JP3033737U - 多目的パッケージ - Google Patents

多目的パッケージ

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JP3033737U
JP3033737U JP1995012151U JP1215195U JP3033737U JP 3033737 U JP3033737 U JP 3033737U JP 1995012151 U JP1995012151 U JP 1995012151U JP 1215195 U JP1215195 U JP 1215195U JP 3033737 U JP3033737 U JP 3033737U
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JP
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surface portion
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JP1995012151U
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English (en)
Inventor
恵一 木下
寿明 久米
Original Assignee
セイコー電子工業株式会社
株式会社服部セイコー
株式会社エーワ
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  • Packaging Frangible Articles (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種の物品の陳列及び収納に用いる多目的
パッケージを提供する。 【解決手段】 多目的パッケージは筐体1と外装板2と
中仕切台紙3との組み合わせからなる。筐体1は左側面
部11、右側面部、底面部、背面部、少なくとも1部開
放された正面部12及び開放上部13に囲まれた内部空
間14を有する直方体形状である。外装板2は筐体1の
背面部に重ねて合体される固定面部とこれから延在し前
後方向に折り曲げ可能な自由面部21とを有する。自由
面部21が前方に折り曲げられた時筐体1の正面部12
に重なって係合し内部空間14を閉じて物品の収納を可
能にする。自由面部21が後方に折り曲げられた時筐体
1を後方から支持すると共に内部空間14を開いて物品
の陳列を可能にする。中仕切台紙3は筐体1の内部空間
14に着脱自在に組み込まれる。装着された時中仕切台
紙3はその上に物品の一つである腕時計4を載置する一
方、除去された時他の物品であるコンパクトディスク5
を直接内部空間14に載置できる様にしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は簡易構造の多目的パッケージに関する。より詳しくは、腕時計とコン パクトディスクの様に複数種の物品を選択的に陳列もしくは収納可能な多目的パ ッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から多種多様な腕時計用のパッケージが提案されており、例えば実開平2 −147071号公報や実公平3−56506号公報に開示されている。従来か ら、腕時計用のパッケージは主として商品の保護とギフト用の包装を目的に作製 されている。これらは使用後、消費者により容易に廃棄される例が多かった。又 、商品の販売促進の為に店頭に専用ディスプレイを配置するが、これはパッケー ジと別に作られる事が通例であった。従来のパッケージは店頭における販売促進 に寄与するまでに至らず、店頭の専用ディスプレイは別物として用意されていた 。又、従来のパッケージは大部分が時計専用であり、他の種類の物品の陳列や収 納を兼ねる事はできなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の技術に鑑み、本考案はディスプレイツールとパッケージを同一 化する事により販売コストの大幅削減を実現する事を目的とする。又、パッケー ジを構成する部材の使用量を最小限に留めると共に生産工程を平易化して製造コ ストを削減する事を目的とする。さらに、パッケージに付加価値を付与する事に より使用後の再利用を促し、よって環境保全を図る事を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述した本考案の目的を達成する為以下の手段を講じた。即ち、本考案にかか る多目的パッケージは筐体と外装板と中仕切台紙との組み合わせからなり、複数 種の物品の陳列及び収納に用いる。前記筐体は、左右の側面部、底面部、背面部 、少なくとも一部開放された正面部及び開放上部に囲まれた内部空間を有する直 方体形状である。前記外装板は、該筐体の背面部に重ねて合体される固定面部と これから延在し前後方向に折り曲げ可能な自由面部とを有する。該自由面部が前 方に折り曲げられた時該筐体の正面部に重なって係合し、内部空間を閉じて物品 の収納を可能にする。一方、該自由面部が後方に折り曲げられた時該筐体を後方 から支持すると共に内部空間を開いて物品の陳列を可能にする。前記中仕切台紙 は該筐体の内部空間に着脱自在に組み込まれる。これが装着された時該中仕切台 紙はその上に物品の一つである時計を載置する。一方、中仕切台紙が除去された 時他の物品である情報記録ディスクを直接内部空間に載置できる様にしている。
【0005】 好ましくは、前記筐体は熱可塑性樹脂の成形物からなり、少なくとも正面部と 背面部が平面的に見て重複しない形状に成形されている。又、前記筐体は情報記 録ディスクとしてフロッピーディスク、コンパクトディスク、レーザディスク及 びミニディスクのうちの少なくとも一種を収納可能な直方体形状を有する。場合 によっては、前記筐体は、予めケースに格納された情報記録ディスクをケースご と収納可能な直方体形状を有する。あるいは、前記筐体は除去された中仕切台紙 の替りに専用のフレームを装着可能であり、このフレームの溝を介して情報記録 ディスクを保持しても良い。この場合、前記フレームは該筐体の右側面部、底面 部及び左側面部に渡って装着されるコの字形状を有している。
【0006】 好ましくは、前記外装板は抜き加工で成形された平板紙からなり、その固定面 部は嵌合のみで筐体の背面部に合体している。又、前記外装板はその自由面部が 後方に折り曲げられた時、折り曲げ頂部の近傍に位置する開口を形成しており、 この開口を介して筐体を吊り下げ可能とする。
【0007】 好ましくは、前記中仕切台紙は、その表側に腕時計を載置する一方、その裏側 に付属物を収容できる。 場合によって、本多目的パッケージは透明カバー袋を含んでおり、物品を収納 した筐体の全体を外部から被覆して保護する。
【0008】 上述した様に、本考案にかかる多目的パッケージは略直方体形状を有する筐体 を用いて組み立てられている。この筐体は熱可塑性樹脂の成形物からなり、左右 側面部を除く平面部は上下が重複しない設計にして材料の無駄を排除すると共に 、金型の設計を比較的容易にしている。一方、外装板は平板紙を抜き加工により 作成する。筐体と外装板の2つの部品は嵌合のみで合体され、コストの低減を実 現している。外装板には折れ線を施し、前後(表裏)何れの方向へも折り曲げが できる構造にしている。外装板を表側に折り曲げる事によりパッケージの蓋を構 成する。逆に、裏側に折り曲げる事によりディスプレイのスタンドになる。さら に、折り曲げ頂部の近傍に開口を設ける事により、ハンガーフックで吊り下げる 事が可能になる。又、中仕切台紙には切り込みを入れる事により例えば腕時計を 3本まで搭載できる様にした。この台紙の裏側には腕時計の保証書等付属物を入 れる場所を確保している。中仕切台紙は容易に筐体から取り出す事ができ、空に なった内部空間には市販されているケース付きのコンパクトディスク等を収納で きる様にしている。このスペースを確保する事で、使用後コンパクトディスク等 を収納できるキャリングケースとしての機能を兼備させている。又、筐体の内面 三方に溝を構成するフレームを装着させる事により、コンパクトディスクを単体 でも収容できる様にしている。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下図面を参照して本考案の最良な実施形態を詳細に説明する。 図1は本考案にかかる多目的パッケージの基本的な構成並びに使用方法を示す 模式的な斜視図である。
【0010】 (A)に示す様に、本多目的パッケージは筐体1と外装板2と中仕切台紙3と の組み合わせからなり、複数種の物品の陳列及び収納に用いる。筐体1は左側面 部11、右側面部、底面部、背面部、少なくとも1部開放された正面部12及び 開放上部13に囲まれた内部空間14を有する直方体形状である。外装板2は筐 体1の背面部に重ねて合体される固定面部とこれから延在し前後方向に折り曲げ 可能な自由面部21とを有する。
【0011】 (B)に示す様に、自由面部21が前方に折り曲げられた時、筐体1の正面部 に重なって係合し、内部空間を閉じて物品の収納を可能にする。逆に(A)に示 す様に、自由面部21が後方に折り曲げられた時、筐体1を後方から支持すると 共に内部空間14を開いて物品の陳列を可能にしている。(A)に示す様に、中 仕切台紙3は筐体1の内部空間14に着脱自在に組み込まれる。筐体1に装着さ れた時この中仕切台紙3はその上に物品の一つである腕時計4を載置する。なお 、本考案は腕時計用のパッケージに限られるものではなく場合によってはクロッ ク等にも応用できる。勿論腕時計の場合には婦人用や紳士用が含まれる。
【0012】 一方(C)に示す様に、中仕切台紙を筐体1から取り除いた時には、他の物品 であるコンパクトディスク5を直接内部空間14に載置できる様にしている。な お、本考案はコンパクトディスク5に限られるものではなく、他の情報記録ディ スクとしてフロッピーディスク、レーザディスク及びミニディスク等を収納可能 な直方体形状にしても良い。以上の様に、(A)の状態では腕時計4を店頭等で 陳列できる様にし、効果的なディスプレイツールを提供している。又(C)の状 態ではコンパクトディスク5を陳列もしくは収納できる様にしている。さらに、 (B)の状態では腕時計やコンパクトディスク等の物品を収納する化粧箱もしく は容器として用いられる。さらには、コンパクトディスクを収納してキャリング ケースに用いる事ができる。
【0013】 図2は図1の(C)に示したコンパクトディスク5をパッケージから取り出し て模式的に示したものである。この例ではコンパクトディスク5は予めケース5 1に格納されている。従って、図1に示した筐体はこのケース51ごとコンパク トディスク5を収納可能な寸法形状を有している。例えば、最大3枚のコンパク トディスク用ケース51を略遊びやガタが生じない状態で格納できる様にしてい る。
【0014】 図3はコンパクトディスク5の他の格納形態を表わしている。この例では筐体 1は除去された中仕切台紙の替りに専用のフレームを装着可能であり、このフレ ームの溝を介してコンパクトディスク5を複数枚保持している。なお、フレーム は筐体1の底部に装着されており、図3の状態では筐体1の正面部12の影にな っている。
【0015】 図4は上述したフレームの形状を表わしている。このフレーム6は図3に示し た筐体1の正面部12の平面形状に合わせた形態を有しており、半円形の溝が複 数本形成されている。各溝にコンパクトディスク5の下方部が挿入され安定して 保持できる。奥から正面手前に複数本構成された各溝は、奥より手前の方が段々 に深くなっているので手前のコンパクトディスクが低く格納され、奥のコンパク トディスクが取り出し易くなる。
【0016】 図5はフレーム6の別の形態を模式的に表わしている。このフレーム6は筐体 の右側面部、底面部及び左側面部に渡って装着されるコの字形状を有している。 このフレーム6は図4に示したフレームに比べCDの三方がしっかり収まりより 安定的に保持できる。又、コスト的に見ても図4のフレームに比べ有利に製造で きる。図示する様にこのフレーム6は中央部61とその両側に位置する端部62 ,63とを有している。製造段階では中央部61及び両端部62,63を直線的 に配列した状態で容易に加工できる。使用段階では両端部62,63を中央部6 1に対して直角に立ち上げ、コの字状にした後で筐体の内部空間に挿入する。
【0017】 図6は図1の(A)に示した状態から中仕切台紙を取り除いた筐体1及び外装 板2の形体を表わしている。この図では外装板2の自由面部21が後方に折り曲 げられており、筐体1を裏側から支持している。折り曲げられた自由面部21と 筐体1の裏面部との間にある程度の距離があり、丁度スタンドの形態となってい る。
【0018】 図7は図6の状態から外装板2の自由面部21をさらに深く折り曲げた形態を 表わしている。この様にすると折曲頂部の近傍に開口22が現われる。この開口 22を利用して筐体1を吊り下げる事ができる。例えば、この状態でパッケージ を店頭のハンガーフック等に吊り下げる事ができ、有力なディスプレイツールと なる。
【0019】 図8は外装板2の展開形状を表わしている。先述した様に、外装板2は筐体の 背面部に重ねて合体される固定面部23とこれから延在し前後方向に折り曲げ可 能な自由面部21とを有している。本例ではこの外装板2は抜き加工で成形され た平板紙からなる。その固定面部23は嵌合のみで筐体の背面部に合体させる事 ができる。前述した様に、外装板2はその自由面部21が後方に折り曲げられた 時、折り曲げ頂部の近傍に現われる開口22が形成されている。なお本例では外 装板2は平板紙から構成されているが、本考案はこれに限られるものではなく塩 化ビニール、ポリプロピレンやポリエチレン等のプラスチックシートを加工して も良い。
