JPH0549481B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0549481B2 JPH0549481B2 JP58137614A JP13761483A JPH0549481B2 JP H0549481 B2 JPH0549481 B2 JP H0549481B2 JP 58137614 A JP58137614 A JP 58137614A JP 13761483 A JP13761483 A JP 13761483A JP H0549481 B2 JPH0549481 B2 JP H0549481B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rim
- spokes
- hub
- spoke
- caliper
- Prior art date
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- QNRATNLHPGXHMA-XZHTYLCXSA-N (r)-(6-ethoxyquinolin-4-yl)-[(2s,4s,5r)-5-ethyl-1-azabicyclo[2.2.2]octan-2-yl]methanol;hydrochloride Chemical compound Cl.C([C@H]([C@H](C1)CC)C2)CN1[C@@H]2[C@H](O)C1=CC=NC2=CC=C(OCC)C=C21 QNRATNLHPGXHMA-XZHTYLCXSA-N 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60B—VEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
- B60B3/00—Disc wheels, i.e. wheels with load-supporting disc body
- B60B3/06—Disc wheels, i.e. wheels with load-supporting disc body formed by casting
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T1/00—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles
- B60T1/02—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles acting by retarding wheels
- B60T1/06—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles acting by retarding wheels acting otherwise than on tread, e.g. employing rim, drum, disc, or transmission or on double wheels
- B60T1/065—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles acting by retarding wheels acting otherwise than on tread, e.g. employing rim, drum, disc, or transmission or on double wheels employing disc
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ハブと放射状に半径方向に延びるス
ポークと環状のリムとが一体に鋳造成形され、デ
イスクブレーキ装置を装備することができる自動
二輪車用車輪に関する。
ポークと環状のリムとが一体に鋳造成形され、デ
イスクブレーキ装置を装備することができる自動
二輪車用車輪に関する。
(従来の技術)
従来、中心にハブとその外周に断面が真直なス
ポークと、更にその外周に環状のリムとを一体に
鋳造成形した自動二輪車用車輪において、左右一
対の前フオーク間に車輪を軸支させ、ハブの両端
部にホルダを取りつけ、両ホルダの外周に制動デ
イスクをそれぞれ固定し、2個の制動デイスクを
2個のブレーキキヤリパの摩擦パツドで圧接する
ようにしたものが知られている。(例えば、実開
昭54−118989号公報参照のこと。) 前記従来例においては、断面が真直なスポーク
