JP2527480B2 - ボタン供給機構 - Google Patents

ボタン供給機構

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JP2527480B2
JP2527480B2 JP1242880A JP24288089A JP2527480B2 JP 2527480 B2 JP2527480 B2 JP 2527480B2 JP 1242880 A JP1242880 A JP 1242880A JP 24288089 A JP24288089 A JP 24288089A JP 2527480 B2 JP2527480 B2 JP 2527480B2
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吉三 前野
順平 荒井
英夫 麻生
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ジューキ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ボタン付けミシンのボタン挟持部の所定
位置、すなわち針落点に対応する位置にボタンを1個づ
つ供給するボタン供給機構に関するものである。
[従来の技術] 従来、ボタン付けミシンのボタン挟持部へボタンを供
給する装置としては、第3図、第4図および第5図に示
すものがある。
図において、作業台1上にはボタン付けミシン2及び
ボタン供給部3が設けられ、このボタン供給部3とボタ
ン付けミシン2との間にはボタン案内体4が設けられて
いる。このボタン案内体4は、ボタンBをその自重によ
り落下させるための斜状のボタン移送経路5が形成され
ており、このボタン移送経路5と、ボタン供給部3の上
方に形成されたボタン排出口3aとの間には、シュータ部
材6が設けられている。
そして、ボタン供給部3の底部に収納されているボタ
ンBは、同ボタン供給部3の螺旋状の通路3bに沿って上
方へ移動して行き、ボタン表面が上方に向いた状態で順
次排出口3aから連続的に排出される。ボタン供給部3か
ら排出されたボタンBは、その自重によりシュータ部材
6及びボタン移送通路5を滑降し、途中でボタン移送通
路5中に設けられたボタン個別送り機構7により一旦停
止され、その後最前のものから1個づつ間欠的に送られ
て移送通路5の終端部に至り、ここで同終端部直下に位
置するボタン搬送体8の支持部8aによりほぼ水平状態に
保持される。すると、上方に位置していた棒状のボタン
位置修正部材9がボタンBの上面(表面)上に下降して
回転し、ボタンBを回転させる。これにより、ボタンB
のボタン縫着孔Ba,Baが、前記ボタン搬送体8に突設さ
れた位置決めピン8b,8bと合致して嵌合し、ボタンBは
所定の位置に保持される。この後、第5図(a)に示す
ようにボタン搬送体8は回動軸8cを中心に矢符A1方向に
90度回転し、位置決めピン8b,8bにて係止したボタンB
をボタン付けミシン2の一対のボタン挟持部10,10の孔
部10a中に圧入させる。そして、ボタン挟持部10,10が上
昇し、保持したボタンBがボタン搬送体8の位置決めピ
ン8bから抜脱すると、ボタン支持部8aは矢符A2方向に90
度逆回転してボタン待機位置へ復帰し、ボタン個別送り
機構から送られてくる次のボタンBを保持する。
以上のようにして、従来のボタン供給装置はミシン2
のボタン挟持部10,10にボタンBを供給するようになっ
ている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記の従来技術にあっては、ボタン搬
送体が邪魔になりミシンへの布地等のセットが手早く行
なえず、この結果縫製能率が低下するという不都合があ
る。すなわち、従来のボタン供給機構におけるボタン搬
送体は、第5図に示すようにボタン挟持部にほぼ隣接し
て、詳しくは、挟持部とボタン搬送体の各先端は、ほぼ
同列位置にあるため、布地等のミシンへのセット時にボ
タン搬送体に引っ掛けるなどして、縫製能率向上の妨げ
となるのである。
このため、ボタン搬送体の位置を奥方向(第5図
(a)で右方向)へずらすことも考えられるが、このよ
うにすると、第5図(b)に示すようにボタン搬送体8
が旋回してもストロークが不足してボタンBは、ボタン
挟持部10の孔部10aに嵌合する位置まで届かないことに
なる。
[課題を解決するための手段] この発明は、ボタン供給源とボタン付けミシンのボタ
ン挟持部との間のボタン供給中においてボタン挟持部に
隣接して設けられるボタン供給機構を、回転して先端に
載せたボタンをボタン挟持部の孔部に搬送セットする旋
回部材と、この旋回部材の先端を原位置から所定角度回
転させる回転機構と旋回部材の回転中心をボタン挟持部
の長手方向に往復動させる移動機構とで構成することに
より上記従来の課題を解決しようとするものである。
[作 用] この発明に係るボタン供給源における旋回部材は、移
動機構の動作によって、その回転中心をボタン挟持部の
長手方向に沿って移動させつつ回転するので、旋回部材
の先端に把持されたボタンはボタン挟持部の孔部に対応
する適正位置に到達し前記孔部に嵌合する。
[発明の実施例] 図面にもとづいて実施例を説明する。
第1図および第2図は、この発明の一実施例を示す図
である。
第1図は、ボタン付けミシンのボタン挟持部(不図
示)の側方に配設されたボタン供給機構の外観斜視図
で、図において11は、図示しないボタン供給源からボタ
ンの供給を受けて、このボタンを、通常ボタンツマミ足
と称されるボタン挟持部の挟持孔の下面位置まで搬送し
て挟持孔に嵌合セットする旋回部材で、ボタンBの支持
部としてのアーム部11aと、このアーム部11aの上方対向
位置に設けられる上板11bと、これらアーム部11aおよび
上板11bを連結固定する回転軸11cとから構成されてい
る。また、12は、旋回部材11の回転中心すなわち回転軸
11cの位置をボタン挟持部の長手方向に沿って直線状に
