JP2526405Y2 - 四輪駆動車におけるエンジンの防振懸架装置 - Google Patents
四輪駆動車におけるエンジンの防振懸架装置Info
- Publication number
- JP2526405Y2 JP2526405Y2 JP1988137354U JP13735488U JP2526405Y2 JP 2526405 Y2 JP2526405 Y2 JP 2526405Y2 JP 1988137354 U JP1988137354 U JP 1988137354U JP 13735488 U JP13735488 U JP 13735488U JP 2526405 Y2 JP2526405 Y2 JP 2526405Y2
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- JP
- Japan
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- engine
- wheel drive
- transmission
- vibration
- suspension system
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は、エンジンの防振支承装置を備えた四輪駆動車
又は四輪操舵車に関するものである。
又は四輪操舵車に関するものである。
(従来の技術) 従来の前車輪間にエンジンを設けると共に、薬液撒散
布用のファンを車体後部に配設し、かつ車体の前後方向
にエンジン後部にクラッチハウジング及びミッションを
備えた薬液撒布用の四輪駆動車(四輪操舵車)において
は、エンジンとミッションとは別体とし、エンジンのみ
を防振懸架し、ミッションはフレームの下方にステーを
介して固定されている。
布用のファンを車体後部に配設し、かつ車体の前後方向
にエンジン後部にクラッチハウジング及びミッションを
備えた薬液撒布用の四輪駆動車(四輪操舵車)において
は、エンジンとミッションとは別体とし、エンジンのみ
を防振懸架し、ミッションはフレームの下方にステーを
介して固定されている。
(考案が解決しようとする課題) 以上のようなエンジンとミッションとを別体とし、エ
ンジンのみを防振懸架し、ミッションがフレームに固定
されたものでは、エンジンとは別にミッションを取付け
るためのステーが必要となり、部品数及びスペース等に
無駄が多い。
ンジンのみを防振懸架し、ミッションがフレームに固定
されたものでは、エンジンとは別にミッションを取付け
るためのステーが必要となり、部品数及びスペース等に
無駄が多い。
したがって、本案は、ミッション取付のための部品を
少なくし、かつスペースの無駄をなくしたエンジン、ク
ラッチハウジング、ミッションを車体の前後方向に互い
に固着状に一体構成にするとともに、これをシャーシフ
レームの上方において防振支承した薬液散布用の四輪駆
動車を得ることを目的とするものである。
少なくし、かつスペースの無駄をなくしたエンジン、ク
ラッチハウジング、ミッションを車体の前後方向に互い
に固着状に一体構成にするとともに、これをシャーシフ
レームの上方において防振支承した薬液散布用の四輪駆
動車を得ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 以上のような目的を達成するために、本案は次のよう
な薬液散布用の四輪駆動車におけるエンジンの防振支承
装置を提供するものである。
な薬液散布用の四輪駆動車におけるエンジンの防振支承
装置を提供するものである。
すなわち、エンジンとクラッチハウジングとミッショ
ンとが車体の前後方向において、互いに相対運動をする
ことのない互いに固着状に一体構成とし、そのエンジン
とミッションとをそれぞれシャーシフレームの上方にお
いて防振支承した薬液散布用四輪駆動車である。
ンとが車体の前後方向において、互いに相対運動をする
ことのない互いに固着状に一体構成とし、そのエンジン
とミッションとをそれぞれシャーシフレームの上方にお
いて防振支承した薬液散布用四輪駆動車である。
(作用) 薬液散布用の四輪駆動車において、エンジンとクラッ
チハウジングとミッションとは車体に対して前後方向に
互いに固着状に一体構造のもので構成され、エンジンと
ミッションとがシャーシフレームにおいて防振支承装置
で取付けられているため、稼働時においても振動するこ
とが少ない。
チハウジングとミッションとは車体に対して前後方向に
互いに固着状に一体構造のもので構成され、エンジンと
ミッションとがシャーシフレームにおいて防振支承装置
で取付けられているため、稼働時においても振動するこ
とが少ない。
(実施例) 以下、図面に示す実施例について説明する。
(1)(1)は前輪であり、(2)(2)は後輪であ
って、そのシャーシフレーム(3)(3)上の前輪
(1)(1)間にエンジン(4)がある。
って、そのシャーシフレーム(3)(3)上の前輪
(1)(1)間にエンジン(4)がある。
エンジン(4)からの動力は、クラッチハウジング
(5)からミッション(6)を経て、動力がデフ出力軸
(7)(8)を介して前後輪軸のそれぞれに伝達され
る。このエンジン(4)、クラッチハウジング(5)、
ミッション(6)は互いに固着状に一体構成されている
(第2、3図参照)。
(5)からミッション(6)を経て、動力がデフ出力軸
(7)(8)を介して前後輪軸のそれぞれに伝達され
る。このエンジン(4)、クラッチハウジング(5)、
ミッション(6)は互いに固着状に一体構成されている
(第2、3図参照)。
デフ出力軸(7)(8)の動力は、ユニバーサルジョ
イント(9)(10)を介してフロントアクスル(11)と
リアアクスル(12)に伝えられ、前後輪が駆動される。
イント(9)(10)を介してフロントアクスル(11)と
リアアクスル(12)に伝えられ、前後輪が駆動される。
(13)は座席であり、(14)はステアリングホイール
であって、ステアリングホイール(14)の前方であって
エンジン(4)の右側に燃料タンク(15)がある。
であって、ステアリングホイール(14)の前方であって
エンジン(4)の右側に燃料タンク(15)がある。
(16)は機体後部に配設した薬液タンクであり、クラ
ッチハウジング(5)の左側に薬液撒布用の動噴ポンプ
(17)がある。
ッチハウジング(5)の左側に薬液撒布用の動噴ポンプ
(17)がある。
動噴ポンプ(17)は、薬液撒布機のファン駆動軸(1
8)と同軸上の出力軸(19)からベルトとプーリーを介
して駆動される。
8)と同軸上の出力軸(19)からベルトとプーリーを介
して駆動される。
本案は、以上のような四輪駆動車において、図面に示
すようにエンジン(4)とクラッチハウジング(5)と
ミッション(6)とが車体の前後方向に、互いに相対運
