JP2005143521A - 移動式流し台 - Google Patents
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Abstract
【課題】 室内設置の移動式流し台において、給排水管が露出配置されない構成を採用して、従前の移動式流し台における外観上の見苦しさを解消し、また足に引っかかり易かった危険性も解消する。
【解決手段】 室内の台所等に設置されるアイランドタイプの流し台において、ボックス形状にして、適宜な収納部とシンク2と給排水部3,4とを備えた流し台本体1の底面11に適宜な車輪6及び本体の固定機構7を設け、設置床板Aに筒状体8を固着し、当該筒状体に給配水管を挿通して給排水部と連結すると共に、流し台の底面11の適宜箇所が前記筒状体8に当接することで、筒状体の範囲外への移動を規制してなる。
【選択図】 図1
【解決手段】 室内の台所等に設置されるアイランドタイプの流し台において、ボックス形状にして、適宜な収納部とシンク2と給排水部3,4とを備えた流し台本体1の底面11に適宜な車輪6及び本体の固定機構7を設け、設置床板Aに筒状体8を固着し、当該筒状体に給配水管を挿通して給排水部と連結すると共に、流し台の底面11の適宜箇所が前記筒状体8に当接することで、筒状体の範囲外への移動を規制してなる。
【選択図】 図1
Description
本発明は移動式流し台に関するものである。
流し台を作り付けとせずに、移動可能な構成にすると、配膳時並びに食事終了後の後片付けに際して、簡単で便利である。従来から流し台本体を移動可能に形成することが提案されている(特許文献1、2)。
ところで移動式の流し台は、流し台本体にシンクを組み込んでいるが、その給排水について当該移動式流し台本体の使用し易さや使用範囲等に関して何ら考慮されていない。
給水機構について特許文献2には、水道蛇口とシンク隣接給水栓とを露出ホースで連結することが開示され、特許文献1には、当該流し台を蛇口まで移動させてシンク内に水を満たして使用することが開示されている。
更に排水については、特許文献1は、本体外への排水管が開示されているに過ぎないし、特許文献2では本体から伸縮自在とした配水管が外側に突出している構成が開示されている。
このように従前の移動式流し台は、汎用性を確保するために、給排水管が露出する構成を取らざるを得ないので、移動式流し台の周囲に給水ホースや配水管が露出配置されることになり、外観上も見苦しく、また足に引っかかり易く危険でもある。
そこで本発明は、室内における移動式流し台は、室内の限られた範囲でも充分必要な移動の目的を達成することに着目し、新規な構成の移動式流し台を提案したものである。
本発明に係る移動式流し台は、室内の台所等に設置されるアイランドタイプの流し台において、ボックス形状にして、適宜な収納部とシンクと給排水部とを備えた流し台本体の底面に適宜な車輪及び本体の固定機構を設け、設置床板に筒状体を固着し、当該筒状体に給配水管を挿通して給排水部と連結すると共に、流し台本体の底面の適宜箇所が前記筒状体に当接することで、筒状体の範囲外への移動を規制してなることを特徴とするものである。
従って流し台本体は、床板面に設けた筒状体が本体移動を規制し、流し台の給排水部と連結する給配水管が前記筒状体を通って床下に入り、水道管や排水管と接続するもので、給配水管が流し台の外方に露出することなく、流し台の室内移動がなされ、所望位置で固定することができるものである。
また特に前記構成において、流し台本体の底面における適宜な隅部に、筒状体の外周に嵌合するリング体を設け、前記リング体を回動自在に筒状体に装着すると共に、筒状体を中心にする同心円軌跡方向に向けて固定配置した車輪を設けてなる構成を採用することで、流し台は、流し台本体の隅部に位置するリング体を中心に回動して、所望の位置に移動固定して使用に供することができる。
更に流し台本体の底面における適宜箇所に、筒状体の外周と嵌合する長尺孔部を設け、前記長尺孔部に筒状体の上部を同長尺孔部に沿って移動可能に装着すると共に、当該長尺孔部の長尺方向への本体移動に対応できる内部給配水配管を行い、長尺孔部の長尺方向に平行なレール部を設けると共に、当該レール上を走行する車輪を付設してなる構成を採用することで、流し台はレールに沿って移動でき、所望の位置に固定されて使用に供することができる。
また特に流し台本体の底面における側縁近傍に、筒状体の外周と嵌合する長尺孔部を設け、前記長尺孔部に筒状体の上部を移動可能で且つ回動可能に装着すると共に、当該長尺孔部の長尺方向への本体移動に対応できる内部給配水配管を行い、任意移動方向に対応する車輪を付設してなる構成を採用すると、回動中心をずらして流し台を回転し、所望の位置に固定して使用に供することができる。
以上の通りの構成で、給排水機能を有するシンクを備えた流し台本体を、所定の範囲で回転移動したり横移動させて、室内において、所望位置にアイランドタイプの流し台を設置できるようにしたもので、ダイニングキッチンの模様替えや、来訪客のもてなしのため(例えば庭側に近づくように配置する等)の配置構成を容易に選択できるものである。
次に本発明の実施形態について説明する。以下に述べる各実施形態は、床下配管と流し台の給排水管との接続構成に相違があるが、流し台本体1の構成は基本的に共通しているものである。
流し台本体1は、適宜なシンク2を備え、シンク2の底面に排水管3を接続し、当該シンク2の近傍に給水管4と接続した給水栓5を備えてなり、底面にキャスター6を付設すると共に、適宜な固定機構7を備えたものである。
特に床下配管と流し台本体1内の排水管3及び給水管4との接続箇所である床面Aに、所定の透孔を穿設すると共に、当該透孔に流し台本体1の底面板11より上方に突出する筒状体8を装着し、当該筒状体8を貫通する給排水管3,4をカバー部材81で密閉被覆し、床下と流し台本体内との空気流通を遮断しているものである。
また固定機構7は、図8に例示するとおり、流し台本体1の適宜な側面の下方に枢結軸71で任意に回動できるようにした固定部72及び固定部72の回動操作を行うハンドル部73を設け、この固定部72を偏心カム形状とし、外周面に摩擦抵抗の大きいゴム質のストッパー面74を形成して、ハンドル部73の操作によってストッパー面74が床面Aと当接若しくは離脱するようにしたものである。
図1、2は本発明の第一実施形態を示すもので、この実施形態は、前記の共通構成を備えると共に、特に流し台本体1を回転移動する構成としたものである。
筒状体8に対応し且つ筒状体8の外周に嵌合するリング体9を、流し台本体1の底面11における四隅部の一箇所に設け、筒状体8の外周にリング体9を回動自在に装着し、キャスター6は、筒状体8(リング体9)を中心とする同心円軌跡方向に向けて固定配置したものである。
従って前記第一実施形態の流し台本体1は、筒状体8(リング体9)を中心として任意に回動することができ、所望位置までに回動させた後固定機構を操作し、当該箇所に固定して流し台を使用に供するものである。
図3乃至5は、本発明の第二実施形態を示すもので、この実施形態は、共通構成を備えると共に、特に流し台本体1を平行移動する構成としたものである。
流し台本体1の底面11における適宜箇所に、筒状体8が移動嵌合される長尺孔部12を形成し、筒状体8が当該長尺孔部12内で長尺方向へ移動可能に設け、筒状体8を連結固定されるように設け、移動方向に対応するV状レール61を床面に敷設し、前記V状レール61に沿って移動するキャスター6を設け、特に流し台本体1内においては、給排水管3,4が流し台本体1の移動よって撓曲できる柔軟性を備えた構造や或いは移動方向に伸縮可能な蛇腹状の構造のものを採用したものである。
従って前記第二実施形態の流し台本体1は、V状レールに沿って任意に移動することができ、所望位置までに平行移動させて固定し、当該箇所で流し台を使用に供することができるものである。
特にV状レール61を床面Aに埋設することで、床面上の歩行に際しての支障にならず、レール61と車輪(キャスター)6の組み合わせで、移動抵抗を極めて少なくすることができる。
図6、7は本発明の第三実施形態を示すもので、この実施形態は、前記の共通構成を備えると共に、特に流し台本体1を回転移動すると同時に平行移動も可能とした構成としたものである。
具体的には、流し台本体1の底面11における一側縁の近傍に、筒状体8が移動嵌合される長尺孔部12を形成し、筒状体8が当該長尺孔部12内での長尺方向への移動可能及び回動自在に設け、キャスター6は任意方向への移動が可能である構造としたものである。勿論流し台本体1内においては、給排水管3,4が流し台本体1の移動よって撓曲できる柔軟性を備えた構造のものを採用する。
従って前記第三実施形態の流し台本体1は、筒状体8を中心として任意の回動と、筒状体8の長尺孔部12内での移動が可能で、流し台位置の多様な選択が可能となったものである。
1 流し台本体
11 底面
12 長尺孔部
2 シンク
3 排水管
4 給水管
5 給水栓
6 キャスター(車輪)
61 V状レール
7 固定機構
71 枢結軸
72 固定部
73 ハンドル部
74 ストッパー面
8 筒状体
81 カバー部材
11 底面
12 長尺孔部
2 シンク
