JP2529790B2 - ビデオテ―プレコ―ダ―のリ―ルトルク装置 - Google Patents

ビデオテ―プレコ―ダ―のリ―ルトルク装置

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JP2529790B2
JP2529790B2 JP3281661A JP28166191A JP2529790B2 JP 2529790 B2 JP2529790 B2 JP 2529790B2 JP 3281661 A JP3281661 A JP 3281661A JP 28166191 A JP28166191 A JP 28166191A JP 2529790 B2 JP2529790 B2 JP 2529790B2
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    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/44Speed-changing arrangements; Reversing arrangements; Drive transfer means therefor

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
ーのリールトルク(reel torque) 装置に係るもので、詳
しくは、一つのクラッチ手段を有する一体型のリールト
ルク装置で、供給リールと巻取リールとに夫々適切なト
ルク駆動力を伝達し得るようにしたビデオテープレコー
ダーのリールトルク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオテープレコーダーのリール
トルク装置においては、図5に示したように、供給側リ
ールギヤ1と巻取側クラッチギヤ2との中間部位に中間
ギヤ3が軸支され、該中間ギヤ3がキャプスタンモータ
ー(図示されていない)の駆動で回動されるようになっ
ていた。且つ、その中間ギヤ3の両方側には供給側アイ
ドラギヤ4と巻取側アイドラギヤ4′とが夫々軸支さ
れ、その中間ギヤ3の回転方向に従い供給側リールギヤ
1又は巻取側クラッチギヤ2に選択的に咬合され、その
供給側リールギヤ1又は巻取側クラッチギヤ2を選択的
に回転させるようになっていた。即ち、その中間ギヤ3
が図面のA方向(反時計方向)に回転すると、前記供給
側アイドラギヤ4はその中間ギヤ3を中心に図面のB方
向に揺動して図面のC方向(時計方向)に回転され、そ
の供給側アイドラギヤ4に咬合っている供給側リールギ
ヤ1が図面のD方向(反時計方向)に回転される。一
方、前記中間ギヤ3が図面のA′方向(時計方向)に回
動すると、前記巻取側アイドラギヤ4′はその中間ギヤ
3を中心に図面のB′方向に揺動して図面のC′方向
(反時計方向)に回転され、その巻取側アイドラギヤ
4′に咬合する巻取側クラッチギヤ2が図面のD′方向
(時計方向)に回転されるようになっていた。且つ、こ
のとき、前記供給側リールギヤ1を回転させる回転トル
クは前記巻取側クラッチギヤ2を回転させる回転トルク
よりもやや大きくなっていた。
【0003】そして、このように構成された従来のビデ
オテープレコーダーのリールトルク装置を一層詳しく説
明すると次のようであ。図5及び図6に示したよう
に、従来ビデオテープレコーダーのリールトルク装置
は、供給リールテーブルSと、中間ギヤ組立体Cと、巻
取リールテーブルTとにより構成されている。且つ、前
記供給リールテーブルSは、リール本体5を有し、該リ
ール本体5の軸部5aに供給側リールギヤ1と、底面に
フェルト6を有する摩擦板7と、リールディスク8とが
夫々順次緩挿されている。該リールディスク8は軸部8
aを有し、該軸部8aに凹溝8bが形成されて該凹溝8
bに圧縮コイルスプリング9が挿設され、該圧縮コイル
スプリング9により摩擦板7のフェルト6を前記供給側
リールギヤ1に弾圧させるようになっている。又、前記
リールディスク8の軸部8a外周面にはリールスリーブ
11が緩挿され、該リールスリーブ11とリールディス
