JP2524891Y2 - フォーク移動装置 - Google Patents
フォーク移動装置Info
- Publication number
- JP2524891Y2 JP2524891Y2 JP11155191U JP11155191U JP2524891Y2 JP 2524891 Y2 JP2524891 Y2 JP 2524891Y2 JP 11155191 U JP11155191 U JP 11155191U JP 11155191 U JP11155191 U JP 11155191U JP 2524891 Y2 JP2524891 Y2 JP 2524891Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fork
- moving device
- center
- load
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野） この考案はフォークリフトトラ
ックのフォーク移動装置に関するものである。
【０００２】
ックのフォーク移動装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のフォーク移動装置では，装着して
いる３本の内中央のフォークｃを，手動によりハンドル
ｈを回して移動させて，偏心している荷持重量が均等に
フォークａ，ｂ，ｃに掛かるようにバランスを取ってい
た。図９は従来のフォーク移動装置を示す正面図，図１
０は中央断面図である。図中ａ，ｂは各々左右フォー
ク，ｃは中央フォーク，ｄ，ｅは油圧シリンダ，ｆはフ
ィンガーボード，ｇはネジシャフト，ｈはハンドル，ｍ
はマストを示す。
いる３本の内中央のフォークｃを，手動によりハンドル
ｈを回して移動させて，偏心している荷持重量が均等に
フォークａ，ｂ，ｃに掛かるようにバランスを取ってい
た。図９は従来のフォーク移動装置を示す正面図，図１
０は中央断面図である。図中ａ，ｂは各々左右フォー
ク，ｃは中央フォーク，ｄ，ｅは油圧シリンダ，ｆはフ
ィンガーボード，ｇはネジシャフト，ｈはハンドル，ｍ
はマストを示す。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の装置では中
央フォークを手動ハンドルを回して左右に移動させるた
めに，オペレータはその調整加減を見るためにはその都
度，車を乗り降りしなければならず，操作が大変である
上，構造が複雑で視界性を悪くしており，作業能率低下
の一因となっている。この考案は上記のような不具合を
解決することをその課題とする。
央フォークを手動ハンドルを回して左右に移動させるた
めに，オペレータはその調整加減を見るためにはその都
度，車を乗り降りしなければならず，操作が大変である
上，構造が複雑で視界性を悪くしており，作業能率低下
の一因となっている。この考案は上記のような不具合を
解決することをその課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この考案は上述の課題に
鑑みなされたもので，左右のフォークを移動させる油圧
シリンダを使用して，中央のフォークを押して移動し，
位置変えできるようにしている。
鑑みなされたもので，左右のフォークを移動させる油圧
シリンダを使用して，中央のフォークを押して移動し，
位置変えできるようにしている。
【０００５】
【作用】上述の構成を採用したので中央のフォークの移
動，調整操作が運転席で楽に行なえると共に，構造が簡
単になり視界性が向上する。
動，調整操作が運転席で楽に行なえると共に，構造が簡
単になり視界性が向上する。
【０００６】
【実施例】以下図面によりこの考案について説明する。
図１はフォーク移動装置の正面図で，左フォーク１，右
フォーク２，中央フォーク３と３本のフォークを有して
いる。左フォーク１にはフィンガーボード６に固定した
油圧シリンダ４が連結されており，右フォーク２にはフ
ィンガーボード６に固定した油圧シリンダ５が連結され
ているので，左右のフォーク１，２は油圧シリンダ４，
５の伸縮によって，各々フィンガーボード中央まで移動
できるようになっている。
図１はフォーク移動装置の正面図で，左フォーク１，右
フォーク２，中央フォーク３と３本のフォークを有して
いる。左フォーク１にはフィンガーボード６に固定した
油圧シリンダ４が連結されており，右フォーク２にはフ
ィンガーボード６に固定した油圧シリンダ５が連結され
ているので，左右のフォーク１，２は油圧シリンダ４，
５の伸縮によって，各々フィンガーボード中央まで移動
できるようになっている。
【０００７】そのため図２に示した場合には，左フォー
ク１により押し込まれた中央フォーク３は移動して，中
央位置から右にずれた位置へ，移動，調整されることに
なる。図３に示した場合には，逆に右フォーク２により
押し込まれた中央フォーク３が移動して，中央位置から
左にずれた位置へ，移動，調整されることになる。
ク１により押し込まれた中央フォーク３は移動して，中
央位置から右にずれた位置へ，移動，調整されることに
なる。図３に示した場合には，逆に右フォーク２により
押し込まれた中央フォーク３が移動して，中央位置から
左にずれた位置へ，移動，調整されることになる。
【０００８】従ってオペレータは前述の調整を，運転席
から離れることなく，目視により操作可能となり，非常
