JP2528865B2 - エレベ−タの表示装置 - Google Patents

エレベ−タの表示装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エレベータの表示装置に係るものであり、
特にエレベータの運行状態を適切に表示するものに関す
る。
〔従来の技術〕
従来、一般的なエレベータにおいて、かご内又はホー
ルに、かごの現在位置を示す位置表示装置(インジケー
タ)を設けること、運転方向を表示すること、待時間を
表示することなどかごの運行状態を表示案内することは
広く知られ、かつ用いられている。
ところで、このような一般的なエレベータは通常ホー
ルにてホール呼びボタンを押し、次にかご内で行先呼び
ボタンを押すという2回の操作を必要とするため、この
2回の操作を回避するためにホールにて行先呼びを登録
するというエレベータが提案されている。このようなエ
レベータにあつても適切なかごの運行状態をホール待客
に知らせる必要があるため、実開昭51−97966号などで
は、行先階呼びランプの応答灯表示を行ない、サービス
かごの位置を前記行先呼びランプ内の小ランプへ表示す
るといつた表示装置が提案されている。
また、ホールに行先呼びを設けたエレベータの他の表
示装置として、特開昭55−101575号には、行先呼びの応
答灯をサービスかごが到着するとき点灯形態を変更(フ
リツカー)させるのなどが記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、一般的なエレベータ、ホールにて行
先呼びを行なうエレベータいずれにしても、かごの運行
状態が必ずしも直観的にわからないという問題点があつ
た。特に、物理的なかご位置や待時間を数字で表示した
だけでは、人間の心理的特性として直観的にエレベータ
の運行状態を把握できない。例えば、高速エレベータで
は1階床運転に約6秒程かかり、停止して乗降客がある
と約13秒程かかるが、単にデイジタル的なかご位置表示
ではかごが位置する階床を表示するのみで、直観的に運
行状態を把握できず、ホール待客はイライラしながら到
着を待つ結果となつていた。仮りに上記の従来技術(特
開昭55−101575号)を用いても行先呼びに対して停止を
決定する際に点灯形態の変更するのみであり、かごの運
行状態はわからないという問題点を有し、乗客に対して
本当に親切な表示を行なつているとは言えなかつた。
そこで、本発明の目的は、かごの運行状態が直観的に
把握できるエレベータの表示装置を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、第1に走行中又は停止中かエレベータの
状態に応じてかご位置を異なる形態で表示するかご運行
状態表示手段を備えたことにより達成される。
第2に、かご運行状態表示手段に加えて行先呼び発生
階にエレベータが到着したときかご位置を点減表示させ
る到着案内手段を備えたことを特徴とする。
第3に、かご運行状態表示手段に加えて、かご内乗客
数に応じてかご運行状態の表示形態を変化させる手段を
備えたことを特徴とする。
〔作用〕
すなわち、本発明では、かごの位置表示パターンとし
て、走行中の表示パターン1と停止中で乗客乗り降り表
示パターン2の2つを有し、例えば表示パターン1はか
ご運転中の信号で、一方、表示パターンはドア開信号で
切換えて、かご呼び応答灯に対応させて位置表示するよ
うに構成する。また、発生したホール行先呼び階床に到
着したとき、点灯形態を変更するようにした。
これにより、かごの位置、かごの走行状態、到着状態
が直観的にわかり、大幅に操作性か向上することにな
る。
更に、乗客数に応じて、かご位置表示形態を更に発展
させれば、どのくらいの乗客にて表示、乗降がなされて
いるかが適格に把握できることになる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。尚
本実施例はホールにて行先呼びを行なうエレベータに関
