JP2527311B2 - 回転式電気かみそりの刃 - Google Patents

回転式電気かみそりの刃

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JP2527311B2
JP2527311B2 JP61225509A JP22550986A JP2527311B2 JP 2527311 B2 JP2527311 B2 JP 2527311B2 JP 61225509 A JP61225509 A JP 61225509A JP 22550986 A JP22550986 A JP 22550986A JP 2527311 B2 JP2527311 B2 JP 2527311B2
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centering
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正雄 棚橋
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は回転式電気かみそりの刃に関し、詳しくは外
刃および内刃の構成に関するものである。
(背景技術) 従来の回転式電気かみそり(以下、単に電気かみそり
という)のヘツド部の一例を第5図に示す。図は電気か
みそりのヘツド部の概略を示す断面図であり、20は外刃
で外刃20の外周縁は図示されない外刃フレームに固着さ
れている。21は外刃の内周縁と嵌合しているセンターピ
ン、22は内刃で23は内刃22を支持し回転駆動する内刃基
台である。外刃20は研削、切削などにより切刃が形成さ
れ、外刃20はセンターピン21によりセンター出しされて
いる。また、内刃22は図示してない押上バネで外刃20側
への付勢力が内刃基台23により与えられ、内刃22と外刃
20とは適当な接触圧を得て接触している。また、外刃20
と内刃22との半径方向の位置決めはセンターピン21と内
刃基台23との嵌合部24で決まる。このような従来の電気
かみそりの内刃と外刃との構成では次のような欠点があ
つた。
(a)センター出しの機能として、外刃20とセンターピ
ン21との部品精度および嵌合精度が重要であるが、2部
品のそれぞれの精度および嵌合と加工による精度を出す
のが困難で期待する精度が得られない。このため、外刃
20の側面20′と内刃20とが接触し、負荷の増大、震動に
よる肌への刺激の発生、騒音等の問題が生じていた。
(b)また、センター出しの機能として、外刃20および
センターピン21の2部品からなつていて、かつ嵌合工程
が必要で製造経費の増大となつている。
また、第6図は他の従来例を示した断面図で、この外
刃20′は半径方向に十分剛性を有している外刃で、摺動
面は研削、切削などにより除去し、スリツト(図示せ
ず)は切削加工してある。この従来例の内刃22′と外刃
20′とのセンター出しは内刃22′の切刃内側面22′aと
外刃20′の内側面20′aとの摺接で決めている。この構
成では次の欠点がある。
(a)摺接ガイドの径が大きくなり負荷が増大する。
(b)内刃22′の切刃内側面22′aと外刃20′の内側面
20′aとの加工精度が要求され、研削、切削の加工経費
が増大する。
(発明の目的) 本発明は上記の欠点を解消するため提案されたもの
で、内刃と外刃との摺接状態を安定化させ、負荷の低
減、騒音の低下等の性能を向上させ、価格を低減するこ
とを目的とするものである。
(発明の開示) 本発明の実施例を図面に沿つて説明する。
第1図(イ),(ロ)および(ハ)は本発明の一実施
例を示す図であつて、同図(イ)は電気かみそりの外刃
ヘツドを上方から見た平面図を示したもので、1は外
刃、2は外刃フレームである。また、同図(ロ)は内刃
の構成を示す平面図で、3は内刃基台、4は内周内刃、
5は外周内刃である。さらに、同図(ハ)は同図(イ)
のA-Aおよび同図(ロ)のA-A断面を示す図である。図に
おいて、1は外刃、2は外刃フレームで外刃1は外刃フ
レーム2の内側に収納され、弾性アーム7により外刃の
上下方向の付勢力が与えられている。3は内刃基台であ
つて、この内刃基台3には内周内刃4と外周内刃5(内
周内刃と外周内刃を含めて内刃という。)との2種の内
刃が取りつけられている。6はセンターピンで外刃1の
センター近傍の筒状部1aの半径方向剛性を補強する働き
をする。外刃1はこの筒状部1aで内刃基台3と嵌合状態
にあり、外刃1のセンターと内刃4,5のセンターとの位
置決めをしている。8は継手で内刃4,5に回転運動を与
えるためのもので、駆動環10と遊合する。また駆動環10
の上面と継手8の内側には押上バネ9が収められてい
る。14は防水パツキンを示す。13はモータの回転軸で、
