JP2524374B2 - コイン仕分機 - Google Patents
コイン仕分機Info
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- JP2524374B2 JP2524374B2 JP62503428A JP50342887A JP2524374B2 JP 2524374 B2 JP2524374 B2 JP 2524374B2 JP 62503428 A JP62503428 A JP 62503428A JP 50342887 A JP50342887 A JP 50342887A JP 2524374 B2 JP2524374 B2 JP 2524374B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coin
- belt
- coins
- encoder
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D3/00—Sorting a mixed bulk of coins into denominations
- G07D3/14—Apparatus driven under control of coin-sensing elements
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Testing Of Coins (AREA)
- Noodles (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Pinball Game Machines (AREA)
- Packaging For Recording Disks (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明はコイン又はディスクの仕分装置に関し、それ
専用というわけではないが特に高速で作動するように設
計されたコイン又はディスクの仕分装置に関する。
専用というわけではないが特に高速で作動するように設
計されたコイン又はディスクの仕分装置に関する。
便宜上、にせコイン又はディスクを含み、以下“コイ
ン”という用語を使用する。
ン”という用語を使用する。
コイン仕分機には、単一列内でコインがベルトと平滑
な水平支持面との間で支持されつつ、ベルトによりその
支持面に沿って搬送されるものが提案されており、ベル
ト経路の下、支持面には異なるサイズの穴が設けられ、
異径のコインが適当に寸法付けされた穴を通って落ち、
径に応じて仕分けられるようになっている。
な水平支持面との間で支持されつつ、ベルトによりその
支持面に沿って搬送されるものが提案されており、ベル
ト経路の下、支持面には異なるサイズの穴が設けられ、
異径のコインが適当に寸法付けされた穴を通って落ち、
径に応じて仕分けられるようになっている。
このような仕分機には種々の欠点がある。即ち、径に
より仕分けるため、当然のことながら同径の異種コイン
を区別することはできず、異なる国のコインを取り扱う
場合や、にせコイン又は外国のコインが一国の公用コイ
ン群と遭遇した場合、問題となる。
より仕分けるため、当然のことながら同径の異種コイン
を区別することはできず、異なる国のコインを取り扱う
場合や、にせコイン又は外国のコインが一国の公用コイ
ン群と遭遇した場合、問題となる。
一つの提案(ジムマーマン(Zimmerman)のWO85/0547
8)では、にせコイン又は外国コインが仕分け穴に到達
する前にそのようなコインを棄却穴内に偏向することに
よってにせコイン又は外国コインを仕分け出す試みがな
されており棄却穴は、偏向装置の直前に位置する光学式
コイン検査手段からの読みに応答してベルト経路の一側
に移動される。
8)では、にせコイン又は外国コインが仕分け穴に到達
する前にそのようなコインを棄却穴内に偏向することに
よってにせコイン又は外国コインを仕分け出す試みがな
されており棄却穴は、偏向装置の直前に位置する光学式
コイン検査手段からの読みに応答してベルト経路の一側
に移動される。
現在、このタイプの仕分機は、それらが棄却装置の他
の機械的検査配置構造にも依存する故に、比較的未完成
である。
の機械的検査配置構造にも依存する故に、比較的未完成
である。
このような仕分機は作動スピードに限界があり、従っ
て単位時間当たりに処理されることができるコインの数
も制限される。これは、このような仕分機が、穴を通し
てコインを運ぶのに重力作用に大きく依存してるからで
ある。即ち、対応する穴に到達したコインを、より離れ
た穴まで進む必要があるかも知れない後続のコインの経
路外に取り出すために、このような仕分機が重力作用に
大きく依存しているからである。作動スピードが増加す
ると、ベルトによって積極的に駆動されている後続のコ
インが、穴を介して落下中の、即ちベルトで駆動されて
いないコインと衝突する可能性がある。
て単位時間当たりに処理されることができるコインの数
も制限される。これは、このような仕分機が、穴を通し
てコインを運ぶのに重力作用に大きく依存してるからで
ある。即ち、対応する穴に到達したコインを、より離れ
た穴まで進む必要があるかも知れない後続のコインの経
路外に取り出すために、このような仕分機が重力作用に
大きく依存しているからである。作動スピードが増加す
ると、ベルトによって積極的に駆動されている後続のコ
インが、穴を介して落下中の、即ちベルトで駆動されて
いないコインと衝突する可能性がある。
本発明の一つの観点によれば、コイン仕分機は、支持
面と、支持面に近接して延びるコイン搬送ベルトとを具
備し、コイン搬送ベルトは、ベルトと支持面間に捕捉さ
れたコインを支持面に沿って搬送するように配置され、
更に、ベルト部分の位置を表す記号を供給するようにベ
ルト駆動部又はベルトと協働するエンコーダと、コイン
を順次ベルトに送り込むための手段と、ベルト経路内の
第1の位置に配置されたコイン測定手段と、第1位置の
下流のベルト経路内の第2の位置に配置された少なくと
も一つの選択的に作動可能なコイン偏向手段と、制御手
段とを具備し、コインがコイン偏向手段によって偏向さ
れることを要求するコイン測定手段からの信号に応答し
て、エンコーダの信号から該コインが第2位置に到達し
たと判定されたときにコイン偏向手段が作動状態となる
ように配置されるように制御手段が配置される。
面と、支持面に近接して延びるコイン搬送ベルトとを具
備し、コイン搬送ベルトは、ベルトと支持面間に捕捉さ
れたコインを支持面に沿って搬送するように配置され、
更に、ベルト部分の位置を表す記号を供給するようにベ
ルト駆動部又はベルトと協働するエンコーダと、コイン
を順次ベルトに送り込むための手段と、ベルト経路内の
第1の位置に配置されたコイン測定手段と、第1位置の
下流のベルト経路内の第2の位置に配置された少なくと
も一つの選択的に作動可能なコイン偏向手段と、制御手
段とを具備し、コインがコイン偏向手段によって偏向さ
れることを要求するコイン測定手段からの信号に応答し
