 レ−ル
Claims (1)
- 【請求項1】 送材用ドックを固定し被加工材を搬送す
るエンドレス回転搬送機構と、前記被加工材の両端部を
別個に前処理加工するため、機械フレ−ムの一方の側に
配置される丸鋸と該丸鋸に続いて配置され該被加工材の
端部を所定形状に加工するカッタと前記エンドレス回転
搬送機構と同速度でエンドレスに回転する押さえ機構
と、該機械フレ−ムの他方の側に配置される丸鋸と該丸
鋸に続いて配置され該被加工材の端部を所定形状に加工
するカッタと前記エンドレス回転搬送機構と同速度でエ
ンドレスに回転する押さえ機構と、を備えた木材端部加
工装置において、 前記機械フレ−ムの一方の側に設置されるカッタと他方
の側に設置される丸鋸との間に、被加工材を前記エンド
レス回転搬送機構の送材方向に対して直角方向に移動さ
せる移動機構を設置すると共に、該移動機構の送材方向
に移動及び固定可能とした移動機構を備えたストッパ
を、前記機械フレ−ムの一方の側の丸鋸及びカッタ−よ
りも外側に配置することを特徴とする木材端部加工装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991009978U JP2532335Y2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 木材端部加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991009978U JP2532335Y2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 木材端部加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04100804U JPH04100804U (ja) | 1992-09-01 |
JP2532335Y2 true JP2532335Y2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=31742883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991009978U Expired - Lifetime JP2532335Y2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 木材端部加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532335Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60203768A (ja) * | 1984-03-29 | 1985-10-15 | 丸玉産業株式会社 | 床材及びその製造方法 |
JPS60166505U (ja) * | 1984-04-12 | 1985-11-05 | 株式会社 平安鉄工所 | 加工機の吸着テ−ブルにおける被加工物位置決め装置 |
JPS60248311A (ja) * | 1984-05-24 | 1985-12-09 | 庄内 七蔵 | フインガ−ジヨイント加工におけるクランプ機構 |
-
1991
- 1991-02-01 JP JP1991009978U patent/JP2532335Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04100804U (ja) | 1992-09-01 |
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