JP2524610Y2 - カセット型式用カートリッジアダプター - Google Patents

カセット型式用カートリッジアダプター

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JP2524610Y2
JP2524610Y2 JP1991073171U JP7317191U JP2524610Y2 JP 2524610 Y2 JP2524610 Y2 JP 2524610Y2 JP 1991073171 U JP1991073171 U JP 1991073171U JP 7317191 U JP7317191 U JP 7317191U JP 2524610 Y2 JP2524610 Y2 JP 2524610Y2
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アンソニー タージョン トーマス
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ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ビデオテープカートリ
ッジと、単一の供給リールビデオカートリッジを標準V
HSビデオカセット型式に適合させこのカートリッジを
普通のVCRビデオテープ機械に使用できるようにする
ため用いられるビデオテープカートリッジアダプターと
に関する。
【0002】さらに詳細には、本考案は上記アダプター
と、ビデオテープアダプター内部に一定の結果が生じる
までビデオカートリッジアダプターを使用しないように
する連動機構とに関するものである。
【0003】
【従来の技術】通常は、消費者ビデオテープ媒体はビデ
オカセット型式で分配されている。このビデオカセット
は一定量の磁気記録媒体を貯蔵するための供給リールと
巻取りリールとの両方を収容している。このカセット型
式において、供給リール上のテープは巻取りリールに物
理的に連結される。作動時テープはビデオテープ装置の
作動中巻取りリールへと前進させられる。この“カセッ
ト”型パッケージは使用に便利なテープ型式を提供す
る。このパッケージング方式の欠点は、空の巻取りリー
ルが供給リールと共に貯蔵され、そのためこの型式は磁
気記録された情報の蓄積にとって非能率なものとなると
いうことである。
【0004】単一のスプールビデオカートリッジでの磁
気記録媒体の貯蔵は、テープ製品にとって貯蔵効率を増
大させる方法として提案されてきた。例えば、米国特許
第4,577,811号はデジタル磁気テープを貯蔵す
るためのオートスレッド(自動連絡)テープカートリッ
ジを教示している。
【0005】単一供給リールビデオカートリッジがまた
英国特許出願第2,217,684A号に開示され、V
HS型アダプターと共に用いるための単一スプールビデ
オカートリッジを示している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題と課題を解決するための
手段】従来の構造に比べて、本考案は、アダプターが使
用するよう正しく配置されるまでアダプターの使用を阻
止する連動構造を有するビデオカートリッジアダプター
を開示する。
【0007】作動時、使用者は“相互連結”の形式とな
る機構を作動させるアダプターにビデオカートリッジを
挿入する。この相互連結装置は、ビデオカートリッジの
供給リール上のテープを、ビデオカートリッジアダプタ
ー内部に位置する巻取りリールに連結する。この相互連
結は連動機構を作動するための一種のアクチェータを形
成する。
【0008】一般に、連動機構は相互連結アクチェータ
の位置を監視し、相互連結の位置に応じて次の3つの連
動作用を行う。
【0009】連動アクチェータはテープ出入ドア上で、
相互連結がアダプターの巻取り側の内部で安全となるま
で出入ドアの開放を阻止するよう作動する。
【0010】上記ドアは、開くと、一定の連動要素上
で、相互連結がアダプターの巻取り側から引っ込むのを
阻止し、したがってまた相互連結をアダプターの巻取り
側から引っ込めようとするある故障モードのもとにVC
Rが損傷されることのないようにする。
【0011】連動装置はさらに、一定の連動条件が満た
されるまでVCRの中へのアダプターの物理的挿入を阻
止する。
【0012】様々な連動機能が好適な、図面に示される
実施態様に組込まれるが、これら連動機能の各々は単独
で又はアダプターの他の構造と組合せて用いることがで
きる。
【0013】
【実施例】以下の好適な実施態様の詳細な記載におい
て、本考案の図示された実施態様が参照される。他の実
施態様が本考案の範囲から逸脱することなく用いられる
ことが理解されるべきである。
【0014】概要について本考案の背景は特定化された
ビデオテープカートリッジを工業標準VHS型式に変換
するアダプターにある。このビデオカートリッジはアダ
プターの中に挿入される。アダプターは通常のVHSビ
デオテープ機械又はVCRの中に挿入される準備がなさ
れる。カートリッジとアダプターとの組合せは、通常の
VCR機械に挿入される時、通常のVHSビデオテープ
カセットの機能上の均等物でありまたVHSビデオテー
プカセットの作動をまねるものであることが意図され
る。
【0015】使用時、使用者はカートリッジをビデオア
ダプターの一部分であるドア構造の中に置く。このドア
の閉鎖は、カートリッジ内部のテープ連結装置をアダプ
ター内の巻取りリール機構と関連するテープ連結装置に
自動的に係合させる。この動作は相互連結を形成するも
のとなる。
【0016】機械的相互連結装置がアダプターのビデオ
テープ機械の中への挿入に先だって巻取りリールまで前
進させられることが重要であり、そうしなければビデオ
テープ機械のテープヘッドに損傷が生じることになる。
【0017】図面に示される実施態様において、相互連
結具はアクチェータピンを担持する。分岐したアームを
通過するこの相互連結アクチェータピンは3つの相互に
関連した連動作用をする。この分岐したアームは第1の
“ドアロック”作用を生じるよう回転する。この“挿入
防止”作動機構は“ドアロック”装置に補助装置として
連結され“ドアロック”作用と一致して作動する。アダ
プターがVCR機械に挿入されると、VCR機械はテー
プ出入ドアを開き、“第3の”の抑制−作用を生じるよ
うにする。
【0018】第1の作用は、供給リールと巻取りリール
との間の相互連結がアダプターの巻取り側に前進される
までビデオテープカートリッジアダプターのテープ出入
ドアの開放を阻止する。本考案のこの態様が“ドアロッ
ク”作用である。
【0019】第2の作用は、供給リールと巻取りリール
との間の相互連結がアダプターの巻取り側に前進される
までアダプターのVHS機械への挿入を阻止する。これ
が“挿入−防止”作用である。
【0020】第3の作用は一定の故障モードの間アダプ
ター内部の相互連結装置の抑制を含んでいる。この作用
は、テープ出入ドアが開かれると一定の連動構造を作動
不能にし動かないようにすることにより達成される。相
互連結装置をアダプターの巻取り側に止めるこの第3の
作用は全体を通して“抑制”作用と称される。
【0021】作動の概要ビデオカートリッジは磁気テー
プ媒体を貯蔵するその内部に配置された単一の供給リー
ルを有している。アダプター10内に位置するカートリ
ッジドア14がこのカートリッジを受け入れこれをカー
トリッジドア14が閉鎖するときアダプターの内部に位
置させる。他の形式のカートリッジ出入手段が1989
年7月17日に出願された米国特許出願第07/38
1,159号に記載されている。
【0022】アダプター10自体は、上側部分37と内
部に横に配置された巻取りリール12を有する下側部分
38とを有するハウジングを備えている。特定の連結機
構が巻取りリールとカートリッジとに結合され、カート
リッジ内部の供給リールに貯蔵された磁気テープをアダ
プター内部に位置する巻取りリールに連結する。
【0023】例えば、図2を参照すると、巻取りリール
はこれに取付けられたつなぎ鎖16を有している。この
つなぎ鎖16の自由端はつなぎ鎖相互連結具18で終っ
ている。つなぎ鎖16の他端は巻取りリールに固定され
ている。前記自由端はテープ通路を区画形成するアダプ
ターの前方を横切って通される。
【0024】つなぎ鎖の終端のつなぎ鎖相互連結具18
は特定のばね付勢留めクランプ20によってアダプター
のビデオカートリッジ側又は供給側に捕捉され保持され
る。
【0025】ビデオカートリッジに貯蔵されたテープは
供給リールに固定された一端を有し、自由端はテープ相
互連結具22で終っている。
【0026】手によるビデオカートリッジのアダプター
への挿入とドアの閉鎖は、カートリッジ内部のテープ相
互連結具22をアダプターの供給側13に捕えられ保持
されるつなぎ鎖相互連結具18に係合させる。
【0027】テープ相互連結具22とつなぎ鎖相互連結
具18とが接合された時、この2つの相互連結具は全体
が24で示されるテープ/つなぎ鎖“相互連結部”を形
成する。
【0028】カートリッジがアダプターの中に完全に据