するものである。
第1図は1階のエレベータホールを示したもので、1
はエレベータドア、2はマンマシンを大幅に向上したホ
ール操作盤で、この中にはホールから行先階を指定でき
る行先設定呼び手段1BH〜5BH(5階床の単独エレベータ
の例であり、1BH〜5BHには階床表示装置を含む。)、か
ごの位置やドア開閉状態、かご乗客数等を表示するかご
運行状態表示器CAGESH,各種案内を表示するメツセージ
表示器MESSAGEH,さらに各種案内を音声出力するスピー
カーSPHがある。
第2図はホール操作盤の構造図で、液晶やプラズマ等
の平面デイスプレイPDH(階床表示装置)と透明タツチ
パネルTSH(行先呼びボタン)を一体化構造とした入力
表示一体化装置TSPDH、さらに音声案内用スピーカSPH
内蔵されている。
なお、本発明では5階床のビルを対象とし、各階にも
第1図と同様のホール操作盤かあるものとするが、従来
のアツプダウンホール呼びやエレベータ位置表示器との
組合せで使用したり、複数台を管理する群管理エレベー
タのホール操作盤としても良いことは言うまでもない。
第3図〜第5図は本発明の一実施例にかかるホール操
作盤の表示形態を示したものでグラフイクパターンで表
示したものである。
第3図は、かごが4階を下降走行中(CAGEPH,CAGE
DH)で、2階(2BH)と5階(5BH)にホールからの行先
設定呼びがあり、メツセージ表示器MESSAGEHには到着ま
での時間が表示されている状態を示している。なお、入
力表示一体化装置TSPDMの平面でデイスプレイには、行
先設定呼び表示(1BH〜5BH)、メツセージ表示(MESSAG
EH)かご運行状態表示(CAGESH)が領域毎に分割表示さ
れている。かご運行状態表示領域CAGESHには、かご位置
CAGEPHが行先設定呼び手段の階床表示装置1BH〜5BHに対
応して表示されており、4階走行中を意味している。ま
た、かごの運転方向(CAGEDH)が下降であることを表示
している。
さらに、ホールに行先設定呼び手段を設けた場合、自
階床呼びは他の階床を区別するため、表示形態を変更表
示する。この実施例では1階床ホールを対象としている
ため、階床文字を太く表示している。この表示形態は、
色別としたり、四角呼びとしたり、円マークを大きくし
たりして他の階床呼びと区別しても良い。
第4図は、かごが3階で停止しておりドア開中である
ことを示している。かご位置表示CAGEPHは、第3図のか
ご走行中表示と異なる表示形態で表示している。メツセ
ージ表示MESSAGEHには到着時間が更新表示されている
(15秒→10秒)。
尚、このドア開、すなわち乗客乗降中は異なる表示形
態(乗客が出入り中)で表示するだけでなく点減(フリ
ツカー)表示も併用してよい。
第5図は、かごが自階床すなわち1階床に到着し、ド
ア開中であることを示している。自階床に到着したと
き、かご位置表示CAGEPHは点減表示させ、かつ、メツセ
ージ表示MESSAGEHにはその旨を表示している。さらに、
スピーカーSPHから、到着案内を放送する(従来のチヤ
イム音や到着の音声案内等)。
第6図は第3図〜第5図のかご位置表示CAGEPHの表示
形態を更に発展させたもので、かご内の乗客数を考慮
し、表示している。すなわち、表示パターンPA〜PFはド
ア閉でかごが走行中の状態表示で、PAは1人,PBは2
人、PCは3人、PDは4人以上、PEは満員、PFは空の場合
である。
一方、PG〜PLは、任意の階に停止しておりドア全開中
で、乗客が乗り降り中であることを示し、上記と同様乗
客数を考慮に入れた表示形態となつている。
なお、ドアの開閉度合表示DOORは第7図PM〜PQのよう
にドアの開閉度合に合せて所定の領域を面積表示(塗り
つぶし)するが、ドアの開閉度合によつては乗客数が見
えなくなる。これを防止するため、乗客数の矩形領域は
塗りつぶさないようにしている。乗客数を塗りつぶさな
い他の方法として、かご位置表示CAGEPCの矩形領域をリ
バース表示(反転)しても良い。
