JP2530699B2 - 感熱記録材料および感熱記録方法 - Google Patents

感熱記録材料および感熱記録方法

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JP2530699B2
JP2530699B2 JP63308597A JP30859788A JP2530699B2 JP 2530699 B2 JP2530699 B2 JP 2530699B2 JP 63308597 A JP63308597 A JP 63308597A JP 30859788 A JP30859788 A JP 30859788A JP 2530699 B2 JP2530699 B2 JP 2530699B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は感熱記録材料および感熱記録方法に関す
る。さらに詳しく言うと、保存安定性が良好で鮮明な印
字画像を、安定に、迅速に、簡単に、効率良く、安価に
形成することのできる感熱記録材料および感熱記録方法
に関する。
[従来技術と発明が解決しようとする課題] 近年、ファクシミリ等の感熱記録材料として、感熱発
色紙が広く普及している。
前記感熱発色紙は、通常、その表面に熱を加えること
により、その表面の熱を加えた部分が発色して、印字が
形成されるというものである。
このような感熱発色紙は、印字後の経時変化により、
その表面が変色しやすく、特に、印字部以外の部分にわ
ずかな熱や日光が繰り返し加えられたりすること等によ
り、印字部以外の部分も、印字部と同様に発色してしま
うなどの印字画像の保存安定性が悪いという問題があ
る。
一方、保存安定性が良好である感熱記録材料として、
感熱転写紙が提案されている。
前記感熱転写紙は、通常、被転写紙と感熱記録材料と
からなり、前記感熱転写紙のインク層の転写部を、加熱
して溶融状態にし、被転写紙に圧着して転写することに
より、印字が形成されるものである。
このような感熱転写紙は、基本的に、一つの印字され
た記録紙を得るのに、二つの構成材料(被転写紙および
感熱記録材料)を必要とするので、たとえば、被転写媒
体と感熱記録材料との二つの管理および制御を必要とす
ること、また、前述のように、感熱記録材料は支持体と
インク層とからなり、印字後においては前記支持体がま
ったく無駄な存在になってしまい、したがって感熱記録
材料はコストが高いこと、被転写媒体と感熱記録材料と
はもともと分離した存在であり、しかもいずれも薄いシ
ートであるから、印字の際にシワが入り易く、安定に走
行させにくい、等の問題点がある。
この発明は前記事情に基いてなされたものである。
すなわち、この発明の目的は、保存安定性が良好で鮮
明な印字画像を、簡単に効率良く形成することのできる
安価な感熱記録材料を提供することにある。
[前記課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために、この発明者が鋭意検討を
重ねた結果、特定の染料供給層とモルダント層と中間層
を有する感熱記録材料を用いると、保存安定性が良好で
鮮明な印字画像を、簡単に効率良く形成することができ
ることを見出してこの発明に到達した。
前記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、
熱エネルギーの印加により拡散移動する染料を含有する
染料供給層と、非熱拡散性色材を含有する中間層と、染
料を受容して画像を形成するモルダント層とを、この順
に積層してなることを特徴とする感熱記録材料であり、 請求項2に記載の発明は、支持体上に、熱エネルギー
の印加により拡散移動する染料を含有する染料供給層
と、非熱拡散性色材を含有する中間層と、染料を受容し
て画像を形成するモルダント層とを、この順に積層して
なる請求項1に記載の感熱記録材料であり、 請求項3に記載の発明は、熱エネルギーの印加により
拡散移動する染料を含有する自己支持性の染料供給層上
に、非熱拡散性色材を含有する中間層と、前記拡散移動
して来た染料を受容して画像を形成するモルダント層と
を、この順に積層してなる請求項1または請求項2に記
載の感熱記録材料であり、 請求項4に記載の発明は、透明支持体上に、染料を受
容して画像を形成するモルダント層と、非熱拡散性色材
を含有する中間層と、熱エネルギーの印加により拡散移
動する染料を含有する染料供給層とを、この順に積層し