に作業が楽になると共に，ネジシャフトが不用となり，
油圧シリンダ４，５の取付配置が変わることにより，構
造がシンプルとなり，視界性が良くなる利点も生じてく
る。図４，図５，図６，図７，図８は荷物の積載状態
と，３本のフォークの調整関係を示した説明図であり，
図４は偏心していない荷物の場合のフォークの位置を示
し，図５は偏心している荷物の場合のフォークの撓みの
違いを示す。図５の場合に中央のフォークを荷重の大き
い方へ移動すると，図６に示すように荷物が安定する。
図７は図６の場合よりも小さい荷物を多く荷役している
場合を示し，図８は図７と荷物の偏心位置が反対する場
合に，荷物が安定する中央のフォークの位置を示す。
から離れることなく，目視により操作可能となり，非常
に作業が楽になると共に，ネジシャフトが不用となり，
油圧シリンダ４，５の取付配置が変わることにより，構
造がシンプルとなり，視界性が良くなる利点も生じてく
る。図４，図５，図６，図７，図８は荷物の積載状態
と，３本のフォークの調整関係を示した説明図であり，
図４は偏心していない荷物の場合のフォークの位置を示
し，図５は偏心している荷物の場合のフォークの撓みの
違いを示す。図５の場合に中央のフォークを荷重の大き
い方へ移動すると，図６に示すように荷物が安定する。
図７は図６の場合よりも小さい荷物を多く荷役している
場合を示し，図８は図７と荷物の偏心位置が反対する場
合に，荷物が安定する中央のフォークの位置を示す。
【０００９】
【考案の効果】この考案は以上詳述したように，偏心し
ていない荷物の荷役に際して，３本のフォークの移動，
位置変えを運転席からの操作より油圧シリンダで調整で
きると共に，その構造が簡単になるため視界性が向上
し，オペレータは楽に，安全に作業を行うことができ，
作業能率を高める効果が大である。
ていない荷物の荷役に際して，３本のフォークの移動，
位置変えを運転席からの操作より油圧シリンダで調整で
きると共に，その構造が簡単になるため視界性が向上
し，オペレータは楽に，安全に作業を行うことができ，
作業能率を高める効果が大である。
【図１】この考案の一実施例を示す正面図である。
【図２】左フォークにより，中央フォークを右に移動す
る場合を示す場合である。
る場合を示す場合である。
【図３】右フォークにより，中央フォークを左に移動す
る場合を示す図面である。
る場合を示す図面である。
【図４】偏心していない荷物の場合のフォーク位置を示
す。
す。
【図５】偏心している荷物の場合のフォークの撓みの違
いを示す。
いを示す。
【図６】図５の場合中央のフォークを荷重の大きい方へ
移動して荷物を安定させた状態を示す。
移動して荷物を安定させた状態を示す。
【図７】図６の場合より小さい荷物を多く荷役している
場合を示す。
場合を示す。
【図８】図７と荷物の偏心位置が反対の場合，荷物が安
定する中央のフォーク位置を示す。
定する中央のフォーク位置を示す。
【図９】従来のフォーク移動装置を示す正面図である。
【図１０】従来のフォーク移動装置の側面図である。
１ 左フォーク ２ 右フォーク ３ 中央フォーク ４ 左油圧シリンダ ５ 右油圧シリンダ ６ フィンガボード
Claims (1)
- 【請求項１】 左右のフォークを移動させる油圧シリン
ダを使用して，中央のフォークを押し込んで移動し，位
置変えできるようにしたことを特徴とするフォーク移動
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11155191U JP2524891Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | フォーク移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11155191U JP2524891Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | フォーク移動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0551891U JPH0551891U (ja) | 1993-07-09 |
| JP2524891Y2 true JP2524891Y2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=14564260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11155191U Expired - Lifetime JP2524891Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | フォーク移動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2524891Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP11155191U patent/JP2524891Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0551891U (ja) | 1993-07-09 |
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