JP2531532Y2 - レーザ走査装置の多面鏡装置 - Google Patents

レーザ走査装置の多面鏡装置

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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、レーザ光を反射して感光体上に露光走査さ
せるレーザ走査装置の多面鏡装置に関し、レーザプリン
タ、スキヤニング装置に利用される。
〈従来技術〉 一般に、この種のレーザ走査装置を使用するレーザプ
リンタは、第4図の如く構成される。
第4図はレーザプリンタの走査光学系を示す斜視図
で、レーザ光を発生せしめる半導体レーザ発振器1と、
該発振器1をオンオフ制御するスキヤナコントロール2
と、前記レーザ発振器1からのレーザ光を平行光線とす
るためのコリメータレンズ3と、該コリメータレンズ3
からの平行光線を回転位置に応じて反射させる多面鏡装
置4と、該多面鏡装置4により反射した平行光線を感光
体5上に微少なスポツトとなるよう集束するf・θレン
ズ6とを具えている。
上記において、多面鏡装置4の多面体7を駆動モータ
8により高速回転することにより、レーザ光Aは多面体
7の位置に応じて反射方向を変え、感光体5の長さ方向
に走査される。そして、半導体レーザ発振器1を変調す
ることにより感光体5に所望の潜像を形成し、以後の電
子写真プロセスにより印字用紙9に記録される。
なお、図中10はチヤージヤ、11は水平同期センサであ
る。
ところで、従来の多面体7は、ガラス製またはアルミ
ニウム製で鏡面切削により作成されていた。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、上記多面鏡装置4の鏡面同志の接合部にレー
ザ光が当たつた場合、その接合部形状に対応した乱反射
光が発生し不必要なレーザビームが生じる。
そこで、本考案は、上記課題に鑑み、接合部での乱反
射がなくなり不必要なレーザ光が生じないレーザ走査装
置の多面鏡装置の提供を目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案による課題解決手段は、第1図ないし第3図の
如く、中心軸12周りに回転可能とされレーザ光を反射し
て感光体上に露光走査させる多面体7と、該多面体7を
中心軸12周りに回転駆動させる駆動モータ8とを具えた
レーザ走査装置の多面鏡装置において、前記多面体7
は、コア13と、該コア13の外周に合成樹脂により形成さ
れ外周面が多角平面14〜19とされた外周環20と、該外周
環20の多角平面14〜19に被覆形成された鏡面膜21〜26と
から成り、該鏡面膜21〜26は外周環20の多角平面14〜19
同志の接合部27〜32を除いて配され、該接合部27〜32は
前記外周環20の外周面が露出した合成樹脂面とされたも
のである。
〈作用〉 上記課題解決手段において、多面体7は中心軸12周り
に回転するため、レーザ光は多角平面14〜19同志の接合
部27〜32へも入射する。
このとき、接合部27〜32を除いて鏡面膜21〜26を配し
ており、接合部27〜32では合成樹脂が露出することにな
る。これにより、接合部27〜32に入射したレーザ光は、
合成樹脂面に入射するので、このレーザ光は殆ど反射さ
れることはない。
したがつて、接合部27〜32がどのような形状になつて
いたとしても不要な乱反射が生じず、不要なレーザ光は
発生しない。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第3図に基づ
いて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すレーザ走査装置の多
面鏡装置の多面体の斜視図、第2図は同じくその多面鏡
装置の正面図、第3図は同じくその多面体の平面図であ
る。なお、第4図に示した従来技術と同一機能部品につ
いては同一符号を付している。
図示の如く、本実施例の多面鏡装置のレーザ走査装置
は、中心軸12周りに回転可能とされレーザ光を反射して
感光体5上に露光走査させる多面体7と、該多面体7を
中心軸12周りに回転駆動する駆動モータ8とを具えてい
る。
そして、前記多面体7は、円形の金属製コア13と、該
コア13の外周に合成樹脂により形成され外周面が多角平
面14〜19とされた外周環20と、該外周環20の多角平面14
〜19に形成された金属製鏡面膜21〜26とから成り、該鏡
面膜21〜26は外周環20の多角平面14〜19同志の接合部27
〜32を除いて配され、該接合部27〜32が合成樹脂面とさ
れたものである。
前記コア13は、第1,2図の如く、その中心に駆動モー
タ8の中心軸12が固定されている。
前記外周環20は、その内面が円形に形成され、外面が
平面視六角形に形成されている。該外周環20の多角平面
14〜19は、第1〜3図の如く、成形後にアルミニウム蒸
着により鏡面膜21〜26が形成されて鏡面とされている。
このアルミニウム蒸着を行う場合、多角平面14と多角
平面15との接合部27近辺はマスキングされ、この部分に
はアルミニウムは蒸着されない。同様に、多角平面15と
多角平面16との接合部28、多角平面16と多角平面17との
接合部29、多角平面17と多角平面18との接合部30、多角
平面18と多角平面19との接合部31、多角平面19と多角平
面14との接合部32の近辺もそれぞれマスクキングされ、
アルミニウムは蒸着されない。なお、接合部27〜32のマ
スキングされる面積は、各多角平面14〜19の面積の10%
以下とするのが好ましい。
上記の如く構成された多面体7は、第4図に示したレ
ーザ走査装置に組み込まれる。そして、半導体レーザ発
振器1より出るレーザ光は、コリメータレンズ3により
集光され平行ビームとなる。平行ビームとなつたレーザ
光は、駆動モータ8により回転されている多面体7の多
角平面14〜19により反射されf・θレンズ6を通り感光
体5の表面に集光される。
このとき、多面体7は駆動モータ8により中心軸12周
りに回転するため、レーザ光は多角平面14〜19同志の接
合部27〜32へも入射するが、接合部27〜32を除いて鏡面
膜21〜26を配しており(すなわち、接合部27〜32の近辺
はアルミニウム蒸着されていない)、接合部27〜32では
合成樹脂が露出することになる。これにより、レーザ光
は合成樹脂面に入射するので、接合部27〜32に入射した
レーザ光は殆ど反射されることはない。
したがつて、接合部27〜32がどのような形状になつて
いたとしても不要な乱反射が生じず、不要なレーザ光は
発生しない。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるものではな
く、本考案の範囲内で上記実施例に多くの修正および変
更を加え得ることは勿論である。
例えば、中央コア13は上記実施例の如き円形に限ら
ず、多角形であつてもよい。
また、鏡面膜21〜26はアルミニウムを使用するばかり
でなく、他の金属を使用して形成してもよく、さらに蒸
着による方法以外でも鏡面膜21〜26を形成することがで
きる。
〈考案の効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案によると、鏡面
膜を外周環の多角平面同志の接合部を除いて配し、接合
部を外周環の外周面が露出した合成樹脂面としているの
で、多面体が中心軸周りに回転してレーザ光が多角平面
同志の接合部へ入射しても、このレーザ光は合成樹脂面
に入射することになり、殆ど反射されることはない。
したがつて、接合部がどのような形状になつていたと
しても不要な乱反射が生じず、不要なレーザ光は発生し
ない。しかも、接合部の素地の合成樹脂が露出した反射
防止領域は鏡面膜の形成に合わせて形成され、別途に部
材を設けることなく簡単な構造で乱反射を防止できると
いつた優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すレーザ走査装置の多面
鏡装置の多面体の斜視図、第2図は同じくその多面鏡装
置の正面図、第3図は同じくその多面体の平面図、第4
図はレーザプリンタの走査光学系を示す斜視図である。 12…中心軸、7…多面体、12…中心軸、8…駆動モー
タ、13…金属製コア、14〜19…多角平面、20…外周環、
21〜26…外周環、27〜32…接合部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心軸周りに回転可能とされレーザ光を反
    射して感光体上に露光走査させる多面体と、該多面体を
    中心軸周りに回転駆動させる駆動モータとを具えたレー
    ザ走査装置の多面鏡装置において、前記多面体は、コア
    と、該コアの外周に合成樹脂により形成され外周面が多
    角平面とされた外周環と、該外周環の多角平面に被覆形
    成された鏡面膜とから成り、該鏡面膜は外周環の多角平
    面同志の接合部を除いて配され、該接合部は前記外周環
    の外周面が露出した合成樹脂面とされたことを特徴とす
    るレーザ走査装置の多面鏡装置。
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