て、エンコーダの信号から該コインが第2位置に到達し
たと判定されたときにコイン偏向手段が作動状態となる
ように配置されるように制御手段が配置される。
従って支持面に沿うコインの進行はエンコーダ信号を
検知することでモニター化され、偏向手段は適当な時間
に作動することになる。
検知することでモニター化され、偏向手段は適当な時間
に作動することになる。
与えられた時間内に出来るだけ多くのコインを支持面
に沿って送る目的を持つ高速コイン仕分機においてはし
ばしば第1及び第2位置間に数枚のコインを置くため、
正規のコインのみが確実に偏向されるように偏向手段が
早まって作動されることがないようにすることが通常必
要である。従って支持面に沿ったコインの進行を監査す
るためにエンコーダが必要となるのである。
に沿って送る目的を持つ高速コイン仕分機においてはし
ばしば第1及び第2位置間に数枚のコインを置くため、
正規のコインのみが確実に偏向されるように偏向手段が
早まって作動されることがないようにすることが通常必
要である。従って支持面に沿ったコインの進行を監査す
るためにエンコーダが必要となるのである。
即ち仕分け穴を採用した仕分機を受動的に配置するこ
とに比べ、コイン進行を検知することで時間設定される
初期測定値に応じ、確実な作動が偏向手段によってとら
れることが理解されよう。
とに比べ、コイン進行を検知することで時間設定される
初期測定値に応じ、確実な作動が偏向手段によってとら
れることが理解されよう。
通常、一連の選択的に作動可能なコイン偏向機が設け
られ、それらは制御装置により選択的に作動される。
られ、それらは制御装置により選択的に作動される。
好ましくは制御装置は、コイン仕分機内における異な
る種類のコインの行き先が要求に応じて変更されること
ができるように再プログラミング可能となっている。
る種類のコインの行き先が要求に応じて変更されること
ができるように再プログラミング可能となっている。
本発明の第2の観点によれば、コイン仕分機は、支持
面に近接して配置されたベルトと、コインを単一列をな
すようにベルトに送り込むための手段とを具備し、ベル
トが駆動されたときにコインがベルトと支持面間に捕捉
されると共にコインがベルトとコイン間の摩擦係合作用
によって支持面に沿って搬送されるように構成され、支
持面には少なくとも一つの凹部が設けられ、凹部は、コ
インが凹部内に位置するときにコインが依然として実質
的にベルトによって駆動されるような深さを有し、凹部
は偏向壁によって画定され、偏向壁は、偏向壁と係合せ
しめられたコインを、ベルト経路から外れてコイン受容
手段に向かうように偏向させるような形状をなし、ベル
トによって駆動されているコインが、コイン測定手段に
よってなされた測定結果に応じて、凹部に到達する前ま
たは凹部に到達したときに横方向に位置決めされ、それ
により選択されたコインがベルトによって凹部内に押圧
されて偏向壁によって偏向せしめられるようにすること
ができるように構成される。
面に近接して配置されたベルトと、コインを単一列をな
すようにベルトに送り込むための手段とを具備し、ベル
トが駆動されたときにコインがベルトと支持面間に捕捉
されると共にコインがベルトとコイン間の摩擦係合作用
によって支持面に沿って搬送されるように構成され、支
持面には少なくとも一つの凹部が設けられ、凹部は、コ
インが凹部内に位置するときにコインが依然として実質
的にベルトによって駆動されるような深さを有し、凹部
は偏向壁によって画定され、偏向壁は、偏向壁と係合せ
しめられたコインを、ベルト経路から外れてコイン受容
手段に向かうように偏向させるような形状をなし、ベル
トによって駆動されているコインが、コイン測定手段に
よってなされた測定結果に応じて、凹部に到達する前ま
たは凹部に到達したときに横方向に位置決めされ、それ
により選択されたコインがベルトによって凹部内に押圧
されて偏向壁によって偏向せしめられるようにすること
ができるように構成される。
上述の配置構造によって、凹部が、公知の構造におけ
る穴によって達成されるコイン偏向作用をもたらすこと
を理解されたい。また、コインが凹部内でかつベルト経
路内に位置する間においてコインが依然としてベルトに
より駆動されているので、ベルトに沿って更に前進する
可能性がある後続のコインとの衝突の危険性が大幅に低
減されることを理解されたい。
る穴によって達成されるコイン偏向作用をもたらすこと
を理解されたい。また、コインが凹部内でかつベルト経
路内に位置する間においてコインが依然としてベルトに
より駆動されているので、ベルトに沿って更に前進する
可能性がある後続のコインとの衝突の危険性が大幅に低
減されることを理解されたい。
コイン測定手段の出力に応答してベルトの横方向にコ
インを選択的に位置決めするための位置決め手段は、好
ましくは凹部に配置される。
インを選択的に位置決めするための位置決め手段は、好
ましくは凹部に配置される。
偏向されるべきコインの選択が、所望のように精密に
又は粗く成されることができるように、コイン測定手段
は任意の数のコイン測定技法を利用することができる。
又は粗く成されることができるように、コイン測定手段
は任意の数のコイン測定技法を利用することができる。
位置決め手段は比較的小さな突出部を備えることがで
き、その結果突出部の慣性を小さくすることができ、そ
れにより突出部が迅速に移動しやすくされて高速のコイ
ン仕分がしやすくされるようにすることができる。
き、その結果突出部の慣性を小さくすることができ、そ
れにより突出部が迅速に移動しやすくされて高速のコイ
ン仕分がしやすくされるようにすることができる。
突出部は、好ましくは支持面の下方に配置された適切
な手段、例えばソレノイドによって支持面のほぼ軸線方
向に引っ込み可能となっているピンの形態をとることが
好ましい。
な手段、例えばソレノイドによって支持面のほぼ軸線方
向に引っ込み可能となっているピンの形態をとることが
好ましい。
3種以上のコインを仕分けするために、好ましくは支
持面にはベルト経路に沿い列をなして配置された複数の
このような凹部が形成され、各凹部は好ましくは、コイ
ン測定手段に応答して協働する位置決め手段を有する。
持面にはベルト経路に沿い列をなして配置された複数の
このような凹部が形成され、各凹部は好ましくは、コイ
ン測定手段に応答して協働する位置決め手段を有する。
コイン測定手段の測定結果に応じた位置決め手段の作
動は好ましくは、プログラミング可能な制御手段の制御
下におかれる。この制御手段は、数種類のコインが、使
用者によって選択された如く選択された凹部において偏
向される手順を整えるようにプラグラムされることがで
きる。或る貨幣制度の下では、同一の価値を有する明白
な異なったコイン群が存在することが有り得る。たとえ
コイン測定手段によって測定されたこれらのコイン群の
特性が互いに異なっていたとしても、両方の種類のこの
ようなコインが同一の収集手段内に偏向されるように制
御手段をプラグラムすることが可能である。
動は好ましくは、プログラミング可能な制御手段の制御
下におかれる。この制御手段は、数種類のコインが、使
