JP2524022B2 - ロ―ルピッチ可変ロ―ラレベラ - Google Patents

ロ―ルピッチ可変ロ―ラレベラ

Info

Publication number
JP2524022B2
JP2524022B2 JP3216906A JP21690691A JP2524022B2 JP 2524022 B2 JP2524022 B2 JP 2524022B2 JP 3216906 A JP3216906 A JP 3216906A JP 21690691 A JP21690691 A JP 21690691A JP 2524022 B2 JP2524022 B2 JP 2524022B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
rolls
backup
straightening
leveler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3216906A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0557350A (ja
Inventor
義美 通山
宗成 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP3216906A priority Critical patent/JP2524022B2/ja
Publication of JPH0557350A publication Critical patent/JPH0557350A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2524022B2 publication Critical patent/JP2524022B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下千鳥状に配設した
複数本の矯正ロールを回転駆動し、帯板および鋼板に繰
り返し曲げを与えて矯正を行うローラレベラにおいて、
ロールピッチを可変にすることにより、厚手材および薄
手材を1台のローラレベラで矯正可能にしたロールピッ
チ可変ローラレベラに関する。
【0002】
【従来の技術】(1)図にあるように、薄板から厚板
までを矯正する場合、従来は薄板用ローラレベラ(図の
右側で矯正ロールピッチが狭い)と厚板用ローラレベラ
(図の左側で矯正ロールピッチが広い)の2台を設置
し、薄板用と厚板用に使い分けていた。(特開昭59−
7426号公報) (2)また図に示すようにレベラハウジングは1台
で、ローラレベラの矯正ロールユニットを厚板用と薄板
用の2セットを用意し、矯正する板厚に応じて、このロ
ールユニットを交換して矯正ロールピッチを変更する方
法がある。(a)が厚手矯正時、(b)が薄手矯正時を
示している。 (3)図にあるように、薄手用ロールユニットと厚手
用ロールユニットを1台のレベラに組み込んで、板厚に
応じて使い分けるように構成されたローラレベラがあ
る。(特公昭62−30044号公報)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(1)図の薄板用ロ
ーラレベラ(矯正ロールピッチが狭い)と厚板用ローラ
レベラ(矯正ロールピッチが広い)の2台を設置して、
板厚に応じてロールピッチの異なるそれぞれのローラレ
ベラを使用する手段は、設備コストが高くまた、設置面
積も広くなるなどの問題があった。 (2)また図のように、ローラレベラの矯正ロールユ
ニットを厚板用と薄板用の2セットを用意し、矯正する
板厚に応じて、このロールユニットを交換して矯正ロー
ルピッチを変更する方法は、種々の板厚の矯正をバリア
ブルに行う必要がある場合、ロール組替を頻繁に行う必
要があり、作業性を低下させるという欠点があった。 (3)さらに、図のように、薄手用ロールユニットと
厚手用ロールユニットを1台のレベラに組み込んで、板
厚に応じて使い分けるように構成されたローラレベラの
場合、矯正ロール本数が多くなることや、設備体格が大
きくなるなどの問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題や
欠点を解消するべく、ロール組替を実施すること無く、
矯正ロールのロールピッチをオンラインで可変となるよ
うに構成し、1種類の矯正ロールで薄手から厚手の板を
矯正出来るコンパクトで廉価なローラレベラを提供可能
にした。すなわち、上下に配列された複数本の矯正ロー
ルにより、被矯正材に繰り返し曲げを与えるローラレベ
であって、前記複数本の矯正ロールと該矯正ロール
各々昇降可能な昇降装置と該矯正ロールを保持する複数
列のバックアップロールとからなる上ロール群を組み込
んだ上フレームと、前記複数本の矯正ロールと該矯正ロ
ールを保持する複数列のバックアップロールとからなる
下ロール群を組み込んだ下フレームと、前記上フレーム
および/または下フレームをライン方向へ進退させるフ
レームシフト装置とで構成したロールピッチ可変ローラ
レベラにおいて、前記上、下のロール群内で、隣接する
列のバックアップロールの配置を平面的に各々千鳥状と
し、奇数列のバックアップロール群を一体的に支持する
バックアップロールスタンドと、偶数列のバックアップ
ロール群を一体的に支持するバックアップロールスタン
ドと、前記両バックアップロールスタンドをライン方向
に進退させるスタンド移動装置とを各々前記上フレーム
および下フレームへ組み込んだことを特徴とするロール
ピッチ可変ローラレベラである。
【0005】前記の手段により、1本の矯正ロールを2
列のバックアップロールで支持するローラレベラにおい
て、奇数列のバックアップロールと偶数列のバックアッ
プロールの間隔を調整することにより、薄手材を矯正す
る場合は、図1(a)に示すようにバックアップロール
の間隔を広げて全数の矯正ロールを使用できるようにす
る。また、厚手材を矯正する場合は、図1(c)に示す
ようにバックアップロールの間隔を狭めて一本おきに矯
正ロールを使用できるようにする。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を以下説明する。図1、図
2、図3は本発明の実施例である。 (1)上下千鳥状に配列された複数本の矯正ロール1
は、複数本のバックアップロール2a,2bで支持さ
れ、複数本のバックアップロール2a,2bはそれぞれ
バックアップロールスタンド3a,3bに組み込まれ上
部の矯正ロール1と共に上フレーム7に組み込まれてい
る。
【0007】(2)下部の矯正ロール1と複数本のバッ
クアップロール2a,2bは、下フレーム4に組み込ま
