JP2527059B2 - 効果装置 - Google Patents
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/22—Compensation of inertia forces
- F16F15/26—Compensation of inertia forces of crankshaft systems using solid masses, other than the ordinary pistons, moving with the system, i.e. masses connected through a kinematic mechanism or gear system
- F16F15/264—Rotating balancer shafts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
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- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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- F02B75/00—Other engines
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- F02B75/18—Multi-cylinder engines
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- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2173—Cranks and wrist pins
- Y10T74/2183—Counterbalanced
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は効果装置に関し、特に、デジタルディレイ
やリバーブ等の効果処理を行う効果装置に関する。
やリバーブ等の効果処理を行う効果装置に関する。
[従来技術とその問題点] 従来の効果装置は、ディレイ量やリバーブ量などの効
果付与条件が演奏前のセッテイングにより基本的に決っ
てしまい、複数の効果付与条件を演奏者が演奏中に調節
するにはそれぞれの効果付与条件に対応して配設される
各操作子を操作しなければならない。この為、演奏中で
も簡単な操作で演奏者の意に沿った演奏効果を付与でき
る効果装置が望まれている現状となっている。
果付与条件が演奏前のセッテイングにより基本的に決っ
てしまい、複数の効果付与条件を演奏者が演奏中に調節
するにはそれぞれの効果付与条件に対応して配設される
各操作子を操作しなければならない。この為、演奏中で
も簡単な操作で演奏者の意に沿った演奏効果を付与でき
る効果装置が望まれている現状となっている。
[発明の目的] この発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは複数の操作子を用いることな
く、複数の効果付与条件を一挙動の操作で自由に調節で
き、極めて簡単な操作で演奏者の意に沿った演奏効果を
得ることができる効果装置を提供することにある。
その目的とするところは複数の操作子を用いることな
く、複数の効果付与条件を一挙動の操作で自由に調節で
き、極めて簡単な操作で演奏者の意に沿った演奏効果を
得ることができる効果装置を提供することにある。
[発明の要点] この発明は、上記目的を達成するため、外部から供給
される波形信号を遅延して記憶する記憶手段と、一つの
操作子の操作に応じて複数の遅延情報を発生し、これら
複数の遅延情報にそれぞれ対応して前記記憶手段から遅
延出力される複数の遅延波形信号の遅延量を可変制御す
る遅延制御手段と、前記操作子の操作に応じて各種変化
する係数特性の乗算係数テーブルを複数備え、当該操作
子の操作に従ってこれら複数の乗算係数テーブルから読
み出される複数の乗算係数をそれぞれ個別に可変制御す
る乗算係数制御手段と、前記遅延制御手段によって遅延
量が可変制御された複数の遅延波形信号の各々に、前記
乗算係数制御手段によって可変制御された複数の乗算係
数をそれぞれ個別に乗算し、これら乗算結果を前記波形
信号に加算して出力する効果付与手段とを具備すること
にある。
される波形信号を遅延して記憶する記憶手段と、一つの
操作子の操作に応じて複数の遅延情報を発生し、これら
複数の遅延情報にそれぞれ対応して前記記憶手段から遅
延出力される複数の遅延波形信号の遅延量を可変制御す
る遅延制御手段と、前記操作子の操作に応じて各種変化
する係数特性の乗算係数テーブルを複数備え、当該操作
子の操作に従ってこれら複数の乗算係数テーブルから読
み出される複数の乗算係数をそれぞれ個別に可変制御す
る乗算係数制御手段と、前記遅延制御手段によって遅延
量が可変制御された複数の遅延波形信号の各々に、前記
乗算係数制御手段によって可変制御された複数の乗算係
数をそれぞれ個別に乗算し、これら乗算結果を前記波形
信号に加算して出力する効果付与手段とを具備すること
にある。
このような構成によれば、1つの操作子を操作するだ
けで、その操作量に応じて各遅延波形信号の遅延量と、
原波形に混合する各遅延波形信号の割合とをリアルタイ
ムに可変制御するので、複数の効果付与条件を一挙動の
操作で自由に調節でき、この結果、複数の操作子を用い
ることなく極めて簡単な操作で演奏者の意に沿った演奏
効果を得ることが可能になる。
けで、その操作量に応じて各遅延波形信号の遅延量と、
原波形に混合する各遅延波形信号の割合とをリアルタイ
ムに可変制御するので、複数の効果付与条件を一挙動の
操作で自由に調節でき、この結果、複数の操作子を用い
ることなく極めて簡単な操作で演奏者の意に沿った演奏
効果を得ることが可能になる。
[実施例] 以下、この発明の実施例について詳細に説明する。
本実施例の構成を第1図に示す。音階情報入力部1
は、例えば鍵盤や指板等の楽音操作子とその操作状態に
応じて対応する音階情報(キーコード)を発生するキー
入力コントローラより成る楽音入力装置である。楽音発
生部2は音階情報入力部1からの情報等に基づいてデジ
タル的に楽音波形信号を生成するものであり、楽音出力
部3はデジタル的に示された楽音波形をアナログ交換
し、その出力をスピーカ等で音に変換するものである。
上記音階情報入力部1と楽音発生部2と楽音出力部3に
より電子楽器の基本的な構成を成している。
は、例えば鍵盤や指板等の楽音操作子とその操作状態に
応じて対応する音階情報(キーコード)を発生するキー
入力コントローラより成る楽音入力装置である。楽音発
生部2は音階情報入力部1からの情報等に基づいてデジ
タル的に楽音波形信号を生成するものであり、楽音出力
部3はデジタル的に示された楽音波形をアナログ交換
し、その出力をスピーカ等で音に変換するものである。
上記音階情報入力部1と楽音発生部2と楽音出力部3に
より電子楽器の基本的な構成を成している。
制御情報入力部4は例えばモジュレーション・ホイー
ルやフットペダルのように演奏者により自由に操作され
る手動操作子4aを含むものであり、この手動操作子の操
作量であるアナログ電圧をA/D変換してデジタル値を出
力する入力コントローラ、あるいは直接、コード化され
た操作情報を出力するスイッチ入力装置で構成される。
ルやフットペダルのように演奏者により自由に操作され
る手動操作子4aを含むものであり、この手動操作子の操
作量であるアナログ電圧をA/D変換してデジタル値を出
力する入力コントローラ、あるいは直接、コード化され
た操作情報を出力するスイッチ入力装置で構成される。
記憶部5は楽音発生部2からの楽音波形のデジタル値
を遅延して記憶するものでシフトレジスタやRAMによっ
て実現される。記憶部5からは楽音発生部2からの楽音
波形である原音に対し所定の遅れ時間をもつ1乃至複数
の波形が出力される。
を遅延して記憶するものでシフトレジスタやRAMによっ
て実現される。記憶部5からは楽音発生部2からの楽音
波形である原音に対し所定の遅れ時間をもつ1乃至複数
の波形が出力される。
演算制御部6は、原音に効果音を導入するための演算
処理部であり、ここでは、3つの係数乗算器6−1、6
−2、6−3と、係数乗算器6−1〜6−3の各出力と
楽音発生部2からの原音波形とを加算して楽音出力部3
に渡す加算器6Sを有する。
処理部であり、ここでは、3つの係数乗算器6−1、6
−2、6−3と、係数乗算器6−1〜6−3の各出力と
楽音発生部2からの原音波形とを加算して楽音出力部3
に渡す加算器6Sを有する。
本実施例は、上記楽音発生部2、制御情報入力部4、
演算制御部6の各部を用いて楽音波形にディレイ等の効
果を生じさせるものであり、以下、その動作を第2図、
第3図を参照して説明する。
演算制御部6の各部を用いて楽音波形にディレイ等の効
果を生じさせるものであり、以下、その動作を第2図、
第3図を参照して説明する。
第2図は演算制御部6における各係数乗算器6−1〜
6−3が取り扱う記憶部5の出力信号の原音信号に対す
る遅れをタイムチャートで例示したものである。この例
では、記憶部5は例えば一段当り8ビット構成の512段
からの成るシフトジスタで構成され、第2図aに示すよ
うにサンプリング周期t(ビットタイム)のクロックご
とに、楽音発生部2からの原音信号を受け取っては1段
分シフトを行う。また、第1の係数乗算器6−1の処理
する楽音信号は原音信号に対する遅延が一番小さく、第
2の係数乗算器6−2はそれより遅延した信号を扱い、
第3の係数乗算器は一番遅延した信号を扱うものであ
り、第2図に則していえば、同図b)に示すように今回
楽音発生部2より出力される原音データのタイミングに
対し、係数乗算器6−1はそれより200t分遅延した信号
である200段目のレジスタの出力を取り込み、第2の係
数乗算器6−2は315段目のレジスタからの315t分遅延
した信号を取り込み、第3の係数乗算器6−3は427段
目のレジスタからの427t分遅延した信号を取り込む(第
2図c)、d)、e)参照)。例えばサンプリング周波
数を40KHzとすれば各係数乗算器6−1、6−2、6−
3は夫々、楽音発生部2からの現在の原音波形より5ミ
リ秒、7.875ミリ秒、10.675ミリ秒前の波形を処理する
わけである。
6−3が取り扱う記憶部5の出力信号の原音信号に対す
る遅れをタイムチャートで例示したものである。この例
では、記憶部5は例えば一段当り8ビット構成の512段
からの成るシフトジスタで構成され、第2図aに示すよ
うにサンプリング周期t(ビットタイム)のクロックご
とに、楽音発生部2からの原音信号を受け取っては1段
分シフトを行う。また、第1の係数乗算器6−1の処理
する楽音信号は原音信号に対する遅延が一番小さく、第
2の係数乗算器6−2はそれより遅延した信号を扱い、
第3の係数乗算器は一番遅延した信号を扱うものであ
り、第2図に則していえば、同図b)に示すように今回
楽音発生部2より出力される原音データのタイミングに
対し、係数乗算器6−1はそれより200t分遅延した信号
である200段目のレジスタの出力を取り込み、第2の係
数乗算器6−2は315段目のレジスタからの315t分遅延
した信号を取り込み、第3の係数乗算器6−3は427段
目のレジスタからの427t分遅延した信号を取り込む(第
2図c)、d)、e)参照)。例えばサンプリング周波
数を40KHzとすれば各係数乗算器6−1、6−2、6−
3は夫々、楽音発生部2からの現在の原音波形より5ミ
リ秒、7.875ミリ秒、10.675ミリ秒前の波形を処理する
わけである。
そして、各係数乗算器6−1、6−2、6−3におい
ては制御情報入力部4の手動操作子4aに対して演奏者が
演奏中に操作した操作量に従って、異なる係数を求め、
その係数を上述の異なる遅れを持つ信号に乗ずるという
処理を実行する。第3図はその例を示したもので、読軸
は制御情報入力部4より演算制御部6へ入力される手動
操作子4aの操作量に対応する制御信号の入力レベル、縦
軸は各係数乗算器6−1、6−2、6−3において、記
憶部5からの遅延出力に掛けあわせる係数である。第3
図に示すようにすれば、入力レベル0のときには、第1
の係数乗算器6−1の出力はゼロとなり、第2と第3の
係数乗算器6−2と6−3の出力が加算器6Sにおいて加
算されて出力される。一方、手動操作子4aを操作して、
入力レベルを50程度にしたときには第3の遅延信号はカ
ットされ、第1と第2の遅延信号が出力として加算され
る。
ては制御情報入力部4の手動操作子4aに対して演奏者が
演奏中に操作した操作量に従って、異なる係数を求め、
その係数を上述の異なる遅れを持つ信号に乗ずるという
処理を実行する。第3図はその例を示したもので、読軸
は制御情報入力部4より演算制御部6へ入力される手動
操作子4aの操作量に対応する制御信号の入力レベル、縦
軸は各係数乗算器6−1、6−2、6−3において、記
憶部5からの遅延出力に掛けあわせる係数である。第3
図に示すようにすれば、入力レベル0のときには、第1
の係数乗算器6−1の出力はゼロとなり、第2と第3の
係数乗算器6−2と6−3の出力が加算器6Sにおいて加
算されて出力される。一方、手動操作子4aを操作して、
入力レベルを50程度にしたときには第3の遅延信号はカ
ットされ、第1と第2の遅延信号が出力として加算され
る。
なお、上述の記憶部5と演算制御部6の要素は、制御
情報入力部4からの信号により異なるフィルター制御を
行う、可変型のデジタルフィルターで構成することもで
きる。
情報入力部4からの信号により異なるフィルター制御を
行う、可変型のデジタルフィルターで構成することもで
きる。
以上の説明からわかるように、本実施例によれば、演
奏者は演奏中、手動操作子4aを操作することにより、遅
延出力の混合比を自由に変えることができる。特に、手
動操作子4aとして、モジュレーションホイールやフット
ペダルのような形式の操作機構を用いた場合には、演奏
者にとって操作上なれ親しんでいるものでもあり、しか
も、内部的にはデジタル処理であるにもかかかわらず、
アナログ的な感覚で変調の深さを変えることができ、手
応えがあってリアル感に富む。
奏者は演奏中、手動操作子4aを操作することにより、遅
延出力の混合比を自由に変えることができる。特に、手
動操作子4aとして、モジュレーションホイールやフット
ペダルのような形式の操作機構を用いた場合には、演奏
者にとって操作上なれ親しんでいるものでもあり、しか
も、内部的にはデジタル処理であるにもかかかわらず、
アナログ的な感覚で変調の深さを変えることができ、手
応えがあってリアル感に富む。
[変形例] この発明は上記実施例に限らず種々の変形、変更を行
うことができる。
うことができる。
例えば、上記実施例では、制御情報入力部4からの情
報を記憶部5からの遅延信号に掛け合わせる係数の基と
なるコントロール信号として用いているが、この代り
に、あるいはこれと組み合わせて、制御情報入力部4か
らの情報に従って記憶部5より読み出される波形信号の
遅れ時間を可変に(離散的にあるいは連続的に)制御す
るようにしてもよい。これは、例えば記憶部5を、一連
の時系列の楽音信号を一連の記憶場所に格納するRAMで
構成した場合には、制御情報入力部4からのデジタル値
の大小に従って、RAMの読出しアドレス(現在の書込ア
ドレスに対する時間差に相当するだけ位置の異なるアド
レス)を変更し、このアドレスから読み出した波形を遅
延出力として用いることをよって実現できる。この場
合、演奏効果としては、原音信号(ダイレクト信号)に
対する遅延時間が手動操作子4aの操作量によって変わる
ため、いわゆるフランジング効果のようなサウンド的に
動きのある効果を出すことができる。
報を記憶部5からの遅延信号に掛け合わせる係数の基と
なるコントロール信号として用いているが、この代り
に、あるいはこれと組み合わせて、制御情報入力部4か
らの情報に従って記憶部5より読み出される波形信号の
遅れ時間を可変に(離散的にあるいは連続的に)制御す
るようにしてもよい。これは、例えば記憶部5を、一連
の時系列の楽音信号を一連の記憶場所に格納するRAMで
構成した場合には、制御情報入力部4からのデジタル値
の大小に従って、RAMの読出しアドレス(現在の書込ア
ドレスに対する時間差に相当するだけ位置の異なるアド
レス)を変更し、このアドレスから読み出した波形を遅
延出力として用いることをよって実現できる。この場
合、演奏効果としては、原音信号(ダイレクト信号)に
対する遅延時間が手動操作子4aの操作量によって変わる
ため、いわゆるフランジング効果のようなサウンド的に
動きのある効果を出すことができる。
また、制御情報入力部4からの情報のデジタル値に従
って、記憶部5より遅延出力として読み出す信号の個数
を可変に制御してもよい。
って、記憶部5より遅延出力として読み出す信号の個数
を可変に制御してもよい。
あるいは、楽音発生部2からの原音信号と加算すべき
楽音信号を制御情報入力部4から入力される制御情報に
従って切換選択するようにしてもよい。この場合、制御
情報入力部4の操作子として、複数のスイッチあるい
は、鍵盤上のある音域にあるキーを兼用することで構成
してもよい。
楽音信号を制御情報入力部4から入力される制御情報に
従って切換選択するようにしてもよい。この場合、制御
情報入力部4の操作子として、複数のスイッチあるい
は、鍵盤上のある音域にあるキーを兼用することで構成
してもよい。
また、適時、楽音発生部2からの原音信号に加える効
果信号をオンオフするスイッチを設けてもよい。
果信号をオンオフするスイッチを設けてもよい。
また、第4図に示すように、記憶部5の出力に1より
小さい定数を乗算する係数乗算器6Fを用い、その出力を
入力加算器6Aで示すように楽音発生部2からの原音信号
と加算して記憶部5の入力に帰還させてもよい。同様で
あるが、楽音出力部3に渡す信号ODに係数を乗じて記憶
部5の入力に戻すようにしてもよい。この場合、信号OD
には楽音発生部2からのダイレクトな原音信号成分が含
まれているから、入力加算器6Aは省略される(加算器6S
がその役目を果たす)。このように帰還をかけることに
より残響効果を出すことができる。
小さい定数を乗算する係数乗算器6Fを用い、その出力を
入力加算器6Aで示すように楽音発生部2からの原音信号
と加算して記憶部5の入力に帰還させてもよい。同様で
あるが、楽音出力部3に渡す信号ODに係数を乗じて記憶
部5の入力に戻すようにしてもよい。この場合、信号OD
には楽音発生部2からのダイレクトな原音信号成分が含
まれているから、入力加算器6Aは省略される(加算器6S
がその役目を果たす)。このように帰還をかけることに
