JP2525968Y2 - 調理器の遠隔制御器 - Google Patents

調理器の遠隔制御器

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JP2525968Y2
JP2525968Y2 JP1990006545U JP654590U JP2525968Y2 JP 2525968 Y2 JP2525968 Y2 JP 2525968Y2 JP 1990006545 U JP1990006545 U JP 1990006545U JP 654590 U JP654590 U JP 654590U JP 2525968 Y2 JP2525968 Y2 JP 2525968Y2
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remote controller
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signal
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JP1990006545U
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JPH03104648U (ja
Inventor
淳一 北村
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株式会社ハーマン
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、調理器の本体に対して各種の制御信号を
ワイヤレスで送信するようにした遠隔制御器に関する。
〈従来の技術〉 テレビやビデオ等におけるワイヤレス式の遠隔制御器
は周知であり、ガス器具でもファンヒータでは同様なワ
イヤレス式遠隔制御器が知られている。しかし直接火が
出る調理器の場合には、偶然何かが触れた時や子供のい
たずら等によって点火される可能性があり、危険なため
にワイヤレス式の遠隔制御器は実用化されていない。
〈考案が解決しようとする課題〉 煮物調理のように調理器を長時間使用する際には、調
理器から離れた場所で他の作業をする場合があり、その
場所から火力調節や消化ができれば便利である。また調
理器の操作部は必ずしも調理器の本体に設けられていな
くてもよく、個々の使用場所の実情に応じて最も使い勝
手のよい所に操作部を設けることができれば好都合であ
る。
この考案はこのような問題点に着目し、所望の場所に
設置でき、しかも安全な遠隔制御器を提供することを目
的としてなされたものである。
〈課題を解決するための手段〉 上述の目的を達成するために、この考案の遠隔制御器
は所定場所に固定されている取付台に取り付けて使用で
きるようになっており、調理器の本体に対して点火、消
化、火力調節等の信号をワイヤレスで送信する送信部
と、上記取付台に遠隔制御器が取り付けられたことを検
出する検出スイッチと、遠隔制御器が取付台に取り付け
られたことが検出スイッチによって検出された場合に、
送信部からの点火信号の送信を可能とする制御部、とを
備えている。
また上記制御部は、点火以外の消化、火力調節等の信
号を取付台に遠隔制御器が取り付けられていない時でも
送信が可能であるように構成されている。
〈作用〉 取付台に遠隔制御器を取り付けないと点火信号を送信
できないため、取付台を適切な場所に設置することによ
って予期しない時に点火されることが防止される。
また、遠隔制御器が取付台に取り付けられていない時
でも消化、火力調節等の信号を送信できるように構成す
ることにより、取付台が設置されていない場所からこれ
らの信号を送信することが可能となる。
〈実施例〉 次に図示の一実施例について説明する。第1図は遠隔
制御器と取付台の斜視図、第2図は遠隔制御器のブロッ
ク図、第3図は検出スイッチの説明図、第4図は使用状
態の斜視図、第5図及び第6図は操作スイッチ部の正面
図と制御のフローチャートである。
第1図及び第4図において、1は遠隔制御器、2は取
付台、3はコンロやオーブンを備えた調理器本体、4は
吊り戸棚である。
遠隔制御器1には、調理器本体3の複数のバーナに対
応する複数の操作スイッチ部11、送信部12のほか、必要
な他の操作部や表示部が適宜設けられており、上面と下
面には長手方向に沿って差し込み溝13が形成され、上面
の差し込み溝13の内部に検出スイッチ14が設けられてい
る。取付台2は長方形の板の上下両縁を折り曲げて差し
込み溝13に対応したガイド部21を形成したもので、例え
ば吊り戸棚4に固定されており、ガイド部21と差し込み
溝13を利用して遠隔制御器1を取付台2に差し込むこと
により、遠隔制御器1を取付台2に取り付けられるよう
に構成されている。第3図に示すように、検出スイッチ
14にはマイクロスイッチが用いられており、遠隔制御器
1を取付台2に取り付けると、(b)図のように差し込
み溝13に設けられたスイッチ板15がガイド部21で押し下
げられ、押し棒15aを介して作動レバー14aが押されて内
部の接点14bが閉じるようになっている。
第2図に示すように、遠隔制御器1には例えばマイク
ロコンピュータからなる制御部16が内蔵されており、操
作スイッチ部11や検出スイッチ14に対する各種の操作に
応じて送信部12から制御信号17を送出し、調理器本体3
のバーナを制御するように構成されている。この制御信
号17は、赤外線、超音波あるいは電波等の周知の送信方
式を適宜利用して送信することができ、送信部12はこれ
らの送信方式に応じて構成される。また、調理器本体3
にはこの送信方式に適応した構成の受信部31が設けら
れ、図示しない制御装置によって遠隔制御器1からの送
信内容に応じてバーナの点火、消化、火力調節等の制御
が行われるようになっている。
なお電波を用いた送信方式の場合には、遠隔制御器1
と調理器本体3の相互の配置はある程度自由であるが、
赤外線や超音波を利用する送信方式では、遠隔制御器1
からの送信信号が調理器本体3の受信部31に確実に届く
ように配慮して設置される必要がある。この場合、遠隔
制御器1からの送信出力や調理器本体3の感度を適切に
選定することにより、設置された部屋の壁やドア等によ
る反射波を受信部31で受信できるようにすることも可能
となり、配置に対する制約をかなり軽減することができ
る。
この実施例は上述のような構成であり、次に第5図及
び第6図により動作を説明する。
第5図は、(a)図のように操作スイッチ部11を点消
化スイッチ11a、火力ダウンスイッチ11b及び火力アップ
スイッチ11cで構成した例である。
(b)図のように、まず点消化スイッチ11aが操作さ
れてオンになると検出スイッチ14のオンオフが判定さ
れ、オンであれば点火信号が送信されて該当するバーナ
が点火され、オフであれば送信されない(ステップS
1)。そして次のステップS2に進み、火力ダウンスイッ
チ11bあるいは火力アップスイッチ11cが操作されてオン
になると、その操作に応じて火力ダウンあるいはアップ
の信号が送信され、該当するバーナの火力が調節され
る。またステップS3で点消化スイッチ11aが再度操作さ
れてオンになると、消化信号が送信されて該当するバー
ナが消化される。このステップS2及び3における火力調
節と消化の信号は、ステップS1で既に検出スイッチ14の
状態が判定されてバーナが点火した後であり、遠隔制御
器1を取付台2から外してあっても検出スイッチ14に関
係なく送信されるのである。
第6図は、(a)図のように操作スイッチ部11を消化
スイッチ11d、点火兼火力ダウンスイッチ11e及び点火兼
火力アップスイッチ11fで構成した例である。
(b)図のように、まずステップS4で検出スイッチ14の
オンオフが判定される。そして、オンの時に点火兼火力
アップスイッチ11fが操作されてオンになると点火信号
と火力最大信号が送信され、該当するバーナが点火され
最大火力に調節され、また点火兼火力ダウンスイッチ11
eが操作されてオンになると点火信号と火力最小信号が
送信され、該当するバーナが点火されて最小火力に調節
され(ステップS5)、次のステップS6に進む。なお、こ
れらの信号は検出スイッチ14がオフであれば送信されな
い。ステップS6では、点火兼火力アップスイッチ11fあ
るいは点火兼火力ダウンスイッチ11eが再度操作されて
オンになると、その操作に応じて火力アップあるいは火
力ダウンの信号が送信され、該当するバーナの火力が調
節される。また、ステップS7で消化スイッチ11dが操作
されてオンになると、消化信号が送信されて該当するバ
ーナが消化される。このステップS6及び7における火力
調節と消化の信号は、ステップS4及び5で既に検出スイ
ッチ14の状態が判定されてバーナが点火した後であり、
遠隔制御器1を取付台2から外してあっても検出スイッ
チ14には関係なく送信されるのである。
このように、点火信号は遠隔制御器1が取付台2に取
り付けられていない場合には送信されず、偶然何かが触
れたり子供がいたずらしたりすることによって点火され
ることがないため、極めて安全である。また一旦点火さ
せた後は遠隔制御器1を取付台2か外してあっても信号
が送信されるため、離れた場所からでもバーナの火力調
節と消化を制御できるのである。
〈考案の効果〉 上述の実施例から明らかなように、この考案は、ワイ
ヤレス式の遠隔制御器を取付台に取り付けた時にのみ遠
隔制御器から点火信号を送信できるようにしたものであ
る。
従って、遠隔制御器と調理器本体とを電線で直接結ぶ
必要がなく設置が容易となり、また取付台を適切な場所
に設置しておけば予期しない時に点火される危険性がな
く、直接火を出す調理器を遠隔制御器により安全に制御
できるようになる。更に、取付台を個々の使用場所の実
情に応じて最も都合のよい所に配置することにより、調
理器の使い勝手を向上させることができる。
また、取付台に遠隔制御器を取り付けていない時でも
点火以外の消化、火力調節等の信号を送信できるように
構成したものでは、取付台が設置されていない場所から
これらの信号を送信することが可能となり、煮物調理の
ように調理器を長時間使用しながら調理器から離れた場
所で他の作業をするような場合に、その場所から火力調
節や消化ができて極めて便利となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の遠隔制御器と取付台の斜
視図、第2図は遠隔制御器のブロック図、第3図の
(a)及び(b)は検出スイッチの説明図、第4図は使
用状態の斜視図、第5図の(a)と(b)及び第6図の
(a)と(b)はそれぞれ操作スイッチ部の正面図と制
御のフローチャートである。 1……遠隔制御器、2……取付台、3……調理器本体、
11……操作スイッチ部、12……送信部、13……差し込み
溝、14……検出スイッチ、16……制御部、21……ガイド
部、31……受信部。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理器の本体に対して点火、消化、火力調
    節等の信号をワイヤレスで送信する送信部と、 所定場所に固定されている取付台に遠隔制御器が取り付
    けられたことを検出する検出スイッチと、 遠隔制御器が取付台に取り付けられたことが検出スイッ
    チによって検出された場合に、送信部からの点火信号の
    送信を可能とする制御部、 とを備えてなる調理器の遠隔制御器。
  2. 【請求項2】遠隔制御器が取付台に取り付けられている
    ことが検出スイッチによって検出されない場合でも、送
    信部からの消火信号及び火力調節信号の送信を可能とす
    るように制御部が構成されている請求項1記載の調理器
    の遠隔制御器。
JP1990006545U 1990-01-26 1990-01-26 調理器の遠隔制御器 Expired - Lifetime JP2525968Y2 (ja)

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