JP2526315Y2 - 部材の支持構造 - Google Patents

部材の支持構造

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JP2526315Y2
JP2526315Y2 JP1990123047U JP12304790U JP2526315Y2 JP 2526315 Y2 JP2526315 Y2 JP 2526315Y2 JP 1990123047 U JP1990123047 U JP 1990123047U JP 12304790 U JP12304790 U JP 12304790U JP 2526315 Y2 JP2526315 Y2 JP 2526315Y2
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斉 西村
博 森谷
祐功 織田
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東洋運搬機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、例えば、長尺な筒状の部材を支持する支
持構造に関し、より具体的に言えば、例えばフオークリ
フトトラックのフオークを上下させる油圧式のリフトシ
リンダをフオークリフトトラックの車体に支持する支持
構造に関する。
従来の技術 従来この種の部材の支持構造として第5図に示すよう
な支持構造21が知られている。
この従来の部材の支持構造21は、U字形に形成され、
両脚部の後端部に螺合手段23(ワッシャ、ナット)を設
けた支持部材24(Uボルト)と、この支持部材24の両脚
部の先端部を挿通して螺合手段23によって支持部材24を
挿着する基板体25と、被支持部材22と基板体25との間に
配設され支持部材24の両脚部に案内されて進退自在に摺
動し、被支持部材22に圧接するサポート部材26と、サポ
ート部材26と基板体25との間に配設され、隙間を調節す
るシム27とから構成されている。
この種従来の部材の支持構造21の支持方法は、支持部
材24(Uボルト)の両脚部の間に被支持部材22を外嵌
し、支持部材24の両脚部にサポート部材26を進退自在に
取付け、該サポート部材26の背部から支持部材24の両脚
部に適当な枚数(図に於いては1枚)のシム27を重ねて
挿通し、さらに該シム27の背部から基板体25を嵌め込ん
だ後、支持部材24の螺合手段23(ワッシャ、ナット)を
締め付ける。
上記従来の部材の支持構造21は、支持部材24とサポー
ト部材26と基板体25とによって被支持部材22の長手方向
の軸線を適性な方向に維持しながら被支持部材の姿勢を
直し、被支持部材22を必要な部位に取り付けるには、シ
ム27の枚数を色々変えてサポート部材26の圧接部26Bが
被支持部材22に適性に圧接できるように配慮する必要が
あった。
考案が解決しようとする課題 上記、従来の部材の支持構造21は、前記のように被支
持部材の姿勢を直すためにサポート部材26と基板体25と
の間にシム27を重ね合わせて調節しなければならない
が、シム27が多過ぎても少なすぎても被支持部材22の長
手方向の軸線がズレて適性に締め付けができない。この
ため螺合手段23(ワッシャ、ナット)を外して基板体25
を取り外し、シム27の数を増減しながら調節しなければ
ならず、かかる作業は大変手間がかかり作業効率が悪い
という課題があった。
また、サポート部材26の圧接部26Bは金属製であるた
め、圧接面は滑り易く、締め付け作業時に被支持部材22
が滑って定位置からズレて取り付け作業がやりにくいば
かりでなく、被支持部材22の表面に傷を付けるおそれが
あった。
この考案は、かかる課題を解決するためになされたも
ので、被支持部材の取り付けに際して、被支持部材22の
長手方向の軸線を適性な方向に維持し被支持部材の姿勢
を直すためのシムを必要とせず、被支持部材の締め付け
作業が容易で作業効率が良く、しかも被支持部材の締め
付け作業時に被支持部材が滑ってズレることなく確実に
締め付けができ、かつ、被支持部材の表面に傷を付ける
ことのない部材の支持構造を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 上記課題を達成するため請求項1の考案に係る部材の
支持構造は、被支持部材に外嵌自在でかつ後端部に螺合
手段を有する支持部材と、該支持部材の後端部を挿通し
て支持部材を挿着する基板体と、該基板体と被支持部材
との間に配設され、支持部材の脚部に案内されて摺動す
るサポート部材と、基板体に螺合したボルトを回転して
サポート部材を被支持部材方向に圧接する調節部材とか
ら構成されている。
また、請求項2の考案に係る部材の支持構造は被支持
部材と圧接するサポート部材の圧接部に着脱自在な弾性
カバー体を取り付けて構成されている。
作用 請求項1の考案においては、基板体に設けられた調節
部材を締め付けることにより支持部材に案内されて摺動
するサポート部材が被支持部材方向に前進して被支持部
材に圧接し、被支持部材の長手方向の軸線を適性な方向
に維持し被支持部材の姿勢を直す。
また、請求項2の考案においては、被支持部材と圧接
するサポート部材の圧接部に弾性カバー体を取り付ける
ことにより、被支持部材の滑り止めと、傷が付くのを防
止できる。
実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は、この考案の第1実施例の分解斜視図、第2
図は、平面図である。図において1は、被支持部材2を
支持する部材の支持構造を示し、この構造1は、螺合手
段3(ワッシャ3A、ナット3B)を有するU字形の支持部
材4(Uボルト)と、この支持部材4を螺合手段3によ
って挿着する基板体5と、被支持部材2と基板体5との
間に配設されたサポート部材6と、サポート部材6を被
支持部材2方向に前進させる調節部材7とから構成され
ている。
被支持部材2は、長尺な筒状の部材、例えば、フオー
