JP2523481B2 - 画像編集装置 - Google Patents

画像編集装置

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JP2523481B2
JP2523481B2 JP60260850A JP26085085A JP2523481B2 JP 2523481 B2 JP2523481 B2 JP 2523481B2 JP 60260850 A JP60260850 A JP 60260850A JP 26085085 A JP26085085 A JP 26085085A JP 2523481 B2 JP2523481 B2 JP 2523481B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、原稿像を光学的に読み取り、それを処理し
て画像を編集し、それを所定のシートに記録する画像編
集装置に関し、特に編集領域の位置決めに関する。
[従来の技術] 電子写真複写装置においては、感光体ドラム等の電荷
担持体が備わっている。そして、感光体ドラムの表面を
所定の高電位に帯電させ、その面に原稿像に応じた光を
照射することにより、その面に原稿像に応じた電位分
布、即ち静電潜像を形成する。
一般に、電子写真複写機においては、感光体ドラム上の
転写に利用されない無駄な領域の電荷を現像プロセスの
前で消去するために、イレーサが備わっている。この種
の従来の複写機のイレーサは、電荷を消去する領域が原
稿サイズに応じて4種程度にしか切換えできない。
ところが、イレーサの任意の領域を選択的に付勢可能に
すれば、感光体上の任意の領域の電荷が消去できるの
で、原稿像の一部を抽出又は消去して、コピー上に再現
できる。つまり、編集動作が可能である。
しかしながら、この種のイレーサを用いて編集を行なう
場合には、次に説明するように、イレーサから出る光線
の広がりの影響によって、オペレータが指定する領域の
位置と実際に消去又は抽出される領域の位置とが正確に
一致しない、という不都合がある。
第13a図及び第13b図に、感光体ドラム9の軸方向に切断
したイレーサ24と感光体ドラム9を示す。編集領域の感
光体ドラム軸方向の位置、即ち原稿像の主走査方向位置
(Y方向)を指定する場合、イレーサの各発光素子を各
々の微小位置に対応付け、編集領域の指定に応じて各発
光素子の付勢/消勢を制御することになる。例えば、領
域W1を消去する場合には、第13a図に示すように発光素
子78Aと78Bの間の全ての発光素子を付勢し、領域W1を抽
出する場合には、第13b図に示すように発光素子78Aと78
Bの間の全ての発光素子を除く全ての発光素子を付勢す
る。
しかし、いずれの場合も、各図に示すように、発光素子
から出る光が広がった状態で感光ドラム9に到達するた
め、消去の場合には感光体軸方向長さが指定領域長より
も2・ΔWだけ大きい領域W2aが実際に消去され、抽出
の場合には同様に指定領域長よりも2・ΔWだけ短い領
域W2bが実際に抽出される。つまり、ΔWの位置指定誤
差が生じる。
第14a図に感光体ドラム9の軸に垂直な面で切断したイ
レーサ24と感光体ドラム9を示し、第14b図に感光体ド
ラム9上に指定位置,消去位置及び抽出位置の関係を示
す。感光体ドラムの周方向位置、即ち原稿像の副走査方
向位置(X方向)を指定する場合、その感光体ドラム上
の位置がイレーサ24を通過するタイミングで、発光手段
の付勢/消去を切換える。
例えば、第14b図のように、領域L1を指定する場合、消
去では感光体ドラム9上の点P1がイレーサと対向するタ
イミングでイレーサ(の一部又は全体)を消勢から付勢
に切換え、点P2がイレーサと対向するタイミングでイレ
ーサを付勢から消勢に切換える。また抽出の場合、感光
体ドラム9上の点P1がイレーサと対向するタイミングで
イレーサを付勢から消勢に切換え、点P2がイレーサと対
向するタイミングでイレーサを消勢から付勢に切換え
る。
上記のように領域L1を指定する場合、理論上は、消去の
場合にはL1の領域に対してイレーサを付勢し、抽出の場
合にはL1以外の領域に対してイレーサを付勢することに
なる。しかしながら、第14a図に示すように、イレーサ2
4から出る光は、その中心から±ΔLだけ広がった状態
で感光体ドラム9に到達する。従って、消去の場合に
は、第14b図に示すように副走査方向に指定領域よりも
2・ΔLだけ大きい領域L2aが消去され、抽出の場合に
は、第14b図に示すように副走査方向に指定領域よりも
2・Lだけ小さい領域L2bが抽出される。
上述のように指定位置と実際の編集位置との誤差が生じ
るのは、イレーサから出る光が広がるためである。従っ
