JP2523645Y2 - 畦用草刈機 - Google Patents

畦用草刈機

Info

Publication number
JP2523645Y2
JP2523645Y2 JP12767290U JP12767290U JP2523645Y2 JP 2523645 Y2 JP2523645 Y2 JP 2523645Y2 JP 12767290 U JP12767290 U JP 12767290U JP 12767290 U JP12767290 U JP 12767290U JP 2523645 Y2 JP2523645 Y2 JP 2523645Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
rotatable
type cutting
main body
cutting blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12767290U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0482917U (ja
Inventor
勇 遠藤
貞夫 荒
進 宮下
良樹 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoritsu Co Ltd
Original Assignee
Kyoritsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyoritsu Co Ltd filed Critical Kyoritsu Co Ltd
Priority to JP12767290U priority Critical patent/JP2523645Y2/ja
Publication of JPH0482917U publication Critical patent/JPH0482917U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2523645Y2 publication Critical patent/JP2523645Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、畦の草などを刈る畦用草刈機に関する。
[従来の技術] 従来、第8図に示す如き畦用草刈機Bが提供されてい
る。この畦用草刈機Bは、往復刃型刈刃装置1、原動機
2、及び該原動機2の動力を変換して前記往復刃型刈刃
装置1を駆動する機構を内部に有する駆動筐3を備えた
本体部4と、根元部分30が前記駆動筐3に対して前記往
復刃型刈刃装置1の刃面に対して垂直な第1の軸線Y1回
りに回動及び固定自在でかつ該第1の軸線Y1に対して垂
直な第2の軸線Y2回りに回動及び固定自在に取り付けら
れたハンドル本体5とを備えてなるものであった。
この畦用草刈機Bによれば、地形や草の状態、作業者
の姿勢などに応じて、前記ハンドル本体5を前記駆動筐
3に対して前記第1の軸線Y1及び前記第2の軸線Y2回り
に適宜回動して固定できるので、非常に便利であった。
しかしながら、前記従来の畦用草刈機Bでは、第8図
に示すように、単に、前記第2の軸線Y2が前記駆動筐3
の上面に極力近づいた状態となるように前記ハンドル本
体5の根元部分30が前記駆動筐3に取り付けられていた
だけであり、前記第2の軸線Y2と前記駆動筐3の上面と
の距離を適宜変更することはできなかった。このため、
前記ハンドル本体5が前記原動機2と衝突して前記第1
の軸線Y1回りの回動範囲が制限されてしまうことなく、
前記ハンドル本体5を前記第1の軸線Y1回りに360度回
動できるようにするためには、十分に必然的に前記第1
の軸線Y1を前記原動機2から離れた位置に配置しなけれ
ばならず、第8図中の距離Lが大きくなっていた。した
がって、いわゆる上面刈り(水平地の草を刈る作業で、
後述の第6図に示すような作業)などの際には前記本体
部4の左右のバランスが悪く、前記本体部4を平行に保
つため等にかなり力を要し、作業性が悪化していた。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、前記事情に鑑みてなされたもので、往復刃
型刈刃装置の刃面に対して垂直な第1の軸線回りのハン
ドル本体の回動範囲に特別な制限を加えることなく、前
記第1の軸線を原動機側に極力近づけることができ、作
業時の機体のバランスが良く、作業性の向上を図ること
ができる畦用草刈機を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するため、本考案は、往復刃型刈刃装
置、原動機、及び該原動機の動力を変換して前記往復刃
型刈刃装置を駆動する機構を内部に有する駆動筐を備え
た本体部と、根元部分が前記駆動筐に対して前記往復刃
型刈刃装置の刃面に対して垂直な第1の軸線回りに回動
及び固定自在でかつ該第1の軸線に対して垂直な第2の
軸線回りに回動及び固定自在に取り付けられるハンドル
本体とを備えてなる畦用草刈機において、前記駆動筐に
は前記第1の軸線方向に延びる支柱が突設され、前記ハ
ンドル本体の根元部分は前記支柱に同軸に挿通されて前
記第1の軸線回りに回動及び固定自在かつ前記支柱から
離脱自在の両端が開口した筒部材の一端部寄り位置に前
記筒部材の軸線に対して垂直な軸線回りに回動及び固定
自在に取り付けられた構成としたものである。
[作用] 本考案によれば、前記駆動筐13には前記第1の軸線す
なわち垂直軸線X1方向に延びる支柱16が突設され、前記
ハンドル本体15の根元部分130は、前記支柱16に同軸に
挿通されて前記第1の軸線X1回りに回動及び固定自在で
しかも前記支柱16から離脱自在の両端が開口した筒部材
18に対して、前記筒部材18の一端部26寄り位置に前記筒
部材18の軸線に対して垂直な軸線回りに回動及び固定自
在に取り付けられた構成とされているので、前記ハンド
ル本体15を前記本体部14に取り付ける際に前記筒部材18
を前記支柱16に挿通する上下方向の向きを適切に選んで
おくことによって、前記第2の軸線すなわち水平軸線X2
を前記駆動筐13の上面から離れた状態又は接近せしめた
状態にすることができる。このため、前記ハンドル本体
15が前記原動機12と衝突して前記第1の軸線X1回りの回
動範囲が制限されてしまうことなく、前記ハンドル本体
15を前記第1の軸線X1回りに360度回動できるようにし
ても、該第1の軸線X1を従来に比べて前記原動機12に近
