JP3253371B2 - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
- Publication number
- JP3253371B2 JP3253371B2 JP28310592A JP28310592A JP3253371B2 JP 3253371 B2 JP3253371 B2 JP 3253371B2 JP 28310592 A JP28310592 A JP 28310592A JP 28310592 A JP28310592 A JP 28310592A JP 3253371 B2 JP3253371 B2 JP 3253371B2
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- Japan
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- upward
- sheet
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コーナ爪を有する給紙
カセツトを装着する給紙装置に係り、特に、上方向（例
えば垂直方向）搬送路のガイド板構造に特徴のある給紙
装置に関する。
カセツトを装着する給紙装置に係り、特に、上方向（例
えば垂直方向）搬送路のガイド板構造に特徴のある給紙
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は従来例に係る、コーナ爪を有する
給紙カセツトを装着した給紙装置の構成を示す説明図で
ある。図において、１は用紙を呼び出す半月状の呼び出
しローラ、２はその下流側近傍のフイードローラ、３は
フイードローラ２と圧接するリバースローラ、４は駆動
側のレジストローラ、５は従動側のレジストローラ、
６，７は垂直搬送路３２中に設けられた中継ローラ、８
は駆動側の手差しローラ、９は従動側の手差しローラ、
１０は用紙の先端角部を押さえるコーナ爪、１１は合流
搬送路の下ガイド板、１２は同じく上ガイド板、１３は
第１リバースガイド板、１５は垂直搬送路３２を構成す
る第１上方向ガイド板であり手差し台を兼ねている。１
６は手差し部のサイドフエンス、１７はリバースローラ
３を加圧する加圧板、１８はその加圧ばね、１９は手差
しセンサ、２０はレジストセンサ、２１は本体手前側に
引き出し可能な給紙カセツト、２２は用紙２５の後端を
規制するバツクフエンス、２３は用紙２５を積載し上下
に揺動する底板、２４は用紙２５の側端を規制するサイ
ドフエンス、２６は底板２３を上方に付勢する加圧ばね
である。給紙カセツト２１は２段になつており、下段の
給紙部において、２７は第２リバースガイド板、２８は
時計回り方向および反時計回り方向に約９０度回転して
垂直搬送路３３を開閉する第２上方向ガイド板、３４，
３５は中継ローラである。なお、中継ローラ３５は第２
上方向ガイド板２８と一体に設けてある。このような構
成において、周知の動作により給紙カセツト２１内の用
紙２５は感光体ドラム３６の転写部まで給紙、搬送され
る。図５は上方向ガイド板の斜視図である。図に示すよ
うに、上方向ガイド板１５の搬送案内面は、用紙搬送時
の摩擦抵抗を抑え、用紙搬送をスムーズに行うために多
数のリブ１５ａで構成されている。なお、第２上方向ガ
イド板２８にも第１上方向ガイド板１５と同様にリブが
形成されている。
給紙カセツトを装着した給紙装置の構成を示す説明図で
ある。図において、１は用紙を呼び出す半月状の呼び出
しローラ、２はその下流側近傍のフイードローラ、３は
フイードローラ２と圧接するリバースローラ、４は駆動
側のレジストローラ、５は従動側のレジストローラ、
６，７は垂直搬送路３２中に設けられた中継ローラ、８
は駆動側の手差しローラ、９は従動側の手差しローラ、
１０は用紙の先端角部を押さえるコーナ爪、１１は合流
搬送路の下ガイド板、１２は同じく上ガイド板、１３は
第１リバースガイド板、１５は垂直搬送路３２を構成す
る第１上方向ガイド板であり手差し台を兼ねている。１
６は手差し部のサイドフエンス、１７はリバースローラ
３を加圧する加圧板、１８はその加圧ばね、１９は手差
しセンサ、２０はレジストセンサ、２１は本体手前側に
引き出し可能な給紙カセツト、２２は用紙２５の後端を
規制するバツクフエンス、２３は用紙２５を積載し上下
に揺動する底板、２４は用紙２５の側端を規制するサイ
ドフエンス、２６は底板２３を上方に付勢する加圧ばね