てなる請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の感熱記
録材料であり、 請求項5に記載の発明は、染料を受容して画像を形成
する自己支持性のモルダント層上に、非熱拡散性色材を
含有する中間層と、熱エネルギーの印加により拡散移動
する染料を含有する染料供給層とを、この順に積層して
なる請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の感熱記録
材料であり、 請求項6に記載の発明は、前記感熱記録材料を形成す
る両外層の少なくともいずれか一方の外層の表面にステ
ィッキング防止層を有する前記請求項1乃至請求項5の
いずれかに記載の感熱記録材料であり、 請求項7に記載の発明は、前記染料供給層と前記中間
層との間に剥離層を有する請求項1乃至請求項6のいず
れかに記載の感熱記録材料であり、 請求項8に記載の発明は、前記染料供給層と前記中間
層の間にカブリ防止層を有する請求項1乃至請求項7の
いずれかに記載の感熱記録材料であり、 請求項9に記載の発明は、前記染料供給層が、複数の
染料供給層からなり、各染料供給層は色調、分子量、お
よび融点または昇華温度の少なくともいずれかが互いに
相違する染料を含有する請求項1乃至請求項8のいずれ
かに記載の感熱記録材料であり、 請求項10に記載の発明は、前記請求項1項から第9項
までのいずれかに記載の感熱記録材料を用いて、画像を
形成することを特徴とする感熱記録方法である。
[作用] 本発明の感熱記録材料においては、基本的には、染料
供給層と中間層とモルダント層とに、染料供給層側ある
いはモルダント層側から熱エネルギーを供給すると、染
料供給層中の染料が中間層を通ってモルダント層中に拡
散移動し、モルダント層に画像が形成される。そして、
この感熱記録材料は染料供給層と中間層とが分離可能に
積層することができ、モルダント層と染料供給層とを剥
離すると、画像が形成されたモルダント層は色材を含有
する中間層を積層している。したがって、このモルダン
ト層は、地色(前記中間層の色)上に画像を有する独立
の記録媒体として取り扱うことができる。
本発明において、染料供給層の、モルダント層とは反
対側の表面に支持体を設けると、染料供給層とモルダン
ト層との分離が容易になるばかりか、しかもモルダント
層から分離した染料供給層がこの支持体により補強され
るので、この分離した染料供給層は独立した感熱記録媒
体としての取り扱いが容易になる(請求項2)。
また、染料供給層を自己支持性にすると、特に支持体
を設けなくても、染料供給層とモルダント層との分離が
容易になるばかりか、しかもモルダント層から分離した
染料供給層は独立した感熱記録媒体としての取り扱いが
容易になる(請求項3)。
本発明において、モルダント層の、染料供給層とは反
対側の表面に透明支持体を設けると、染料供給層とモル
ダント層との分離が容易になるばかりか、形成された画
像を透明支持体を透して見ることができ、しかも染料供
給層から分離したモルダント層がこの透明支持体により
補強されるので、この分離した染料供給層は独立した被
記録媒体としての取り扱いが容易になる(請求項4)。
また、モルダント層を自己支持性にすると、特に支持
体を設けなくても、染料供給層とモルダント層との分離
が容易になるばかりか、画像が形成された、しかも染料
供給層から分離したモルダント層は独立した被記録媒体
としての取り扱いが容易になる(請求項5)。
前記請求項1〜5のいずれの感熱記録材料にあって
も、両外層の少なくともいずれか一方の外層の表面にス
ティッキング防止層をさらに積層すると、いわゆるステ
ィッキング現象が防止される(請求項6)。
前記染料供給層と前記中間層との間に剥離層を設ける
と、染料供給層と中間層との分離がより一層容易になる
(請求項7)。
前記染料供給層と前記中間層との間にカブリ防止層を
設けると、この感熱記録材料の製造行程における塗工時
や感熱記録材料の保存時における染料供給層からの染料
によるモルダント層のカブリ現象が有効に防止される
(請求項8)。
前記染料供給層が、複数の染料供給層からなり、しか
も各染料供給層が色調、分子量、および融点または昇華
温度の少なくともいずれかが互いに相違する染料を含有
すると、熱エネルギー量の相違により拡散移動する染料
の種類および移動量が相違することにより、したがっ
て、熱エネルギーに応じて、モルダント層にカラー画像
や濃淡のある画像が形成される(請求項9)。
[実施例] 本発明の基本的構成は、第1図に示すように、染料を
