JP2531314B2 - シフトフォ―クのハンドル装置 - Google Patents

シフトフォ―クのハンドル装置

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JP2531314B2
JP2531314B2 JP3173724A JP17372491A JP2531314B2 JP 2531314 B2 JP2531314 B2 JP 2531314B2 JP 3173724 A JP3173724 A JP 3173724A JP 17372491 A JP17372491 A JP 17372491A JP 2531314 B2 JP2531314 B2 JP 2531314B2
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handle
shift
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fork
shift screw
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暁 坂本
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフトのアタ
ッチメントの1つとして知られる、フォーク間隔の調整
可能なシフトフォークに係り、詳しくはフォーク移動の
ためにシフトスクリュを手動回転操作するハンドル装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フォークリフトのシフトフォー
クは、シフトスクリュの端部に取り付けたアーム式ハン
ドルを手動回転操作することにより、該シフトスクリュ
に螺合されたシフタを有する左右一対のフォークをフイ
ンガーバーに沿って同時に横移動させてフォーク間隔を
調整するようになっている。なお、大型車の場合にあっ
ては、シフトスクリュを左右に分割し、左右のフォーク
を単独に移動操作できるようにしたものもある。ところ
で、前記シフトスクリュに取り付けられたハンドルは、
そのままではバックレストの側方へ大きく突出して走行
時の邪魔になる。そのため、一般にはハンドルを着脱式
とし、フォーク移動後は、ハンドルをシフトスクリュか
ら外して所定の保管場所に格納するようにしている。こ
のような例としては、たとえば特公平3−4479号公
報を挙げることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来方式では、フォークの移動毎にハンドルを脱着す
るという煩わしい作業を必要とするものであり、また格
納のための場所を特別に確保する必要があることに加
え、格納の仕方によってはハンドルが脱落して紛失する
可能性もある。
【0004】そこで本発明は、上述の問題に鑑み、ハン
ドルを折り畳み式とすることでシフトスクリュに装着し
たままで格納できるようにしたシフトフォークのハンド
ル装置を提供することを、解決すべき技術的課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成したものである。すなわ
ち、フインガーバーのサイドプレートに回転可能に横架
されたシフトスクリュを回転させることによりフォーク
をフインガーバーに沿って移動させるようにしたシフト
フォークのハンドル装置であって、前記シフトスクリュ
の軸端部に対してアーム式ハンドルの取付軸部を同芯状
に整合した状態でピンにより軸芯方向と直交する方向に
折り畳み可能に連結し、前記ハンドルの取付軸部外周に
は筒状のスライドカイドを摺動可能に嵌合して該スライ
ドガイドの先端部を前記シフトスクリュの軸端部外周に
嵌合することでハンドルの取付軸部をスクリュシャフト
の軸端部に対して同芯状に保持可能となすとともに、前
記スライドガイドをスプリングにより常にシフトスクリ
ュの軸端部に嵌合させる向きに付勢し、また前記サイド
プレートには折り畳み姿勢のハンドルを保持するハンド
ル保持具を設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】上述のように構成された本発明にあっては、フ
ォーク移動時には、ハンドルをハンドル保持具から外し
てからその取付軸部がシフトスクリュと同一軸線上に整
合するよう回動すれば、常にスプリングにて付勢されて
いる筒状のスライドガイドがシフトスクリュの軸端部に
摺動嵌合される。このことによって、ハンドルはシフト
スクリュに対して一体化されるため、かかる状態でハン
ドルを操作してシフトスクリュを回転することにより、
フォークを移動させることができる。一方、フォーク移
動後は、スライドガイドをスプリングに抗して摺動させ
