JP3955929B2 - 高所作業構台築造解体用の作業足場および高所作業構台の築造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、高所作業構台の構築に関するものである。より詳しくは、高所作業構台の築造方法および築造用の作業足場に関するものである。
山岳地帯の道路建設に伴い、機械・機材運搬用鋼製の高所作業構台(仮桟橋、作業用構台)が必要で、これらの架設作業には作業用足場が必要である。よって、本願発明は、これらの山岳地帯の道路建設に必要とする作業足場を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
高所作業構台の構築にあたっては、構台支持抗を打設するための打設孔を削孔し、該打設孔に構台支持抗を打設する。前記の構台支持抗打設作業ののち、構台架設用昇降式作業床を設置して、構台架設用昇降式作業床を使用して桁受け、主桁、縦横断垂直ブレス、縦横断水平つなぎ等の設置作業を行うものである。
上記の構台架設用昇降式作業床としては、クレーン吊下式の吊下げ足場や、構台支持抗に沿って垂直移動自在としたゴンドラをロープ牽引で昇降駆動する方式のゴンドラ式昇降足場が公知である。
また、自駆動昇降式足場して、特開平6―17543号「煙突の解体装置と解体方法」の公開特許公報が存在する。該公開特許公報の発明は、煙突を中心として昇降足場が装備され、尺取虫方式で垂直方向に駆動されて自走で上下の作業位置を変更自在とする技術を開示するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述のゴンドラ式昇降足場は、クレーン吊下式の吊下げ足場に比して安定した足場を確保できるが、吊り下げロープによる牽引で上下駆動するものであるから、上下動が不安定であり“不安全な作業足場”を解消するものではない。
また、特開平6―17543号「煙突の解体装置と解体方法」公開特許公報の発明は、煙突を包囲する足場を尺取虫方式で煙突を中心として昇降下するものであるから、主桁、縦横断垂直ブレス、縦横断水平つなぎ等の設置作業を行うところの、本願発明が対象とする構台架設用の昇降式作業足場に適用することは不可能である。
よって、縦横断垂直ブレス等が存在しても昇降可能であり、“安全な作業足場”を提供すること、および高所作業構台の構築作業を“安全な作業”とすることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願請求項1の発明は、構台支持抗を挿通するに十分な中心空間をそれぞれ有する上部足場部と下部台座脚と、上部足場部と下部台座脚とを上下方向に連結する上下伸縮連結体とで構成し、下部台座脚は、足場本体と可動足場とに分割自在とし、足場本体に足場本体と構台支持抗とを固定自在とする下部固定装置を装備し、上部足場部は、足場本体と可動足場とに分割自在とし、足場本体に足場本体と構台支持抗とを固定自在とする上部固定装置を装備し、下部足場の足場本体と上部足場部の足場本体と上下伸縮部により連結し、
足場本体の中心空間の一部を開口し、足場本体の中心空間開口側の端面外周部に左右一対の回動支点を設け、足場本体と可動足場とを前記左右一対の回動支点を介して連結するとともに前記左右一対の前記回動支点の少なくとも一方を開放自在とする構成として、一方の回動支点を中心として可動足場を回動自在として、上下伸縮連結体の伸縮により尺取虫方式で自力昇降するとともに、可動足場を左右二分割自在として、可動足場を足場本体の中心空間開口の前方に観音開き自在とするとともに、足場本体と可動足場との間に中心空間に連続する開放空間を左右選択自在に形成自在とし、障害物(縦横断垂直ブレス等)を取付けた構台支持杭を昇降自在とすることを特徴とする高所作業構台築造解体用の作業足場を提供する。
本願請求項2の発明は、請求項1の発明に加えて、足場本体に、側縁に連続する開口部を形成自在とし、構台支持杭の前面側と背面側の両面に障害物(縦横断垂直ブレス等)を取付けた構台支持杭を昇降自在とすることを特徴とする特徴とする高所作業構台築造解体用の作業足場を提供する。