ク8間に圧縮コイルスプリング10が挿設され、前記リ
ールディスク8の軸部8a上方側にリールキャップ12
が嵌されて、そのリールスリーブ11が弾支されるよ
うになっていた。更に、前記中間ギヤ組立体Cは基板1
3の下方側に中心軸14が固定され、該中心軸14に夫
々スプリングガイド15と圧縮コイルスプリング16と
アイドラアーム17とフェルト18と中間ギヤ3とが順
次下方向きに緩挿され、前記アイドラアーム17の所定
部位には軸部19・19′が夫々下方側に固定され、該
軸部19・19′には前記中間ギヤ3に咬合され前記供
給側リールギヤ1又は巻取側クラッチギヤ2に選択的に
咬合される供給側アイドラギヤ4及び巻取側アイドラギ
ヤ4′が夫々回動可能に緩挿されていた。且つ、前記中
間ギヤ3の下方部位にはベルト案内溝3aが形成され該
ベルト案内溝3aにベルト21が掛合されて該ベルト
21がキャプスタンプリー20に掛合されていた。又、
前記巻取リールテーブルTは、リール本体22を有して
いて、該リール本体22の軸部22aに、圧縮コイルス
プリング23と前記巻取側アイドラギヤ4′に咬合され
る巻取側クラッチギヤ2と底面にフェルト24を有
巻取側リールギヤ25とが順次緩挿され、前記圧縮コ
イルスプリング23の弾性力によりその巻取側クラッチ
ギヤ2が前記巻取側リールギヤ25のフェルト24に弾
圧されるようになっていた。
【0004】そして、このように構成された従来のビデ
オテープレコーダーのリールトルク装置の作用を説明す
ると次のようであ。先ず、キャップスタンモーターの
駆動力は前記キャップスタンプーリ20→ベルト21→
中間ギヤ3の順に伝達され、その中間ギヤ3と前記圧縮
コイルスプリング16によって弾支されたアイドラアー
ム17下方側のフェルト18との摩擦力によりそのア
イドラアーム17は前記中心軸14を中心に時計方向又
は反時計方向に回動される。即ち、中間ギヤ3が図5の
A方向に回動すると、前記供給側アイドラギヤ4は前記
供給側リールギヤ1に咬合され、前記中間ギヤ3の回動
力は前記アイドラアーム17→供給側アイドラギヤ4→
供給側リールギヤ1→フェルト6→摩擦板7→リールデ
ィスク8の順に伝達される。且つ、この場合、回転伝達
トルクはフェルト6の摩擦接触による供給側リールギヤ
1と摩擦板7の相対回転トルクとにより決定されるよう
になる。一方、中間ギヤ3が図5のA′方向に回転する
と、巻取側アイドラギヤ4′は巻取側クラッチギヤ2に
咬合され、前記中間ギヤ3の回動力は前記アイドラアー
ム17→巻取側アイドラギヤ4′→巻取側クラッチギヤ
2→フェルト24→巻取側リールギヤ25の順に伝達さ
れる。且つ、この場合、回転トルクはフェルト24によ
る巻取側クラッチギヤ2と巻取側リールギヤ25との相
対回転トルクとにより決定されるようになる。従って、
供給リールテーブルSの圧縮コイルスプリング9の弾性
係数及びフェルト6の摩擦係数と巻取リールテーブルT
のフェルト24の摩擦係数とを適切に調節して、供給リ
ールテーブルSの回動トルクを巻取リールテーブルTの
回転トルクよりも大きく構成するようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このように構
成された従来ビデオテープレコーダーのリールトルク
装置においては、供給リールテーブルSと巻取リールテ
ーブルTとに夫々リールのトルク装置が装設されている
ため、その構成が複雑になりリールトルク装置の占める
容積も大きくなって、製品の小型化及び軽量化を要する
カメラ一体型テープレコーダー等には適用し得ないと共
に生産原価も低廉になり難いという不都合な点があっ
た。又、動力を伝達する各部品とトルクを受ける各部品
との距離が可成り離れているため、停止の状態からレビ
ューモードに切換する場合は瞬間の動作毎に可成り大き
い力がかかり、ベルトの滑りに因る摩耗が生じてそのベ
ルトの壽命が短縮されるという不都合な点があった。そ
れで、このような問題点を解決するため、本発明者は研
究を重ねた結果、次のようなビデオテープレコーダーの
リールトルク装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、供給リ
