JP3429680B2 - 熱転写型ファクシミリ装置 - Google Patents
熱転写型ファクシミリ装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱転写型ファクシ
ミリ装置に関し、より詳細には、装置のコンパクト化を
妨げることなく送信時の原稿ジャム処理の改善を図る当
該装置の内部構造に関するものである。
ミリ装置に関し、より詳細には、装置のコンパクト化を
妨げることなく送信時の原稿ジャム処理の改善を図る当
該装置の内部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今、ファクシミリ装置においては電話
機に取って代わることが多いこともあり、小型化、特に
設置面積を小さくすることが強く求められている。特に
装置全体がその構造上大きくなりがちな熱転写型ファク
シミリにおいては、設置面積を小さくするために、記録
系の上に送信系を積み重ねる方式が有効な手段であり、
多く用いられている。図3は、この記録系の上に送信系
を積み重ねる方式の装置構成の1例についてその概要を
示す。図3において記録系部には、その構成要素として
インクリボン1,インクリボンカートリッジ2′サーマ
ルヘッド3,プラテン5,記録紙給紙ローラ10,記録
紙排出ローラ11を有し、また、送信系部には、その構
成要素として、原稿のガイドとしても機能する本体カバ
ー4′,原稿給紙ローラ6,原稿送りローラ7,スキャ
ナーユニット8,操作パネル9を有する。
機に取って代わることが多いこともあり、小型化、特に
設置面積を小さくすることが強く求められている。特に
装置全体がその構造上大きくなりがちな熱転写型ファク
シミリにおいては、設置面積を小さくするために、記録
系の上に送信系を積み重ねる方式が有効な手段であり、
多く用いられている。図3は、この記録系の上に送信系
を積み重ねる方式の装置構成の1例についてその概要を
示す。図3において記録系部には、その構成要素として
インクリボン1,インクリボンカートリッジ2′サーマ
ルヘッド3,プラテン5,記録紙給紙ローラ10,記録
紙排出ローラ11を有し、また、送信系部には、その構
成要素として、原稿のガイドとしても機能する本体カバ
ー4′,原稿給紙ローラ6,原稿送りローラ7,スキャ
ナーユニット8,操作パネル9を有する。
【0003】図3に示すように、本体カバー4′の一部
をなす記録系の上カバーが原稿のガイドを兼ね、又、こ
の本体カバー4′が開閉可能となされている。一方、原
稿給紙ローラ6を本体に固定とし、開閉時に本体カバー
4′から分離する構造としているが、こうすることがス
ペース的にもコスト的にも有利となると考えられたから
である。
をなす記録系の上カバーが原稿のガイドを兼ね、又、こ
の本体カバー4′が開閉可能となされている。一方、原
稿給紙ローラ6を本体に固定とし、開閉時に本体カバー
4′から分離する構造としているが、こうすることがス
ペース的にもコスト的にも有利となると考えられたから
である。
【0004】このような構成をとるファクシミリ装置に
おいて、もし送信中に送信停止動作や原稿ジャム等で原
稿が止まった場合、通常は、原稿給紙ローラ6及び原稿
送りローラ7に設けられローラと原稿との係合を解く解
除機構を使い、これらの各ローラから原稿をフリーな状
態にし、原稿の後端を持ち引き抜くことができる。しか
しながら、後端を持てないような短い原稿では、原稿を
取り去るために本体カバー4を開く必要があり、また、
本体カバー4を開くという点では、通常でもユーザが原
稿がある状態で誤って本体カバー4を開ける場合もあ
る。図4は、図3に示す装置構成において本体カバーを
開けた状態を示すものである。この時、図4に示すよう
に、原稿が原稿給紙ローラ6と本体カバー4の間に強く
挟み込まれ、原稿を損傷する場合があった。
おいて、もし送信中に送信停止動作や原稿ジャム等で原
稿が止まった場合、通常は、原稿給紙ローラ6及び原稿
送りローラ7に設けられローラと原稿との係合を解く解
除機構を使い、これらの各ローラから原稿をフリーな状
態にし、原稿の後端を持ち引き抜くことができる。しか
しながら、後端を持てないような短い原稿では、原稿を
取り去るために本体カバー4を開く必要があり、また、
本体カバー4を開くという点では、通常でもユーザが原
稿がある状態で誤って本体カバー4を開ける場合もあ
る。図4は、図3に示す装置構成において本体カバーを
開けた状態を示すものである。この時、図4に示すよう
に、原稿が原稿給紙ローラ6と本体カバー4の間に強く
挟み込まれ、原稿を損傷する場合があった。
【0005】本体カバーを開いた時に原稿を強く挟み込
む(原稿が強く折れた状態になる)ことを緩和するため
の手段としては、原稿を噛み込んでいる原稿給紙ローラ
6と本体カバー4の先端までの距離を長くとるようにす
れば良い。図5は、図3の装置に対して上記した点を考
慮し設計した装置構成に関わる例を示すもので、本体カ
バー4″の先端と原稿給紙ローラ6との間の距離を長く
している。この様な設計をした場合、図5に示すよう
に、インクリボンカートリッジ2′を装置に着脱するた
めには、装置の奥行きが長くなり、装置全体のコンパク
ト化の妨げとなる。
む(原稿が強く折れた状態になる)ことを緩和するため
の手段としては、原稿を噛み込んでいる原稿給紙ローラ
6と本体カバー4の先端までの距離を長くとるようにす
れば良い。図5は、図3の装置に対して上記した点を考
慮し設計した装置構成に関わる例を示すもので、本体カ
バー4″の先端と原稿給紙ローラ6との間の距離を長く
している。この様な設計をした場合、図5に示すよう
に、インクリボンカートリッジ2′を装置に着脱するた
めには、装置の奥行きが長くなり、装置全体のコンパク
ト化の妨げとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来技術或いは先行技術の問題点に鑑みてなされたもの
で、コンパクト化が要求される熱転写型ファクシミリ装
置において、原稿が装置内にある状態で原稿の処理等の
ため本体カバー4を開けた場合でも、原稿が強く折れた
り、或いは原稿を強く挟み込むことによる損傷を与えな
いようにし、同時にコンパクト化を図ることとを両立し
得る構造を備えた当該装置を提供することをその目的と
するものである。
来技術或いは先行技術の問題点に鑑みてなされたもの
で、コンパクト化が要求される熱転写型ファクシミリ装
置において、原稿が装置内にある状態で原稿の処理等の
ため本体カバー4を開けた場合でも、原稿が強く折れた
り、或いは原稿を強く挟み込むことによる損傷を与えな
いようにし、同時にコンパクト化を図ることとを両立し
得る構造を備えた当該装置を提供することをその目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明においては、インクリボンカートリッジ
の1部を原稿の下ガイドとして用い、これが下ガイドの
一部を受け持つので、下ガイドとして用いる本体カバー
の1部を本体カバーを開いた時に原稿の損傷を防ぐ位置
に設定することが可能となり、しかも装置全体としてコ
ンパクト化を維持し得る。
ために、本発明においては、インクリボンカートリッジ
の1部を原稿の下ガイドとして用い、これが下ガイドの
一部を受け持つので、下ガイドとして用いる本体カバー
の1部を本体カバーを開いた時に原稿の損傷を防ぐ位置
に設定することが可能となり、しかも装置全体としてコ
ンパクト化を維持し得る。
【0008】そして、各請求項の発明は、次の技術手段
を構成する。請求項1の発明は、記録系部の上に送信系
部を積み重ねる方式をとり、保守操作を行うために前記
記録系部の上カバーである本体カバーが開閉可能な構成
をとる熱転写型ファクシミリ装置において、前記本体カ
バーの1部及びインクリボンカートリッジの1部を、読
み取り時に搬送される原稿の下を案内する下ガイドの少
なくとも1部として用い、前記インクリボンカートリッ
ジからなる下ガイドは前記本体カバーからなる下ガイド
と装置本体に固設した原稿給紙ローラの間に配置されて
いることを特徴したものである。
を構成する。請求項1の発明は、記録系部の上に送信系
部を積み重ねる方式をとり、保守操作を行うために前記
記録系部の上カバーである本体カバーが開閉可能な構成
をとる熱転写型ファクシミリ装置において、前記本体カ
バーの1部及びインクリボンカートリッジの1部を、読
み取り時に搬送される原稿の下を案内する下ガイドの少
なくとも1部として用い、前記インクリボンカートリッ
ジからなる下ガイドは前記本体カバーからなる下ガイド
