JP2524981Y2 - 電照式表示装置 - Google Patents

電照式表示装置

Info

Publication number
JP2524981Y2
JP2524981Y2 JP1990051239U JP5123990U JP2524981Y2 JP 2524981 Y2 JP2524981 Y2 JP 2524981Y2 JP 1990051239 U JP1990051239 U JP 1990051239U JP 5123990 U JP5123990 U JP 5123990U JP 2524981 Y2 JP2524981 Y2 JP 2524981Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
outer frame
opening
main body
middle frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990051239U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0411588U (ja
Inventor
勇造 相沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Bellows Co Ltd
Original Assignee
Fuji Bellows Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Bellows Co Ltd filed Critical Fuji Bellows Co Ltd
Priority to JP1990051239U priority Critical patent/JP2524981Y2/ja
Publication of JPH0411588U publication Critical patent/JPH0411588U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2524981Y2 publication Critical patent/JP2524981Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、広告や案内表示等に使用される照明灯を使
った電照式表示装置に関する。
[従来の技術] 建物の内外壁面や駅構内の壁面等を利用して広告文を
表示したり、案内文や図画を掲示したりする表示装置は
従来から広く知られている。表示装置には各種の構造が
あり、使用目的等に応じて使い分けられているが、一般
に広告掲示用の表示装置として、特に駅の構内や地下通
路の壁部等に備えられる表示装置として照明手段を備え
た所謂電照式の表示装置が広く使用されている。
この電照式の表示装置は内部に蛍光ランプ等の照明灯
を備えた本体枠の開口部に内周に2板の透明,半透明板
を合せて嵌め入れた額縁形の開閉枠を蝶着し、透明板と
半透明板の間に添わせるフィルム状の掲示物を上記照明
灯で背後から照明する構造になっている。
この従来型の表示装置は掲示物を交換する場合、開閉
枠を開放したのち、これに嵌め付けた2枚の透明板と半
透明板を外して掲示物を抜き取り、再びこの両透明,半
透明板の間に掲示物を挟んで開閉枠に嵌め付けることに
よって行っているのが普通であり、また蛍光灯などの照
明灯を交換する際にはこの照明灯の光を拡散するためそ
の前面に沿って付設する光拡散用のスクリーンを脱着す
る作業を通して行っている。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、上述した従来の電照式の表示装置における
欠陥,つまり、掲示物の交換作業、並びに照明灯の交換
作業の不便に鑑みこれを改善する目的で考案されたもの
である。特に、掲示物の交換に当っては透明板、半透明
板を開閉枠から引き抜いて両板の間に挟んだ掲示物を差
し替える必要があり、このとき掲示物の歪み等に注意し
ながら行う作業は厄介であり、また設置場所が高所であ
る等作業条件が悪いことが多いため大変危険であり、そ
の改善が強く望まれるところとなっていた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上述した従来の表示装置における欠陥に鑑
みこれを改善する目的でなされたもので、本体枠の開口
部に蝶着された開閉枠を外枠と中枠に分割し、この両枠
をそれぞれ開閉自由に蝶着すると共に、外枠には透明板
を、中枠には半透明板をそれぞれ固定的に嵌め付け、外
枠の開閉操作を通して透明、半透明板間の掲示物の交換
作業を可能にする一方、中枠の開放操作を通して本体枠
内部に備えられる照明灯の交換作業が行えるようにした
表示装置を提供せんとするものである。
更に本考案を詳述すると、この考案は内部に照明灯を
備えた本体枠と、額縁形に形成される枠部分の開口部内
周に透明板を嵌め付け上記本体枠の開口部を被う外枠
と、この外枠と略同一の額縁形に形成される枠部分内周
に透明若しくは半透明板を嵌め付け前記本体枠と外枠の
間に介挿される中枠とからなり、本体枠,外枠、中枠の
三者は共通一側縁においてそれぞれ開閉自由に蝶着する
一方、自由端縁において外枠は中枠に第1の係止手段に
より、また中枠は本体枠に第2の係止手段により各係脱
自在に係止してなることを特徴とした電照式表示装置に
ある。
以下、本考案を図示する実施例につき詳述し、その特
徴とするところを明らかにする。
[実施例] 図面第1図は本考案にかゝる表示装置の一部欠截せる
縦断側面図であり、第2図は外枠と中枠を一体に開放し
た状態の要部の縦断側面図、第3図は外枠を開放した要
部の縦断側面図であり、第4図は使用状態の正面図であ
る。図面において1は内部に照明灯たる蛍光灯2を備え
た本体枠であり、3はこの本体枠の前面開口部に開閉自
由に蝶着した中枠、4は同じく外枠である。
本体枠1は金属材を以て浅い横長長方形の箱形に形成
してあり、内部には箱の底部に当る起立面5に上下対を
なす複数組のソケット6を備え、これに縦向きにした蛍
光灯2をそれぞれ着脱自在に装着している。
中枠3は断面L字形に押出成形したアルミの型材を矩
形の枠に組んで額縁形に形成してなり、外枠部を形成す
る枠部分3aから内方に向けて直角に延設する片部分3bの
前面にアクリル樹脂製の半透明板7を添わせ、これをビ
ス8によって固定される止め金具9で押えて嵌め殺し状
に止め付けてある。上記片部分3bの前面には帯板状のク
ッション材10を介挿し半透明板7を受け止め上記止め金
具9で押付けたときガタ付かないようにしてある。尚、
止め金具9は枠部分に沿って適宜間隔で複数個設けられ
る。
外枠4は上記中枠と共同して掲示物11を固定し本体枠
1の前面に保持するものであり、断面略L字形に押出成
