JP2528457Y2 - 高所作業装置 - Google Patents

高所作業装置

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JP2528457Y2
JP2528457Y2 JP1990080848U JP8084890U JP2528457Y2 JP 2528457 Y2 JP2528457 Y2 JP 2528457Y2 JP 1990080848 U JP1990080848 U JP 1990080848U JP 8084890 U JP8084890 U JP 8084890U JP 2528457 Y2 JP2528457 Y2 JP 2528457Y2
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敦哉 加野
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Aichi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば建設中のビルの鉄骨支柱等に固定ベ
ースを取り付け、該固定ベースに設けた旋回、起伏及び
伸縮可能なブームの先端に装備したバケットに作業員が
搭乗して所定の高所作業を行う様にした高所作業装置に
関するものである。
〔従来技術〕
現在の高所作業、特に高層ビル等で代表される作業現
場は、第3図に建設途中の高層ビルAで示した如く、最
終完成階の高さが地上百数十メートルにも及ぶ作業現場
が多く成っているのが現状である。そのため、こうした
高層ビルA等の建設では、地上高で40〜50メートル前後
までの作業は、同図の左右に示した如く、クレーン車30
を導入して必要な建設資材31等をはじめ種々の機材等の
搬送を効率良く行うと共に、高所作業車32を導入し、ブ
ーム33の先端に装備したバケット34の移動可能な範囲で
所定の組み立て等の作業を行っているが、こうしたクレ
ーン車30及び高所作業車32による必要な建設資材31等を
はじめ種々の機材等の搬送乃至組み立て作業が行えない
高層階に於ける必要な建設資材31等をはじめ種々の機材
等の搬送作業は、同図中央に示したタワークレーン40を
使用して行っているのが実情である。
〔考案が解決しようとする課題〕
然しながら、同図に示すようなタワークレーン40を導
入した作業は、クレーン車30及び高所作業車32が届かな
い高層階への必要な建設資材31及び機材等の搬送作業が
主であって、タワークレーン40で高層階へ搬送した建設
資材及び機材等の組み立て乃至取り付け作業は、通常建
設途上では床部が構築されていない場合が普通であるか
ら、こうした現場での建設資材及び機材等の組み立て作
業は、組み立てつつ有る梁等の上で命綱一本を頼りに待
機している鳶の作業員が建設資材及び機材等を受け取っ
て手際良く組み立てているのが実情である。しかし、か
かる高所での作業は非常な危険を伴うものであり、従っ
て、極めて作業効率が悪い等種々の問題を有していた。
〔考案の目的及び課題を解決するための手段〕
本考案は、前述した問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、建設中のビルの鉄骨支柱
等に固定ベースを取り付け、該固定ベースに架装した旋
回、起伏及び伸縮可能なブームの先端に装備したバケッ
トに作業員が搭乗して所定の高所作業を行う様にした高
所作業装置を提供することにあり、そのために柱状体に
着脱可能に構成した固定ベースと、該固定ベースに設け
られ、先端にバケットを装備した旋回、起伏及び伸縮可
能なブームとで構成する。
〔作用〕
上記のような構成を採用したので、建設階層の高低に
左右されることなく、高所作業装置を目的とする現場の
柱状体を利用して極めて簡単に設置することが可能であ
り、しかも高所作業装置には旋回、起伏及び伸縮可能な
ブームを装備し、該ブームの先端にバケットを装備して
作業員を搭乗させて高所作業を行うものであるから、高
所での作業領域の拡大が図れ、高所作業を迅速に安全、
かつ効率良く行うことができる。
〔実施例〕
以下、第1図及び第2図(a)及び(b)に基づいて
本考案に係る高所作業装置の一実施例を詳細に説明す
る。
同図中、1は高所作業装置であり、該高所作業装置1
は、左右半体2a及び2bをC側に配置する蝶番2c、2cによ
りD側が開閉するように連結され、D側を開いて両半体
2a及び2bの対向する面に設けた左右凹部2d、2d内に建設
途中に於ける高層ビルAのH鋼材等の柱状体Bを嵌合さ
せて挟持し、両半体2a及び2bのD側に設けたボルト孔
(図では省略)に適数本のボルト2e、2e・・・を挿通し
て柱状体Bに固定する様に構成した固定ベース2と、該
固定ベース2の片側に装備する旋回駆動装置3と、前記
固定ベース2に水平面内で左右に揺動自在に枢支され、
前記旋回駆動装置3の作動により左右に揺動するブラケ
ット3aと、該ブラケット3aに起伏自在に枢支された伸縮
ブーム4と、一端が前記固定ベース2に左右上下に揺動
自在に取り付けられ、他端が前記伸縮ブーム4の下面に
上下に揺動自在に取り付けられ、作動することにより伸
縮ブーム4を起伏させる起伏シリンダ5と、前記伸縮ブ
ーム4に内蔵され、作動することにより伸縮ブーム4を
伸縮させる伸縮シリンダ(図では省略)と、前記伸縮ブ
ーム4の先端に平衡保持されるバケット6とで構成され
ている。
尚、7は前記旋回駆動装置3、起伏シリンダ5及び内
蔵する伸縮シリンダ(図では省略)等に所定の電源及び
作動油を供給するための駆動ユニットである。
又、上記の実施例では、固定ベース2を構成する左右
半体2a及び2bを蝶番2cにて連結したものとして説明した
が、蝶番2cによって連結しないで、タワークレーン40等
で両半体2a及び2cを別個に吊り上げ、現場でボルト等を
利用して組み立てる様に構成しても良く、特に上記の実
施例にのみ限定するものではない。
以下、上記の構成に基づいて本考案に係る高所作業装
置の作用を説明する。
本考案に係る高所作業装置1の高層ビルAの柱状体B
に対する取り付けは、第2図(a)に示した如く、高層
ビルAに立設したタワークレーン40を使用し、先ず高所
作業装置1を取り付ける柱状体Bの取り付け位置まで吊
り上げ、待機中の鳶の作業員が固定ベース2を柱状体B
に嵌合して取り付ける。固定ベース2の柱状体Bに対す
る取り付けは、左右半体2a及び2bを柱状体Bに沿って移
動させ、左右半体2a及び2bのD側を開いて、両半体2a及
び2bの対向する面に設けた左右凹部2d、2d内に柱状体B
を嵌合させて挟持した後、両半体2a及び2bのD側を閉
じ、両半体2a及び2bのD側に設けたボルト孔にボルト2
e、2e・・・を挿通して両半体2a及び2bのD側の開きを
完全に閉じることによって固定ベース2を柱状体Bに装
着する。
しかして、固定ベース2の柱状体Bに対する固定が終
了すると、上記の構成では説明しなかったが、例えば別
の梁等に設けた安全な場所に待機している作業員が手に
している遠隔操縦装置(図では省略)を操作して固定ベ
ース2に装備した旋回駆動装置3、起伏シリンダ5及び
内蔵する伸縮シリンダ等を作動させて伸縮ブーム4及び
バケット6を自分の方へ移動させ、バケット6が搭乗し
易い位置に到達すると作業員はそのバケット6に搭乗し
て所定の高所作業を行う。
即ち、本考案に係る高所作業装置1は、上記の要領で
未だ床等が設けられていない高層ビルA等の高層階の柱
状体Bに装着され、バケット6に搭乗する作業員によ
り、タワークレーン40等により順次搬送されて来る各種
建設資材等を受け取り所定の取り付け箇所へ運搬して組
み立てるものであるから、こうした高所での種々の作業
が非常に安全にしかも迅速に行うことが可能である。
〔考案の効果〕
本考案は、以上詳細に説明した如く、柱状体に着脱可
能に構成した固定ベースと、該固定ベースに設けられ、
先端にバケットを装備した旋回、起伏及び伸縮可能なブ
ームとで構成したので、建設階層の高低に左右されるこ
となく、高所作業装置を目的とする現場の柱状体を利用
して極めて簡単に設置することが可能であり、しかも高
所作業装置には旋回、起伏及び伸縮可能なブームを装備
し、該ブームの先端にバケットを装備して作業員を搭乗
させて高所作業を行うものであるから、高所での作業領
域の拡大が図れ、高所作業を迅速に安全、かつ効率良く
行うことができる等種々の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る高所作業装置の一例を示す斜視
図、第2図(a)は本考案に係る高所作業装置の使用状
態を示す要部斜視図、同図(b)は作業要領を示す説明
図、第3図は従来の高所作業の要領を示す説明図であ
る。 1……高所作業装置、2……固定ベース、2a、2b……半
体、2c……蝶番、2d……凹部、2e……ボルト、3……旋
回駆動装置、3a……ブラケット、4……伸縮ブーム、5
……起伏シリンダ、6……バケット、7……駆動ユニッ
ト。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】柱状体に着脱可能に構成した固定ベース
    と、該固定ベースに設けられ、先端にバケットを装備し
    た旋回、起伏及び伸縮可能なブームとで構成したことを
    特徴とする高所作業装置。
JP1990080848U 1990-07-28 1990-07-28 高所作業装置 Expired - Lifetime JP2528457Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990080848U JP2528457Y2 (ja) 1990-07-28 1990-07-28 高所作業装置

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JP1990080848U JP2528457Y2 (ja) 1990-07-28 1990-07-28 高所作業装置

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JPH0437748U JPH0437748U (ja) 1992-03-30
JP2528457Y2 true JP2528457Y2 (ja) 1997-03-12

Family

ID=31626262

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5210196Y2 (ja) * 1972-03-18 1977-03-04
JPS6030320Y2 (ja) * 1976-12-09 1985-09-11 株式会社豊田自動織機製作所 高所作業車の作業台昇降装置
JPS5922840Y2 (ja) * 1979-07-16 1984-07-07 石川島播磨重工業株式会社 足場装置のブ−ム伸縮装置
JPS60258100A (ja) * 1984-06-04 1985-12-19 株式会社ジャパニック 昇降装置のブ−ムロツク機構
JPS6387499A (ja) * 1986-09-27 1988-04-18 株式会社 技研製作所 高所作業装置

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JPH0437748U (ja) 1992-03-30

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