【0006】
本願請求項3の発明は、構台支持抗を挿通するに十分な中心空間をそれぞれ有する上部足場部と下部台座脚と、上部足場部と下部台座脚とを上下方向に連結する上下伸縮連結体とで構成し、中心空間開口の前方に観音開き自在とするとともに、中心空間に連続する開放空間を左右選択自在に形成自在とした高所作業構台築造解体用の作業足場を使用した高所作業構台の築造方法であって、高所作業構台を構成するにあたり、打設した構台支持抗に、前記作業足場の可動足場を観音開きで水平方向に接近させ、進行させることで、作業足場の中心空間を構台支持抗に位置させて、可動足場を閉じることにより構台支持抗に作業足場を取り付け、構台支持抗の周囲を包囲状態とした高所作業用足場を確保し、上下伸縮連結体の伸縮により、尺取虫方式で作業足場を構台支持抗の任意の位置へ昇降自在として、高所作業用の足場を構台支持抗の任意の位置に設定自在とし、可動足場を一方へ開いた状態として中心空間に連続する開放空間を左右選択自在に形成することで、縦横断垂直ブレスの取り付け作業のための縦横断垂直ブレスの挿入用空間を確保し、縦横断垂直ブレスの取り付けを含む高所作業用足場を確保したことを特徴とする高所作業構台の築造方法を提供する。
本願請求項4の発明は、請求項3の発明に加えて、 構台支持抗の背面側の縦横断垂直ブレスの取付けおよび正面側の縦横断垂直ブレスの取付けを含む、2本の構台支持抗に対する高所作業構台の築造のための高所作業用足場を、2本の構台支持抗にそれぞれ装備した高所作業構台築造解体用の作業足場により確保することを特徴とする高所作業構台の築造方法を提供する。
【0007】
【実施例】
本願発明の説明に先立って、まず高所作業構台を説明する。高所作業構台は、近年山岳地帯の道路建設に伴い、機械・機材運搬用の進入路として、クレーン等の作業重機のための仮桟橋、作業用構台として使用されるものである。高所作業構台の構築にあたっては、構台支持抗Bを打設するための打設孔を削孔し、該打設孔に構台支持抗Bを打設する。前記の構台支持抗Bの打設作業ののち、構台支持抗Bに、桁受けD、主桁F、縦横断垂直ブレスC、縦横断水平つなぎE等を設置し、頂面の架台G
を支持する。
【0008】
本発明の高所作業構台築造用の作業足場Aは、その上面で、上記の構台架設用の昇降式作業床面を構成して、桁受け、主桁、縦横断垂直ブレス、縦横断水平つなぎ等の設置作業にあたっての、作業者の作業床面を確保するものである。
【0009】
図1ないし図3を参照して、本願発明の高所作業構台築造用の作業足場Aを詳細に説明する。
作業足場Aは、構台支持抗Bを挿通するに十分な中心空間Hをそれぞれ有する上部足場部1および下部台座脚2と、上部足場部1と下部台座脚2とを上下方向に連結する上下伸縮連結体3とで構成する。
下部台座脚2は、足場本体4と可動足場5とに分割自在とし、足場本体4と構台支持抗Bとを固定自在とする下部固定装置(下部チャッキング)6を装備する。上部足場部1は、足場本体4と可動足場5とに分割自在とし、足場本体4と構台支持抗Bとを固定自在とする上部固定装置(上部チャッキング)7を装備する。下部台座脚2の足場本体4と上部足場部1の足場本体4と上下伸縮部3により連結し、上下伸縮連結体の伸縮により尺取虫方式で自力昇降を可能とする。
【0010】
前記上部足場部1と前記下部台座脚2について、足場本体4を四角形とし、その中心空間Hを四角形状で可動足場5側の一辺を開口hする。足場本体4の可動足場5隣接側の端部4aの外周寄りの位置に左右一対の回動支点8a、8bを設ける。該前記左右一対の回動支点8a,8bを介して、足場本体4と可動足場5とを連結する。
更に、可動足場5を左右二分割して5aと5bとで構成し、固定手段9(突起9aおよび締金具9b)により連結して一体化自在とする(図4参照)。
可動足場5を左右二分割した状態では、可動足場5を足場本体4の中心空間Hの開口hの前方に観音開き自在とする(図5参照)。
【0011】