づけることができる。したがって作業時の機体のバラン
スが良くなり、第6図のような上面刈りなどの際にも作
業性を向上することができる。
なお、本考案では、前記ハンドル本体15を前記本体部
14に対して取付け直して前記筒部材18を前記支柱16に挿
通する向きを上下逆向きにすることができるので、これ
によって、第5,7図のように前記第2の軸線X2を前記駆
動筐13の上面に接近せしめて作業することもできる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例に係る畦用草刈機Aを図面に
基づいて説明する。
図面において、11は往復刃型刈刃装置、12は原動機た
る空冷式2サイクルガソリンエンジン、13は該原動機12
の動力を変換して前記往復刃型刈刃装置11を駆動する機
構を内部に有する駆動筐であり、これらによって本体部
14が構成されている。なお、前記往復刃型刈刃装置11は
バリカン型刈刃装置などともいわれるもので、側刃付き
の上刃と下刃とが第1図中Z方向に互いに逆向きに往復
摺動するようになっている。前記駆動筐13の下側にはソ
リ25が設けらている。
また、15は、根元部分130が前記駆動筐13に対して、
前記往復刃型刈刃装置11の刃面すなわち水平に対して垂
直な第1の軸線すなわち垂直軸線X1回りに回動及び固定
自在でかつ前記第1の軸線X1に対して垂直な第2の軸線
すなわち水平軸線X2回りに回動及び固定自在に取り付け
られるハンドル本体である。
そして、前記駆動筐13の上面には、前記第1の軸線X1
方向に延びる支柱16が突設されている。なお、該支柱16
の下端周囲には、菊座17が設けられている。
図中、18は、前記支柱16に同軸に挿通されて前記第1
の軸線X1回りに回動及び固定自在でしかも前記支柱16か
ら離脱自在の両端が開口した比較的長い筒部材である。
該筒部材18の上下両端面には、前記菊座17に適合する菊
座19,20が形成されている。
そして、前記ハンドル本体15の根元部分130は、前記
筒部材18の一端部26寄り位置に前記筒部材18の軸線に対
して垂直な軸線(これが前記第2の軸線X2に相当するこ
ととなる)回りに回動及び固定自在に取り付けられた構
成としたものである。なお、第2図に示すように、前記
支柱16に筒部材18を挿通した後にキャップナット21を前
記支柱16の上端部に螺合することによって、両者を固定
できる。
前記筒部材18の長さは、第4図に示す如く、前記一端
部26を上側にして前記支柱16に挿通して取着した時に、
前記ハンドル本体15を水平にして360度回動自在な長さ
とすると良い。
前記ハンドル本体15は、図に示すように前記原動機12
を迂回できる枠型に構成され、先端側の部分は第3の軸
線X3回りに回動及び固定自在となっている。図中、22,2
3がそれぞれグリップ部となる。また、24は前記原動機1
2の操作レバーである。また、各回動調節部には、締付
カムレバー(図示せず)等が設けられる。
なお、第6図はいわゆる上面刈りの使用状態、第7図
は畦の側面の草を刈っている使用状態を示す。
なお、第1,3,4,6図と第5,7図とでは、前記筒部材18を
前記支柱16に挿通する向きを上下逆にしてある。
[考案の効果] 本考案によれば、往復刃型刈刃装置の刃面に対して垂
直な第1の軸線回りのハンドル本体の回動範囲の制限が
なく、前記第1の軸線を原動機側に極力近づけることが
でき、作業中の機体のバランスが良く、作業性の向上を
図ることができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る畦用草刈機を示す斜視
図、第2図はその要部分解拡大斜視図、第3図は前記畦
用草刈機の平面図、第4図は同じく側面図、第5図は第
4図と異なる状態の側面図、第6図及び第7図はそれぞ
れ前記畦用草刈機の使用状態を示す図、そして第8図は
従来例を示す斜視図である。 11……往復刃型刈刃装置 12……原動機 13……駆動筐 14……本体部 15……ハンドル本体 16……支柱 18……筒部材
フロントページの続き (72)考案者 中山 良樹 東京都青梅市末広町1丁目7番地2 株 式会社共立内 (56)参考文献 特開 昭61−81721(JP,A) 実開 昭59−179526(JP,U) 実開 平3−614(JP,U) 実開 平3−85825(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】往復刃型刈刃装置11、原動機12、及び該原
    動機12の動力を変換して前記往復刃型刈刃装置11を駆動
    する機構を内部に有する駆動筐13を備えた本体部14と、
    根元部分130が前記駆動筐13に対して前記往復刃型刈刃
    装置11の刃面に対して垂直な第1の軸線X1回りに回動及
    び固定自在でかつ該第1の軸線X1に対して垂直な第2の
    軸線X2回りに回動及び固定自在に取り付けられるハンド
    ル本体15とを備えてなる畦用草刈機において、 前記駆動筐13には前記第1の軸線X1方向に延びる支柱16
    が突設され、前記ハンドル本体15の根元部分130は前記
    支柱16に同軸に挿通されて前記第1の軸線X1回りに回動
    及び固定自在かつ前記支柱16から離脱自在の両端が開口
    した筒部材18の一端部26寄り位置に前記筒部材18の軸線
    X1に対して垂直な軸線X2回りに回動及び固定自在に取り
    付けられたことを特徴とする畦用草刈機。
JP12767290U 1990-11-30 1990-11-30 畦用草刈機 Expired - Fee Related JP2523645Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12767290U JP2523645Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 畦用草刈機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12767290U JP2523645Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 畦用草刈機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0482917U JPH0482917U (ja) 1992-07-20
JP2523645Y2 true JP2523645Y2 (ja) 1997-01-29