はバブの軸方向中央部から軸と垂直な方向に延び
ていて、スポークとその両側の前のフオークとの
間においてホルダ、制動デイスク及びブレーキキ
ヤリパを配置させているので、前フオーク間の幅
が広く、車輪及びデイスクブレーキ装置の占有空
間が大きくならざるを得なかつた。また、前記従
来例においては、中心にハブとその外周に断面が
真直なスポークと、更にその外周に環状のリムと
が一体に鋳造成形されているので、ワイヤスポー
ク車輪のような衝撃緩衝機能を有しない。そのた
め、ワイヤスポーク車輪に較べて乗り心地が悪い
という問題があつた。
ポークと、更にその外周に環状のリムとを一体に
鋳造成形した自動二輪車用車輪において、左右一
対の前フオーク間に車輪を軸支させ、ハブの両端
部にホルダを取りつけ、両ホルダの外周に制動デ
イスクをそれぞれ固定し、2個の制動デイスクを
2個のブレーキキヤリパの摩擦パツドで圧接する
ようにしたものが知られている。(例えば、実開
昭54−118989号公報参照のこと。) 前記従来例においては、断面が真直なスポーク
はバブの軸方向中央部から軸と垂直な方向に延び
ていて、スポークとその両側の前のフオークとの
間においてホルダ、制動デイスク及びブレーキキ
ヤリパを配置させているので、前フオーク間の幅
が広く、車輪及びデイスクブレーキ装置の占有空
間が大きくならざるを得なかつた。また、前記従
来例においては、中心にハブとその外周に断面が
真直なスポークと、更にその外周に環状のリムと
が一体に鋳造成形されているので、ワイヤスポー
ク車輪のような衝撃緩衝機能を有しない。そのた
め、ワイヤスポーク車輪に較べて乗り心地が悪い
という問題があつた。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、ハブと放射状に半径方向に延びるス
ポークと環状のリムとが一体に鋳造成形された自
動二輪車用車輪において、デイスクブレーキ装置
を装着した場合に、フオーク間の幅が広くなら
ず、デイスクブレーキ装置の制動力が大きくなる
とともに乗り心地性を向上させることを課題とす
る。
ポークと環状のリムとが一体に鋳造成形された自
動二輪車用車輪において、デイスクブレーキ装置
を装着した場合に、フオーク間の幅が広くなら
ず、デイスクブレーキ装置の制動力が大きくなる
とともに乗り心地性を向上させることを課題とす
る。
(課題を解決するための手段)
前記課題を解決するために、本発明の自動二輪
車用車輪においては、ハブと側面視で放射状に半
径方向に延びるスポークと環状のリムとが一体に
鋳造成形され、リムは幅よりも半径の方を長くさ
れ、スポークの車軸方向の幅は少なくともスポー
クとリムとの連結部においてハブの車軸方向の幅
よりも小さくされ、ハブとの連結部からリムとの
連結部に至るスポークは車軸の軸方向に凸状に湾
曲した湾曲部分を有し、スポークの湾曲部分最内
端(ハブに最も接近する部分であつて、連結部を
除く。)の軸方向中心がリム中心線(ハブの軸方
向中心)よりも車軸方向(の左又は右)に偏倚さ
れ、スポークの湾曲部分によつて形成された凹部
側に制動デイスク及びキヤリパが配設され、制動
デイスク及びキヤリパの中心線がリム中心線より
も凹部側(凸状の部分の反対側)に位置するよう
にされている。なお、放射状の延びるスポーク
の先端(外周)とリムとの連結部がリムの中心線
近傍又はリムの端部に位置するように形成するこ
とができ、フオークにキヤリパが固定され、キ
ヤリパ本体の半分以上がスポークの湾曲部分によ
つて形成された凹部に挿入され、キヤリパがリム
の中心線に近づいた位置で制動デイスクを跨ぐよ
うになすことができる。
車用車輪においては、ハブと側面視で放射状に半
径方向に延びるスポークと環状のリムとが一体に
鋳造成形され、リムは幅よりも半径の方を長くさ
れ、スポークの車軸方向の幅は少なくともスポー
クとリムとの連結部においてハブの車軸方向の幅
よりも小さくされ、ハブとの連結部からリムとの
連結部に至るスポークは車軸の軸方向に凸状に湾
曲した湾曲部分を有し、スポークの湾曲部分最内
端(ハブに最も接近する部分であつて、連結部を
除く。)の軸方向中心がリム中心線(ハブの軸方
向中心)よりも車軸方向(の左又は右)に偏倚さ
れ、スポークの湾曲部分によつて形成された凹部
側に制動デイスク及びキヤリパが配設され、制動
デイスク及びキヤリパの中心線がリム中心線より
も凹部側(凸状の部分の反対側)に位置するよう
にされている。なお、放射状の延びるスポーク