【0020】 図9は筐体1の単独形状を表わしている。前述した様に筐体1は直方体形状を 有しており内部空間14が設けられている。この内部空間14は左側面部11、 右側面部16、底面部、背面部15、少なくとも1部開放された正面部12及び 開放上部に囲まれている。本例ではこの筐体1は熱可塑性樹脂の成形物からなり 、少なくとも正面部12と背面部15が平面的に見て重複しない形状に成形され ている。熱可塑性樹脂としてはスチロール、アクリル、ABS等を用いる事がで きる。正面部12と背面部14が重複しない形状にすると、成形用の金型をスラ イド方式や割り型方式にする必要がなく、上下式の金型で成形可能である。又、 熱可塑性樹脂材料の使用量を節約する事ができる。
【0021】 引き続き図8及び図9、図10を参照して、外装板2と筐体1の合体組み立て を説明する。基本的には、外装板2の固定面部23が筐体1の背面部15に嵌合 のみで合体する。具体的には、外装板2の凹部,が筐体1の突起,に嵌 合する。又、外装板2の凹部,が筐体1の突起,に嵌合する。さらに、 外装板2の端部が筐体1の底面部に内接する。これにより、接着剤等を使用す る事なく外装板2と筐体1とを合体させる事ができる。なお、外装板2の凹部 ,は筐体1の凸部,と共働して、外装板2の自由面部21の前後開閉軸を 構成する。自由面部21の先端に位置する凹部は筐体1側の突起に差し込ま れ、左右のズレを防止してストッパを形成する。加えて一対の開口22は半切り 状態に仮抜きを施してあり、ハンガーフックに突き刺すおりに穴が開く構造とし ている。
【0022】 図11は中仕切台紙3の形状及び使用方法を模式的に表わしている。(B)に 示す様に例えば厚紙を折り曲げ加工した中仕切台紙3はその表面に切り込み31 が形成されており、本例では(A)に示した腕時計4を3本まで載置する事がで きる。又(C)に示す様に中仕切台紙3の表側に腕時計4を載置する一方、その 裏側には付属物として例えば保証書41や取扱説明書42が収容されている。
【0023】 図12は本多目的パッケージの付属部品として備えられる透明カバー袋7を表 わしている。図13に示す様に、この透明カバー袋7は筐体の全体を外部から被 覆してほこり等が入らない様に保護している。図13の例では外装板2が深く折 り曲げられており、その折り曲げ頂部にフック用の開口22が現われている。又 、筐体の正面部は開放されており、内部に収納された腕時計4が目視できる。従 って、この状態で店頭等の陳列に供する事が可能である。図14は同じく筐体を 透明カバー袋7で包装した形態を表わしている。但し、筐体の内部空間には腕時 計に変えてコンパクトディスク5が収納されている。
【0024】
【考案の効果】
以上説明した様に、本考案によれば、外装板の自由面部が前方に折り曲げられ た時には筐体の正面部に重なって係合し、内部空間を閉じて腕時計又はコンパク トディスク等の収納を可能にする一方、自由端部が後方に折り曲げられた時には 筐体を後方から支持すると共に内部空間を開いて物品の店頭陳列等を可能にして いる。又、中仕切台紙は筐体に装着された時腕時計を載置する一方、除去された 時コンパクトディスクを筐体内部に載置できる様にしている。かかる構成とする 事により、ディスプレイツールとパッケージが共用化され、販売コストの大幅削 減を実現できる。又、パッケージを構成する部材の使用量を最小限に抑制できる と共に生産工程を平易化して製造コスト削減に寄与できる。さらに、腕時計とコ ンパクトディスクの共用を図る事で付加価値を高め使用後の再利用を促しよって 環境保全に配慮している。この様に、本考案にかかるパッケージは多目的に利用 され販売費の削減と環境保全への配慮を実現するばかりでなく、商品のコンセプ トを明確に消費者にアピールし、よって商品の販売促進に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる多目的パッケージの構造並びに
使用方法を示す模式的な斜視図である。
【図2】図1に示した多目的パッケージに収容されるコ
ンパクトディスクを示す模式的な斜視図である。
【図3】コンパクトディスクの収納形態の他の例を示す
斜視図である。
【図4】コンパクトディスクの収納に用いるフレームを
示す斜視図である。
【図5】フレームの他の例を示す斜視図である。
【図6】本考案にかかる多目的パッケージを構成する筐
体と外装板の組み立て合体状態を示す斜視図である。
【図7】同じく筐体と外装板の合体状態を示す斜視図で
ある。
【図8】外装板の形状を示す斜視図である。
【図9】筐体の立体形状を示す斜視図である。
【図10】外装板を筐体に組み込んだ背面図である。
【図11】本考案にかかる多目的パッケージに組み込ま
れる中仕切台紙の形状並びに使用方法を示す模式図であ
る。
【図12】本考案にかかる多目的パッケージに付属する
透明カバー袋を示す斜視図である。
【図13】透明カバー袋の使用方法を示す斜視図であ
る。
