JP2529106B2 - ホイ−ルロ−ダの自動変速装置 - Google Patents

ホイ−ルロ−ダの自動変速装置

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JP2529106B2 JP62097449A JP9744987A JP2529106B2 JP 2529106 B2 JP2529106 B2 JP 2529106B2 JP 62097449 A JP62097449 A JP 62097449A JP 9744987 A JP9744987 A JP 9744987A JP 2529106 B2 JP2529106 B2 JP 2529106B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/16Inhibiting or initiating shift during unfavourable conditions, e.g. preventing forward reverse shift at high vehicle speed, preventing engine over speed

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は,ホイールローダの自動変速装置に関する
ものである。
(従来の技術) ホイールローダは通常バケットで地山を掘削し,それ
をダンプトラックに積み込むために用いられる。第4図
にはホイールローダの掘削からダンプトラックへの積み
込みまでの一連の運転パターンを示している。これはい
わゆるVシェープ運転と呼ばれる最も多く使用される運
転パターンである。
そしてこのVシェープ運転(矢印で示す運転I〜V)
で最も作業時間を短くするためには,つぎのように運転
することが要求される。
すなわち,ホイルローダaを前進2速(F2)で,地山
bに向って高速で前進し(運転I),地山bに近づくと
(0.5m〜1.0m),掘削作業を行う場合の牽引力を大きく
するために前進1速(F1)で地山bに突込む(運転I
I)。掘削が終了すると,ホイールローダaを掘削作業
位置から後進2速(R2)で後進させ(運転III),つい
でホイールローダaの走行方向を切換えてダンプトラッ
クcにF2で高速接近させる(運転IV)。
ダンプトラックcへの積込作業が終了すると,ダンプ
トラックcからR2で高速で離れる(運転V)。
しかして上記作業時のトランスミッション速度段を自
動的にシフトする自動変速車については,既に本出願人
が提案したところであり,その場合にはF,R切換後の発
進及び走行時(運転I,III,IV,V)には必ず2速であり,
掘削時(運転II)など車速が設定車速より落ちた場合の
み1速へシフトダウンするものである。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように従来より車速にしたがってF2→F1へ自動
的にシフトダウンする技術はあるが,この場合F1へシフ
トダウンさせたくないときでも,車速が設定車速まで低
下すると,自動的にF1へシフトダウンしてしまう。
例えば,上記運転IVのダンプアプローチにおいて,F2
で前進しリフトアームを上昇させ,ダンプトラック直前
でバケット位置がダンプへの積込高さになるようにアプ
ローチの距離を取って作業したいときに,積込トラック
の大きさが違ったり,アプローチ距離を取り間違ったり
し(運転IIIからIVへの切換位置を間違う),また狭い
現場ではアプローチを短くせざるを得ないため,ダンプ
トラック直前になってもバケット位置が積込高さまで上
昇していないことが起りうる。
このようなとき,オペレータは,運転IIIからIVへ切
換えた地点でダンプトラックとの距離を目算し,距離が
近いときには,スロットルペダルを踏み込み,リフトア
ーム上昇スピードを早くし,ブレーキングすることによ
り,車速をおとし,ダンプトラック直前でバケットが積
込高さになるようにしている。
したがって自動変速車において,上記のようにブレー
キングして車速を落した場合,設定車速迄車速が落ちた
段階で,自動的にF2→F1へシフトダウンしてしまう。
そしてF2→F1へシフトダウンされると,車速が急激に
低下し,急ブレーキをかけた状態となるため,積荷がこ
ぼれたり,又,オペレータにも不快感を与え,スムーズ
な作業ができなくなるというような不具合が生じる。
この発明は,上記の点を解消して,自動変速車におけ
るダウンアプローチ(運転IV)では,シフトダウンを起
さない,自動変速装置を提供することをその目的とする
ものである。
(問題点を解決するための手段及び作用) この発明は上記の点に鑑みなされたものであって,速
度段を示す信号に基づいて該信号の示す速度段にトラン
スミッションの速度段を電気的に変速する電気式トラン
スミッションコントロールを採用しているホイールロー
ダの自動変速装置において,リフトアーム位置センサを
コントローラの位置検出回路に接続し,該リフトアーム
位置センサにより検出された値に応じて,自動変速をせ
ずに現在選択された速度段を維持するように,コントロ
ーラから出力する設定信号によりT/Mシフト用ソレノイ
ド弁を作動させる手段を具備して成るもので,Vシェープ
運転時にリフトアームを地上より高い位置に上昇させる
のはダンプトラックに積み込むときであることを利用し
て,リフトアームが所定の位置に達すると現在選択され
ている速度段を維持するようにして,積荷のこぼれやオ
ペレータの不快感を防止する。
(実施例) つぎにこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図(a)はこの発明が適用される車両の概要で,
速度段を示す信号に基づいてこの信号の示す速度段にト
ランスミッションの速度段を電気的に変速する電気式ト
ランスミッションコントロールを採用しているホイール
ローダを示している。第1図(b)は第1図(a)の運
転席のレバーの配置を示す。
これらの図において1はディレクショナルレバー,2は
