JP2525257Y2 - 受信機 - Google Patents

受信機

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JP2525257Y2
JP2525257Y2 JP1988171269U JP17126988U JP2525257Y2 JP 2525257 Y2 JP2525257 Y2 JP 2525257Y2 JP 1988171269 U JP1988171269 U JP 1988171269U JP 17126988 U JP17126988 U JP 17126988U JP 2525257 Y2 JP2525257 Y2 JP 2525257Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、例えば競馬、競輪、競艇、オートレース等
の各種レースに関するデータを無線によって受信できる
受信機に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
従来、上記のようなレースに関する種々のデータを知
るための手段としては、このようなデータを知らせるた
めに競技場内で流されている短波放送を、それ専用の受
信機で受信して聞くようにしたものがある。ところが、
このような短波放送を利用した場合、所望の特定のデー
タを知りたい時には、それが放送されるまで気長に待つ
しかない。しかも、せっかく待ったにもかかわらず、聞
きのがしてしまうことも多く、このような場合には、所
望のデータが掲示されている所までわざわざ足を運ばな
くてはならないという面倒が生じる。
そこで、レースに関するデータを無線で送ってもら
い、それを受信機内のメモリに記憶し、表示させるよう
にすることも考えられる。ところが、レースに関するデ
ータの種類が非常に多いため、これらのデータを全て記
憶できるだけの容量を内部メモリに持たせることは困難
である。また、たとえメモリ内に多くのデータを記憶で
きたとしても、その中から必要なデータを検索するため
の機能が必ず必要になるので、必然的に受信機が大型化
してしまうという問題は避けられない。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、レースに関する必要なデータを聞き
のがしなく即座に知ることができ、しかも少ないメモリ
容量で対応できると共に、装置の大型化をも避けること
のできる受信機を提供することにある。
〔考案の要点〕
本考案は、上記目的を達成するため、受信された種々
のデータのうち、レースに関する必要不可欠なデータで
あるレース結果データは無条件に記憶し、それ以外の必
要なデータは予め所望のレースを指定しておき、その指
定したレースのデータのみを記憶するようにし、その中
から、所望の種類のデータを所定のスイッチで選択的に
表示できるようにしたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図は、本考案の一実施例に係る受信機を示す外観
図である。本実施例の受信機は、競馬場内で貸し出され
るようにしたものであり、競馬場の所定の送信局から送
信された種々のデータを受信できる構成となっている。
同図において、受信機本体1の正面部左方には、受信
された種々のデータを表示するための液晶表示装置等か
らなる表示部2が配置され、また、受信機本体1の上面
部右方には、送信局から送られてきた電波を受信するた
めの伸縮自在のアンテナ3が取り付けられている。そし
て、表示部2の右方には、各種のキーS1〜S3が配置さ
れている。ここで、キーS1は、複数のレースの中から
所望の1つのレースを指定するためのレース指定キーで
あり、各レースに対応した12個のキーからなっている。
キーS2は、記憶された各種データの中から、キーS3
選択指定された種類のデータを順次ページを切り換えて
表示させるためのサチキーである。キーS3は、記憶さ
れた複数種類のデータの中から、所望の一種類のデータ
のみを選択指定して表示させるためのデータ種類指定キ
ーであり、例えばレース結果データを指定する結果キ
ー、オッズ(予想配当率)データを指定するオッズキ
ー、馬体重に関するデータを指定する体重キー、仕上げ
の調整状態に関するデータを指定する調整キー、各枠
(馬番)毎の全種類のデータを一度に指定する全キー等
の複数のキーからなっている。また、受信機本体1の側
面部上方には、受信動作にのみ関連する回路部への電源
供給のオン、オフを行うメインスイッチS4が設けられ
ている。
第2図は、本実施例の受信機内部の回路構成を示すブ
ロック図である。
同図において、アンテナ3(第1図に示したものと同
じ)は、競馬場内の所定の送信局から送信された、各種
データを含んだ無線信号を受信するためのものである。
受信回路4は、上記アンテナ3からの受信信号を検波
し、更に増幅して復調することにより、シリアルのデジ
タルデータとして出力する回路である。送信局から送信
される信号のコードフォーマットは例えば第3図のよう
に構成されており、上記受信回路4からは対応するデジ
タルデータが出力される。
送信信号のコードフォーマットは第3図(a)に示す
ように、まず先頭に「1」と「0」の繰り返しからなる
プリアンブル信号Aが位置され、これに続いてバッチ信
号Bが配置されている。プリアンブル信号Aは、これか
らデータが送られることを受信機に認識させ、入力同期
をとるための信号である。バッチ信号Bは、その先頭に
配置された同期コードSCと、第3図(b)もしくは
(d)に示すようにレースに関する各種データを含む複
数のコードW1、W2、W3・・・及びこれらのデータが
何番目のレースに関するものなのかを識別するためのレ
ース識別コードVとからなっている。
ここで、上記レース識別コードVは、それ以下のコー
ドW1、W2、W3・・・等に含まれるデータの種類に対
応した4ビットの信号からなり、第4図の右欄に示した
ような各レースのデータに対しては、その左欄に示すよ
うなコードとなる。例えば、第3図(c)に示したよう
な全てのレースに関する連勝複式のレース結果データ及
びその配当データに対応するレース識別コードVは、同
図(b)のように「0000」となり、また、同図(e)に
示したような第1レースに関する各種データ(ただし、
レース結果データ及び配当データは含まない)に対応す
るレース識別コードVは、同図(d)のように「0011」
となる。
また、上記のコードW1、W2、W3・・・等の構成は、
上記のレース識別コードVが「0000」、「0001」及び
「0010」の中のどれかか、或いはそれ以外のコードかで
異なる。
すなわち、前者の場合は、第3図(c)に示すよう
に、レース結果データを示すコードワードD1と、この
データに対応する配当データを示すもう1つのコードワ
ードD2とからなっている。そして、これらの2つのコ
ードワードD1、D2は、どちらも、識別フラグa、デー
タビットb、BCHパリティc及びイーブンパリティdか
ら構成されている。ここで、識別フラグaは、その次に
来るデータビットbがレース結果データである時に
「0」がセットされ、配当データである時に「1」がセ
ットされるフラグである。BCHパリティcは、コード内
部に発生するエラーの訂正を行うためのビットである。
イーブンパリティdは、先頭から最終までのビットのう
ち「1」を表すものの総数が奇数個あったか偶数個あっ
たかを表すビットであり、例えば1ビットだけ「0」と
「1」を間違えた場合には、このイーブンパリティdの
チェックによって、ビットが欠落したか或いは付加され
てしまったかを判断することができる。
一方、後者の場合は、第3図(e)に示すように、デ
ータ識別コードe、データビットf、BCHパリティg及
びイーブンパリティhから構成されている。ここで、デ
ータ識別コードeは、その次に来るデータビットfに含
まれるデータの種類に対応した3ビットの信号からな
り、例えばオッズデータに対しては「000」がセットさ
れ、馬体重データに対しては「001」がセットされる。B
CHパリティg及びイーブンパリティhは、上記のBCHパ
リティc及びイーブンパリティdと同じである。
次に第2図に戻り、入力同期回路5は、受信回路4か
ら出力された信号と、内部のクロックとの同期をとるた
めの回路である。この入力同期回路5によって同期のと
られた信号は、BCH誤り訂正回路6、プリアンブル検出
回路7及び同期コード検出回路8に入力される。BCH等
訂正回路6は、第3図(c)、(e)に示したBCHパリ
ティc、gに基づいて、受信信号の誤り訂正を行う回路
である。プリアンブル検出回路7は、受信信号の中か
ら、第3図(a)に示したプリアンブル信号Aを検出す
る回路である。同期コード検出回路8は、受信信号の中
から、第3図(a)に示した同期コードSCを検出する回
路である。また、S−P変換回路9は、上記BCH誤り訂
正回路6で誤りの訂正されたシリアルのデジタル信号を
パラレルデータに変換する回路である。受信タイミング
制御回路10は、上記のプリアンブル検出回路7や同期コ
ード検出回路8からの各検出信号等に基づきCPU11に対
しRAM13への受信データ書き込みの指令信号を送った
り、CPU11からの受信禁止信号が出力されている期間だ
け受信側の各回路5〜9の動作を禁止したりする回路で
ある。
CPU11は、第1図に示したキーS1〜S3等を含むキー
入力部12からキー入力信号や、受信タイミング制御回路
10から出力された受信データ書き込み指令信号等に基づ
き、各種の処理を実行する中央処理部であり、例えば上
記の書き込み指令信号により受信データをRAM13に記憶
させたり、或いは、キー入力部12によるキー操作に応じ
た種類のデータをRAM13から読み出して表示部2に表示
させる等の処理を行う。
RAM13は、上記S−P変換回路9から出力されたパラ
レルの受信データをCPU12の指示に従って記憶する。読
み出し及び書き込み可能なメモリであり、第5図に示す
ような構成を有している。同図において、レジスタR
は、全レースの結果データ及びその配当データを記憶す
るためのレース結果レジスタであり、各レースに対応し
た複数の記憶領域からなっている。それ以降のレジスタ
X、Y、Z・・・等は、第1図に示したレース指定キー
1で指定されたレースに関する各種データを記憶する
ためのレジスタであり、例えばレジスタX、Y、Zはそ
れぞれ上記指定のレースに関する各組み合わせ毎のオッ
ズデータ、各馬毎の体重データ、各馬毎の重馬場におけ
る成績データを記憶するレジスタである。
また、レース識別コードレジスタKは、レース指定キ
ーS1の操作に応じたレース識別コード(第4図参照。
ただし、各レースに対応した「0011」以降のコードの
み)を記憶するレジスタである。タイマレジスタSは、
例えば10秒タイマとして使用されるレジスタであり、キ
ー操作があった時に前述の受信禁止信号(第2図参照)
を10秒間だけ出力させるためのものである。受信可否フ
ラグLは、キー操作があった時に「1」を記憶し、上記
タイマレジスタSがタイムアップした時に「0」を記憶
するレジスタであり、「1」が記憶されている間は上記
の受信禁止信号が出力されて受信動作が禁止される。表
示ポインタPは、上記の各レジスタR、X、Y、Z・・
・等の各記憶領域に記憶されている複数のデータの中か
ら、表示部2に表示させるためのデータを指定するポイ
ンタである。枠指定ポインタCは、1つのレースにおけ
る馬番を示す枠を指定するポインタである。
次に第2図に戻り、演算回路14は、CPU11からの指令
に基づき各種演算を行う回路である。表示バッファ15
は、CPU11から与えられた表示用のパターンデータを一
時的に格納しておくメモリであり、表示ドライバ16は、
表示バッファ15に格納されたデータ表示部2(第1図に
示したものと同じ)に表示させる回路である。また、発
振器17は、一定周期の基準クロック信号を出力する回路
であり、タイミング信号出力回路18は、上記基準クロッ
ク信号を所定の周波数まで分周して、上述した受信タイ
ミング制御回路10及びCPU11を初めとする各回路を時系
列的にコントロールするためのタイミング信号を出力す
る回路である。スピーカ駆動回路19は、レース指定キー
1で指定されたレースに関するデータが受信されてRAM
13に取り込まれた時に、CPU11からの起動信号によりス
ピーカ20を駆動して、例えば“ピッ”という報知音を発
生させるための回路である。
次に、本実施例の主要な処理動作について、第6図〜
第10図に基づき説明する。なお、第6図は本実施例の全
体的な処理動作を示すフローチャート、第7図は第6図
中の受信データ取り込み処理(ステップa13)を具体的
に示すフローチャート、第8図は第6図中のキー処理
(ステップa5)を具体的に示すフローチャート、第9
図は第8図中のその他のキー処理(ステップc11)にお
