JP2530867Y2 - アーク加工用電源装置 - Google Patents
アーク加工用電源装置Info
- Publication number
- JP2530867Y2 JP2530867Y2 JP1990057660U JP5766090U JP2530867Y2 JP 2530867 Y2 JP2530867 Y2 JP 2530867Y2 JP 1990057660 U JP1990057660 U JP 1990057660U JP 5766090 U JP5766090 U JP 5766090U JP 2530867 Y2 JP2530867 Y2 JP 2530867Y2
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- JP
- Japan
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- operation panel
- power supply
- control circuit
- wiring board
- printed wiring
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- Arc Welding Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、アーク溶接やプラズマアーク切断、溶接な
どアーク加工に用いる電源装置の改良に関するものであ
る。
どアーク加工に用いる電源装置の改良に関するものであ
る。
〈従来の装置〉 アーク加工用電源装置としては、従来第3図に示すよ
うに出力電力を調整するための半導体スイッチング素子
や変圧器リアクトルなどの主構成部品、出力電流検出器
や電圧検出器、冷却用ファンなどの付属機器を収納した
電源装置本体1に電圧計、電流計、表示灯、出力調整用
可変抵抗器やタイマの時限設定用可変抵抗器、切替スイ
ッチなど作業上監視や操作の必要な機器を取付けた操作
パネル2を前面に取付けるとともにこれらの各機器に対
して制御信号を授受するための制御回路が半導体素子や
集積回路などを用いてプリント配線板3を利用して構成
されてシャーシ11にて本体内部に取付けられている。
うに出力電力を調整するための半導体スイッチング素子
や変圧器リアクトルなどの主構成部品、出力電流検出器
や電圧検出器、冷却用ファンなどの付属機器を収納した
電源装置本体1に電圧計、電流計、表示灯、出力調整用
可変抵抗器やタイマの時限設定用可変抵抗器、切替スイ
ッチなど作業上監視や操作の必要な機器を取付けた操作
パネル2を前面に取付けるとともにこれらの各機器に対
して制御信号を授受するための制御回路が半導体素子や
集積回路などを用いてプリント配線板3を利用して構成
されてシャーシ11にて本体内部に取付けられている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記従来装置においては、多数の部品が取付けられた
操作パネルと制御回路との間はビニール被覆電線を用い
て接続しており、これらの配線はその数が多く、配線作
業を本体に組込んだ状態で行う必要があることから頻雑
で多くの工数を要して製造原価の上昇を招く。また、配
線が長くなることからアーク加工作業中に発生する強力
な電磁ノイズを拾いやすくなって誤動作する危険性があ
り、これを防止するために厳重なノイズ対策が必要であ
った。さらに、アーク加工はその加工対象が主として鉄
鋼などの金属であることから装置が設置される場所の環
境は電子部品にとっては極めて悪いものであり、鉄粉や
その他の粉塵がプリント板や操作パネルに取付けられた
電子部品にたまりやすく、これが原因となって故障が発
生しやすいものであるが、第3図のような従来装置の構
造では防塵構造とすることが困難であった。
操作パネルと制御回路との間はビニール被覆電線を用い
て接続しており、これらの配線はその数が多く、配線作
業を本体に組込んだ状態で行う必要があることから頻雑
で多くの工数を要して製造原価の上昇を招く。また、配
線が長くなることからアーク加工作業中に発生する強力
な電磁ノイズを拾いやすくなって誤動作する危険性があ
り、これを防止するために厳重なノイズ対策が必要であ
った。さらに、アーク加工はその加工対象が主として鉄
鋼などの金属であることから装置が設置される場所の環
境は電子部品にとっては極めて悪いものであり、鉄粉や
その他の粉塵がプリント板や操作パネルに取付けられた
電子部品にたまりやすく、これが原因となって故障が発
生しやすいものであるが、第3図のような従来装置の構
造では防塵構造とすることが困難であった。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、制御回路のプリント板を操作パネルを一面
とする箱体の中に収納し、操作パネルをこの箱体に組合
わせることによって、操作パネル取付部品と制御回路と
の間の相互配線を完成させるようにして上記従来装置の
問題点を解決したものである。
とする箱体の中に収納し、操作パネルをこの箱体に組合
わせることによって、操作パネル取付部品と制御回路と
の間の相互配線を完成させるようにして上記従来装置の
問題点を解決したものである。
〈実施例〉 第1図に本考案の実施例を一部破断して示す。同図に
おいて4は制御回路用プリント板を収納する箱体であ
り、その一面は開放状態である。また、操作パネル2は
箱体4の開放面に取付けられてその前面を構成してお
り、取付ネジにて箱体4および本体1のケースに取付け
られている。この操作パネル2には出力表示器、表示
灯、可変抵抗器、条件設定スイッチ等が取付けられてい
る。箱体4の中には制御回路用プリント配線板3が取付
けられており、操作パネル2に取付けられた部品とは第
2図に詳細に示すように両プリント板に取付けられたコ
ネクタにて操作パネル2を箱体4に取付けるときにコネ
クタが接合して直接接続される構造となっている。ま
た、プリント配線板3と本体1に収納された他の機器と
の間は箱体4を貫通するコードによって相互に接続され
ている。
おいて4は制御回路用プリント板を収納する箱体であ
り、その一面は開放状態である。また、操作パネル2は
箱体4の開放面に取付けられてその前面を構成してお
り、取付ネジにて箱体4および本体1のケースに取付け
られている。この操作パネル2には出力表示器、表示
灯、可変抵抗器、条件設定スイッチ等が取付けられてい
る。箱体4の中には制御回路用プリント配線板3が取付
けられており、操作パネル2に取付けられた部品とは第
2図に詳細に示すように両プリント板に取付けられたコ
ネクタにて操作パネル2を箱体4に取付けるときにコネ
クタが接合して直接接続される構造となっている。ま
た、プリント配線板3と本体1に収納された他の機器と
の間は箱体4を貫通するコードによって相互に接続され
ている。
同図において、操作パネル2とプリント配線板3とは
それぞれ単体で組立てた後に両者を組合わせ、箱体4に
組込み本体への出力コードの取付を行う。このようにし
て完成した箱体4を本体1に取付けた後に残りの配線を
行う。
それぞれ単体で組立てた後に両者を組合わせ、箱体4に
組込み本体への出力コードの取付を行う。このようにし
て完成した箱体4を本体1に取付けた後に残りの配線を
行う。
第2図は、第1図の実施例を詳細に説明するための図
であり、同図においては操作パネル2と箱体4のみを取
り出して示してある。同図において、操作パネル2には
出力表示器としてデイジイタル表示器2a、条件設定のた
めのテンキースイッチ2bおよび指令用キースイッチ2c、
表示灯2d等が取付けられており、これらは操作パネル2
の裏面に取付けられた操作パネル取付部品用プリント配
線板5にそれぞれ直接または適当なリード線を介して取
付けられ接続が行なわれている。また、制御回路用プリ
ント配線板3と操作パネル取付部品用プリント配線板5
とには、それぞれを相当に接続するために操作パネル2
と箱体4とを組み合わせ取付けたときに対向する位置に
コネクタ3aとコネクタ5aとが設けられている。そして、
この操作パネル2に箱体4を取付けたときに、この操作
パネル取付部品用プリント配線板5のコネクタ5aと対向
する位置に設けられた制御回路用プリント配線板3のコ
ネクタ3aとが接合されて相互の接続が完成する。また制
御回路用プリント配線板3から本体1の他の機器への出
力は箱体4に設けられたコネクタ6a,6bによって導出さ
れるようになっている。
であり、同図においては操作パネル2と箱体4のみを取
り出して示してある。同図において、操作パネル2には
出力表示器としてデイジイタル表示器2a、条件設定のた
めのテンキースイッチ2bおよび指令用キースイッチ2c、
表示灯2d等が取付けられており、これらは操作パネル2
の裏面に取付けられた操作パネル取付部品用プリント配
線板5にそれぞれ直接または適当なリード線を介して取
付けられ接続が行なわれている。また、制御回路用プリ
ント配線板3と操作パネル取付部品用プリント配線板5
とには、それぞれを相当に接続するために操作パネル2
と箱体4とを組み合わせ取付けたときに対向する位置に
コネクタ3aとコネクタ5aとが設けられている。そして、
この操作パネル2に箱体4を取付けたときに、この操作
パネル取付部品用プリント配線板5のコネクタ5aと対向
する位置に設けられた制御回路用プリント配線板3のコ
ネクタ3aとが接合されて相互の接続が完成する。また制
御回路用プリント配線板3から本体1の他の機器への出
力は箱体4に設けられたコネクタ6a,6bによって導出さ
れるようになっている。
さらに、上記の各実施例において箱体4を鉄板を用い
て全閉形の箱とすれば電磁ノイズからの遮弊と防塵がよ
り完全となる。
て全閉形の箱とすれば電磁ノイズからの遮弊と防塵がよ
り完全となる。
〈考案の効果〉 本考案の電源装置は上記の通りであるので、制御回路
の防塵効果が良好となり、また電磁ノイズに対しても影
響をうけにくくなる。また配線数の多い操作パネルと制
御回路との間の配線は両方のプリント板に設けたコネク
タにより、パネルを箱体に取付固定することにより自動