レンジレバーで(これらを総称してT/Mシフトレバーと
いう),接点のON-OFFにより位置を検出するようになっ
ている。3はリフトアーム操作レバー,4はステアリング
ハンドルを示す。5はこの発明の重要な点である自動変
速復帰スイッチを示し,レバー3の頭部に設けられてい
て,接点のON-OFFによってON状態を検出する。6はオペ
レータシートで,上記1〜6のものは第1図(b)に示
すように運転席に配置されている。7はリフトアーム位
置センサで,前記自動変速復帰スイッチ5と共にこの発
明の大きな特徴である。そして該位置センサ7は,リミ
ットスイッチ又はエンコーダのようなものによりリフト
アームの角度を検出することによってリフトアーム位置
を検出する。8はT/Mシフトソレノイドバルブ,9はコン
トローラである。
第2図に上記コントローラの構成をブロック図で示し
た。
図において入力側であるディレクショナル位置検出セ
ンサ1′,レンジレバー位置検出センサ2′,アクセル
ペダル位置検出センサ3′,オート,マニュアル切換ス
イッチ4′,自動復帰スイッチ5は,コントローラ9の
ON-OFF検出回路11に接続され,接点のON-OFFによって位
置又はON状態が検出される。
また同じく入力側である車速検出センサ6′,エンジ
ン回転センサ7′はコントローラ9の回転検出回路12に
接続される。さらに入力側であるリフトアーム位置セン
サ7はコントローラ9の位置検出回路13に接続されてい
て上述の如くリフトアームの角度検出を行うが,この検
出機能が作動して速度段を固定するリフトアームの位置
は位置センサ7の調整により適宜選択することができる
ようになっている。
これら入力側の各検出手段及びスイッチ等と出力側で
あるT/Mシフト用ソレノイド弁8との間に上記コントロ
ーラ9が介装され,該コントローラ9は上述のように各
検出回路11,12,13を有するほかにCPU14並びにプログラ
ムメモリ15及びT/Mシフト用ソレノイド弁駆動回路を有
していて,各入力信号に基づいてCPU14により演算され
た適正な設定信号を出力してT/Mシフト用ソレノイド弁
8に与えるものである。
この発明では前述したようにVシェープ運転時にリフ
トアームを地上より高い位置に上昇させるのは,ダンプ
トラックへの積荷を積込む時だけであることを利用した
もので,リフトアームが例えばブーム水平位置よりも上
方に位置するといったような所定の位置に達すると,現
在選択されている速度段を保持するようにしたものであ
る。
第3図はその作動をフローチャートで示したもので,
オートマニュアル切換スイッチ4′によりオートか,マ
ニュアルか,マニュアルの場合はレンジレバーの位置に
より速度段が選択される,いわゆるマニュアル変速が行
われる。
オートの場合には自動変速復帰スイッチ5を操作し,
スイッチ5がONのときはBのように自動変速となり変速
によってシフトアップやシフトダウンが行われる。以上
AとBについては従来のものと変わるところはない。
この発明ではXで示した部分がその特徴とする点であ
り,すなわちダンプトラックへ積荷を積込む運転IVを行
う場合には,リフトアームとバケットの枢支点地上高が
リフトアームと車体枢支点の地上高より高いか否かを,
リフトアーム位置センサにより検出し,高いときには自
動変速をすることなく,現状速度段を維持するようにな
っている。
従ってこの発明の実施例のものではダンプアプローチ
時(運転IV)ブレーキングによって車速が下がっても,
リフトアーム位置が地上より高いところにあることを利
用して,現状速度(例えば2速)を保持させることがで
きるので,積荷の荷こぼれを防止すると共にオペレータ
に不快感を与えることが全くない。
以上2速1速の自動変速車について説明したが,2速
1速,2速3速4速となるような全段自動変速車の
場合についても勿論適用できる。
(発明の効果) この発明は以上詳述したようにして成り,自動変速車
におけるダンプアプローチ時ブレーキングによって車速
が下がってもリフトアーム位置が地上より高いところで
あることを利用して,リフトアームがブームの水平位置
よりも上方に位置するような所定位置に達すると,現在
選択されている速度を保持することによってダンプアプ
ローチ時にシフトダウンを起さない自動変速装置が得ら
れるものである。
従って従来このようなときに,シフトダウンされたこ
とによって急ブレーキをかけられた状態となって積荷が
こぼれたりしてオペレータに不快感を与えていたような
ことが,この発明により全く解消され,スムーズな作業
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの発明の適用される車両の概略図,第
1図(b)は第1図(a)のものの運転席のレバーの配
置図,第2図はこの発明のコントローラの構成のブロッ
ク図,第3図はこの発明の作動フローチャート,第4図
はホイールローダの掘削からダンプトラックへの積込作
業の運転パターンを示す説明図である。 7……リフトアーム位置センサ,8……T/Mシフト用ソレ
ノイド弁,9……コントローラ,11……ON/OFF検出回路,12
……回転検出回路,13……位置検出回路,14……CPU,16…
…T/Mシフト用ソレノイド弁駆動回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】速度段を示す信号に基づいて該信号の示す
    速度段にトランスミッションの速度段を電気的に変速す
    る電気式トランスミッションコントロールを採用してい
    るホイールローダの自動変速装置において,リフトアー
    ム位置センサをコントローラの位置検出回路に接続し,
    該リフトアーム位置センサにより検出された値に応じて
    自動変速をせずに現在選択された速度段を維持するよう
    にコントローラから出力する設定信号によりT/Mシフト
    用ソレノイド弁を作動させる手段を具備して成ることを
    特徴とする,ホイールローダの自動変速装置。
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