動をすることのない互いに固着状に一体構造となってお
り、そのエンジンとミッションとを防振支承の支柱(2
0)(21)でシャーシフレーム(3)の上方において固
定したものである(第1、2図参照)。
すようにエンジン(4)とクラッチハウジング(5)と
ミッション(6)とが車体の前後方向に、互いに相対運
動をすることのない互いに固着状に一体構造となってお
り、そのエンジンとミッションとを防振支承の支柱(2
0)(21)でシャーシフレーム(3)の上方において固
定したものである(第1、2図参照)。
なお、(23)はラジエーターファン、(24)は補給ポ
ンプ、(25)はラジエーターである。
ンプ、(25)はラジエーターである。
図示のものでは、防振支承支柱(20)がエンジン台
(22)に取付けられており、エンジン台(22)とシャー
シフレーム(3)とを段違いに構成し、エンジン台の下
方にフロントアクスル(11)が配設されたものとなって
いる。
(22)に取付けられており、エンジン台(22)とシャー
シフレーム(3)とを段違いに構成し、エンジン台の下
方にフロントアクスル(11)が配設されたものとなって
いる。
(考案の効果) 本案のものによれば、薬液散布用四輪駆動車におい
て、エンジンとクラッチハウジングとミッションとを車
体の前後方向に互いに固着状に一体構成とし、そのエン
ジンとミッションとをそれぞれシャーシフレームの上方
において防振支承されているので、薬液タンクを搭載し
ている四輪駆動車における防振効果が向上し、その上車
体自体を幅狭くすることができるから、被薬液散布物の
狭い間の走行に適し、かつ従来のもののようにフレーム
の下方にミッションを取付けるものに比べれば、ミッシ
ョンを取付けるためのステーが不要となるばかりか、地
面よりの衝撃でミッションが損傷を受けることが少な
く、ミッションを取付けるための無駄及びスペースの無
駄が削減できる。
て、エンジンとクラッチハウジングとミッションとを車
体の前後方向に互いに固着状に一体構成とし、そのエン
ジンとミッションとをそれぞれシャーシフレームの上方
において防振支承されているので、薬液タンクを搭載し
ている四輪駆動車における防振効果が向上し、その上車
体自体を幅狭くすることができるから、被薬液散布物の
狭い間の走行に適し、かつ従来のもののようにフレーム
の下方にミッションを取付けるものに比べれば、ミッシ
ョンを取付けるためのステーが不要となるばかりか、地
面よりの衝撃でミッションが損傷を受けることが少な
く、ミッションを取付けるための無駄及びスペースの無
駄が削減できる。
第1図は本案装置を示す説明図、 第2図は薬液撒布機を搭載する四輪駆動車の正面からみ
た概略図、 第3図は同上平面概略図、 第4図は同上右側面概略図である。 (3)……フレーム (4)……エンジン (6)……ミッション (20)(21)……防振支承支柱
た概略図、 第3図は同上平面概略図、 第4図は同上右側面概略図である。 (3)……フレーム (4)……エンジン (6)……ミッション (20)(21)……防振支承支柱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 矢野 大 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内 (72)考案者 前田 功 岡山県岡山市江並428番地 セイレイ工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−12418(JP,A) 特開 昭61−295129(JP,A) 実開 昭59−104821(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンとクラッチハウジングとミッショ
ンとを車体の前後方向に互いに固着状に一体構成とし、
そのエンジンとミッションとをそれぞれシャーシフレー
ムの上方において防振支承したことを特徴とするエンジ
ンの防振支承装置を備えた薬液散布用四輪駆動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988137354U JP2526405Y2 (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | 四輪駆動車におけるエンジンの防振懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988137354U JP2526405Y2 (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | 四輪駆動車におけるエンジンの防振懸架装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0257720U JPH0257720U (ja) | 1990-04-25 |
JP2526405Y2 true JP2526405Y2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=31398701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988137354U Expired - Lifetime JP2526405Y2 (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | 四輪駆動車におけるエンジンの防振懸架装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2526405Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59104821U (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-14 | ダイハツ工業株式会社 | エンジン横置きパワ−ユニツトの支持構造 |
JPS61295129A (ja) * | 1985-06-24 | 1986-12-25 | Yamaha Motor Co Ltd | 小型車両のエンジン支持構造 |
JPS6212418A (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-21 | Mazda Motor Corp | 横置式パワ−ユニツトの支持構造 |
-
1988
- 1988-10-21 JP JP1988137354U patent/JP2526405Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0257720U (ja) | 1990-04-25 |
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