ールテーブルと巻取リールテーブルとに夫々リールのト
ルク装置を具備せずに、中心ギヤ組立体に一体型クラッ
チ装置を装着し、比較的簡単な構造でリールのトルクを
得るようにしたビデオテープレコーダーのリールトルク
装置を提供しようとするものである。
【0007】このような本発明の目的は、ビデオテープ
レコーダーのリールトルク装置であって、一体型リール
ディスク(35)に供給側リールギヤ(31)が形成さ
れた供給リールテーブル(S′)と、一体型リールディ
スク(54)に巻取側リールギヤ(32)が形成された
巻取リールテーブル(T′)と、基板(39)に固定さ
れた中心軸(40)に回動可能に挿され、前記供給側
リールギヤ(31)と前記巻取側リールギヤ(32)と
に選択的にトルクを伝達するアイドラ機構(I)と、
、前記中心軸(40)に前記アイドラ機構(I)の中
間ギヤ(33)と同軸に挿されると共に弾性部材(5
0)により支持され、かつ前記中間ギヤ(33)と実質
的に一体的に回転するところの、底面にクラッチ部材の
フェルト(47)が付着された摩擦板(48)と、前
中心軸(40)に前記摩擦板(48)の下面において該
摩擦板と同軸に挿され、外部駆動源と連結されて上下
方向に昇降可能な第1の回転部材(52)と、前記中心
軸(40)に前記摩擦板(48)の下面において該摩擦
板と同軸に緩挿され、前記第1の回転部材(52)を
転方向に応じて昇降可能に挿支持すると共に、該第1
回転部材(52)とは別に前記摩擦板(48)のフェ
ルト(47)と実質的に常時接触しており、それによっ
て前記第1の回転部材(52)の回転を前記フェルト
(47)を介して常時前記摩擦板(48)に伝達するこ
とができる第2の回転部材(49)とよりなるクラッチ
手段と、により構成され、駆動源の回転方向により前記
第1の回転部材(52)を上下方向に昇降させ、上昇し
たときは前記摩擦板(48)のフェルト(47)と直接
に接触させて摩擦力を発生させることにより、前記第2
回転部材(49)によるトルクに加えて直接の接触に
よる追加のトルクを生じるようにし、それによって回転
方向に応じた互いに異なる大きさのトルクによってリー
ルテーブルを駆動させるようにしたことを特徴とするビ
デオテープレコーダーのリールトルク装置により達成さ
れる。
【0008】
【作用】本発明のビデオテープレコーダーのリールトル
ク装置においては、外部駆動源の回転方向が反転する
と、外部駆動源と連結されている第1の回転部材(5
2)が直接に上昇又は下降する。第1の回転部材(5
2)が上昇したときは摩擦板(48)のクラッチ部材で
あるフェルト(47)と接触し、弾性部材(50)を圧
縮して接触面に摩擦力を発生するので、第1の回転部材
(52)から直接にフェルト(47)と摩擦板(48)
を介して中間ギヤ(33)へ伝達されるトルクが加わる
ために、中間ギヤ(33)へ伝達されるトルクが増大す
る。それと反対に、そのようにしてトルクが増大してい
た状態から第1の回転部材(52)が下降したときは、
第1の回転部材(52)から直接にフェルト(47)と
摩擦板(48)を介して中間ギヤ(33)へ伝達される
トルクが消滅するために、伝達されるトルクは、第1の
回転部材(52)と中間ギヤ(33)を常時連動してい
第2の回転部材(49)によるトルクのみとなって減
少する。従って、比較的簡単な機構によって、外部駆動
源の回転方向に応じて第1の回転部材(52)から中間
ギヤ(33)へ伝達されるトルクの大きさを自動的に変
化させることが可能になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例に対し図面を用いて詳
細に説明する。図1に示したように、供給側リールギヤ
31と巻取側リールギヤ32との中間所定部位に中間ギ
ヤ33が回動可能に軸支され、該中間ギヤ33の両方側
に供給側アイドラギヤ34と巻取側アイドラギヤ34′
とが咬合されてその中間ギヤ33の回動方向によりそれ
ら供給側アイドラギヤ34及び巻取側アイドラギヤ3
4′が夫々供給側リールギヤ31及び巻取側リールギヤ