前記左右一対の回動支点8a、8bについて、足場本体4と可動足場5とを前記左右一対の一方の回動支点8a(または8b)を介して連結するととも、前記左右一対の他方の前記回動支点8b(または8a)を開放状態とすることで、一方の回動支点8a(または8b)を中心として可動足場を回動自在として、障害物(ブレス)通過空間Qを形成する(図6参照)。
【0012】
前記回動支点8について、実施例においては、連結板11、連結板11の両端の孔12および足場本体の中心空間開口側の端面外周部に形成した孔13を貫通自在とするピン14aおよび14bで構成する。 ピン14a、ピン14bのいずれか一方を抜取ることにより、連結板11の一端は、足場本体4または可動足場5と連結を解く、その結果、足場本体と可動足場との間に中心空間に連続する障害物(ブレス)通過空間Qを、連結板の一端を開放した側に、形成自在とする。
【0013】
足場本体4に、側縁4bに連続する開口部Pを形成自在とし、該開口部Pを覆うカバー板10をその内縁をヒンジ構造10aとして上下方向に回動自在として、カバー板10が開口部Pを覆う水平位置(足場作用位置)イと、垂直位置(障害物(ブレス)通過用の開口部形成位置)ロとに変更自在とし、ワイヤー止め10bにより水平位置(足場作用位置)を固定して足場作業の安全をはかる(図7参照)。なお、カバー板10を水平方向に移動させて、カバー板10が開口部Pを覆う開口部位置(足場作用位置)と、左右移動位置(障害物(ブレス)通過用空間形成位置)とに変更自在としても、本発明の目的を達成できるものである。
【0014】
つぎに上下伸縮連結体3について、中間伸縮シリンダー3Aを含む油圧駆動式上下伸縮部とし、前記上部足場部1と前記下部台座脚2について、構台支持抗Bを中心空間Hに位置させて構台支持抗Bを包囲する足場を形成しつつ、油圧駆動で中間伸縮シリンダー3Aを伸長、短縮させ、下部固定装置(下部チャッキング)6と上部固定装置(上部チャッキング)7とを交互に作動させて、上部足場部と下部台座脚とを構台支持抗Bに固定し且つ接近離間させることで、作業足場Aを尺取虫方式で上下動(昇降)させる。
【0015】
図8ないし図9を参照して、下部固定装置(下部チャッキング)6および上部固定装置(上部チャッキング)7について説明する。
足場本体4に固定された固定部材21と、該固定部材21に着脱自在としたチャツキングユニット22とで構成し、チャツキングユニット22には水平方向の油圧シリンダー23を装備する。
油圧シリンダーを伸張することでチャツキングユニット22は構台支持抗Bに固定されて、固定装置6、7は構台支持抗Bに対し固定状態とする。 回動支点24および固定ピン25とを設けて、図7の固定状態と、図8の開口状態(構台支持抗Bへの挿入状態)への変更を自在とする。
図10は、補助板26および補助支点27を設けた実施例を示し、a図は補助板26および回動支点24を使用し標準径の構台支持抗Bに対応し、b図は補助板26を除去し補助支点27を使用することで、大径の構台支持抗BBに対応する。
【0016】
つぎに、高所作業構台の築造方法を説明する。
高所作業構台を構成するにあたり、打設した構台支持抗Bに、前記作業足場Aの上部足場部1および下部台座脚2のそれぞれの可動足場5を観音開きで水平方向に接近させ、進行させることで、作業足場の中心空間Hを構台支持抗Bに位置させて、可動足場5を閉じることにより構台支持抗Bに作業足場Aを取付け、構台支持抗Bの周囲を包囲した状態として、構台支持抗Bの周囲に高所作業用の足場を確保する。
【0017】
つぎに上下伸縮連結体3の中間伸縮シリンダー3Aの作動および下部固定装置(下部チャッキング)6と上部固定装置(上部チャッキング)7との交互作動により自駆動で、作業足場Aを尺取虫方式で上下動させる。即ち、油圧駆動で中間伸縮シリンダー3Aを伸長、短縮させ、下部固定装置(下部チャッキング)6と上部固定装置(上部チャッキング)7とを交互に作動させて、上部足場部と下部台座脚とを構台支持抗Bに固定し且つ接近離間させることで、作業足場Aを尺取虫方式で上下動する。
かくして、構台支持抗Bの任意の高さに高所作業用の足場を形成して、縦横断垂直ブレス、縦横断水平つなぎ等の設置作業を行う。
【0018】
