JP3327521B2 - 軌条用融雪器の取付け金具 - Google Patents
軌条用融雪器の取付け金具Info
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- JP3327521B2 JP3327521B2 JP34743797A JP34743797A JP3327521B2 JP 3327521 B2 JP3327521 B2 JP 3327521B2 JP 34743797 A JP34743797 A JP 34743797A JP 34743797 A JP34743797 A JP 34743797A JP 3327521 B2 JP3327521 B2 JP 3327521B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/30—Adapting or protecting infrastructure or their operation in transportation, e.g. on roads, waterways or railways
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は融雪器を軌条の側面に接
触させるようにして前記軌条に取付けるために用いる軌
条用融雪器の取付け金具に関するものである。
触させるようにして前記軌条に取付けるために用いる軌
条用融雪器の取付け金具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、実公平４−２３９２１号公報所
載のように、軌条の底部下側に配する平板金具と底部上
面側に配して融雪器の抱え金具を上端部に取付けた押し
金具にコイルばねの端部を係止し、該コイルばねの付勢
によって軌条の前記底部一側を挾持して軌条に組付ける
ようにした構造のものがある。
載のように、軌条の底部下側に配する平板金具と底部上
面側に配して融雪器の抱え金具を上端部に取付けた押し
金具にコイルばねの端部を係止し、該コイルばねの付勢
によって軌条の前記底部一側を挾持して軌条に組付ける
ようにした構造のものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例は、コイル
ばねによって平板金具と押し金具が互いに重なり方向に
回動するよう付勢されているため、該付勢に抗して平板
金具と押し金具を開いて軌条底部に組付ける作業が煩雑
であり、また、コイルばねのばね力によって軌条に対す
る取付け状態を維持しているためばね力の低下によって
軌条から容易に離脱するおそれがある。
ばねによって平板金具と押し金具が互いに重なり方向に
回動するよう付勢されているため、該付勢に抗して平板
金具と押し金具を開いて軌条底部に組付ける作業が煩雑
であり、また、コイルばねのばね力によって軌条に対す
る取付け状態を維持しているためばね力の低下によって
軌条から容易に離脱するおそれがある。
【０００４】本発明は斯様な従来例の欠点に着目して創
案したものである。
案したものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】軌条の下部下側に配する
基板の一端に前記下部の一端に係止する起立片を、他の
一端に前記下部の他の一端を内側に係合する抱持枠をそ
れぞれ設け、前記軌条の側面に接触させる融雪器を挾持
する上下の挾持部片を備えた保持部と、この保持部の外
側に配した支持片を前記抱持枠にそれぞれ連設し、前記
支持片に前記保持部を軌条の前記側面方向に押圧する締
付け螺子を螺合した構成としたものである。
基板の一端に前記下部の一端に係止する起立片を、他の
一端に前記下部の他の一端を内側に係合する抱持枠をそ
れぞれ設け、前記軌条の側面に接触させる融雪器を挾持
する上下の挾持部片を備えた保持部と、この保持部の外
側に配した支持片を前記抱持枠にそれぞれ連設し、前記
支持片に前記保持部を軌条の前記側面方向に押圧する締
付け螺子を螺合した構成としたものである。
【０００６】
【実施例】図面は本発明に係る軌条用融雪器の取付け金
具の一実施例を示し、図１は軌条に取付けた状態の断面
図、図２は正面図、図３は図２のＸ−Ｘ線断面図、図４
は側面図である。
具の一実施例を示し、図１は軌条に取付けた状態の断面
図、図２は正面図、図３は図２のＸ−Ｘ線断面図、図４
は側面図である。