いて全キー(第1図のデータ種類指定キーS3参照)を
操作した際の処理を具体的に示すフローチャート、第10
図はキー操作による表示部2の表示の切り換わりを示す
図である。
まず第6図において、通常はホールト(HALT)状態に
あり(ステップa1)、ここで何らかのキー操作があっ
てキー入力信号が送られた場合は、キー割り込み処理を
行う(ステップa2)。続いて、RAM13の受信可否フラグ
Lに「1」をセットする(ステップa3)。これによ
り、第2図に示したCPU11から受信タイミング制御回路1
0へ受信禁止信号が送られ、受信側の各回路5〜9の動
作が禁止される。その後、タイマレジスタSをクリアし
(ステップa4)、操作キーに応じたキー処理を行う
(ステップa5)。このキー処理では、第1図に示した
キーS1〜S3のうちのどのキーが操作されたかに応じ
て、それぞれに対応した処理を行う。詳しくは、第8図
に基づき後述する。
一方、上記ホールト状態(ステップa1)において、
例えば1秒毎の計時信号が出力された場合には、計時割
り込み処理を行う(ステップa6)。続いて、受信可否
フラグLに「1」が記憶されているかどうか、すなわち
キー操作がなされたことにより受信禁止信号が出力され
ているかどうかを判別する(ステップa7)。もし、L
=1であれば、タイマレジスタSを1つカウントアップ
し(ステップa8)、その内容が10秒になったかどうか
を判別する(ステップa9)。このタイマレジスタSの
内容は、キー割り込み時にステップa4でクリアされて
いるので、ここではゼロからカウントが開始され、S=
10秒になるまでカウントが続けられる。S=10秒になっ
た時は、受信可否フラグLに「0」をセットすることに
より、受信禁止信号を解除する(ステップa10)。この
ことにより、いずれのキーが操作された場合であって
も、その操作後の10秒間は受信動作が禁止される。
また、キー操作から10秒が経過すれば、上述したよう
に受信禁止信号が解除され、受信が可能になる。この受
信可能な状態において何らかのデータが受信されると、
受信タイミング制御回路10からCPU11へ受信データの書
き込み指令信号が送られる。そこで、上記ホールト状態
(ステップa1)において、この書き込み指令信号が送
られた場合には、受信割り込み処理を行う(ステップa
11)。続いて、受信可否フラグLに「0」が記憶されて
いるかどうか、すなわちキー操作から10秒以上経過した
ことにより受信禁止信号が解除されているかどうかを判
別し(ステップa12)、L=0であれば、次のステップ
である受信データ取り込み処理に移る(ステップ
13)。この受信データ取り込み処理を、第7図に基づ
き、以下に具体的に説明する。
第7図においては、まず、受信されたデータのレース
識別コードV(第3図及び第4図参照)が「0000」〜
「0010」のいずれかかどうか、すなわちレース結果デー
タかどうかを判別し(ステップb1)、レース結果デー
タであればRAM13のレース結果レジスタRに格納する
(ステップb2)。
一方、上記ステップb1においてレース結果データで
はないと判別された時は、今度は、受信データのレース
識別コードVが、レース指定キーS1で指定されてレー
ス識別コードレジスタKに記憶されているレース識別コ
ードと一致するかどうかを判別する(ステップb3)。
ここで、レース識別コードが一致した時は、受信データ
に含まれる各種データのデータ識別コードe(第3図
(e)参照)がそれぞれどの種類のデータに対応するか
を判別して、その判別された種類に応じたレジスタX、
Y、Z・・・等にそれぞれ格納する(ステップb4)。
そして、全データの格納が完了したかどうかを判別し
(ステップb5)、完了した場合は、第2図のスピーカ
駆動回路19に起動信号を与えてスピーカ20から“ピッ”
という報知音を出力させる(ステップb6)。
以上のステップb1〜b6の処理によれば、連勝複式、
単勝、単勝複式のレース結果データはいずれも必要不可
欠なデータであることから、これらのデータが受信され
た時は、それがどのレースのデータであるかにかかわら
ず、無条件にRAM13に記憶される(ステップb1、b2
照)。一方、上記のレース結果データ以外のデータ、例
えばオッズデータ、馬体重データ、レース予想データ、
過去の成績データ等の種々のデータが受信された時に