【図14】同じく透明カバー袋の使用方法を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 筐体 2 外装板 3 中仕切台紙 4 腕時計 5 コンパクトディスク 6 フレーム 7 透明カバー袋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 久米 寿明 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコー電子工業株式会社内

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と外装板と中仕切台紙との組み合わ
    せからなり複数種の物品の陳列及び収納に用いる多目的
    パッケージであって、 前記筐体は、左右の側面部、底面部、背面部、少なくと
    も一部開放された正面部及び開放上部に囲まれた内部空
    間を有する直方体形状であり、 前記外装板は、該筐体の背面部に重ねて合体される固定
    面部とこれから延在し前後方向に折り曲げ可能な自由面
    部とを有し、該自由面部が前方に折り曲げられた時該筐
    体の正面部に重なって係合し内部空間を閉じて物品の収
    納を可能にする一方、該自由面部が後方に折り曲げられ
    た時該筐体を後方から支持すると共に内部空間を開いて
    物品の陳列を可能にし、 前記中仕切台紙は該筐体の内部空間に着脱自在に組み込
    まれ、装着された時該中仕切台紙はその上に物品の一つ
    である時計を載置する一方、除去された時他の物品であ
    る情報記録ディスクを直接内部空間に載置できる様にし
    た事を特徴とする多目的パッケージ。
  2. 【請求項2】 前記筐体は熱可塑性樹脂の成形物からな
    り、少なくとも正面部と背面部が平面的に見て重複しな
    い形状に成形されている事を特徴とする請求項1記載の
    多目的パッケージ。
  3. 【請求項3】 前記筐体は、情報記録ディスクとしてフ
    ロッピーディスク、コンパクトディスク、レーザディス
    ク及びミニディスクのうち少なくとも一種を収納可能な
    直方体形状を有する事を特徴とする請求項1記載の多目
    的パッケージ。
  4. 【請求項4】 前記筐体は、予めケースに格納された情
    報記録ディスクをケースごと収納可能な直方体形状を有
    する事を特徴とする請求項1記載の多目的パッケージ。
  5. 【請求項5】 前記筐体は、除去された中仕切台紙の替
    りに専用のフレームを装着可能でありこのフレームの溝
    を介して情報記録ディスクを保持する事を特徴とする請
    求項1記載の多目的パッケージ。
  6. 【請求項6】 前記フレームは該筐体の右側面部、底面
    部及び左側面部に渡って装着されるコの字形状を有して
    いる事を特徴とする請求項5記載の多目的パッケージ。
  7. 【請求項7】 前記外装板は抜き加工で成形された平板
    紙からなり、その固定面部は嵌合のみで筐体の背面部に
    合体する事を特徴とする請求項1記載の多目的パッケー
    ジ。
  8. 【請求項8】 前記外装板はその自由面部が後方に折り
    曲げられた時、折り曲げ頂部の近傍に位置する開口を形
    成しており、この開口を介して筐体を吊り下げ可能にす
    る事を特徴とする請求項1記載の多目的パッケージ。
  9. 【請求項9】 前記中仕切台紙は、その表側に腕時計を
    載置する一方、その裏側に付属物を収容する事を特徴と
    する請求項1記載の多目的パッケージ。
  10. 【請求項10】 透明カバー袋を含んでおり、物品を収
    納した筐体の全体を外部から被覆して保護する事を特徴
    とする請求項1記載の多目的パッケージ。
JP1995012151U 1995-11-16 1995-11-16 多目的パッケージ Expired - Lifetime JP3033737U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0618078U (ja) * 1992-08-21 1994-03-08 城東工業株式会社 照明表示装置付自動車用キッキング・プレート

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0618078U (ja) * 1992-08-21 1994-03-08 城東工業株式会社 照明表示装置付自動車用キッキング・プレート

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