往復動させるための移動機構である。そして、この移動
機構12は、ミシンテーブル上に固設される支持本体12a
と、この支持本体12aの側壁に取付けた軸受体12bと、こ
の軸受体12bに挿通されて直線往復動をなす2本のシャ
フト12c,12cと、このシャフト12cの後端(第1図で右
端)に固着されてシャフト12cを往復動させる第1係合
体12dと、シャフトの先端(第1図で左端)に固着され
る第2係合体12eとで構成されている。
さらにまた、13は旋回部材11を回転させる回転機構
で、前記第2係合体12eの側壁に固着され、旋回部材11
の回転軸11cを軸支する支持体13aと、上板11bおよび支
持本体12aの各上面間に架設され両端が回転可能に軸支
されたリンク部材13bとで構成されている。なお、図に
おいて、14は、第1係合体12dの外側壁に形成されたベ
アリング部で、駆動リング部材、カム等(いずれも不図
示)が係合して第1係合体12dをシャフト12c方向に往復
動させる。
次に、以上の構成の下に、この実施例の作用を第2図
を中心に説明する。
ボタン付けミシンの所定位置にシャツその他の縫製物
がセットされたボタン付けが開始されると、旋回部材11
におけるアーム11aは、ボタン供給源からボタンBの供
給をうけて上面の突設ピンにボタンBを係合保持する。
そして、第2図(a)において、第1係合体12dが矢符
D方向に移動を開始する。
すると、シャフト12cは、第2係合体12e、支持体13a
を介して回転軸11cを矢符D方向に押圧して移動させ
る。このため、アーム11a(および上板11b)が、矢符C
方向に回転して、アーム11a上のボタンBは、第2図
(b)に示すようにボタン挟持部の挟持孔(不図示)の
真下に位置することになる。
そして、ボタン挟持部が下降してその挟持孔にボタン
Bを嵌合挟持して上昇し原位置に復帰すると、第1係合
体12dは矢符F方向に移動を開始する。この結果、上記
とは逆のプロセスによりシャフト12cは、第2係合体12
e、支持体13aを介して回転軸11cを矢符F方向に押圧し
て移動させる。したがって、アーム11a(および上板11
b)は、矢符E方向に回転して、旋回部材11は第2図
(a)に示す原位置に復帰し、以後、上記の動作を順次
繰り返えすことにより、ボタン挟持部の所定位置にボタ
ンが供給されることになる。
そして、旋回部材11の原位置は、第2図(a)に示す
ようにボタン挟持部の挟持孔位置より回転軸11cの直線
移動分だけ奥方向(図面で上方)になるので、すなわ
ち、第5図(b)に示すボタン搬送体8の位置となるの
でボタン付けミシンへの縫製物のセット時にボタン供給
機構、特にその旋回部材が障害になることはなく、円滑
に縫製物のセットをなすことができる。
[発明の効果] この発明は、以上説明したようにボタンを把持した旋
回部材を移動機構と回転機構により直線的に移動させつ
つ回転させるようにしたため、ボタン供給機構は、ミシ
ンテーブル上で縫製物のセットの障害とならない位置に
配設可能となり、ボタン付け作業の能率が格段に向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るボタン供給機構の外観斜視
図、 第2図は旋回部材の動作説明図で、同図(a)は旋回部
材が原位置にある場合、同図(b)旋回が移動回転した
場合をそれぞれ示す平面図、 第3図は、従来例を示す斜視図、 第4図は、同上要部側面図、 第5図(a),(b)は従来技術におけるボタン挟持部
へのボタン供給動作を示す平面図である。 図において、 11a……アーム(11……旋回部材) 11b……上板(11……旋回部材) 11c……回転軸(11……旋回部材) 12a……支持本体(12……移動機構) 12b……軸受体(12……移動機構) 12c……シャフト(12……移動機構) 12d……第1係合体(12……移動機構) 12e……第2係合体(12……移動機構) 13a……支持体(13……回転機構) 13b……リンク部材(13……回転機構)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−190391(JP,A) 特開 昭50−54459(JP,A) 実開 昭62−72030(JP,U) 実開 昭61−198670(JP,U) 実開 昭61−110388(JP,U) 実公 平2−124(JP,Y2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボタン供給源とボタン付けミシンのボタン
    挟持部との間のボタン供給経路に設けられるボタン供給
    機構であって、ボタン供給源からのボタンをボタン挟持
    部の所定位置に搬送セットする旋回部材と、この旋回部
    材を回転させる回転機構と、旋回部材の回転中心位置を
    前記ボタン挟持部に沿って直線的の往復動させる移動機
    構とを具え、 前記回転機構と移動機構との合成運動により前記旋回部
    材をその回転中心を直線的に移動させつつ旋回させて先
    端に係合したボタンをボタン挟持部の所定位置に搬送セ
    ットするようにしたボタン供給機構。
  2. 【請求項2】前記旋回部材は、ボタン縫着孔に嵌合する
    係止ピンを上面に突設したアーム部と、このアーム部に
    他端を上板にそれぞれ固着した回転軸とで、 前記移動機構は、支持本体と、この支持本体に取付けた
    軸受体と、軸受体に挿通されて直線往復動をなすシャフ
    と、 シャフトの後端に固着されてシャフトを往復動させる第
    1係合体と、 シャフトの先端に固着される第2係合体とで、 前記回転機構は、前記第2係合体に固着され旋回部材の
    回転軸を軸支する支持体と、一端を旋回部材の上板に軸
    支され他端は移動機構の前記支持本体に軸支されたリン
    ク部材とで、 それぞれ構成したことを特徴する請求項1記載のボタン
    供給機構。
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