JP2529923Y2 - 洗濯物のスリングバッグ搬送装置 - Google Patents

洗濯物のスリングバッグ搬送装置

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JP2529923Y2
JP2529923Y2 JP7021891U JP7021891U JP2529923Y2 JP 2529923 Y2 JP2529923 Y2 JP 2529923Y2 JP 7021891 U JP7021891 U JP 7021891U JP 7021891 U JP7021891 U JP 7021891U JP 2529923 Y2 JP2529923 Y2 JP 2529923Y2
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幸一 神野
晃 前田
和義 泰田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Framework For Endless Conveyors (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は洗濯物を仕分けし、定量
をバッグに入れて決められたレールにストックし、順次
連続水洗機にバッグを搬送するスリングバッグシステム
に利用できる洗濯物のスリングバッグ搬送装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】洗濯するシーツや浴衣、ピローカバーな
どの被洗物を仕分け選別をして、同種のものを一定量洗
濯する連続式水洗機が一般的に知られている。この連続
式水洗機へ、自動的に設定された順次にて被洗物を投入
するためのシステムとして、工場の天井空間を利用した
モノレール方式を取入れた自重走行のスリングバッグシ
ステムがある。図7は従来のその構成を示すもので、被
洗物はシーツや浴衣、ピローカバーなど入り混じった状
態にて入荷され、仕分けコンベヤ10上に載せられる。
これを仕分け選別するために投入びん11に夫々仕分け
選別し、被洗物が投入される。投入びん11は予め設定
器により各ストックレール21a〜21eに振り分けら
れるよう設定されており、各投入びん11には重量計量
器が取付けられていて、規定量に達すると投入びんが開
き、被洗物は投入コンベヤ12により投入ステーション
13に待機しているバッグに投入される。このリネン入
バッグは昇降ホイスト14により持ち上げられ、レール
の傾斜により指定されたレールへ送られる。
【0003】次いで次の空バッグ16が、空バッグスト
ック部17より投入ステーション13へ送られ、これが
繰り返されてストックレール21a〜21eには被洗物
が投入びんにより仕分けされた状態にて次々とストック
される。一方連続水洗機81では、設定器により設定さ
れるレール番号順に、連続水洗機81の投入前ステーシ
ョン51へ被洗物の入ったバッグ31が送られ、投入ス
テーション71の空きを待つ。洗濯が終了すると、投入
ステーション71のバッグの下部が開口され、投入口6
1を通じて被洗物が連続水洗機81へ投入される。これ
により空になったバッグは、レール91を通して空バッ
グストック部17へストックされる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】スリングバッグシステ
ムにおける仕分けは、一般にシーツ、包布、浴衣、テー
ブルクロス、枕カバー、鉄道用背もたれカバー等の品種
に分けられ、夫々専用の投入びんに投入されて一定量の
バッグに入れられると共に、びんに対応したレールナン
バーにストックされて洗いを待つ。一方、特定客による
特急処理が必要なケースがあり、この場合のための優先
洗いをする特急ラインと称するものが専用に設けられて
おり、このためのレールが特別に設けられている。この
特急ラインも、処理が多くなるとそこにストックされる
バッグの数も増えて来る。
【0005】しかしこの場合には、先に特急ラインへ送
ったものが必ず先に処理されるようになる。即ち、送ら
れた順番による他は連続水洗機へ送ることが出来ず、例
え超特急のものが入って来て割込み処理をしたい時で
も、現状ラインでは処理が出来なかった。またこのため
にもう1本ストックレールを増やしたとしても、そのレ
ールの中での順序は、やはり最初に入ったものから順番
に処理されることとなり、入れ換えが出来ない等の問題
があった。本考案は特急ラインに限らずストックレール
における吊り下げられたバッグを容易に入れ換え出来、