含有する染料供給層1と非熱拡散性色材を含有する中間
層2とモルダント層3とを有し、染料供給層1側あるい
はモルダント層3側から加えられた熱エネルギーにより
染料供給層1中の染料が中間層2を通ってモルダント層
3に拡散移動し、拡散移動した染料によりモルダント層
に画像が形成され、次いで、第2図に示すように、染料
供給層1と中間層2とを剥離して、中間層2を積層して
いると共に画像を形成したモルダント層3を、染料供給
層1から分離することができる構造を有している。
−染料供給層− 染料供給層は、染料を含有し、通常、熱溶融性樹脂中
に染料を分散している。そして、この染料供給層は、熱
エネルギーを印加した場合に、染料のみを熱拡散せし
め、中間層に対しては非融着性であり、かつ非転写性で
あることが望ましい。
染料 染料供給層は、染料を含有し、通常、熱溶融性物質中
に染料を分散している。
本発明における染料は熱により拡散し、あるいは熱に
より拡散性に変化し、あるいは昇華または気化する染料
であれば特に制限がない。
もっとも、染料分子の拡散性はその分子量により変化
するから、本発明において好適な染料の分子量として
は、通常、80〜4,000の範囲であり、特に好ましいの
は、100〜1,000の範囲内である。
前記染料の分子量が、80〜4,000の範囲内にあることに
より、染料の拡散性が特に良好になる。
また、本発明においては、熱により染料をモルダント
層に拡散移動させるのであるから、前記染料は、たとえ
ば発熱素子により供給される熱により容易に溶融あるい
は昇華ないし気化するのが好ましい。
この感熱記録材料をどのような装置に装填して感熱記
録するかにより染料要求される融点あるいは昇華温度な
いし気化温度が相違するから、好ましいそれらの温度を
一概に決定することができないが、例えば、ファクシミ
リ等の通信装置にこの感熱記録材料を使用するのであれ
ば、前記染料の融点あるいは昇華温度ないし気化温度と
しては、30〜200℃の範囲内であるのが好ましく、さら
に、50〜120℃の範囲内であるのが好ましい。
前記染料としては、たとえば、ロイコ染料(可溶性バ
ット染料)、直接染料、酸性染料、塩基性染料、酸性媒
染染料、金属鎖塩染料、硫化染料、バット染料、アゾイ
ック染料、分散染料、反応染料、酸化染料、油溶染料な
どを挙げることができる。
なお、本発明においては、前記各種の染料のその一種
を単独で使用しても良いし、また、その二種以上を併用
しても良い。
二種以上の染料を使用する場合、色調、分子量、融点
あるいは昇華温度ないし気化温度等が相違して拡散性の
相違する二種以上の染料を使用すると、供給する熱エネ
ルギー量の相違により、画像の色調や濃淡を変化させる
ことができる。したがって、たとえば、発熱素子により
供給する熱エネルギー量を種々に変化させることによ
り、多色のあるいは濃淡の異なる文字、図形、記号等の
印字を被転写媒体に形成することができる。
染料供給層における染料の含有量は、通常、染料供給
層全体に対して、5〜80重量%であり、好ましくは10〜
50重量%である。
また、染料の含有量は、結合剤100重量部に対して、
通常、5〜300重量部であり、好ましくは10〜200重量部
である。
染料供給層においては、前記染料は、通常、結合剤中
に分散している。
結合剤 この結合剤[以下において、染料供給層を形成するた
めの結合剤を結合剤(A)と表示することがある。]は
非加熱時には前記染料を安定に保持し、加熱時にはそれ
自身軟化あるいは溶融して染料の移動を容易ならしめる
ものであれば特に制限がない。
また、基本的には、この結合剤(A)は、モルダント
層に対して非融着性であり、また、非転写性であること
が好ましい。
結合剤(A)として、熱可塑性樹脂、熱溶融性樹脂お
よび可塑剤を挙げることができる。
前記熱可塑性樹脂としては、たとえば、エチレン系共
重合体、ポリアミド系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエ
ステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系
樹脂、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリ
デン系樹脂、セルロース系樹脂、ロジン系樹脂、アイオ
ノマー樹脂および石油系樹脂等の樹脂類;天然ゴム、ス
チレンブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレン
ゴムおよびジエン系コポリマーなどのエラストマー類;
エステルガム、ロジンマレイン酸樹脂、ロジンフェノー
ル樹脂および水添ロジン等のロジン誘導体;ならびにフ
ェノール樹脂、テルペン樹脂、シクロペンタジエン樹脂
および芳香族系炭化水素樹脂等の軟化点50〜150℃の高
分子化合物などを挙げることができる。
本発明においては前記各種の熱可塑性樹脂の一種単独
を使用することもできるし、またその二種以上を併用す
ることもできる。
また、熱可塑性樹脂の中でも、それ自身をフィルムや
シートに形成することができるのであれば、そのような
熱可塑性樹脂は、結合剤として作用することの外に支持
体として作用する。したがって、第3図に示すように、
フィルムまたはシート形成可能な熱可塑性樹脂を結合剤
として使用する染料供給層は自己支持性になり(自己支
持性の染料供給層1a)、特に支持体を必要とせず、染料
供給層2とモルダント層3との分離が容易になる。
前記熱溶融性物質としては、たとえば、カルナバロ
ウ、木ロウ、オウリキュリーロウおよびエスパルロウ等
の植物ロウ;蜜ロウ、昆虫ロウ、セラックロウおよび鯨
ロウ等の動物ロウ;パラフィンワックス、マイクロクリ
スタルワックス、ポリエチレンワックス、エステルワッ
クスおよび酸化ワックス等の石油ロウ;ならびに、モン
タンロウ、オゾケライトおよびセレシン等の鉱物ロウ等
のワックス類を挙げることができ、さらにこれらのワッ
クス類などの他に、パルミチン酸、ステアリン酸、マル
ガリン酸およびベヘン酸等の高級脂肪酸;パルミチルア
ルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコー
ル、マルガニルアルコール、ミリシルアルコールおよび
エイコサノール等の高級アルコール;パルミチン酸セチ
ル、パルミチン酸ミリシル、ステアリン酸セチルおよび
ステアリン酸ミリシル等の高級脂肪酸エステル;アセト
アミド、プロピオン酸アミド、パルミチン酸アミド、ス
テアリン酸アミドおよびアミドワックス等のアミド類;
ならびにステアリルアミン、ベヘニルアミンおよびパル
ミチルアミン等の高級アミン類などが挙げられる。
これらは1種単独で用いても良いし、2種以上を組合
わせて用いても良い。
前記可塑剤としては、たとえば、フタル酸エステル系
可塑剤、りん酸エステル系可塑剤、アジピン酸エステル
系可塑剤、セバシン酸エステル系可塑剤、アゼライン酸
エステル系可塑剤、クエン酸エステル系可塑剤、グリコ
ール酸エステル系可塑剤、トリメリット酸エステル系可
塑剤、フタル酸異性体エステル系可塑剤、ポリエステル
型可塑剤、エポキシ系可塑剤などを挙げることができ
る。
さらに、その他の可塑剤として、脂肪酸エステル、脂
肪酸、シリコーン系オイル、変性シリコーン系オイル、
フッ素系オイル、流動パラフィンなどを挙げることもで
きる。
この染料供給層における前記結合剤の含有量は、通常
1〜50重量%、好ましくは3〜30重量%である。
前記染料供給層は、必要に応じて、熱拡散助剤、充填
剤、顔料、酸化防止剤、紫外線吸収剤などを含有してい
てもよい。
前記染料供給層の膜厚は、通常、0.5〜30μmであ
り、好ましくは1〜10μmである。
前記染料供給層は、中間層を介して、あるいはモルダ
ント層に直接に形成することができる。
前記染料供給層は、それ自体が自己支持性を有しない
のであれば、後述する支持体の上に、あるいは後述する
中間層上に、たとえば、ホットメルト塗布法、水性塗工
法、有機溶媒を用いた塗工法などを採用することによ
り、あるいはラミネートすることにより形成することが
できる。また、前記染料供給層が自己支持性であるなら
ば、押出成形等によりフィルム状にあるいはシート状に
形成することもできる。
染料供給層自体の層構成 この染料供給層は単層であっても良いし、また、第4
図に示すように複数層であっても良い。
第4図においては、染料供給層1がたとえば緑の染料
を含有する緑色染料供給層8a、赤色の染料を供給する赤
色染料供給層8b、および黄色染料を供給する黄色染料供
給層8cとの3層に構成されている。また、この3層の染
料供給層の厚みは等しくする必要はなく、染料の拡散距
離として染料供給層の厚みを把握することができるの
で、染料の種類に応じて各染料供給層の厚みを適宜に異
ならしめることもできる。
かかる3層構成の染料供給層1であると、印加する熱
エネルギーの相違により、各色の染料が熱エネルギー量
に応じてモルダント層に移動し、カラー画像を有する記
録媒体を得ることができる。
