JP2525343Y2 - ドアーラッチの受け金具 - Google Patents
ドアーラッチの受け金具Info
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- JP2525343Y2 JP2525343Y2 JP1994006570U JP657094U JP2525343Y2 JP 2525343 Y2 JP2525343 Y2 JP 2525343Y2 JP 1994006570 U JP1994006570 U JP 1994006570U JP 657094 U JP657094 U JP 657094U JP 2525343 Y2 JP2525343 Y2 JP 2525343Y2
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- case
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はドアーラッチの受け金具、詳しくは、ドアー閉
鎖時におけるドアーのガタツキ防止機構を備えたドアー
ラッチの受け金具に関するものである。 (従来の技術) ドアーラッチの受け金具としては、プレートの中央部に
方形の窓孔を設けた簡易なものから、方形の窓孔を有す
るプレートと、該窓孔に対応してラッチの嵌入用箱形凹
所を備えた金具等からなる複合タイプのものなどがあ
る。上記の受け金具の内、室内の簡易な開き戸には前者
のタイプが凡用され、堅牢なドアーには後者のタイプが
使用されている。ところが上記したラッチの受け金具の
取付けに際しては、ドアー閉鎖時のいわゆる戸当り部は
ドアーラッチの位置を考慮して施工されてはいるが、施
工後においては大部分のドアーは閉鎖状態において戸当
りとの間に間隙がみられるのが実情である。そのため旧
来の受け金具によると、ドアーに風圧等が作用したとき
ガタツキ騒音が発生すると言う不都合があった。そこで
本出願人は、先にこの不都合を解消するための考案を開
示した(実開昭63−53475号)。本出願人が開示
した考案は、受け金具を、角窓孔を有するプレートと、
固定部材内に埋設されるボックスと、該ボックス底部に
突出させた突起と、該ボックス内において移動可能なス
ライドボックスと、該ボックスと該スライドボックス間
に配設されたカムとによって構成し、カムを回動させる
と、カムと突起との接触によりスライドボックスが移動
し、スライドボックスの側板をドアー閉鎖状態時におけ
るドアーラッチの前面に接触する位置となした受け金具
である。ところで、上記の構成の受け金具では、カムと
突起との係合によってスライドボックスを左右に移動さ
せるものであるから、カムと突起の係合を維持するため
の方策が必須である。そこで上記の考案の内、第一の実
施態様では、ボックスの内壁とスライドボックスの間に
バネを配し、バネの押圧力でスライドボックスを常時一
方に押圧する構成を採用し、バネ力をもってカムが突起
と離れないように工夫されている。またもう一つの実施
態様は、カムに溝を設け、当該溝を突起に嵌合した構成
を採用し、溝の中に突起を挟み込むことにより、カムが
突起と離れないように工夫されている。 (考案が解決しようとする課題) 従来技術の受け金具は、受け金具を建物の固定側に取り
付けた状態で、ラッチと受け金具との隙間調整を行うこ
とができるので誠に重宝である。しかしながら従来技術
の受け金具は、部品点数が多く且つその構造が複雑であ
り、組み立てが面倒であると言う不満があった。即ち従
来技術の受け金具は、カムを突起に係合させる構造であ
ったため、ボックス底部に突起を設ける必要があった
が、ボックス底部に突起を設ける工作は、手数を要する
ものであった。加えて、従来技術の受け金具の第一の態
様では、カムと突起の係合を維持するためにバネが必要
である。またバネは押し縮めた状態で装着しなければな
らず、組み立てが困難である。また第二の実施態様は、
溝付きカムを使用するものであり、カムの製造が困難で
ある。また組み立ての際には、カムの溝にピンを挿入し
なければならないが、カムおよびピンはいずれも小さい
部材であり、これらの組み立ては面倒である。さらにい
ずれの実施態様においてもスライドボックスの横動手段
が、カムと突起ピンに依存しているため、カム回動用の
軸及びカムと係合する突起を装備しなければならず、こ
れらの成形が困難でありコスト高になると言う問題があ
った。そこで本考案は上記した問題点に着目し、スライ
ドボックスの移動機構が簡素化され、部品点数が少な
く、また組み立ても簡単であってコンパクトなドアーラ
ッチの受け金具を提供しようとするものである。 (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための第1の手段は、中央部にドア
ーラッチが嵌合できる方形窓孔を備えた受けカバーと、
ドアーの端面と対向する建物の固定部側に形成された窪
み部内に位置して上記方形窓孔と対向する開口を有する
ケース部及び上記受けカバーの上下部内面に重合される
取付け片を備えた調節受けケースと、前記受けカバーの
窓孔よりも少し小さい方形開口を有し、上記調節受けケ
ースのケース部内に位置して左右方向に移動可能な凹所
並びに該凹所の開口縁から延びて上記調節受けケースの
ケース部の開口端縁上に位置する耳縁を備えた摺動ボッ
クスとによって構成されているドアーラッチの受け金具
において、前記摺動ボックスの凹所の底部に孔を穿設
し、摺動ボックスの凹所の底部と前記調節受けケースの
ケース部の底面板部との間に、前記摺動ボックスと嵌合
すると共に端部がケース部の側板に当接する回動盤を収
納し、前記摺動ボックスの孔を介して回動盤が回転可能
であり、回動盤の回動に応じて摺動ボックスが左右方向
に移動することを特徴とするドアーラッチの受け金具で
ある。上記目的を達成するための第2の手段は、上記第
1の手段に記載のドアーラッチの受け金具において、回
動盤は突起を有し、該突起は摺動ボックスの凹所の底部
に形成した孔に位置していることを特徴とするドアーラ
ッチの受け金具である。上記目的を達成するための第3
の手段は、上記第2の手段のドアーラッチの受け金具に
おいて、回動盤の突起は摺動ボックスの凹所の底部に形
成した孔と嵌合し、前記摺動ボックスは前記突起によっ
て左右方向に移動されることを特徴とするドアーラッチ
の受け金具である。上記目的を達成するための第4の手
段は、上記第1の手段ないし第3の手段のいずれか一つ
に記載のドアーラッチの受け金具において、回動盤の外
周を、ケース部の側板と当接する曲面としたことを特徴
とするドアーラッチの受け金具である。上記目的を達成
するための第5の手段は、上記第1の手段ないし第4の
手段のいずれか一つに記載のドアーラッチの受け金具に
おいて、回動盤を、ケース部の幅を直径とする円形とし
たことを特徴とするドアーラッチの受け金具である。上
記目的を達成するための第6の手段は、上記第1の手段
ないし第6の手段のいずれか一つに記載のドアーラッチ
の受け金具において、回動盤を、ケース部の左右の側面
と当接する曲面としたことを特徴とするドアーラッチの
受け金具である。上記目的を達成するための第7の手段
は、上記第2の手段ないし第6の手段のいずれか一つに
記載の突起を、偏心して回動盤に突設したことを特徴と
するドアーラッチの受け金具である。上記目的を達成す
るための第8の手段は、上記第2の手段ないし第7の手
段のいずれか一つに記載の突起に、ドライバーの先端が
係合する係合溝を形成したことを特徴とするドアーラッ
チの受け金具である。上記目的を達成するための第9の
手段は、上記第2の手段ないし第8の手段のいずれか一
つに記載のドアーラッチの受け金具において、突起の上
面と突起を嵌合する孔の上面とを同一面としたことを特
徴とするドアーラッチの受け金具である。上記目的を達
成するための第10の手段は、上記第2の手段ないし第
9の手段のいずれか一つに記載のドアーラッチの受け金
具において、回動盤にエンボス構造による突起を突設し
たことを特徴とするドアーラッチの受け金具である。上
記目的を達成するための第11の手段は、中央部にドア
ーラッチが嵌合できる方形窓孔を備えた受けカバーと、
ドアーの端面と対向する建物の固定部側に形成された窪
み部内に位置して上記方形窓孔と対向する開口を有する
ケース部及び上記受けカバーの上下部内面に重合される
取付け片を備えた調節受けケースと、前記受けカバーの
窓孔よりも少し小さい方形開口を有し、上記調節受けケ
ースのケース部内に位置して左右方向に移動可能な凹所
並びに該凹所の開口縁から延びて上記調節受けケースの
ケース部の開口端縁上に位置する耳縁を備えた摺動ボッ
クスと、摺動ボックスに嵌合して摺動ボックスを左右に
移動させる回動盤によって構成されているドアーラッチ
の受け金具において、前記摺動ボックスの凹所の底部に
孔を穿設し、前記回動盤は突起を有すると共に該突起に
はドライバーの先端部が係合する係合溝を備え、前記回
動盤は摺動ボックスの凹所の底部と前記調節受けケース
のケース部の底面板部との間に収納されていて回動盤の
突起は前記摺動ボックスの孔に位置し、回動盤の突起の
高さは、前記摺動ボックスの孔と同一面であることを特
徴とするドアーラッチの受け金具である。上記目的を達
成するための第12の手段は、上記第11の手段に記載
のドアーラッチの受け金具において、回動盤の突起は摺
動ボックスの凹所の底部に形成した孔と嵌合し、前記摺
動ボックスは前記突起によって左右方向に移動されるこ
とを特徴とするドアーラッチの受け金具である。上記目
的を達成するための第13の手段は、上記第11の手段
又は上記第12に記載のドアーラッチの受け金具におい
て、回動盤を、ケース部の幅を直径とする円形としたこ
とを特徴とするドアーラッチの受け金具である。上記目
的を達成するための第14の手段は、上記第11の手段
ないし第13の手段のいずれか一つに記載のドアーラッ
チの受け金具において、回動盤を、ケース部の左右の側
面と当接する曲面としたことを特徴とするドアーラッチ
の受け金具である。上記目的を達成するための第16の
手段は、上記第11の手段ないし第15の手段のいずれ
か一つに記載の突起に、ドライバーの先端が係合する係
合溝を形成したことを特徴とするドアーラッチの受け金
具である。上記目的を達成するための第17の手段は、
上記第11の手段ないし第16の手段のいずれか一つに
記載のドアーラッチの受け金具において、回動盤にエン
ボス構造による突起を突設したことを特徴とするドアー
ラッチの受け金具である。上記目的を達成するための第
18の手段は、中央部にドアーラッチが嵌合できる方形
窓孔を備えた受けカバーと、ドアーの端面と対向する建
物の固定部側に形成された窪み部内に位置して上記方形
窓孔と対向する開口を有するケース部及び上記受けカバ
ーの上下部内面に重合される取付け片を備えた調節受け
ケースと、前記受けカバーの窓孔よりも少し小さい方形
開口を有し、上記調節受けケースのケース部内に位置し
て左右方向に移動可能な凹所並びに該凹所の開口縁から
延びて上記調節受けケースのケース部の開口端縁上に位
置する耳縁を備えた摺動ボックスとによって構成されて
いるドアーラッチの受け金具において、前記摺動ボック
スの凹所の底部に孔を穿設し、摺動ボックスの凹所の底
部と前記調節受けケースのケース部の底面板部との間
に、前記孔と嵌合して摺動ボックスを左右方向に移動さ
せる突起をエンボス構造によって突設した回動盤を収納
したことを特徴とするドアーラッチの受け金具である。
上記目的を達成するための第19の手段は、上記第18
の手段に記載の摺動ボックスの凹所の底部に形成した孔
を、円形としたことを特徴とするドアーラッチの受け金
具である。上記目的を達成するための第20の手段は、
上記18の手段又は上記第18の手段に記載のドアーラ
ッチの受け金具において、回動盤を、ケース部の幅を直
径とする円形としたことを特徴とするドアーラッチの受
け金具である。上記目的を達成するための第21の手段
は、上記第16の手段ないし第20の手段いずれか一つ
に記載のドアーラッチの受け金具において、回動盤を、
ケース部の左右の側面と当接する曲面としたことを特徴
とするドアーラッチの受け金具である。上記目的を達成
するための第22の手段は、上記第18の手段ないし第
21の手段のいずれか一つに記載の突起を、偏心して回
動盤に突設したことを特徴とするドアーラッチの受け金
具である。上記目的を達成するための第23の手段は、
上記第17の手段ないし第21の手段のいずれか一つに
記載の突起に、ドライバーの先端が係合する係合溝を形
成したことを特徴とするドアーラッチの受け金具であ
る。上記目的を達成するための第24の手段は、中央部
にドアーラッチが嵌合できる方形窓孔を備えた受けカバ
ーと、ドアーの端面と対向する建物の固定部側に形成さ
れた窪み部内に位置して上記方形窓孔と対向する開口を
有するケース部及び上記受けカバーの上下部内面に重合
される取付け片を備えた調節受けケースと、前記受けカ
バーの窓孔よりも少し小さい方形開口を有し、上記調節
受けケースのケース部内に位置して左右方向にのみ移動
可能な凹所並びに該凹所の開口縁から延びて上記調節受
けケースのケース部の開口端縁上に位置する耳縁を備え
た摺動ボックスとによって構成されているドアーラッチ
の受け金具において、摺動ボックスの凹所の底部と前記
調節受けケースのケース部の底面板部との間に、前記摺
動ボックスと嵌合すると共に端部がケース部の左右の側
板に当接する回動盤を収納し、回動盤の回動に応じて摺
動ボックスが左右方向に移動することを特徴とするドア
ーラッチの受け金具である。 (作用) 本考案のドアーラッチの受け金具によって、ガタツキの
修正を行うには、ドライバーの先端を突起に設けられた
係合溝に挿入し、該ドライバーを回動操作する。ドライ
バーの回動に応じてケース部底の面板部にある回動盤が
回転する。本考案のドアーラッチの受け金具では、回動
盤は端部がケース部の側板と当接しているので、回動盤
の回動により、回動盤は左右方向の力を発生させる。ま
た回動盤は摺動ボックスとも係合しているので、摺動ボ
ックスには左右方向の力がかかる。さらに回動盤をケー
スの左右側面と当接した構成においては、回動盤は、ケ
ース部の側板に当接して左右方向の動きが規制される。
そのため、回動盤は左右方向には移動せず、常に回動盤
自体の中心を回転中心として回転する。また回動盤は、
上下方向には何らの規制はない。従って、回動盤は回動
盤自体の中心を回転中心として回転する自由度と、回動
盤自体が上下方向に平行移動する2つの自由度だけを持
つ。一方、上記摺動ボックスの凹所は調節受けケースの
ケース部内において左右方向にのみ移動可能に嵌合して
いる。従って摺動ボックスの孔は、左右方向の自由度の
みをもつ。そして、本考案の受け金具では、前記した回
動盤の突起は摺動ボックスの孔と嵌合している。また、
回動盤の突起は回動盤上の偏心位置に設けられることに
より、ドライバーが回動盤を回転させると、回動盤は回
動盤自体の中心を回転中心として回転し、突起が偏心し
ていることに起因する突起のふれ回り運動の内、上下方
向の成分は、回動盤自体が上下に平行移動することによ
って吸収される。一方、前記したように回動盤自体は、
左右方向の移動を許さないので、突起のふれ回り運動の
内、左右方向の成分は、突起が嵌合する摺動ボックスの
孔に負荷される。その結果、回動盤の偏心回動力は、摺
動ボックスを左右方向へ移動させる力として作用する。
そして、摺動ボックスの左右方向の移動は受けカバーの
窓孔の有効幅を拡大あるいは縮小せしめてドアーラッチ
の側面と摺動ボックスの凹所の内側壁との隙間を適正化
し、閉鎖状態におけるドアーのガタツキを解消する。な
お、摺動ボックスの凹所の底部に穿設した孔の上面と、
この孔に嵌合する突起の上面とを同一面とすることによ
り、摺動ボックス内に出入りするドアーラッチが突起に
引っ掛からなくなる。また、回動盤にエンボス構造によ
る突起を突設することにより、部品点数が減少し、組付
け作業が容易になる。 (実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。本
考案によるドアーラッチの受け金具は、受けカバー2、
調節受けケース6および摺動ボックス11によって構成
される。本考案のドアーラッチの受け金具が採用する受
けカバー2は、中央部にドアーラッチが嵌合可能な方形
窓孔1を備える。調節受けケース6は、縦框等の建物の
固定部側に彫り込み形成された窪み部内に位置して上記
受けカバー2の窓孔1と対向し、該窓孔1よりも大きい
開口3を有するケース部4及び上記受けカバー2の上下
部内面に重合される取付け片5,5を備える。また摺動
ボックス11は、上記受けカバー2の窓孔1よりも少し
小さい方形開口7を有し上記調節受けケース6のケース
部4内に位置して左右方向に移動可能なラッチ収容の凹
所8並びに該凹所8の開口縁から左右に延び上記調節受
けケース6の開口端縁9,9上に位置する耳縁10,1
0を備える。そして本考案のドアーラッチの受け金具の
構成として特記するべきは、一つには上記摺動ボックス
11の凹所8の底部中央部に孔12を穿設した点であ
る。また本考案のドアーラッチの受け金具では、前記調
節受けケース6のケース部4の底面板部には、ドライバ
ーの先端が係合する係合溝14を有する突起15が回動
盤(円盤)上の偏心位置に突設してなる円盤(回動盤)
13が装着される。突起15は第6図の断面形状から明
らかな様に、板体の一部が突出されたもの、即ちエンボ
ス構造になっている。そして該突起15に前記摺動ボッ
クス11の孔12を嵌合させている。突起15の上面と
孔12の状面とは第10図,第11図の様に同一面にな
っている。そして円盤13の直径は、第9図、第10
図、第11図の様に、調節受けケース6の左右方向の長
さにほぼ等しい。次に本考案によるドアーラッチの受け
金具の各部材間の関係を、組み立て手順を追って説明す
る。本考案によるドアーラッチの受け金具では、予め形
成されている縦框等の建物の固定部側16の窪み部17
内に上記調節受けケース6のケース部4を嵌め入れる。
次いで、該調節受けケース6の底面に円盤13を挿入
し、摺動ボックス11の凹所8をケース部4内に嵌入
し、該摺動ボックス11の孔12を前記円盤13の突起
15に嵌合せしめると共に摺動ボックス11の左右の耳
縁10,10を該ケース部4の左右の端縁9,9上に位
置させる。尚本実施例で採用する摺動ボックス11は、
図10の様に、長手方向の長さ(建物の固定部に組み入
れた際に天地側に相当する辺の長さ)が調節受けケース
6の内法の長さにほぼ等しく、加えて耳縁10,10が
ケース部4の左右の端縁9,9上に位置されている。そ
のため摺動ボックス11は、ケース部4内を左右方向に
のみ移動する。また円盤13は、直径が調節受けケース
6の左右方向の長さにほぼ等しいので、ケース部の左右
の側板に常時当接するか、近接する関係にあり、円盤は
ケース部の左右側板に当接して左右方向の動きが規制さ
れている。摺動ボックス11を装着したのち、受けカバ
ー2を固定部16の表面に位置させ、該受けカバー2の
上下のビス孔2A、2Aと調節受けケース6の取付け片
5,5の孔5A、5Aとを重ね合せてビス18,18で
もって締付け固定する。以上の手順によって、ドアーラ
ッチの受け金具は、建物の固定部側に取付けられる。そ
して、この取付け状態において、例えば、第10図に示
しているように、ドアー19を閉鎖した際凹所8の左側
壁内面8Aとドアーラッチ20の側面20Aとの間に隙
間があると、ドアー19とドアー止め21との間に隙間
が生じてドアー19がガタつく。そこでこのような場合
には、ドアー20を開き、ドライバー(図示省略)の先
端を突起15の係合溝14に係合せしめて該ドライバー
を例えば、右方向に回動操作すると円盤13はケース部
4の側板によって左右方向の移動を規制されているか
ら、自己の中心を回転中心として時計回りに回動する。
そして突起15は、円盤13上の偏心位置に設けられて
いるので、円盤の回動に伴って、突起15は偏心的にふ
れ回る。突起15のふれ回り運動の内、上下方向の成分
は、ケース部4内において、円盤13自体が上下に水平
移動することによって吸収される。一方突起15の運動
の内、左右方向の成分は、調節ボックスを右方向へ移動
させる力として作用し、第11図に示すように摺動ボッ
クスは右方向に移動し、該ボックスの凹所8の左側壁内
面8Aとドアーラッチ20の側面20Aとの隙間が縮小
する。よってドアー閉鎖時におけるドアーのガタツキが
解消される。 (考案の効果) 本考案は前記のような構成としたので、回動盤の突起の
係合溝にドライバーの先端を嵌合せしめて該ドライバー
を右又は左に回動操作することによって摺動ボックスが
右又は左に移動し、該摺動ボックスの凹所の側壁内面と
ラッチボルトとの隙間を簡易に調整できてドアーのガタ
ツキを修正することができる。加えて調節受けケースに
突起を設ける必要がないので、調節受けケースの構造も
簡単である。また本考案は、バネ等のカムの係合を維持
する部材が不要であり、部品点数が少ない効果があり、
またバネを押し縮めて装着するといった組み立ての際の
煩わしさもない。また同じく、カムに溝を設ける必要も
無く、狭い溝に突起を挿入するといった困難は無い。さ
らに、摺動ボックスの凹所の底部に穿設した孔の上面
と、この孔に嵌合する突起の上面とを同一面とし、摺動
ボックス内に出入りするドアーラッチが突起に引っ掛か
らなくなるため、ドアーの開閉がスムーズになるだけで
なく、鍵本体の故障も少なくすることができる。また、
回動盤にエンボス構造による突起を突設したことによ
り、部品点数が減少し、組付け作業が容易になるだけで
なく、製品のコストダウンを図ることもできる。
鎖時におけるドアーのガタツキ防止機構を備えたドアー
ラッチの受け金具に関するものである。 (従来の技術) ドアーラッチの受け金具としては、プレートの中央部に
方形の窓孔を設けた簡易なものから、方形の窓孔を有す
るプレートと、該窓孔に対応してラッチの嵌入用箱形凹
所を備えた金具等からなる複合タイプのものなどがあ
る。上記の受け金具の内、室内の簡易な開き戸には前者
のタイプが凡用され、堅牢なドアーには後者のタイプが
使用されている。ところが上記したラッチの受け金具の
取付けに際しては、ドアー閉鎖時のいわゆる戸当り部は
ドアーラッチの位置を考慮して施工されてはいるが、施
工後においては大部分のドアーは閉鎖状態において戸当
りとの間に間隙がみられるのが実情である。そのため旧
来の受け金具によると、ドアーに風圧等が作用したとき
ガタツキ騒音が発生すると言う不都合があった。そこで
本出願人は、先にこの不都合を解消するための考案を開
示した(実開昭63−53475号)。本出願人が開示
した考案は、受け金具を、角窓孔を有するプレートと、
固定部材内に埋設されるボックスと、該ボックス底部に
突出させた突起と、該ボックス内において移動可能なス
ライドボックスと、該ボックスと該スライドボックス間
に配設されたカムとによって構成し、カムを回動させる
と、カムと突起との接触によりスライドボックスが移動
し、スライドボックスの側板をドアー閉鎖状態時におけ
るドアーラッチの前面に接触する位置となした受け金具
である。ところで、上記の構成の受け金具では、カムと
突起との係合によってスライドボックスを左右に移動さ
せるものであるから、カムと突起の係合を維持するため
の方策が必須である。そこで上記の考案の内、第一の実
施態様では、ボックスの内壁とスライドボックスの間に
バネを配し、バネの押圧力でスライドボックスを常時一
方に押圧する構成を採用し、バネ力をもってカムが突起
と離れないように工夫されている。またもう一つの実施
態様は、カムに溝を設け、当該溝を突起に嵌合した構成
を採用し、溝の中に突起を挟み込むことにより、カムが
突起と離れないように工夫されている。 (考案が解決しようとする課題) 従来技術の受け金具は、受け金具を建物の固定側に取り
付けた状態で、ラッチと受け金具との隙間調整を行うこ
とができるので誠に重宝である。しかしながら従来技術
の受け金具は、部品点数が多く且つその構造が複雑であ
り、組み立てが面倒であると言う不満があった。即ち従
来技術の受け金具は、カムを突起に係合させる構造であ
ったため、ボックス底部に突起を設ける必要があった
が、ボックス底部に突起を設ける工作は、手数を要する
ものであった。加えて、従来技術の受け金具の第一の態
様では、カムと突起の係合を維持するためにバネが必要
である。またバネは押し縮めた状態で装着しなければな
らず、組み立てが困難である。また第二の実施態様は、
溝付きカムを使用するものであり、カムの製造が困難で
ある。また組み立ての際には、カムの溝にピンを挿入し
なければならないが、カムおよびピンはいずれも小さい
部材であり、これらの組み立ては面倒である。さらにい
ずれの実施態様においてもスライドボックスの横動手段
が、カムと突起ピンに依存しているため、カム回動用の
軸及びカムと係合する突起を装備しなければならず、こ
れらの成形が困難でありコスト高になると言う問題があ
った。そこで本考案は上記した問題点に着目し、スライ
ドボックスの移動機構が簡素化され、部品点数が少な
く、また組み立ても簡単であってコンパクトなドアーラ
ッチの受け金具を提供しようとするものである。 (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための第1の手段は、中央部にドア
ーラッチが嵌合できる方形窓孔を備えた受けカバーと、
ドアーの端面と対向する建物の固定部側に形成された窪
み部内に位置して上記方形窓孔と対向する開口を有する
ケース部及び上記受けカバーの上下部内面に重合される
取付け片を備えた調節受けケースと、前記受けカバーの
窓孔よりも少し小さい方形開口を有し、上記調節受けケ
ースのケース部内に位置して左右方向に移動可能な凹所
並びに該凹所の開口縁から延びて上記調節受けケースの
ケース部の開口端縁上に位置する耳縁を備えた摺動ボッ
クスとによって構成されているドアーラッチの受け金具
において、前記摺動ボックスの凹所の底部に孔を穿設
し、摺動ボックスの凹所の底部と前記調節受けケースの
ケース部の底面板部との間に、前記摺動ボックスと嵌合
すると共に端部がケース部の側板に当接する回動盤を収
納し、前記摺動ボックスの孔を介して回動盤が回転可能
であり、回動盤の回動に応じて摺動ボックスが左右方向
に移動することを特徴とするドアーラッチの受け金具で
ある。上記目的を達成するための第2の手段は、上記第
1の手段に記載のドアーラッチの受け金具において、回
動盤は突起を有し、該突起は摺動ボックスの凹所の底部
に形成した孔に位置していることを特徴とするドアーラ
ッチの受け金具である。上記目的を達成するための第3
の手段は、上記第2の手段のドアーラッチの受け金具に
おいて、回動盤の突起は摺動ボックスの凹所の底部に形
成した孔と嵌合し、前記摺動ボックスは前記突起によっ
て左右方向に移動されることを特徴とするドアーラッチ
の受け金具である。上記目的を達成するための第4の手
段は、上記第1の手段ないし第3の手段のいずれか一つ
に記載のドアーラッチの受け金具において、回動盤の外
周を、ケース部の側板と当接する曲面としたことを特徴
とするドアーラッチの受け金具である。上記目的を達成
するための第5の手段は、上記第1の手段ないし第4の
手段のいずれか一つに記載のドアーラッチの受け金具に
おいて、回動盤を、ケース部の幅を直径とする円形とし
たことを特徴とするドアーラッチの受け金具である。上
記目的を達成するための第6の手段は、上記第1の手段
ないし第6の手段のいずれか一つに記載のドアーラッチ
の受け金具において、回動盤を、ケース部の左右の側面
と当接する曲面としたことを特徴とするドアーラッチの
受け金具である。上記目的を達成するための第7の手段
は、上記第2の手段ないし第6の手段のいずれか一つに
記載の突起を、偏心して回動盤に突設したことを特徴と
するドアーラッチの受け金具である。上記目的を達成す
るための第8の手段は、上記第2の手段ないし第7の手
段のいずれか一つに記載の突起に、ドライバーの先端が
係合する係合溝を形成したことを特徴とするドアーラッ
チの受け金具である。上記目的を達成するための第9の
手段は、上記第2の手段ないし第8の手段のいずれか一
つに記載のドアーラッチの受け金具において、突起の上
面と突起を嵌合する孔の上面とを同一面としたことを特
徴とするドアーラッチの受け金具である。上記目的を達
成するための第10の手段は、上記第2の手段ないし第
9の手段のいずれか一つに記載のドアーラッチの受け金
具において、回動盤にエンボス構造による突起を突設し
たことを特徴とするドアーラッチの受け金具である。上
記目的を達成するための第11の手段は、中央部にドア
ーラッチが嵌合できる方形窓孔を備えた受けカバーと、
ドアーの端面と対向する建物の固定部側に形成された窪
み部内に位置して上記方形窓孔と対向する開口を有する
ケース部及び上記受けカバーの上下部内面に重合される
取付け片を備えた調節受けケースと、前記受けカバーの
窓孔よりも少し小さい方形開口を有し、上記調節受けケ
ースのケース部内に位置して左右方向に移動可能な凹所
並びに該凹所の開口縁から延びて上記調節受けケースの
ケース部の開口端縁上に位置する耳縁を備えた摺動ボッ
クスと、摺動ボックスに嵌合して摺動ボックスを左右に
移動させる回動盤によって構成されているドアーラッチ
の受け金具において、前記摺動ボックスの凹所の底部に
孔を穿設し、前記回動盤は突起を有すると共に該突起に
はドライバーの先端部が係合する係合溝を備え、前記回
動盤は摺動ボックスの凹所の底部と前記調節受けケース
のケース部の底面板部との間に収納されていて回動盤の
突起は前記摺動ボックスの孔に位置し、回動盤の突起の
高さは、前記摺動ボックスの孔と同一面であることを特
徴とするドアーラッチの受け金具である。上記目的を達
成するための第12の手段は、上記第11の手段に記載
のドアーラッチの受け金具において、回動盤の突起は摺
動ボックスの凹所の底部に形成した孔と嵌合し、前記摺
動ボックスは前記突起によって左右方向に移動されるこ
とを特徴とするドアーラッチの受け金具である。上記目
的を達成するための第13の手段は、上記第11の手段
又は上記第12に記載のドアーラッチの受け金具におい
て、回動盤を、ケース部の幅を直径とする円形としたこ
とを特徴とするドアーラッチの受け金具である。上記目
的を達成するための第14の手段は、上記第11の手段
ないし第13の手段のいずれか一つに記載のドアーラッ
チの受け金具において、回動盤を、ケース部の左右の側
面と当接する曲面としたことを特徴とするドアーラッチ
の受け金具である。上記目的を達成するための第16の
手段は、上記第11の手段ないし第15の手段のいずれ
か一つに記載の突起に、ドライバーの先端が係合する係
合溝を形成したことを特徴とするドアーラッチの受け金
具である。上記目的を達成するための第17の手段は、
上記第11の手段ないし第16の手段のいずれか一つに
記載のドアーラッチの受け金具において、回動盤にエン
ボス構造による突起を突設したことを特徴とするドアー
ラッチの受け金具である。上記目的を達成するための第
18の手段は、中央部にドアーラッチが嵌合できる方形
窓孔を備えた受けカバーと、ドアーの端面と対向する建
物の固定部側に形成された窪み部内に位置して上記方形
窓孔と対向する開口を有するケース部及び上記受けカバ
ーの上下部内面に重合される取付け片を備えた調節受け
ケースと、前記受けカバーの窓孔よりも少し小さい方形
開口を有し、上記調節受けケースのケース部内に位置し
て左右方向に移動可能な凹所並びに該凹所の開口縁から
延びて上記調節受けケースのケース部の開口端縁上に位
置する耳縁を備えた摺動ボックスとによって構成されて
いるドアーラッチの受け金具において、前記摺動ボック
スの凹所の底部に孔を穿設し、摺動ボックスの凹所の底
部と前記調節受けケースのケース部の底面板部との間
に、前記孔と嵌合して摺動ボックスを左右方向に移動さ
せる突起をエンボス構造によって突設した回動盤を収納
したことを特徴とするドアーラッチの受け金具である。
上記目的を達成するための第19の手段は、上記第18
の手段に記載の摺動ボックスの凹所の底部に形成した孔
を、円形としたことを特徴とするドアーラッチの受け金
具である。上記目的を達成するための第20の手段は、
上記18の手段又は上記第18の手段に記載のドアーラ
ッチの受け金具において、回動盤を、ケース部の幅を直
径とする円形としたことを特徴とするドアーラッチの受
け金具である。上記目的を達成するための第21の手段
は、上記第16の手段ないし第20の手段いずれか一つ
に記載のドアーラッチの受け金具において、回動盤を、
ケース部の左右の側面と当接する曲面としたことを特徴
とするドアーラッチの受け金具である。上記目的を達成
するための第22の手段は、上記第18の手段ないし第
21の手段のいずれか一つに記載の突起を、偏心して回
動盤に突設したことを特徴とするドアーラッチの受け金
具である。上記目的を達成するための第23の手段は、
上記第17の手段ないし第21の手段のいずれか一つに
記載の突起に、ドライバーの先端が係合する係合溝を形
成したことを特徴とするドアーラッチの受け金具であ
る。上記目的を達成するための第24の手段は、中央部
にドアーラッチが嵌合できる方形窓孔を備えた受けカバ
ーと、ドアーの端面と対向する建物の固定部側に形成さ
れた窪み部内に位置して上記方形窓孔と対向する開口を
有するケース部及び上記受けカバーの上下部内面に重合
される取付け片を備えた調節受けケースと、前記受けカ
バーの窓孔よりも少し小さい方形開口を有し、上記調節
受けケースのケース部内に位置して左右方向にのみ移動
可能な凹所並びに該凹所の開口縁から延びて上記調節受
けケースのケース部の開口端縁上に位置する耳縁を備え
た摺動ボックスとによって構成されているドアーラッチ
の受け金具において、摺動ボックスの凹所の底部と前記
調節受けケースのケース部の底面板部との間に、前記摺
動ボックスと嵌合すると共に端部がケース部の左右の側
板に当接する回動盤を収納し、回動盤の回動に応じて摺
動ボックスが左右方向に移動することを特徴とするドア
ーラッチの受け金具である。 (作用) 本考案のドアーラッチの受け金具によって、ガタツキの
修正を行うには、ドライバーの先端を突起に設けられた
係合溝に挿入し、該ドライバーを回動操作する。ドライ
バーの回動に応じてケース部底の面板部にある回動盤が
回転する。本考案のドアーラッチの受け金具では、回動
盤は端部がケース部の側板と当接しているので、回動盤
の回動により、回動盤は左右方向の力を発生させる。ま
た回動盤は摺動ボックスとも係合しているので、摺動ボ
ックスには左右方向の力がかかる。さらに回動盤をケー
スの左右側面と当接した構成においては、回動盤は、ケ
ース部の側板に当接して左右方向の動きが規制される。
そのため、回動盤は左右方向には移動せず、常に回動盤
自体の中心を回転中心として回転する。また回動盤は、
上下方向には何らの規制はない。従って、回動盤は回動
盤自体の中心を回転中心として回転する自由度と、回動
盤自体が上下方向に平行移動する2つの自由度だけを持
つ。一方、上記摺動ボックスの凹所は調節受けケースの
ケース部内において左右方向にのみ移動可能に嵌合して
いる。従って摺動ボックスの孔は、左右方向の自由度の
みをもつ。そして、本考案の受け金具では、前記した回
動盤の突起は摺動ボックスの孔と嵌合している。また、
回動盤の突起は回動盤上の偏心位置に設けられることに
より、ドライバーが回動盤を回転させると、回動盤は回
動盤自体の中心を回転中心として回転し、突起が偏心し
ていることに起因する突起のふれ回り運動の内、上下方
向の成分は、回動盤自体が上下に平行移動することによ
って吸収される。一方、前記したように回動盤自体は、
左右方向の移動を許さないので、突起のふれ回り運動の
内、左右方向の成分は、突起が嵌合する摺動ボックスの
孔に負荷される。その結果、回動盤の偏心回動力は、摺
動ボックスを左右方向へ移動させる力として作用する。
そして、摺動ボックスの左右方向の移動は受けカバーの
窓孔の有効幅を拡大あるいは縮小せしめてドアーラッチ
の側面と摺動ボックスの凹所の内側壁との隙間を適正化
し、閉鎖状態におけるドアーのガタツキを解消する。な
お、摺動ボックスの凹所の底部に穿設した孔の上面と、
この孔に嵌合する突起の上面とを同一面とすることによ
り、摺動ボックス内に出入りするドアーラッチが突起に
引っ掛からなくなる。また、回動盤にエンボス構造によ
る突起を突設することにより、部品点数が減少し、組付
け作業が容易になる。 (実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。本
考案によるドアーラッチの受け金具は、受けカバー2、
調節受けケース6および摺動ボックス11によって構成
される。本考案のドアーラッチの受け金具が採用する受
けカバー2は、中央部にドアーラッチが嵌合可能な方形
窓孔1を備える。調節受けケース6は、縦框等の建物の
固定部側に彫り込み形成された窪み部内に位置して上記
受けカバー2の窓孔1と対向し、該窓孔1よりも大きい
開口3を有するケース部4及び上記受けカバー2の上下
部内面に重合される取付け片5,5を備える。また摺動
ボックス11は、上記受けカバー2の窓孔1よりも少し
小さい方形開口7を有し上記調節受けケース6のケース
部4内に位置して左右方向に移動可能なラッチ収容の凹
所8並びに該凹所8の開口縁から左右に延び上記調節受
けケース6の開口端縁9,9上に位置する耳縁10,1
0を備える。そして本考案のドアーラッチの受け金具の
構成として特記するべきは、一つには上記摺動ボックス
11の凹所8の底部中央部に孔12を穿設した点であ
る。また本考案のドアーラッチの受け金具では、前記調
節受けケース6のケース部4の底面板部には、ドライバ
ーの先端が係合する係合溝14を有する突起15が回動
盤(円盤)上の偏心位置に突設してなる円盤(回動盤)
13が装着される。突起15は第6図の断面形状から明
らかな様に、板体の一部が突出されたもの、即ちエンボ
ス構造になっている。そして該突起15に前記摺動ボッ
クス11の孔12を嵌合させている。突起15の上面と
孔12の状面とは第10図,第11図の様に同一面にな
っている。そして円盤13の直径は、第9図、第10
図、第11図の様に、調節受けケース6の左右方向の長
さにほぼ等しい。次に本考案によるドアーラッチの受け
金具の各部材間の関係を、組み立て手順を追って説明す
る。本考案によるドアーラッチの受け金具では、予め形
成されている縦框等の建物の固定部側16の窪み部17
内に上記調節受けケース6のケース部4を嵌め入れる。
次いで、該調節受けケース6の底面に円盤13を挿入
し、摺動ボックス11の凹所8をケース部4内に嵌入
し、該摺動ボックス11の孔12を前記円盤13の突起
15に嵌合せしめると共に摺動ボックス11の左右の耳
縁10,10を該ケース部4の左右の端縁9,9上に位
置させる。尚本実施例で採用する摺動ボックス11は、
図10の様に、長手方向の長さ(建物の固定部に組み入
れた際に天地側に相当する辺の長さ)が調節受けケース
6の内法の長さにほぼ等しく、加えて耳縁10,10が
ケース部4の左右の端縁9,9上に位置されている。そ
のため摺動ボックス11は、ケース部4内を左右方向に
のみ移動する。また円盤13は、直径が調節受けケース
6の左右方向の長さにほぼ等しいので、ケース部の左右
の側板に常時当接するか、近接する関係にあり、円盤は
ケース部の左右側板に当接して左右方向の動きが規制さ
れている。摺動ボックス11を装着したのち、受けカバ
ー2を固定部16の表面に位置させ、該受けカバー2の
上下のビス孔2A、2Aと調節受けケース6の取付け片
5,5の孔5A、5Aとを重ね合せてビス18,18で
もって締付け固定する。以上の手順によって、ドアーラ
ッチの受け金具は、建物の固定部側に取付けられる。そ
して、この取付け状態において、例えば、第10図に示
しているように、ドアー19を閉鎖した際凹所8の左側
壁内面8Aとドアーラッチ20の側面20Aとの間に隙
間があると、ドアー19とドアー止め21との間に隙間
が生じてドアー19がガタつく。そこでこのような場合
には、ドアー20を開き、ドライバー(図示省略)の先
端を突起15の係合溝14に係合せしめて該ドライバー
を例えば、右方向に回動操作すると円盤13はケース部
4の側板によって左右方向の移動を規制されているか
ら、自己の中心を回転中心として時計回りに回動する。
そして突起15は、円盤13上の偏心位置に設けられて
いるので、円盤の回動に伴って、突起15は偏心的にふ
れ回る。突起15のふれ回り運動の内、上下方向の成分
は、ケース部4内において、円盤13自体が上下に水平
移動することによって吸収される。一方突起15の運動
の内、左右方向の成分は、調節ボックスを右方向へ移動
させる力として作用し、第11図に示すように摺動ボッ
クスは右方向に移動し、該ボックスの凹所8の左側壁内
面8Aとドアーラッチ20の側面20Aとの隙間が縮小
する。よってドアー閉鎖時におけるドアーのガタツキが
解消される。 (考案の効果) 本考案は前記のような構成としたので、回動盤の突起の
係合溝にドライバーの先端を嵌合せしめて該ドライバー
を右又は左に回動操作することによって摺動ボックスが
右又は左に移動し、該摺動ボックスの凹所の側壁内面と
ラッチボルトとの隙間を簡易に調整できてドアーのガタ
ツキを修正することができる。加えて調節受けケースに
突起を設ける必要がないので、調節受けケースの構造も
簡単である。また本考案は、バネ等のカムの係合を維持
する部材が不要であり、部品点数が少ない効果があり、
またバネを押し縮めて装着するといった組み立ての際の
煩わしさもない。また同じく、カムに溝を設ける必要も
無く、狭い溝に突起を挿入するといった困難は無い。さ
らに、摺動ボックスの凹所の底部に穿設した孔の上面
と、この孔に嵌合する突起の上面とを同一面とし、摺動
ボックス内に出入りするドアーラッチが突起に引っ掛か
らなくなるため、ドアーの開閉がスムーズになるだけで
なく、鍵本体の故障も少なくすることができる。また、
回動盤にエンボス構造による突起を突設したことによ
り、部品点数が減少し、組付け作業が容易になるだけで
なく、製品のコストダウンを図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示しているものであって、
【第1図】は本考案の実施例の受けカバーの正面図、
【第2図】は図1の第1図のA−A線断面図、
【第3図】は調節受けケースの正面図、
【第4図】は第3図のB−B線断面図、
【第5図】は回動盤の正面図、
【第6図】は第5図のC−C線断面図、
【第7図】は摺動ボックスの正面図、
【第8図】は第7図のD−D線断面図、
【第9図】は取付け状態の正面図、
【第10図】は第9図のE−E線断面図、
【第11図】は図示右寄りに摺動ボックスを移動調節し
た後の状態を示す断面図である。 1…方形窓孔 2…受けカバー 3…開口 4…ケース部 5…取付け片 6…調節受けケース 7…方形開口 8…凹所 9…開口端縁 10…耳縁 11…摺動ボックス 12…孔 13…回動盤 14…係合溝 15…突起
た後の状態を示す断面図である。 1…方形窓孔 2…受けカバー 3…開口 4…ケース部 5…取付け片 6…調節受けケース 7…方形開口 8…凹所 9…開口端縁 10…耳縁 11…摺動ボックス 12…孔 13…回動盤 14…係合溝 15…突起
Claims (1)
- (57)【実用新案登録請求の範囲】 (1)中央部にドアーラッチが嵌合できる方形窓孔を備
えた受けカバーと、ドアーの端面と対向する建物の固定
部側に形成された窪み部内に位置して上記方形窓孔と対
向する開口を有するケース部及び上記受けカバーの上下
部内面に重合される取付け片を備えた調節受けケース
と、前記受けカバーの窓孔よりも少し小さい方形開口を
有し、上記調節受けケースのケース部内に位置して左右
方向に移動可能な凹所並びに該凹所の開口縁から延びて
上記調節受けケースのケース部の開口端縁上に位置する
耳縁を備えた摺動ボックスとによって構成されているド
アーラッチの受け金具において、前記摺動ボックスの凹
所の底部に孔を穿設し、摺動ボックスの凹所の底部と前
記調節受けケースのケース部の底面板部との間に、前記
摺動ボックスと嵌合すると共に端部がケース部の側板に
当接する回動盤を収納し、前記摺動ボックスの孔を介し
て回動盤が回転可能であり、回動盤の回動に応じて摺動
ボックスが左右方向に移動することを特徴とするドアー
ラッチの受け金具。 (2)請求項1に記載のドアーラッチの受け金具におい
て、回動盤は突起を有し、該突起は摺動ボックスの凹所
の底部に形成した孔に位置していることを特徴とするド
アーラッチの受け金具。 (3)請求項2に記載のドアーラッチの受け金具におい
て、回動盤の突起は摺動ボックスの凹所の底部に形成し
た孔と嵌合し、前記摺動ボックスは前記突起によって左
右方向に移動されることを特徴とするドアーラッチの受
け金具。 (4)請求項1ないし請求項3のいずれか一つに記載の
ドアーラッチの受け金具において、回動盤の外周を、ケ
ース部の側板と当接する曲面としたことを特徴とするド
アーラッチの受け金具。 (5)請求項1ないし請求項4のいずれか一つに記載の
ドアーラッチの受け金具において、回動盤を、ケース部
の幅を直径とする円形としたことを特徴とするドアーラ
ッチの受け金具。 (6)請求項1ないし請求項5のいずれか一つに記載の
ドアーラッチの受け金具において、回動盤を、ケース部
の左右の側面と当接する曲面としたことを特徴とするド
アーラッチの受け金具。 (7)請求項2ないし請求項6のいずれか一つに記載の
突起を、偏心して回動盤に突設したことを特徴とするド
アーラッチの受け金具。 (8)請求項2ないし請求項7のいずれか一つに記載の
突起に、ドライバーの先端が係合する係合溝を形成した
ことを特徴とするドアーラッチの受け金具。 (9)請求項2ないし請求項8のいずれか一つに記載の
ドアーラッチの受け金具において、突起の上面と突起を
嵌合する孔の上面とを同一面としたことを特徴とするド
アーラッチの受け金具。 (10)請求項2ないし請求項9のいずれか一つに記載
のドアーラッチの受け金具において、回動盤に突設した
突起はエンボス構造によることを特徴とするドアーラッ
チの受け金具。 (11)中央部にドアーラッチが嵌合できる方形窓孔を
備えた受けカバーと、ドアーの端面と対向する建物の固
定部側に形成された窪み部内に位置して上記方形窓孔と
対向する開口を有するケース部及び上記受けカバーの上
下部内面に重合される取付け片を備えた調節受けケース
と、前記受けカバーの窓孔よりも少し小さい方形開口を
有し、上記調節受けケースのケース部内に位置して左右
方向に移動可能な凹所並びに該凹所の開口縁から延びて
上記調節受けケースのケース部の開口端縁上に位置する
耳縁を備えた摺動ボックスと、摺動ボックスに嵌合して
摺動ボックスを左右に移動させる回動盤によって構成さ
れているドアーラッチの受け金具において、前記摺動ボ
ックスの凹所の底部に孔を穿設し、前記回動盤は突起を
有すると共に該突起にはドライバーの先端部が係合する
係合溝を備え、前記回動盤は摺動ボックスの凹所の底部
と前記調節受けケースのケース部の底面板部との間に収
納されていて回動盤の突起は前記摺動ボックスの孔に位
置し、回動盤の突起の高さは、前記摺動ボックスの孔と
同一面であることを特徴とするドアーラッチの受け金
具。 (12)請求項11に記載のドアーラッチの受け金具に
おいて、回動盤の突起は摺動ボックスの凹所の底部に形
成した孔と嵌合し、前記摺動ボックスは前記突起によっ
て左右方向に移動されることを特徴とするドアーラッチ
の受け金具。 (13)請求項12又は請求項11に記載のドアーラッ
チの受け金具において、回動盤を、ケース部の幅を直径
とする円形としたことを特徴とするドアーラッチの受け
金具。 (14)請求項11ないし請求項13のいずれか一つに
記載のドアーラッチの受け金具において、回動盤を、ケ
ース部の左右の側面と当接する曲面としたことを特徴と
するドアーラッチの受け金具。 (15)請求項11ないし請求項14のいずれか一つに
記載の突起を、偏心して回動盤に突設したことを特徴と
するドアーラッチの受け金具。 (16)請求項11ないし請求項15のいずれか一つに
記載の突起に、ドライバーの先端が係合する係合溝を形
成したことを特徴とするドアーラッチの受け金具。 (17)請求項11ないし請求項16のいずれか一つに
記載のドアーラッチの受け金具において、回動盤にエン
ボス構造による突起を突設したことを特徴とするドアー
ラッチの受け金具。 (18)中央部にドアーラッチが嵌合できる方形窓孔を
備えた受けカバーと、ドアーの端面と対向する建物の固
定部側に形成された窪み部内に位置して上記方形窓孔と
対向する開口を有するケース部及び上記受けカバーの上
下部内面に重合される取付け片を備えた調節受けケース
と、前記受けカバーの窓孔よりも少し小さい方形開口を
有し、上記調節受けケースのケース部内に位置して左右
方向に移動可能な凹所並びに該凹所の開口縁から延びて
上記調節受けケースのケース部の開口端縁上に位置する
耳縁を備えた摺動ボックスとによって構成されているド
アーラッチの受け金具において、前記摺動ボックスの凹
所の底部に孔を穿設し、摺動ボックスの凹所の底部と前
記調節受けケースのケース部の底面板部との間に、前記
孔と嵌合して摺動ボックスを左右方向に移動させる突起
をエンボス構造によって突設した回動盤を収納したこと
を特徴とするドアーラッチの受け金具。 (19)請求項18に記載の摺動ボックスの凹所の底部
に形成した孔を、円形としたことを特徴とするドアーラ
ッチの受け金具。 (20)請求項18又は請求項19に記載のドアーラッ
チの受け金具において、回動盤を、ケース部の幅を直径
とする円形としたことを特徴とするドアーラッチの受け
金具。 (21)請求項18ないし請求項20のいずれか一つに
記載のドアーラッチの受け金具において、回動盤を、ケ
ース部の左右の側面と当接する曲面としたことを特徴と
するドアーラッチの受け金具。 (22)請求項18ないし請求項21のいずれか一つに
記載の突起を、偏心して回動盤に突設したことを特徴と
するドアーラッチの受け金具。 (23)請求項18ないし請求項22のいずれか一つに
記載の突起に、ドライバーの先端が係合する係合溝を形
成したことを特徴とするドアーラッチの受け金具。 (24)中央部にドアーラッチが嵌合できる方形窓孔を
備えた受けカバーと、ドアーの端面と対向する建物の固
定部側に形成された窪み部内に位置して上記方形窓孔と
対向する開口を有するケース部及び上記受けカバーの上
下部内面に重合される取付け片を備えた調節受けケース
と、前記受けカバーの窓孔よりも少し小さい方形開口を
有し、上記調節受けケースのケース部内に位置して左右
方向にのみ移動可能な凹所並びに該凹所の開口縁から延
びて上記調節受けケースのケース部の開口端縁上に位置
する耳縁を備えた摺動ボックスとによって構成されてい
るドアーラッチの受け金具において、摺動ボックスの凹
所の底部と前記調節受けケースのケース部の底面板部と
の間に、前記摺動ボックスと嵌合すると共に端部がケー
ス部の左右の側板に当接する回動盤を収納し、回動盤の
回動に応じて摺動ボックスが左右方向に移動することを
特徴とするドアーラッチの受け金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994006570U JP2525343Y2 (ja) | 1994-04-29 | 1994-04-29 | ドアーラッチの受け金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994006570U JP2525343Y2 (ja) | 1994-04-29 | 1994-04-29 | ドアーラッチの受け金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH081291U JPH081291U (ja) | 1996-08-13 |
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Family
ID=11642002
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-
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JPH081291U (ja) | 1996-08-13 |
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