れており、複数本のバックアップロールは奇数列のバッ
クアップロールを組み込むバックアップロールスタンド
3aと偶数列のバックアップロールを組み込むバックア
ップロールスタンド3bにそれぞれ分割されて組み込ま
れている。 (3)バックアップロールスタンド3a,3bはシフト
シリンダ(スタンド移動装置)5によりライン方向にそ
れぞれ単独にシフトされる。なお、スタンド移動装置は
シリンダに限らず、ウォームギャジャッキなどでも良
い。
【0008】(4)薄手材の矯正時は、図1(a)に示
すように、すべての矯正ロールのロール表面が面位置に
なるように、バックアップロールスタンド3a,3bを
シフトシリンダ5により、それぞれ左右外向きにシフト
する。シフト量は図示せぬ位置制御装置により制御され
る。 (5)このことにより、すべての矯正ロールが被矯正材
に対し矯正ロールとして使用可能な状態となる。すなわ
ち、ロールピッチが狭いローラレベラを構成できる。 (6)厚手材の矯正時は、図1(b)に示すように、矯
正ロールが1本ごとに上下に上昇または下降するように
バックアップロールスタンド3a,3bをシフトシリン
ダ5により、それぞれ左右内向きにシフトする。
【0009】なお、矯正ロールは図3に示すスプリング
15で、常にバックアップロールに接触する向きに引っ
張られる構造の昇降装置16により保持されている。し
たがって、バックアップロールに追従してバックアップ
ロールと接触する部分の高さに自動的に昇降する。な
お、本実施例では、スプリング構造の昇降装置を採用し
ているが、油圧シリンダもしくはエアーシリンダ等を用
いた昇降装置でも構わない。
【0010】(7)さらに、下フレーム4全体をライン
方向にシフトさせるフレームシフト装置17により、矯
正ロールの半ピッチ分、下フレーム全体をライン方向に
シフトさせる。なお、本実施例では下フレーム全体をシ
フトするようにしているが、上フレーム全体を、または
両者をライン方向にシフトさせても良い。
【0011】(8)このことにより、図1(c)に示す
ように、矯正ロールは1本おきに凹凸状態となり、被矯
正材に対し矯正ロールは1本おきに矯正ロールとして作
用し、他のロールは被矯正材に接触しないか、矯正ロー
ルとしての機能を有しない状態で軽度に被矯正材に接触
する。 (9)このことにより、ロールピッチの広い、厚手材を
矯正するローラレベラを構成できる。
【0012】さらに、本発明の別の実施例として、ロー
ルピッチを可変とする範囲をすべての矯正ロールに限定
せず、用途に応じロールピッチ可変とする矯正ロール群
を特定して使用しても良い。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、 (1)1台のローラレベラで、板厚に応じて適正な矯正
ロールピッチを得ることができるので、設備コストを大
幅に削減することができる。 (2)ロール組替をすること無くオンラインで矯正ロー
ルピッチが変更できるので、作業性が極めて高い。 (3)ロールを薄手用と厚手用に効果的に使用できるの
で、ロール本数を削減できる。 (4)ロール摩耗の度合いによっては、厚手矯正時には
使用するロールを変更して使用することもできるので、
ロール組替の頻度を削減でき、生産性が向上する。など
の多くの工業的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b),(c)は本発明の実施例の側
面図である。
【図2】図1の矢視A−Aである。
【図3】図1の断面B−Bである。
【図4】従来技術の説明図である。
【図5】従来技術の他の例を示す説明図である。
【図6】従来技術の更に別の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 矯正ロール 2 バックアッ
プロール 2a 奇数列のバックアップロール(斜線のロール) 2b 偶数列のバックアップロール 3a 奇数列用バックアップロールスタンド 3b 偶数列用バックアップロールスタンド 4 下フレーム 5 バックアップロールスタンド移動装置 6 ロールフレーム 7 上フレーム 8 ハウジング 9 圧下スクリ
ュー 10 圧下装置 12 ロールフレームシフト装置 14 ロールチ
ョック 15 スプリング 16 矯正ロー
ル昇降装置 17 フレームシフト装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に配列された複数本の矯正ロールに
    より、被矯正材に繰り返し曲げを与えるローラレベラ
    あって、前記複数本の矯正ロールと該矯正ロールを各々
    昇降可能な昇降装置と該矯正ロールを保持する複数列の
    バックアップロールとからなる上ロール群を組み込んだ
    上フレームと、前記複数本の矯正ロールと該矯正ロール
    を保持する複数列のバックアップロールとからなる下ロ
    ール群を組み込んだ下フレームと、前記上フレームおよ
    び/または下フレームをライン方向へ進退させるフレー
    ムシフト装置とで構成したロールピッチ可変ローラレベ
    において前記上、下のロール群内で、隣接する列のバックアップ
    ロールの配置を平面的に各々千鳥状とし、奇数列のバッ
    クアップロール群を一体的に支持するバックアップロー
    ルスタンドと、偶数列のバックアップロール群を一体的
    に支持するバックアップロールスタンドと、前記両バッ
    クアップロールスタンドをライン方向に進退させるスタ
    ンド移動装置とを各々前記上フレームおよび下フレーム
    へ組み込んだことを特徴とするロールピッチ可変ローラ
    レベラ
JP3216906A 1991-08-28 1991-08-28 ロ―ルピッチ可変ロ―ラレベラ Expired - Fee Related JP2524022B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3216906A JP2524022B2 (ja) 1991-08-28 1991-08-28 ロ―ルピッチ可変ロ―ラレベラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3216906A JP2524022B2 (ja) 1991-08-28 1991-08-28 ロ―ルピッチ可変ロ―ラレベラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0557350A JPH0557350A (ja) 1993-03-09
JP2524022B2 true JP2524022B2 (ja) 1996-08-14

Family

ID=16695773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3216906A Expired - Fee Related JP2524022B2 (ja) 1991-08-28 1991-08-28 ロ―ルピッチ可変ロ―ラレベラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2524022B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100769292B1 (ko) * 2006-01-12 2007-10-23 전장희 레벨피더
JP2007196240A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Kohan Sendan Kikai Kk ローラレベラ
EP2401091B1 (fr) * 2009-02-25 2012-12-26 Siemens Vai Metals Technologies SAS Procede de modification de la distance entre les rouleaux d'une machine de planage, machine et installation de planage pour la mise en oeuvre dudit procede
RU2507020C1 (ru) 2010-01-29 2014-02-20 ДжейПи СТИЛ ПЛЭНТЕК КО. Валковое правильное устройство
JP2011156542A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Jp Steel Plantech Co ローラレベラ
JP2012171004A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Jp Steel Plantech Co ローラレベラおよび金属板の矯正方法
JP2012171005A (ja) 2011-02-24 2012-09-10 Jp Steel Plantech Co ローラレベラおよび金属板の矯正方法
TWI505879B (zh) * 2013-05-24 2015-11-01 Jp Steel Plantech Co Roller straightening machine and plate correction method

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5640645A (en) * 1979-09-12 1981-04-16 Toray Ind Inc Preparation of bis-beta-hydroxyethyl terephthalate and low- molecular condensate of the same and apparatus for preparing the same
JPH0628765B2 (ja) * 1986-02-28 1994-04-20 三菱重工業株式会社 ロ−ラレベラ
JPS62203616A (ja) * 1986-03-03 1987-09-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ロ−ラレベラ−装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0557350A (ja) 1993-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7637133B2 (en) Cassette roller leveler with common back-up rolls
US5680785A (en) Metal strip planishing installation
JP2524022B2 (ja) ロ―ルピッチ可変ロ―ラレベラ
US5758533A (en) Imbricated roll planisher and process for its use
US4385512A (en) Tandem rolling mill train for metal plate and sheet
US4898013A (en) Installation for levelling a metal strip
EP0510278B1 (en) Roller leveller
JPH0250812B2 (ja)
DE2330064A1 (de) Vorrichtung zum richten von metallbaendern
US3245244A (en) Mechanism for flattening metal strip
JP2570950B2 (ja) 形鋼の直角度矯正装置
RU2365445C1 (ru) Листоправильная машина
US3270543A (en) Machine for flattening and curling of metal strip
JPH0534096B2 (ja)
JPH0628765B2 (ja) ロ−ラレベラ
CN214348650U (zh) 一种辊式矫直机板型控制装置
JPS6015020A (ja) ロ−ラレベラ
JP3314955B2 (ja) ローラーレベラー
JPH09122758A (ja) 形鋼の矯正方法及びその装置
JP2585608B2 (ja) テンシヨンロ−ラレベラ
CN112756402A (zh) 一种辊式矫直机板型控制装置及方法
JPS60250824A (ja) ロ−ラ−レベラ−
JPS617011A (ja) 圧延材の幅方向張力分布調整装置
JPS60170526A (ja) ロ−ラ−矯正装置
KR19980014525A (ko) 조질 압연기의 휨 조정장치

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19951017

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960409

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees