JP2528793Y2 - 浄水供給機能付き水栓金具 - Google Patents

浄水供給機能付き水栓金具

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JP2528793Y2
JP2528793Y2 JP1990078818U JP7881890U JP2528793Y2 JP 2528793 Y2 JP2528793 Y2 JP 2528793Y2 JP 1990078818 U JP1990078818 U JP 1990078818U JP 7881890 U JP7881890 U JP 7881890U JP 2528793 Y2 JP2528793 Y2 JP 2528793Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、湯、水、浄水を選択的に切り替えて供給で
きる浄水供給機能付き水栓金具に関するものである。
[従来例の技術] 従来の水栓金具は湯、水を選択的に切り替える機能の
みがついているだけであり、一般的にはレバーを倒すと
止水され、レバーを起こして水平に回動することで湯の
供給や水の供給やあるいは湯水の混合水の供給が行える
ようになっていた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、近年、水を浄化器で浄化して飲み水やコー
ヒ、紅茶、お茶等の浄水として使用することが行われて
いるが、従来の水栓金具においては、せいぜい水栓金具
の吐出口に浄化器を接続することが行われている程度に
すぎない。ところが、吐出口に浄化器を接続すると、浄
水を必要とする時以外の、湯を供給したい場合、水を供
給したい場合等でも湯や水が浄化器を通り、不必要な浄
化が行われ、浄化器の浄化能力が長くもたないという問
題があり、しかも、吐出口に浄化器を接続すると外部に
浄化器が露出して見苦しいのみでなく、浄化器が邪魔に
なるという問題がある。
本考案は上記の従来例の問題点に鑑みて考案したもの
であって、その目的とするところは、湯、水、湯水の混
合水、浄水が簡単な操作で選択でき、しかも構成が簡単
な浄水供給機能付き水栓金具を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の浄水供給機能付き水栓金具は、レバー1の起
倒にて受け座2に当接したディスク3を摺動することで
止水と給水とを切り替え且つ同給水状態でレバー1の回
動によりディスク3が回動されて湯、湯水混合、水、浄
水の選択切り替えを行うようにした水栓金具であって、
水栓金具本体11の上部内の筒部18にレバー1の下部の脚
部17を配置し、脚部17に突出した軸20を筒部18に設けた
横孔19に横方向にスライド自在にはめこみ、脚部17に設
けた外面が略半円状をした圧接凸部21を筒部18の内壁に
圧接してレバー1を倒した状態、起立させた状態、起立
させて適宜角度回動させた状態を圧接凸部21の筒部18内
壁への圧接により保持するように構成し、脚部17の下部
にディスク3を回動自在に取付け、ディスク3の下面を
水栓金具本体11内に内装した受け座2の上面に当接し、
レバー1により受け座2に当接した状態で移動されるデ
ィスク3の下面部に長溝状に形成した連通溝5を設け、
このディスク3がスライド自在に当接された受け座2の
中央部付近に水栓金具4の吐出口6側と連通する吐出側
孔7を設けるとともにディスク3にほぼ同一半径の軌跡
上に湯供給口8と水供給口9と浄水供給口10とを配置形
成し、連通溝5の長さを吐出側孔7から湯供給口8又は
水供給口9又は浄水供給口10までの距離とほぼ等しく
し、湯供給口8と水供給口9との間の間隔を連通溝5の
溝巾よりも短くし、湯供給口8及び水供給口9と浄水供
給口10との間の間隔を連通溝5の溝巾よりも長くして成
るものであって、このような構成を採用することで、上
記した本考案の目的を達成したものである。
[作用] しかして、レバー1を倒すと、ディスク3が受け座2
に当接した状態でスライドして、連通溝5が湯供給口8
や水供給口9や浄水供給口10と連通しない位置に移動さ
せられて止水が行われる。そして、レバー1を起こす
と、ディスク3が受け座2に当接した状態でスライドし
て、連通溝5が一端部が吐出側孔7に連通し且つ他端部
が湯供給口8や水供給口9や浄水供給口10と連通可能な
位置に移動し、この状態でレバー1を回動することで、
連通溝5により吐出側孔7と湯供給口8とを連通させた
り、あるいは、吐出側孔7と水供給口9とを連通させた
り、あるいは、吐出側孔7と浄水供給口10とを連通させ
たり、あるいは、一端部を吐出側孔7に連通させるとと
もに他端部を湯供給口8と水供給口9とにラップさせて
連通させたりするものであり、このようにすることで、
湯の供給、水の供給、浄水の供給、湯水混合水の供給が
レバー1の回動操作のみで行えるようになったものであ
る。
[実施例] 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
第1図には本考案の水栓金具4をカウンター12のよう
な取付け基台に取り付けた実施例が示してある。カウン
ター12に取り付けた水洗金具4にはカウンター12の下方
側に配置された湯供給管13、水供給管14、水供給管14に
一端部が接続された浄化器15に接続された浄水供給管16
がそれぞれ接続してある。水栓金具4は第2図に示すよ
うに水栓金具本体11の上部内にレバー1の下部の脚部17
が配置してあり、この脚部17は水栓金具本体11の上部内
に設けた筒部18内に挿入され、脚部17に突出した軸20を
筒部18に設けた横孔19に横方向にスライド自在にはめ込
んである。脚部17には外面が略半円状をした圧接凸部21
が突設してあって、圧接凸部21が筒部18の内壁に圧接し
ていてレバー1を倒した状態、起立させた状態、起立さ
せて適宜角度回動させた状態を上記圧接凸部21による筒
部18内壁への圧接により保持するようになっている。脚
部17の下部には上記軸20に回動自在に取り付けたセラミ
ック製のディスク3が設けてあり、ディスク3の下面は
水栓金具本体11内に内装した受け座2の上面に当接して
ある。ディスク3の下面部には中央部から半径方向に長
くなった長溝状に形成された連通溝5が設けてある。こ
のディスク3がスライド自在に当接された受け座2の中
央部付近には水栓金具4の吐出口6側と連通する吐出側
孔7が設けてあり、また、ディスク3にはほぼ同一半径
の軌跡上に湯供給口8と水供給口9と浄水供給口10とが
配置形成してある。ここで、連通溝5の長さは吐出側孔
7から湯供給口8又は水供給口9又は浄水供給口10まで
の距離とほぼ等しくしてある。また、湯供給口8と水供
給口9との間の間隔は連通溝5の溝巾よりも短くしてあ
り、湯供給口8及び水供給口9と浄水供給口10との間の
間隔は連通溝5の溝巾よりも長くしてある。湯供給口8
には前記湯供給管13が連通されて湯が供給されるように
なっており、また、水供給口9には水供給管14が連通さ
れて水が供給されるようになっており、浄水供給口10に
は浄化器15に接続された浄水供給管16が連通して浄化器
15により浄化された浄水が供給されるようになってい
る。ここで浄化器15内には例えば活性炭等の浄化手段が
設けてあって、水供給管14から分岐した水が浄化器15に
より浄化され、浄水供給管16に供給されるようになって
いる。
しかして、レバー1を倒すと、軸20が横孔19をスライ
ドしてディスク3が受け座2上に当接した状態でスライ
ドして第4図のような状態となる。第4図の状態におい
て、連通溝5は吐出側孔7と連通しているが、湯供給口
8や水供給口9や浄水供給口10とは連通しない位置に位
置しており、このレバー1を倒した状態で回動しても連
通溝5が湯供給口8や水供給口9や浄水供給口10とは連
通せずに止水状態が保持される。ここでレバー1を起こ
すと、軸20が横孔19をスライドしてディスク3が受け座
2上に当接した状態でスライドして連通溝5の一端部が
吐出側孔7に連通した状態で連通溝5の他端部が湯供給
口8や水供給口9や浄水供給口10と連通可能な位置まで
移動するものであり、このレバー1が起立した状態でレ
バー1を回動して第5図(a)のように連通溝5の一端
部が吐出側孔7に連通した状態で他端部が湯供給口8に
連通した状態にしたり、あるいは、第5図(b)のよう
に連通溝5の一端部が吐出側孔7に連通した状態で他端
部が湯供給口8の一部と水供給口5の一部とに連通した
状態にしたり、あるいは、第5図(c)のように連通溝
5の一端部が吐出側孔7に連通した状態で他端部が水供
給口9に連通した状態にしたり、あるいは、第5図
(d)のように連通溝5の一端部が吐出側孔7に連通し
た状態で他端部が浄水口10に連通した状態にしたりする
ものであり、これら、第5図(a)乃至第5図(d)の
状態を起立させたレバー1の水平回動により適宜選択す
ることで、吐出口6から湯のみを供給したり、湯水混合
水を供給したり、水のみを供給したり、浄水のみを供給
したりするのを選択できるものである。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のようにレバーの起倒にて受
