JP2523875Y2 - カセットリッド開閉機構 - Google Patents

カセットリッド開閉機構

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JP2523875Y2
JP2523875Y2 JP1990127507U JP12750790U JP2523875Y2 JP 2523875 Y2 JP2523875 Y2 JP 2523875Y2 JP 1990127507 U JP1990127507 U JP 1990127507U JP 12750790 U JP12750790 U JP 12750790U JP 2523875 Y2 JP2523875 Y2 JP 2523875Y2
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JP
Japan
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lid
cassette
opener
movable
pack
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JP1990127507U
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俊彦 藤波
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案はカセットテープ記録再生装置におけるリッ
ドを有したカセットパックのカセットリッド開閉機構に
関する。
(ロ)従来技術 従来は第3図及び第4図に示すカセットリッド開閉機
構が提供されいた。
図において、6は水平昇降駆動装置であり、板状部材
で形成され前後(図の矢印)方向に摺動して、カセット
ホルダをガイド溝22a,22bに沿って水平及び昇降駆動す
る。
7はカセットホルダであり、カセットパックが装着さ
れる。
8はカセットパックであり、記録媒体である磁気テー
プを内蔵し、磁気テープの引き出し口にはリッド9が回
動自在に設けられている。また9aはリッド9の下端部で
ある。
21は固定オープナであり、傾斜部21aとネジ用の孔21b
及び頂部21cが設けられ、サイドシャーシの孔22cに外側
から内側に向けて嵌め込んだ状態で固定されている。
22はサイドシャーシであり、カセットホルダ7の側部
に立設した2本のボス7a,7bが挿通され摺動する逆L字
状のガイド溝22a,22b及び固定オープナ21を嵌め込む孔2
2cとネジで固定するネジ孔22dが設けられている。
Sは2つのガイド溝22a,22bの曲り角の位置を示し、
カセットホルダ7が水平移動から垂直移動に変る点であ
る。
上記構成において、従来のカセットリッド開閉機構で
は、カセットテープ記録再生装置のカセットホルダ7
に、カセットパック8を装着して、記録または再生操作
すると、カセットホルダ7は水平昇降駆動装置6により
作動され、サイドシャーシ22の2本のガイド溝22a、及
び22bに沿って所定位置Sまで水平移動する。このカセ
ットホルダ7は所定位置Sから垂直に下降しつつサイド
シャーシ22に設けた固定オープナ21の傾斜部21aに、リ
ッド9下端部9aを当接させ、第4図に示すようにリッド
9を反時計方向に回動させて、カセットパック8をテー
プ駆動メカ(図示せず)の記録再生位置に保持したと
き、固定オープナ21の頂部21cとリッド9が当接し、リ
ッド9を開放した状態に保持するようになっている。
また、イジェクト時は、カセットホルダ7が所定位置
Sまで垂直に上昇するので、第4図に示す各工程を逆に
進み、リッド9は固定オープナ21から離れて閉じた状態
になる。
なお、カセットホルダ7は左右対称であり、2個の固
定オープナ21の形状はカセットホルダ7を挟んで対称に
なっている。またサイドシャーシ22及び水平昇降駆動装
置6は左右2枚共夫々同一形状である。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した従来のカセットリッド開閉機構は、
カセットパックが下降して、リッドの下端部が固定オー
プナの傾斜部に当接し、リッドが反時計方向に回動し始
めるとき傾斜部に引っ掛かってうまく開かないことがあ
った。
また、カセットパックが記録再生位置に保持されたと
き、固定オープナの頂部がリッドと当接し、この当接点
とリドの回動支点との距離が近いので、リッドの開き角
のばらつきが大きくなり、且つ下から突き上げる力が大
きくなってカセットパックを浮き上がらせることがあっ
た。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは従来例の欠点を解消し、カセッ
トリッドの開動作を無理なく安定して行えるカセットリ
ッド開閉機構を提供するところにある。
(ニ)問題を解決するための手段 この考案のカセットリッド開閉機構は、記録再生時に
回動式リッドを有したカセットパックをカセットホルダ
に装着し、水平昇降駆動装置によりこのカセットホルダ
を所定位置まで水平移動し、この所定位置から垂直に下
降しつつサイドシャーシに設けたオープナによりリッド
を開きこのカセットパックをテープ駆動メカの記録再生
位置に保持し、イジェクト時はカセットホルダが前記所
定位置まで垂直に上昇しつつリッドを閉じ、ここから水
平移動してイジェクトするカセットテープ記録再生装置
のカセットリッド開閉機構において、前記オープナをサ
イドシャーシに回動可能に設けた先端部と突起を有する
可動オープナとし、この可動オープナの回動を制限する
上ストッパと下ストッパとをサイドシャーシに設け、可
動オープナを弾性部材により上ストッパ側に付勢し、カ
セットパックを装着したカセットホルダが前記所定位置
から下降するときリッドの下端が可動オープナの先端部
に当接しこの可動オープナを前記弾性部材に抗して下ス
トッパに当たるまで回動し、前記突起がリッドの下端部
近傍に当接しながらリッドを開くようにしたものであ
る。
(ホ)作用 この考案によれば、カセットパックを装着したカセッ
トホルダが垂直下降するとき、カセットパックに回動可
能に支持されたリッドの下端部と可動オープナの先端部
が当接する。下端部でのリッドの開放力の方が可動オー
プナの付勢力より少し大きいので、リッドは可動オープ
ナを弾性部材の付勢力に抗して、時計方向に回動させ
る。この回動動作により、リッドは反時計方向に回動す
るように誘導される。第2図に示すように可動オープナ
が下ストッパに当接して静止すると、リッドは反時計方
向に回動する。そしてカセットパックが記録再生位置に
保持されると、可動オープナの突起がリッドの下端部近
くに当接した状態となる。
(ヘ)実施例 この考案に係るカセットリッド開閉機構の実施例を第
1図及び第2図に基づいて説明する。
なお、従来例と同一部分には同一符号を付してその説
明を省略する。
図において、1は可動オープナであり、回動支点とな
るサイドシャーシの軸が嵌合する孔1aと先端部1bと突起
1cが設けられ回動する。
2は可動オープナ1を上ストッパ側に付勢する弾性部
材であり、本実施例ではネジリコイルバネである。この
ネジリコイルバネ2の端部を可動オープナとサイドシャ
ーシの下ストッパに係合している。
3は止め輪で可動オープナ2及びネジリコイルバネ2
をサイドシャーシの軸に係止している。
4はサイドシャーシであり、カセットホルダ7の側部
に立設した2本のボス7a,7bが挿通され摺動する逆L字
状のガイド溝4a,4bと可動オープナ1の回動範囲の上下
を制限する上ストッパ4cと下ストッパ4dが設けられ、ま
た可動オープナ1とネジリコイルバネ2を同軸に支持し
回動支点となる軸5が内側(カセットホルダ側)に向っ
て立設されている。
6は水平昇降駆動装置であり、板状部材で形成され前
後(図の矢印)方向に摺動して、カセットホルダをガイ
ド溝4a,4bに沿って、水平及び昇降駆動する。
Sは2つのガイド溝4a,4bの曲がり角の位置を示し、
カセットホルダ7が水平移動から垂直に変る点である。
上記構成において、本考案のカセットリッド開閉機構
では、カセットテープ記録再生装置のカセットホルダ7
に、カセットパック8を装着して、記録または再生操作
すると、カセットホルダ7は水平昇降駆動装置6により
作動され、2本のボス7a,7bが挿通されたサイドシャー
シ4の2本のガイド溝4a,4bに沿って、所定位置Sまで
水平移動する。カセットホルダ7は、この所定位置Sか
ら垂直に降下するが、このときカセットパック8に回動
可能に支持されたリッド9の下端部9aと可動オープナ1
の先端部1bが当接する。リッド9の下端部9a点での開放
力は可動オープナ1の付勢力より少し大きく設定してあ
るので、リッド9は可動オープナ1のネジリコイルバネ
2の付勢力に抗して、可動オープナ1を時計方向に回動
する。可動オープナ1の回動により、リッド9の下端部
9aは反時計方向に回動する力を受けて回動し始める。一
方、可動オープナ1は時計方向に回動していき、下スト
ッパ4dに当接して静止する。
これにより、リッド9は強く反時計方向への回動力を
受けて回動する。カセットパック8が記録再生位置に保
持されると、可動オープナ1の突起1cが、リッド9の下
端部9a近くに当接して、リッド9を開放状態に保持す
る。
イジェクト時はカセットホルダ7が水平昇降駆動装置
6により、作動され所定位置Sまで垂直に上昇するの
で、第2図に示す各工程を逆に進み、リッド9は可動オ
ープナ1から離れて閉じた状態になる。
また、上記したリッド9を開く各工程で、リッド9が