32に選択的に咬合されるようになっている。且つ、図
2に示したように、本発明に係るビデオテープレコーダ
ーのリールトルク装置は、供給リールテーブルS′と中
心ギヤ組立体C′と巻取リールテーブルT′とにより構
成されている。又、前記供給リールテーブルS′は、一
体型リールディスク35を有して該リールディスク35
の外周面部位に供給側リールギヤ31が形成され、その
リールディスク35の中央部位に軸部35aが垂直に形
成されて該軸部35aの下方部位外周面に圧縮コイルス
プリング36が挿合され、その軸部35aの上方部位外
周面にはリールスリーブ37が緩挿され、その軸部35
aの頂上部位にはキャップ38が嵌されることにより
そのリールスリーブ37が前記コイルスプリング36に
より弾支されるようになっている。更に、前記中心ギヤ
組立体C′は、基板39の下方側に中心軸40が固定さ
れ、該中心軸40の上方側に通常のアイドラ機構Iが
されている。該アイドラ機構Iは、前記中心軸40に
緩挿されたスプリングガイド41と、該スプリングガイ
ド下方側の前記中心軸40に緩挿された圧縮コイルスプ
リング42と、該圧縮コイルスプリング42下方側の前
記中心軸40に緩挿されたアイドラアーム43と、該ア
イドラアーム43下方側に挿合されたフェルト44と、
該フェルト44下方側の前記中心軸40に中間ボス46
を介して回動可能に緩挿された中間ギヤ33と、前記ア
イドラアーム43の先方側端部位に各軸45・45′が
下方向き固定されそれら軸45・45′に回転可能
に緩挿されて供給側リールギヤ31及び巻取側リールギ
ヤ32に選択的に咬合される供給側アイドラギヤ34及
び巻取側アイドラギヤ34′とにより構成されている。
【0010】そして、前記アイドラ機構Iの下方側に
は、キャプスタンモーターの駆動力を適切なトルクに変
換してそのアイドラ機構Iに伝達する一体型クラッチ手
段が前記中心軸40に中間ボス46を介して緩挿され、
該クラッチ手段は次のように構成されている。即ち、下
方部位にフランジ部46aを有して前記中心軸40に
された前記中間ボス46と、該中間ボス46に緩挿
れ底面にフェルト47が付着された摩擦板48と、その
フェルト47下方側の前記中間ボス46に緩挿されたフ
ランジ49(第2の回転部材)と、前記中間ギヤ33と
前記摩擦板48との間に介在されその摩擦板48を下方
向き弾圧する圧縮コイルスプリング50と、前記フラ
ンジ49に係合して前記中間ボス46に緩挿されベルト
51が掛合される中心プーリ52(第1の回転部材)
と、前記フランジ部46aと前記フランジ49との間に
介在され該フランジ49及び前記中心プーリ52の回動
を円滑に支持するワッシャー53とにより構成されてい
る。且つ、前記フランジ49に係合される前記中心プー
リ52は昇降手段により所定高さだけ昇降されるように
なっており、図2に示したように、前記中心プーリ52
が下降した状態では、前記フランジ49の上方面に前記
摩擦板48のフェルト47が弾圧されるのに対して、図
3に示したように、その中心プーリ52が上昇した状態
においては、その中心プーリ52の内方側段部52aに
前記フランジ49の底面が当接してその中心プーリ5
2の上方面に前記フェルト47の底面が接触されるよう
になっている。又、前記昇降手段は、図4に示すよう
に、前記フランジ49の中央下方側に円筒状の本体49
aが突設され、該本体49aの外周面両方側所定部位に
所定角傾斜して形成された案内溝49bと、前記中心プ
ーリ52の内方側に軸孔52bが穿孔形成され該軸孔5
2b内周壁所定部位に突設されて前記案内溝49bに係
合される案内突起52cとにより構成されている。更
に、前記巻取リールテーブルT′は、一体型リールディ
スク54の外周面に巻取側リールギヤ32が形成され、
該巻取側リールギヤ32に前記巻取側アイドラギヤ3
4′が選択的に咬合されるようになっている。図中、未
説明符号55はキャプスタンプーリを示したものであ
る。
【0011】このように構成された本発明に係るビデオ
テープレコーダーのリールトルク装置の作用を説明する
と次のようである。通常のキャプスタンモーターの駆動