【０００７】図中、１は軌条Ｒの下部Ｒａ下側に配する
基板で、基板１は、前記下部Ｒａの幅とほぼ一致する長
形板で成り、その長手方向に沿う中央に補強リブ２を設
けて屈曲変形を防ぐようにしてある。
基板で、基板１は、前記下部Ｒａの幅とほぼ一致する長
形板で成り、その長手方向に沿う中央に補強リブ２を設
けて屈曲変形を防ぐようにしてある。
【０００８】基板１の一端には前記軌条Ｒａの一端Ｒａ
´に係止する起立片３を、他の一端に前記軌条下部Ｒａ
の他の一端Ｒａ´´を内側に係合する抱持枠４をそれぞ
れ設けてある。
´に係止する起立片３を、他の一端に前記軌条下部Ｒａ
の他の一端Ｒａ´´を内側に係合する抱持枠４をそれぞ
れ設けてある。
【０００９】起立片３は前記補強リブを省略してやや弾
性変形する平板体で成り、抱持枠４は前記基板１の他の
一端部側をコの字型に成るように折り曲げた第一部片４
ａと、該第一部片４ａの立ち上がり部４ａ´の内側に一
端側を重ね合わせた第二、第三の部片４ｂ、４ｃを、第
一部片４ａに沿わせるようにして折り曲げ、これら等を
互いにリベット５で止着して全体としてコの字形状に構
成したもので、この抱持枠４の前記第二、第三の部片４
ｂ、４ｃが成す上端部４´には、第二、第三の部片４
ｂ、４ｃの延長片で構成する保持部６を連設してある。
性変形する平板体で成り、抱持枠４は前記基板１の他の
一端部側をコの字型に成るように折り曲げた第一部片４
ａと、該第一部片４ａの立ち上がり部４ａ´の内側に一
端側を重ね合わせた第二、第三の部片４ｂ、４ｃを、第
一部片４ａに沿わせるようにして折り曲げ、これら等を
互いにリベット５で止着して全体としてコの字形状に構
成したもので、この抱持枠４の前記第二、第三の部片４
ｂ、４ｃが成す上端部４´には、第二、第三の部片４
ｂ、４ｃの延長片で構成する保持部６を連設してある。
【００１０】保持部６は、前記第二部片４ｂの延長片で
成る主体部片６Ａの上端に連設した上挾持部片７と、前
記第三部片４ｃの延長片で成り、上挾持片部片７に相対
する下挾持部片８とを備え、上下の挾持部片７、８によ
って融雪器Ｈをその弾性変形を利用して挾持し、該融雪
器Ｈを前記軌条Ｒの側面Ｒｂ方向に押圧するものであ
る。
成る主体部片６Ａの上端に連設した上挾持部片７と、前
記第三部片４ｃの延長片で成り、上挾持片部片７に相対
する下挾持部片８とを備え、上下の挾持部片７、８によ
って融雪器Ｈをその弾性変形を利用して挾持し、該融雪
器Ｈを前記軌条Ｒの側面Ｒｂ方向に押圧するものであ
る。
【００１１】この保持部６の外側には、前記第一部片４
ａの延長片で構成する支持片９を、前記抱持枠４に連設
させて配し、該支持片９に固着したナット材に設けた螺
子孔１０に、前記保持部６を前記軌条側面Ｒｂに押圧す
る締付け螺子１１を螺合してある。
ａの延長片で構成する支持片９を、前記抱持枠４に連設
させて配し、該支持片９に固着したナット材に設けた螺
子孔１０に、前記保持部６を前記軌条側面Ｒｂに押圧す
る締付け螺子１１を螺合してある。
【００１２】なお、実施例の取付け金具Ａは鋼板をプレ
ス成形して組合せて構成したもので、抱持枠４を構成す
る第二、第三の部片４ｂ、４ｃの構成板はわずかに弾性
変形し、このため抱持枠４の上端部４´が軌条下部Ｒａ
上面に圧接して該抱持枠４全体が軌条下部Ｒａを挾持
し、また、上下の挾持部片７、８で融雪器Ｈを確実に挾
持し、さらに、締付け螺子１１で押圧される保持部６の
主体部片６Ａは融雪器Ｈを軌条側面Ｒａに圧接せしめ
る。
ス成形して組合せて構成したもので、抱持枠４を構成す
る第二、第三の部片４ｂ、４ｃの構成板はわずかに弾性
変形し、このため抱持枠４の上端部４´が軌条下部Ｒａ
上面に圧接して該抱持枠４全体が軌条下部Ｒａを挾持
し、また、上下の挾持部片７、８で融雪器Ｈを確実に挾
持し、さらに、締付け螺子１１で押圧される保持部６の
主体部片６Ａは融雪器Ｈを軌条側面Ｒａに圧接せしめ
る。
【００１３】しかして、軌条下部Ｒａの一端Ｒａ´に起
立片３を係止するようにし、また、抱持枠４の前記上端
部４´の弾性変形を利用するようにして抱持枠４の内側
に他の一端Ｒａ´´を係合するようにして取付け金具Ａ
をレールＲに組付け、締付け螺子１１を締付けると、該
締付け螺子１１に押圧されて保持部６の主体部片６Ａを
融雪器Ｈを軌条側面Ｒｂに押圧し、融雪器Ｈは軌条Ｒに
組付けられる。
立片３を係止するようにし、また、抱持枠４の前記上端