Family

ID=31875163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12767290U Expired - Fee Related JP2523645Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 畦用草刈機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2523645Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0482917U (ja) 1992-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0653364B1 (en) Improved shaft assembly
JPH0387525U (ja)
JP2523645Y2 (ja) 畦用草刈機
JP2537481Y2 (ja) バリカン式刈払機
JPH11510057A (ja) 芝生及び庭園用携帯動力工具
CA2105377C (en) Battery powered line trimmer
CN1509593A (zh) 修整机
JP2552246Y2 (ja) 畦用等草刈機
JP4082538B2 (ja) バリカン式草刈機
JPH0446536Y2 (ja)
JPH119051A (ja) 背負い式刈払機
JP3225042U (ja) 刈払いヘッド装置
JP3204491B2 (ja) 機体の地上高調節装置
JPS6322834Y2 (ja)
JP2802724B2 (ja) 自走式草刈機
JP2595946Y2 (ja) 手持ち式作業機
JPH0521617U (ja) いぐさ等刈取機
JPH046507Y2 (ja)
US5896732A (en) Side sickle for a garden tractor
JPH0317Y2 (ja)
JPH0755867Y2 (ja) 小型エンジン作業機
JPH0219005Y2 (ja)
JPH065696Y2 (ja) 肩掛け携帯式の刈払機
JPH01131501U (ja)
JPS6140082Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees