JP2530752Y2 - ヘッドフォンパッケージ - Google Patents

ヘッドフォンパッケージ

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JP2530752Y2
JP2530752Y2 JP513591U JP513591U JP2530752Y2 JP 2530752 Y2 JP2530752 Y2 JP 2530752Y2 JP 513591 U JP513591 U JP 513591U JP 513591 U JP513591 U JP 513591U JP 2530752 Y2 JP2530752 Y2 JP 2530752Y2
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JP
Japan
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package
headphone
headphones
hole
band
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栄二郎 森
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Sony Corp
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  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は大型の比較的重量のある
ヘッドフォンに用いて有用なヘッドフォンパッケージに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ヘッドフォンを店頭に展示す
るために懸架して、ヘッドフォンの形状が購買者に解る
様にヘッドフォンを透明なパッケージで収納したものと
して図4に示す如きものが知られている。
【0003】図4に於いて、1は全面及び左右側面の一
部に透明な窓部2が形成された、略直方体状のパッケー
ジであり、このパッケージ1の透明な窓部2は購買者が
パッケージ1内に収納したヘッドフォン3が見える様に
透明なプラスチック材料で構成され、直方体状のパッケ
ージ1は厚紙で形成されている。
【0004】更に、パッケージ1の背面上部にはパッケ
ージ1をフック4に挿通させて垂下させる透孔6を穿っ
た懸架片5が形成されている。
【0005】フック4は店頭の壁7等に直立されて、ヘ
ッドフォン3の収納されたパッケージ1の透孔6にフッ
ク4が挿通されて店頭にパッケージが展示懸架される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上述の如きヘッドフォ
ンパッケージによると図4に示す様に、フック4にヘッ
ドフォン3の収納されたパッケージ1を懸架すると、懸
架片5はパッケージ1の背面側上部にあるため、ヘッド
フォン3の重心がパッケージ1の前方に来て傾いてしま
う問題があった。
【0007】又、懸架片5はヘッドフォン3及びパッケ
ージ1の全重量を支えているために、図5に示す様に懸
架片5に穿った透孔6が破れ8が生ずる問題があり、こ
の為に透孔6周辺を補強部材で補強する等が必要であっ
た。
【0008】更に、図6に示す様に、懸架片5とパッケ
ージ1の背面上部間で破れ8を生ずる場合もあり、この
場合はパッケージ1を交換しなければならない等の問題
があった。
【0009】更に、ヘッドフォン3を収納するパッケー
ジ1をヘッドフォン3の高さと略同一寸法に作ったとし
ても、懸架片5の高さだけパッケージ1が大きくなり、
梱包や輸送、並に店頭展示での懸架時にスペースをとっ
て不利になる等の問題があった。
【0010】本考案は叙上の問題点を解決するために成
されたもので、その目的とするところはヘッドフォンを
収納したパッケージを店頭で懸架展示させてもパッケー
ジが傾斜したり、破損せず、パッケージを小さく出来
て、店頭での懸架スペースを小さくすることの出来るヘ
ッドフォンパッケージを提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案のヘッドフォンパ
ッケージはその例が図1に示されている様に、ヘッドフ
ォン3を収納して、懸架出来る様に成されたヘッドフォ
ンパッケージ10に於いて、ヘッドフォン3を構成する
ヘッドフォンバンド9の下側に懸架用の透孔6を設けて
成るものである。
【0012】
【作用】本考案のヘッドフォンパッケージによればパッ
ケージ内に収納されるヘッドフォン10のヘッドフォン
バンド9の下側にヘッドフォンパッケージ10を垂下さ
せる透孔6を穿ってヘッドフォン3及びパッケージ10
をヘッドフォンバンド9で懸架させる様にしたので、パ
ッケージ10の懸架片5に穿ったフック4挿通用の透孔
6や、懸架片5を破損させたり、ヘッドフォンパッケー
ジ10をフック4に垂下させる際に傾いたりせず、店頭
展示時のスペースを小さくした小型のパッケージが得ら
れる。
【0013】
【実施例】以下、本考案のヘッドフォンパッケージの一
実施例を図1乃至図3について詳記する。
【0014】図1は本考案のヘッドフォンパッケージの
組立状態斜視図、図2はヘッドフォンパッケージの正面
図、図3は側面図を示すものである。
【0015】図1に於いて、本例のヘッドフォンパッケ
ージ10を説明する。パッケージ10は第1乃至第3の
パッケージ10a、10b及び10cより構成されてい
る。
【0016】第1のパッケージ10aはヘッドフォン3
を載置する載置部材11と、略L字状の底面板12a及
び背面板12bより成るL字部材12より構成される。
これら載置部材11とL字部材12は発砲スチロール樹
脂等で一体に形成されクッション材となされている。
【0017】ヘッドフォンの載置部材11の上部はヘッ
ドフォン3のヘッドフォンバンド9の下面形状に沿う様
に弓型の曲面を有するヘッドフォンバンド載置部11a
と、ヘッドフォン3のイヤーパット13、13で挟着さ
れる略三角形状のヘッドフォンイヤーパット挟着部11
bより構成されている。
【0018】ヘッドフォンバンド載置部11aと、ヘッ
ドフォンイヤーパット挟着部11bより構成されたヘッ
ドフォン載置部11は全体として図2に示す様に正面か
らみて略茸形に形成され、ヘッドフォン載置部11aの
背面はL字部材12の背面板12bと一体とされ、ヘッ
ドフォンパット挟着部11bの背面はL字部材12の背
面板12bと、その底面はL字部材12の底板12aと
一体化されている。
【0019】更にヘッドフォンバンド載置部11aの曲
面の下部にフックを挿通させる透孔6が形成されてい
る。
【0020】ヘッドフォン3は図1に示す様に比較的大
型の重量のあるもので、図2に示す様にヘッドフォン載
置部11aにヘッドフォン3のヘッドフォンバンド9の
頭に載置される下側部分が曲面に沿って載置される。更
にイヤーパット13、13は耳朶に所定の押圧力が与え
られる様な偏倚力が矢印F−F方向に与えられているの
でヘッドフォン挟着部11bの三角形状の左右側壁にフ
イットして固定される。
【0021】即ち、図1に示すヘッドフォン3は矢印A
方向から第1のパッケージ10aであるクッション材の
ヘッドフォン載置部11aに乗せられて収納される。
【0022】第2のパッケージ10bは透明なプラスチ
ック部材で略箱形に構成される。即ち、全面板15a、
左右側板15b及び15c、上面板15e並に背面板1
5gより構成され、底面15dは開口部となされてい
る。
【0023】上面板15eの略中央部には略長方形状の
開口16が穿たれ、第1のパッケージ10aのヘッドフ
ォンバンド9を載置する載置部11aの曲率に沿った弓
型のアーチ部17が形成され、アーチ部17から開口1
6の線に沿って垂下した前後壁17a及び17bにはフ
ックを挿通する透孔12bに合わせた穴18、18が穿
たれて突出部15fを構成している。
【0024】即ち、第2の透明なクリア材から構成され
た箱部15a〜15eと突出部15fは図1の矢印B方
向に示す様に第1のパッケージ10aに載置したヘッド
フォン3に対し、上側から覆せる様に成される。
【0025】更に、第3のパッケージ10cを図1に示
す、この第3のパッケージ10cは、第1及び第2のパ
ッケージ10a及び10cを一体化したものを矢印C方
向、即ち、底面側から上面板19を開いた状態で挿入し
て包装する様に成された略箱状の厚紙からなるものであ
る。
【0026】第3のパッケージ10cは上下左右前背面
より成る略箱形に形成した厚紙の全面板及び左右側面板
の一部を切り欠いた窓5を形成すると共に上面板19は
折り曲げ線22でヒンジを形成すると共に長方形状の角
孔20が穿たれ、この角孔20の大きさは第2のパッケ
ージ10bの突出部15bが突出する大きさに選択され
る。
【0027】21は折り返し部であり、第1及び第2の
パッケージ10a及び10bを第3のパッケージ10c
に挿入後に背面板23との間に挿入して閉蓋する様に成
される。
【0028】図3は上述の如く組み立てられた第1乃至
第3のパッケージ10a、10b及び10cからなるヘ
ッドフォンパッケージ10の透孔6にフック4を挿通し
垂下させた状態を示す。
【0029】上述の構成では第1のパッケージ10aの
クッション材に対し、ヘッドフォン3のヘッドフォンバ
ンド9を上側から載置したが、ヘッドフォンバンド9並
に第2のパッケージ10bを前面側から挿入させてもよ
い。この場合は突出部15fの後壁17bを開口とする
様に成せばよく、又、第2及び第3のパッケージを一体
化する等、種々変更し得ることは明白であり、本考案で
は透孔6及び穴18がヘッドフォンバンド9の真下に設
けられて、ヘッドフォンバンド9でパッケージを含むヘ
ッドフォン3が懸架される様に成せばよい。
【0030】本考案は叙上の如く構成させたので、フッ
クにヘッドフォンパッケージを懸架させても傾くことも
なく垂下させることが出来るだけでなく、ヘッドフォン
をヘッドフォンバンドで支えるためにパッケージの懸架
片が破損する心配もなく、パッケージの大きさも略ヘッ
ドフォンの高さとすることが出来るので店頭に展示する
場合のスペースや梱包時のスペースを小さく出来る。更
に、ヘッドフォンを正面から観たときの形状に表現出来
るので、新規なパッケージデザインの造形要素が得られ
る。
【0031】
【考案の効果】本考案のヘッドフォンパッケージによれ
ば懸架時に傾斜せず、破損のないパッケージが得られ、
その大きさを極めて小さく成し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のヘッドフォンパッケージの組立状態を
示す斜視図である。
【図2】本考案のヘッドフォンパッケージの組立時の一
部を断面とした正面図である。
【図3】本考案のヘッドフォンパッケージの組立出の懸
架状態を示す側面図である。
【図4】従来のヘッドフォンパッケージの懸架状態を示
す斜視図である。
【図5】従来のヘッドフォンパッケージの破損状態を示
す斜視図である。
【図6】従来のヘッドフォンパッケージの破損状態を示
す他の斜視図である。
【符号の説明】
3 ヘッドフォン 6 透孔 7 フック 9 ヘッドフォンパット 10 ヘッドフォンパッケージ 10a 第1のパッケージ 10b 第2のパッケージ 10c 第3のパッケージ 11 載置部材 15f 突出部 17 アーチ部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドフォンを収納して、懸架出来る様
    に成されたヘッドフォンパッケージに於いて、上記ヘッ
    ドフォンを構成するヘッドフォンバンドの下側に、上記
    懸架用の透孔を設けて成ることを特徴とするヘッドフォ
    ンパッケージ。
JP513591U 1991-01-18 1991-01-18 ヘッドフォンパッケージ Expired - Fee Related JP2530752Y2 (ja)

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JP513591U JP2530752Y2 (ja) 1991-01-18 1991-01-18 ヘッドフォンパッケージ

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JPH0497049U JPH0497049U (ja) 1992-08-21
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