である。給紙カセツト２１は２段になつており、下段の
給紙部において、２７は第２リバースガイド板、２８は
時計回り方向および反時計回り方向に約９０度回転して
垂直搬送路３３を開閉する第２上方向ガイド板、３４，
３５は中継ローラである。なお、中継ローラ３５は第２
上方向ガイド板２８と一体に設けてある。このような構
成において、周知の動作により給紙カセツト２１内の用
紙２５は感光体ドラム３６の転写部まで給紙、搬送され
る。図５は上方向ガイド板の斜視図である。図に示すよ
うに、上方向ガイド板１５の搬送案内面は、用紙搬送時
の摩擦抵抗を抑え、用紙搬送をスムーズに行うために多
数のリブ１５ａで構成されている。なお、第２上方向ガ
イド板２８にも第１上方向ガイド板１５と同様にリブが
形成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】図６は従来例の不具合
を示すための説明図であり、図６（ａ）のコーナ爪１０
によつて図６（ｂ）に示すように、くせ部２５ａを付け
られた用紙２５が第１、第２上方向ガイド板１５，２８
のリブ面に当接すると、用紙先端（即ち線）と、案内面
を構成する、１つのリブの突面（即ち点）との当たりと
なり、衝撃力が一部に集中するために、そのくせ部２５
ａにさらに強制的な力が加えられて、図６（ｃ）に示す
ように、耳折れ部２５ｂやＺ形状折れ部２５ｃが発生す
る不具合があつた。
を示すための説明図であり、図６（ａ）のコーナ爪１０
によつて図６（ｂ）に示すように、くせ部２５ａを付け
られた用紙２５が第１、第２上方向ガイド板１５，２８
のリブ面に当接すると、用紙先端（即ち線）と、案内面
を構成する、１つのリブの突面（即ち点）との当たりと
なり、衝撃力が一部に集中するために、そのくせ部２５
ａにさらに強制的な力が加えられて、図６（ｃ）に示す
ように、耳折れ部２５ｂやＺ形状折れ部２５ｃが発生す
る不具合があつた。
【０００４】本発明はこのような背景に基づいてなされ
たものであり、上記従来装置の欠点を解消し、コーナ折
れをなくして信頼性の高い給紙動作を行うことができる
給紙装置を提供することを目的とする。
たものであり、上記従来装置の欠点を解消し、コーナ折
れをなくして信頼性の高い給紙動作を行うことができる
給紙装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、コーナ爪を
有する給紙カセツトから用紙を１枚ずつ分離して送り出
し、複数のリブを有してこのリブ面を案内面とした上方
向ガイド板により、用紙の進行方向を上方向に変更して
案内する給紙装置において、上記上方向ガイド板のコー
ナ爪対応個所の複数のリブのリブ面に沿うようにまたが
つて補助ガイド板を設けたことにより達成される。
有する給紙カセツトから用紙を１枚ずつ分離して送り出
し、複数のリブを有してこのリブ面を案内面とした上方
向ガイド板により、用紙の進行方向を上方向に変更して
案内する給紙装置において、上記上方向ガイド板のコー
ナ爪対応個所の複数のリブのリブ面に沿うようにまたが
つて補助ガイド板を設けたことにより達成される。
【０００６】
【作用】上記手段により、リブに貼り付けることで、あ
るいは水平方向ガイド板と一体的な板部材を上方に湾
曲、延出することで、構成される補助ガイド板によりリ
ブ面をカバーするようにしたから、用紙先端がリブの先
端による一点集中荷重を受けることがなくなり、その結
果、耳折れ、Ｚ折れ等を防止することができる。
るいは水平方向ガイド板と一体的な板部材を上方に湾
曲、延出することで、構成される補助ガイド板によりリ
ブ面をカバーするようにしたから、用紙先端がリブの先
端による一点集中荷重を受けることがなくなり、その結
果、耳折れ、Ｚ折れ等を防止することができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は実施例に係る第１上方向ガイド板の斜視
図、図２は実施例に係る第２上方向ガイド板の斜視図、
本発明の実施例に係る給紙装置の構成を示す説明図であ
る。なお、従来例と同一あるいは同一とみなせる部分に
は同一符号を付して詳細な説明を省略する。この実施例
では、図１、図３に示すように第１上方向ガイド板１５
のリブ１５ａ面のうち、コーナ爪１０と対応する個所に
それぞれ、フイルム状の補助ガイド板３０を貼り付けて
リブ面をカバーしている。
する。図１は実施例に係る第１上方向ガイド板の斜視