的に完成するので、これらの配線工数が減少するのみな
らず本体とは別にこれらを単体ユニットとして製作でき
ることになり、製作工数を大巾に低減することができ
る。
の防塵効果が良好となり、また電磁ノイズに対しても影
響をうけにくくなる。また配線数の多い操作パネルと制
御回路との間の配線は両方のプリント板に設けたコネク
タにより、パネルを箱体に取付固定することにより自動
的に完成するので、これらの配線工数が減少するのみな
らず本体とは別にこれらを単体ユニットとして製作でき
ることになり、製作工数を大巾に低減することができ
る。
第1図は本考案のアーク加工用電源装置の実施例を示す
図、第2図は本考案の実施例の操作パネルと箱体部分の
みを取り出して示した図、第3図は従来の装置を示す図
である。 1……本体、2……操作パネル、3……制御回路用プリ
ント配線板、4……箱体 5……操作パネル取付部品用プリント配線板、3a,5a…
…コネクタ
図、第2図は本考案の実施例の操作パネルと箱体部分の
みを取り出して示した図、第3図は従来の装置を示す図
である。 1……本体、2……操作パネル、3……制御回路用プリ
ント配線板、4……箱体 5……操作パネル取付部品用プリント配線板、3a,5a…
…コネクタ
Claims (2)
- 【請求項1】半導体スイッチング素子や変圧器などから
なる出力調整機構および冷却機構等の付属機器を収納し
た電源装置本体と、前記電源装置本体を制御するための
信号を発生する制御回路を搭載した制御回路用プリント
配線板と、出力表示器,出力調整用可変抵抗器,条件選
定スイッチなどを取付けた操作パネルと、内部に前記プ
リント配線板を収納し、一面が開放された箱体と、前記
操作パネルに取付けた前記操作パネルの部品相互間を直
接または間接的に配線する操作パネル取付部品用プリン
ト配線板とを有し、前記制御回路用プリント配線板と前
記操作パネル取付部品用プリント配線板とには相互間の
接続のためのコネクタを互いに対向する位置に夫々設
け、前記パネルを前記箱体の前記開放面に取付けること
によって前記コネクタが接合して前記両プリント配線板
相互間の接続が完成する構造とするとともに前記箱体を
前記電源装置本体に収納したアーク加工用電源装置。 - 【請求項2】前記制御回路用プリント配線板を収納する
箱体は前記操作パネルに取付け状態で防塵構造とした請
求項1に記載のアーク加工用電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990057660U JP2530867Y2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | アーク加工用電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990057660U JP2530867Y2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | アーク加工用電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0417362U JPH0417362U (ja) | 1992-02-13 |
JP2530867Y2 true JP2530867Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=31582572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990057660U Expired - Lifetime JP2530867Y2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | アーク加工用電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2530867Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4536420B2 (ja) * | 2004-05-19 | 2010-09-01 | 株式会社三社電機製作所 | 溶接機用電源装置における操作表示装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5721477U (ja) * | 1980-07-07 | 1982-02-03 | ||
JPS5977566U (ja) * | 1982-11-11 | 1984-05-25 | 三菱電機株式会社 | ア−ク溶接電源装置 |
-
1990
- 1990-05-30 JP JP1990057660U patent/JP2530867Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0417362U (ja) | 1992-02-13 |
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