JP2528649Y2 - 自動二輪車の前ホーク - Google Patents
自動二輪車の前ホークInfo
- Publication number
- JP2528649Y2 JP2528649Y2 JP12031790U JP12031790U JP2528649Y2 JP 2528649 Y2 JP2528649 Y2 JP 2528649Y2 JP 12031790 U JP12031790 U JP 12031790U JP 12031790 U JP12031790 U JP 12031790U JP 2528649 Y2 JP2528649 Y2 JP 2528649Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axle
- protector
- inner tube
- bracket
- brake hose
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ブレーキホースを通し易く外力から保護
できるように改善した自動二輪車の前ホークに関する。
できるように改善した自動二輪車の前ホークに関する。
(従来の技術) 自動二輪車の前ホークには、左右のインナーチューブ
の下側にアウターチューブを摺動してクッションできる
ように連結した正立型と、左右のアウターチューブの下
側にインナーチューブを摺動してクッションできるよう
に連結した倒立型がある。倒立型では、左右のインナー
チューブの下端にアクスルブラケットを取付け、左右の
アクスルブラケットに前輪のアクスルシャフトの両端を
取付ける。又、片側のアクスルブラケットの後側には、
前輪のディスクブレーキのキャリパーを取付ける。ブレ
ーキホースは、片側のインナーチューブの前側からアク
スルブラケットの内側を通し、ブレーキキャリパーの下
側を回してブレーキキャリパーに連結し、下側をプロテ
クターでカバーしている。例えば、実開平2−7086号公
報参照。
の下側にアウターチューブを摺動してクッションできる
ように連結した正立型と、左右のアウターチューブの下
側にインナーチューブを摺動してクッションできるよう
に連結した倒立型がある。倒立型では、左右のインナー
チューブの下端にアクスルブラケットを取付け、左右の
アクスルブラケットに前輪のアクスルシャフトの両端を
取付ける。又、片側のアクスルブラケットの後側には、
前輪のディスクブレーキのキャリパーを取付ける。ブレ
ーキホースは、片側のインナーチューブの前側からアク
スルブラケットの内側を通し、ブレーキキャリパーの下
側を回してブレーキキャリパーに連結し、下側をプロテ
クターでカバーしている。例えば、実開平2−7086号公
報参照。
(考案が解決しようとする課題) ブレーキホースの下側をカバーするプロテクターが必
要になり、部品点数が多くコスト高になる。又、左右の
アクスルブラケットには、両側を割型のアクスルホルダ
ーを用いてアクスルシャフトの両端を確実に締着すると
剛性高くできるが、両側にアクスルホルダーを用いる
と、ブレーキホースを通す場所が狭くなるので、片側の
ブレーキホース側は、アクスルブラケットに設けた軸孔
にアクスルシャフトを通して保持し、片締め型にしてい
る。
要になり、部品点数が多くコスト高になる。又、左右の
アクスルブラケットには、両側を割型のアクスルホルダ
ーを用いてアクスルシャフトの両端を確実に締着すると
剛性高くできるが、両側にアクスルホルダーを用いる
と、ブレーキホースを通す場所が狭くなるので、片側の
ブレーキホース側は、アクスルブラケットに設けた軸孔
にアクスルシャフトを通して保持し、片締め型にしてい
る。
この考案は、かかる点に鑑み、倒立型の前ホークで、
左右のインナーチューブ下端のアクスルブラケットに、
アクスルホルダーを用いてアクスルシャフトを確実に締
着して剛性を高くでき、インナーチューブの前側を覆う
プロテクターをアクスルブラケット下部まで延長してア
クスルホルダーと共締めにし、プロテクターの内側にブ
レーキホースを通し、ブレーキキャリパーの上側を回し
てブレーキホース用のプロテクターなしにできる自動二
輪車の前ホークを得ることを目的とする。
左右のインナーチューブ下端のアクスルブラケットに、
アクスルホルダーを用いてアクスルシャフトを確実に締
着して剛性を高くでき、インナーチューブの前側を覆う
プロテクターをアクスルブラケット下部まで延長してア
クスルホルダーと共締めにし、プロテクターの内側にブ
レーキホースを通し、ブレーキキャリパーの上側を回し
てブレーキホース用のプロテクターなしにできる自動二
輪車の前ホークを得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この考案の自動二輪車の
前ホークは、左右のアウターチューブの下側にインナー
チューブを摺動してクッションできるように連結した倒
立型の前ホークで、左右のインナーチューブ下端のアク
スルブラケットの前側に、前輪のアクスルシャフトの両
端をアクスルホルダーで締着し、インナーチューブの前
側を覆うプロテクターの片側をアクスルブラケットの下
部まで延長して片側のアクスルホルダーと共締めで締着
し、プロテクターの内側に通したブレーキホースをアク
スルシャフトの下側から後側に通して、アクスルブラケ
ット後側のブレーキキャリパーに連結するようにしたこ
とにある。
前ホークは、左右のアウターチューブの下側にインナー
チューブを摺動してクッションできるように連結した倒
立型の前ホークで、左右のインナーチューブ下端のアク
スルブラケットの前側に、前輪のアクスルシャフトの両
端をアクスルホルダーで締着し、インナーチューブの前
側を覆うプロテクターの片側をアクスルブラケットの下
部まで延長して片側のアクスルホルダーと共締めで締着
し、プロテクターの内側に通したブレーキホースをアク
スルシャフトの下側から後側に通して、アクスルブラケ
ット後側のブレーキキャリパーに連結するようにしたこ
とにある。
(作用) 前輪のアクスルシャフトの両端は、左右のアクスルブ
ラケットに、各々割り型のアクスルホルダーを用いて確
実に締着するので、取付け剛性を高くできる。又、ブレ
ーキホースは、インナーチューブの前側を保護するプロ
テクターの内側を通し、プロテクターをアクスルブラケ
ットの下部まで延長してあるので、ブレーキホースが下
側にでることがなく、保護できてブレーキホース用のプ
ロテクターが必要なくなる。そして、片側のプロテクタ
ーは、アクスルホルダーと共締めするので、組付け性が
よい。
ラケットに、各々割り型のアクスルホルダーを用いて確
実に締着するので、取付け剛性を高くできる。又、ブレ
ーキホースは、インナーチューブの前側を保護するプロ
テクターの内側を通し、プロテクターをアクスルブラケ
ットの下部まで延長してあるので、ブレーキホースが下
側にでることがなく、保護できてブレーキホース用のプ
ロテクターが必要なくなる。そして、片側のプロテクタ
ーは、アクスルホルダーと共締めするので、組付け性が
よい。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面によって説明する。
前ホークは、左右のアウターチューブ1の下側にイン
ナーチューブ2を摺動してクッションできる倒立型であ
る。左右のインナーチューブ2の下端には、アクスルブ
ラケット3が設けてあり、左右のアクスルブラケット3
の前側に、前輪4のアクスルシャフト5の両端を、割り
型のアクスルホルダー6を用いて締着する。片側のアク
スルブラケット3(図では左側)の後側には、前輪4の
ディスクブレーキ7のブレーキキャリパー8を取付け
る。左右のインナーチューブ2の前側には、プロテクタ
ー9を取付けて、インナーチューブ2を飛石などから保
護するようにしてある。片側(図では左側)のプロテク
ター9は、アクスルブラケット3の下部まで延長し、ア
クスルホルダー6と共締めで締着する。そして、プロテ
クター9の内側に、ブレーキホース10を通し、ブレーキ
ホース10は、アクスルシャフト5の下側で後側から上向
きに回し、ブレーキキャリパー8の上側に回して、ブレ
ーキキャリパー8に連結する。
ナーチューブ2を摺動してクッションできる倒立型であ
る。左右のインナーチューブ2の下端には、アクスルブ
ラケット3が設けてあり、左右のアクスルブラケット3
の前側に、前輪4のアクスルシャフト5の両端を、割り
型のアクスルホルダー6を用いて締着する。片側のアク
スルブラケット3(図では左側)の後側には、前輪4の
ディスクブレーキ7のブレーキキャリパー8を取付け
る。左右のインナーチューブ2の前側には、プロテクタ
ー9を取付けて、インナーチューブ2を飛石などから保
護するようにしてある。片側(図では左側)のプロテク
ター9は、アクスルブラケット3の下部まで延長し、ア
クスルホルダー6と共締めで締着する。そして、プロテ
クター9の内側に、ブレーキホース10を通し、ブレーキ
ホース10は、アクスルシャフト5の下側で後側から上向
きに回し、ブレーキキャリパー8の上側に回して、ブレ
ーキキャリパー8に連結する。
前輪4のアクスルシャフト5の両端は、左右のインナ
ーチューブ2の下端のアクスルブラケット3の前側にア
クスルホルダー6を用いて確実に締着できる。ブレーキ
ホース10は、プロテクター9の後側を通し、プロテクタ
ー9を下側に延長して、ブレーキホース10が下側に出な
いので、飛石などから保護できる。
ーチューブ2の下端のアクスルブラケット3の前側にア
クスルホルダー6を用いて確実に締着できる。ブレーキ