部４´の弾性変形を利用するようにして抱持枠４の内側
に他の一端Ｒａ´´を係合するようにして取付け金具Ａ
をレールＲに組付け、締付け螺子１１を締付けると、該
締付け螺子１１に押圧されて保持部６の主体部片６Ａを
融雪器Ｈを軌条側面Ｒｂに押圧し、融雪器Ｈは軌条Ｒに
組付けられる。
【００１４】なお、融雪器Ｈは薄い厚さの長形立方体を
成し、該融雪器Ｈに対して一対の取付け金具を用いる。
成し、該融雪器Ｈに対して一対の取付け金具を用いる。
【００１５】図示ＲＡはトングレールを示す。
【００１６】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
軌条用融雪器を軌条に確実に固定することができる。
軌条用融雪器を軌条に確実に固定することができる。
【００１７】殊に、締付け螺子で保持部を介して融雪器
を軌条に圧接させるようにしたから確実な固定を行うこ
とができ、また、保持部のの弾性によって締付け螺子が
押圧された状態になるから締付け螺子の緩みを防止で
き、取付け状態を確実に維持することができる。
を軌条に圧接させるようにしたから確実な固定を行うこ
とができ、また、保持部のの弾性によって締付け螺子が
押圧された状態になるから締付け螺子の緩みを防止で
き、取付け状態を確実に維持することができる。
【図１】軌条に取付けた状態の断面図。
【図２】正面図。
【図３】図２のＸ−Ｘ線断面図。
【図４】側面図。
１ 基板 ３ 起立片 ４ 抱持枠 ６ 保持部 ７ 上挾持部片 ８ 下挾持部片 １１ 締付け螺子 Ｒａ 軌条の下部 Ｈ 融雪器
Claims (1)
- 【請求項１】 軌条の下部下側に配する基板の一端に前
記下部の一端に係止する起立片を、他の一端に前記下部
の他の一端を内側に係合する抱持枠をそれぞれ設け、前
記軌条の側面に接触させる融雪器を挾持する上下の挾持
部片を備えた保持部と、この保持部の外側に配した支持
片を前記抱持枠にそれぞれ連設し、前記支持片に前記保
持部を軌条の前記側面方向に押圧する締付け螺子を螺合
した、軌条用融雪器の取付け金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34743797A JP3327521B2 (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 軌条用融雪器の取付け金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34743797A JP3327521B2 (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 軌条用融雪器の取付け金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11172602A JPH11172602A (ja) | 1999-06-29 |
| JP3327521B2 true JP3327521B2 (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=18390234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34743797A Expired - Fee Related JP3327521B2 (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 軌条用融雪器の取付け金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3327521B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102286149B1 (ko) * | 2021-05-03 | 2021-08-04 | 한국교통대학교산학협력단 | 철도 분기기 레일 저부 융설을 위한 열전도 클램프 장치 |
-
1997
- 1997-12-17 JP JP34743797A patent/JP3327521B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11172602A (ja) | 1999-06-29 |
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