の先端(外周)とリムとの連結部がリムの中心線
近傍又はリムの端部に位置するように形成するこ
とができ、フオークにキヤリパが固定され、キ
ヤリパ本体の半分以上がスポークの湾曲部分によ
つて形成された凹部に挿入され、キヤリパがリム
の中心線に近づいた位置で制動デイスクを跨ぐよ
うになすことができる。
(作用)
本発明の自動二輪車用車輪においては、ハブと
の連結部からリムとの連結部に至るスポークは車
軸方向に凸状に湾曲した湾曲部分を有しており、
スポークの湾曲部分によつて形成された凹部側に
制動デイスク及びキヤリパを配設することができ
る。自動二輪車等車両の走行時にデイスクブレー
キ装置を作動させると、キヤリパが制動デイスク
を挟圧し、制動力が発生して自動二輪車が停止す
る。
の連結部からリムとの連結部に至るスポークは車
軸方向に凸状に湾曲した湾曲部分を有しており、
スポークの湾曲部分によつて形成された凹部側に
制動デイスク及びキヤリパを配設することができ
る。自動二輪車等車両の走行時にデイスクブレー
キ装置を作動させると、キヤリパが制動デイスク
を挟圧し、制動力が発生して自動二輪車が停止す
る。
(実施例)
第1図〜第3図は本発明の第1実施例を示す。
第1図に示す自動二輪車において、1は前輪、2
は後輪である。前輪1は前フオーク3によつて支
持され、片側だけに制動デイスク4を固定してい
る。また、前フオーク3には、上記制動デイスク
4を挟圧するためのキヤリパ5が固定されてい
る。
第1図に示す自動二輪車において、1は前輪、2
は後輪である。前輪1は前フオーク3によつて支
持され、片側だけに制動デイスク4を固定してい
る。また、前フオーク3には、上記制動デイスク
4を挟圧するためのキヤリパ5が固定されてい
る。
第2図及び第3図は、上記前輪1及び後輪2の
うち、前輪1の方の詳細を示すものである。第2
図及び第3図に示すように、前輪1は車軸に支持
されるハブ6と、タイヤを装着する環状のリム7
と、ハブ6との連結部分から放射状に半径方向に
延び、リム7との連結部分に至るスポーク8とが
あり、これらハブ6とスポーク8とリム7はマグ
ネシウム合金、アルミニウム合金等の軽合金によ
り一体に鋳造成形されている。スポーク8は車軸
を含む縦断面において、ハブ6との連結部からリ
ム7との連結部に至る断面形状が車軸の軸方向へ
向けて大きく屈曲(凸状に湾曲)した形状になつ
ている。ハブ6の外周位置には、上記スポーク8
の屈曲部(湾曲部分)によつて形成された凹部側
に、制動デイスク4をボルト9により固定し、リ
ム7の車軸方向幅内に概ね収納させるようにして
いる。そして、制動デイスク及びキヤリパの中心
線がリム中心線よりも凹部側(凸状の部分の反対
側)に位置するようにされている。前フオーク3
に固定したキヤリパ5は、その本体の約半分をス
ポーク8の屈曲部凹部側に挿入した状態となり、
リム7の中心Cに極力近づいた位置で上記制動デ
イスク4を跨いでいる。
うち、前輪1の方の詳細を示すものである。第2
図及び第3図に示すように、前輪1は車軸に支持
されるハブ6と、タイヤを装着する環状のリム7
と、ハブ6との連結部分から放射状に半径方向に
延び、リム7との連結部分に至るスポーク8とが
あり、これらハブ6とスポーク8とリム7はマグ
ネシウム合金、アルミニウム合金等の軽合金によ
り一体に鋳造成形されている。スポーク8は車軸
を含む縦断面において、ハブ6との連結部からリ
ム7との連結部に至る断面形状が車軸の軸方向へ
向けて大きく屈曲(凸状に湾曲)した形状になつ
ている。ハブ6の外周位置には、上記スポーク8
の屈曲部(湾曲部分)によつて形成された凹部側
に、制動デイスク4をボルト9により固定し、リ
ム7の車軸方向幅内に概ね収納させるようにして
いる。そして、制動デイスク及びキヤリパの中心
線がリム中心線よりも凹部側(凸状の部分の反対
側)に位置するようにされている。前フオーク3
に固定したキヤリパ5は、その本体の約半分をス
ポーク8の屈曲部凹部側に挿入した状態となり、
リム7の中心Cに極力近づいた位置で上記制動デ
イスク4を跨いでいる。
上述した前輪1は、制動デイスク4をリム7の
車軸方向幅内に概ね収めたことによつて、キヤリ
パ5の車軸側部からの突出量が少なくなり、前輪
回りがコンパクトになる。また、前輪1が路面か
ら衝撃を受けると、第5図に示すようにリム7を
車軸方向へ移動させながらスポーク8を8′のよ
うに撓ませるため、上記路面からの衝撃を吸収す
ることができる。このようなスポークの撓みを発
生させる構成として、第6図に比較例として示す