てシフトスクリュの軸端部から離脱したのち、ハンドル
をピン回りに回動させて折り畳むとともにハンドル保持
具に係止することにより、該ハンドルをフインガーバー
のサイドプレートの側面に格納保持することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。フォークリフトのシフトフォークを示す
図4において、図示省略のマストに沿って上下動される
リフトブラケットの前面に固着された上下一対のフイン
ガーバー1には、左右一対のフォーク3が横移動可能に
掛留されている。上下のフインガーバー1間には、シフ
トスクリュ4が水平に配置され、該シフトスクリュ4の
両端部は、上下のフインガーバー1の両端部に固着され
たサイドプレート2に回転可能に支持されている。本実
施例におけるシフトスクリュ4は、中央部を境にして右
ネジと左ネジになっており、それに前記左右のフォーク
3の背面に取り付けられたシフタ5が螺合されている。
従って、シフトスクリュ4が回転されれば、左右のフォ
ーク3は、互いに隔離又は接近する向きに移動してその
間隔が調整される。荷崩れ防止用として設けられるバッ
クレスト6は、その左右の各端部が断面アングル状に形
成されており、そのアングル部6aの側面部が前記フイ
ンガーバー1のサイドプレート2に外側から突き当てた
状態で複数のボルト7によって固着されている。
【0008】次に、前記シフトスクリュ4の一方の軸端
部に装着されるハンドル装置について図1〜図3を主体
にして説明する。シフトスクリュ4の両軸部は、前記サ
イドプレート2にブッシュ8を介して回転可能に支持さ
れており、少なくとも一方の軸部が円形の小径軸部とし
てブッシュ8から外方へ必要最小限の長さで突出される
とともに、その軸端部4aにハンドル取付用の二股部が
形成されている。
【0009】しかして、シフトスクリュ操作用のハンド
ル9は、ハンドルアーム10の一端には円形の取付軸部
11を備え、ハンドルアーム10の他端にはグリップ1
2を備えた全体形状が略Z形をなすアーム式であり、取
付軸部11の先端部に形成した突起部が前記シフトスク
リュ4の軸端部4aの二股部に嵌入した状態でピン13
により軸芯方向と直交する方向に回動可能に取り付けら
れている。すなわち、ハンドル9は、その取付軸部11
がシフトスクリュ4の軸端部4aに対して同芯的に整合
した状態で折り畳み(屈折)可能に連結されている。
【0010】この場合において、ハンドル9の取付軸部
11は、シフトスクリュ4と同一軸線上に整合したとき
は、図1に示す如く、前記バックレスト6の側端面より
も若干外側へ突出する程度の長さに設定されている。ま
た、ピン13による連結に関しては、ピン13の方向と
ハンドル9のハンドルアーム10の方向とが平行になる
ように設定されている。
【0011】また、取付軸部11の外周には、円筒状の
スライドガイド14が軸方向に摺動可能に嵌合されてお
り、このスライドガイド14は、図1に示す如く、その
先端部をシフトスクリュ4の軸端部4a外周に嵌合する
ことによってハンドル9の取付軸部11の屈折を阻止
し、シフトスクリュ4とハンドル9とを径方向に関して
一体化するようになっている。なお、スライドガイド1
4は、取付軸部11に形成された小径部の外周面と、ス
ライドガイド14に形成された大径筒孔の内周面との間
に介在されたスプリング15により、常にシフトスクリ
ュ4の軸端部4a側に向けて付勢されており、このこと
により、嵌合姿勢の安定化が図られている。
【0012】また、シフトスクリュ4の軸端部4aの下
方において、前記フインガーバー1のサイドプレート2
には、ハンドル9を格納保持するための、側方を受け口
として開口するバネクリップからなるハンドル保持具1
6が設けられており、これにハンドル9のハンドルアー
ム10が嵌め外し可能となっている。
【0013】本実施例のハンドル装置は、上述のように
構成したものであり、フォーク3の移動時には、まず格
納位置にあるハンドル9をハンドル保持具16から外し
てからピン13回りに回動させる。そして、取付軸部1
1の軸線をシフトスクリュ4の軸端部4aの軸線に整合
すれば、スライドガイド14がスプリング15の押圧力
により軸端部4a側に摺動され該軸端部4aの外周に嵌
合する。このことにより、ハンドル9は図1に示す如く
シフトスクリュ4に対して一体化される。従って、この
状態でハンドル9を回転操作してシフトスクリュ4を回
転することによりフォーク3をフインガーバー1に沿っ
て移動させ、その間隔を調整することができる。この場
合において、スライドガイド14はスプリング15によ
りシフトスクリュ4の軸端部4aに押し付けられている
ため、回転操作中の不測の離脱が回避される。
【0014】なお、このフォーク1の移動操作は、格納