図11は、高所作業用足場としての作業を示し、高所作業構台の築造に際しての、縦横断垂直ブレスCの設置作業の作業手順を示すものである。
▲3▼▲4▼においては、可動足場5を開いて障害物通過空間Qを形成し、▲6▼▲7▼においては、可動足場5のカバー板10を開いて開口部Pに障害物通過を可能とすることで、縦横断垂直ブレスCの障害物が存在しても作業足場の昇降を自由とする。
【0019】
本願の高所作業用足場Aを適所の高さに昇降させて、前記の作業を上下に行うとともに、前後に行い、更に水平方向の主桁F、縦横断水平つなぎEおよび架台G等の設置作業を行うことで、高所作業構台を築造する(図12を参照)。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、山岳地帯の道路建設に必要とされる高所作業構台の構築に際し使用する構台架設用の高所作業用足場を尺取虫式昇降の自駆動昇降式足場としたので、クレーン吊下式の吊下げ足場や、構台支持抗に沿って垂直移動自在としたゴンドラをロープ牽引で昇降駆動する方式のゴンドラ式昇降足場に比して、駆動機構が簡単であるとともに、上下動が安定して“安全な作業足場”を提供して高所作業構台の構築作業を“安全な作業”とする効果を有するものである。
また、縦横断垂直ブレス等の障害物を取付けた構台支持抗に対して、昇降自在とする作業足場を提供して高所作業構台の構築解体を容易とする効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の作業足場の正面図
【図2】同じく平面図
【図3】片方を開いて側方に向け開口部を形成した状態の平面図
【図4】チャツキングユニットおよびカバー板を付加して示す、図2同様の平面図
【図5】同じく観音開き状態で示す、図4同様の平面図
【図6】同じく図3同様の平面図
【図7】障害物通過空間の形成手段を説明する縦断面図で、a図は足場作業位置、b図は障害物通過用空間形成位置を示す
【図8】上部固定装置、下部固定装置の構台支持抗固定状態の平面図
【図9】同じく構台支持抗挿入状態の平面図
【図10】構台支持抗の大小に対応する上部固定装置、下部固定装置を示し、a図は標準の構台支持抗の場合を示し、b図は大径の構台支持抗の場合を示す。
【図11】本発明による高所作業構台の築造工程の説明図
【図12】高所作業構台の斜視図
【符号の説明】
A 作業足場
B 構台支持抗
H 中心空間
P 障害物(ブレス)通過空間用の開口部
Q 障害物(ブレス)通過空間用の開放空間
1 上部足場部
2 下部台座脚
3 上下伸縮連結体
4 足場本体
5 可動足場
6 下部固定装置(下部チャッキング)
7 上部固定装置(上部チャッキング)
10 カバー板
22 チャツキングユニット
Claims (4)
- 構台支持抗を挿通するに十分な中心空間をそれぞれ有する上部足場部と下部台座脚と、上部足場部と下部台座脚とを上下方向に連結する上下伸縮連結体とで構成し、
下部台座脚は、足場本体と可動足場とに分割自在とし、足場本体に足場本体と構台支持抗とを固定自在とする下部固定装置を装備し、
上部足場部は、足場本体と可動足場とに分割自在とし、足場本体に足場本体と構台支持抗とを固定自在とする上部固定装置を装備し、
下部足場の足場本体と上部足場部の足場本体と上下伸縮部により連結し、
足場本体の中心空間の一部を開口し、足場本体の中心空間開口側の端面外周部に左右一対の回動支点を設け、足場本体と可動足場とを前記左右一対の回動支点を介して連結するとともに前記左右一対の前記回動支点の少なくとも一方を開放自在とする構成として、一方の回動支点を中心として可動足場を回動自在として、
上下伸縮連結体の伸縮により尺取虫方式で自力昇降するとともに、可動足場を左右二分割自在として、可動足場を足場本体の中心空間開口の前方に観音開き自在とするとともに、足場本体と可動足場との間に中心空間に連続する開放空間を左右選択自在に形成自在とし、障害物(縦横断垂直ブレス等)を取付けた構台支持杭を昇降自在とすることを特徴とする高所作業構台築造解体用の作業足場。 - 構台支持抗を挿通するに十分な中心空間をそれぞれ有する上部足場部と下部台座脚と、上部足場部と下部台座脚とを上下方向に連結する上下伸縮連結体とで構成し、