と装置本体に固設した原稿給紙ローラの間に配置されて
いることを特徴したものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の熱転写
型ファクシミリ装置において、前記下ガイドとして用い
るインクリボンカートリッジの1部を、前記本体カバー
を開けた時に該本体カバーと一体に動く記録紙給紙機構
の回動を阻害しない位置まで延在させたことを特徴とし
たものである。
型ファクシミリ装置において、前記下ガイドとして用い
るインクリボンカートリッジの1部を、前記本体カバー
を開けた時に該本体カバーと一体に動く記録紙給紙機構
の回動を阻害しない位置まで延在させたことを特徴とし
たものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
熱転写型ファクシミリ装置において、前記本体カバーの
1部を原稿の下を案内する下ガイドの1部として用いる
と共に、該下ガイドを前記インクリボンカートリッジの
1部を用いる下ガイドに対し原稿搬送の上流側に設け、
かつ前記本体カバーを開けた時に前記本体カバーの1部
を用いる下ガイドの下端部と装置本体に固設した原稿給
紙ローラを結ぶラインの傾斜が緩やかになるように設定
したことを特徴としたものである。
熱転写型ファクシミリ装置において、前記本体カバーの
1部を原稿の下を案内する下ガイドの1部として用いる
と共に、該下ガイドを前記インクリボンカートリッジの
1部を用いる下ガイドに対し原稿搬送の上流側に設け、
かつ前記本体カバーを開けた時に前記本体カバーの1部
を用いる下ガイドの下端部と装置本体に固設した原稿給
紙ローラを結ぶラインの傾斜が緩やかになるように設定
したことを特徴としたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による熱転写型ファ
クシミリ装置の実施形態を添付する図面を参照して説明
する。図1は、記録系の上に送信系を積み重ねる方式に
より構成される本発明の熱転写型ファクシミリ装置の実
施形態の装置構成の1例についてその概要を示す。図1
において、記録系部には、その構成要素としてインクリ
ボン1,原稿のガイドとしても一部が機能するインクリ
ボンカートリッジ2,記録用のサーマルヘッド3,プラ
テン5,記録紙給紙ローラ10,記録紙排出ローラ11
を有し、また、送信系部には、その構成要素として、原
稿のガイドとしても一部が機能する本体カバー4,原稿
給紙ローラ6,原稿送りローラ7,スキャナーユニット
8,操作パネル9を有する。
クシミリ装置の実施形態を添付する図面を参照して説明
する。図1は、記録系の上に送信系を積み重ねる方式に
より構成される本発明の熱転写型ファクシミリ装置の実
施形態の装置構成の1例についてその概要を示す。図1
において、記録系部には、その構成要素としてインクリ
ボン1,原稿のガイドとしても一部が機能するインクリ
ボンカートリッジ2,記録用のサーマルヘッド3,プラ
テン5,記録紙給紙ローラ10,記録紙排出ローラ11
を有し、また、送信系部には、その構成要素として、原
稿のガイドとしても一部が機能する本体カバー4,原稿
給紙ローラ6,原稿送りローラ7,スキャナーユニット
8,操作パネル9を有する。
【0012】この実施形態において、本体カバー4は、
開閉するように設けられ、原稿の下ガイドと記録系部の
上カバーを兼ねており、この本体カバー4には、記録系
部のプラテン5,記録紙給紙ローラ10,記録紙排出ロ
ーラ11が取り付けられている。そして、記録紙は、図
1の矢印Aに示されるような経路で搬送される。また、
原稿をスキャナーユニット8を有する読み取り部まで搬
送させる原稿給紙ローラ6と、原稿を読み取り時一定量
ずつ搬送する原稿送りローラ7、原稿を読み取るスキャ
ナーユニット8は本体に固定されており、原稿は矢印B
に示されるような経路で搬送される。
開閉するように設けられ、原稿の下ガイドと記録系部の
上カバーを兼ねており、この本体カバー4には、記録系
部のプラテン5,記録紙給紙ローラ10,記録紙排出ロ
ーラ11が取り付けられている。そして、記録紙は、図
1の矢印Aに示されるような経路で搬送される。また、
原稿をスキャナーユニット8を有する読み取り部まで搬
送させる原稿給紙ローラ6と、原稿を読み取り時一定量