えつけられると、テープ/つなぎ鎖相互連結部24が、
留めクランプ20により解放されそして巻取り器40の
使用を介して巻取りリール12まで手で前進される。
【0029】アダプターは相互連結具をテープ通路に沿
って動かすための使用者駆動の手動巻取り構造を含んで
いる。これらの構造はテープ/つなぎ鎖相互連結部24
を供給側13からアダプターの巻取り側へと巻取り又は
巻戻すために用いられ、アダプターをビデオ機械に挿入
するのに備えるようにする。
【0030】巻取り器歯車列の理解は本考案の理解にと
って本質的なものではなく、モータを取付けた装置を、
相互連結アクチェータ構造をテープ通路に沿って動かす
ために用いることができることが理解されるべきであ
る。しかし、簡単に言えば、図1の実施態様において、
使用者は図1に全体が41で示されるクラッパ歯車組立
体に動力を伝達するキー40を回転させる。クラッパ歯
車は巻取りリール12の歯車フランジと噛み合い相互連
結具24をアダプターの巻取り側15に前進させるよう
にする。米国特許出願第07/398,068号、19
89年8月24日出願は関連巻取り機構をさらに詳細に
記載している。この特許出願は本明細書に参照すること
により合体されている。
【0031】テープ/つなぎ鎖相互連結部24が図2に
39で示されるように巻取りリールに据えつけられる
と、アダプターはVHS機械に挿入されるよう準備され
る。この位置でテープ/つなぎ鎖相互連結部と関連構造
とが磁気媒体のための巻取り表面を形成する。
【0032】テープ/つなぎ鎖相互連結装置をさらに詳
細に記載している1989年7月17日出願の米国特許
出願第07/381,159号が参照される。
【0033】ドアロック作用について、消費者VHSビ
デオテープ機械又はVCR機械の全ては、ビデオカセッ
トの前方に位置するテープ出入ドアが故障−閉鎖となっ
た場合にVHSビデオカセットを放出又は排出すること
が知られている。
【0034】作動時、連動機構のドアロック作用は、テ
ープ/つなぎ鎖相互連結部がハウジングの巻取り側に前
進させられるまで、テープ出入ドアを閉鎖位置にロック
することにより動かなくなったカセットの形態をとる。
【0035】アダプター10のテープ出入ドア11(図
1)は、テープ/つなぎ鎖相互連結部24がアダプター
10の供給側13(図2の左側)から巻取り側15(図
2の右側)にテープ通路を走行するまで、ドアロック機
構によって閉じた位置に保持される。
【0036】連動構造は図5に最もよく見られるように
相互連結部が通路17を通過することにより作動され
る。分岐されたアクチェータ26が相互連結部24の一
部分に当たりこれと係合する。テープ通路に沿う相互連
結部24の連続運動は分岐したアクチェータ26を枢軸
27の周りに回転させる。分岐したアクチェータの回転
は連動構造を作動させる。
【0037】相互連結部24によって生じたアクチェー
タ26の反時計方向の回転は、連動アーム30を図5及
び6に示される“ドア連動”位置から図3及び4に示さ
れる“ドア正常”位置へと動かす。
【0038】図5及び6の“ドア連動位置”において、
ロックプレート28が動くのを阻止される。図3及び4
の“ドア正常”位置において、ロックプレート28はV
HSカセットの通常のように作動するのが自由である。
【0039】このロックプレート28はドア11の作動
を制御する。ロックプレート28は図3及び5に最もよ
く示されている軸線29の周りに蝶着されている。ロッ
クプレート自体は図1に最もよく見られる2つの突起を
担持する。第1の突起はドアロック突起31として示さ
れている。このロック突起31はテープ出入ドア11の
凹所と共働し、ロック突起31がドア凹所の内部に挿入
された時ドアを閉じた位置に保持するようになってい
る。第2の突起は解放突起32として示されている。こ
の解放突起32は、ドア11を開くよう解放突起32を
押し込む通常のVHSテープ移送機構によって作動され
る。
【0040】ロックプレート28は、図1で分離して示
され他の図面では所定位置にあるスプリング23により
付勢されている。このスプリング23はロックプレート
28を図5及び6のプレート28の位置により示される
ロック位置に付勢する。ロックプレートがこの位置にあ
る時、ドア11は正常にロックされる。テープ出入ドア
にとってこの正常にロックされた位置は、アダプターの
型どおりの取扱い中にテープ通路に無意識に接近するの
を防止する。ロック突起31のドア内の凹所からの引っ
込みはテープ出入ドアを開放可能とするのに必要であ
る。正常作動においては、VHSテープ移送機構がこの