用者によって選択された如く選択された凹部において偏
向される手順を整えるようにプラグラムされることがで
きる。或る貨幣制度の下では、同一の価値を有する明白
な異なったコイン群が存在することが有り得る。たとえ
コイン測定手段によって測定されたこれらのコイン群の
特性が互いに異なっていたとしても、両方の種類のこの
ようなコインが同一の収集手段内に偏向されるように制
御手段をプラグラムすることが可能である。
コイン測定手段は、例えば誘導形センサ、容量形セン
サ、磁気式センサ、光学式センサ、又は他の種類のセン
サ、又はこれらの組み合わせから構成されることができ
る。
サ、磁気式センサ、光学式センサ、又は他の種類のセン
サ、又はこれらの組み合わせから構成されることができ
る。
支持面の法線方向から見たときの偏向壁の形状は、ベ
ルト経路から離れるようなほぼ任意の所望の方向にコイ
ンを向かわせるように選択されることができる。これに
より、公知のコイン仕分機と比較して、コイン受容手段
の配置に関するかなり大きな自由度がもたらされる。な
お公知のコイン仕分機では、コインは支持面内の穴を通
して落下し、従ってコインはすべておおよそ下方に向か
わされる。
ルト経路から離れるようなほぼ任意の所望の方向にコイ
ンを向かわせるように選択されることができる。これに
より、公知のコイン仕分機と比較して、コイン受容手段
の配置に関するかなり大きな自由度がもたらされる。な
お公知のコイン仕分機では、コインは支持面内の穴を通
して落下し、従ってコインはすべておおよそ下方に向か
わされる。
好ましくは各凹部は、横断面図を見てほぼ楔形状をな
すと共に平面図で見てほぼホッケースティック形状また
はj字形状をなす。
すと共に平面図で見てほぼホッケースティック形状また
はj字形状をなす。
コインは任意の好便な手段によって、例えばホッパか
ら供給されるディスクフィーダによって好便にベルトに
送り込まれることができる。
ら供給されるディスクフィーダによって好便にベルトに
送り込まれることができる。
通常、コイン測定手段をコイン偏向用凹部に近接して
配置することは不可能であり、コイン測定手段をコイン
偏向用凹部より前の或る位置に配置することが望まし
い。通常よくあることだが数個のコイン偏向用凹部が列
をなして配置される場合、すべてのコイン偏向用凹部よ
り前に配置された共通のコイン測定手段によってなされ
る測定値に応じて各横方向位置決め手段を作動させるこ
とが好ましい。これらの場合、本発明の第1観点に従っ
てエンコーダを使用して支持面に沿ったコインの進行を
監視することが望ましい。
配置することは不可能であり、コイン測定手段をコイン
偏向用凹部より前の或る位置に配置することが望まし
い。通常よくあることだが数個のコイン偏向用凹部が列
をなして配置される場合、すべてのコイン偏向用凹部よ
り前に配置された共通のコイン測定手段によってなされ
る測定値に応じて各横方向位置決め手段を作動させるこ
とが好ましい。これらの場合、本発明の第1観点に従っ
てエンコーダを使用して支持面に沿ったコインの進行を
監視することが望ましい。
ベルトの移動量を測定するためにエンコーダを使用す
ることの追加の利点は、所望ならばエンコーダ信号が、
コインの直径を測定するための基礎として使用されるこ
ともできるということである。
ることの追加の利点は、所望ならばエンコーダ信号が、
コインの直径を測定するための基礎として使用されるこ
ともできるということである。
当然のことながらコイン識別機に関しては数多くの提
案がなされてきた。コインの機械的検査に依存する識別
機は一般的に、作動速度に関して大きく制限される。コ
インの電気的特性および磁気的特性の測定に依存する識
別機は高価になる傾向があり、測定結果を分析する測定
トランスデューサに関連して使用されるマイクロプロセ
ッサユニットの計算容量に過大な要求を課す可能性があ
る。多くのコイン識別機では、コインの測定中にコイン
が基準面に対して正確に位置決めされることが必要であ
る。そのような正確な位置決めは、コインが高速で識別
機を通過するときに達成されることが容易ではない。な
ぜならば、コインが基準面からはね上がる傾向があるか
らである。この困難性のためにコインの送り精度および
送り速度が制限される。
案がなされてきた。コインの機械的検査に依存する識別
機は一般的に、作動速度に関して大きく制限される。コ
インの電気的特性および磁気的特性の測定に依存する識
別機は高価になる傾向があり、測定結果を分析する測定
トランスデューサに関連して使用されるマイクロプロセ
ッサユニットの計算容量に過大な要求を課す可能性があ
る。多くのコイン識別機では、コインの測定中にコイン
が基準面に対して正確に位置決めされることが必要であ
る。そのような正確な位置決めは、コインが高速で識別
機を通過するときに達成されることが容易ではない。な
ぜならば、コインが基準面からはね上がる傾向があるか
らである。この困難性のためにコインの送り精度および
送り速度が制限される。
好ましくは、本発明の第1の観点によるコイン仕分機
のコイン測定手段は、検出器を具備し、この検出器は、
検出器を通過するコインの識別可能な要素の通過に応答
するようになっており、更に、コイン検出器からの二つ
の信号間の期間中に生じたベルトの長手方向移動量をエ
ンコーダの出力から計算するようになっている手段を具
備する。
のコイン測定手段は、検出器を具備し、この検出器は、
検出器を通過するコインの識別可能な要素の通過に応答
するようになっており、更に、コイン検出器からの二つ
の信号間の期間中に生じたベルトの長手方向移動量をエ
ンコーダの出力から計算するようになっている手段を具
備する。
或る配置構造では上述の二つの信号が同一の検出器か
らの信号であることができ、一方他の配置構造では上述
の二つの信号が異なる検出器からの信号であることがで
きる。
らの信号であることができ、一方他の配置構造では上述
の二つの信号が異なる検出器からの信号であることがで
きる。
上述の識別可能な要素は好ましくはコインの縁部(エ
ッジ)である。しかしながら、識別可能な要素は他の要
素、例えばコインを伏せた状態で見たときのコインの最
大厚さであることができる。
ッジ)である。しかしながら、識別可能な要素は他の要
素、例えばコインを伏せた状態で見たときのコインの最
大厚さであることができる。
好ましくは、検出器は電磁波、好ましくは赤外線を利
用する。
用する。
好ましくは検出器は、コイン経路に関して互いに反対
側に配置された光エミッタと光検出器とを備える。
側に配置された光エミッタと光検出器とを備える。
最も素直な配置では、識別機は、コインの直径を測定
するように配置される。電磁波エミッタと電磁波検出器
とは、電磁波エミッタと電磁波検出器間における電磁波
の伝播方向が、コイン経路を横切り且つベルト平面にほ
ぼ平行をなすように配置される。ベルトとコイン間に滑
りがないと仮定すると、検出器を通過するコインの前方
縁部および後方縁部の通過は夫々対応する電磁波エミッ
タからの連続した信号間の期間中に、ベルトは正確にコ
