JP2527739Y2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2527739Y2
JP2527739Y2 JP1990055249U JP5524990U JP2527739Y2 JP 2527739 Y2 JP2527739 Y2 JP 2527739Y2 JP 1990055249 U JP1990055249 U JP 1990055249U JP 5524990 U JP5524990 U JP 5524990U JP 2527739 Y2 JP2527739 Y2 JP 2527739Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ファクシミリ装置におけるロール紙の排出
経路に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のファクシミリ装置では、第4図に示す
ように、ロール状受信紙1が装置本体内にセットされ、
受信紙1を覆う受信紙カバー2が装置本体に対し開閉可
能となっており、受信紙1の交換は、この受信紙カバー
2を開けて行うものが多い。このような構成では、装置
本体の設置スペースを小さくするため、受信紙カバー2
に送信原稿ガイド3、受信紙排出口4及び受信紙スタッ
カ兼送信原稿台5を一体に設けたものがある。
また、受信紙セット後の最初の記録受信紙をも正規の
大きさで出力することができるように、受信紙セット完
了時に受信紙の先端を自動的に切断するオートカッター
6を備えたものもある。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このようなファクシミリ装置において
は、受信紙交換時に受信紙のセット操作が難しかった。
すなわち、第4図において、ファクシミリ装置への受信
紙セットは、ロールされた受信紙1の先端を記録ヘッド
7とプラテン8との間、オートカッター6の2枚の刃の
間、および受信紙カバー2の受信紙排出口4を通して引
き出す。
ところが、上記のように受信紙セット時には受信紙カ
バー2は装置本体から開けられているため、受信紙先端
を破線で示すように大きく引き出して受信紙排出口4に
通すことになり、そのまま受信紙カバー2を閉めると、
本体内に用紙がだぶつきペーパージャムを起こし易く、
また、用紙の無駄が多い。また、ペーパージャムを避け
るために受信紙先端を受信紙排出口4まで引き出さずに
排紙ローラ9のところまでで止めると、受信紙1が斜め
に挿入されても分からず、斜行が起こり易い。
本考案は、上述した問題点を解決するためになされた
ものであり、カバーに排出口を持つことにより、設置ス
ペースが小さくなり、かつロール紙の初期セットがペー
パージャムや斜行等を起こすことなく容易に行えるファ
クシミリ装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案のファクシミリ装
置は、装置本体内にセットされるロール紙に記録を行う
記録部と、装置本体内に設けられ、記録部にて記録され
たロール紙を切断可能な切断部と、この切断部により切
断された記録済みのロール紙を排出可能な第1排出口を
有し、セットされたロール紙を覆う開閉可能なカバー
と、前記カバーを閉じたときのカバー端部とそれに対向
する装置本体との間に形成され、第1排出口とは異なる
第2排出口とを備え、ロール紙のセット時に、ロール紙
先端を第2排出口を通すとともに切断部がロール紙を切
断するようにしたものである。また、カバーの開閉を検
知する検知手段を備え、検知手段がカバーの閉成を検知
したときに切断部がロール紙を切断するものであっても
よい。
[作用] 上記構成を有するファクシミリ装置においては、記録
部にて記録されるロール紙をセットする場合には、ま
ず、記録されたロール紙を排出する第1排出口を有する
カバーを装置本体から開く。次いで、装置本体内にロー
ル紙を入れ、そのロール紙先端が、第2排出口から外部
に飛び出すようにし、カバーを閉じる。このとき、ロー
ル紙は第1排出口を通す必要はなく、外部に飛び出させ
る量も任意で良い。更に、装置本体内に設けられ、記録
部にて記録されたロール紙を切断するための切断部が、
外部に飛び出した部分を含む不要なロール紙を切断する
ことにより、その部分は容易に取り除くことが可能にな
り、ロール紙のセット操作が容易となる。
また、通常時の記録されたロール紙を切断する切断部
でもって、ロール紙セット時の不要なロール紙の切断を
行うことができる。さらに、記録済みのロール紙を排出
するための第1排出口を、ロール紙を覆う開閉可能なカ
バーに設けたことにより、同等の排出口を装置本体側面
に配置する場合に比べて、装置本体の設置スペースが小
さくて済む。
また、カバーの開閉を検知する検知手段を備えた場
合、検知手段によりカバーの閉成が検知されたとき、切
断部が自動的に不要なロール紙を切断するので、ロール
紙のセット操作は極めて容易となる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例によるファクシミリ装置につ
いて、第1図乃至第3図を参照して説明する。
第1図はロール紙セット途中の状態を示す断面図、第
2図はロール紙セット完了時を示す断面図、第3図は受
信記録中の状態を示す断面図である。装置本体内の後方
部にセットされる本考案のロール紙としての受信紙1の
ロール部1aの上方に本考案のカバーとしての受信紙カバ
ー2が、その後端の回転軸2aの周りに開閉可能に設けら
れている。このカバー2には、その先端部に送信原稿ガ
イド3と通常時に受信紙通路となる本考案の第1排出口
としての受信紙排出口4と受信紙スタッカ兼送信原稿台
5とが一体に設けられている。装置本体内の中央部に
は、本考案の記録部を構成する記録ヘッド7とプラテン
8、オートカッター6、排紙ローラ9が設けられ、前方
部には、送信原稿を読み取る読取り部11、この読取り部
11へ原稿を送る原稿送り装置12等が設けられ、その上側
には本体前面パネル13が開閉可能に設けられている。
また、受信紙カバー2を閉じたときの受信紙カバー前
端部とそれに対向する装置本体の前面パネル13との隙間
には、受信紙セット時の通路となる本考案の第2排出口
としての受信紙排出路14(第2図参照)が設けられてい
る。
受信紙1をセットする際、まず、第1図に示すよう
に、受信紙カバー2を回転中心2aを中心に装置本体から
後方へ開ける。受信紙保持部15に受信紙1のロール部1a
を投入し、その受信紙先端1bを引き出す。その受信紙先
端1bを図示しないリリース機構によってプラテン8から
リリースされた記録ヘッド7とプラテン8との間に順次
挿入していくと、その受信紙先端1bはカッターガイド16
とオートカッター6のガイド部6aとの間から、オートカ
ッター6の回転刃6bと固定刃6cとの間を抜け、ペーパー
ガイド17の後方へ至る。この受信紙先端1bを任意量だけ
上方へ引き出し、受信紙1の歪み、弛みを取り除く。こ
のとき、受信紙排出口4へ通す必要はない。この引き出
し量は任意であり、斜行を防止するために受信紙1のた
るみを取る操作も容易に行える。
そして、記録ヘッド7をプラテン8に押圧させ、受信
紙先端1bを引っぱりながら装置本体の前方へ倒し、受信
紙カバー2に挾まらないようにして受信紙カバー2を閉
じる。この時点で受信紙先端1bは、装置本体と受信紙カ
バー2の前端部間に設けられた受信紙排出路14から引き
出された形になる。即ち、受信紙セット完了時の状態
は、第2図に示すごとくであり、受信紙先端1bは、ペー
パーガイド17の後部上面に沿い、装置本体の前面パネル
13の後端部と受信紙カバー2の前端部との隙間でなる受
信紙排出路14から装置本体の上方へ引き出されている。
受信紙カバー2が閉じられると、図示していない受信
紙カバースイッチがONして、オートカッター6の回転刃
6bが回転し、固定刃6cとの間で受信紙1を切断する。そ
して、この不要となった受信紙先端1b部分を取り除け
ば、受信紙1の初期セットが完了し、通常の送受信待機
状態となる。なお、受信紙カバー2の先端部下面に一体
に排紙ガイド19が設けられており、受信紙カバー2を閉
じることにより排紙ローラ9に押圧する状態になる。
また、受信記録時の状態は第3図に示すごとくであ
り、記録ヘッド7は受信紙1をはさんでプラテン8に押
圧されている。プラテン8は図示しない駆動源に接続さ
れている。受信状態になると、まず、プラテン8が受信
紙1を引き戻す方向に回転し、受信紙先端1bを所定量
(例えば、記録ヘッド7の所まで)引き戻す。記録を開
始すると、プラテン8は受信紙1を送り出す方向に回転
し、受信紙先端1bはカッターガイド16とオートカッター
6のガイド部6aとの間、オートカッター6の回転刃6bと
固定刃6cとの間に送り出され、ペーパーガイド17の後部
下面に当たり、カッターカバー18、排紙ローラ9の方へ
自動的に送り出される。排紙ローラ9は図示しない駆動
源に接続されており、受信紙先端1bを排紙ガイド19との