ロック突起31をドア凹所から、解放突起32の“カム
作動又は押し込み”により引っ込める。この“カム”作
動はロックプレートをその蝶着軸29の周りに回転さ
せ、その結果ロック突起31をドア凹所から引っ込めそ
れによりドア11が開かれるようになる。
【0041】しかし、上記カム作用は、図5及び6に最
も明瞭に示されているように連動アーム30がロックプ
レート28の背後の“ドア連動”位置へと動いた時は阻
止される。この位置において、連動アームはロックプレ
ート28と当接するよう動き“カム作用”を阻止し、そ
れにより動かなくなったVHSカセットの形態をとる。
当接面33の形状は図5及び6の等角投影図から容易に
わかる。
【0042】図5を参照すると、連動アーム30はロッ
クプレート28上に位置する補助当接面34に当接する
よう動かされる当接面33を有している。これら2つの
表面が係合するよう動かされた時、ロックプレート28
はビデオテープ機械によって動かされることができず、
VHS機械は排出サイクルに入りアダプターを放出す
る。
【0043】これら2つの当接面の間の押し込み作用を
有し“連動位置”にある時ロックプレート28の動きを
なくすようにすることが望ましい。この作用は軸27を
当接面33の半径の中心から偏心するよう位置させるこ
とにより達成される。
【0044】ロックアームが図5及び6の“ドア連動”
位置と図3及び4の“ドア正常”位置とに対応する2つ
の安定位置を有するようにすることが望ましい。これを
達成するため、戻り止め爪が運動の各終端部に設けられ
るかあるいはトグル作用が得られるようにする。図4及
び6に示されるトグル作用が好ましい。
【0045】図4及び6に最もよく示されるように、ト
グルスプリング35がアダプターの底部38と連動アー
ム30との両方に固定される。このトグルスプリング3
5は連動アームが一方の位置から他方の位置に移動した
時安定したオーバーセンター作用をもたらす。
【0046】スプリング35はアーム30を、アーム3
0の回転を制限するストッパ表面に向かって押しつけ
る。図5においてストッパ表面36が、連動アーム30
の時計方向回転を制限するアダプターの下側部材38に
成形される。同じ様に、図6は連動アーム30の時計方
向回転のためのストッパ表面21を形成する下側部材3
8上の成形構造を示している。
【0047】図5を再び参照すると、好適な実施態様で
はテープとつなぎ鎖との底面の上方に延びる相互連結ピ
ン25を表わしているテープ/つなぎ鎖相互連結部24
が示されている。このピン25はつなぎ鎖連結具18と
一体に形成するのが好ましい。しかし、このピン構造は
他の実施態様ではつなぎ鎖相互連結具22上に位置させ
ることができる。このピンは分岐したアクチェータ26
の枝の間に収まり、相互連結具がアダプターの巻取り側
に入った時ドア正常位置にアームを留める。
【0048】同じ様に、巻戻し工程の最終段階において
使用者はアダプターをVCRから取去り、手で相互連結
部を巻取り側からアダプターの供給側に動かしカートリ
ッジを解放するようにしている。この相互連結ピン25
の引っ込みはアーム30を“ドア正常”位置から“ドア
連動”位置へと動かす。
【0049】収容作用について 上記のように、正常作用は相互連結部をアダプター巻取
り側からつなぎ鎖相互連結具がアダプターの供給側の留
め具20と係合する定位置へと巻戻すことを伴う。正常
作用においてこの工程はアダプターがVCRの外にあり
テープ出入ドアが閉じられた時にのみ生じる。しかし、
テープ出入ドア11が開かれた位置にある時相互連結部
24をアダプターの巻取り側15の外に巻戻そうとする
ことを伴う一定の故障モードがVCR内部に起きること
がある。これはVCRを損傷させる。VCR内部の一定
の電子/光学的故障はこの異常な作動をひき起すことが
ある。
【0050】相互連結具の抑制作用は図4に最もよく示
されている。同図において、VHSテープの送りは解放
突起32を“カムで動かし”ロック用突起31をドア凹
所(図示しない)から引っ込めるようにする。送り作用
のこの時点で、送りがテープ出入ドア11を捩りスプリ
ング19(図1)の付勢力に打勝つ開放位置に上昇させ
る。ロック突起のドア凹所からの取外しとドアの枢軸周
りの回転とがロックプレート28の回転運動を阻止す
る。切込みが、連動アーム30の共働凹所47につき当
るロックプレートに形成される。大概のVCRにおいて
は解放突起32のカム作動はVCRの作動のドア開放段
階に対応する。この結果、テープヘッドがテープに接近