は、第1図に示したレース指定キーSで予め指定した所
望のレースに関するデータのみがRAM13に記憶されると
共に、報知音が出力される。例えば、レース指定キーS
1で第2レースを指定することによりレース識別コード
「0100」がレース識別コードレジスタKに記憶されてい
る状態において、第2レースに関する各種データが受信
された時は、それらのデータが記憶されて、“ピッ”と
報音が行われる。このことにより、所望のレースのデー
タが受信されたことを即座に知ることができる。
次に、第6図に示したキー処理(ステップa5)を、
第8図に基づき、以下に具体的に説明する。
第8図においては、まず、操作されたキーがレース指
定キーS1かどうかを判別する(ステップc1)。ここ
で、レース指定キーS1であれば、その指定されたレー
スに対応したレース識別コードをレース識別コードレジ
スタKにセットする(ステップc2)。これにより、レ
ース結果データを除く他のデータが受信された時には、
上記レース指定キーS1で指定したレースに関係するデ
ータのみを記憶させることができる(ステップb3、b4
参照)。
また、上記ステップc1においてレース指定キーS1
ないと判別された時は、続いて、サーチキーS2かどう
かを判別する(ステップc3)。ここで、サーチキーS2
であれば、表示ポインタPを1つカウントアップするこ
とにより、各種データのレジスタR、X、Y、Z・・・
等のうち、現在表示中のデータが記憶されているレジス
タの中から、次のページのデータを指定し、これを表示
部2に表示させる(ステップc4)。
上記ステップc1においてサーチキーS2ではないと判
別された時は、続いて、データ種類指定キーS3の中の
結果キーかどうかを判別する(ステップc5)。ここ
で、結果キーであれば、レース結果レジスタRに記憶さ
れているレース結果データ及びその配当データを読み出
して表示部2に表示させる(ステップc6)。上記ステ
ップc5において結果キーではないと判別された時は、
続いて、データ種類指定キーS3の中のオッズキーかど
うかを判別する(ステップc7)。ここで、オッズキー
であれば、オッズレジスタXに記憶されている「1−
1」等の組み合わせデータ及びそのオッズデータを読み
出して表示部2に表示させる(ステップc8)。上記ス
テップc7においてオッズキーではないと判別された時
は、続いて、データ種類指定キーS3の中の体重キーか
どうかを判別する(ステップc9)。ここで、体重キー
であれば、体重レジスタYに記憶されている馬名データ
及びその体重データを読み出して表示部2に表示させる
(ステップc10)。また、上記ステップc9において体
重キーでもないと判別された時は、続いて、データ種類
指定キーS3の中のその他のキーに応じたキー処理を行
う(ステップc11)。
以上のステップc5〜c11の処理によれば、データ種
類指定キーS3で所望のデータ種類を指定することによ
り、RAM13に記憶された各種データの中から、上記所望
のデータを選択的に表示させることができる。例えば、
結果キーを操作することにより、第10図の表示例aに示
すように、各レース毎のレース結果データ(この例は連
勝複式)とその配当データを表示させることができる。
この表示例aでは、例えば「2R」が第2レースを示し、
その横の「3−6」が第2レースにおける連勝複式のレ
ース結果を示し、更にその横の「280」が100円当たりの
払い戻し金額である配当率を示している。また、体重キ
ーを操作することにより、表示例cに示すように、各馬
毎の体重データを表示させることができる。この表示例
cでは、例えば「A」、「B」、「C」等が馬名を示
し、その横の「450」、「470」、「500」等が馬体重
(単位:kg)を示している。更に、これら各種のデータ
を表示させた状態においてサーチキーS2を操作すれ
ば、上記ステップc3及びc4の処理により、表示例bに
示すように次のページのデータを表示させることができ
る。
次に、上記その他のキー処理(ステップc11)におい
て、特に全キーが操作されたレバー場合の処理を、第9
図に基づき、以下に具体的に説明する。
第9図においては、まず、枠指定ポインタCを1つカ
ウントアップすることにより次の枠(次の馬番)を指定
し(ステップd1)、その指定された枠の馬に関するデ