クリフトトラックのフオークを上下させる油圧式のリフ
トシリンダである。
支持部材4は、U字形の金属部材で製作され、両脚部
4Aの後端部に雄ネジ4Bが形成され、この雄ネジ48に螺合
手段3、即ちそれぞれワッシャ3Aが挿通され、ナット3B
が螺合するように構成されている。
さらに、この支持部材4の彎曲部分4Cは帯状、即ち、
支持部材4の彎曲部分4Cが圧延されて被支持部材2の外
周の曲面に合わせるように偏平な帯状に形成されてい
る。このように支持部材4の彎曲部分4Cを帯状にするこ
とにより、支持部材4の彎曲部分4Cの内周面が被支持部
材2に的確に当接する。
基板体5は、例えば、フオークリフトトラックのフレ
ーム等に直接取り付ける部材であって、矩形の板体の両
側部に、支持部材4の後端部を挿通する挿通孔8が、中
央部には調節部材7が螺合する螺合孔9が貫通形成さ
れ、この中央部の螺合孔9の内周面には雌ネジが形成さ
れている。
調節部材7は、通常のボルト7Aを使用し、このボルト
7Aのネジ部には緩み防止用のロックナット7Bが螺合して
いる。
サポート部材6は、矩形の基板6Aの両側部に両側に開
口するU字形の切れ込み6B(但し、切れ込み6Bは下方向
に開口してもよいし、単なる透孔でもよい)を有し、圧
接部6Bが基板6Aの中央長手方向に被支持部材2に対向し
て突出して形成されている。この圧接部6Bは、略台形状
の板体で被支持部材2と圧接する圧接面を被支持部材2
の曲率に合わせ彎曲させ、被支持部材2を支持し易いよ
うの形成している。また、基板体5に対向する基板6Aの
中央部に前記調節部材7のボルト7Aの先端が当たる窪み
部6Cが形成されている。
次に、この第1実施例の部材の支持構造の組み立て手
順を説明する。
まず、支持部材4の両脚部4Aの間に被支持部材2を外
嵌するとともに、この支持部材4の脚部4Aにサポート部
材6を嵌め込む。さらに、支持部材4の後端部を基板体
5の挿通孔8に挿通し、支持部材4の後端部にワッシャ
3Aを嵌めてナット3Bを螺合する。そして、既に基板体5
の螺合孔9に螺合してある調節部材7のボルト7Aを締め
付けてサポート部材6を被支持部材2方向に前進させて
被支持部材22の長手方向の軸線を適性な方向に維持し被
支持部材の姿勢を直す。そして、螺合手段3のナット3B
を強く締め付け被支持部材2を基板体5方向に引き寄せ
るとともに、ロックナット7Bを締め付けて被支持部材2
の支持は完了する。
次に、この考案の第2実施例を説明する。
第3図は、第2実施例の分解斜視図、第4図は、同実
施例の平面図である。
この第2実施例は、螺合手段3(ワッシャ3A、ナット
3B)を有する支持部材4と、この支持部材4を挿着する
基板体5と、被支持部材2と基板体5との間に配設され
たサポート部材6と、サポート部材6を被支持部材2方
向に前進させる調節部材7の構成は同である。
この第2実施例と第1実施例の相違点は、サポート部
材6の圧接部6Bにゴム製(但し、ゴム製に限定されな
い)の弾性カバー体12が装着されている点である。この
弾性カバー体12は、サポート部材6の圧接部6Bより一回
りほど大きく、形状は圧接部6Bとほぼ同一形状で、背部
に圧接部6Bと嵌合する嵌合孔が設けられいてる。
この第2実施例の弾性カバー体12を被支持部材2に適
当に当接すると被支持部材2の滑りが止まり被支持部材
2の取り付ける際の位置決めが容易となり、しかも、被
支持部材2の表面に傷を付けるおそれがない。
この弾性カバー体12が磨滅した場合は、この弾性カバ
ー体12を交換すればよく、交換も極めて簡単である。
尚、上記第1実施例と第2実施例の支持部材4はU字
状のUボルトを使用しているが、このUボルトの代わり
にコ字状の支持部材(図示せず)やフック状の支持部材
(図示せず)であってもよい。
また、調節部材7は緩み防止用のロックナット7Bも必
ずしも必要ではない。
考案の効果 この考案は、以上説明した通り、請求項1の構成によ
り被支持部材の取り付けに際して、シムを必要としない
ために、被支持部材の長手方向の軸線を適性な方向に維
持し被支持部材の姿勢を直すための面倒なシムの調節作
業が不要となり、被支持部材の締め付け作業が容易とな
って作業効率が上がる。
しかも、請求項2の構成により被支持部材の締め付け
作業時に被支持部材が滑ってズレることなく確実な締め
付けができ、しかも、被支持部材の表面に傷を付けるこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の第1実施例の分解斜視図、第2図
は、第1実施例の平面図、第3図は第2実施例の分解斜
視図、第4図は、第2実施例の平面図、第5図は、従来
技術の分解斜視図である。 1……部材の支持構造、2……被支持部材、3……螺合
手段、4……支持部材、5……基板体、6……サポート
部材、7……調節部材、12……弾性カバー体。
フロントページの続き (56)参考文献 実願 昭52−16154号(実開 昭53− 111421号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 平1−38394号(実開 平2− 128887号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被支持部材に外嵌自在でかつ後端部に螺合
    手段を有する支持部材と、該支持部材の後端部を挿通し
    て支持部材を挿着する基板体と、該基板体と被支持部材
    との間に配設され、支持部材の脚部に案内されて摺動す
    るサポート部材と、基板体に螺合したボルトを回転して
    サポート部材を被支持部材方向に圧接する調節部材とか
    らなることを特徴とする部材の支持構造。
  2. 【請求項2】被支持部材と圧接するサポート部材の圧接
    部に着脱自在な弾性カバー体を取り付けた請求項1記載
    の部材の支持構造。
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