JP2523896Y2 - 防水型火災感知器及びそのパッキン - Google Patents

防水型火災感知器及びそのパッキン

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JP2523896Y2 JP1989130386U JP13038689U JP2523896Y2 JP 2523896 Y2 JP2523896 Y2 JP 2523896Y2 JP 1989130386 U JP1989130386 U JP 1989130386U JP 13038689 U JP13038689 U JP 13038689U JP 2523896 Y2 JP2523896 Y2 JP 2523896Y2
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義夫 橋本
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は電気回路収容部を防水構造とする防水型火
災感知器及びそのパッキンに関するものである。
従来の技術 火災感知器の電気回路は、電気回路収容部に収納され
ているが、この収容部に湿気が侵入すると電気回路の故
障の原因となる。
そこで、従来、電気回路収容部の開口部外周にバッキ
ンを配設し、その上に裏蓋を設けて前記開口部を覆うと
ともに密封している。
考案の解決しようとする課題 従来例の電気回路収容部の開口部は、長方形状に形成
され、また、バッキンもそれに合わせて長方形状に形成
されている。
そのため、パッキンの嵌め込みは丁寧に行わなければ
ならず、また、嵌め込み方や裏蓋による押さえ方次第に
よってはパッキン各部における押圧力に偏りが生じるた
め、パッキンの劣化や歪みによりシール漏れが発生する
ことがある。また、パッキンのシール部の接触面積が大
きいため、比較的大きな押圧力を与えなければ完全なシ
ールは困難である。
この考案は前記事情に鑑み、パッキン各部に均等な押
圧力が加わるようにすることを目的とする。他の目的
は、小さな押圧力でも充分密封できるようにすることで
ある。
課題を解決するための手段 本体の電気回路収容部の開口部外周に配され、かつ、
シール部に周壁が設けられている円環状のパッキンと、
該パッキンに内蔵されるリード線と、該リード線をカバ
ーし、前記パッキンに形成されている保護部と、該パッ
キンを押圧し、かつ、前記開口部を覆う裏蓋と;該裏蓋
を前記収容部に固定せしめ、かつ、パッキンの押圧力を
調整する複数のねじと;を備えることにより、前記目的
を達成しようとするものである。
作用 電気回路収容部にプリント基板を配設し、該収容部の
開口部外周にパッキンを配設し、リード線を該パッキン
に内蔵させ、該リード線を該パッキンに形成した保護部
によりカバーし、該パッキンに裏蓋を被せると共に複数
のねじで前記収容部に裏蓋を固定する。
これにより、パッキンのシール部の周壁は、裏蓋の押
圧を受けて押し潰されので、開口部はシールされる。こ
の時、パッキン各部に均等な押圧力が加わるように各ね
じの配列及び締め付け具合が調整される。
また、該リード線は、パッキンに形成されている保護
部によりカバーされることとなる。
実施例 この考案の実施例を添付図面により説明するが、同一
図面符号はその名称も機能も同一である。
本体1の電気回路収容部6には、プリント基板7が設
けられている。該電気回路収容部6には円形状の開口部
6aが設けられ、その外周にはパッキン8が配設されてい
る。
このパッキン8は、第2図に示すように、円環状に形
成され、そのシール部8aには円環状の周壁14、15が形成
されている。
この周壁14、15の高さや厚さは必要に応じて適宜決定
される。
パッキン8にはリード線9が内蔵されており、また、
このリード線9は、パッキン8に設けられる保護部16に
よりカバーされるものであり、その先端を折り曲げて形
成される折り曲げ端9aはその形状のまま保護部16により
カバーされている。この保護部16の対向位置には、プリ
ント基板7の押さえ部17が形成されている。ところで、
プリント基板7は、パッキン8に内蔵したリード線9の
折り曲げ端9aを挿通し、半田付けすることによりパッキ
ン8と一体化される。
この半田付けの際、プリント基板7はパッキン8の保
護部16と押さえ部17により水平に支えられているので、
作業が容易に行える。
このパッキン8に裏蓋10を被せて電気回路収容部6の
開口部6aを覆うと共に該裏蓋10を4本のねじ13により本
体1の裏蓋固定部1aにを螺合し、パッキン8を押圧しな
がら電気部品収容部6に固定する。
この時、周壁14、15の各部は小さな力で押し潰され、
かつ、周壁14、15の各部は均等な押圧力を受けるので、
裏蓋10と該収容部6との間は完全にシールされる。
このねじ13は略方形の裏蓋10の各隅部に夫々配設され、
その締め付け力はパッキン8の各部分の押圧力が均等に
なる程度に調整されるが、このねじ13の配列や本数につ
いては必要に応じて適宜選択される。
また、該リード線9は、その折り曲げ端9aがパッキン
8に形成されている保護部16によりカバーされることと
なる。
なお、2はバイメタル3を本体1との間に収容する感
熱板、4はバイメタル3の熱による変位を電気接点部5
に伝えるロッド、11は感熱板2を本体1に固定する樹脂
性のピン、12は本体1と感熱板2との間をシールするパ
ッキン、を夫々示す。
考案の効果 この考案に係る防水型火災感知器は、以上のように円
環状に形成され、かつ、シール部に周壁が設けられてい
るので、従来例と異なり小さな力で完全にシールするこ
とが出来る。
また、裏蓋を前記電気回路収容部に固定せしめ、か
つ、パッキンの押圧力を調整する複数のねじを設けたの
で、パッキン各部に均等な押圧力を加えることが出来
る。
そのため、従来例と異なり、パッキンの劣化や歪みが
生じてもシール漏れが発生する恐れが無い。
またさらに、該パッキンに内蔵されるリード線は、さ
らにパッキンに形成されている保護部によりカバーされ
ていることとなるので、該リード線とパッキンとの接触
面及び該リード線と保護部との接触面を大きくすること
ができ、該リード線がパッキンから抜け出るのを防止す
ることができる。また、該リード線はその折り曲げ端が
保護部にカバーされることにより、その折り曲げられた
抜けにくい形状を維持しつつカバーされていることとな
るので、これによっても、該リード線がパッキンから抜
け出るのを防止することができる。
更に、パッキンにプリント基板を支持する部分を設け
ることにより、即ち、保護部と押さえ部を設けることに
より、リード線をプリント基板に半田付けする作業が容
易に行えるので、組み立てなどの作業が行い易くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を示す図で、第1図は
縦断面図、第2図はパッキンの平面図、第3図は第1図
のIII-III線断面図、第4図は第1図の平面図、であ
る。 6……電気回路収容部 8……パッキン 8a……シール部 10……裏蓋 13……ねじ 14……周壁 15……周壁 17……押え部

