JPS63202549A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は記録シートロールを複数収納することが出来る
記録装置に関するものである。

〈従来の技術〉 従来のデスクトップタイプに係るファクシミリやプリン
ター等の記録装置にあっては、記録シー、トをロール状
に巻き回してなる所定サイズのシートロールを一本収納
し、前記シートを順次綴り出しながら受信した画情報を
記録するように構成されている。

〈発明が解決しようとする問題点〉 前述の記録装置によれば順次シートを繰り出して記録す
ることが出来るが、多量の記録の為にシートが不足した
り、或いは情報とシートのサイズが相違する場合等に対
応出来ない可能性があった。

く問題点を解決するための手段〉 上記問題点を改善する為に前述の如きシートロ−ルを一
木収納する記録装置の他に２本のシートロールを収納し
得る記録装置も開発されている（例えば特願昭６１−１
０２０７９号）。

本発明は前述したシートロールを複数収納することが出
来る記録装置を更に発展させたものであり、特にセット
した記録シートロールの記録シートの先端を簡単かつ確
実に切断することが出来る装置を提供しようとするもの
である。

本発明に係る記録装置は、記録シートを記録部に搬送し
て画情報に応じた画像を記録する記録装置に於いて、第
一筐体と第二筐体とを開閉可能にすると共に、前記第一
筐体にはロール状に巻き回された記録シートを収納し得
るシートホルダーと、一方のシートホルダーに収納され
る記録シートを記録部に搬送するフィード部材とを設け
、第二筐体には他方のシートホルダーに収納される記録
シートを記録部に搬送するフィード部材を設け、更に前
記記録部を構成する記録ヘッドを第一筐体或いは第二筐
体のいずれか一方の筐体に設けると共にプラテンを他方
の筐体に設け、更に前記フィード部材を相尾に圧接した
ローラ対で構成した記録装置に於いて、前記フィードロ
ーラ対の下流に投首したシートガイドに記録シートの切
断手段を設けたものである。

く作用〉 Ｌ記手段によれば、記録シートを記録部に搬送するフィ
ードローラ対の下流に記録シートの先端部を容易に切断
することが出来る手段を設けたので、シートロールをセ
ットした際にそのシートロールの先端を簡単にカットし
、この記録シートを正しい位置にセットすることが出来
、記録シートの先端の不揃い及びセット不良によるジャ
ムや斜行或いは２つの記録シートが同時に搬送されるこ
とを防止することが出来る。

〈実施例〉 次に上記本発明の手段をファクシミリに適用した場合の
一実施例を説明すると次の通りである。

第１図は本発明の一実施例に係る記録装置の第二筐体を
開放した状態の斜視説明図、第２図はその断面図、第３
図は第二筐体を閉鎖した状態の断面図、第４図は記録シ
ートをセットする場合の説明図、第５図は第一筐体に設
けたフィードローラ対の一方を第二僑体側に設けた実施
例の説明図、第６図乃至第９図は夫々本発明の実施例を
示す要部の説明図である。

図に於いて、装置本体となる第一筐体Ａと、その蓋体と
なる第二筐体Ｂが軸１によって軸着され、該軸ｌを中心
に開閉可能に構成されている。

また前記回動中心となる軸ｌにはバネ２が設けられ、前
記筐体Ａ、Ｈの開放端には相互に係止するフック３が設
けられ、該フック３の係止を解除したときに前記バネ２
の付勢によって第二筐体Ｂが第一筐体Ａから開放される
ように構成されている。

父上記第−佼体Ａには記録シート４．５をロール状に巻
き回した各種サイズのシートロール４ａ、５ａを夫々個
別に収納し得る落とし込み式のロールホルダー６．７が
２個並列に設けられている。このロールホルダー６．７
に収納された記録シート４．５は図示しない制御部から
の選択信号によっていずれか一方が記録部８に搬送され
、該記録部８に於いて所定の画像が記録され、記録後の
記録シートは第一筐体Ａに設けられたカッター９によっ
て画像後端からカットされ、同じく第−筐体Ａに設けら
れた排出ローラ対ｌＯによって装置外へと排出されるよ
うに構成されている。

尚、上記記録部８は記録シート４．５を定速で搬送する
プラテンローラ８ａと、第３図の如く該ローラ８ａに圧
接し、画情報に応じて感熱シートよりなる記録シートを
加熱するライン型の記録へラド８ｂとによって構成され
る。そしてプラテンローラ８ａは第一筒体Ａに配設され
、記録ヘッド８ｂは第二液体Ｂに配設され、両筐体Ａ、
Ｂを閉鎖したときに、記録ヘッド背面に取り付けられた
押圧スプリング８Ｃによって両者が圧接するように構成
されている。

また上記記録シート４．５は夫々フィード部材たるフィ
ードローラ対によって記録部８に搬送されるが、記録部
８に近い方のロールホルダー（以下「第一ホルダー」と
いう）６に収納された記録シート４を搬送するフィード
ローラ対１１が第一筐体Ａの第一ホルダー６とプラテン
ローラ８ａとの間に設けられ、該フィードローラ対１１
とプラテンローラ８ａとの間にはシートガイド１２を介
してシート有無検出センサー１３ａ及びシート巾検出セ
ンサー１３ｂが設けられている。また記録部８に遠い方
のロールホルダー（以下「第二ホルダー」という）７に
収納された記録シート５を搬送するフィードローラ対１
４は第二筐体Ｂ側であって記録へラド８ｂと第二ホルダ
ー７との間に設けられ、該フィードローラ対１４と記録
へラド８ｂとの間にもシートガイド１５を介してシート
有無検出センサーｌｅａ及びシート巾検出センサー１８
ｂが設けられている。

また−ト記プラテンローラ８ａ及びフィードローラ対１
１　、１４を駆動回転させる図示しない駆動系及び制御
部は第一筐体Ａに設けられている。

尚１図中Ｃは原稿搬送系であって、第二筐体Ｂの一ヒ面
に一形成された原稿蔵置台１７に載置され、原稿サイド
ガイド１７ａによって両サイドをガイドされた原稿１８
は分離ローラ１９によって一枚づつ分離されると共に、
搬送ローラ２０で図面左側へと定速搬送され、排出ロー
ラ２１で排出トレー２２に排出される如く構成されてい
る。また前記原稿１８が搬送される間に原稿読み取り系
りの光源２３によって光照射され、その反射光が複数枚
のミラー２４及びレンズ２５を介してＣＯＤ等の画像読
み取り素子２Ｂに至って前記原稿１８の画像が読み取ら
れ、その画信号が所定の記録系に伝達されるように構成
されている。

次に本実施例に於いて構成されたシートガイド１５につ
いて説明する。

第６図に示すシートガイド１５はその下流の記録シート
出口側の先端の端面１５ａをその全長巾に亘って尖端に
すると共にその両端部のみを更にノコ刃形状に構成した
ので、この端面１５ａを利用することによって記録シー
ト５の先端部を簡単かつ正確にカットすることが出来る
。

前述の構造を有するシートガイド１５の端面１５ａの形
状はｐｊＩＩ７図に示す如く、各種のサイズの記録シー
ト５の巻取ロールを収納するに当たって全ての巻取ロー
ルを基準端面ｇに揃えた場合の装置では、左右に異なる
長さを持ったノコ刃を形成したものが使用出来、巻取ロ
ールを中央部に振り分けて収納した装置には第８図に示
す如く、左右が同−ｇさのノコ刃を持ったものを使用す
ることが出来る。

