JPH0317Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0317Y2 JPH0317Y2 JP1986077400U JP7740086U JPH0317Y2 JP H0317 Y2 JPH0317 Y2 JP H0317Y2 JP 1986077400 U JP1986077400 U JP 1986077400U JP 7740086 U JP7740086 U JP 7740086U JP H0317 Y2 JPH0317 Y2 JP H0317Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- blade
- cutting edge
- view
- cutting
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000009333 weeding Methods 0.000 claims description 11
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 3
- 241001494496 Leersia Species 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002420 orchard Substances 0.000 description 1
- 238000006748 scratching Methods 0.000 description 1
- 230000002393 scratching effect Effects 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野
この考案は農園、果樹園、庭園などで草を根元
から切り取る時に用いられる除草鎌に関するもの
である。
から切り取る時に用いられる除草鎌に関するもの
である。
ロ 従来の技術
従来の除草鎌では、刃の刃先線は直線、又はそ
れに近い曲線で、刃先線と柄の中心線が概ね直角
に立体交差する構造になつている。
れに近い曲線で、刃先線と柄の中心線が概ね直角
に立体交差する構造になつている。
ハ 考案が解決しようとする問題点
従来の除草鎌は主に柄を手前に引いて地面を掻
きながら草を切るように使用されるので切削速度
が遅く、切削性が良くない。
きながら草を切るように使用されるので切削速度
が遅く、切削性が良くない。
ニ 問題を解決するための手段
刃の刃先線が柄の中心線と斜めに立体交差する
ようにすれば、鎌を振り動かして草を根元から切
ることが出来るから切削速度が上がり切削性も良
くなる。しかし、このようにすると柄を捩るよう
なモーメントが生じる。除草鎌の柄は刃を正面か
らみて右側に偏つて取り付けられるから、この捩
りモーメントは高速切削を行う場合にかなりの大
きさに達して作業の妨げになる。
ようにすれば、鎌を振り動かして草を根元から切
ることが出来るから切削速度が上がり切削性も良
くなる。しかし、このようにすると柄を捩るよう
なモーメントが生じる。除草鎌の柄は刃を正面か
らみて右側に偏つて取り付けられるから、この捩
りモーメントは高速切削を行う場合にかなりの大
きさに達して作業の妨げになる。
本考案はこの捩りモーメントを減少する手段と
して刃先線の形状を改め、同時に捩りモーメント
に耐え易くするために柄の断面の形を改める。
して刃先線の形状を改め、同時に捩りモーメント
に耐え易くするために柄の断面の形を改める。
ホ 作用
前述の捩りモーメントは負荷が刃の先端に近づ
くほど大きくなるが、刃先線をその中程にある点
で折り曲げると、その点より先の部分にかかる負
荷の抗力の方向と大きさが変わり捩りモーメント
は小さくなる。また同時に柄の握る部分の断面を
矩形にすると、断面が円や楕円である場合より捩
りモーメントに耐え易くなる。
くほど大きくなるが、刃先線をその中程にある点
で折り曲げると、その点より先の部分にかかる負
荷の抗力の方向と大きさが変わり捩りモーメント
は小さくなる。また同時に柄の握る部分の断面を
矩形にすると、断面が円や楕円である場合より捩
りモーメントに耐え易くなる。
なお本考案の除草鎌は従来の除草鎌と同様に柄
を手前に引くようにして使用することも出来る。
を手前に引くようにして使用することも出来る。
ヘ 実施例
本考案を柄の傾きが切り換えられる装置と共に
実施した例を図によつて述べる。
実施した例を図によつて述べる。
第１、第２図に示す平板状のブレード１の上面
３の前縁に設けられた刃２の刃先線２１−２３は
中程にある点２２で図のようにくの字形に折り曲
げられている。孔５，５′はブレードをアングル
台６に取り付けるボルト孔である。刃が草と共に
土を削るので、耐摩耗性に優れた材料を使用す
る。
３の前縁に設けられた刃２の刃先線２１−２３は
中程にある点２２で図のようにくの字形に折り曲
げられている。孔５，５′はブレードをアングル
台６に取り付けるボルト孔である。刃が草と共に
土を削るので、耐摩耗性に優れた材料を使用す
る。
第３、第４、第５図に示すアングル台６の水平
板８にブレードを取り付けるためのネジ孔１３，
１３′を設け、縦板７に柄１４を取り付けるボル
ト孔９，１０，１１，１２を設ける。縦板と水平
板がはさむ角βはブレードの刃物角γに応じて定
められる。
板８にブレードを取り付けるためのネジ孔１３，
１３′を設け、縦板７に柄１４を取り付けるボル
ト孔９，１０，１１，１２を設ける。縦板と水平
板がはさむ角βはブレードの刃物角γに応じて定
められる。
第６、第７図に示す柄１４は真直ぐで、両手で
握り直立の姿勢で使うに十分な長さとし、握る部
分の断面の形状は捩りモーメントに耐え易いよう
に角を落した矩形にする。下部１５にはアングル
台の縦板を挿入する縦溝１６とアングル台を取り
付けるボルト孔１７，１８を設ける。
握り直立の姿勢で使うに十分な長さとし、握る部
分の断面の形状は捩りモーメントに耐え易いよう
に角を落した矩形にする。下部１５にはアングル
台の縦板を挿入する縦溝１６とアングル台を取り
付けるボルト孔１７，１８を設ける。
第８、第９、第１０図は組み立てられた除草鎌
の要部の正面図、右側面図、平面図でこれらの図
はボルト２０が柄の孔１８とアングル台の孔１１
に通された時の図で、垂線OVに対する柄の傾斜
角α2はボルトを孔１１から孔１０，１２に差し替
えて、α1，α3に変える事が出来る。２７はネジ、
２８，２９はナツト、３０は座金である。
