JPH07501652A - コネクタストリップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コネクタストリップ 背景技術 本発明は、請求項１の上位概念部に記載の形式の、特に電気的な切換器具に用い られるコネクタストリップから出発する。従来のコネクタストリップでは、切換 器具のプリント配線板に設けられた導体路に結合された扁平コネクタが複数の列 で配置されている。この公知の差込み結合部はコネクタストリップの基体に圧力 補償部材を有していない。さらに、たとえば米国特許第４８００２４４号明細書 に基づき公知の構成では、圧力補償部材が制御装置のケーシング壁に配置されて いる。圧力補償部材の機能性を検査するためには、組付は状態において、付加的 な検査過程が必要となる。

しかし、絶対的な運転確実性を保証するためには、各制御装置が個別に検査され なければならない。

発明の利点 請求項１の特徴部に記載の本発明によるコネクタストリップは、従来のものに比 べて次のような利点を持っている。すなわち、制御装置が廉価に製造可能となり 、圧力補償部材の配置形式が、大きな個数での大量生産のために適している。圧 力補償部材がコネクタストリップに組み込まれることは、スペース節約的であす 、かつ簡単な組付けを可能にする。付加的な検査過程は不要となる。なぜならば 、圧力補償部材の検査はコネクタストリップの機能検査と一緒に実施することが できるからである。既にそれぞれ個々のコネクタストリップの機能性が検査され るので、圧力補償部材の検査をこの検査過程に組み込むことができる。別個に実 施されなければならない付加的な検査過程も不要となる。さらに、コネクタスト リップのために必要となる検査過程も損なわれない。圧力補償部材の特別な構成 に基づき、コネクタストリップへの極めて簡単な組込みが可能となる。段部が簡 単に設けられることにより、一方向でしか圧力補償部材が機能しない場合におい て、規定の方向における確実な組込みを保証することができる。圧力補償部材が 基体の内部に配置されていると、圧力補償部材を保護するための付加的なカバー は不要となる。この基体が保護カバーをも成す。

請求項２以下に記載の手段により、請求項１に記載のコネクタストリップの有利 な改良が可能となる。

図面 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。第１図は、圧力補償部材 を組み付けられたコネクタストリップの縦断面図を示しており、第２図および第 ３図は、それぞれ別の実施例の縦断面図を示しており、第４ａ図および第４ｂ図 は、圧力補償部材の縦断面図を示しており、第５図は、圧力補償部材の変化実施 例の縦断面図を示している。

実施例の説明 第１図には、符号１０でプラスチックから製造された、コネクタストリップ１１ の基体が示されている。

このコネクタストリップは前側に対応コネクタ（図示しない）を収容するために 収容体１２を有している。

基体１０には、多数の偏平コネクタ１３がシールされて埋め込まれている。複数 の列に配置された扁平コネクタ１３はその差込み区分１４で、対応コネクタのた めの収容体１２に突入している。扁平コネクタ１３の他方の端部は接続ラグ１５ として形成されていて、プリント配線板の対応する導体路（図示しない）にろう 接されている。

基体ｌＯには、延長部１０ａが形成されている。この延長部には、ロック部分１ ６が設けられている。このロック部分を用いて、対応支承部をスナップ結合の形 でコネクタストリップ１１に固定することができる。

コネクタストリップｌｌの前記接続ラグ１５に面した側には、制御装置のケーシ ング１７が配置されている。

前記延長部１０ａでは、切欠き１９に圧力補償部材２０が設けられている。この 圧力補償部材はケーシング１７の内部と制御装置の環境周囲との間での圧力補償 を可能にする。このことは、使用時に制御装置の電子構成部分が熱を放出し、ひ いては制御装置のケーシング１７内部の温度および圧力特性が変化するという理 特表千７−５０１６５２　（３） 由で必要となる。このような圧力補償部材２０は空気透過性のダイヤフラム２１ から成っており、このダイヤフラムは支持体２２に支承されている。ダイヤフラ ムを飛沫水および場合によっては機械的な損傷から保護するためには、コネクタ ストリップ１１の基体１０に、ラビリンス状に形成された孔２５が設けられてい る。この孔を通って、基体ｌＯの内部からダイヤフラム２１を通って逃出する圧 力が外方に向かって案内される。このためには、基体に１つまたは複数の孔２５ が設けられていてよい。

第２図に示した実施例では、圧力補償部材２０がコネクタストリップ１１のロッ ク部分１６に配置されている。ロック部分１６に設けられた圧力補償部材２０の ダイヤフラム２１を介して形成された室２６からは、孔２７が孔２８に通じてい る。この孔２８はケーシング１７の内部に開口している。前記両孔２７．２８に よって、室２６はダイヤフラム２１を介してケーシング１７の内部に接続されて いるので、ダイヤフラム２１による圧力補償が可能になる。第３図には、第２図 に示した実施例の変化形が示されている。ダイヤフラム２１を飛沫水から保護す るために、コネクタストリップ１１のロック部分１６には、カバープレート３０ が装着されている。このカバープレートはダイヤフラム２１に対して小さな間隔 をおいて、ロック部分１６の外側で、圧力補償部材２０の全長にわたってロック 部分１６に被さっている。

第４ａ図から判かるように、圧力補償部材２０１こ設けられた支持体２２は外壁 に複数の段部３３を有している。この段部はそれぞれ、コネクタストリップ１１ の基体ｌＯに形成された段部３４に対応してｔする。これらの段部３３，３４は 、圧力補償部材２０に設けられた、一方向でしか透過性でないダイヤフラム１二 おし１てコネクタストリップ１１への圧力補償部材２０の適正な押入を常に保証 するために必要となる。第４ｂ図から認められるように、段部３３は、互し）に 均一な角度間隔で複数の孔３５が形成されることによって形成される。孔３５は 小さな範囲で支持体２２の外壁に交差している。それに対して、両方向で透過性 の圧力補償部材が必要とされる場合には、前記両段部３３．３４を不要にするこ とができる。あらかじめ規定された方向における圧力補償部材の嵌め込みは、支 持体２２に、超音波溶接時のエネルギ案内の目的で必要となるエネルギ方向発生 器が嵌め込まれてし）るとνＡう理由でも必要となる。圧力補償部材２０は種々 様々の形式で、コネクタストリップの収容体１２に固定すること力（できる。す なわち、前記圧力補償部材は、たとえＩｆ接着固定され得るか、または超音波溶 接法で位置固定され得る。

第５図には、圧力補償部材２０ａのための経済的な製造法によって生ゼしのられ る特に簡単な構成力で示されている。支持体３８には、ダイヤフラム２１が載置 されている。製造時には、ダイヤフラム２１が、支持体３８とは反対の側の範囲 でプラスチック材料４０の射出成形により、このプラスチック材料４０に埋め込 まれると同時に、孔３９もこのプラスチック材料で埋められる。段付けされた孔 ３９により、プラスチック材料４０が楔止めされるので、支持体３８とプラスチ ック材料４０との間には、固くて緊密な結合が生ゼしぬられ、したがってダイヤ フラム２１は固定的に、かつ移動不可能に配置されている。

Ｆｉｇ、３ Ｆｉｇ、５ １−、＋＋＋１＋ムレア、！−ルーＰＣＴ／ＤＥ９２１００９９１フロントペー ジの続き （７２）発明者　シーファー、ベータードイツ連邦共和国　Ｄ−７１０１アップ シュタット　オストシュトラーセ　４１

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．本体（３８，４０）とダイヤフラム（２１）とから成る圧力補償部材（２０ ）において、前記本体が、段付けされた複数の孔（３９）を備えた支持体（３８ ）から成っており、前記孔（３９）にプラスチック材料（４０）が係合しており 、該プラスチック材料が、少なくとも部分的に前記ダイヤフラム（２１）をも、 前記支持体（３８）に載直された縁範囲でカバーしていることを特徴とする、圧 力補償部材。
2. ２．圧力補償部材（２０）が、特に電気的な切換器具に用いられるコネクタスト リップ（１１）の基体（１０）に配置されており、前記基体（１０）に複数の差 込み結合部分（１３，１４）が設けられており、該差込み結合部分が、シールさ れて前記基体（１０）に案内されていて、電気的な構成部分に結合されている、 請求項１記載の圧力補償部材。
3. ３．圧力補償部材（２０）が、前記基体（１０）の内壁に形成された切欠き（１ ９）に配置されている、請求項２記載の圧力補償部材。
4. ４．圧力補償部材（２０）が、コネクタストリップ（１１）の基体（１０）の外 面に配置されている、請求項２記載の圧力補償部材。
5. ５．圧力補償部材（２０）が、コネクタストリップ（１１）に設けられたロック 部分（１６）に形成された切欠きに配置されており、圧力補償部材（２０）の手 前に形成された室（２６）が、ケーシング（１７）の内室に接属されている、請 求項２記載の圧力補償部材。
6. ６．圧力補償部材（２０）の前方に、保護遮蔽体（３０）が配置されている、請 求項５記載の圧力補償部材。
7. ７．前記基体（１０）に圧力補償部材（２０）の前方で、少なくとも１つのラビ リンス状の孔（２５）が形成されている、請求項２から５までのいずれか１項記 載の圧力補償部材。