により中心プーリ52が図1のA′方向(時計方向)に
回動すると、該中心プーリ52はその中心プーリ52の
案内突起52cがフランジ49の案内溝49bの下方側
に係合され、該フランジ49から下降された状態で回動
するので、図2に示したように、その中心プーリ52は
フランジ49及びフェルト47から離れた状態を維持す
る。そして、中心プーリ52の回転トルクはフランジ4
9と圧縮コイルスプリング50の弾性力を受けたフェル
ト47との摩擦力により摩擦板48とコイルスプリング
50を介して中間ギヤ33に伝達され、その中間ギヤ3
3とアイドラアーム43との摩擦力によりアイドラアー
ム43が中心軸40を中心に時計方向に回転し、巻取側
アイドラギヤ34′が巻取リールテーブルT′の巻取側
リールギヤ32に咬合されて、その巻取リールテーブル
T′にリールトルクを伝達するようになる。一方、前記
中心プーリ52が図1のA方向(反時計方向)に回動す
ると、該中心プーリ52はその中心プーリ52の案内
52Cがフランジ49の案内溝49bの上方側に係合
され、該フランジ49に上昇された状態で回動するの
で、図3に示したように、その中心プーリ52の内方側
段部52aにフランジ49の底面が当接してその中心プ
ーリ52とフランジ49が上昇され、該中心プーリ52
の上方面がフェルト47の底面に密接されるため、その
中心プーリ52が下降された場合に比べ、一層大きい回
転トルクを中間ギヤ33に伝達するようになる。次い
で、前記アイドラアーム43が中心軸40を中心に反時
計方向に回動され、供給側アイドラギヤ34が供給リー
ルテーブルS′の供給側リールギヤ31に咬合されて、
その供給リールテーブルS′にリールトルクを伝達する
ようになる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るビデ
オテープレコーダーのリールトルク装置においては、供
給リールテーブルと巻取リールテーブルとに夫々別途の
トルク装置を設置せずに、外部駆動源と連結されている
第1の回転部材を回転方向に応じて直接に昇降させるこ
とにより、第1の回転部材が上昇したときだけフェルト
と摩擦板を介して中間ギヤに追加的にトルクを与えるよ
うにすると共に、それとは別にフェルトと実質的に常時
接触している第2の回転部材によって基本的なトルクを
伝達するようにしているので、簡単な構成により、供給
リールテーブルと巻取リールテーブルとに回転方向に応
じて異なるリールトルクを確実に伝達することができ
る。また、構成が簡単であることから、リールトルク装
置が小型化及び軽量化されるのでカメラ一体型テープレ
コーダー等に適用することもできる。更に、リールトル
ク装置の瞬間動作毎に発生するベルトの滑りによる摩耗
を減少しそのベルトの壽命を延長し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビデオテープレコーダーのリール
動力伝達系を示した概略平面図である。
【図2】本発明に係るビデオテープレコーダーのリール
トルク装置の構成及び作用説明図で中心プーリが下降さ
れた場合を示した図面である。
【図3】本発明に係るビデオテープレコーダーのリール
トルク装置の構成及び作用説明図で中心プーリが上昇さ
れた場合を示した図面である。
【図4】本発明に係る昇降手段の構成を示した斜視図で
ある。
【図5】従来ビデオテープレコーダーにおけるリール
動力伝達系を示した概略平面図である。
【図6】従来ビデオテープレコーダーのリールトルク
装置の構成を示した縦断面図である。
【符号の説明】
31…供給側リールギヤ 32…巻取側リールギヤ 33…中間ギヤ 34…供給側アイドラギヤ 34′…巻取側アイドラギヤ 35…一体型リールディスク 39…基板 40…中心軸 46…中間ボス 47…フェルト 48…摩擦板 49…フランジ(第2の回転部材) 49a…本体 49b…案内溝 50…圧縮コイルスプリング 51…ベルト 52…中心プーリ(第1の回転部材) 52a…段部 52b…軸孔 52c…案内突起 I…アイドラ機構 S′…供給リールテーブル T′…巻取リールテーブル 54…一体型リールディスク

