JPH0810164A - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

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JPH0810164A
JPH0810164A JP14922394A JP14922394A JPH0810164A JP H0810164 A JPH0810164 A JP H0810164A JP 14922394 A JP14922394 A JP 14922394A JP 14922394 A JP14922394 A JP 14922394A JP H0810164 A JPH0810164 A JP H0810164A
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JP
Japan
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rib
frame
shaped
upper case
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP14922394A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Miyagawa
純一 宮川
Kenji Okamura
健治 岡村
Hideaki Kobayashi
英明 小林
Shigezo Onishi
繁三 大西
Yukitoshi Kunihiro
幸利 国広
Kiyoyoshi Takada
清義 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP14922394A priority Critical patent/JPH0810164A/ja
Publication of JPH0810164A publication Critical patent/JPH0810164A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、電気湯沸かし器の表示部や操作基
板内に水蒸気や水が浸入するのを防止するものである。 【構成】 表示部を有する操作部12と、操作部12を
保持する上ケース13と、上ケース13の裏面に設けた
枠状のリブ22と、リブ22内に位置する操作基板16
と、この基板16を保持する操作基板ホルダー17と、
この操作基板ホルダー17の周縁と前記上ケース13の
枠状リブ22の間には、断面H字状の弾性体よりなる防
水パッキング24を装着した構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内部に加熱容器を有する
電気湯沸かし器の操作部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内部に加熱容器を有する電気湯沸
かし器において、上面に表示部や操作部を有する構造の
機種においては表示部や操作部内に湯気が入らないよう
にすることが非常に困難であった。
【0003】図6にその従来の具体的構成を示す。図6
において、1は本体の上面に位置し、表示部を有する操
作部である。2は操作部を支持する上ケース、3は加熱
容器である。4は吐出口である。5は操作部1の裏面に
ある操作基板であり、操作基板ホルダー6内に収納され
ている。7は吐出部カバーである。8は加熱ヒーターで
ある。
【0004】さて、ここで加熱ヒーター8に通電すると
加熱容器3が加熱され熱湯がつくられる。この熱湯は電
動ポンプ9で吐出口4まで送られ、吐出口4から排出さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、吐出口4と吐
出部カバー7との間などから漏れた水蒸気は前記操作基
板5に入り、結露したり操作基板上に設置した液晶の表
示部5aを曇らせたりして不具合を起こしていた。ま
た、この電気湯沸かし器の表面に付着した水滴などが本
体を転倒させたときなどに、本体ケース10と吐出部カ
バー7の隙間から吐出部カバー7内に入り、さらに操作
基板ホルダー6と外ケースの間から操作基板側に侵入し
て誤動作や故障を発生させることもあり、電気湯沸かし
器における水蒸気や水の侵入対策が重要な課題となって
いた。さらにこのような操作基板には操作基板と外部回
路を接続するリード線が必要であるが、このリード線の
引き出し部分からの水や蒸気の侵入を防止することも要
望されていた。
【0006】本発明は、上記従来の課題を解決するた
め、第1の目的として表示部や操作基板内に水蒸気や水
が侵入するのを防止するものである。
【0007】第2の目的として、水蒸気などの防止対策
として設けた防水パッキングの装着を簡単にするととも
にシール性の向上をを図ったものである。
【0008】第3の目的として、操作基板から外部に出
るリード線の引き出し部分においても十分なシール性を
確保するようにしたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るための第1の手段は、表示部を有する操作部と操作部
を有する上ケースと上ケースの裏面に設けた枠状のリブ
とこのリブ内に位置する操作基板とこの基板を保持する
箱体と、この箱体の周縁と前記上ケース の枠状リブの
間には断面H字状の弾性体よりなる防水パッキングを装