下部台座脚は、足場本体と可動足場とに分割自在とし、足場本体に足場本体と構台支持抗とを固定自在とする下部固定装置を装備し、
上部足場部は、足場本体と可動足場とに分割自在とし、足場本体に足場本体と構台支持抗とを固定自在とする上部固定装置を装備し、
下部足場の足場本体と上部足場部の足場本体と上下伸縮部により連結し、
足場本体の中心空間の一部を開口し、足場本体の中心空間開口側の端面外周部に左右一対の回動支点を設け、足場本体と可動足場とを前記左右一対の回動支点を介して連結するとともに前記左右一対の前記回動支点の少なくとも一方を開放自在とする構成として、一方の回動支点を中心として可動足場を回動自在として、
上下伸縮連結体の伸縮により尺取虫方式で自力昇降するとともに、可動足場を左右二分割自在として、可動足場を足場本体の中心空間開口の前方に観音開き自在とするとともに、足場本体と可動足場との間に中心空間に連続する開放空間を左右選択自在に形成自在とし、更に、足場本体に、側縁に連続する開口部を形成自在とし、構台支持杭の前面側と背面側の両面に障害物(縦横断垂直ブレス等)を取付けた構台支持杭を昇降自在とすることを特徴とする特徴とする高所作業構台築造解体用の作業足場。 - 構台支持抗を挿通するに十分な中心空間をそれぞれ有する上部足場部と下部台座脚と、上部足場部と下部台座脚とを上下方向に連結する上下伸縮連結体とで構成し、中心空間開口の前方に観音開き自在とするとともに、中心空間に連続する開放空間を左右選択自在に形成自在とした高所作業構台築造解体用の作業足場を使用した高所作業構台の築造方法であって、
高所作業構台を構成するにあたり、打設した構台支持抗に、前記作業足場の可動足場を観音開きで水平方向に接近させ、進行させることで、作業足場の中心空間を構台支持抗に位置させて、可動足場を閉じることにより構台支持抗に作業足場を取り付け、構台支持抗の周囲を包囲状態とした高所作業用足場を確保し、
上下伸縮連結体の伸縮により、尺取虫方式で作業足場を構台支持抗の任意の位置へ昇降自在として、高所作業用の足場を構台支持抗の任意の位置に設定自在とし、
可動足場を一方へ開いた状態として中心空間に連続する開放空間を左右選択自在に形成することで、縦横断垂直ブレスの取り付け作業のための縦横断垂直ブレスの挿入用空間を確保し、
縦横断垂直ブレスの取り付けを含む高所作業用足場を確保したことを特徴とする高所作業構台の築造方法。 - 構台支持抗を挿通するに十分な中心空間をそれぞれ有する上部足場部と下部台座脚と、上部足場部と下部台座脚とを上下方向に連結する上下伸縮連結体とで構成し、中心空間開口の前方に観音開き自在とするとともに、中心空間に連続する開放空間を左右選択自在に形成自在とし、更に、足場本体に、側縁に連続する開口部を形成自在とした高所作業構台築造解体用の作業足場を使用した高所作業構台の築造方法であって、
高所作業構台を構成するにあたり、打設した構台支持抗に、前記作業足場の可動足場を観音開きで水平方向に接近させ、進行させることで、作業足場の中心空間を構台支持抗に位置させて、可動足場を閉じることにより構台支持抗に作業足場を取り付け、構台支持抗の周囲を包囲状態とした高所作業用足場を確保し、
上下伸縮連結体の伸縮により、尺取虫方式で作業足場を構台支持抗の任意の位置へ昇降自在として、高所作業用の足場を構台支持抗の任意の位置に設定自在とし、
可動足場を一方へ開いた状態として中心空間に連続する開放空間を左右選択自在に形成することで、構台支持抗の正面側の縦横断垂直ブレスの取付け作業のための縦横断垂直ブレスの挿入用空間を確保し、
構台支持抗の背面側の縦横断垂直ブレスの取付けおよび正面側の縦横断垂直ブレスの取付けを含む、2本の構台支持抗に対する高所作業構台の築造のための高所作業用足場を、2本の構台支持抗にそれぞれ装備した高所作業構台築造解体用の作業足場により確保することを特徴とする高所作業構台の築造方法。
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