ータが記憶されているかどうか、すなわちその枠の馬が
出走しているかどうかを判別する(ステップd2)。も
し、データが記憶されていなければ、その枠以降の馬は
出走していないことになるので、枠指定ポインタCをリ
セットし(ステップd3)、また、データが記憶されて
いれば、その枠の馬は出走していることになるので、C
の内容をそのままにする。そして、Cで指定された枠の
馬に関する全てのデータをRAM13の各レジスタから読み
出して編集し(ステップd4)、それを一度に表示部2
に表示させる(ステップd5)。
以上のステップd1〜d5の処理によれば、全キーを操
作する毎に、1つの枠に関して記憶されている全データ
を、枠単位で順次切り換えて表示させることができる。
例えば全キーの操作で枠指定ポインタCが1枠を指定し
た場合は、第10図の表示例dに示すように、1枠に関す
る全データが一度に表示される。この表示例dでは、□
の中の数字「1」が1枠を示し、その横の「A」が馬名
を示し、その横の「450」が体重(kg)を示している。
また、その下の「重」、「良」、「不良」は、それぞれ
重馬場、良馬場、不良馬場における過去の成績を意味
し、その成績を示す4桁の数字「0020」等は左の数字か
ら順に1位、2位、3位、着外となった回数を意味して
いる。更に、その下の「1200 1.13.7」は1200mの持ち
タイムが1分13秒7であることを示し、その下の「1600
1.34.5」は1600mの持ちタイムが1分34秒5であるこ
とを示している。
以上に述べたように、本実施例によれば、受信された
種々のデータのうち、必要不可欠なレース結果データ
と、予め指定したレースの各種データとを記憶し、これ
をキーS3の操作により直ちに表示させることができる
ので、従来のような聞きのがしの問題がなくなり、よっ
て競馬場内の所定の掲示板の所まで見に行くといった不
便さも解消される。また、結果データ以外の各種データ
については、予めレース指定キーS1で指定されたレー
スに関するデータのみを記憶するようにしたので、RAM1
3の記憶容量が少なくて済み、しかも装置の大型化を防
止できるといった利点もある。
なお、上記実施例の受信機は、競馬場からの貸し出し
により使用されるものであり、競馬場からの送信信号は
全ての受信機で無条件に受信されるようになっていた
が、既存のページャ会社との契約により、レース結果に
関するメッセージを競馬場外へ個別に送ってもらうよう
にしてもよい。このようにするためには、第2図に示し
た回路構成におけるBCH誤り訂正回路6とS−P変換回
路9との間に、第11図に示すようにID-ROM21及びアドレ
ス一致検出回路22を設けると共に、送信信号のフォーマ
ットを第12図のように変えればよい。
すなわち第12図において、バッチ信号Bは、同期コー
ドSCと、レース識別コードVと、複数のコードワードU
1、U2、U3・・・とからなっており、各コードワード
1、U2、U3・・・は先頭に識別フラグtが配置さ
れ、これに続いてアドレスコードやメッセージデータが
配置されている。上記識別フラグtは、これに続く次の
データがアドレスコードの場合に「0」がセットされ、
メッセージデータの場合に「1」がセットされる。上記
アドレスコードは自己の呼び出し番号に相当するコード
であり、上記メッセージデータは第3図(c)の構成と
同じくレース結果データや配当データを含んで構成され
ている。この例では、2つのコードワードで、1レース
分のデータが構成されている。なお、レース結果データ
以外のメッセージデータの送信フォーマットは、第12図
におけるa〜dのデータ構成の代わりに、第3図(e)
のe〜hのデータ構成を用いたものとなる。
また第11図において、ID-ROM21は、自己のアドレスを
予め記憶しておく読み出し専用メモリである。アドレス
一致検出回路22は、受信データに含まれているアドレス
コード(第12図参照)が上記ID-ROM21の記憶している自
己のアドレスと一致するかどうかを検出し、一致した時
にS−P変換回路9に対し一致検出信号を送出して、S
−P変換回路9の動作を可能にする回路である。このよ
うな回路構成とすることにより、自己に対して送信され
たメッセージデータのみを取り込んで、前記実施例と同
様に各種のデータを記憶、表示することができる。
なお、上述した各実施例は競馬の場合を例として説明
したが、その他のレース、例えば競輪、競艇、オートレ
ース等にも適用できることは言うまでもない。
また、レース指定キーS1で指定できるレースの数
は、2つ以上としてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、受信された種
々のデータのうち、必要不可欠なレース結果データと、
予め指定しておいたレースの各種データとを記憶し、そ
の中から所望の種類のデータをスイッチ操作により直ち
に表示させることができるので、レースに関する必要な
データを聞きのがしなく直ちに知ることができる。しか
も、レース結果データ以外の各種データについては、予
め指定しておいたレースに関するデータのみを記憶する
ようにしたので、少ないメモリ容量で対応できると共
に、装置の大型化をも避けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る受信機を示す外観図、 第2図は本実施例の受信機内部の回路構成を示すブロッ
ク図、 第3図は本実施例で採用した送信信号フォーマットを示
す図、 第4図はデータの種類とレース識別コードとの関係を示
す図、 第5図は第2図中のRAM13の主要内容を示す模式構成
図、 第6図は本実施例の全体的な処理動作を示すフローチャ
ート、 第7図は第6図中の受信データ取り込み処理(ステップ
13)を具体的に示すフローチャート、 第8図は第6図中のキー処理(ステップa5)を具体的
に示すフローチャート、 第9図は第8図中のその他のキー処理(ステップc11
において全キーを操作した際の処理を具体的に示すフロ
ーチャート、 第10図はキー操作による表示部2の表示の切り換わりを
示す図、 第11図は本考案の他の実施例に係る受信機内部の回路構
成の一部を示すブロック図、 第12図は上記他の実施例で採用した送信信号フォーマッ
トを示す図である。 2……表示部、4……受信回路、5……入力同期回路、
6……BCH誤り訂正回路、7……プリアンブル検出回
路、8……同期コード検出回路、9……S−P変換回
路、10……受信タイミング制御回路、11……CPU、13…
…RAM、14……演算回路、15……表示バッファ、16……
表示ドライバ、21……ID-ROM、22……アドレス一致検出
回路、K……レース識別コードレジスタ、S……タイマ
レジスタ、L……受信可否フラグ、C……枠指定ポイン
タ、R……レース結果レジスタ、X……オッズレジス
タ、Y……体重レジスタ、Z……重馬場レジスタ、S1
……レース指定キー、S2……サーチキー、S3……デー
タ種類指定キー.

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のレースの中から所望のレースを指定
    するレース指定手段と、 レース結果データ及びその他のレースに関する各種デー
    タを受信する受信手段と、 該受信手段による受信データの種類を判別する判別手段
    と、 該判別手段でレース結果データと判別された受信データ
    のみを無条件に記憶する第1の記憶手段と、 前記判別手段でレース結果データ以外のデータと判別さ
    れた受信データのうち、前記レース指定手段で指定され
    たレースに関するデータのみを記憶する第2の記憶手段
    と、 レースに関する複数種類のデータの中から、所望のデー
    タの種類を選択指定するスイッチ手段と、 前記第1、第2の記憶手段に記憶されたデータの中か
    ら、該スイッチ手段で選択指定された種類のデータを表
    示する表示手段とを備えたことを特徴とする受信機。
JP1988171269U 1988-12-28 1988-12-28 受信機 Expired - Lifetime JP2525257Y2 (ja)

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JP1988171269U JP2525257Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 受信機
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