着してなるようにしたものである。
【0010】上記第2の目的を達成するための第2の手
段は、断面H字状の弾性体よりなる防水パッキングのH
字状の上端は上方になるほど開いたV字状としこのV字
状内に上ケースの枠状リブの先端を押圧して、固着して
なるようにしたものである。
【0011】上記第3の目的を達成するための第3の手
段は、断面H字状の弾性体よりなる防水パッキングはシ
リコンゴム等のゴム系の一体成形品にて形成し、その一
辺に切り欠きを設けて上方に凸なるリブを設け、前記操
作基板に接続される平面状のリード線が挿入された時、
前記枠状リブと防水パッキングの凸状リブ間に挟み込ん
で固定したものである。
【0012】
【作用】本発明は上記第1の手段により、操作基板を保
持する箱体と外ケース間に断面H字状の弾性体で密閉す
ることにより操作基板内に水や水蒸気が侵入するのを防
止するものである。
【0013】第2の手段により、V字状内に外部ケース
の枠状リブの先端を押圧して固定したもので、組立時に
枠状リブがV字状の防水パッキング内に案内され、スム
ーズに装着されるとともに、枠状リブの先端がV字状の
内壁の一面に必ず押圧されるため、組立や部品のばらつ
きにより前記上ケースの枠状リブと断面H字状の防水パ
ッキングが多少の位置ズレを起こしても、シール性を低
下させることがない。
【0014】第3の手段により、操作基板から操作基板
ホルダーの外部に出るリード線の引き出し部分は防水パ
ッキングの凸状リブと上ケースの枠状リブにはさまれ、
弾性体より形成されている防水パッキングの凸状リブが
平面状リード線を押圧するため引き出し部分のシール性
を確保することができる。
【0015】
【実施例】本発明の第1の発明の実施例を図1、図2に
基づき説明する。
【0016】図において、11は電気湯沸かし器の本体
である。12は表示部を有する操作部、13は操作部を
支持する上ケース、14は加熱容器である。15は吐出
口である。16は操作部の裏面にある操作基板であり、
箱体で構成される操作基板ホルダー17内に収納されて
いる。18は吐出部カバーである。19は加熱ヒーター
である。20は電動ポンプであり、加熱容器内の熱湯を
吐出口15まで送り出す。21は本体ケースである。
【0017】前記上ケース13の裏面には枠状のリブ2
2が形成されており、前記操作基板ホルダー17の周縁
23に相対して形成されている。そして周縁23と前記
上ケース13の枠状リブ22の間には断面H字状のシリ
コンゴム等の弾性体よりなる防水パッキング24が装着
されている。
【0018】以上の構成において、本実施例の作用、効
果を説明する。加熱ヒーター19に通電すると加熱容器
14が加熱され熱湯がつくられる。この熱湯は電動ポン
プ20で吐出口15まで送られ、吐出口15から排出さ
れるのであるが、このとき吐出口15と吐出部カバー1
8との間などから漏れた水蒸気は前記吐出部カバー18
内に入るが、操作基板ホルダー17の周縁23と前記上
ケース13の枠状リブ22の間には断面H字状の弾性体
よりなる防水パッキング24が装着されているため、操
作基板ホルダー17の内部に侵入することはない。
【0019】特に本実施例においては、パッキング形状
をH字形状としているため、枠状リブの両側に弾性体の
パッキングがあり2重のシール構造となり、シール性が
向上している。すなわち、枠状リブがH字部分に入ると
枠状リブの両側からパッキングで抱え込むようになるか
らである。
【0020】従って水蒸気の侵入がなく操作基板16の
表面に結露したり、操作基板16上に設置した液晶の表
示部25を曇らせて表示を見えにくくすることがない。
またこの電気湯沸かし器の本体の表面に付着した水滴な
どが本体を転倒させたりしたとき等において、上ケース
と吐出部カバーの隙間から吐出部カバー内に入っても、
操作基板側までに侵入して誤動作や故障を発生させるこ
ともない。
【0021】本発明の第2の実施例を図3に基づき説明
する。図において、前記防水パッキング24のH字状の
上端26は上方になるほど開いたV字状とし、このV字
状内に上ケース13の枠状リブ22の先端27を押圧し
て固定したものである。
【0022】以上の構成において、本実施例の作用を説
明する。本体の組立時において、上ケース13の枠状リ
ブの先端27はV字状の防水パッキン24内の上端26
の幅広の部分から挿入されていくために組立ばらつきや
部品ばらつきにより枠状リブ22と防水パッキング24
との間に多少の位置ずれがあってもスムーズに装着され
るものである。
【0023】また枠状リブの先端27はその左右のいず
れかの角がV字状の内壁の一面に必ず接触し押圧固定さ
れるため、組立や部品のばらつきにより前記上ケースの
枠状リブ22とH字状断面の防水パッキング24が多少
の位置ズレを起こして装着されてもシール性を低下させ
ることがない。
【0024】本発明の第3の実施例を図4、図5に基づ
き説明する。断面H字状の弾性体よりなる防水パッキン
グ24は、シリコンゴム等のゴム系の一体成形品にて形
成し、その一辺に切り欠き部28を設けており、この切
り欠き部分には、上方に凸なるリブ29が設けられてい
る。30は前記操作基板16から出て、操作基板ホルダ
ーの外部の回路と接続される平面状のリード線でフラッ
トケーブル等の複数のリード線を一体成形したものであ
る。平面状のリード線30は前記枠状リブ22の先端2
7と防水パッキング24の凸状リブ29の間に挟み込ん
で固定してある。
【0025】以上の構成において、本実施例の作用、効
果を説明する。操作基板13から外部に出る平面状のリ
ード線30は、防水パッキングの凸状リブ29と上ケー
スの枠状リブ24にはさまれる構造になっているため、
ゴム状の弾性体より形成されている防水パッキング24
の凸状リブ29が平面状リード線30を押圧するため引
き出し部分の隙間を塞いでシール性を確保することがで
きる。
【0026】
【発明の効果】第1の発明により、操作基板ホルダーの
箱体と上ケースの間を断面H字状の弾性体で密閉するこ
とにより、操作基板内に水や水蒸気が侵入するのを防止
するものである。
【0027】第2の発明により、断面H字状の防水パッ
キングの上端のV字状内に上ケースの枠状リブの先端を
押圧して、固着してなるようにしたため、組立時に枠状
リブがV字状の防水パッキング内に案内されスムーズに
装着されるとともに、枠状リブの先端がV字状の内壁の
一面に必ず押圧されるため、組立や部品のばらつきによ
り前記上ケースの枠状リブと断面H字状の防水パッキン
グが多少の位置ズレを起こしてもシール性を低下させる
ことがない。
【0028】第3の発明により、操作基板から外部に出
るリード線の引き出し部分は防水パッキングの凸状リブ
と上ケースの枠状リブにはさまれ、弾性体より形成され
ている防水パッキングの凸状リブが平面状リード線を押
圧するため前記引き出し部分においても十分なシール性
を確保することができるようにするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の電気湯沸かし器の要部
断面図
【図2】同実施例の全体断面図
【図3】本発明の第2の実施例の電気湯沸かし器の要部
断面図
【図4】本発明の第3の実施例の電気湯沸かし器の要部
分解斜視図
【図5】図4のB−B断面図
【図6】従来例を示す電気湯沸かし器の断面図
【符号の説明】
11 電気湯沸かし器本体 12 操作部 13 上ケース 14 加熱容器 17 操作基板ホルダー(箱体) 22 上ケースの枠状リブ 23 操作基板ホルダーの周縁 24 断面H字状防水パッキング 26 防水パッキングの上端 27 枠状リブの先端 28 切り欠き部 29 上方に凸なるリブ 30 平面状のリード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 繁三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 国広 幸利 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高田 清義 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部を有する操作部と、前記操作部を
    保持する上ケースと、前記上ケースの裏面に設けた枠状
    のリブとこのリブ内に位置する操作基板と、この基板を
    保持する箱体と、この箱体の周縁と前記上ケース の枠
    状リブの間には、断面H字状の弾性体よりなる防水パッ
    キングを装着してなることを特徴とする電気湯沸かし
    器。
  2. 【請求項2】断面H字状の弾性体よりなる防水パッキン
    グのH字状の上端は上方になるほど開いたV字状とし、
    このV字状内に上ケースの枠状リブの先端を押圧して固
    定してなる請求項1記載の電気湯沸かし器。
  3. 【請求項3】断面H字状の弾性体よりなる防水パッキン
    グはシリコンゴム等のゴム系の一体成形品にて形成し、
    その一辺に切り欠き部を設けて上方に凸なるリブを設
    け、前記操作基板に接続される平面状のリード線が挿入
    された時、前記枠状リブと防水パッキングの凸状リブ間
    に挟み込んで固定してなる請求項1記載の電気湯沸かし
    器。
JP14922394A 1994-06-30 1994-06-30 電気湯沸かし器 Pending JPH0810164A (ja)

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JP14922394A JPH0810164A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 電気湯沸かし器

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JP (1) JPH0810164A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007313207A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Zojirushi Corp 電気湯沸かし器
JP2011512978A (ja) * 2008-03-07 2011-04-28 オッター コントロールズ リミテッド 電気製品および部品
WO2024185170A1 (ja) * 2023-03-09 2024-09-12 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 炊飯器

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