している間はアーム30は動かないようになる。
【0051】ドアが開かれている間大概のVCRテープ
送りはドア解放ピン32を絶えず押し込むが、少数のテ
ープ送りはこのようには作動しない。VCRテープの送
りがドア解放ピン32を押し込み続けなかったならば、
その時は解放アーム30は、ドアが開かれた時固定され
ない。この結果、アームは望ましくないトグル作用が自
由となる。図9と図10はロックプレートを作動位置に
保持するよう共動する付加的構造を示す。図9において
ドア11は閉じられ、ロックプレートはロックピンがド
ア11に挿入された正常位置にある。したがって、図9
の配置構造は構成要素がVCR機械の外の空のアダプタ
ーと関連して位置しているのに対応する。図10におい
て、連動アーム30は“ドア正常”位置に回転されてい
る。ロックプレート28はVCRの送りによって押し込
まれ、テープ出入ドアは開いた位置に回転されている。
【0052】図10に示されるように、ロックプレート
28はドア枢軸54に担持された支柱53に当接するロ
ックプレートフィンガー52を担持している。したがっ
て、作動時、ドア回動軸55の周りの回転が支柱53と
フィンガー52との間の干渉により阻止される。この状
態において、ロックプレート28は固定され軸29の周
りに回転するのが阻止され、そのため連動アーム30と
図5で参照番号46により示されるロックプレートとに
関連する当接面の係合を保証することになる。
【0053】相互連結部をアダプターの巻取り側から引
っ込めようとするいかなる試みも、相互連結部のアクチ
ェータ部分と分岐した部材26との間の衝突を生じるも
のとなる。任意の他の相互連結部の誤作動に先だってテ
ープとテープ相互連結部との間の連結がないようにしV
CRに対する潜在的な損傷が最小となるのを保証するの
が好ましい。
【0054】したがって、作動時、テープ出入ドアが開
いている間アダプターの巻取り側から相互連結具を引っ
込めようとするいかなる操作ミスも好適に、ハウジング
内部に包含されるテープと相互連結具との間の接合をな
くするものとなり、そのためビデオテープヘッドを保護
することができる。
【0055】挿入防止作用について 挿入防止は、使用者が、テープ/つなぎ鎖相互連結部が
アダプターの巻取りリール側に送られるまで、アダプタ
ーをビデオテープ機械に挿入するのを阻止する。
【0056】図示の実施態様において、小さな挿入防止
連動タブ42が回転してアダプター10のハウジングの
外に延出しアダプターの形状因子を損うようになってお
り、それにより相互連結部24がアダプターの巻取りリ
ール側の内部で安全となるまで、使用者がアダプターを
ビデオテープ機械に挿入することがないようにする。
【0057】図2の概略図は挿入防止連動要素を平面図
で示す。この図では、挿入防止タブ42がアダプター底
部38から延出する“外側”位置で示されている。相互
連結部がアダプターの巻取り側に送られた時タブ42が
アダプターの中に引っ込められる。
【0058】作動時、タブ42が分岐したアクチェータ
26の作動を受ける。すなわち、相互連結部24がアダ
プターの供給側13にある時“外側”位置へと駆動さ
れ、また相互連結部がアダプターの巻取り側15に位置
する時“内側”位置へと駆動される。
【0059】図2に示されるように、運動はリング駆動
アーム45からリング44を回転させるリング44に取
付けられた送りアーム49へと伝達される。リングレバ
ー48がリング上に配設され、そしてこの要素がタブ4
2に形成されたソケット接合部50を介してタブ42に
接合される。リング駆動アームと送りアーム49との間
の連結部はソケットに嵌められないことを知ることが重
要である。この結果、タブは連動アーム30の位置に影
響を及ぼすことができない。例えば、タブを板ばね51
の復元力に抗してアダプターに手で押し込むことは連動
アームの位置に影響を及ぼさない。
【0060】要約すると、使用者はカートリッジをアダ
プタードアの中に装填しこのドアを閉じる。この閉鎖に
より供給組立体と巻取り組立体との間に相互連結部が形
成される。使用者はそれから、挿入防止タブ42を引っ
込めロックプレート28を解放するアダプターの巻取り
側に、相互連結を手で送り、それにより“ドア連動”を
解除し“挿入防止”構造を不作動にする。このアダプタ
ーの配置構造により、使用者はアダプターをVHS機械
に挿入することができる。適当に形成されたアダプター
はテープ出入ドアをカム作動で開くようにし“抑制”構
造をもたらすようにする。
【図面の簡単な説明】
図中同一参照番号は同一構造を示す。
【図1】本考案の共働関係を示すため連動構造と関連要
素とを示すアダプターの分解斜視図である。
【図2】連動要素を平面図で示す概略図である。
【図3】ドア正常位置におけるドアロック構造の斜視図
である。
【図4】図3と同じ構造の機構を示すドアロック構造の
平面図である。
【図5】ドア連動位置におけるドアロック構造の斜視図
である。
【図6】図5と同じ構造の機構を示すドアロック機構の
平面図である。
【図7】ドアロック位置における挿入防止タブを示す挿
入防止機構の平面図である。
【図8】ドア連動位置に対応する位置での挿入防止タブ
を示す挿入防止機構の平面図である。
【図9】本考案の抑制作用の他の実施態様としての付加
構造を示すドアロック構造の斜視図である。
【図10】テープ出入ドアの開いた位置を示すドアロッ
ク構造の斜視図である。
【符号の説明】
10…アダプター 11…ドア 12…巻取りリール 13…供給側 14…カートリッジドア 15…巻取り側 16…つなぎ鎖 17…通路 24…相互連結具 26…アクチェータ 28…ロックプレート 30…連動アーム 33…当接面 34…当接面

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジをカセット型式に適合させ
    るためのアダプターであって、横に配置された巻取り側
    と横に配置された供給側とを有するハウジングと、前記
    ハウジング内部の前記巻取り側に配置された巻取りリー
    ルと、前記ハウジング内部の前記供給側に横に配置さ
    れ、単一の供給リールカートリッジを受け取りかつ保持
    するカートリッジ受け入れ手段と、前記巻取りリールに
    連結され前記ハウジングを横切って前記巻取り側から前
    記供給側へと通過しテープ通路を区画形成するつなぎ鎖
    手段と、前記ハウジングに連結されたテープ出入ドアで
    あって、該ドアが第1の閉じた位置にある時前記テープ
    通路を覆いまた該ドアが第2の開いた位置にある時前記
    テープ通路に接近できるようになっているテープ出入ド
    アと、前記テープ通路に近接し、後記アクチェータ手段
    が前記ハウジングの前記供給側にある間前記テープ出入
    ドアの開放を阻止しまた後記アクチェータ手段が前記ハ
    ウジングの前記巻取り側にある間前記テープ出入ドアの
    開放を可能にする連動手段と、前記つなぎ鎖手段に連結
    され、前記連動手段を作動させるため前記テープ通路に
    沿って動くようになっているアクチェータ手段、とを具
    備してなるカセット型式用カートリッジアダプター。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置であって、前記連
    動手段が、前記ハウジング内に前記ドアと近接して取付
    けられ第1のロック位置から第2の非ロック位置に動く
    ことができるロックプレート手段であって、該ロックプ
    レート手段が前記第1のロック位置にある時前記ドアを
    閉じた位置にロックし、該ロックプレート手段が前記第
    2の非ロック位置にある時前記ドアを解放し開かれるよ
    うにするロックプレート手段と、前記ハウジング内に前
    記ロックプレート手段と近接して取付けられ、前記アク
    チェータ手段が前記ハウジングの前記供給側にある時の
    第1の正常位置から前記アクチェータ手段が前記ハウジ
    ングの前記巻取り側にある時の第2の連動位置へと前記
    アクチェータ手段によって作動され、前記アクチェータ
    手段が前記ハウジングの前記供給側にある時前記ロック
    プレート手段が前記第1の位置から前記第2の位置に動
    くのを阻止し、前記アクチェータ手段が前記ハウジング
    の前記巻取り側にある時前記ロックプレート手段が前記
    第1の位置から前記第2の位置に動くことができるよう
    にする連動アーム手段、とを具備している装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の装置であって、前記連
    動手段が、前記ハウジング内に部分的に回転するよう前
    記ドアに近接して取付けられ、第1のロック位置から第
    2の非ロック位置に回転可能なロックプレート手段であ
    って、該ロックプレート手段が前記第1のロック位置に
    ある時前記ドアを閉じた位置にロックし、前記ロックプ
    レート手段が前記非ロック位置にある時前記ドアを解放