ピニオン12が結合され、このピニオン12はギヤー11に噛
み合い、このギヤー11の軸は駆動環10と結合する。
次に、第2図(イ)および(ロ)を用いて内刃と外刃
との構成について説明する。第2図(イ)は外刃筒状部
近傍の拡大断面図を示す。外刃1のセンター近傍に筒状
部1aが外刃1と一体の物で板金により形成されている。
この筒状部1aの下部外側1bは内刃基台3の中央凹部3aの
内側と摺接している。一方外刃1と一体に成形した筒状
部1aは半径方向に剛性が小さく容易に変形する。そこ
で、この変形を防ぐため筒状部6の内側に補強ピン6を
嵌合させ補強する。さらに筒状部1aの下端に筒状部1aの
内側に向けて鍔1cを設け、鍔1cを補強ピン6の下部に設
けた環状凹部6aに圧入し、筒状部1aを補強する。また、
第2図(ロ)は第2図(イ)のB-B断面図を示している
もので、筒状部1aがその内側に補強ピン6、またその外
側に内刃基台3がそれぞれ摺接している状態を示してい
る。
これらの構成により、下記の作用と効果を有する。
(イ)外刃1のセンターを決める筒状部1aが外刃1と一
体物でかつプレス等で形成するのでセンター精度が出し
易い。
(ロ)補強ピン6は筒状部1aの補強であるので、精度は
要せず、かつ補強ピン6の上下方向への抜ける力もかか
らないため、スナツプフイツト等の簡単な嵌合法で構成
出来る。
(ハ)外刃1のセンター近傍で内刃4と外刃1との案内
ができ、半径も小さく、摺動負荷も小さくなる。
以上より負荷の低減、センター出し精度の向上による
内刃4,5と外刃1との摺動状態の安定化、騒音の低減お
よび部品加工のし易さ、精度の出し易さからくる加工経
費の低減が可能となる。
第3図は本発明の第2の実施例を示す図であつて、第
2の実施例は前記第2図の第1の実施例を変形したもの
であつて、外刃1の筒状部1aの中間部に開孔領域1dを設
け、補強ピン6に設けた凸部6bと嵌合させたものであ
る。この構成の利点は、 筒状部1aに設けた鍔1cの内径Dの精度を要しないの
で、外刃1の絞り加工が容易になることである。
また、第4図は本発明の第3の実施例を示す図であつ
て、この第3の実施例は第3図の第2実施例をさらに変
形したものである。この実施例では、内刃4,5と外刃1
とのセンター出しを内刃基台3の中央部に凸柱3bを設
け、この凸柱3bを筒状部1aの内側に摺接して行つている
ことである。この構成の利点は、 (イ)センター出しの摺接が筒状部1aの内側であるた
め、摺接半径が小さく負荷が低減できる。
(ロ)髭屑の摺接部への侵入が筒状部1aで防止でき、異
物混入による負荷の増大がなく、安定する。
以上説明した本発明の構成とその利点を要約すると、 (イ)一体物の外刃絞りでセンター出しの筒状部が形成
できるので、センター出し精度が向上する。
(ロ)摺接半径が小となり、負荷が低減する。
(ハ)髭屑等の異物混入が防止でき、負荷が安定する。
(ニ)外刃が板金でセンター出しの筒状部も一体物でで
きるので、加工が容易かつ安価でできる。
(発明の効果) 以上のとおり、本発明によれば板金で形成した外刃に
筒状部を一体に設け、前記筒状部を内刃基台に嵌合して
センター出しをするとともに、前記筒状部内に補強ピン
を嵌着したことにより次の効果を奏する。
(イ)外刃の中心部に筒状部を設け、この筒状部を内刃
基台に嵌合することによって、センタ出しが完全に行わ
れること (ロ)筒状部の端部に半径方向に鍔部を形成し、この筒
状部に補強ピンを嵌入することによって、筒状部の変形
を防止し、外刃と内刃基台との結合を完全にしうること
【図面の簡単な説明】 第1図(イ),(ロ)および(ハ)は本発明の一実施例
を示す図で、同図(イ)は外刃の平面図、同図(ロ)は
内刃の平面図、同図(ハ)は同図(イ)および(ロ)の
A-A断面図、第2図(イ)および(ロ)は本発明の実施
例の拡大断面図、第3図は第2実施例の拡大断面図、第
4図は第3の実施例の拡大断面図、第5図および第6図
は従来例を説明する図である。 1……外刃、2……外刃フレーム、3……内刃基台、4
……内周内刃、5……外周内刃、6……補強ピン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板金で形成した外刃の中心部に筒状部を回
    転軸方向に一体に形成し、前記筒状部を内刃基台に嵌合
    してセンタ出しをすると共に、前記筒状部の端部に半径
    方向に鍔部を形成し、前記筒状部内に補強ピンを嵌入し
    たことを特徴とする回転式電気かみそりの刃。
JP61225509A 1986-09-22 1986-09-22 回転式電気かみそりの刃 Expired - Lifetime JP2527311B2 (ja)

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