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体の電気回路収容部の開口部外周に配さ
    れ、かつ、シール部に周壁が設けられている円環状のパ
    ッキンと;該パッキンに内蔵されるリード線と;該リー
    ド線をカバーし、前記パッキンに形成されている保護部
    と;該パッキンを押圧し、かつ、前記開口部を覆う裏蓋
    と;該裏蓋を前記収容部に固定せしめ、かつ、パッキン
    の押圧力を調整する複数のねじ;とを備えたことを特徴
    とする防水型火災感知器。
  2. 【請求項2】リード線が折り曲げ端を有するものであ
    り、該折り曲げ端がパッキンに形成されている保護部に
    よりカバーされていることを特徴とする請求項1記載の
    防水型火災感知器。
  3. 【請求項3】パッキンの保護部と、該保護部に対向する
    如くパッキンに形成された押さえ部とに当接されるプリ
    ント基板が設けられていることを特徴とする請求項1又
    は2記載の防水型火災感知器。
  4. 【請求項4】円環状に形成され、かつ、シール部に周壁
    が設けられている防水型火災感知器のパッキンであっ
    て、リード線が内蔵され、該リード線をカバーする保護
    部が設けられていることを特徴とする防水型火災感知器
    のパッキン。
  5. 【請求項5】リード線が折り曲げ端を有するものであ
    り、該折り曲げ端がパッキンに形成されている保護部に
    よりカバーされていることを特徴とする請求項4記載の
    防水型火災感知器のパッキン。
  6. 【請求項6】パッキンの保護部と、該保護部に対向する
    如くパッキンに形成された押さえ部とに当接されるプリ
    ント基板が設けられていることを特徴とする請求項4又
    は5記載の防水型火災感知器のパッキン。
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