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオテープレコーダーのリールトルク
    装置であって、 一体型リールディスク(35)に供給側リールギヤ(3
    1)が形成された供給リールテーブル(S′)と、 一体型リールディスク(54)に巻取側リールギヤ(3
    2)が形成された巻取リールテーブル(T′)と、 基板(39)に固定された中心軸(40)に回動可能に
    挿され、前記供給側リールギヤ(31)と前記巻取側
    リールギヤ(32)とに選択的にトルクを伝達するアイ
    ドラ機構(I)と、更に、 前記中心軸(40)に前記アイドラ機構(I)の中間ギ
    ヤ(33)と同軸に挿されると共に弾性部材(50)
    により支持され、かつ前記中間ギヤ(33)と実質的に
    一体的に回転するところの、底面にクラッチ部材のフェ
    ルト(47)が付着された摩擦板(48)と、前記中心
    軸(40)に前記摩擦板(48)の下面において該摩擦
    板と同軸に挿され、外部駆動源と連結されて上下方向
    に昇降可能な第1の回転部材(52)と、前記中心軸
    (40)に前記摩擦板(48)の下面において該摩擦板
    と同軸に緩挿され、前記第1の回転部材(52)を回転
    方向に応じて昇降可能に挿支持すると共に、該第1の
    回転部材(52)とは別に前記摩擦板(48)のフェル
    ト(47)と実質的に常時接触しており、それによって
    前記第1の回転部材(52)の回転を前記フェルト(4
    7)を介して常時前記摩擦板(48)に伝達することが
    できる第2の回転部材(49)とよりなるクラッチ手段
    と、 により構成され、 駆動源の回転方向により前記第1の回転部材(52)を
    上下方向に昇降させ、上昇したときは前記摩擦板(4
    8)のフェルト(47)と直接に接触させて摩擦力を発
    生させることにより、前記第2の回転部材(49)によ
    るトルクに加えて直接の接触による追加のトルクを生じ
    るようにし、それによって回転方向に応じた互いに異な
    る大きさのトルクによってリールテーブルを駆動させる
    ようにしたことを特徴とするビデオテープレコーダーの
    リールトルク装置。
  2. 【請求項2】 前記クラッチ手段は、前記中心軸(4
    0)に回動可能に挿され前記アイドラ機構(I)の中
    間ギヤ(33)が嵌された中間ボス(46)と、該中
    間ボス(46)に挿され底面にフェルト(47)が付
    着された摩擦板(48)と、前記第2の回転部材として
    前記中間ボス(46)に挿され前記フェルト(47)
    に上方面が当接されるフランジ(49)と、前記中間ギ
    ヤ(33)と前記摩擦板(48)との間に挿設され前記
    摩擦板(48)を下方向き弾圧する圧縮コイルスプリ
    ング(50)と、前記第1の回転部材として前記フラン
    ジ(49)下方側の前記中間ボス(46)に挿され昇
    降手段により昇降して駆動力をトルクに変換させ前記
    中間ギヤ(33)に伝達する中心プーリ(52)とによ
    り構成された請求項1記載のビデオテープレコーダーの
    リールトルク装置。
  3. 【請求項3】 前記昇降手段は、前記フランジ49の本
    体(49a)外周面の両側の所定部位に所定角傾斜して
    形成された案内溝(49b)と、前記中心プーリ(5
    2)に穿孔形成された軸孔(52b)の内周壁所定部位
    に突設され前記案内溝(49b)に係合される案内突起
    (52c)とによりなる請求項2記載のビデオテープレ
    コーダーのリールトルク装置。
JP3281661A 1990-10-29 1991-10-28 ビデオテ―プレコ―ダ―のリ―ルトルク装置 Expired - Lifetime JP2529790B2 (ja)

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