JP2530722Y2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2530722Y2
JP2530722Y2 JP1990076380U JP7638090U JP2530722Y2 JP 2530722 Y2 JP2530722 Y2 JP 2530722Y2 JP 1990076380 U JP1990076380 U JP 1990076380U JP 7638090 U JP7638090 U JP 7638090U JP 2530722 Y2 JP2530722 Y2 JP 2530722Y2
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mos transistor
vertical mos
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佳三 萩本
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は半導体装置に関し、特に縦型MOSトランジス
タの不純物拡散が正常に行われているか否かを製造工程
途中で検査することを可能にした半導体装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、縦型MOSトランジスタは、第5図に示すよう
に、N+型基板1にドレイン領域としてのN型領域2を成
長させ、このN型領域2にチャネルを構成するベース領
域としてのP型領域3およびソース領域としてのN+型領
域4を形成している。また、基板上にはゲート酸化膜6
を介して多結晶シリコンのゲート電極5を形成し、絶縁
膜7で被覆した上で、前記N+型領域4に接続されるソー
ス電極8を形成している。なお、基板1の裏面にはドレ
イン電極9を形成している。
なお、ここで示した縦型MOSトランジスタは、ベース
深さxjBとソース深さxjSとの拡散深さにより、チャネル
長Lを容易に形成できる二重拡散型MOSトランジスタ(D
MOS)である。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような従来の縦型MOSトランジスタでは、ベース
深さXjBが拡散ばらつき等により所定の深さに形成でき
なかった場合には、設計通りの電気的特性が得られな
い。
第6図は縦型MOSトランジスタにおけるソース,ドレ
イン間に形成される抵抗成分を示したものであり、その
うちチャネル抵抗Rchとエピタキシャル層抵抗REPIがそ
の大部分を占める。このため、ベース深さXjBが大きく
なりすぎると、チャネル長Lが広くなり、Rchが大きく
なり、かつベース間距離lが狭くなり、REPIが大きくな
ってしまう。
第7図は縦型MOSトランジスタのオン抵抗とベース間
距離lの関係を示す図である。
しかしながら、従来では、N+型領域4を含む全ての拡
散工程を行い、かつ絶縁膜7やソース電極8を全て形成
した後の特性チェックにおいて初めてこの種の不良が判
明する。したがって、それまでの工程が無駄になること
になり、時間上,加工費上の損失が大きなものとなる。
これが、少なくともN+型領域4、好ましくはP型領域
3を形成した直後に非破壊にて検査できれば、時間的,
加工費的にも損失が少なくなる。
本考案の目的は縦型MOSトランジスタの製造に際して
の時間的,加工費的な損失を解消することを可能にした
半導体装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の半導体装置は、半導体ウェハに多数個の縦型
MOSトランジスタチップと チェック用チップを形成し
ており、前記チェック用チップは前記縦型MOSトランジ
スタを構成するゲート電極と同じゲート電極と、このゲ
ート電極を挟んで前記縦型MOSトランジスタを構成する
ベース領域と同じ不純物領域とからなる第1のチェック
用素子と、前記縦型MOSトランジスタを構成するベース
領域と同じ不純物領域と、この不純物領域内に形成され
て前記縦型MOSトランジスタを構成するソース領域と同
じ不純物領域とからなる第2のチェック用素子をそれそ
れ有しており、前記各不純物領域には試験用プローブを
接触させて通電可能とし、前記第1のチェック用素子に
より前記縦型MOSトランジスタのベース領域間の適否を
判定し、前記第2のチェック用素子により前記縦型MOS
トランジスタのチャネル長の適否を判定することを特徴
とする。
〔作用〕
本考案によれば、チェック用チップに設けた不純物領
域に通電することで、同時に形成した縦型MOSトランジ
スタの不純物領域、例えばベース領域またはソース領域
における不純物拡散の良否を形成直後に検査することが
できる。
〔実施例〕
次に、本考案を図面を参照して説明する。
第1図ないし第2図は本考案の一実施例を示してお
り、第2図は半導体ウェハに多数個の縦型MOSトランジ
スタチップを形成した状態を示す平面図である。ここ