可動オープナ1と当接する接点は、リッド9の下端部9a
か、その近傍のみであり、リッド9の回動支点から離れ
ているので、比較的小さな力でリッド9を開くことがで
きる。
なお、カセットホルダ7は左右対称であり、サイドシ
ャーシ4、可動オープナ1及びネジリコイルバネ2の形
状はカセットホルダ7を挟んで対称になっている。また
水平昇降駆動装置6は左右2枚共同一形状である。
(ト)考案の効果 この考案に係るカセットリッド開閉機構によれば、カ
セットパックが降下して、リッドの下端部が可動オープ
ナの先端部に当接すると、可動オープナが時計方向に回
動させ、この回動力によりリッドが反時計方向に回動し
当初は摺動動作を生じ無いので、リッドが引っ掛かるこ
とが全く無くなる。
また、カセットパックが記録再生位置に保持されるま
での間、可動オープナがリッドの下端部かまたはその近
傍に作用してリッドを開くので、リッドに無理な力が加
わらず、カセットパックは確実に記録再生位置に保持さ
れる。
しかも、構造が簡単であって、また、安価に構成する
ことができるため実施も容易であるなどの優れた特長を
有している。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案に係るカセットリッド開閉
機構の実施例を示し、第1図は要部の分解斜視図、第2
図(A),(B),(C)及び(D)はカセットパック
が下降を開始し記録再生位置に保持されるまでのリッド
の開動作におけるリッドと可動オープナの接点の移動状
態を示す図である。 第3図及び第4図は従来例のカセットリッド開閉機構を
示し、第3図は要部の分解斜視図、第4図(A),
(B),(C)及び(D)はカセットパックが下降を開
始し記録再生位置に保持されるまでのリッドの開動作に
おけるリッドと固定オープナの接点の移動状態を示す図
である。 主な符号の説明 1:可動オープナ 1a:孔 1b:先端部 1c:突起 2:ネジリコイルバネ 3:止め輪 4:サイドシャーシ 4a,4b:ガイド溝 4c:上ストッパ 4d:下ストッパ 5:軸 6:水平昇降駆動装置 7:カセットホルダ 7a,7b:ボス 8:カセットパック 9:リッド 9a:下端部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録再生時に回動式リッドを有したカセッ
    トパックをカセットホルダに装着し、水平昇降駆動装置
    によりこのカセットホルダを所定位置まで水平移動し、
    この所定位置から垂直に下降しつつサイドシャーシに設
    けたオープナによりリッドを開きこのカセットパックを
    テープ駆動メカの記録再生位置に保持し、イジェクト時
    はカセットホルダが前記所定位置まで垂直に上昇しつつ
    リッドを閉じ、ここから水平移動してイジェクトするカ
    セットテープ記録再生装置のカセットリッド開閉機構に
    おいて、 前記オープナをサイドシャーシに回動可能に設けた先端
    部と突起を有する可動オープナとし、この可動オープナ
    の回動を制限する上ストッパと下ストッパとをサイドシ
    ャーシに設け、可動オープナを弾性部材により上ストッ
    パ側に付勢し、カセットパックを装着したカセットホル
    ダが前記所定位置から下降するときリッドの下端が可動
    オープナの先端部に当接しこの可動オープナを前記弾性
    部材に抗して下ストッパに当たるまで回動し、前記突起
    がリッドの下端部近傍に当接しながらリッドを開くよう
    に構成したことを特徴とするカセットリッド開閉機構。
JP1990127507U 1990-11-28 1990-11-28 カセットリッド開閉機構 Expired - Lifetime JP2523875Y2 (ja)

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JPH0486233U JPH0486233U (ja) 1992-07-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59138041U (ja) * 1983-03-04 1984-09-14 日本ビクター株式会社 記録/再生装置
JPS6427149U (ja) * 1987-07-31 1989-02-16
JPH0216439U (ja) * 1988-07-20 1990-02-01

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JPH0486233U (ja) 1992-07-27

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