後入れ、先出しが可能なスリングバッグ搬送装置を提供
せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本考案は、洗濯
物を仕分けして定量分収納したバッグを吊り下げて順次
送り出し、同バッグを複数個のストックヤードレールに
夫々ストックし、洗濯機へ前記バッグ内の洗濯物を順次
供給する洗濯物のスリングバッグ搬送装置において、前
記複数個のストックヤードレールの下流集合部レールに
平行して配設したループレールと、前記集合部レール
下流から同ループレールへ前記バッグを切換えて送り出
す切換装置と、前記ループレール上のバッグを集合部レ
ールの上流へ切換えて戻す切換装置とを備えてなるもの
で、これを課題解決のための手段とするものである。ま
た本考案は、ストックヤードレールに平行して配置した
戻しレールと、ストックヤードレールの下流集合部レー
ルの下流から戻しレールへ前記バッグを切換えて送り出
す切換装置と、前記戻しレール上のバッグをストックヤ
ードレールの上流へ切換えて戻す切換装置とを備えてな
るもので、これを課題解決のための手段とするものであ
る。
【0007】
【作用】ストックヤードレールの先頭にあるバッグより
優先して2番目にあるバッグを先に洗いたい時には、集
合部レール下流側の切換器をループレール側に切り換
え、前記先頭にあるバッグをループレールに搬送すると
共に、2番目にあったバッグを先頭にして連続水洗機へ
送り込む。またループレールに搬送されたバッグはルー
プレールにてストックされ、処理が必要となれば集合部
レールの上流側の切換器を介して再び集合部レールに搬
送され、連続水洗機へ送り込まれる。このように本考案
では、容易な操作でストックヤードレール中のバッグの
処理順序を入れ換えることが出来るので、超特急処理品
を後から入れても、入れ換えをして先に処理が可能とな
り、後入れ、先出しが可能となる。
【0008】
【実施例】以下本考案を図面の実施例について説明する
と、図1は本考案の第1実施例を示すスリングバッグシ
ステムの平面図、図2は同操作制御器具のブロック図、
図3は同昇降ホイストの側面図、図4は同切換器の平面
図である。なお、図1に示す仕分けステーションの投入
びん11、投入コンベヤ12、投入ステーション13、
昇降ホイスト14、ストックヤードレール21a〜21
eは従来のものと同一である。
【0009】さて図1において集合部レール21gは、
切換器41によりループレール21fに分岐出来る。1
9は昇降ホイストを有する切換器で、図3に示す如く集
合部入口レール21g′と、ループレール21fを図3
の如く上下の関係で接続する。図2は切換器41と、リ
ネン入バッグ301のストッパ開閉、昇降ホイスト付切
換器19及びリネン入バッグ301,302,303,
304の操作、制御、表示をするための制御装置をブロ
ック図で表わしたもので、リネン入バッグの客先、品種
コード及びレール上の配列を表示する表示器401、配
列順序を入れ換え操作する操作スイッチ402、昇降ホ
イスト駆動モータ191、ストッパ用シリンダ駆動電磁
弁192、バッグ有及び通過確認用センサ193、及び
これらの入出力を制御する制御装置403により構成さ
れる。
【0010】ここで図1に示す本考案の第1実施例のス
リングバッグシステムについて更に説明すると、洗濯物
を仕分けステーションの投入びん11に投入して仕分け
し、定量分収納すると投入びんが開き、洗濯物は投入コ
ンベヤ12により投入ステーション13に待機している
バッグに投入される。このバッグは昇降ホイスト14に
より持ち上げられ、吊り下げられた状態で順次送り出さ
れ、複数個のストックヤードレール21a〜21eにバ
ッグ31の如く夫々ストックしておき、順次連続水洗機
81へバッグ31内の洗濯物を供給するスリングバッグ
搬送装置である。
【0011】以上の構造は前記図7の従来装置と同じで
あるが、図1の装置では複数個のストックヤードレール
の集合部分を集合部レール21gとして、このレール2
1gに平行してループレール21fを配設し、両者の分
岐点に切換器41,19を設ける。このうち切換器41
は、集合部レール21gの下流からループレール21f
へリネン入バッグ301〜304を切換えて送り出す切
換器であり、切換器19はループレール21f上のバッ
グを集合部レール21gの上流の集合部入口レール21
g′へ切換えて戻す切換器である。
【0012】次に作用を説明する。先ずストックヤード
レール21eの先頭にあるバッグ301より優先してバ
ッグ302を先に洗いたい時には、表示器401により