なお、この3層からなる前記染料供給層における各層
には、前述のように色調の異なる染料を配合するのみな
らず、各層毎に分子量、融点あるいは昇華温度の相違す
る染料を各別に含有せしめても良い。
この3層の染料供給層は、前述のように自己支持性で
あっても良い。
−中間層− 中間層は、非熱拡散性色材を含有し、通常、前述非熱
拡散性色材を結合剤(B)中に分散している。
前記中間層における非熱拡散性色材を含有することに
よる色は、後述するモルダント層に形成される画像に対
する地色となる。したがって、地色と異なる色の染料に
よる画像は地色から際立って表示される。
たとえば、前記中間層が白色で前記染料が黒色である
感熱記録材料を用いれば、白色と黒色のストライブ模様
(バーコード等)などを容量に形成することができる。
非熱拡散性色材 前記非熱拡散性色材としては、たとえば無機顔料およ
び有機顔料などの顔料を挙げることができる。
前記無機顔料としては、二酸化チタン、カーボンブラ
ック、酸化亜鉛、プルシアンブルー、硫化カドミウム、
酸化鉄ならびに鉛、亜鉛、バリウムおよびカルシウムの
クロム酸塩などが挙げられる。
前記有機顔料としては、アゾ系、チオインジゴ系、ア
ントラキノン系、アントアンスロン系、トリフェンジオ
キサジン系の顔料、フタロシアニン顔料、たとえば銅フ
タロシアニンおよびその誘導体ならびにキナクリドン顔
料などが挙げられる。
結合剤(B) 結合剤(B)として、通常、前記染料供給層における
結合剤と同様の熱可塑性樹脂、熱溶融性樹脂および可塑
剤を挙げることができる。
前記熱可塑性樹脂、熱溶融性樹脂、および可塑剤とし
ては前記染料供給層の説明において例示してあるのでそ
の詳細な例示を省略する。ただし、この中間層において
は、染料供給層におけるよりも染料の溶解性(混和性)
の高いことが望ましい。
したがって、好ましい熱可塑性樹脂としては、たとえ
ばポリエステル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリ
デン系樹脂、ウレタン系樹脂等を挙げることができる。
この中間層の厚みは、通常0.1〜5μmであり、好ま
しくは0.3〜3μmである。
−モルダント層− モルダント層は、感熱されることにより拡散移動して
来た染料を受容してこの染料を固定することにより画像
を形成する層であり、モルダント層を構成する物質とし
て、通常、前記染料供給層における結合剤と同様の熱可
塑性樹脂、熱溶融性樹脂および可塑剤を挙げることがで
きる。
前記熱可塑性樹脂、熱溶融性樹脂、および可塑剤とし
ては前記染料供給層の説明において例示してあるのでそ
の詳細な例示を省略する。ただし、このモルダント層に
おいては、中間層におけるよりも染料の溶解性(混和
性)の高いことが望ましい。
したがって、好ましい熱可塑性樹脂としては、たとえ
ばポリエステル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリ
デン系樹脂、ウレタン系樹脂等を挙げることができる。
また、熱可塑性樹脂の中でも、それ自身をフィルムや
シートに形成することができるのであれば、このような
熱可塑性樹脂は、染料を受容するモルダント層としてと
して作用することの外に支持体として作用する。したが
って、第5図に示すように、フィルムまたはシート形成
可能な熱可塑性樹脂で形成したモルダント層は自己支持
性になり(自己支持性のモルダント層3a)、特に支持体
を必要とせず、染料供給層1と中間2との剥離(染料供
給層1とモルダント層との分離)が容易になる。なお、
染料供給層とモルダント層とをともに自己支持性にする
ことも可能である。
この場合の好ましい熱可塑性樹脂としては、ポリエス
テル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアクリル系樹脂、
ポリアミド系樹脂等を挙げることができる。
なお、このモルダント層は、前記熱可塑性樹脂、熱溶
融性および可塑剤よりなる群から選択される少なくとも
一種で形成することができるのであるが、キレート化
剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤を含有していても良い。
このモルダント層は、中間層上に形成される。
いずれにしても、このモルダント層は、それ自体が自
己支持性のを有しないのであれば、後述する支持体の上
に、あるいは中間層上に、たとえば、ホットメルト塗布
法、水性塗工法、有機溶媒を用いた塗工法などを採用す
ることにより、あるいはラミネートすることにより形成
することができる。また、前記モルダント層が自己支持
性のであるならば、押出成形等によりフィルム状にある
いはシート状に形成することもできる。
−支持体− 本発明においては、モルダント層3と中間層2との剥
離(モルダント層3と染料供給層1との分離)を円滑に
するために、第6図に示すように、染料供給層1のモル
ダント層3とは反対側に、支持体4を設けるのが好まし
い。
本発明においては、モルダント層3と中間層2との剥
離(モルダント層3と染料供給層1との分離)を円滑に
するために、第7図に示すように、モルダント層3の染
料供給層1とは反対側に、透明支持体4aを設けるのが好
ましい。
また、モルダント層側と染料供給層側との両方に支持
体(染料供給層側には支持体4、モルダント層側には透
明支持体4a)を設けても良い。なお、前記染料供給層お
よび/またはモルダント層がこれらを分離するのに充分
な機械的強度を有する自己支持性のを有するのであれあ
ば、ことさら支持体を設ける必要はない。
いずれにおいても、この支持体は良好な耐熱性と寸法
安定性とを有しているのが好ましい。
支持体の構成材料としては、たとえば、普通紙、コン
デンサー紙、ラミネート紙およびコート紙等の紙類;ポ
リエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレ
ン、ポリプロピレンおよびポリイミド等の樹脂フィルム
類;紙と樹脂フィルムとの複合体ならびにアルミ箔等の
金属シートなどがいずれも好適に使用される。
支持体の厚みとしては、特に制限はなく任意の厚みの
ものを使用することができが、通常、30μm以下、好ま
しくは2〜30μm以下の範囲内である。
なお、透明支持体は、少なくともモルダント層の画像
を認識することができる程度の透明性を有する。
−感熱記録材料の層構成− スティッキング防止層 本発明の感熱記録材料は、前述のように、基本的に
は、染料供給層と中間層とモルダント層と、要すれば支
持体とを有するのであるが、この感熱記録材料の層構成
における最外層の少なくともいずれか一方の外装の表面
にスティッキング防止層を形成してもよい。
たとえば、第8図に示すように、最外層をなす支持体
4および支持体4aの表面に、スティッキング防止層5を
形成してもよい。
ここで、前記スティッキング防止層は、主としてこの
感熱記録材料がサーマルヘッドに張りついてしまう現
象、所謂スティッキング現象の発生を抑制する層であ
る。
このスティッキング防止層は、染料供給層あるいはモ
ルダント層におけるのと同様の熱可塑性樹脂とシリコン
系樹脂および/またはフッ素系樹脂とを有してなる。
前記シリコン系樹脂としては、たとえば次式 [ただし、式(1)中、Rは有機基を示し、kは1以上
の整数を示す。] で表わされるオルガノポリシロキサン、変性ポリシロキ
サン樹脂、シリコン変性アクリル樹脂、シリコン変性ウ
レタン樹脂、シリコン変性ウレア樹脂、シリコン変性エ
ポキシ樹脂などのシリコン変性樹脂を好適に使用するこ
とができる。これらのシリコン変性樹脂は、たとえばア
クリル樹脂、ウレタン樹脂、ウレア樹脂、エポキシ樹脂
などをポリシロキサンにより変性したものである。
前記各種のシリコン変性樹脂において、シリコン部分
の含有率は、通常、1〜90重量%の範囲内であり、好ま
しくは5〜50重量%の範囲内であるのが好ましい。
これらのシリコン系樹脂は1種単独で用いても良い
し、2種以上を組合わせて用いても良い。
前記各種のシリコン系樹脂の中でも、好ましいのは前
記の各種シリコン変性樹脂である。
前記シリコン系樹脂は、架橋剤により硬化させるのが
好ましい。
前記シリコン系樹脂を硬化させて得たスティッキング
防止層により、この発明の感熱記録材料を広幅で使用す
る場合においても、シワの発生を防止することができる
と共に、感熱ヘッドへの張り付きを有効に防止すること
ができる。
なお、前記架橋剤としては特に制限がなく、たとえば
イソシアナート類、アジリジン類、エポキシ類などが挙
げられる。
前記フッ素樹脂としては、たとえば四フッ化エチレン
樹脂、四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合樹
脂、四フッ化エチレン・パーフルオロアルコキシエチレ
ン共重合樹脂、三フッ化塩化エチレン樹脂、四フッ化エ
チレン・エチレン共重合体、フッ化ビニリデン樹脂およ
びフッ化ビニル樹脂などが挙げられる。
これらのフッ素樹脂は1種単独で使用してもよいし、
二種類以上を組み合わせて使用してもよい。
スティッキング防止層における前記シリコン系樹脂お
よび/またはフッ素系樹脂の含有率は、通常、1〜100
重量%の範囲内であり、好ましくは10〜80重量%の範囲
内である。
前記シリコン系樹脂および/またはフッ素系樹脂は、
樹脂の状態で添加して、スティッキング防止層の硬化体
中に均一に含有させることもできるし、さらに、微粉末
の形態でスティッキング防止層に含有指せることもでき
る。
また、前記スティッキング防止層は、さらに、たとえ
ばフッ素樹脂粒子、金属粉、シリカゲルなどの無機ある
いは有機微粒子、界面活性剤、滑剤等を含有していても
良い。
前記スティッキング防止層は、たとえば溶媒を用いた
塗布法を採用して感熱記録材料における最外層の表面に
形成される。
スティッキング防止層の層厚は、通常、0.2〜3μm
の範囲内にあり、好ましくは0.5〜1.5μmの範囲内にあ
る。
剥離層およびカブリ防止層 本発明において、たとえば、第9図に示すように、染
料供給層1と中間層2との間に、剥離層6を設けるのが
好ましい。剥離層を設けると、これら二層の分離を円滑
かつ容易に行なえるからである。
本発明において、たとえば、第10図に示すように、染
料供給層1と中間層2との間に、カブリ防止層7を設け
るのが好ましい。カブリ防止層を設けると、染料供給層
を形成する際、あるいはこの感熱記録材料の長期保存の
際に生じるところの、染料の自然拡散によるモルダント
層の汚染を有効に防止することができる。
このような剥離層およびカブリ防止層は、たとえば、
前記熱可塑性樹脂、前記熱溶融性樹脂、前記各種の充填
剤、および離型剤(例えばシリコーン系樹脂、フッ素系
樹脂、界面活性剤等)などにより形成することができ
る。
なお、前記剥離層および前記カブリ防止層は、染料供
給層と中間層との間に、剥離層とカブリ防止層との二層
構成で設けていてもよいし、また、剥離層とカブリ防止
層とを兼ねる層の一層構成で設けていてもよい。
また、この中間層が剥離層とガブリ防止層とを兼ねる
ようにしてもよい。
−その他− このようにして得られる感熱記録材料は、たとえばテ
ープ状あるいはシート状などの形態で使用することがで
きる。
この感熱記録材料によると、例えば次のようにして画
像を形成することができる。
この感熱記録材料の加熱可能な面から、熱ヘッドによ
って熱パルスを与え、所望の印字ないし転写パターンに
対応する染料供給層およびモルダント層を局部的に加熱
する。
染料供給層、中間層、およびモルダント層の被加熱部
は、その温度が上昇して速やかに溶融して、染料供給層
に含有されている染料が、中間層を通り、モルダント層
に拡散移動しモルダント層に画像形成される。ついで、
この染料供給層と中間層を剥離すると、中間層の色を地
色としてモルダント層に画像を形成した被記録媒体が得
られる。
(実施例1) 支持体として厚み10μmのポリエチレンテレフタレー
トフィルム上に下記のモルダント層用形成樹脂からなる
膜厚が2μmのモルダント層を形成し、前記モルダント
層上に下記の中間層用組成物からなる膜厚が2μmの中
間層を形成し、前記中間層上に下記の染料供給層用組成
物からなる膜厚が2μmの染料供給層を形成し、前記染
料供給層上に下記のスティッキング防止層用形成樹脂か
らなる膜厚が0.2μmのスティッキング防止層を形成
し、中間層の色を地色としてモルダント層に印字画像を
形成することのできる感熱記録材料を得た。
モルダント層用形成樹脂 ポリエステル樹脂(エーテルUE3400 ユニチカ) ・・・・・・・・・・100重量% 中間層用形成組成物 ポリエステル樹脂(エーテルUE3400 ユニチカ) ・・・・・・・・・・40重量% 酸化チタン(TiO2非拡散性色材) ・・・・・・・・・・60重量% 染料供給層用組成物 ポリビニルアセタール樹脂 ・・・・・・・・・・65重量% 染料(MS マゼンタ VP)・・・・・・・・30重量% ポリエチレングリコール ・・・・・・・・・・・5重量% スティッキング防止層用形成樹脂 シリコーン変性アクリル樹脂 ・・・・・・・・100重量% この得られた感熱転写記録材料に、熱ヘッドにより熱
エネルギーを印加して印字画像をモルダント層に形成し
た。
印加後、前記モルダント層には中間層の白色を地色と
する美しい高濃度の画像が形成されていた。
[発明の効果] この発明によると、 (1)熱により発色する色剤を使用せず、熱により拡散
移動するが熱に安定な染料を使用しているので、印字画