時のことを考慮してピン13が水平状態となる位置、つ
まりハンドル9が下向きに屈折でき、かつハンドルアー
ム10が後方となる位置で終了するように調整すること
が望ましい。一般にシフトスクリュ4のネジピッチは、
それほど大きなものではないため、上記のような位置調
整操作がフォーク間隔の設定に関して実害をもたらすこ
とはない。
【0015】そして、フォーク移動後は、まず、スライ
ドガイド14をスプリング15に抗して後退させ、シフ
トスクリュ4の軸端部4aから離脱する。つづいて、ハ
ンドル9の取付軸部11をピン13回りに下方へ回動し
て屈折すれば、図2及び図3に示す如く、ハンドルアー
ム10がハンドル保持具16に嵌入される。この状態で
は、ハンドル9の取付軸部11は、サイドプレート2の
側面に沿って垂下し、ハンドルアーム10は後方へ水平
状に突出し、グリップ12は、下向きに垂下する。すな
わち、ハンドル9は、サイドプレート2の側面に沿った
形態でかつバックレスト6の側面から突出することなく
バックレスト背面に格納されることになる。この場合、
ハンドルアーム10が後方に突出したとしても、一般に
フインガーバー1の横幅は左右のマスト幅よりも広く設
定されているので、このことが実質的な弊害をもたらす
ことはない。
【0016】なお、本実施例は、一方に右ネジを有し、
他方に左ネジを有する一本のシフトスクリュ4を用いて
左右のフォーク2を同時に移動させる形式に適用した
が、大型車両に見受けられるようなシフトスクリュの左
右分割形式にも適用できることは勿論である。また、本
実施例は、ハンドル9を下向きに屈折して格納保持する
形態で説明したが、上向きに屈折させる形態であっても
差し支えない。
【0017】以上詳述したように、本発明によれば、シ
フトフォークにおけるフォーク移動操作用のアーム式ハ
ンドルを、シフトスクリュに装着したままの状態でサイ
ドプレートの側面に沿うように折り畳んで格納できるた
め、従来のようなフォーク移動作業時毎に必要なハンド
ル脱着作業の煩わしさから解放される。そして、ハンド
ルを保管するための特別の保管用スペースを別途に設け
る必要もなく、ハンドルの紛失事故も回避できる。しか
も本発明では、ハンドルの使用形態では、スライドガイ
ドがスプリングによりシフトスクリュの軸端部に対する
嵌合状態を保持されるので、操作中における不測の離脱
が回避され、安全性の向上に役立つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るハンドル装置の縦断面図
であり、ハンドル使用時を示している。
【図2】ハンドル装置の平断面図であり、ハンドル格納
状態を示している。
【図3】ハンドル装置の一部切断側面図であり、ハンド
ル格納状態を示している。
【図4】シフトフォークの全体正面図である。
【符号の説明】
1…フインガーバー 2…サイドプレー
ト 3…フォーク 4…シフトスクリ
ュ 4a…軸端部 6…バックレスト 9…ハンドル 10…ハンドルア
ーム 11…取付軸部 13…ピン 14…スライドガイド 15…スプリング 16…ハンドル保持具

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フインガーバーのサイドプレートに回転
    可能に横架されたシフトスクリュを回転させることによ
    りフォークをフインガーバーに沿って移動させるように
    したシフトフォークのハンドル装置であって、前記シフ
    トスクリュの軸端部に対してアーム式ハンドルの取付軸
    部を同芯状に整合した状態でピンにより軸芯方向と直交
    する方向に折り畳み可能に連結し、前記ハンドルの取付
    軸部外周には筒状のスライドカイドを摺動可能に嵌合し
    て該スライドガイドの先端部を前記シフトスクリュの軸
    端部外周に嵌合することでハンドルの取付軸部をスクリ
    ュシャフトの軸端部に対して同芯状に保持可能となすと
    ともに、前記スライドガイドをスプリングにより常にシ
    フトスクリュの軸端部に嵌合させる向きに付勢し、また
    前記サイドプレートには折り畳み姿勢のハンドルを保持
    するハンドル保持具を設けたシフトフォークのハンドル
    装置。
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CN109019441B (zh) * 2018-08-31 2020-05-15 杨华 一种具有悬臂导向定位机构的叉车
CN114229746B (zh) * 2021-12-30 2023-02-17 江苏海晨物流股份有限公司 一种应用于智能物流系统的物流小车及其使用方法

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