形したアルミ型材を中枠3と同様に額縁形に形成し、そ
の内周に透明板12を収めてある。
透明板12は内方に向けて突き出す片部分4bの内側面に
周縁部を添わせ、ビス13によって止め付けられる止め金
具14により嵌め殺し状に収めてある。
ところで、前記中枠3は額縁形に形成する枠部分3aを
本体枠1の前面開口部15を形成する突き出し縁部16の外
に嵌り付く大きさに形成して前方からこの前面開口部15
を包み込む如く被うことができるようにしてあり、また
外枠4はその枠部分4aを中枠の枠部分3aより大きく形成
して中枠3の外側に嵌め付けられるようにしてある。そ
して、この外枠の嵌め付けによって半透明板7と透明板
12とを接面できるようにしてある。
図中、17は本体枠1に対して中枠3と外枠4を開閉自
由に蝶着する蝶番であり、この蝶番は第5図に示す如く
一本の枢着軸18に3枚の片17a,17b,17cを備えてなる。
そして、中央の片17bは枢着軸18に固定し、他の2片17
a,17cは枢着軸18の両端からそれぞれ抜差し自由に挿通
して各回動自由に軸着してある。そして、ここでは中央
の片17bを中枠3の枠部分3aにビス19で止め付け、一方
の端の片17aを本体枠1に、そして他方の片17cは外枠の
枠部分4aに各々ビス19で止め付け、本体枠1の一側縁に
おいて中、外の両枠体3,4の一側縁が揃った状態で蝶着
されるようにしてある。
図中20,21は上記蝶番17を介して本体枠に蝶着される
中枠と外枠の各自由端縁を拘束する第1の係止手段と、
第2の係止手段である。両係止手段20,21はここでは摘
み20a,21a有したネジからなり、第1の係止手段たるネ
ジ20は外枠4の枠部分4aを貫いてネジの先端を中枠3の
枠部分3aに設ける透孔22に突き入れて係止し、第2の係
止手段たるネジ21はフック片23を貫通して本体枠1にネ
ジ付けてある。
両ネジ20,21は合成樹脂製のナット24,25にそれぞれネ
ジ付けられ、一方のネジ20は緩めることによってネジの
先端を透孔22から後退させ、係止状態を解除して外枠4
の開放を自由にし、また他方のネジ21は緩めることによ
ってフック片23を下降させ、中枠3の自由端縁に設ける
係止部26から先端爪部23aを外せるようにしてある。
図中、27は本体枠内部に装備される蛍光灯2の長さ方
向に沿ってその前面を被う如く設けた多孔板からなる光
拡散用のスクリーンであり、28は反射板である。
スクリーン27は両端に緊張用のスプリング29を備え、
この両スプリングの端を中枠3の枠部分3aの内周壁に設
ける止め部30に掛け止めて緊張した状態で張設され、本
体枠側に備えられる蛍光灯2の前面をその全長に亘って
被うようにしてある。
本考案表示装置は上述の様に構成されるもので、壁付
け型にした当該実施例の装置では本体枠の起立面5の背
面を図示しない壁面に添わせて起立した状態に固定し、
使用することになる。そして、掲示物11をセットする場
合には先ずネジ20を緩めて透孔22から抜き取り、外枠4
を自由にして蝶番17を支点に開放し(第3図の状態)、
次に前面を露出させた半透明板7の前面にフィルム状掲
示物11を添わせ、再び外枠を閉じて透明板12を接面させ
挟持することでセットすることになる。このとき、掲示
物11を半透明板7の前面に添わせる作業において外枠が
邪魔になる場合には外枠を半開放の状態で横方向にずら
すと、蝶番17の片17cが枢着軸18から抜けるので取り外
しておくことができ、また掲示作業後はこれの逆の作業
によって簡単に戻すことができる。
この様に掲示物のセット作業並びに交換作業は外枠4
の開放によって行えるが、更に照明用蛍光灯2を交換す
る場合には第2の係止手段21のネジを緩めてフック片23
を下げ係止部26から外すことで中枠3を開放することが
できるので本体枠の前方から蛍光灯の交換をすることが
できる。このとき、蛍光灯2の前面を被うスクリーン27
は中枠3の開放とともに蛍光灯の前から退かせることが
できるのでこれに邪魔されることなく容易に行うことが
できる。勿論、スクリーンは中枠の開放によって取出し
やすくなるためその交換の必要がある場合には同様に容
易に行うことができることになる。
ところで、中枠3を開放する場合第1係止手段20の緊
締によって外枠4と一体にしておけるので掲示物11が外
れることはない。またこの様に両枠3,4が一つになって
いることから、中枠3を開放の途中で横にずらすと本体
枠1に固着した片17aから枢着軸18が抜け出して枢着状
態が解除されるため中枠3と外枠4を一体にしたまゝ本
体枠から取り外すことができる。従って蛍光灯の交換作
業時において中、外の枠が邪魔になる場合には取り外し
て作業することができることになる。
尚、図示するように本体枠1の蝶着部一側縁部には凹
部31を形成してこの凹部に蝶番17を収めるようにすると
正面から見られず外観を損ねることがなく好都合であ
る。また、実施例では中枠3に半透明板7を嵌め付けた
が掲示物によっては透明板であってもよいこと勿論であ
る。そして、第1と第2の係止手段20,21につきネジを
用いたが、第1係止手段については中枠3と外枠4が、
そして第2係止手段については中枠3と本体枠1が係脱
自在に係合するものであればよく、例えばネジに代えて
ピンを使用することも可能である。
[考案の効果] 以上、本考案の表示装置につき図示する実施例に基づ
き説明したが、従来この種装置において掲示物のセッ
ト,交換に当っては通常の場合枠体から透明,半透明板
を抜き出して両板の間に挟み込む作業を不可欠とした
が、本考案では外枠を開放し、一方の半透明板を固定し
たまゝで掲示物の装着が可能であるため手際よく迅速に
作業できる利点がある。
また、照明灯の交換に当っても同様に第2の係止手段
を外して中枠を開放することで本体枠内部の照明灯を露
出できるので楽に作業できる利点がある。しかも、この
装置においては光拡散用のスクリーンが中枠に備えられ
ていることから、中枠の開放と共にこのスクリーンを照
明灯の前面から退かせることができるものとなってお
り、従って光拡散スクリーンを装着する薄形の表示装置
において有利に実施できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本考案にかゝる表示装置の一部欠截せる縦
断側面図、第2図は外枠と中枠を一体に開放した状態の
要部の縦断側面図、第3図は外枠を開放した要部の縦断
側面図、第4図は使用状態の正面図、第5図は蝶番の分
解斜視図である。 1……本体枠、2……照明灯たる蛍光灯 3……中枠、3a……中枠の枠部分 3b……中枠の片部分、4……外枠 4a……外枠の枠部分、4b……外枠の片部分 7……半透明板、11……掲示物 12……透明板、17……蝶番 17a,17b,17c……蝶番の片 18……枢着軸、20……第1の係止手段 21……第2の係止手段

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に照明灯を備え前面を開放する本体枠
    と、額縁形に形成され開口部内周に透明板を嵌め付ける
    外枠と、この外枠と略同一の額縁形に形成される枠部分
    内周に透明若しくは半透明板を嵌め付ける中枠とを有
    し、前記本体枠の前面開口部に前記中枠を内側にしてそ
    の外側に前記外枠を接面状に添わせて閉塞し、且つ該中
    枠と外枠にそれぞれ嵌め付ける前記透明板相互若しくは
    前記透明板と半透明板を接面状に重ね合わせる一方、該
    中枠と外枠の共通一側縁を枢着軸を介して前記本体枠の
    開口部一側縁に各開閉自由に蝶着せしめ、その一方該外
    枠の自由端縁を中枠の自由端縁に第1の係止手段を介し
    て係脱自由に止め付け、また上記中枠の自由端縁を前記
    本体枠の開口部に第2の係止手段を介して係脱自由に止
    め付けて前記外枠を中枠から単独に開放可能とする一
    方、外枠と中枠を一体にしたまゝ前記本体枠から開放で
    きるようにしてなることを特徴とした電照式表示装置。
JP1990051239U 1990-05-18 1990-05-18 電照式表示装置 Expired - Lifetime JP2524981Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990051239U JP2524981Y2 (ja) 1990-05-18 1990-05-18 電照式表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990051239U JP2524981Y2 (ja) 1990-05-18 1990-05-18 電照式表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0411588U JPH0411588U (ja) 1992-01-30
JP2524981Y2 true JP2524981Y2 (ja) 1997-02-05

