JP2528312B2 - 光ファイバ線路の接続切換装置 - Google Patents

光ファイバ線路の接続切換装置

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JP2528312B2
JP2528312B2 JP62105655A JP10565587A JP2528312B2 JP 2528312 B2 JP2528312 B2 JP 2528312B2 JP 62105655 A JP62105655 A JP 62105655A JP 10565587 A JP10565587 A JP 10565587A JP 2528312 B2 JP2528312 B2 JP 2528312B2
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浩一 片寄
洋 横須賀
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は光ファイバ線路の接続切換方法およびその
装置に関するものである。
(従来の技術) 一つの光ファイバ線路1を、ある光ファイバ線路2と
の接続状態から別の光ファイバ線路3との接続に切換え
る従来方法は、第6図(a)〜(d)にその手順が示さ
れている。
すなわち、はじめに光ファイバ線路1と同2とが接続
状態にあるときは、同図(a)に示されるように光ファ
イバ線路1の端部に連結されたフェルールF1と、光ファ
イバ線路2の端部に連結されたフェルールF2とが割りス
リーブ101によって対向衝接状態に保持される。
光ファイバ線路3に切換えたいときは、まず同図
(b)に示されるように光ファイバ線路3の端部に連結
されるフェルールF3を準備した上で割りスリーブ101か
らフェルールF2を引き抜き、つぎに同図(c)に示され
るようにフェルールF2の位置にフェルールF3を置き換
え、最後に同図(d)に示されるようにこのフェルール
F3を割りスリーブ101にはめこみフェルールF1と対向衝
接状態にするのである。
(発明が解決すべき問題点) 上記の如き従来の技術によるときは、光ファイバ線路
1を光ファイバ線路2との接続状態から光ファイバ線路
3に切換えるときに、第6図の(b),(c)に示され
る状態の間、つまり現在の接続フェルールF2を割りスリ
ーブから引抜いて切換えるべき線路のフェルールF3を割
りスリーブに差し込み接触させるまでの間は、光通信は
全く途絶えた状態になり、したがって通信途絶時間が長
過ぎる欠点がある。これでは例えば光ファイバ線路2に
欠陥が生じて予備の光ファイバ線路3に切換えるなどの
緊急用として極めて不都合である。
(問題点を解決するための手段) この発明は前述の従来方法の不都合を解消するために
なされたものであって、切換えるべき2路線(被選択
側)の2つのフェルールを、予め平行に併置し、接続す
べき路線(選択側)の1つのフェルールを前記2つのフ
ェルール間を移動させていずれか一方のフェルールと選
択的に対向接触させる方法を容易に行なうための装置を
要旨とし、具体的には第1の発明は、被選択側の2本の
光ファイバ線路のそれぞれの端部に取付けられた円柱体
状のフェルールをそれらの軸線が互いに平行になるよう
配置し、選択側の1本の光ファイバ線路の端部に取つけ
られた円柱状のフェルールを前記2本のフェルールの何
れかに接続するように配置し、これらフェルールの円柱
状の外周面に外接するケースの底板と側板の2つの接触
固定面およびケースの開口部に配置された円柱体との1
つの接触可動面によってそれぞれ位置決めされ、前記選
択側の光ファイバ線路のフェルールをケース側面に設け
たシフト孔で移動させて、接続すべき被選択側の光ファ
イバ線路のフェルールに対応する位置に変移できるよう
にした光ファイバ線路の切換装置であり、ケース開口部
の円柱体が回動することによってフェルールの移動が円
滑に行われる。また、このケース開口部の円柱体はケー
スの側面に取付けられている板ばねにより一様に押圧さ
れているので、反復したフェルールの移動によっても、
性能を阻害することなく作動できる。
また、接続状態にしたフェルール相互間の固定は別の
フェルール押圧用板ばねで容易に安全な面接触状態を保
持して固定する光ファイバ線路の切換装置である。
第2の発明は、前記と同様な箱型のケースの内部に断
面W字状の中間固定板を設け、そのV字状の溝内に被接
続側の光ファイバの円柱状フェルールを2ケを予め平行
に併置し、選択側の1ケのフェルールを前記2つのフェ
ルールの何れかに対応する位置に選択移動させていずれ
か一方のフェルールと選択的に対向接触させる方法を容
易に行なうための装置であって、具体的にはケースの上
面の開口部に、フェルールの上面に接するように押圧板
を設け、これを外面から押圧用板ばねで押圧することに
より、ケース内部の光ファイバの円柱状フェルールはV
字状の溝の一方に収まり、必要に応じて他のV字状の溝