で、多数個のチップCのうち、複数個のチップはチェッ
ク用チップCTとして構成している。
このチェック用チップは、第1図に断面構造を示すよ
うに、第5図に示した縦型MOSトランジスタと同時に形
成されるが、N+型領域1,N型領域2内に、MOSトランジス
タと同一長さの多結晶シリコンのゲート電極5をマスク
として、P型領域3の形成と同時にP型領域3Aを2箇所
に形成して第1のチェック用素子を構成している。
その後、電気的特性チェックを行うために、絶縁膜7
を部分的に除去し、P型領域3Aを露呈させている。
したがって、このようなチェック用チップCTを有する
半導体ウェハでは、縦型MOSトランジスタのP型領域3
を形成した時点で、特性試験用のプローブPをチェック
用チップCTの一対のP型領域3A上にそれぞれ接触させ、
この2本のプローブPを介してP型領域3A間に電圧を印
加する。この電圧の印加により、一方のP型領域3AのPN
接合から空乏層Dが広がり、この空乏層Dが他方のP型
領域3Aまで広がった時点で耐圧のブレークダウンが起こ
る。このブレークダウン耐圧は通常リーチスルー電圧と
呼ばれる。
第3図はリーチスルー電圧とベース間距離の関係を示
した例である。この関係と第7図のオン抵抗−ベース間
距離との関係より、リーチスルー電圧とオン抵抗の関係
がP型領域3の形成直後に判明できる。
したがって、このチェック用チップCTを利用すること
で、縦型MOSトランジスタのP型領域3を形成した時点
でベース深さの良否を判定することができ、時間上,加
工費上の損失を回避することが可能となる。
第4図はチェック用チップCTの第2のチェック用素子
を示す断面図である。ここでは、P型領域3A内にN+型領
域4Aを形成し、N+型領域4AとP型領域3にそれぞれプロ
ーブPを接触さ、N+型領域4Aに正電位を、P型領域3に
負電圧をそれぞれ印加し、空乏層Dのリーチスルー電圧
を確認することにより、ベース深さXjBとソース深さXjB
との間隔、すなわち第5図のチャネル長Lを確認しよう
とするものである。
この実施例では、縦型MOSトランジスタのN+型領域4
を形成した直後に試験を行うことで、N+型領域4の適否
を直ちに判定することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、縦型MOSトランジスタ
チップを形成する半導体ウェハにチェック用チップを形
成しておき、このチェック用チップは縦型MOSトランジ
スタのベース領域と同時に形成した不純物領域を設けて
いるので、この不純物領域に通電して特性試験を行うこ
とで、同時に形成した縦型MOSトランジスタのベース領
域またはソース領域の不純物拡散の良否をそれぞれの形
成直後に検査することができ、時間的,工数的な損失が
少なくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のウェハ状態の平面図、第2
図は第1のチェック用素子を含むチェック用チップの断
面図、第3図はリーチスルー電圧とベース間距離との関
係を示す図、第4図は本考案の第2のチェック用素子を
含むチェック用チップの断面図、第5図は縦型MOSトラ
ンジスタの断面図、第6図は縦型MOSトランジスタの抵
抗成分を示す図、第7図はオン抵抗とベース間距離を示
す図である。 1……N+型基板、2……N型領域、3,3A……P型領域、
4,4A……N+型領域、5……ゲート電極、6……ゲート酸
化膜、7……絶縁膜、8……ソース電極、9……ドレイ
ン電極。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体ウェハに多数個の縦型MOSトランジ
    スタチップと、チェック用チップを形成しており、前記
    チェック用チップは前記縦型MOSトランジスタを構成す
    るゲート電極と同じゲート電極と、このゲート電極を挟
    んで前記縦型MOSトランジスタを構成するベース領域と
    同じ不純物領域とからなる第1のチェック用素子と、前
    記縦型MOSトランジスタを構成するベース領域と同じ不
    純物領域と、この不純物領域内に形成されて前記縦型MO
    Sトランジスタを構成するソース領域と同じ不純物領域
    とからなる第2のチェック用素子をそれそれ有してお
    り、前記各不純物領域には試験用プローブを接触させて
    通電可能とし、前記第1のチェック用素子により前記縦
    型MOSトランジスタのベース領域間の適否を判定し、前
    記第2のチェック用素子により前記縦型MOSトランジス
    タのチャネル長の適否を判定することを特徴とする半導
    体装置。
JP1990076380U 1990-07-18 1990-07-18 半導体装置 Expired - Lifetime JP2530722Y2 (ja)

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