け座に当接したディスクを摺動することで止水と給水と
を切り替え且つ同給水状態でレバーの回動によりディス
クが回動されて湯、湯水混合、水、浄水の選択切り替え
を行うようにした水栓金具であって、水栓金具本体の上
部内の筒部にレバーの下部の脚部を配置し、脚部に突出
した軸を筒部に設けた横孔に横方向にスライド自在には
めこみ、脚部に設けた外面が略半円状をした圧接凸部を
筒部の内壁に圧接してレバーを倒した状態、起立させた
状態、起立させて適宜角度回動させた状態を圧接凸部の
筒部内壁への圧接により保持するように構成し、脚部の
下部にディスクを回動自在に取付け、ディスクの下面を
水栓金具本体内に内装した受け座の上面に当接し、レバ
ーにより受け座に当接した状態で移動されるディスクの
下面部に長溝状に形成した連通溝を設け、このディスク
がスライド自在に当接された受け座の中央部付近に水栓
金具の吐出口側と連通する吐出側孔を設けるとともにデ
ィスクにほぼ同一半径の軌跡上に湯供給口と水供給口と
浄水供給口とを配置形成し、連通溝の長さを吐出側孔か
ら湯供給口又は水供給口又は浄水供給口までの距離とほ
ぼ等しくし、湯供給口と水供給口との間の間隔を連通溝
の溝巾よりも短くし、湯供給口及び水供給口と浄水供給
口との間の間隔を連通溝の溝巾よりも長くしてあるの
で、レバー操作のみで、湯、湯水混合水、水、浄水が自
由に選択でき、特に、レバーの起倒によりディスクがス
ライドされて給水、止水がなされ、同給水状態で同ディ
スクが回動されて湯、湯水混合、水、浄水の選択切り替
えがなされる構成となっているので、湯、湯水、水、浄
水というように選択切り替え単位が多くなっているにも
かかわらず、レバーの回動範囲が小さく抑えられて操作
性が良くなるものであり、しかも、従来のレバーの起倒
にて受け座に当接したディスクを摺動することで止水と
給水とを切り替えるようにした水栓金具に、受け座に浄
水供給口を設けるという簡単な構成でよく、また、水栓
金具への供給側に浄化器を接続できるので、吐出口に浄
化器を接続するものに比べて外観がよく、浄化器が邪魔
にならないようにできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の全体正面図、第2図は同上の水栓金具
の断面図、第3図(a)(b)はディスクと受け座との
斜視図及び断面図、第4図はディスクを止水位置にした
状態のディスクと受け座との位置関係を示す説明図、第
5図(a)(b)(c)(d)は同上の湯供給、湯水供
給、水供給供給、浄水供給状態におけるディスクと受け
座との関係を示す説明図であって、1はレバー、2は受
け座、3はディスク、4は水栓金具、5は連通溝、6は
吐出口、7は吐出側孔、8は湯供給口、9は水供給口、
10は浄水供給口である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】レバーの起倒にて受け座に当接したディス
    クを摺動することで止水と給水とを切り替え且つ同給水
    状態でレバーの回動によりディスクが回動されて湯、湯
    水混合、水、浄水の選択切り替えを行うようにした水栓
    金具であって、水栓金具本体の上部内の筒部にレバーの
    下部の脚部を配置し、脚部に突出した軸を筒部に設けた
    横孔に横方向にスライド自在にはめこみ、脚部に設けた
    外面が略半円状をした圧接凸部を筒部の内壁に圧接して
    レバーを倒した状態、起立させた状態、起立させて適宜
    角度回動させた状態を圧接凸部の筒部内壁への圧接によ
    り保持するように構成し、脚部の下部にディスクを回動
    自在に取付け、ディスクの下面を水栓金具本体内に内装
    した受け座の上面に当接し、レバーにより受け座に当接
    した状態で移動されるディスクの下面部に長溝状に形成
    した連通溝を設け、このディスクがスライド自在に当接
    された受け座の中央部付近に水栓金具の吐出口側と連通
    する吐出側孔を設けるとともにディスクにほぼ同一半径
    の軌跡上に湯供給口と水供給口と浄水供給口とを配置形
    成し、連通溝の長さを吐出側孔から湯供給口又は水供給
    口又は浄水供給口までの距離とほぼ等しくし、湯供給口
    と水供給口との間の間隔を連通溝の溝巾よりも短くし、
    湯供給口及び水供給口と浄水供給口との間の間隔を連通
    溝の溝巾よりも長くして成る浄水供給機能付き水栓金
    具。
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