像の保存安定性が良好であり、 (2)しかも、化学反応による発色機構を利用せず、染
料の熱による物理的拡散移動による画像形成機構を利用
するものであるから、簡単に効率良く印字を行なうこと
ができ、 (3)中間層の色を地色として印字画像を形成すること
ができるので、印字画像を鮮明に形成することができ
る、 等の利点を有する感熱記録材料を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図、第6図、第
7図、第8図、第9図および第10図は、この発明の感熱
記録材料の一例を示す断面説明図である。 1……染料供給層、1a……自己支持性の染料供給層、2
……中間層、3……モルダント層、3a……自己支持性の
モルダント層、4……支持体、4a……透明支持体、5…
…スティッキング防止層、6……剥離層、7……カブリ
防止層、8a……緑色染料供給層、8b……赤色染料供給
層、8c……黄色染料供給層。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−71389(JP,A) 特開 昭60−245593(JP,A) 特開 昭62−19488(JP,A) 特開 昭63−98494(JP,A) 特開 昭63−87284(JP,A) 特開 昭63−256491(JP,A) 実開 昭63−170250(JP,U)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱エネルギーの印加により拡散移動する染
    料を含有する染料供給層と、非熱拡散性色材を含有する
    中間層と、染料を受容して画像を形成するモルダント層
    とを、この順に積層してなることを特徴とする感熱記録
    材料。
  2. 【請求項2】支持体上に、熱エネルギーの印加により拡
    散移動する染料を含有する染料供給層と、非熱拡散性色
    材を含有する中間層と、染料を受容して画像を形成する
    モルダント層とを、この順に積層してなる請求項1に記
    載の感熱記録材料。
  3. 【請求項3】熱エネルギーの印加により拡散移動する染
    料を含有する自己支持性の染料供給層上に、非熱拡散性
    色材を含有する中間層と、前記拡散移動して来た染料を
    受容して画像を形成するモルダント層とを、この順に積
    層してなる請求項1または請求項2に記載の感熱記録材
    料。
  4. 【請求項4】透明支持体上に、染料を受容して画像を形
    成するモルダント層と、非熱拡散性色材を含有する中間
    層と、熱エネルギーの印加により拡散移動する染料を含
    有する染料供給層とを、この順に積層してなる請求項1
    乃至請求項3のいずれかに記載の感熱記録材料。
  5. 【請求項5】染料を受容して画像を形成する自己支持性
    のモルダント層上に、非熱拡散性色材を含有する中間層
    と、熱エネルギーの印加により拡散移動する染料を含有
    する染料供給層とを、この順に積層してなる請求項1乃
    至請求項4のいずれかに記載の感熱記録材料。
  6. 【請求項6】前記感熱記録材料を形成する両外層の少な
    くともいずれか一方の外層の表面にスティッキング防止
    層を有する請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の感
    熱記録材料。
  7. 【請求項7】前記染料供給層と前記中間層との間に剥離
    層を有する請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の感
    熱記録材料。
  8. 【請求項8】前記染料供給層と前記中間層の間にカブリ
    防止層を有する請求項1乃至請求項7のいずれかに記載
    の感熱記録材料。
  9. 【請求項9】前記染料供給層が、複数の染料供給層から
    なり、各染料供給層は色調、分子量、および融点または
    昇華温度の少なくともいずれかが互いに相違する染料を
    含有する請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の感熱
    記録材料。
  10. 【請求項10】前記請求項第1項から第9項までのいず
    れかに記載の感熱記録材料を用いて、画像を形成するこ
    とを特徴とする感熱記録方法。
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