3 排水管
4 給水管
5 給水栓
6 キャスター(車輪)
61 V状レール
7 固定機構
71 枢結軸
72 固定部
73 ハンドル部
74 ストッパー面
8 筒状体
81 カバー部材
Claims (4)
- 室内の台所等に設置されるアイランドタイプの流し台において、ボックス形状にして、適宜な収納部とシンクと給排水部とを備えた流し台本体の底面に、適宜な車輪及び本体固定機構を設け、設置床板に筒状体を固着し、当該筒状体に給配水管を挿通して給排水部と連結すると共に、流し台本体の底面の適宜箇所が前記筒状体に当接することで、筒状体の範囲外への移動を規制してなることを特徴とする移動式流し台。
- 流し台本体の底面における適宜な隅部に、筒状体の外周に嵌合するリング体を設け、前記リング体を回動自在に筒状体に装着すると共に、筒状体を中心にする同心円軌跡方向に向けて固定配置した車輪を設けてなる請求項1記載の移動式流し台。
- 流し台本体の底面における適宜箇所に、筒状体の外周と嵌合する長尺孔部を設け、前記長尺孔部に筒状体の上部を同長尺孔部に沿って移動可能に装着すると共に、当該長尺孔部の長尺方向への本体移動に対応できる内部給配水配管を行い、長尺孔部の長尺方向に平行なレール部を設けると共に、当該レール上を走行する車輪を付設してなる請求項1記載の移動式流し台。
- 流し台本体の底面における側縁近傍に、筒状体の外周と嵌合する長尺孔部を設け、前記長尺孔部に筒状体の上部を長尺孔部に沿って移動可能で且つ回動可能に装着すると共に、当該長尺孔部の長尺方向への本体移動に対応できる内部給配水配管を行い、任意移動方向に対応する車輪を付設してなる請求項1記載の移動式流し台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003380701A JP2005143521A (ja) | 2003-11-11 | 2003-11-11 | 移動式流し台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003380701A JP2005143521A (ja) | 2003-11-11 | 2003-11-11 | 移動式流し台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=34690295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003380701A Pending JP2005143521A (ja) | 2003-11-11 | 2003-11-11 | 移動式流し台 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005143521A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006288475A (ja) * | 2005-04-06 | 2006-10-26 | Tokyu Construction Co Ltd | 厨房設備 |
JP2007061251A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Sekisui Chem Co Ltd | キッチンユニット |
WO2010143480A1 (ja) * | 2009-06-10 | 2010-12-16 | 風越建設株式会社 | キッチンユニット |
IT202200012917A1 (it) | 2022-06-17 | 2023-12-17 | Lernia Giulia Silvia Di | Cucina girevole |
-
2003
- 2003-11-11 JP JP2003380701A patent/JP2005143521A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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IT202200012917A1 (it) | 2022-06-17 | 2023-12-17 | Lernia Giulia Silvia Di | Cucina girevole |
EP4292474A1 (en) | 2022-06-17 | 2023-12-20 | Giulia Silvia Di Lernia | Rotatable kitchen |
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