より残響効果を出すことができる。
さらに、第4図では係数加算器6Fが、帰還のために記
憶部5の出力波形に乗じる係数は定数としているが可変
にしてもよい。例えば、制御情報入力部4からの信号の
デジタル値(手動操作子の操作量に相当するもの)に応
じて、係数の大きさを制御することにより、信号帰還量
を制御できる。
憶部5の出力波形に乗じる係数は定数としているが可変
にしてもよい。例えば、制御情報入力部4からの信号の
デジタル値(手動操作子の操作量に相当するもの)に応
じて、係数の大きさを制御することにより、信号帰還量
を制御できる。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明によれば演奏中におい
て、演奏者が簡単な操作でディレイや残響の度合い等を
自由に変えることができる。
て、演奏者が簡単な操作でディレイや残響の度合い等を
自由に変えることができる。
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図は実
施例におけるタイミングチャート、第3図は係数乗算処
理の特性を示すグラフ、第4図は第1図の構成に信号帰
還をかけた場合の構成図である。 1……音階情報入力部、2……楽音発生部、3……楽音
出力部、4……制御情報入力部、5……記憶部、6……
演算制御部。
施例におけるタイミングチャート、第3図は係数乗算処
理の特性を示すグラフ、第4図は第1図の構成に信号帰
還をかけた場合の構成図である。 1……音階情報入力部、2……楽音発生部、3……楽音
出力部、4……制御情報入力部、5……記憶部、6……
演算制御部。
Claims (1)
- 【請求項1】外部から供給される波形信号を遅延して記
憶する記憶手段と、 一つの操作子の操作に応じて複数の遅延情報を発生し、
これら複数の遅延情報にそれぞれ対応して前記記憶手段
から遅延出力される複数の遅延波形信号の遅延量を可変
制御する遅延制御手段と、 前記操作子の操作に応じて各種変化する係数特性の乗算
係数テーブルを複数備え、当該操作子の操作に従ってこ
れら複数の乗算係数テーブルから読み出される複数の乗
算係数をそれぞれ個別に可変制御する乗算係数制御手段
と、 前記遅延制御手段によって遅延量が可変制御された複数
の遅延波形信号の各々に、前記乗算係数制御手段によっ
て可変制御された複数の乗算係数をそれぞれ個別に乗算
し、これら乗算結果を前記波形信号に加算して出力する
効果付与手段と を具備することを特徴とする効果装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001577A JP2527059B2 (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | 効果装置 |
US07/814,803 US5174257A (en) | 1990-01-10 | 1991-12-30 | Balancer shaft for two cycle engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001577A JP2527059B2 (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | 効果装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02222996A JPH02222996A (ja) | 1990-09-05 |
JP2527059B2 true JP2527059B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=11505372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001577A Expired - Lifetime JP2527059B2 (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | 効果装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5174257A (ja) |
JP (1) | JP2527059B2 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0734842A (ja) * | 1993-07-26 | 1995-02-03 | Yamaha Motor Co Ltd | エンジンのエアブリーザ構造 |
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