に位置を切換え固定するものである。すなわち、第2の
発明では円柱状フェルールの上面は押圧板と、下側面は
ケースの中間固定板のV字状溝面と接触する3点接触で
固定されると共に、フェルールの移動は、側面に設けた
シフト孔で移動させて、接続すべき被選択側の光ファイ
バ線路のフェルールに対応する位置に変移できるように
した光ファイバ線路の切換装置であり、押圧板を押し上
げて、一つのV字状溝から他の一つのV字状溝内にフェ
ルールが移動することによって行われ、その運動は円滑
で、正確な切替え接続が達成される。なお接続状態にし
たフェルール相互間の固定は別のフェルール押圧用板ば
ねで容易に安全な面接触状態を保持して固定することは
前記第1の発明と同様である。
(作用) 上記切換装置は、第1の発明はコ字状部分で確実に保
持されかつ上面の押圧用円柱体と可動な接触点で位置決
めされ、又、第2の発明はW字状の中間板のV字状溝に
配置され上面では押圧板と可動な接触点で位置決めされ
ている。そしていずれもケース上面の開口部に設けられ
た押圧用円柱体もしくは押圧板がケースの側板に取付け
られた板ばねで下方向に押圧されているので、ケースの
側板に設けられたシフト孔を利用してシフト操作によっ
てフェルールを容易に移動させることができると共に、
別の所定位置にすばやく位置決め固定でき、従って光フ
ァイバ線路の接続切換えを正確にかつ短時間に実行でき
る。また、ケースの上方に開口を有しているために、押
圧手段の設定が極めて容易であり、しかも板ばねを採用
しているために、反復使用でも押圧力に変化がないの
で、長期にわたり使用することができる。
(実施例) まず第1図および第2図により第1の発明を説明す
る。
箱型の底板4Cと、側板4A,4Bと上部に長手方向の開口4
Eを有する上板4Dとで、直六面体状の箱型のケース4を
構成している。このケース4の側板には光ファイバの円
柱状フェルールのシフト用孔41が設けられている。
被選択側の2本の光ファイバ線路2,3の端部には円柱
状のフェルールF2,F3が取り付けられ、ケース4の断面
コ字状部に配置され、底面、側面、上面で接触固定され
ている。又、ケース4の上面には長手方向の開口4Eが穿
設され、ここに押圧円柱体5がはめられている。この押
圧円柱体5の表面は、フェルールF2,F3の両者に上方か
ら接触する接触可動面5Aがあり、側板に取付けられた押
圧用ばね6によって下方に押され、フェルールF2,F3
表面に接触する。また選択側の1本の光ファイバ線路1
の端部には円柱状のフェルールF1が取り付けられ、ケー
スの一方のコ字状部に配置され、固定される。
このため押圧円柱体5の直径はフェルールF2,F3の対
向する表面間の距離よりも大きいことが必要である。こ
うしてフェルールF2,F3はケースの底板と側板とで構成
されるL字状面の2つの接触固定面と、上方の押圧円柱
体との1つの接触可動面とによって三方向から押されて
位置決め固定される。
第1図に示されるように、別の光ファイバ線路1の端
部に取付けられたフェルールF1もケース4内において同
様に位置決め固定される。この位置が図示のようにフェ
ルール2と対向衝接する位置であれば、光ファイバ線路
1と同2とが接続されている状態である。
フェルールF1,F2内の光ファイバ線路端部の衝接を確
実にするため、板ばねであるフェルール押圧用ばね7が
接続した両フェルールの軸方向の外側端部に嵌めこま
れ、両端の弾性湾曲部71,72が両フェルールF1,F2を軸方
向に互いに引き寄せて光ファイバ線路1と同2との光接
続を確実にするのである。
次に、光ファイバ線路1を光ファイバ線路2より光フ
ァイバ線路3に接続を切換えたいときは、フェルール押
圧用ばね7を取り外した後、光ファイバ線路1のフェル
ールF1をケース4の側板に穿設されたシフト用孔41を利
用して側方に押し、フェルールF3に対向衝接させる。こ
のときフェルールF2は接触している円柱体5を押し上げ
て容易に動くことができる。以上の作業手順は第5図
(a),(b)に明示されており、同図(a)ははじめ
光ファイバ線路1と同2とが接続している状態、同図
(b)は光ファイバ線路1を同3に切換え接続した状態
を示している。
なお第1図の符号10はフェルールをはじめにケース内
に差し込むとき、その軸方向の差し込み深さを規制する
ために便利に利用できる位置決めフランジを示し、同図
では図示を省略したが、各フェルールにすべて取付けて
もよい。
なお図示を省略したが、フェルール押圧用ばね7の変
形例として、この位置決めフランジ10の間を挟む形式の
ものも考えられる。
つぎに第3図および第4図について第2の発明の実施
例装置を説明する。
この実施例においてはケース4の内部にW字状の中間
固定板8が設けられ、これには2個所のV字状溝81,82
が設定される。このV字状溝81,82を挟む2つの面8A,8B
がフェルールに対する接触固定面となるのである。
またこの実施例では、先の実施例における押圧用円柱
体の代わりに押圧板9が用いられ、この押圧板9の下面
が接触可動面9Aとなる。押圧板9をV字状溝81,82上の
フェルールに対して押しつける力は押圧用板ばね6のば
ね力である。
この実施例装置においても使用法は先の実施例と全く
同様であって、光ファイバ線路1を同2との接続から同
3との接続に切換えたいときはシフト用孔41を利用して
フェルール1を横方向に移動させ、フェルール3と軸方
向に対向衝接の状態に移行させればよい。
(発明の効果) この発明によれば光ファイバ線路の端部に取付けられ
た円柱体状のフェルールを2つのコ字状の固定面かW字
状の中間板のV溝内の固定面と、上方の1つの接触可動
面とによって接触位置決めする方法をとるものであるか
ら、側板の横方向からのシフト操作によってフェルール
を容易に移動させることができると共に、別の所定位置
にすばやく位置決め固定でき、したがって光ファイバ線
路の接続切換えを正確にかつ短時間に実行できる効果が
ある。なお、本発明ではケースの上方の開口部を利用し
て、フェルールに移動を円滑にする押圧用円柱体もしく
は押圧板を設け、これを板ばねで下方向に加圧している
ので、簡単な構造でしかも反復使用でも圧力変化がない
丈夫な装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の実施例装置を示す斜視図、第2図
は同じく側断面図、第3図は第2の発明の実施例装置を
示す斜視図、第4図は同じく側断面図、第5図はこの発
明装置を用いた光ファイバ線路の切換え作動を説明する
簡略平面図、第6図は従来のそれを示す簡略側断面図で
ある。 主な符号の説明 1,2,3……光ファイバ線路、F1,F2,F3……フェルール、
4……ケース、4A,4B……側板、4C……底板、4D……上
板、4E……開口、5……押圧用円柱体、6……押圧用板
ばね、7……フェルール押圧用ばね、8……中間固定
板、9……押圧板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−170928(JP,A) 特開 昭51−133042(JP,A) 実開 昭54−129334(JP,U) 実開 昭52−46841(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)箱型の底板4Cと、シフト用孔41を有
    する側板4A,4Bと、上部中央に長手方向の開口4Eを有す
    る上板4Dとからなり、横断面コ字状部分に光ファイバの
    円柱状フェルールを配置し得るようにしたケース4と、 (ロ)ケース4の上部中央の開口4Eに、内部に配置され
    る被接続側の2ケの光ファイバの円柱状フェルールF2,F
    3及び接続側の1ケの光ファイバの円柱状フェルールF1
    の上方に接して設けられ、回動しうる押圧用円柱体5
    と、 (ハ)ケース4の側板に固定され、押圧用円柱体5を上
    面から押圧する押圧用板ばね6と、 (ニ)接続されるフェルール相互間を、その端面が面接
    触状態に固定するフェルール押圧用ばね7と、 からなることを特徴とする光ファイバ線路の接続切換装
    置。
  2. 【請求項2】(イ)箱型の底板4Cと、シフト用孔41を有
    する側板4A,4Bと、上部中央に長手方向の開口4Eを有す
    る上板4Dと、側板4A,4B間で底板4Cに接して構成される
    W字状でそのV溝内に光ファイバの円柱状フェルールを
    載置し得る中間固定板8とよりなるケース4と、 (ロ)ケース4の上部中央の開口4Eに、内部に配置され
    る被接続側の2ケの光ファイバの円柱状フェルールF2,F
    3及び接続側の1ケの光ファイバの円柱状フェルールF1
    の上方に接して設けられる押圧板9と、 (ハ)ケース4の側板に固定され、押圧板9を上面から
    押圧する押圧用板ばね6と、 (ニ)接続されるフェルール相互間を、その端面が面接
    触状態に固定するフェルール押圧用ばね7と、 からなることを特徴とする光ファイバ線路の接続切換装
    置。
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JPS51133042A (en) * 1975-05-14 1976-11-18 Sumitomo Electric Ind Ltd Connecting method of light transmission fibers
JPS5429794Y2 (ja) * 1975-09-30 1979-09-20
JPS54129334U (ja) * 1978-02-28 1979-09-08
JPS62170928A (ja) * 1986-01-24 1987-07-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 切替用光コネクタ

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