間ではさみ、通常の受信紙排出口4へ送り出す。
プラテン8および排紙ローラ9が受信紙1を所定量送
り出すと、オートカッター6が作動し、受信紙1を切断
する。切断された受信紙1は排紙ローラ9により送り出
され、受信紙スタッカ兼送信原稿台5上にストックされ
る。
前述したように、第4図に示した従来装置において
は、受信紙セット時に、受信紙先端1bを装置本体と受信
紙カバー2との隙間へ引き出すような排出路がないた
め、受信紙先端1bは排紙ローラ9のところで止めておく
か、或いは開いた受信紙カバー2の上にある受信紙排出
口4まで通さなければならず、これがペーパージャムや
斜行の原因となり易く、また受信紙1の無駄が多かっ
た。本実施例では、受信紙セット時に受信紙先端1bを、
装置本体と受信紙カバー2との隙間である受信紙排出路
14へ引き出すことができるので、このような問題は解消
される。
[考案の効果] 以上のように本考案のファクシミリ装置によれば、ロ
ール紙のセット時に、ロール紙先端を、記録時に使用す
る第1排出口とは別に設けた、カバーと装置本体の間の
第2排出口を通して装置本体上方へ任意の僅かの量だけ
引き出せばよく、従来のように開けたカバーに設けら
れ、記録したロール紙を排出する排出口に通す必要がな
いので、容易にロール紙をセットことができ、ロール紙
の弛み、歪みを取り除くことができ、さらにはロール紙
の斜行を防ぐことができる。また、セット時、ロール紙
先端を上記のようにカバーと装置本体との間から引き出
すため、カバーを閉じた時のペーパージャムを避けるこ
とができ、しかも、ロール紙を無駄にすることも抑える
ことができる。
また、ロール紙先端を第2排出口を通すとともに切断
部がロール紙を切断するので、従来のように第2排出口
のエッジ等を用いて手動でロール紙を切断するものに比
べて、ロール紙のセット操作が容易となる。さらに、通
常時の記録されたロール紙を切断するための切断部を、
ロール紙セット時の不要なロール紙の切断に兼用可能で
ある。しかも、記録済みのロール紙を排出するための第
1排出口を、ロール紙を覆う開閉可能なカバーに設けた
ので、同等の排出口を装置本体側面に配置する場合に比
べて、装置本体の設置スペースが小さくて済む。
また、カバーの開閉を検知する検知手段により、カバ
ーの閉成が検知されたときに切断部がロール紙を切断す
るようにすれば、ロール紙をセットしてカバーを閉成す
るだけで、自動的に不要なロール紙が切断されロール紙
セットが完了するので、操作が極めて簡単となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるファクシミリ装置にお
けるロール紙セット途中の状態を示す断面図、第2図は
ロール紙セット完了時の断面図、第3図は受信記録中の
状態を示す断面図、第4図は従来装置のロール紙セット
時の断面図である。 1……受信紙、1b……受信紙先端、2……受信紙カバ
ー、4……受信紙排出口、6……オートカッター、7…
…記録ヘッド、9……排紙ローラ、14……受信紙排出
路。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体内にセットされるロール紙に記録
    を行う記録部と、 装置本体内に設けられ、前記記録部にて記録されたロー
    ル紙を切断可能な切断部と、 この切断部により切断された記録済みのロール紙を排出
    可能な第1排出口を有し、セットされたロール紙を覆う
    開閉可能なカバーと、 前記カバーを閉じたときのカバー端部とそれに対向する
    前記装置本体との間に形成され、前記第1排出口とは異
    なる第2排出口とを備え、 前記ロール紙のセット時に、ロール紙先端を前記第2排
    出口を通すとともに前記切断部がロール紙を切断するよ
    うにしたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記カバーの開閉を検知する検知手段を備
    え、前記検知手段が前記カバーの閉成を検知したときに
    前記切断部がロール紙を切断することを特徴とする請求
    項1記載のファクシミリ装置。
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JPH0295959U (ja) * 1989-01-20 1990-07-31

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