の要部の正面図、右側面図、平面図でこれらの図
はボルト２０が柄の孔１８とアングル台の孔１１
に通された時の図で、垂線OVに対する柄の傾斜
角α2はボルトを孔１１から孔１０，１２に差し替
えて、α1，α3に変える事が出来る。２７はネジ、
２８，２９はナツト、３０は座金である。
第１１図及び第１２図は動作説明図である。第
１１図のd1，d2，d3は柄の傾斜角をそれぞれα1，
α2，α3として切削を行うとき、刃が草を切る瞬間
の刃先線の中点から両足先を結ぶ線TTまでの距
離である。第１２図はこの場合の刃先線の中点の
軌跡を水平面上に投影したもので、地面を削る間
を実線で示す。
１１図のd1，d2，d3は柄の傾斜角をそれぞれα1，
α2，α3として切削を行うとき、刃が草を切る瞬間
の刃先線の中点から両足先を結ぶ線TTまでの距
離である。第１２図はこの場合の刃先線の中点の
軌跡を水平面上に投影したもので、地面を削る間
を実線で示す。
この除草鎌の使用要領は、強力な切削を行う場
合には柄の傾斜角をα1にして刃先線の後部２１−
２２を使用し、軽い切削や細かい切削を行う場合
には柄の傾斜角をα3にして刃先線の前部２２−２
３を使用する。一般の切削には柄の傾斜角をα2に
して作業の内容に応じて刃先線の前部又は後部を
使う。
合には柄の傾斜角をα1にして刃先線の後部２１−
２２を使用し、軽い切削や細かい切削を行う場合
には柄の傾斜角をα3にして刃先線の前部２２−２
３を使用する。一般の切削には柄の傾斜角をα2に
して作業の内容に応じて刃先線の前部又は後部を
使う。
ト 考案の効果
刃の形状を改めて捩りモーメントを減少すると
共に柄の断面の形を改めて捩りモーメントに耐え
易くすると、高速切削が可能になるが、更に柄の
傾斜角が切り換えられる装置を加えて作業に適す
る柄の傾斜角を選び、刃先線の前部と後部を使い
分けると作業の範囲を拡げる事ができる。
共に柄の断面の形を改めて捩りモーメントに耐え
易くすると、高速切削が可能になるが、更に柄の
傾斜角が切り換えられる装置を加えて作業に適す
る柄の傾斜角を選び、刃先線の前部と後部を使い
分けると作業の範囲を拡げる事ができる。
第１図はブレードの平面図、第２図はその右側
面図、第３図はアングル台の平面図、第４図はそ
の正面図、第５図はその右側面図、第６図は一部
を切り欠いた柄の正面図、第７図はその右側面
図、第８図は上記三部品を組立てた除草鎌の要部
の正面図、第９図はその右側面図、第１０図はそ
の平面図、第１１，１２図はこの考案の動作説明
図である。 １……ブレード、２……刃、３……ブレード上
面、６……アングル台、７……アングル台縦板、
９，１０，１１，１２……アングル台のボルト
孔、１４……柄、１７，１８……柄のボルト孔、
１９，２０……ボルト、２１−２３……刃先線、
２２……刃先線２１−２３の中程にある点、ee…
…柄の中心線、OV……ブレード上面の垂線。
面図、第３図はアングル台の平面図、第４図はそ
の正面図、第５図はその右側面図、第６図は一部
を切り欠いた柄の正面図、第７図はその右側面
図、第８図は上記三部品を組立てた除草鎌の要部
の正面図、第９図はその右側面図、第１０図はそ
の平面図、第１１，１２図はこの考案の動作説明
図である。 １……ブレード、２……刃、３……ブレード上
面、６……アングル台、７……アングル台縦板、
９，１０，１１，１２……アングル台のボルト
孔、１４……柄、１７，１８……柄のボルト孔、
１９，２０……ボルト、２１−２３……刃先線、
２２……刃先線２１−２３の中程にある点、ee…
…柄の中心線、OV……ブレード上面の垂線。
Claims (1)
- 平板状のブレード１に、立作業に十分な長さの
真直ぐな柄１４を、アングル台６を介して取り付
ける除草鎌で、ブレードの一側に設けられた刃２
の刃先線２１−２３を中程にある点２２で、くの
字形に折り曲げ、柄の握られる部分の断面の形を
矩形にする構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986077400U JPH0317Y2 (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986077400U JPH0317Y2 (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62187524U JPS62187524U (ja) | 1987-11-28 |
| JPH0317Y2 true JPH0317Y2 (ja) | 1991-01-07 |
Family
ID=30925370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986077400U Expired JPH0317Y2 (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0317Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008150092A1 (en) * | 2007-06-08 | 2008-12-11 | Dong-Ho Bae | Multipurpose standing type farming tool |
| JP5989551B2 (ja) * | 2013-01-18 | 2016-09-07 | トヨタ自動車株式会社 | 収納装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5311329B2 (ja) * | 1973-03-15 | 1978-04-20 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5311329U (ja) * | 1976-07-13 | 1978-01-30 |
-
1986
- 1986-05-22 JP JP1986077400U patent/JPH0317Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5311329B2 (ja) * | 1973-03-15 | 1978-04-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62187524U (ja) | 1987-11-28 |
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