JP2531381B2 - ファクシミリ蓄積交換装置 - Google Patents

ファクシミリ蓄積交換装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ蓄積交換
装置に関し、特に、受信側ファクシミリ端末へファクシ
ミリ情報を送信する際の端末応答確認方式の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、国際電信電話諮問委員会(CCI
TT)勧告の規定するG3ファクシミリ端末(以後、端
にファクシミリ端末と呼ぶ)に対応するファクシミリ蓄
積交換装置において、受信側のファクシミリ端末の応答
確認方式としては、回線の極性反転信号検出、CCIT
T勧告のT.30標準ファクシミリ通信手順におけるフ
ェーズAでの受信端末からのCEDトーン信号検出、あ
るいはフェーズBでのDIS信号検出を行っている。即
ち、従来のファクシミリ蓄積交換装置における各応答確
認方式はそれぞれ、各検出信号を検出することにより、
受信側のファクシミリ端末の応答であると判断して、以
降のファクシミリ通信手順に移行するものである。
【0003】例えば、特開昭63−102464号公報
には、ファクシミリ蓄積交換装置自体の構成ではない
が、受信側ファクシミリ端末に対して発呼した後に、タ
イマを起動させ、応答としてDIS信号等が検出できれ
ば通信手順に移行し、検出できなければSNRM信号等
の特定の信号を送信し、応答としてUA信号等が検出で
きれば特定の通信手順に移行する一方、タイマがタイム
アウトしてもUA信号等が検出できないときには回線を
切断するファクシミリ装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ蓄
積交換装置は、受信側ファクシミリ端末の応答確認方式
を実現するために、特開昭63−102464号公報に
示されているような、極性反転信号の検出回路、CED
トーン信号の検出回路、あるいはDIS信号の検出回路
を各回線対応部毎に備える必要があった。これによっ
て、構成が複雑になり、装置全体として大型化するほ
か、経済性の点でも好ましくないという問題点がある。
また、回線を接続する回線交換機によっては回線の極性
反転信号を有していないものもあり、このような場合に
は、極性反転信号検出による応答確認方式は適用できな
いという問題点もあった。
【0005】本発明の課題は、応答確認のみに使用され
るような信号用の検出回路を各回線対応部毎に備える必
要のない簡素な構成のファクシミリ蓄積交換装置を提供
することである。
【0006】本発明の他の課題は、回線の極性反転信号
を有していない回線交換機にも対応できる簡素な構成の
ファクシミリ蓄積交換装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ファク
シミリ端末の接続された回線交換機に接続され、送信側
ファクシミリ端末からのファクシミリ情報を受信および
蓄積する一方、蓄積したファクシミリ情報をファクシミ
リ通信手順にしたがって受信側ファクシミリ端末へ送信
するファクシミリ蓄積交換装置において、前記送信側フ
ァクシミリ端末による発呼動作が完了する時点から前記
受信側ファクシミリ端末による応答動作が完了すべき時
点までよりも長い計時時間に設定されたタイマを有し、
前記発呼動作の完了によって前記タイマを起動し、前記
計時時間がタイムアウトしたときに前記ファクシミリ通
信手順を開始することを特徴とするファクシミリ蓄積交
換装置が得られる。
【0008】本発明によればまた、前記ファクシミリ通
信手順は、CCITT勧告のT.30標準ファクシミリ
通信手順であり、前記ファクシミリ通信手順中の所定の
工程にて前記受信側ファクシミリ端末からCFR信号が
受信されない場合には、該ファクシミリ通信手順を中断
して呼び状態を切断し、再発呼動作に移行する前記ファ
クシミリ蓄積交換装置が得られる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
よるファクシミリ蓄積交換装置を説明する。
【0010】図1は、本実施例のファクシミリ蓄積交換
装置を含むファクシミリ蓄積交換システムを示すシステ
ム構成図である。
【0011】図1において、ファクシミリ蓄積交換シス
テムは、ファクシミリ蓄積交換装置10と、回線交換機
20と、送信側ファクシミリ端末30と、受信側ファク
シミリ端末40とを有している。尚、通常、回線交換機
には複数(3つ以上でもよい)のファクシミリ端末が接
続され、各ファクシミリ端末はいずれも送受信可能であ
るが、後述する動作説明の便宜上、回線交換機20に
は、送信側ファクシミリ端末30および受信側ファクシ
ミリ端末40のみを接続している。
【0012】ファクシミリ蓄積交換装置10は、回線交
換機20との回線インターフェースを制御する回線対応
回路11と、呼制御および蓄積交換装置全体のシステム
制御を行う中央制御部(CPU)12と、受信したファ
クシミリ情報を蓄積する磁気ディスク等の蓄積部(H
D)13とを有している。回線対回路11は、ファクシ
ミリ通信手順を制御する通信制御部(CCU)111
と、CCU11の制御により発呼/着呼動作を行う網制
御部(NCU)112とを有している。また、CCU1
11は、その動作制御を行うファームウェア内に応答時
間計時ソフトタイマとしてのタイマ111aを有してい
る。タイマ111aは、発呼動作完了時点で起動される
時間t1 が、発呼から受信側ファクシミリ端末40が応
答するまでの一連の動作時間を想定した計時時間T1
なるまでを計時するものである。計時時間T1 は、ファ
クシミリ端末の応答特性やシステム全体の遅延時間等を
考慮して設定することが好ましい。
【0013】ファクシミリ蓄積交換装置10は、回線交
換機20を介して、送信側ファクシミリ端末30および
受信側ファクシミリ端末40と通信する。より具体的に
は、送信側ファクシミリ端末30がファクシミリ蓄積交
換装置10に対して発呼し、回線交換機20により送信
側ファクシミリ端末30とファクシミリ蓄積交換装置1
0とが接続され、受信側ファクシミリ端末40へ送信す
べきファクシミリ情報が送信側ファクシミリ端末30か
らファクシミリ蓄積交換装置10へ送信される。このフ
ァクシミリ情報は、一旦、ファクシミリ蓄積交換装置1
0のHD13に蓄積される。
【0014】この後、ファクシミリ蓄積交換装置10
は、CPU12の制御によって回線対応回路11を発呼
動作制御して、受信側ファクシミリ端末40へ回線交換
機20を介して発呼し、以下に詳しく説明するようにし
て、HD13に蓄積しているファクシミリ情報を受信側
ファクシミリ端末40へ送信する。
【0015】図2は、ファクシミリ蓄積交換装置10の
動作を示すフロー図である。図3は、ファクシミリ蓄積
交換装置10を含むファクシミリ蓄積交換システムの動
作を示すシーケンス図である。
【0016】図3において、図中左側列はファクシミリ
蓄積交換装置10の動作を示しており、そのステップ番
号は図2に対応している。図3から明らかなように、フ
ァクシミリ蓄積交換装置10を含むファクシミリ蓄積交
換システムでは、基本的にCCITT勧告のT.30標
準ファクシミリ通信手順をとっていることがわかる。
【0017】以下、図2、ならびに必要に応じて図1お
よび図3をも併せ参照して、ファクシミリ蓄積交換装置
10から受信側ファクシミリ端末40への発呼動作以降
の動作について説明する。
【0018】いま、ファクシミリ蓄積交換装置10は、
ステップS1にて受信側ファクシミリ端末40に対して
発呼動作を開始する。ステップS2にて発呼動作が完了
して呼状態に入ると、ステップS3にてタイマ111a
を起動する(t1 =0)。ステップS4にてタイマ11
1aがタイムアウト(t1 =T1 )すると、ステップS
5にてCCU111は受信側ファクシミリ端末40が応
答したとみなし、T.30標準ファクシミリ通信手順を
開始する。即ち、図2に示すように、DCS信号送出以
降の動作に移行する。
【0019】ステップS6にてT.30標準ファクシミ
リ通信手順におけるTCF信号を出力した後に、ステッ
プS7にて受信側ファクシミリ端末40からのCFR信
号を監視し、CFR信号が受信されなければ後述するス
テップS9以降の再発呼動作へ移行する。一方、CFR
信号が受信されればこれに続くT.30標準ファクシミ
リ通信手順の工程を行い、ステップS8にてHD13に
蓄積していたファクシミリ情報を受信側ファクシミリ端
末30へ送信することを含め、T.30標準ファクシミ
リ通信手順の全工程が正常終了すると、以上説明した動
作を終了する。
【0020】ステップS9にて、CCU11は、受信側
ファクシミリ端末40が通信中であると判断して、T.
30標準ファクシミリ通信手順の中断、呼状態の切断を
行う。ステップS10にて再発呼は初めてか否か(再発
呼回数n=0か否か)を検出する。検出の結果、初めて
であればステップS11にて再発呼回数nを1に設定す
る一方、初めてでなければステップS12にて再発呼回
数nに1を加算する。
【0021】いずれかの後、ステップS13にて予め設
定した回数N(n=N)だけ再発呼したか否かを検出す
る。回数Nに達していなければステップS14へ移行す
る。一方、回数Nに達していればステップS16にて送
信側ファクシミリ端末30へ不達メッセージをファクシ
ミリ画像等で送信し、その旨を通知する。
【0022】ステップS14にて、CCU11は、再発
呼用の時間t2 を計時する再発呼タイマを起動する(t
2 =0)。ステップS15にて再発呼タイマの時間t2
が所定の時間T2 経過、即ち、タイムアウト(t2 =T
2 )すると、ステップS1以降へ移行し、再発呼動作を
初めの発呼動作と同様に行う。以後、ステップS7にて
CFR信号が受信されない場合には、所定の時間T2
きに所定の回数N回だけ再発呼を行う。
【0023】
【発明の効果】本発明によるファクシミリ蓄積交換装置
は、送信側ファクシミリ端末による発呼動作が完了する
時点から受信側ファクシミリ端末による応答動作が完了
すべき時点までよりも長い計時時間に設定されたタイマ
を有し、発呼動作の完了によってタイマを起動し、計時
時間がタイムアウトしたときにファクシミリ通信手順を
開始するため、応答確認のみに使用される信号用の検出
回路を各回線対応部毎に備えていない簡素な構成であ
り、装置全体として小型である。
【0024】また、極性反転信号の検出が不要であるた
め、回線の極性反転信号を有していない回線交換機にも
対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるファクシミリ蓄積交換
装置を含むファクシミリ蓄積交換システムを示すシステ
ム構成図である。
【図2】図1に示すファクシミリ蓄積交換装置の動作を
説明するためのフロー図である。
【図3】図1に示すファクシミリ蓄積交換システムの動
作を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
10 ファクシミリ蓄積交換装置 11 回線対応回路 12 制御部(CPU) 13 蓄積部(HD) 20 回線交換機 30 送信側ファクシミリ端末 40 受信側ファクシミリ端末 111 通信制御部(CCU) 111a タイマ 112 網制御部(NCU)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ端末の接続された回線交換
    機に接続され、送信側ファクシミリ端末からのファクシ
    ミリ情報を受信および蓄積する一方、蓄積したファクシ
    ミリ情報をファクシミリ通信手順にしたがって受信側フ
    ァクシミリ端末へ送信するファクシミリ蓄積交換装置に
    おいて、前記送信側ファクシミリ端末による発呼動作が
    完了する時点から前記受信側ファクシミリ端末による応
    答動作が完了すべき時点までよりも長い計時時間に設定
    されたタイマを有し、前記発呼動作の完了によって前記
    タイマを起動し、前記計時時間がタイムアウトしたとき
    に前記ファクシミリ通信手順を開始することを特徴とす
    るファクシミリ蓄積交換装置。
  2. 【請求項2】 前記ファクシミリ通信手順は、国際電信
    電話諮問委員会勧告のT.30標準ファクシミリ通信手
    順であり、前記ファクシミリ通信手順中の所定の工程に
    て前記受信側ファクシミリ端末からCFR信号が受信さ
    れない場合には、該ファクシミリ通信手順を中断して呼
    び状態を切断し、再発呼動作に移行する請求項1記載の
    ファクシミリ蓄積交換装置。
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