次に第8図〜第9図にかご内のかご操作盤3の表示形
態を示す。なお、かご呼びの表示形態変更として、フリ
ツカー表示の例で以下示す。
かご操作盤もホール操作盤と同様なデバイスで構成さ
れている。すなわち、スピーカーSPC、入力表示一体化
装置TSPDC、かご呼び手段1BC〜5BC、メツセージ表示器M
ESSAGEC、かご運行状態表示器CAGESC、かご位置表示CAG
EPC、かご運転方向表示CAGEDCで構成される。ただし、
ホール操作盤で自階層を示す表示形態は、かご操作盤で
は不要である。
第8図は、1階床でドアを開け乗客か乗り降り中の表
示状態で、特にホール操作盤の行先設定呼び手段2BC,5B
Cはフリツカー表示し、かご呼びが仮登録であることを
示している。
ホール操作盤で行先設定した呼びは、いたずら呼び、
行先変更、操作ミスにより多くの無効呼びを含むため、
この無効呼びをキヤンセルする2つの方式すなわち、
(a)キヤンセル呼び指示方式(b)本登録追加指示方
式を説明する。
(a)キヤンセル呼び指示方式 第8図において、メツセージ表示器MESSAGECには“フ
リツカーしている呼びはキヤンセル可能です”のメツセ
ージ表示を出し、例えば5階の仮登録呼び手段5BCを指
示するとこの呼びをキヤンセルする方式である。もし、
2階の仮登録呼び手段2BCは何にも指示しなければ、第
9図に示すように、フリツカー開始してから所定時間経
過後本登録される。勿論、フリツカーしていない他の呼
びを指示すると従来と同様、この呼びは直ちに本登録
(かご呼び発生)となることは言うまでもない。
(b)本登録追加指示方式 第8図において、メツセージ表示器MESSAGECに、“フ
リツカーしている呼びは本登録しますか?"とのメツセー
ジを出し、乗客に追加指示させ、本登録する方式であ
る。例えば、2階の仮登録呼び手段2BCを指示すると、
第9図のようにこの呼びが本登録される。一方、追加指
示しなかつた場合、これらの呼びを全てキヤンセルする
と乗客に混乱を生じさせるため、下記の条件により判断
する。
i)フリツカー開始してから、所定時間経過後、何にも
追加指示されず、かつ、仮登録呼び数が乗込み人数より
大きいとき、この仮登録呼びは無効呼びと判断し全てキ
ヤンセルする。
ii)フリツカー開始してから、所定時間内に少なくと
も、1つ以上の本登録追加指示があつたとき、あるいは
仮呼び以外の他の呼び登録があつたとき上記所定時間経
過後、残りの仮登録呼びは行先変更による無効呼びと判
断し、全てキヤンセルする。
なお上記、2つの方式のいずれにおいても、仮登録呼
びの階床とエレベータのサービス可否を表わす先行階床
が一致したとき、仮登録呼びは本登録呼びとする。
第10図は本発明を適用するエレベータシステムのブロ
ツク構成である。
本実施例ではマイクロコンピユータを中心に構成して
いる。すなわち、マイクロコンμとは入力インタフエー
スDIと出力インターフエースDOでインターフエースさ
れ、各々に入出力デバイスが接続されている。入力デバ
イスとして、ホール操作盤とかご操作盤の呼び手段であ
る透明タツチパネルTSH(1階床分のみ図示)TSC、各種
リレーの接点やリミツトスイツチ(1個で代表)Rya、
かご乗客検出装置PASSENGERCがある。
一方、出力デバイスとして、ホール操作盤とかご操作
盤の平面デイスプレイPDH(1階床分のみ図示)、PDC,
スピーカーのSPH(1階床分のみ図示)、SPC,さらにエ
レベータを制御するための各種リレーRy(1個で代表)
および電動機Mがある。
なお、電動機MにはかごCAGEとカウンタウエイトCWが
トラクシヨンマシン(図示なし)を介して直結されてい
る。
なお、エレベータの運転制御は全てマイクロコンμの
プログラムにより実行される。
第11図は、エレベータ運転制御のプログラムシーケン
スを示したものである。
電源投入後、マイクロコンμはリセツトスタートし、
まず、イニシヤル処理P100を実行する。イニシヤル処理
は、各種テーブルのクリアや初期値セツト、各種入出力