Family

ID=31570496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990051239U Expired - Lifetime JP2524981Y2 (ja) 1990-05-18 1990-05-18 電照式表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2524981Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014145912A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Edakin:Kk 内照式ポスター掲示装置
JP2015043047A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 大日本印刷株式会社 視線解析手段を有する表示媒体

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0449660Y2 (ja) * 1988-01-28 1992-11-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0411588U (ja) 1992-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5373428A (en) Lightbox for display purposes
US3835613A (en) Sign frame assembly
JP2524981Y2 (ja) 電照式表示装置
US3794830A (en) Locking spring and hinge for cover of lighting fixture
US1792635A (en) License-plate apparatus for automobiles
US3517853A (en) Light fixture fastening means
JPH0364873B2 (ja)
JP4135821B2 (ja) 大型看板装置
JPH0449660Y2 (ja)
JP3106155B2 (ja) 自動販売機用見本展示装置
JPH08328491A (ja) 表示装置
JPS606868Y2 (ja) 広告枠等における蝶番装置
JP2660390B2 (ja) 看板構造物における開閉枠の止着構造
KR970001798Y1 (ko) 양면돌출간판
JP2997922B2 (ja) 自動販売機展示用商品見本
JPH0727500Y2 (ja) 内照式看板
JP2001147656A (ja) 掲示物用展示装置
JP3246593B2 (ja) 内照表示体
JPH11202805A (ja) 広告枠
KR200182355Y1 (ko) 간판의 전면 광고판 부착 장치
JP2562896Y2 (ja) 蝶着装置
JP3000097B2 (ja) 自動販売機用見本展示装置
JP2997921B2 (ja) 自動販売機展示用商品見本
JPH0343589Y2 (ja)
JPH0727499Y2 (ja) 広告表示装置