インの直径分だけ移動されるということを理解された
い。
するように配置される。電磁波エミッタと電磁波検出器
とは、電磁波エミッタと電磁波検出器間における電磁波
の伝播方向が、コイン経路を横切り且つベルト平面にほ
ぼ平行をなすように配置される。ベルトとコイン間に滑
りがないと仮定すると、検出器を通過するコインの前方
縁部および後方縁部の通過は夫々対応する電磁波エミッ
タからの連続した信号間の期間中に、ベルトは正確にコ
インの直径分だけ移動されるということを理解された
い。
検出されるのがコインの縁部のみであるので、コイン
の電気的特性または磁気的特性を測定する識別機に比べ
て隣接するコイン間の間隔を小さくすることができる。
なぜならば、コインの電気的特性または磁気的特性を測
定する識別機では、近接して隣接するコインが測定に影
響を及ぼすからである。斯くして、コインの縁部のみを
検出する識別機では、コインの電気的特性または磁気的
特性を測定する識別機の場合よりも、給送率が高くされ
ることができる。
の電気的特性または磁気的特性を測定する識別機に比べ
て隣接するコイン間の間隔を小さくすることができる。
なぜならば、コインの電気的特性または磁気的特性を測
定する識別機では、近接して隣接するコインが測定に影
響を及ぼすからである。斯くして、コインの縁部のみを
検出する識別機では、コインの電気的特性または磁気的
特性を測定する識別機の場合よりも、給送率が高くされ
ることができる。
本発明の第3の観点によれば、コイン識別機は、一つ
又は複数の検出器を通過するようにコインを搬送するよ
うに適合されたコイン搬送ベルトを具備し、コインはベ
ルトとコインの一方の表面との間の摩擦作用によって搬
送され、検出器は、検出器を通過するコインの識別可能
な要素に応答するようになっており、更に、コイン検出
器からの二つの信号間の期間中に生じたベルトの長手方
向移動量を測定するように適合された手段を具備する。
又は複数の検出器を通過するようにコインを搬送するよ
うに適合されたコイン搬送ベルトを具備し、コインはベ
ルトとコインの一方の表面との間の摩擦作用によって搬
送され、検出器は、検出器を通過するコインの識別可能
な要素に応答するようになっており、更に、コイン検出
器からの二つの信号間の期間中に生じたベルトの長手方
向移動量を測定するように適合された手段を具備する。
以下、添付図面を参照しながら本発明のコイン仕分機
の実施例について説明する。
の実施例について説明する。
第1図および第2図を参照すると、可撓性を有する実
質的に伸長しないベルト1が二つのプーリ2および3の
周りを延びている。一方のプーリ2はシャフトエンコー
ダのディスク4と共に共通のシャフト5上に固定され
る。プーリ2または3が適切なモータによって駆動され
る。
質的に伸長しないベルト1が二つのプーリ2および3の
周りを延びている。一方のプーリ2はシャフトエンコー
ダのディスク4と共に共通のシャフト5上に固定され
る。プーリ2または3が適切なモータによって駆動され
る。
ベルト1用の適切な材料はケブラー(Kevlar)(商
標)により補強されたポリウレタンである。ベルト1の
スピード変動を最小限にするためには高慣性ロータを備
えたモータが好ましく、それは外部ロータ型であり得
る。
標)により補強されたポリウレタンである。ベルト1の
スピード変動を最小限にするためには高慣性ロータを備
えたモータが好ましく、それは外部ロータ型であり得
る。
シャフトエンコーダのディスク4には、第1図に少し
しか示さないが従来の様式を以って連続したスリット6
が設けられ、それを介して光が輝き、ディスク4の回転
の際、パルス信号を与える。代表的なシャフトエンコー
ダとしてはヒューレットパッカード社(Hewlett Packar
d)の2チャンネルインクレメンタル光エンコーダHEDS
−5000シリーズが適当である。
しか示さないが従来の様式を以って連続したスリット6
が設けられ、それを介して光が輝き、ディスク4の回転
の際、パルス信号を与える。代表的なシャフトエンコー
ダとしてはヒューレットパッカード社(Hewlett Packar
d)の2チャンネルインクレメンタル光エンコーダHEDS
−5000シリーズが適当である。
ベルト1の下方軌道7は、細長い板8′の水平かつ静
止したコイン支持面8に近接して配置され、支持面8上
でコインは自由に滑動することができる。支持面8は例
えば、ステンレス鋼、セラミック、又は黒鉛含浸ナイロ
ン(登録商標)から形成されることができる。
止したコイン支持面8に近接して配置され、支持面8上
でコインは自由に滑動することができる。支持面8は例
えば、ステンレス鋼、セラミック、又は黒鉛含浸ナイロ
ン(登録商標)から形成されることができる。
プーリ2,3間のベルト1の下方軌道7は図示しない一
連の適切なスプリング手段により支持面8に向かう方向
に付勢され、異なる厚みの隣接コインが夫々ベルト1に
より把持されることを確実にする。
連の適切なスプリング手段により支持面8に向かう方向
に付勢され、異なる厚みの隣接コインが夫々ベルト1に
より把持されることを確実にする。
図示しない適当なコイン給送機構は、プーリ3に隣接
して位置し既知方法を以って混在したコインを単一列に
成し、かつ食い込み部9の中に隔置されるように給送す
べく配置され、その結果、それらのコインがベルト1に
より摩擦作用によって把持され支持面8に沿って滑動さ
れることになる。コイン給送機構は公知のディスクタイ
プのものであることができる。
して位置し既知方法を以って混在したコインを単一列に
成し、かつ食い込み部9の中に隔置されるように給送す
べく配置され、その結果、それらのコインがベルト1に
より摩擦作用によって把持され支持面8に沿って滑動さ
れることになる。コイン給送機構は公知のディスクタイ
プのものであることができる。
コイン径測定のための基礎としてのエンコーダ信号の
使用をここに記述するが、要求されれば他の方法を以っ
てコインを検査しても良いことが理解されるべきであ
る。
使用をここに記述するが、要求されれば他の方法を以っ
てコインを検査しても良いことが理解されるべきであ
る。
第1図に示すように赤外線ダイオード10はベルト1の
片側で、かつ支持面8の僅か上方に配置される。赤外線
ダイオード10は同様に配置された赤外線検出器11に対し
水平に向けられ、その結果ダイオード10と検出器11間の
赤外線の経路は、コイン12の経路を横断して測定される
べき最も小さいコインの高さ方向のほぼ中央を水平に通
ることになる。これにより、赤外線が、支持面8に沿っ
てベルト1により搬送されるすべてのコインによって遮
断されることが確実にされる。
片側で、かつ支持面8の僅か上方に配置される。赤外線
ダイオード10は同様に配置された赤外線検出器11に対し
水平に向けられ、その結果ダイオード10と検出器11間の
赤外線の経路は、コイン12の経路を横断して測定される
べき最も小さいコインの高さ方向のほぼ中央を水平に通
ることになる。これにより、赤外線が、支持面8に沿っ
てベルト1により搬送されるすべてのコインによって遮
断されることが確実にされる。
検出器11からの信号はシャフトエンコーダからのパル
スをゲート化するために使用され、コイン12の前縁13は
検出器11によって検出される赤外線レベルの低下を引き
起こし、その低下はゲートを開くため使用され、コイン
12の後縁は検出光の立ち上がりを生み、その立ち上がり
はゲートを閉じるのに使用される。エンコーダディスク
4に対してベルト1がスリップしないと仮定すると、ゲ
ートを介して導かれるパルス数は、コイン12が検出器11
を通過する間にベルト1が移動した距離に相当し、その
パルスカウントはコイン径の正確な表示となる。パルス
カウントの数は、コインを種々の区分け位置に向かわせ
るように配置された適切なコイン偏向手段を制御するた
めに使用される。なお、これについては後述する。
スをゲート化するために使用され、コイン12の前縁13は
検出器11によって検出される赤外線レベルの低下を引き
起こし、その低下はゲートを開くため使用され、コイン
12の後縁は検出光の立ち上がりを生み、その立ち上がり
はゲートを閉じるのに使用される。エンコーダディスク
4に対してベルト1がスリップしないと仮定すると、ゲ
ートを介して導かれるパルス数は、コイン12が検出器11
を通過する間にベルト1が移動した距離に相当し、その
パルスカウントはコイン径の正確な表示となる。パルス
カウントの数は、コインを種々の区分け位置に向かわせ
るように配置された適切なコイン偏向手段を制御するた
めに使用される。なお、これについては後述する。
赤外線はベルト1を横断するため、ベルト1に対する
コイン12の正確な横方向位置はこの測定技術と共に問題
にならず、それ故、支持面8の他の基準面は必要とされ
ないことが認識されるであろう。これは従来のコイン識
別機と比較して独特なものであり、基準面を必要とする
他の検出器と比較してかなりの利点がある。既存の機械
では、基準エッジ上に載った損傷コインが誤った読みを
与える。
コイン12の正確な横方向位置はこの測定技術と共に問題
にならず、それ故、支持面8の他の基準面は必要とされ
ないことが認識されるであろう。これは従来のコイン識
別機と比較して独特なものであり、基準面を必要とする
他の検出器と比較してかなりの利点がある。既存の機械
では、基準エッジ上に載った損傷コインが誤った読みを
与える。
コイン偏向手段は、支持面8内に形成された一連のコ
イン偏向用凹部15,16,17,18を有し、これらのコイン偏
向用凹部は、板8′の下方に取り付けられたソレノイド
23,24,25,26によって作動される対応するコイン偏向用
ピン19,20,21,22と協働する。便宜上、第1図および第
2図には4組のコイン偏向用凹部のみが示されている
が、実際にはいかなる数の凹部も、仕分けるべきコイン
種類数に適合して設けられることができ、板8′及びベ
ルト1の長さもそれに従って選択される。典型的な例と
しては9個の凹部が設けられる。
イン偏向用凹部15,16,17,18を有し、これらのコイン偏
向用凹部は、板8′の下方に取り付けられたソレノイド
23,24,25,26によって作動される対応するコイン偏向用
ピン19,20,21,22と協働する。便宜上、第1図および第
2図には4組のコイン偏向用凹部のみが示されている
が、実際にはいかなる数の凹部も、仕分けるべきコイン
種類数に適合して設けられることができ、板8′及びベ
ルト1の長さもそれに従って選択される。典型的な例と
しては9個の凹部が設けられる。
次に、典型的な凹部15に示す第3図から第5図を参照
しながら、コイン偏向用凹部の形状および作用について
説明する。便宜上、凹部15,16,17および18は同一の形状
かつ同一の寸法に形成されている。凹部15はほぼホッケ
ースティック形状またはj字形状をなす。凹部15は、ベ
ルト1に平行に延びるまっすぐな肢部分27を備え、この
肢部分27は、部分円状をなす湾曲した偏向部分28と接線
方向において連続している。偏向部分28はベルト経路か
ら離れていく。
しながら、コイン偏向用凹部の形状および作用について
説明する。便宜上、凹部15,16,17および18は同一の形状
かつ同一の寸法に形成されている。凹部15はほぼホッケ
ースティック形状またはj字形状をなす。凹部15は、ベ
ルト1に平行に延びるまっすぐな肢部分27を備え、この
肢部分27は、部分円状をなす湾曲した偏向部分28と接線
方向において連続している。偏向部分28はベルト経路か
ら離れていく。
凹部15と協働する引っ込み可能なピン19が、支持面8
の法線方向に板8′を貫通する穴の縮径された上方部分
29内で往復動可能となっている。この穴の下方穴部分30
は、ピン19を作動させる対応したソレノイド23の上方端
部上の位置決め差し込み部(図示しない)を受容するよ
うに適合されている。
の法線方向に板8′を貫通する穴の縮径された上方部分
29内で往復動可能となっている。この穴の下方穴部分30
は、ピン19を作動させる対応したソレノイド23の上方端
部上の位置決め差し込み部(図示しない)を受容するよ
うに適合されている。
一連の偏向用凹部15,16,17,18に接近してくるコイン
は、第3図に示されるコイン31のように、適切な案内手
段によって板8′の横方向に粗く位置決めされる。ピン
19,20,21,22の内の一つによる介在がない場合には、コ
インがベルト1によって支持面8に沿って搬送されると
きに、これらのコインが偏向用凹部のまっすぐな肢部分
27をまたぐことになる。第4図に示されるように、ピン
用穴部分29は凹部15の縁表面32を切り抜いている。その
結果、ピン19がソレノイド23によって支持面8の上方に
突出せしめられたとき、コイン31がピン19によって偏向
せしめられてコイン31が凹部15の肢部分27をまたぐこと
ができなくなるようにする。
は、第3図に示されるコイン31のように、適切な案内手
段によって板8′の横方向に粗く位置決めされる。ピン
19,20,21,22の内の一つによる介在がない場合には、コ
インがベルト1によって支持面8に沿って搬送されると
きに、これらのコインが偏向用凹部のまっすぐな肢部分
27をまたぐことになる。第4図に示されるように、ピン
用穴部分29は凹部15の縁表面32を切り抜いている。その
結果、ピン19がソレノイド23によって支持面8の上方に
突出せしめられたとき、コイン31がピン19によって偏向
せしめられてコイン31が凹部15の肢部分27をまたぐこと
ができなくなるようにする。
第4図に示すように凹部15は縁表面32と基底表面33と
によって画成され、縁表面32と基底表面33とは90度を成
し、縁表面32は支持面8の法線に対して7度傾斜してい
る。支持面8に対して表面32および33を傾斜させた理由
は、第3図および第5図のコイン34で示したように傾い
たコインを収容するためである。コイン34は凹部15によ
り偏向選択され、従ってピン19は第4図に示す位置まで
突出され、板8′の横方向にコインを移動させ、その結
果コインが凹部15の肢部分27をまたぐことが不可能とな
り、コイン34はベルト1へのスプリング圧力のもとベル
ト1により凹部15内へと傾斜せしめられる。
によって画成され、縁表面32と基底表面33とは90度を成
し、縁表面32は支持面8の法線に対して7度傾斜してい
る。支持面8に対して表面32および33を傾斜させた理由
は、第3図および第5図のコイン34で示したように傾い
たコインを収容するためである。コイン34は凹部15によ
り偏向選択され、従ってピン19は第4図に示す位置まで
突出され、板8′の横方向にコインを移動させ、その結
果コインが凹部15の肢部分27をまたぐことが不可能とな
り、コイン34はベルト1へのスプリング圧力のもとベル
ト1により凹部15内へと傾斜せしめられる。
コインはベルト1により凹部15に沿って搬送されてい
るため、コインが縁表面32の湾曲部と係合するとベルト
の横方向にコインを偏向しようとする力が働き、コイン
は第3図に示されるコイン35の矢印の方向へと板8′を
離れ、そこから凹部15と協働する適切に配置された収集
シュート(図示しない)内に落下することになる。即ち
縁表面32は偏向壁を構成する。
るため、コインが縁表面32の湾曲部と係合するとベルト
の横方向にコインを偏向しようとする力が働き、コイン
は第3図に示されるコイン35の矢印の方向へと板8′を
離れ、そこから凹部15と協働する適切に配置された収集
シュート(図示しない)内に落下することになる。即ち
縁表面32は偏向壁を構成する。
突出せしめられたピン19とコインとの衝突によりコイ
ンが減速されようとするが、ベルト1とコインとの摩擦
係合作用により、ベルト経路方向におけるコインの速度
が維持されることが助けられることが理解されよう。
ンが減速されようとするが、ベルト1とコインとの摩擦
係合作用により、ベルト経路方向におけるコインの速度
が維持されることが助けられることが理解されよう。
ピン19から22は工具鋼から形成されることができ、ソ
レノイド23から26は迅速な応答時間を有するように選択
される。
レノイド23から26は迅速な応答時間を有するように選択
される。
次に、コイン仕分機の全体的作動について説明する。
コイン偏向用凹部15から18に接近するコイン12は、凹部
の前方に位置する識別機10,11、或いは他の識別機によ
って検査される。識別機の信号は、仕分けるべき異なる
タイプのコイン特有の、メモリー保持された適切な基準
値と比較される。この比較により凹部15から18の内のど
れを以って板8′からコインを偏向するのに使用される
かが決定される。その際ソフトウェアは特定のコインが
凹部に到達しかかる時に、凹部と連携する偏向用ピンを
作動させる必要がある。
コイン偏向用凹部15から18に接近するコイン12は、凹部
の前方に位置する識別機10,11、或いは他の識別機によ
って検査される。識別機の信号は、仕分けるべき異なる
タイプのコイン特有の、メモリー保持された適切な基準
値と比較される。この比較により凹部15から18の内のど
れを以って板8′からコインを偏向するのに使用される
かが決定される。その際ソフトウェアは特定のコインが
凹部に到達しかかる時に、凹部と連携する偏向用ピンを
作動させる必要がある。
この点においては、最小時間に多量のコインを処理す
るため数枚のコインが同時にテーブル8′に沿って列を
なして前進し、それ故偏向用ピンが早まって突出しない
ようにすることが大事であることを理解されたい。従っ
て支持面8に沿ったコインの進行を探知する必要があ
り、シャフトエンコーダ4,6はこのため信号を発する。
支持面8に沿った識別機10,11と偏向用ピン19から22と
の距離は既知であり、コインはベルトに対して実質的に
滑ることなく移動するため、エンコーダの読みは支持面
8に沿ったコインの位置を正確に記録する。適切なソフ
トウェアは識別機10,11に通るすべてのコインの進行を
検知し、各コインが適切な偏向用凹部に到達するほんの
少し前に、適切な偏向用ピンの支持面8上方への突出を
開始させる。
るため数枚のコインが同時にテーブル8′に沿って列を
なして前進し、それ故偏向用ピンが早まって突出しない
ようにすることが大事であることを理解されたい。従っ
て支持面8に沿ったコインの進行を探知する必要があ
り、シャフトエンコーダ4,6はこのため信号を発する。
支持面8に沿った識別機10,11と偏向用ピン19から22と
の距離は既知であり、コインはベルトに対して実質的に
滑ることなく移動するため、エンコーダの読みは支持面
8に沿ったコインの位置を正確に記録する。適切なソフ
トウェアは識別機10,11に通るすべてのコインの進行を
検知し、各コインが適切な偏向用凹部に到達するほんの
少し前に、適切な偏向用ピンの支持面8上方への突出を
開始させる。
エンコーダの読みはコインが最初にコイン識別機10,1
1によって検出された瞬間に書き留められ、次いでエン
コーダ信号の目標カウントがコイン金種の判定から計算
され、エンコーダからの実際のカウントが目標カウント
に達したときにピンが作動されることが理解されよう。
1によって検出された瞬間に書き留められ、次いでエン
コーダ信号の目標カウントがコイン金種の判定から計算
され、エンコーダからの実際のカウントが目標カウント
に達したときにピンが作動されることが理解されよう。
いくつかの通過制度におけるコインを識別する場合、
完全に異なった物理的特性を有する二つの種類のコイン
が存在することがあり得る。偏向用ピン及び偏向用凹部
の作動がコインの機械的特性によらないので、同一の金
種に属する両方の種類のコインが同一の偏向用凹部によ
って偏向されるようにコイン仕分機をプログラミングす
ることができる。
完全に異なった物理的特性を有する二つの種類のコイン
が存在することがあり得る。偏向用ピン及び偏向用凹部
の作動がコインの機械的特性によらないので、同一の金
種に属する両方の種類のコインが同一の偏向用凹部によ
って偏向されるようにコイン仕分機をプログラミングす
ることができる。
本発明によれば、ベルトによって駆動されているコイ
ンが、コイン測定手段によってなされた測定結果に応じ
て、該当する凹部に到達する前または該当する凹部に到
達したときに何らかの位置決め手段によって横方向に位
置決めされ、この横方向に位置決めされたコインが、ベ
ルトによって凹部内に押圧されて凹部の偏向壁によって
偏向せしめられるようになっている。従って位置決め手
段は、コインを横方向に位置決めするための極く短い期
間中のみコイン搬送経路内に位置すればよい。その結
果、支持面上を単一列をなして搬送されるコインの間隔
を短くしても、位置決め手段が後続のコインの進行を妨
げることがない。更に、凹部内でかつベルト経路内に位
置するコインが依然としてベルトによって駆動され続け
るので、コイン間隔が短い場合でも凹部内に位置するコ
インが後続のコインと衝突する危険性を排除することが
できる。斯くして、支持面上に単一列をなして搬送され
るコインの間隔を短くすることができる。その結果、単
位時間当たりに仕分け処理することができるコインの枚
数を増大させることができ、斯くしてコイン仕分機の仕
分け能率を向上させることができる。
ンが、コイン測定手段によってなされた測定結果に応じ
て、該当する凹部に到達する前または該当する凹部に到
達したときに何らかの位置決め手段によって横方向に位
置決めされ、この横方向に位置決めされたコインが、ベ
ルトによって凹部内に押圧されて凹部の偏向壁によって
偏向せしめられるようになっている。従って位置決め手
段は、コインを横方向に位置決めするための極く短い期
間中のみコイン搬送経路内に位置すればよい。その結
果、支持面上を単一列をなして搬送されるコインの間隔
を短くしても、位置決め手段が後続のコインの進行を妨
げることがない。更に、凹部内でかつベルト経路内に位
置するコインが依然としてベルトによって駆動され続け
るので、コイン間隔が短い場合でも凹部内に位置するコ
インが後続のコインと衝突する危険性を排除することが
できる。斯くして、支持面上に単一列をなして搬送され
るコインの間隔を短くすることができる。その結果、単
位時間当たりに仕分け処理することができるコインの枚
数を増大させることができ、斯くしてコイン仕分機の仕
分け能率を向上させることができる。
図面の簡単な説明 第1図はコイン仕分機の概略平面図、第2図は第1図
の2−2線に沿ってみたコイン仕分機の概略垂直断面
図、第3図はコイン偏向用凹部の一つの正確な形状を示
すコイン仕分機の部分拡大平面図、第4図は第3図の4
−4線に沿ってみた更に拡大した断面図、第5図は第3
図の5−5線に沿ってみた同様な断面図である。
の2−2線に沿ってみたコイン仕分機の概略垂直断面
図、第3図はコイン偏向用凹部の一つの正確な形状を示
すコイン仕分機の部分拡大平面図、第4図は第3図の4
−4線に沿ってみた更に拡大した断面図、第5図は第3
図の5−5線に沿ってみた同様な断面図である。
1……ベルト、2,3……プーリ、 4……シャフトエンコーダのディスク、6……スリッ
ト、 8……支持面、8′……板、 10……赤外線ダイオード、11……赤外線検出器、 12,31,34,35……コイン、15,16,17,18……凹部、 19,20,21,22……ピン、23,24,25,26……ソレノイド、 32……絶表面(偏向壁)、33……基底表面。
ト、 8……支持面、8′……板、 10……赤外線ダイオード、11……赤外線検出器、 12,31,34,35……コイン、15,16,17,18……凹部、 19,20,21,22……ピン、23,24,25,26……ソレノイド、 32……絶表面(偏向壁)、33……基底表面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハウエルズ,ジェフリー イギリス国,ピーオー6 2エスティ ー,パンプシャイア,ポーツマス,コス ハム,ピットリービー ロード 24 (56)参考文献 特開 昭60−33691(JP,A)
Claims (10)
- 【請求項1】コイン仕分機であって、支持面(8)に近
接して配置されたベルト(1)と、コインを単一列をな
すように該ベルトに送り込むための手段とを具備し、該
ベルトが駆動されたときにコインがベルトと支持面間に
捕捉されると共に該コインがベルトとコイン間の摩擦係
合作用によって該支持面に沿って搬送されるように構成
された、コイン仕分機において、該支持面には少なくと
も一つの凹部(15)が設けられ、該凹部(15)は、コイ
ンが該凹部内に位置するときに該コインが依然として実
質的にベルトによって駆動されるような深さを有し、該
凹部は偏向壁(32)によって画定され、該偏向壁(32)
は、該偏向壁と係合せしめられたコインを、ベルト経路
から外れてコイン受容手段に向かうように偏向させるよ
うな形状をなし、ベルトによって駆動されているコイン
が、コイン測定手段(10,11)によってなされた測定結
果に応じて、該凹部に到達する前または該凹部に到達し
たときに横方向に位置決めされ、それにより選択された
コインがベルトによって凹部内に押圧されて該偏向壁に
よって偏向せしめられるようにすることができるように
構成されたことを特徴とする、コイン仕分機。 - 【請求項2】上記コイン測定手段(10,11)がベルト経
路内の第1の位置に配置され、エンコーダ(4,6)が、
ベルト部分の位置を表す信号を供給するようにベルト駆
動部(2,5)又はベルトと協働し、少なくとも一つの選
択的に作動可能なコイン偏向手段(15,19,23)が、上記
第1位置の下流のベルト経路内の第2の位置に配置さ
れ、コインが該コイン偏向手段によって偏向されること
を要求するコイン測定手段からの信号に応答して、上記
エンコーダの信号から該コインが該第2位置に到達した
と判定されたときにコイン偏向手段が作動状態となるよ
うに配置されるように制御手段が配置されることを特徴
とする、請求項1に記載のコイン仕分機。 - 【請求項3】上記コイン測定手段の出力に応答してベル
トの横方向にコインを選択的に位置決めするための位置
決め手段(19,23)が上記凹部に配置されることを特徴
とする、請求項2に記載のコイン仕分機。 - 【請求項4】上記位置決め手段が、上記支持面の下方に
引っ込み可能な突出部(19)を備えることを特徴とす
る、請求項2または3に記載のコイン仕分機。 - 【請求項5】上記突出部は、ソレノイド(23)によって
上記支持面のほぼ軸線方向に引っ込み可能となっている
ピン(19)の形態をとることを特徴とする、請求項4に
記載のコイン仕分機。 - 【請求項6】上記支持面には、ベルト経路に沿い列をな
して配置された複数の上記凹部(15〜18)が形成され、
該各凹部は、上記コイン測定手段に応答して協働する位
置決め手段(19〜22)を有することを特徴とする、請求
項2から5までのいずめか一項に記載のコイン仕分機。 - 【請求項7】上記各凹部は、横断面図で見てほぼ楔形状
をなすと共に平面図で見てほぼホッケースティック形状
またはj字形状をなすことを特徴とする、請求項6に記
載のコイン仕分機。 - 【請求項8】制御装置は、該コイン仕分機内における異
なる種類のコインの行き先が要求に応じて変更されるこ
とができるように再プログラミング可能となっているこ
とを特徴とする、請求項6または7に記載のコイン仕分
機。 - 【請求項9】上記エンコーダからの信号が、コインの直
径を測定するための基礎として使用されることを特徴と
する、請求項1から8までのいずれか一項に記載のコイ
ン仕分機。 - 【請求項10】コイン搬送ベルト(1)は、コインが一
つ又は複数の検出器(10,11)を通過するように該コイ
ンを搬送するようになっており、該検出器は、該検出器
を通過するコインの識別可能な要素(13)の通過に応答
するようになっており、上記エンコーダ(4,6)は、該
検出器からの二つの信号間の期間中に生じる該ベルトの
長手方向移動量を測定するようになっていることを特徴
とする、請求項9に記載のコイン仕分機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB868614279A GB8614279D0 (en) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | Coin & disc sorters |
GB868614280A GB8614280D0 (en) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | Coin & disc sorting |
GB8614280 | 1986-06-12 | ||
GB8614279 | 1986-06-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01500380A JPH01500380A (ja) | 1989-02-09 |
JP2524374B2 true JP2524374B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=26290907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62503428A Expired - Fee Related JP2524374B2 (ja) | 1986-06-12 | 1987-06-10 | コイン仕分機 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4881918A (ja) |
EP (1) | EP0269690B1 (ja) |
JP (1) | JP2524374B2 (ja) |
KR (1) | KR880701420A (ja) |
AT (1) | ATE70651T1 (ja) |
AU (1) | AU607144B2 (ja) |
DE (1) | DE3775353D1 (ja) |
DK (1) | DK170883B1 (ja) |
FI (1) | FI90153C (ja) |
NO (1) | NO301142B1 (ja) |
WO (1) | WO1987007742A1 (ja) |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5507379A (en) * | 1990-05-14 | 1996-04-16 | Cummins-Allison Corp. | Coin handling system with coin sensor discriminator |
US5542880A (en) * | 1990-05-14 | 1996-08-06 | Cummins-Allison Corp. | Coin handling system with shunting mechanism |
JP2518724B2 (ja) * | 1990-07-16 | 1996-07-31 | ローレルバンクマシン株式会社 | 硬貨選別装置 |
DE69132067T2 (de) * | 1990-09-20 | 2000-11-16 | Kabushiki Kaisha Nippon Conlux, Tokio/Tokyo | Vorrichtung zum Verarbeiten von Münzen |
JP2639766B2 (ja) * | 1991-04-10 | 1997-08-13 | ローレルバンクマシン株式会社 | 貨幣選別装置 |
US6171182B1 (en) | 1992-09-25 | 2001-01-09 | Cummins-Allison Corp. | Coin handling system with shunting mechanism |
US5382191A (en) * | 1993-03-26 | 1995-01-17 | Cummins-Allison Corp. | Coin queuing device and power rail sorter |
ES2111829T3 (es) * | 1993-12-13 | 1998-03-16 | Rudolf Stockli | Procedimiento y dispositivo para identificar monedas. |
DE4412092C2 (de) * | 1994-04-08 | 1998-12-17 | Standardwerk Eugen Reis Gmbh & | Einrichtung zum Handhaben von Münzen |
WO1997025692A1 (en) * | 1996-01-11 | 1997-07-17 | Brandt, Inc. | Coin sorter with coin recognition |
US5865673A (en) * | 1996-01-11 | 1999-02-02 | Cummins-Allison Corp. | Coin sorter |
SE511607C2 (sv) | 1997-12-22 | 1999-10-25 | Scan Coin Ab | Mynthanteringsanordning i vilken mynten transporteras mellan ett roterande böjligt organ och en roterande skiva |
US5997395A (en) * | 1998-03-17 | 1999-12-07 | Cummins-Allison Corp. | High speed coin sorter having a reduced size |
US6264545B1 (en) | 2000-02-26 | 2001-07-24 | The Magee Company | Method and apparatus for coin processing |
JP3683483B2 (ja) * | 2000-08-28 | 2005-08-17 | ローレル精機株式会社 | 硬貨包装機 |
SE521207C2 (sv) | 2001-03-22 | 2003-10-14 | Scan Coin Ind Ab | Anordning och metod för särskiljning av mynt där en variation i kapacitans sker mellan en sensorelektrod och en yta hos myntet då myntet är under transport |
SE522752C2 (sv) | 2001-11-05 | 2004-03-02 | Scan Coin Ind Ab | Metod att driva en myntdiskriminator och en myntdiskriminator där påverkan på spolorgan mäts när mynt utsätts för magnetfält alstrade av spolorgan utanför myntet |
US6739965B2 (en) | 2002-05-14 | 2004-05-25 | Floyd K. String | High speed, high volume coin sorter |
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