一般的に記録シート５の先端をカットしようとすると、
第９図に示す如く、記録シート５の先端を両手で持ちな
がら巾方向片側からカットを始めるが、カットしようと
する時は記録シート５の先端は一方向に引張るので、記
録シート５がジートガ、ｆド１５の端面１５ａに沿って
摺動し、カットが簡単に出来ない恐れがある。一方でシ
ートガイド１５の端面１５ａの全長巾に亘ってノコ刃を
設けた場合には、カットしようとする時に記録シート５
がノコ刃部分に喰い込み、記録シート５が端面１５ａに
沿って摺動することを防止するので、ノコ刃部分で記録
シート５を直ちにカットし始めるが、その後の切断に於
いて、尖端に比較して切れ味が悪くカットしにくい問題
がある。

処で、本実施例に於いては上述の如く、シートガイド１
５の端面１５ａを全長巾に亘って尖端にすると共にその
両端部のみを一定の巾でノコ刃状に構成したので、記録
シート５のカットし始めの場合には記録シート５の端部
をノコ刃部分に喰い込ませて簡単かつ確実に切断を開始
し、しかる後に引き続いて今度は切れ味の良い尖端部で
順速かつスムーズに切断をすることが出来る。又シート
ガイド１５の端面１５ａには両端部にノコ刃部が形成さ
れているので、左右いずれの方向からも切断することが
出来る。

このシートガイド１５の端面１５ａは記録カバーを閉じ
た際にプラテンローラ８ａと記録ヘッド８ｂの圧接部付
近より上流に位置しており、記録シート５の先端をこの
端面１５ａでカットしてセットすれば、記録カバーを閉
じた際に記録シート５の先端は常に前記圧接部付近より
上流にあって、プラテンローラ８ａが回転しても記録シ
ート５がこれによって搬送される恐れはない。

次に上記の如く構成された装置の動作を説明する。

先ずシートロールをセットするに当たっては、フック３
の係１Ｆを解除して第二筐体Ｂを開放し、第一ホルダー
６に例えばＡ４サイズのシートロール４ａを収納し、そ
のシート先端をフィードローラ対１１の間を通し、シー
トガイド１２の先端付近に至らしめる。また同様に第二
ホルダー７には例えばＢ４サイズのシートロール５ａを
収納し、そのシート先端をフィードローラ対１４の間を
通し、シートガイド１５の先端付近の端面１５ａでカッ
トする。カー／　トされたシート５の先端はシート進行
方向に対し、はぼ直角にかつ先端がきれいにカットされ
、また先端はシートガイドの端面１５ａの付近にセット
される。

上記の如くシートをセットした後は第二筐体Ｂを閉じ、
マニュアルカット動作を行なう。

この動作を説明すると、先ずフィードローラ対１１及び
プラテンローラ８ａが第３図に示す矢印方向に回転して
記録シート４をカッター９及び排出ローラ対１０まで搬
送し、カッター９で記録シート先端をカットする。更に
カットした記録シート４を装置外へ排出すると共に、プ
ラテンローラ８ａ及びフィードローラ対１１を前記と逆
方向に回転し、記録シート４の先端をシートガイド１２
の先端付近まで巻き戻して待機状態にする０次に記録シ
ート５について前記と同様にフィードローラ対１４、プ
ラテンローラ８ａ及びカッター９を動作させることによ
って記録シート５の先端をカットすると共に、カット後
の記録シート先端をシートガイド１５の先端付近まで巻
き戻して待機状態にする。

この状態の時に先に述べたようにシートロールセット時
のシート５の先端がカー７トされてシート進行方向に対
しほぼ直角にかつ先端がきれいな状態にある為、プラテ
ンローラ８ａと記録へラド８ｂとの間に入り込む際にジ
ャムしたり斜行したりしない。

またセット時のシート５の待機位置がプラテンローラ８
ａと記録へラド８ｂとの圧接部よりも上流にある為、シ
ート４の搬送時に一緒に搬送されることもない。

上記マニュアルカット動作によって記録シート４．５の
先端がきれいになり、且つプラテンローラ８ａ及びフィ
ードローラ対１１．１４の回転量を制御することによっ
て記録シート先端を正確な待機位置に至らしめる。

次に記録に際しては、仮にＡ４サイズの画情報を受信し
たとすると、シート巾検出センサー１３ｂによって記録
シート４の巾がＡ４サイズであることを検出すると共に
、フィードローラ対ｌｌが１３図の矢印方向に回転し、
記録シート４を記録部８へと搬送する。この記録シート
４の先端がプラテンローラ８ａと記録へラド８ｂとの圧
接部まで搬送されると前記フィードローラ対１１の駆動
が停止すると同時にプラテンローラ８ａが第３図の矢印
方向に回転して記録シート４を定速搬送する。この搬送
と同期して記録ヘッド８ｂが画情報に応じて発熱し、該
発熱により記録シート４上に受信画情報が記録される。

このとき前記フィードローラ対１１は記録シート４の搬
送に応じてつれ回りする。

上記の如くして受信した画情報の記録が終了すると１画
像後端位置がカッター９に至るまで記録シート４を搬送
してカットし、記録済みの記録シートを排出ローラ対１
０で装置外へ排出すると共に、プラテンローラ８ａ及び
フィードローラ対１１が第３図の矢印と逆方向に回転し
、記録シート４の先端を前記待機状態位置まで巻き戻す
。

上記の如くしてＡ４サイズの受信画像記録を終了する。

尚、前記受信画像がＢ４サイズの場合は、シート巾検出
センサー１６ｂによって記録シート５が８４サイズであ
ることを検出し、該記録シート５に対してフィードロー
ラ対１４、記録部８及びカッター９が前記と同様に動作
して記録シート５に対してＢ４サイズの記録を行うもの
である。

次にジャム処理等に於いては、フック３の係１ヒを解除
して第二僚体Ｂを開放して行う、このとき夫々のフィー
ドローラ対１１．１４が第−魔体Ａと第二位体Ｂとに分
けて設けられているので、第２図に示す如く記録シート
４は第一筐体Ａ側に、記録シート５は第二盲体Ｂ側に分
かれる。従って一方の記録シートに対するジャム処理等
の場合に他方の記録シートが邪魔になることがなく、ま
たシートロール４ａ、５ａを交換するときも夫々個別に
行うことが出来る。更に第二筐体を開放すると夫々のシ
ートロール４ａ　、５ａを同時に見ることが出来るので
、ロール残量の確認を容易にすることが可能である。

またシートロールのセットに際しても、記録部８のプラ
テンローラ８ａと記録へラド８ｂを第一筐体Ａ１！ｌ：
′ＰＪ二筐体Ｂに分けて設け、カッター９を第−俄体Ａ
側に設けであるので、第４図に示すように例えばセット
する記録シート４の先端をフィードローラ対１１間に通
すと共に、プラテンローラ８ａに沿ってカッタ−９相互
間の隙間及び排出ローラ対１０の間を通し、装置外へと
導くことで容易にかつ確実にセットすることが出来、セ
ット時に於ける記録シート４の斜めセットも容易に防止
することが出来る。尚、記録部８のプラテンローラ８ａ
を第二筐体Ｂに、記録へラド８ｂを第−筐体Ａに設けた
場合も同様である。

更にフィードローラ対１１．１４やプラテンローラ８ａ
等の駆動系を第一筐体Ａに設けることによってスペース
の有効利用が図れ、第二筐体Ｂの重量を軽くすることが
出来るので装置全体が小型になるものである。

尚、−Ｆ記録シート先端セット或いはジャム処理する場
合、第５図に示すように記録シート４を搬送するフィー
ドローラ対のうち一方の駆動ローラｌｌａを第一筐体Ａ
側に設け、これに圧接する圧接ローラｔｔｂを第二筐体
Ｂ側に設ける構成にすれば第二筐体Ｂを開放したときに
記録シート４がフリー状態になるのでセットやジャム処
理がよりし易くなる。この場合、使用頻度が高いサイズ
の記録シートを第一ホルダー６にセットすると効果的で
ある。

また前述の実施例に於いて、ホルダー６．７に同じサイ
ズのシートロールが収納されている場合には、記録に際
してどちらか一方の記録シート、例えば記録シート４が
使用される。そして記録シート４が無くなるとシート有
無センサー１３ａがこれを検出し、制御部によって他方
の記録シート５を使用するようにすることも出来る。こ
の場合、記録シート５は予備としての機部を有するもの
である。

また前述の実施例ではシートホルダーを第一筐体Ａに左
右に並列して設けたが、これは上下に並列して設けても
良いものである。

更に前述の実施例ではプラテン及びフィード部材を夫々
ローラ状のもので構成した例を示したが、他の例として
ブーり等に懸架された回転ベルトであっても良い。

また上記実施例では、シートガイド１５の例を示したが
、シートガイド１２の上方のガイド板についても同様の
ことを行うことも可能である。

この際には記録シート４のセット時にシート５のセット
と同様にシートガイド１２の先端で記録シート４をカー
／　トし、マニュアルカット時にフィードローラ対１１
によりシート４をローラ８ａと記録ヘッド８ｂとの間に
入り込ませ、以下記録シート５と同様の動作を行わせる
ことも可能である。

〈発明の効果〉 本発明に係る記録装置は上述の如き構造と作用とを有す
るので、フィードローラ対の下流に設けられた切断手段
によって記録シートの先端を容易にカットし、その記録
シートの先端をきれいに揃えて正しい位置にセットする
ことが出来、これによって記録シート先端の不揃い及び
セット不良によるジャムや斜行或いは２木の記録シート
が同時に搬送されること等を夫々防止し得る特徴を有す
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る記Ｑ装置の第二筐体を
開放した状態の斜視説明図、第２図はその断面図、第３
図は第二筐体を閉鎖した状態の断面図、第４図は記録シ
ートをセットする場合の説明図、第５図は第一筐体に設
けたフィードローラ対の一方を第二筐体側に設けた実施
例の説明図、第６図乃至第９図は夫々本発明の実施例を
示す要部説明図である。 Ａは第一筐体、Ｂは第二筐体、Ｃは原稿搬送系、Ｄは読
み取り系、ｌは軸、２はバネ、３はフック、４．５は記
録シート、４ａ、５ａはシートロール、６．７はロール
ホルダー、８は記録部、８ａはプラテンローラ、８ｂは
記録ヘッド、９はカッター、ｌＯは排出ローラ対、１１
はフィードローラ対、１２はシートガイド、１３ａ、Ｉ
Ｅｌａはシート有無センサー、１３ｂ、１８ｂはシート
巾検出センサー、１４はフィードローラ対、１５はシー
トガイド、１５ａはシートガイド１５の端面、１５ｂは
部材である。 特許出願人　　　キャノン株式会社 代理人　　　　　弁理士　中側　周吉 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録シートを記録部に搬送して画情報に応じた画像を記
   録する記録装置に於いて、第一筐体と第二筐体とを開閉
   可能にすると共に、前記第一筐体にはロール状に巻き回
   された記録シートを収納し得るシートホルダーと、一方
   のシートホルダーに収納される記録シートを記録部に搬
   送するフィード部材とを設け、第二筐体には他方のシー
   トホルダーに収納される記録シートを記録部に搬送する
   フィード部材を設け、かつ前記記録部を構成する記録ヘ
   ッドを第一筐体或いは第二筐体のいずれか一方の筐体に
   設けると共にプラテンを他方の筐体に設け、更に前記フ
   ィード部材を相互に圧接したローラ対で構成した記録装
   置に於いて、前記フィードローラ対の下流に設置したシ
   ートガイドの先端の端面を全長巾に亘って尖端にすると
   共にその両端部にノコ刃を設けて構成したことを特徴と
   した記録装置。