確認して、操作スイッチ402により操作設定をし、バ
ッグ302を入力すると切換器41は図4の如くループ
レール21f側に切換わり、バッグ301のストッパを
開とし、バッグ301はループレール21f側に搬送さ
れる。ループレール21fにバッグ301が送られた
後、切換器41は元に戻される。その後バッグ302は
ストッパが開となって先頭となる。またループレール2
1fに送られたバッグ301は、昇降ホイスト付切換器
19へ送られ、ループレール21fの集合部入口レール
21g′にストックされる。この集合部入口レール21
g′は他のストックヤードと同じく制御され、集合部入
口レール21g′に送られたバッグはストックされる。
このことによりレール上のバッグ処理順序はバッグ30
2が先頭となり、後入れ、先出しが可能となる。
【0013】次に本考案の第2実施例を図5に基づいて
説明する。この実施例は、第1実施例のループレール2
1fの代わりに、戻しレール21f′を配置した点に特
徴があり、優先して洗うバッグよりも前にあるバッグを
ストックヤードレールの上流側にリターンすることがで
きる。この結果、第1実施例のものと同様の効果が得ら
れる。なお、他の構成は第1実施例と同じである。
【0014】
【考案の効果】以上詳細に説明した如く本考案は、スト
ックヤードレールの下流集合部レールにおいて同集合部
レールに平行してループレールを設け、両者を集合部レ
ールの上流側及び下流側で夫々切換器を介して連結した
ので、容易にストックヤードレール上のバッグの処理順
序を入れ換えることができ、従って後入れ、先出しが可
能となり、超特急処理の対応が容易に可能となる。また
ループレールに換え、戻しレールを配置しても同様な後
入れ、先出しが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るスリングバッグシス
テムの平面図である。
【図2】本考案の実施例に係る操作制御器具のブロック
図である。
【図3】本考案の実施例で使用する昇降ホイストの側面
図である。
【図4】本考案のスリングバッグシステムにおけるレー
ルの切換器の1例を示す平面図である。
【図5】本考案の第2実施例に係るスリングバッグシス
テムの平面図図である。
【図6】第2実施例中のレールの切換器の1例を示す平
面図である。
【図7】従来方式のスリングバッグシステムを示す平面
図である。
【符号の説明】
11 投入びん 12 投入コンベヤ 13 投入ステーション 14 昇降ホイスト 16 空バッグ 19 切換器 21a〜21e ストックヤードレール 21f ループレール 21g 集合部レール 21g′ 集合部入口レール 31 バッグ 41 切換器 301,302,303,304 バッグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−152015(JP,A) 実開 昭57−174426(JP,U) 特公 平3−36731(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯物を仕分けして定量分収納したバッグ
    を吊り下げて順次送り出し、同バッグを複数個のストッ
    クヤードレールに夫々ストックし、洗濯機へ前記バッグ
    内の洗濯物を順次供給する洗濯物のスリングバッグ搬送
    装置において、前記複数個のストックヤードレールの下
    流集合部レールに平行して配設したループレールと、前
    記集合部レールの下流から同ループレールへ前記バッグ
    を切換えて送り出す切換装置と、前記ループレール上の
    バッグを集合部レールの上流へ切換えて戻す切換装置と
    を備えてなることを特徴とする洗濯物のスリングバッグ
    搬送装置。
  2. 【請求項2】 洗濯物を仕分けして定量分収納したバッ
    グを吊り下げて順次送り出し、同バッグを複数個のスト
    ックヤードレールに夫々ストックし、洗濯機へ前記バッ
    グ内の洗濯物を順次供給する洗濯物のスリングバッグ搬
    送装置において、ストックヤードレールに平行して配置
    した戻しレールと、ストックヤードレールの下流集合部
    レールの下流から戻しレールへ前記バッグを切換えて送
    り出す切換装置と、前記戻しレール上のバッグをストッ
    クヤードレールの上流へ切換えて戻す切換装置とを備え
    てなることを特徴とする洗濯物のスリングバッグ搬送装
    置。
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