    し開かれるようにし、さらにロックプレート当接面を有
    しているロックプレート手段と、前記ハウジング内に部
    分的に回転するよう前記ロックプレート手段に近接して
    取付けられ、前記アクチェータ手段によって、前記アク
    チェータ手段が前記ハウジングの前記供給側にある時の
    第1の正常位置から前記アクチェータ手段が前記ハウジ
    ングの前記巻取り側にある時の第2の連動位置へと回転
    されるようになっている連動アーム手段であって、該ア
    ームが前記第1の位置から前記第2の位置に回転した時
    前記ロックプレート当接面に係合する連動アーム当接面
    を有している連動アーム手段、とを具備している装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の装置であって、前記ア
    クチェータ手段によって作動され、前記アクチェータ手
    段が前記ハウジングの前記供給側にある間前記ハウジン
    グの形状因子を変更しまた前記アクチェータ手段が前記
    ハウジングの前記巻取り側にある間前記ハウジングの形
    状因子を復元する挿入防止手段であって、前記アクチェ
    ータ手段が該挿入防止手段を作動するようになっている
    挿入防止手段をさらに具備している装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の装置であって、前記挿
    入防止手段が、前記ハウジング内に配置されたタブ手段
    であって、該タブ手段の実質的に全体が前記ハウジング
    内収容された第1の内側位置から該タブ手段が前記ハウ
    ジングの周縁の外側に延出する第2の外側位置へと、前
    記アクチェータ手段の位置に応じて回転するよう取付け
    られ、前記タブ手段の外側位置が前記ハウジングの前記
    供給側に位置する前記アクチェータ手段に対応し、前記
    タブ手段の前記内側位置が前記ハウジングの前記巻取り
    側の前記アクチェータ手段に対応するようになっている
    タブ手段を具備している装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の装置であって、前記テ
    ープ通路に近接し、前記ドアが前記開いた位置にあり前
    記アクチェータ手段が前記ハウジングの前記巻取り側に
    ある間は前記テープ通路を遮断する抑制手段であって、
    前記アクチェータ手段が該抑制手段を作動させるように
    なっている抑制手段をさらに具備している装置。
JP1991073171U 1990-09-13 1991-09-11 カセット型式用カートリッジアダプター Expired - Lifetime JP2524610Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US582436 1990-09-13
US07/582,436 US5082196A (en) 1990-09-13 1990-09-13 Video cartridge adapter interlock system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0490067U JPH0490067U (ja) 1992-08-06
JP2524610Y2 true JP2524610Y2 (ja) 1997-02-05

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ID=24329149

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JP1991073171U Expired - Lifetime JP2524610Y2 (ja) 1990-09-13 1991-09-11 カセット型式用カートリッジアダプター

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DE (1) DE9111257U1 (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
US5082196A (en) 1992-01-21
DE9111257U1 (de) 1992-01-23
JPH0490067U (ja) 1992-08-06

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