デバイスのイニシヤル処理を行うプログラムである。
次に、ステツプP200〜P700を電源ダウンまで繰返し処
理する。
ホール行先呼び処理P200は行先呼びの仮登録処理で、
行先呼びが行先呼び手段である透明タツチパネルTSH
触れるとその座標位置より対応する行先呼びを登録する
プログラムである。(詳細は第13図〜第15図で後述)。
かご呼び処理P300は、ホール行先呼びの本登録及びキ
ヤンセル処理、さらにかご操作盤のかご呼び登録処理を
するプログラムである(詳細は第16図〜第17図で後
述)。
かご運行状態表示処理P400は、ホール操作盤2とかご
操作盤3のかご運転状態表示器CAGESH,CAGESCに、かご
位置表示CAGESH,CAGESC、かご運転方向表示CAGEDH,CAGE
DCを行うプログラムである(詳細は第18図で後述)。
メツセージ表示処理P500はP400と同時に必要なタイミ
ングで所定のメツセージをメツセージ表示器MESSAGEH,M
ESSAGECに表示するプログラムである(詳細は第19図で
後述)。
音声案内処理P600は、必要なタイミングで所定の音声
をスピーカーSPH,SPCに出力するプログラムである(詳
細は第20図で後述)。
最後に、上記ホール行先呼び、かご呼び、その他エレ
ベータ運転に必要なリレーやリミツトスイツチを入力
し、エレベータを運転制御するプログラムである。本プ
ログラムの詳細は従来から開示されている手法と同一の
ため図示は割愛する。
第12図は主なレジスタの構成を示す。
CAGE_CALLH1〜CAGE_CALLH5は各ホールにおける行先呼
びレジスタで20〜24ビツトに行先呼びボタン1BH〜5BH
割当てられている。
RCAGE_CALLH1〜RCAGE_CALLH5は各ホールにおける仮登
録行先呼びレジスタで各ビツトは行先呼びレジスタと同
一である。
RCAGE_CALLCはかご呼びレジスタで、かごが実際にサ
ービスする呼びである。上記仮登録行先呼びは後述のプ
ログラムにより、本登録となり、このかご呼びレジスタ
にセツトされる。
FLICKER_FLAGは、上記行先呼びをフリツカー開始する
ためのフリツカー開始フラグである。
TIMERはタイマーで、上記フリツカー開始フラグFLICK
ER_FLAGが立つとカウントアツプされ、所定時間経過す
るとリセツトされるレジスタである。
その他各種レジスタがあるが、図示を割愛する。
第13図はホール行先呼び処理P200の詳細フローで、全
階床(5階床)分処理される。第14図にはステツプP205
の行先・呼び手段である透明タツチパネルTSHより行先
呼びを計算する詳細フローを示す。すなわち、第15図に
示すように透明タツチパネルの座標が入力されると、そ
の座標X,Yより、行先呼び有効範囲かどうか判定し、も
し、有効であれば、その座標より、ホール行先呼びを計
算できる。たとえば、座標(X,Y)が、(3,4)のとき2B
Hが、(3,1)のとき5BHが発生したことになる。
第13図において、かごがサービスされるとホール行先
呼びは仮登録行先呼びにセツトされ(ステツプP230)、
かご呼び登録の候補となる。
第16図,第17図はかご呼び処理で、第16図がキヤンセ
ルと呼び指示方式の詳細フロー、第17図が他の本登録追
加指示方式の詳細フローを示す。なお、両図で同一処理
には同一ステツプ番号を与えている。第17図では、ステ
ツプP331で乗客がかごに乗り込み追加呼びを指示したか
どうかのフラグセツトがあり、このフラグにより、仮登
録行先呼びをクリアするかどうか判定している(ステツ
プP361,P363)。
第16図,第17図のステツプP345,P350では、発生した
かご呼びがエレベータ運転方向と逆方向のとき、かご呼
びの登録をしないようにしている。
また、ステツプP370,P375では、ホールで設定された
仮登録行先呼びか、かご先行位置階床(次に停止できる
位置を指す)と一致したとき、無条件にこの仮登録行先
呼びは本登録としている。
第18図は、本発明にかかるかご運行状態表示処理P400
の詳細フローである。ステツプP405〜P435がホール操作
盤2のかご運行状態表示器CAGESHへの表示処理、ステツ
プP440〜P455が、かご操作盤3のかご運行状態表示器CA
GESCへの表示処理である。なお、第18図は、乗客数を考
慮したかご運行状態表示(第6図,第7図に前述)は図
示していないが、乗客数とドア開閉度合(ドア開始から
の時間経過)により、容易に表示することが出きる。
尚、ステツプP450又はP440で“ドア開中か”を判断す
るのは、第10図に示した入力インターフエースDIを介し
てRyaからマイクロコンピユータμに取り込まれる「か
ご運転中信号」又は「ドア開信号」があるか否かであ
り、「かご運転中信号」が入力されていれば走行中の表
示パターンを表示し、「ドア開信号」が入力されていれ
ば乗客乗降のパターンであるドア開パターンを表示する
ものである。また、ステツプP415ではサービスかごが行
先呼び発生階(自階床)に停止を決定した「停止決定信
号」をもとにフリツカー表示させるものである。
第19図は、メツセージ表示処理P500の詳細フローであ
る。ステツプP505〜P535はホール操作盤2のメツセージ
表示器MESSAGEHへの表示処理、ステツプP540〜P550はか
ご操作盤のそれへのメツセージ表示処理である。ホール
操作盤へは到着時間表示の例を、かご操作盤へはフリツ
カー呼びへの対処方法を案内表示している。
第20図は、音声案内処理P600の詳細フローで、上記メ
ツセージ表示処理とほぼ同一の案内を音声により行つて
いる。音声案内は常時行うと、耳ざわりのため、1度だ
けか、又は一定時間毎に周期案内することがベターであ
る。
以上、本実施例では、キヤンセルと可能かご呼びおよ
び、本登録可能かご呼の表示形態として、フリツカー表
示を例に述べたが、これを濃縮表示をしたり、カラー表
示して区別しても良い。濃縮表示は例えば2段階表示と
し、明るさを制御するのみで良い。一方、カラー表示
は、仮登録かご呼びは赤色表示し、登録済かご呼びはだ
いだい色と表示するようにしても良い。この場合も、第
10図のハードウエアブロツク図のDOの出力ポートを増加
するだけで簡単に実施できる。
以上のような実施例でも述べたように、本発明にかか
る表示装置はホール側のみならずかご内の操作盤にも設
置可能である(第8図,第9図)。
更に、エレベータが走行中又は停止中とでかご位置を
異なる形態で表示するという技術的思想は、ホールにて
行先呼びを登録するというエレベータに限らずホールに
て単に上・下の呼び登録を行ない、行先はかご内で呼び
登録を行なう一般的なエレベータにも適用可能であり、
当然群管理制御にも種々応用できるものである。
但し、上記一般的なエレベータは、ホールに行先呼び
の階床表示装置を設ける必然性はなく(特に群管理制御
を行なう場合には階床表示装置を設けない場合が多
い)、かごの運行状態を表示する装置を新たに設置する
となると相当のコストアツプになつてしまうという問題
がある。しかし、第1図,第3図〜第5図に示したよう
にホールに行先呼びボタンを設けたエレベータの操作盤
は、必ず階床表示装置(1B〜5B)が付設(若しくは一体
化して設置)されており、かご位置等を表示する運行状
態表示装置(CAGES)を行先呼びの階床表示装置(1B〜5
B)に対応させ、脇などに設置することは多大な設計変
更を伴うことなしに容易に実施できるという効果があ
る。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、ホールで行先指定するエレベ
ータの操作盤にかごの位置、走行状態、到着状態などを
表示するため、かごの運行状態が直観的に把握でき、操
作性が大幅に向上するという顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるエレベータホール外
観図、第2図はホール操作盤の構造図、第3図〜第7図
はホール操作盤の表示形態を説明する図、第8図〜第9
図は、かご操作盤の表示形態を説明する図、第10図はハ
ードウエアブロツク図、第11図はプログラムの概略フロ
ーを、第12図はこのプログラムで使用する主なレジスタ
図、第13図〜第20図は第11図のプログラムの詳細フロー
である。 1……エレベータドア、2……ホール操作盤、3……か
ご操作盤、SPH,SPC……スピーカー、TPSDH,TPSDC……入
力表示一体化装置、MESSAGEH,MESSAGEC……メツセージ
表示器、CAGESH,CAGESC……かご運行状態表示器、1BH
5BH,1BC〜5BC……ホール行先呼び、かご呼び。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B66B 3/00 B66B 3/00 W 3/02 3/02 A K (72)発明者 米田 健治 勝田市市毛1070番地 株式会社日立製作 所水戸工場内 (56)参考文献 特開 昭59−114280(JP,A) 特開 昭55−101575(JP,A) 特開 昭58−167364(JP,A) 実開 昭55−109653(JP,U) 実開 昭50−104365(JP,U) 実開 昭51−84065(JP,U) 特公 昭61−31709(JP,B2)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも行先呼びとかご位置を表示する
    エレベータの表示装置において、 行先呼びが発生したとき、前記かごが走行中は前記かご
    内の乗り人数と走行方向とかご位置が分かるように表示
    し、前記かごが停止中はドア開閉又は利用者が乗降中の
    状態とかご位置が分かるように表示するかご運行状態表
    示手段を設けたことを特徴とするエレベータの表示装
    置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、前記エレ
    ベータの表示装置は、エレベータ乗り場のホールに設け
    られ、前記かご運行状態表示手段は、行先呼び手段の階
    床表示装置に対応させて設けたことを特徴とするエレベ
    ータの表示装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項において、ドア開中
    は、登録された行先呼びに対応する階床表示装置を点滅
    表示させるようにしたエレベータの表示装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項において、前記かご
    運行状態表示手段は、かご運転中信号又はドア開信号と
    でかご位置の表示形態を切換えて表示することを特徴と
    するエレベータの表示装置。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第2項において、前記行先
    呼び手段の階床表示装置の自階床呼びを他の階床呼びと
    区別して表示したことを特徴とするエレベータの表示装
    置。
  6. 【請求項6】少なくとも行先呼びとかご位置を表示する
    エレベータの表示装置において、行先呼びが発生したと
    き、前記かごが走行中は前記かご内の乗り人数と走行方
    向とかご位置が分かるように表示し、前記かごが停止中
    はドア開閉又は利用者が乗降中の状態とかご位置が分か
    るように表示するかご運行状態表示器と、文字で情報を
    伝達するメッセージ表示器と、呼びボタンを兼用したか
    ご位置表示器とを一体にした入力表示一体化装置で構成
    したことを特徴とするエレベータの表示装置。
JP62065616A 1987-03-23 1987-03-23 エレベ−タの表示装置 Expired - Lifetime JP2528865B2 (ja)

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