鋳造製車輪81のように、ハブ86とリム87と
を連結するスポーク88を、側面視において屈曲
させた形状とすることもできる。しかし、この第
6図の場合は、隣接するスポーク88,88同士
がリム87により互いに連結固定されて全体とし
て略菱形構成になつているため、上記リム87が
スポーク88の撓み変形を阻止するように作用す
る。そのため上記前輪1のスポーク8程の撓みを
生ずることができず、その緩衝性は前輪1のよう
に大きくすることはできない。(このことは実験
により確認された。)即ち、前輪1の場合は、第
5図に示すようにリム7側が自由端となつて横方
向へ移動できるためスポーク8を撓みやすくし、
そのため車輪81よりも一層大きな衝撃緩衝性を
発揮することができる。
車軸方向幅内に概ね収めたことによつて、キヤリ
パ5の車軸側部からの突出量が少なくなり、前輪
回りがコンパクトになる。また、前輪1が路面か
ら衝撃を受けると、第5図に示すようにリム7を
車軸方向へ移動させながらスポーク8を8′のよ
うに撓ませるため、上記路面からの衝撃を吸収す
ることができる。このようなスポークの撓みを発
生させる構成として、第6図に比較例として示す
鋳造製車輪81のように、ハブ86とリム87と
を連結するスポーク88を、側面視において屈曲
させた形状とすることもできる。しかし、この第
6図の場合は、隣接するスポーク88,88同士
がリム87により互いに連結固定されて全体とし
て略菱形構成になつているため、上記リム87が
スポーク88の撓み変形を阻止するように作用す
る。そのため上記前輪1のスポーク8程の撓みを
生ずることができず、その緩衝性は前輪1のよう
に大きくすることはできない。(このことは実験
により確認された。)即ち、前輪1の場合は、第
5図に示すようにリム7側が自由端となつて横方
向へ移動できるためスポーク8を撓みやすくし、
そのため車輪81よりも一層大きな衝撃緩衝性を
発揮することができる。
また、上述の第1実施例では、キヤリパ5や制
動デイスク4が従来の操向輪に較べて一層リム中
心C側に寄つているため、左右の重量バランスを
平均化させ、その操縦性を向上させることができ
る。また、キヤリパ5の配置を前フオーク3の回
動中心(操向中心)に極力近い最短位置にするこ
とが容易となるため、操向軸まわりの慣性を小さ
くすることができ、この面からも一層操縦性を向
上させることができる。
動デイスク4が従来の操向輪に較べて一層リム中
心C側に寄つているため、左右の重量バランスを
平均化させ、その操縦性を向上させることができ
る。また、キヤリパ5の配置を前フオーク3の回
動中心(操向中心)に極力近い最短位置にするこ
とが容易となるため、操向軸まわりの慣性を小さ
くすることができ、この面からも一層操縦性を向
上させることができる。
また、制動装置がリム7の内側に挿入された保
護状態となるため、飛石による損傷や泥による汚
れを少なくすることができる。また、スポーク8
が屈曲した形状であるため、衝撃に対して撓み易
くなり、衝撃緩衝性をも備えることができる。
護状態となるため、飛石による損傷や泥による汚
れを少なくすることができる。また、スポーク8
が屈曲した形状であるため、衝撃に対して撓み易
くなり、衝撃緩衝性をも備えることができる。
第4図は本発明の第2実施例を示す。第2実施
例では、ハブ6に対するスポーク8の連結部8a
をリム中心Cにおいて垂直状態で半径方向へ延長
した後、車軸方向へ略直角に屈曲させて車軸方向
へ延長し、その横方向延長部からスポーク8本体
を上述のように車軸方向へ屈曲(湾曲)させたも
のである。この連結部8aにより、制動デイスク
4及びキヤリパ5は略リム中心Cに配置されてい
る。このように、本発明の第2実施例は、制動デ
イスク4及びキヤリパ5の位置を上記第1実施例
よりもリム中心C側に寄せるように工夫されてお
り、第1実施例と同様に、車輪側部にデイスクブ
レーキをコンパクトに配置すると共に、衝撃緩衝
性を向上することができる。更に、操向輪として
大幅に操縦性の向上を図ることができる。
例では、ハブ6に対するスポーク8の連結部8a
をリム中心Cにおいて垂直状態で半径方向へ延長
した後、車軸方向へ略直角に屈曲させて車軸方向
へ延長し、その横方向延長部からスポーク8本体
を上述のように車軸方向へ屈曲(湾曲)させたも
のである。この連結部8aにより、制動デイスク
4及びキヤリパ5は略リム中心Cに配置されてい
る。このように、本発明の第2実施例は、制動デ
イスク4及びキヤリパ5の位置を上記第1実施例
よりもリム中心C側に寄せるように工夫されてお
り、第1実施例と同様に、車輪側部にデイスクブ
レーキをコンパクトに配置すると共に、衝撃緩衝
性を向上することができる。更に、操向輪として
大幅に操縦性の向上を図ることができる。
なお、上述の実施例では前輪に限つて説明をし
たが、本発明の車輪は後輪にも適用可能であり、
前輪同様の構成によつて同様の効果を奏すること
ができる。
たが、本発明の車輪は後輪にも適用可能であり、
前輪同様の構成によつて同様の効果を奏すること
ができる。
(発明の効果)
本発明においては、ハブとの連結部からリムと
の連結部に至るスポークが車軸の軸方向に凸状に
湾曲した湾曲部分を有し、この湾曲部分によつて
形成された大きな凹部側に、制動デイスク及びキ
ヤリパを装着することができ、制動デイスク及び
キヤリパをリム中心線に寄せて配置することがで
きる。従つて、自動二輪車用車輪において、デイ
スクブレーキ装置を装備した場合に、フオーク間
の幅が広くなることがなく、デイスクブレーキ装
置を車軸内にコンパクトに収容することができ、
しかも前記凹部側が相当大きいのでデイスクブレ
ーキ装置の制動力を大きなものとすることができ
る。
の連結部に至るスポークが車軸の軸方向に凸状に
湾曲した湾曲部分を有し、この湾曲部分によつて
形成された大きな凹部側に、制動デイスク及びキ
ヤリパを装着することができ、制動デイスク及び
キヤリパをリム中心線に寄せて配置することがで
きる。従つて、自動二輪車用車輪において、デイ
スクブレーキ装置を装備した場合に、フオーク間
の幅が広くなることがなく、デイスクブレーキ装
置を車軸内にコンパクトに収容することができ、
しかも前記凹部側が相当大きいのでデイスクブレ
ーキ装置の制動力を大きなものとすることができ
る。
また、本発明においては、ハブとの連結部から
リムとの連結部に至るスポークが車軸方向に凸状
に湾曲した湾曲部分を有しているので、衝撃に対
して撓み易くなり、衝撃緩衝性をも備え、乗り心
地性が向上する。
リムとの連結部に至るスポークが車軸方向に凸状
に湾曲した湾曲部分を有しているので、衝撃に対
して撓み易くなり、衝撃緩衝性をも備え、乗り心
地性が向上する。
前記のとおり、スポークが湾曲部分を有すると
衝撃に対して撓み易くなるが、その侭では湾曲部
分の存在により車輪の左右の重量バランスがとれ
なくなる。ところが、本発明では、湾曲部分によ
つて形成された凹部側に制動デイスクとキヤリパ
を配設し、制動デイスク及びキヤリパがリム中心
線よりも凹部側に位置するようになし、しかも制
動デイスクとキヤリパの位置が従来の自動二輪車
用車輪に比べて一層リム中心線C側に近づけるこ
とができるため、スポークが衝撃に対して撓み易
くなつたうえに、左右の重量バランスを平均化さ
せ、自動二輪車用車両の操縦性を向上させること
ができる。また、キヤリパを前フオークの回動中
心(操向軸心)に極力近い最短位置に配置するこ
とが容易となり、その場合には操向軸まわりの慣
性を小さくすることができ、その面からも一層操
縦性を向上させることができる。また、デイスク
ブレーキ装置がリムの内側に挿入された保護状態
となるため、飛石による損傷や泥による汚れを少
なくすることができる。
衝撃に対して撓み易くなるが、その侭では湾曲部
分の存在により車輪の左右の重量バランスがとれ
なくなる。ところが、本発明では、湾曲部分によ
つて形成された凹部側に制動デイスクとキヤリパ
を配設し、制動デイスク及びキヤリパがリム中心
線よりも凹部側に位置するようになし、しかも制
動デイスクとキヤリパの位置が従来の自動二輪車
用車輪に比べて一層リム中心線C側に近づけるこ
とができるため、スポークが衝撃に対して撓み易
くなつたうえに、左右の重量バランスを平均化さ
せ、自動二輪車用車両の操縦性を向上させること
ができる。また、キヤリパを前フオークの回動中
心(操向軸心)に極力近い最短位置に配置するこ
とが容易となり、その場合には操向軸まわりの慣
性を小さくすることができ、その面からも一層操
縦性を向上させることができる。また、デイスク
ブレーキ装置がリムの内側に挿入された保護状態
となるため、飛石による損傷や泥による汚れを少
なくすることができる。
第1図は本発明の第1実施例の自動二輪車用車
輪を装着した自動二輪車の側面図、第2図は前記
自動二輪車用の前輪側の車輪の要部を示す縦断面
図、第3図は同じく側面図、第4図は本発明の第
2実施例の自動二輪車用車輪の要部を示す縦断面
図、第5図は本発明の車輪の作用を示す説明図、