ホース10は、プロテクター9の後側を通し、プロテクタ
ー9を下側に延長して、ブレーキホース10が下側に出な
いので、飛石などから保護できる。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案は上述のように構成し
たので、前輪のアクスルシャフトの両端は、左右のイン
ナーチューブ下端のアクスルブラケットの前側に、アク
スルホルダーを用いて確実に締着できて、取付け剛性を
高くできる。ブレーキホースは、インナーチューブのプ
ロテクターの内側を通し、プロテクターをアクスルブラ
ケットの下端近くまで延長してあるので、ブレーキホー
スが下側に突出することがなく、専用のプロテクターな
どを用いなくても飛石などが当らないように保護でき
る。又、片側のプロテクターは、アクスルホルダーと共
締めで締着できて取付け性がよい。
たので、前輪のアクスルシャフトの両端は、左右のイン
ナーチューブ下端のアクスルブラケットの前側に、アク
スルホルダーを用いて確実に締着できて、取付け剛性を
高くできる。ブレーキホースは、インナーチューブのプ
ロテクターの内側を通し、プロテクターをアクスルブラ
ケットの下端近くまで延長してあるので、ブレーキホー
スが下側に突出することがなく、専用のプロテクターな
どを用いなくても飛石などが当らないように保護でき
る。又、片側のプロテクターは、アクスルホルダーと共
締めで締着できて取付け性がよい。
図は本考案の実施例を示し、 第1図は左側のインナーチューブ部分の正面図、 第2図は同側面図、 第3図は第2図A−A矢視断面図、 第4図は右側のインナーチューブ部分の正面図、 第5図は同側面図、 第6図は全体側面図、 である。 1…アウターチューブ、2…インナーチューブ、3…ア
クスルブラケット、4…前輪、5…アクスルシャフト、
6…アクスルホルダー、8…ブレーキキャリパー、9…
プロテクター、10…ブレーキホース。
クスルブラケット、4…前輪、5…アクスルシャフト、
6…アクスルホルダー、8…ブレーキキャリパー、9…
プロテクター、10…ブレーキホース。
Claims (1)
- 【請求項1】左右のアウターチューブの下側にインナー
チューブを摺動してクッションできるように連結した倒
立型の前ホークで、左右のインナーチューブ下端のアク
スルブラケットの前側に、前輪のアクスルシャフトの両
端をアクスルホルダーで締着し、インナーチューブの前
側を覆うプロテクターの片側をアクスルブラケットの下
部まで延長して片側のアクスルホルダーと共締めで締着
し、プロテクターの内側に通したブレーキホースをアク
スルシャフトの下側から後側に通して、アクスルブラケ
ット後側のブレーキキャリパーに連結するようにしたこ
とを特徴とする自動二輪車の前ホーク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12031790U JP2528649Y2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 自動二輪車の前ホーク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12031790U JP2528649Y2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 自動二輪車の前ホーク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0476592U JPH0476592U (ja) | 1992-07-03 |
JP2528649Y2 true JP2528649Y2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=31868228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12031790U Expired - Lifetime JP2528649Y2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 自動二輪車の前ホーク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2528649Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-19 JP JP12031790U patent/JP2528649Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0476592U (ja) | 1992-07-03 |
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