図、図２は実施例に係る第２上方向ガイド板の斜視図、
本発明の実施例に係る給紙装置の構成を示す説明図であ
る。なお、従来例と同一あるいは同一とみなせる部分に
は同一符号を付して詳細な説明を省略する。この実施例
では、図１、図３に示すように第１上方向ガイド板１５
のリブ１５ａ面のうち、コーナ爪１０と対応する個所に
それぞれ、フイルム状の補助ガイド板３０を貼り付けて
リブ面をカバーしている。
【０００８】この構成によつて、用紙先端は補助ガイド
板３０の面に当ることになるので、爪くせを付けられた
用紙先端がリブ１５ａ面を直撃することがなくなる。即
ち、リブ１５ａの先端による一点集中荷重を用紙が受け
るのを防止することができ、その結果、耳折れ、Ｚ折れ
等の防止が可能となる。なお、後述するように第２上方
向ガイド板２８にも同様の補助ガイド板３０が設けられ
ることは言うまでもない。この場合、下段からの用紙搬
送時のジヤムがなくなるから、このジヤムにより、上段
の用紙搬送が阻害されることはなくなる。また、第１、
第２上方向ガイド板１５，２８共に、ジヤム処理時に上
方あるいは側方に開放され、垂直搬送路３２，３３を露
出するようになつているが、リブ１５ａおよび２８ａ
（図２）と共に、補助ガイド板３０も一体的に開放され
るので、ジヤム紙の除去を容易に行うことができる。
板３０の面に当ることになるので、爪くせを付けられた
用紙先端がリブ１５ａ面を直撃することがなくなる。即
ち、リブ１５ａの先端による一点集中荷重を用紙が受け
るのを防止することができ、その結果、耳折れ、Ｚ折れ
等の防止が可能となる。なお、後述するように第２上方
向ガイド板２８にも同様の補助ガイド板３０が設けられ
ることは言うまでもない。この場合、下段からの用紙搬
送時のジヤムがなくなるから、このジヤムにより、上段
の用紙搬送が阻害されることはなくなる。また、第１、
第２上方向ガイド板１５，２８共に、ジヤム処理時に上
方あるいは側方に開放され、垂直搬送路３２，３３を露
出するようになつているが、リブ１５ａおよび２８ａ
（図２）と共に、補助ガイド板３０も一体的に開放され
るので、ジヤム紙の除去を容易に行うことができる。
【０００９】図２、図３に示すように、第２上方向ガイ
ド板２８の手前側の第２リバースガイド板（水平方向ガ
イド板）の上面の、コーナ爪１０と対応する個所にフイ
ルム状の補助ガイド板３１を貼り付け、それをリブ２８
ａ方向に沿うように折り曲げて延出したものである。こ
の第２上方向ガイド板２８も上記と同様の作用を行う
が、さらに、補助ガイド板３１がリブ２８ａの形状にな
らうため、用紙先端の衝撃力はより緩和されることにな
り、さらにスムーズな用紙搬送が行われる。また、第１
上方向ガイド板１５のある１段目に上述のように構成す
ると、２段目から搬送される用紙の妨害にならずに、ス
ムースに送られる。
ド板２８の手前側の第２リバースガイド板（水平方向ガ
イド板）の上面の、コーナ爪１０と対応する個所にフイ
ルム状の補助ガイド板３１を貼り付け、それをリブ２８
ａ方向に沿うように折り曲げて延出したものである。こ
の第２上方向ガイド板２８も上記と同様の作用を行う
が、さらに、補助ガイド板３１がリブ２８ａの形状にな
らうため、用紙先端の衝撃力はより緩和されることにな
り、さらにスムーズな用紙搬送が行われる。また、第１
上方向ガイド板１５のある１段目に上述のように構成す
ると、２段目から搬送される用紙の妨害にならずに、ス
ムースに送られる。
【００１０】
【発明の効果】請求項１及び２記載の発明によれば、補
助ガイド板によりリブ面をカバーするようにしたから、
用紙先端がリブの先端による一点集中荷重を受けること
がなくなり、その結果、耳折れ、Ｚ折れ等を防止するこ
とができる。
助ガイド板によりリブ面をカバーするようにしたから、
用紙先端がリブの先端による一点集中荷重を受けること
がなくなり、その結果、耳折れ、Ｚ折れ等を防止するこ
とができる。
【００１１】請求項３記載の発明によれば、リブに貼り
付けることで、あるいは水平方向ガイド板と一体的な板
部材を上方に湾曲、延出することで、構成される補助ガ
イド板によりリブ面をカバーするようにしたから、用紙
先端がリブの先端による一点集中荷重を受けることがな
くなり、その結果、耳折れ、Ｚ折れ等を防止することが
できる。
付けることで、あるいは水平方向ガイド板と一体的な板
部材を上方に湾曲、延出することで、構成される補助ガ
イド板によりリブ面をカバーするようにしたから、用紙
先端がリブの先端による一点集中荷重を受けることがな
くなり、その結果、耳折れ、Ｚ折れ等を防止することが
できる。
【図１】本発明の実施例に係る給紙装置の第１上方向ガ
イド板の斜視図である。
イド板の斜視図である。
【図２】本発明の実施例に係る給紙装置の第２上方向ガ
イド板の斜視図である。
イド板の斜視図である。
【図３】本発明の実施例に係る給紙装置の構成を示す説
明図である。
明図である。
【図４】従来例に係る、コーナ爪を有する給紙カセツト
を装着した給紙装置の構成を示す説明図である。
を装着した給紙装置の構成を示す説明図である。
【図５】従来例に係る給紙装置の上方向ガイド板の斜視
図である。
図である。
【図６】従来例の不具合を示すための説明図である。
１ 呼び出しローラ ２ フイードローラ ３ リバースローラ １０ コーナ爪 １５ 第１上方向ガイド板 １５ａ リブ ２１ 給紙カセツト ２２ バツクフエンス ２３ 底板 ２４ サイドフエンス ２７ 第２リバースガイド板（水平方向ガイド板） ２８ 第２上方向ガイド板 ２８ａ リブ ３０，３１ 補助ガイド板 ３２，３３ 垂直搬送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65H 5/36 B65H 3/66 G03G 15/00 516
Claims (3)
- 【請求項１】 コーナ爪を有する給紙カセツトから用紙
を１枚ずつ分離して送り出し、複数のリブを有してこの
リブ面を案内面とした上方向ガイド板により、用紙の進
行方向を上方向に変更して案内する給紙装置において、
上記上方向ガイド板のコーナ爪対応個所の複数のリブの
リブ面に沿うようにまたがつて補助ガイド板を設けたこ
とを特徴とする給紙装置。 - 【請求項２】 請求項１記載において、上記補助ガイド
板を上記複数のリブに取り付けて設けたことを特徴とす
る給紙装置。 - 【請求項３】 請求項１記載において、上記補助ガイド
板を、上記リブ面の直前のガイド板に一体的に設けら
れ、その先端部を上記リブ面に沿うように上方に延出し
て形成したことを特徴とする給紙装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28310592A JP3253371B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28310592A JP3253371B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 給紙装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06127739A JPH06127739A (ja) | 1994-05-10 |
| JP3253371B2 true JP3253371B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=17661286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28310592A Expired - Fee Related JP3253371B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 給紙装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3253371B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7208620B2 (ja) * | 2019-01-25 | 2023-01-19 | 株式会社エース電研 | 紙葉類回収搬送システム |
-
1992
- 1992-10-21 JP JP28310592A patent/JP3253371B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06127739A (ja) | 1994-05-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071122 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122 Year of fee payment: 7 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |