JP2523924Y2 - 電柱用バンド - Google Patents
電柱用バンドInfo
- Publication number
- JP2523924Y2 JP2523924Y2 JP10350990U JP10350990U JP2523924Y2 JP 2523924 Y2 JP2523924 Y2 JP 2523924Y2 JP 10350990 U JP10350990 U JP 10350990U JP 10350990 U JP10350990 U JP 10350990U JP 2523924 Y2 JP2523924 Y2 JP 2523924Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- band
- washer
- pole
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Clamps And Clips (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電柱に支線取付金具その他の各種器具を取
付けるのに用いる所謂電柱用バンドに関するものであ
る。
付けるのに用いる所謂電柱用バンドに関するものであ
る。
支線取付金具その他の各種器具を電柱に取付けるため
のバンドとして、第5図に示すように、向かい合った一
対の半円弧状バンド101・101の一端どうしが軸201で蝶
番結合され、各半円弧状バンド101の自由端にボルト掛
止部301・301が外方に向かって張出し、その対向するボ
ルト掛止部301・301の各穴401・401に挿し通す緊締用ボ
ルト501とナット601を備えたもの、一連の帯板製バンド
の両端に上記の例と同じようにボルト掛止部、および緊
締用のボルト・ナットを備えたものなどがある。
のバンドとして、第5図に示すように、向かい合った一
対の半円弧状バンド101・101の一端どうしが軸201で蝶
番結合され、各半円弧状バンド101の自由端にボルト掛
止部301・301が外方に向かって張出し、その対向するボ
ルト掛止部301・301の各穴401・401に挿し通す緊締用ボ
ルト501とナット601を備えたもの、一連の帯板製バンド
の両端に上記の例と同じようにボルト掛止部、および緊
締用のボルト・ナットを備えたものなどがある。
上記従来の電柱用バンドは、バンドを電柱の外周に添
わせ、ボルト掛止部の穴にボルトを挿し通した後、ボル
トにナットをはめて締めつけるから、作業工数が多く、
またボルト・ナット等の固着部品を柱上から落とすこと
があった。
わせ、ボルト掛止部の穴にボルトを挿し通した後、ボル
トにナットをはめて締めつけるから、作業工数が多く、
またボルト・ナット等の固着部品を柱上から落とすこと
があった。
本考案は、上記従来の電柱用バンドにおける問題点を
解決することを目的とする。
解決することを目的とする。
本考案は上記の目的を達成するために、バンドの両端
に、電柱に巻付けた状態において外方に張出す一対のボ
ルト掛止部を設け、その一方のボルト掛止部のボルト通
し穴に、頭部に座金を固着した緊締用ボルトのねじ側を
挿入すると共に、そのボルトの端部にはめたナットによ
ってボルトの抜け止めをし、他方のボルト掛止部のボル
ト通し穴を側方に開いた切欠き穴とし、ボルト掛止部と
座金の対向面に、座金の回り止め部を相対的に設けたも
のである。
に、電柱に巻付けた状態において外方に張出す一対のボ
ルト掛止部を設け、その一方のボルト掛止部のボルト通
し穴に、頭部に座金を固着した緊締用ボルトのねじ側を
挿入すると共に、そのボルトの端部にはめたナットによ
ってボルトの抜け止めをし、他方のボルト掛止部のボル
ト通し穴を側方に開いた切欠き穴とし、ボルト掛止部と
座金の対向面に、座金の回り止め部を相対的に設けたも
のである。
緊締用のボルトおよびナットは、あらじめバンドの一
方のボルト掛止部に緩く組付けられており、バンドを電
柱に巻付かせた後、ボルトの首下部分を他方のボルト掛
止部の切欠き穴にはめて、座金がボルト掛止部に接する
ようにボルトをずらし、座金とボルト掛止部間の回り止
め部が係合したところでナットを締付け方向に回してい
くと、ボルトが共回りすることなくバンドは電柱に緊締
固着される。
方のボルト掛止部に緩く組付けられており、バンドを電
柱に巻付かせた後、ボルトの首下部分を他方のボルト掛
止部の切欠き穴にはめて、座金がボルト掛止部に接する
ようにボルトをずらし、座金とボルト掛止部間の回り止
め部が係合したところでナットを締付け方向に回してい
くと、ボルトが共回りすることなくバンドは電柱に緊締
固着される。
本考案に係る電柱用バンドの実施例を、図面を参照し
て説明する。
て説明する。
向かい合っている一対の半円弧状バンド1A・1Bの一端
どうしが軸2で蝶番結合されている。そして各半円弧状
バンド1A・1Bの自由端に、緊締用ボルトのための掛止部
3A・3Bが外方向に向かって張出し形成されている。
どうしが軸2で蝶番結合されている。そして各半円弧状
バンド1A・1Bの自由端に、緊締用ボルトのための掛止部
3A・3Bが外方向に向かって張出し形成されている。
上記一方のボルト掛止部3Aの中央に開けた穴4に緊締
用ボルト5の先端部側が緩く通され、ナット6をはめて
抜け落ちを防いでいる。ボルト5の首下にはめた座金7
がボルト5の頭部に溶接W(第2図参照)等の手段で固
着されている。
用ボルト5の先端部側が緩く通され、ナット6をはめて
抜け落ちを防いでいる。ボルト5の首下にはめた座金7
がボルト5の頭部に溶接W(第2図参照)等の手段で固
着されている。
他方のボルト掛止部3Bのボルト通し穴は、側方に向か
って開いている切欠き穴8で、その切欠き穴8の上下
に、上記座金7に設けた一対の爪9・9を係合させるス
リット10・10が設けられている。
って開いている切欠き穴8で、その切欠き穴8の上下
に、上記座金7に設けた一対の爪9・9を係合させるス
リット10・10が設けられている。
蝶番軸2を支点にして一対の半円弧状バンド1A・1Bを
開いた状態で電柱の周囲にあてがい、これを閉じて第1
図のように電柱Pに巻付かせ、一方のボルト掛止部3Aに
付いているボルト5の首下部分を、他方のボルト掛止部
3Bの切欠き穴8に側方からはめると共に、第2図のよう
に座金7の爪9をボルト掛止部3Bのスリット10に係合さ
せる。
開いた状態で電柱の周囲にあてがい、これを閉じて第1
図のように電柱Pに巻付かせ、一方のボルト掛止部3Aに
付いているボルト5の首下部分を、他方のボルト掛止部
3Bの切欠き穴8に側方からはめると共に、第2図のよう
に座金7の爪9をボルト掛止部3Bのスリット10に係合さ
せる。
次いでナット6を回すことによりバンド1A・1Bを締付
けるもので、ボルト5は共回りすることがない。
けるもので、ボルト5は共回りすることがない。
以上の実施例におけるボルト掛止部3A・3Bは、バンド
1A・1Bの端部をただ単に外側にL字形に折り曲げただけ
のものであるが、第5図の実施例は、バンド1A・1Bの端
部を外側に略三角環形に折り曲げ加工して該掛止部3A・
3Bを補強している。
1A・1Bの端部をただ単に外側にL字形に折り曲げただけ
のものであるが、第5図の実施例は、バンド1A・1Bの端
部を外側に略三角環形に折り曲げ加工して該掛止部3A・
3Bを補強している。
なお実施例のバンドは、一対の半円弧状バンド1A・1B
を蝶番軸2で結合しているが、一連の帯板製バンドでも
よい。
を蝶番軸2で結合しているが、一連の帯板製バンドでも
よい。
本考案の電柱用バンドは、上記のようにバンド緊締用
のボルト・ナットがあらかじめ一方のボルト掛止部に組
付けられているので、柱上で作業しているときそれらの
緊締用部品を誤って落とすことがない。そして他方のボ
ルト掛止部に対するボルトの掛止は、その掛止部の切欠
き穴に側方からはめることによって行われ、ボルトと一
体の座金がボルト掛止部に対し回り止めされるので、ナ
ットを締付けるときボルトが一緒に回ることがなくて、
柱上におけるバンド取付作業の工数が減り、しかも簡単
で作業能率がよく、安全性も高いもので、電柱用バンド
の改良として効果がある。
のボルト・ナットがあらかじめ一方のボルト掛止部に組
付けられているので、柱上で作業しているときそれらの
緊締用部品を誤って落とすことがない。そして他方のボ
ルト掛止部に対するボルトの掛止は、その掛止部の切欠
き穴に側方からはめることによって行われ、ボルトと一
体の座金がボルト掛止部に対し回り止めされるので、ナ
ットを締付けるときボルトが一緒に回ることがなくて、
柱上におけるバンド取付作業の工数が減り、しかも簡単
で作業能率がよく、安全性も高いもので、電柱用バンド
の改良として効果がある。
第1図は本考案に係る電柱用バンドの緊締前の斜視図、
第2図はボルトを通したボルト掛止部の拡大縦断正面
図、第3図はボルトおよび座金の斜視図、第4図は本考
案電柱用バンドの他の実施例の緊締前の斜視図、第5図
は従来の電柱用バンドの緊締前の斜視図。 1A・1B…バンド、2…軸、3A・3B…ボルト掛止部、4…
ボルト通し穴、5…ボルト、6…ナット、7…座金、8
…切欠き穴、9…爪、10…スリット、P…電柱。
第2図はボルトを通したボルト掛止部の拡大縦断正面
図、第3図はボルトおよび座金の斜視図、第4図は本考
案電柱用バンドの他の実施例の緊締前の斜視図、第5図
は従来の電柱用バンドの緊締前の斜視図。 1A・1B…バンド、2…軸、3A・3B…ボルト掛止部、4…
ボルト通し穴、5…ボルト、6…ナット、7…座金、8
…切欠き穴、9…爪、10…スリット、P…電柱。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田中 敏行 三重県四日市市黄金町58番地 内田鍛工 株式会社内 (56)参考文献 実開 平4−58040(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】バンドの両端に、電柱に巻付いた状態にお
いて外方に張出す一対のボルト掛止部を有し、その一方
のボルト掛止部のボルト通し穴に、頭部に座金を固着し
た緊締用ボルトのねじ側が挿入されていると共に、その
ボルトは端部にはめたナットによって抜け止めされ、他
方のボルト掛止部のボルト通し穴は側方が開いた切欠き
穴で、そのボルト掛止部と座金の対向面に、座金の回り
止め部が相対的に設けられていることを特徴とする電柱
用バンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10350990U JP2523924Y2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 電柱用バンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10350990U JP2523924Y2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 電柱用バンド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0461422U JPH0461422U (ja) | 1992-05-26 |
JP2523924Y2 true JP2523924Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=31848417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10350990U Expired - Lifetime JP2523924Y2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 電柱用バンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2523924Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-01 JP JP10350990U patent/JP2523924Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0461422U (ja) | 1992-05-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |