JP2530622Y2 - プレートヒータ - Google Patents

プレートヒータ

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JP2530622Y2
JP2530622Y2 JP7182790U JP7182790U JP2530622Y2 JP 2530622 Y2 JP2530622 Y2 JP 2530622Y2 JP 7182790 U JP7182790 U JP 7182790U JP 7182790 U JP7182790 U JP 7182790U JP 2530622 Y2 JP2530622 Y2 JP 2530622Y2
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JP
Japan
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plate
heater
metal wire
sheathed heater
metal
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JP7182790U
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Inventor
清三 二階堂
Original Assignee
株式会社日立ホームテック
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電気こんろなどに用いるプレートヒータに関
するものである。
従来の技術 従来電気こんろなどに用いるプレートヒータは、例え
ば第4図に示すように金属製プレート1の裏面にNiロウ
材4により渦巻状のシーズヒータ2を固定する構造とな
っていた。(例えば実開昭61-30991号公報、実開平1-15
8689号公報) 考案が解決しようとする課題 このものはシーズヒータ2の固定にNiロウ材4を用い
るため非常に高価であり、またNiロウ材4の溶融には11
00℃、20分必要であるため、これに耐える材質を選定し
なければならず、しかも無酸化炉中プレートの材質によ
っては鋭敏化現象などのため冷却速度が要注意となり、
ロウ付される面は酸化物のない極上面にしておく必要が
ある。
さらに加熱による全体的変形やロウ付の前作業として
ロウ材塗布作業など工数も多く、熟練を要する問題があ
った。
課題を解決するための手段 本考案は上記の問題を解決するためになされたもので
あり、プレートの裏面とシーズヒータとの間に金属線を
プレートの中心側から外周側に向けて複数本略放射状に
介在し、これらのプレートと金属線及びシーズヒータを
電気溶接により一体に固定したものである。
作用 金属線の介在される部分、すなわち極部的に溶接され
るプレートの面はきれいにする必要があるが、溶接性向
上となるプロジェクションを兼ねた金属線を用いるだけ
で固定作業も常温において容易にでき、プレートの材質
も安価で目的に応じて熱伝導性の良いものが選定でき、
加熱などによる変形の必要もなく、熟練を要する作業工
程がなくなるなど性能の低下なしでコストメリットを計
ることができるものである。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に従って説明する。
図において、1はプレートで、フェライト系ステンレ
ス等安価で熱伝導性の良い金属材料によって円板状に成
形されている。2はプレート1の裏面に電気溶接によっ
て固定された渦巻状のシーズヒータ、3はプレート1と
同材質よりなる金属線で、前記溶接の補助としてプレー
ト1とシーズヒータ2との間にプレート1の中心側から
外周側に向くように複数本介在されている。
上記の構成において、プレート1とシーズヒータ2の
固定はまず第3図(a)のようにプレート1とシーズヒ
ータ2との間に金属線3を介在する。
次に金属線3のあるところでプレート1の上面とシー
ズヒータ2の下側に電極を置き、金属線3の方向に沿っ
て直線的に電気溶接し、第3図(b)のように三者を一
体に固定する。これによってプレート1とシーズヒータ
2とは常温で固定作業が出来ることになり、熟練技能も
特殊な設備も不用となり、また作業工数の低減も計るこ
とができる。
尚金属線3はシーズヒータ2の両端の端子部近傍に2
本、その他の主要部分に最低1本以上設ければよいが、
密着性の向上を計るためには本数を多くすることが望ま
しい。
考案の効果 以上説明したように本考案によれば、金属線を用いて
プレートとシーズヒータを電気溶接するので、常温にて
熟練技能も特殊設備も必要なく、容易に加工でき、また
プレートの材質も金属線の選定により目的に合った安価
なものを選定することができる。
さらに加熱による変形やプレート材など金属材料への
悪影響もなくなり、品質の向上も計れ、生産性も含めコ
ストメリットの非常によいものを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一部断面正面図、第2図は同平面図、
第3図(a)、(b)は第1図のA部の拡大図、第4図
は従来の要部断面図である。 1……プレート、2……シーズヒータ、3……金属線。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属製プレート(1)の裏面にシーズヒー
    タ(2)を固定してなるプレートヒータにおいて、前記
    プレート(1)とシーズヒータ(2)との間に金属線
    (3)をプレート(1)の中心側から外周側に向けて略
    放射状に複数本介在し、これらのプレート(1)と金属
    線(3)及びシーズヒータ(2)を電気溶接により一体
    に固定してなるプレートヒータ。
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