ずつ搬送する原稿送りローラ7、原稿を読み取るスキャ
ナーユニット8は本体に固定されており、原稿は矢印B
に示されるような経路で搬送される。
【0013】本装置は、インクリボン1を装置本体へ着
脱することを容易にするためにドラムに巻かれたインク
リボン1を保持するインクリボンカートリッジ2を持っ
ているが、そのインクリボンカートリッジ2のケースの
一部が、ファクシミリ原稿を送信時に給紙ローラ6によ
り給紙する場合に原稿を下から支えガイドする下ガイド
を兼ねており、この点が本装置を特徴付ける一つの点で
ある。
脱することを容易にするためにドラムに巻かれたインク
リボン1を保持するインクリボンカートリッジ2を持っ
ているが、そのインクリボンカートリッジ2のケースの
一部が、ファクシミリ原稿を送信時に給紙ローラ6によ
り給紙する場合に原稿を下から支えガイドする下ガイド
を兼ねており、この点が本装置を特徴付ける一つの点で
ある。
【0014】ところで、この原稿の下ガイドは、図1に
示すように、記録系の上カバーと兼用する(なお、これ
は従来の方法に沿ったものを採用している)本体カバー
4の一部と、上記した原稿の下ガイドを兼ねるインクリ
ボンカートリッジ2のケースの一部とがガイドを分担し
て構成しているために、本体カバー4の一部をなし記録
系の上カバーと兼用する部分は、従来例(図3参照)に
比べて短くて良いことになり、これも本装置を特徴付け
るもう一つの点である。
示すように、記録系の上カバーと兼用する(なお、これ
は従来の方法に沿ったものを採用している)本体カバー
4の一部と、上記した原稿の下ガイドを兼ねるインクリ
ボンカートリッジ2のケースの一部とがガイドを分担し
て構成しているために、本体カバー4の一部をなし記録
系の上カバーと兼用する部分は、従来例(図3参照)に
比べて短くて良いことになり、これも本装置を特徴付け
るもう一つの点である。
【0015】一方、原稿のガイドを兼ねる上カバーを有
するこの本体カバー4は開閉可能となされている。図2
は、図1に示す本装置の構成において本体カバーを開け
た状態を示すものであるが、この実施形態として示すも
のも、スペース的にもコスト的にも有利になると考えら
れることから、原稿給紙ローラ6を本体に固定にしてい
るので、本体カバー4が開かれても、その時に本体カバ
ー4から分離する構造(従来の方法)を採用している。
するこの本体カバー4は開閉可能となされている。図2
は、図1に示す本装置の構成において本体カバーを開け
た状態を示すものであるが、この実施形態として示すも
のも、スペース的にもコスト的にも有利になると考えら
れることから、原稿給紙ローラ6を本体に固定にしてい
るので、本体カバー4が開かれても、その時に本体カバ
ー4から分離する構造(従来の方法)を採用している。
【0016】上記した特徴点を含むこの実施形態の装置
構成によると、インクリボンカートリッジ2の1部が原
稿の下ガイドを兼ねていることにより、原稿が装置内に
あるときに起きるジャムの処理のため或いはその他の要
因で、図2に示されるように本体カバー4が開けられて
も、原稿給紙ローラ6と本体カバー4の先端までの距離
が長くできるため、図5に示すように、原稿が折れる状
態は緩く、強く折れたり或いは強く挟み込むといった状
態にはならないので、従来例において起きていた原稿の
損傷はなく、また、装置のコンパクト化も同時に実現で
きる。
構成によると、インクリボンカートリッジ2の1部が原
稿の下ガイドを兼ねていることにより、原稿が装置内に
あるときに起きるジャムの処理のため或いはその他の要
因で、図2に示されるように本体カバー4が開けられて
も、原稿給紙ローラ6と本体カバー4の先端までの距離
が長くできるため、図5に示すように、原稿が折れる状
態は緩く、強く折れたり或いは強く挟み込むといった状
態にはならないので、従来例において起きていた原稿の
損傷はなく、また、装置のコンパクト化も同時に実現で
きる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、前記本
体カバーの1部及びインクリボンカートリッジの1部を
原稿の下ガイドとして用い、しかも前記インクリボンカ
ートリッジからなる下ガイドは前記本体カバーからなる
下ガイドと装置本体に固設した原稿給紙ローラの間に配
置されているので、原稿給紙ローラと本体カバーの先端
までの距離を長く取ることができるため、装置のコンパ
クト化をはかれるレイアウトをとりながら、同時に原稿
のジャム処理及びその他の処理の際に本体カバーを開け
ても原稿が強く折れたり、或いは原稿給紙ローラと本体
カバー間で強く挟み込まれることが緩和でき、原稿を損
傷することを無くすという点で実用上有効に働く当該装
置を提供することが出来るものである。
体カバーの1部及びインクリボンカートリッジの1部を
原稿の下ガイドとして用い、しかも前記インクリボンカ
ートリッジからなる下ガイドは前記本体カバーからなる
下ガイドと装置本体に固設した原稿給紙ローラの間に配
置されているので、原稿給紙ローラと本体カバーの先端
までの距離を長く取ることができるため、装置のコンパ
クト化をはかれるレイアウトをとりながら、同時に原稿
のジャム処理及びその他の処理の際に本体カバーを開け
ても原稿が強く折れたり、或いは原稿給紙ローラと本体
カバー間で強く挟み込まれることが緩和でき、原稿を損
傷することを無くすという点で実用上有効に働く当該装
置を提供することが出来るものである。
【図1】記録系の上に送信系を積み重ねる方式により構
成される本発明の熱転写型ファクシミリ装置の実施形態
の装置構成の1例についてその概要を示す。
成される本発明の熱転写型ファクシミリ装置の実施形態
の装置構成の1例についてその概要を示す。
【図2】図1に示す装置構成において、本体カバーを開
けた状態を示す図である。
けた状態を示す図である。
【図3】記録系の上に送信系を積み重ねる方式の従来の
熱転写型ファクシミリ装置の構成の1例についてその概
要を示す。
熱転写型ファクシミリ装置の構成の1例についてその概
要を示す。
【図4】図3に示す装置構成において、本体カバーを開
けた状態を示す図である。
けた状態を示す図である。
【図5】図3の装置に対して、原稿給紙ローラと本体カ
バーの距離を長く設計変更した装置構成に関わる例を示
すものである。
バーの距離を長く設計変更した装置構成に関わる例を示
すものである。
1…インクリボン、2,2′…インクリボンカートリッ
ジ、3…サーマルヘッド、5…プラテン、4,4′,
4″…本体カバー、6…原稿給紙ローラ、7…原稿送り
ローラ、8…スキャナーユニット、9…操作パネル、1
0…記録紙給紙ローラ、11…記録紙排出ローラ。
ジ、3…サーマルヘッド、5…プラテン、4,4′,
4″…本体カバー、6…原稿給紙ローラ、7…原稿送り
ローラ、8…スキャナーユニット、9…操作パネル、1
0…記録紙給紙ローラ、11…記録紙排出ローラ。
Claims (3)
- 【請求項1】 記録系部の上に送信系部を積み重ねる方
式をとり、保守操作を行うために前記記録系部の上カバ
ーである本体カバーが開閉可能な構成をとる熱転写型フ
ァクシミリ装置において、前記本体カバーの1部及び インクリボンカートリッジの
1部を、読み取り時に搬送される原稿の下を案内する下
ガイドの少なくとも1部として用い、前記インクリボン
カートリッジからなる下ガイドは前記本体カバーからな
る下ガイドと装置本体に固設した原稿給紙ローラの間に
配置されていることを特徴とする熱転写型ファクシミリ
装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の熱転写型ファクシミリ装
置において、 前記下ガイドとして用いるインクリボンカートリッジの
1部を、前記本体カバーを開けた時に該本体カバーと一
体に動く記録紙給紙機構の回動を阻害しない位置まで延
在させたことを特徴とする熱転写型ファクシミリ装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の熱転写型ファクシ
ミリ装置において、 前記本体カバーの1部を原稿の下を案内する下ガイドの
1部として用いると共に、該下ガイドを前記インクリボ
ンカートリッジの1部を用いる下ガイドに対し原稿搬送
の上流側に設け、かつ前記本体カバーを開けた時に前記
本体カバーの1部を用いる下ガイドの下端部と装置本体
に固設した原稿給紙ローラを結ぶラインの傾斜が緩やか
になるように設定したことを特徴とする熱転写型ファク
シミリ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23279998A JP3429680B2 (ja) | 1998-08-19 | 1998-08-19 | 熱転写型ファクシミリ装置 |
US09/336,599 US6594040B1 (en) | 1998-08-19 | 1999-06-21 | Thermal transfer facsimile apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23279998A JP3429680B2 (ja) | 1998-08-19 | 1998-08-19 | 熱転写型ファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000069213A JP2000069213A (ja) | 2000-03-03 |
JP3429680B2 true JP3429680B2 (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=16944950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23279998A Expired - Fee Related JP3429680B2 (ja) | 1998-08-19 | 1998-08-19 | 熱転写型ファクシミリ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6594040B1 (ja) |
JP (1) | JP3429680B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1138508B1 (en) * | 2000-03-31 | 2003-08-27 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device and ink sheet cartridge mounted on the image forming device |
JP2007251642A (ja) * | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Seiko Epson Corp | スキャナ付き記録装置及びスキャナ付き液体噴射装置 |
US8342763B2 (en) | 2008-06-19 | 2013-01-01 | Zih Corp. | Portable printer with ribbon cartridge retaining feature |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2162794B (en) * | 1984-06-12 | 1989-01-11 | Canon Kk | Recording apparatus |
JPS62109554U (ja) * | 1985-12-25 | 1987-07-13 | ||
JP2610431B2 (ja) * | 1987-05-13 | 1997-05-14 | 三田工業株式会社 | 画像処理装置 |
GB2282568B (en) * | 1993-09-22 | 1998-04-22 | Asahi Optical Co Ltd | Thermal line printer |
JPH09214649A (ja) | 1996-02-08 | 1997-08-15 | Murata Mach Ltd | カット紙熱転写式ファクシミリ装置 |
-
1998
- 1998-08-19 JP JP23279998A patent/JP3429680B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-06-21 US US09/336,599 patent/US6594040B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6594040B1 (en) | 2003-07-15 |
JP2000069213A (ja) | 2000-03-03 |
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