第6図は比較例の車輪の要部側面図である。 4……制動デイスク、5……キヤリパ、6……
ハブ、7……リム、8……スポーク。
輪を装着した自動二輪車の側面図、第2図は前記
自動二輪車用の前輪側の車輪の要部を示す縦断面
図、第3図は同じく側面図、第4図は本発明の第
2実施例の自動二輪車用車輪の要部を示す縦断面
図、第5図は本発明の車輪の作用を示す説明図、
第6図は比較例の車輪の要部側面図である。 4……制動デイスク、5……キヤリパ、6……
ハブ、7……リム、8……スポーク。
Claims (1)
- 1 ハブと側面視で放射状に半径方向に延びるス
ポークと環状のリムとが一体に鋳造成形され、リ
ムは幅よりも半径の方を長くされ、スポークの車
軸方向の幅は少なくともスポークとリムとの連結
部においてハブの車軸方向の幅よりも小さくさ
れ、ハブとの連結部からリムとの連結部に至るス
ポークは車軸の軸方向に凸状に湾曲した湾曲部分
を有し、スポークの湾曲部分最内端の軸方向中心
がリム中心線よりも車軸方向に偏倚され、スポー
クの湾曲部分によつて形成された凹部側に制動デ
イスク及びキヤリパが配設され、制動デイスク及
びキヤリパの中心線がリム中心線よりも凹部側に
位置するようにされた自動二輪車用車輪。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13761483A JPS6029301A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 自動二輪車用車輪 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13761483A JPS6029301A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 自動二輪車用車輪 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3331542A Division JPH0825361B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 自動二輪車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6029301A JPS6029301A (ja) | 1985-02-14 |
JPH0549481B2 true JPH0549481B2 (ja) | 1993-07-26 |
Family
ID=15202791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13761483A Granted JPS6029301A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 自動二輪車用車輪 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029301A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3569570B2 (ja) * | 1995-07-18 | 2004-09-22 | 本田技研工業株式会社 | キャストホィール |
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JPS57107903A (en) * | 1980-11-13 | 1982-07-05 | Fischer Ag Georg | Casting wheel and its manufacture |
-
1983
- 1983-07-29 JP JP13761483A patent/JPS6029301A/ja active Granted
Patent Citations (1)
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JPS57107903A (en) * | 1980-11-13 | 1982-07-05 | Fischer Ag Georg | Casting wheel and its manufacture |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6029301A (ja) | 1985-02-14 |
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