て、イレーサの発光面に光学的な集光手段を付加した
り、イレーサと感光体ドラムの距離を小さくする、とい
うことを行なえば、上記のような誤差は小さくできる。
しかしながら、前者の方法ではイレーサが高価になる。
また後者の方法では、高い寸法精度が要求されるし、イ
レーサ,感光体ドラム等を脱着する際に、両者が接触し
て感光体ドラムを傷つける恐れがあり好ましくない。
[発明の目的] 本発明は、イレーサに特別な光学的処理を施したり、
イレーサと感光体ドラムとの距離を特別に近づけること
なく、指定位置と実際の編集位置との位置ずれをなくす
ることを目的とする。
[発明の構成] 上記目的を達成するため、本発明においては、編集モ
ードが消去か抽出かに応じて、オペレータの編集指定位
置とイレーサの付勢/消勢制御位置との対応を切換え
る。
例えば、主走査方向(X方向)の長さがW4の領域を消去
する場合には、第13c図に示すように、指定領域の位置
データをイレーサの光の広がりによる寸法の誤差分(両
サイド各ΔW)だけ補正して、指定領域よりも小さい領
域W3aの発光素子を付勢する。つまり、第13c図に示すよ
うにΔWの寸法が発光素子1個分だとすれば、指定され
た領域よりも、両サイド、各発光素子1個分だけ内側の
領域内を付勢の対象にする。
また、主走査方向の長さがW4の領域を抽出する場合に
は、第13d図に示すように、指定領域の位置データをイ
レーサの光の広がりによる寸法の誤差分だけ補正して、
指定領域よりも大きい領域W3bを除く領域の発光素子を
付勢し、W3bの領域の発光素子を消勢する。つまり、第1
3d図に示すようにΔWの寸法が発光素子1個分だとすれ
ば、指定された領域よりも、両サイド、各発光素子1個
分だけ外側の領域内をイレーサ消勢の対象にする。
副走査方向に関しても同様である。即ち、副走査方向
(Y方向)の長さがL4の領域を消去する場合には、第14
c図に示すように、指定領域の位置データをイレーサの
光の広がりによる寸法の誤差分(領域の前後各ΔL)だ
け補正して、指定領域よりも小さい領域L3aに対して発
光素子を付勢する。つまり、感光体ドラムの周速度がv
である場合に、ΔLに対応するタイミングのずれをΔt
(=ΔL/v)とすれば、領域の前端部では点P1のタイミ
ングよりもΔtだけ遅れてイレーサを消勢から付勢に切
換え、領域の後端部では点P2のタイミングよりもΔtだ
け早くイレーサを付勢から消勢に切換える。
また、副走査方向の長さがL4の領域を抽出する場合に
は、第14c図に示すように、指定領域の位置データをイ
レーサの光の広がりによる寸法の誤差分(領域の前後各
ΔL)だけ補正して、指定領域よりも大きい領域L3bに
対して発光素子を付勢する。つまり、領域の前端部では
点P1のタイミングよりもΔtだけ早くイレーサを消勢か
ら付勢に切換え、領域の後端部では点P2のタイミングよ
りもΔtだけ遅れてイレーサを付勢から消勢に切換え
る。
このようにすれば、消去モードと抽出モードのいずれに
おいても、指定領域と実際の編集領域の位置とが正確に
一致する。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図に、本発明を実施する一形式の複写機の外観を
示し、第2図にその縦断面を示す。まず第1図を参照す
ると、1が原稿を載せるためのコンタクトガラス、2が
原稿を後方から押圧する圧板、42が操作ボードである。
コンタクトガラス1の端部には、図中に矢印で示すXの
軸方向に沿ったXスケール41xと、Y軸方向に沿ったY
スケール41yとが配置されている。
Xスケール41x及びYスケール41yには、共にコンタクト
ガラス1の一角40を基準点(零点)として各軸方向に数
値の大きくなる数値を含む目盛り(図示せず)が形成し
てある。この例では、各スケールの目盛りは1mm単位で
読取可能になっている。
第2図を参照して説明する。コンタクトガラス1の下
方には照明ランプ3,第1ミラー4,第2ミラー5,第3ミラ
ー6,レンズ7,第4ミレー8等々でなる光学走査系が備わ
っている。この光学走査系は、矢印X方向およびそれと
反対方向に往復走査駆動される。なお、光路長が変わら
ないように、照明ランプ3,第1ミラー4等が搭載された
第1キャリッジは、第2ミラー5,第3ミラー6等が搭載
された第2キャリッジの2倍の速度で移動する。
原稿からの反射光は、光学走査系を通って感光体ドラム
9の表面に導かれる。感光体ドラム9の周囲には、帯電
用チャージャ23,イレーサ24,現像器ユニット10,転写用
チャージャ19,分離用チャージヤ20,クリーニングユニッ
ト22等々が備わっている。感光体ドラム9は、この例で
は時計方向に回転する。
感光体ドラム9の表面は、まず帯電用チャージャ23によ
って均一な高電位に帯電する。その高電位面に原稿から
の光が照射されると、照射光の強度に応じてその面の電
位が変化し、これによって感光体ドラム9の表面に画像
に応じた電位分布、すなわち静電潜像が形成される。照
射光の強い部分つまり画像の白に対応する部分は電位が
低く、光の弱い部分つまり画像の黒に対応する部分は電
位が高い。
イレーサ24は、後述するようにこの例では多数の発光ダ
イオードでなっており、対応する感光体ドラム9表面の
非画像領域や消去すべき画像領域に光を照射することに
より、その部分の電位を下げて白レベルの電位にする。
従って、感光体ドラム9のイレーサ24で消去された領域
に、仮に原稿の黒画像により得られた光を照射しても、
その部分の電位は白レベルであり、その部分に黒画像は
再生されない。このイレーサ24は、矢印Y方向に向け
て、感光体ドラム9表面に沿って配置されている。
なお、この例ではイレーサが着脱可能になっており、イ
レーサ24をそれとは種類の異なるイレーサ24Bに交換可
能になっている。
感光体ドラム9上の静電潜像は、現像ユニット10によっ
て現像される。つまり、現像ユニット10の部分を通る
と、電位の高い部分に現像ユニット10内の黒色トナー粒
子が吸着し、電位の低い部分にはそれが吸着しないの
で、静電潜像の電位分布に応じた黒白画像が、感光体ド
ラム9上に再生される。
この例では、記録シートは2つの給紙カセット11及び12
に格納されており、いずれか選択されたものから給紙さ
れる。13及び15が給紙コロ、14,16及び18がフイードロ
ーラ、17がレジストローラである。給紙された記録シー
トは、その先端がレジストローラ17に当接した状態で一
担停止され、感光体ドラム9の回転と原稿像走査に同期
した所定のタイミングで、レジストローラ17によって、
感光体ドラム9表面の可視像(トナー像)と重なるよう
に送り込まれる。
記録シートが転写チャージャ19の位置を通ると、感光体
ドラム9上の可視像は記録シートに転写される。その記
録シートが分離チャージャ20の位置を通ると、記録シー
トは感光体ドラム9から分離されて搬送経路に導かれ
る。感光体ドラム9の下流側の搬送経路に配置された定
着ユニット21を通ると、その熱により、記録シート上の
トナー像が記録シートに定着される。
定着ユニット21の下流側の搬送経路は、3つに分岐して
いる。上側の搬送経路は、記録シートを反転させるため
に利用され、下側の搬送経路は、複数回のコピープロセ
スを行なうための帰還経路として利用される。中央の搬
送経路が排紙経路である。いずれの搬送経路を通るか
は、その分岐点に設けた搬送方向制御機構31の状態によ
って定まる。帰還経路が選択された場合、記録シートは
搬送ローラ32および搬送ベルト33によって中間トレイ34
まで搬送され、所定の給紙タイミングになると、給紙コ
ロ35,フィードローラ36および18を介して、レジストロ
ーラ17の位置まで給紙される。反転経路は、両面コピー
を行なったり、排紙する記録シートの面を揃えるのに利
用される。
第3図に、操作ボード42を示す。第3図を参照する
と、操作ボード42には、プリントスタートキー43,テン
キー及びクリア&ストップキー44,濃度調整キー45,47,A
Eキー46,割込キー48,倍率ダウンキー49,倍率アップキー
50,変倍モードキー51,記録シート(用紙)サイズ指定キ
ー52,原稿サイズ指定キー53,入力キー54,編集モードキ
ー55A,55B,反転キー56,両面キー57及び表示ユニット58
が備わっている。表示ユニット58には、変倍率表示器DS
P1,セット枚数表示器DSP2およびコピー枚数表示器DSP3
が備わっている。各表示器DSP1,DSP2及びDSP3には、そ
れぞれ3桁の7セグメント数字表示器が備わっている。
これらの表示器には、後述するように、編集領域指定時
には、特別な情報が表示される。
両面キー57は、記録紙の通路を選択するのに利用され、
反転キーは記録シートの反転の有無を選択するのに利用
される。両面キー57及び反転キー56の操作により、両面
モード,合成モード,片面モード,排紙モード,再両面
モード,再合成モード,白紙モード,両面白紙モード及
び追加モードが指定できる。
通常の状態では、両面モード,合成モードおよび片面モ
ードが指定できる。両面モードでは、給紙カセットから
給紙された記録シートに複写を行ない、それを反転して
中間トレイ34に蓄える。従って記録シートの両面に複写
が行なわれる。
合成モードでは、記録シートを反転せずに、中間トレイ
34に蓄える。従って、同一面に複数回の記録、すなわち
画像の合成が行なわれる。
片面モードは、コピー画像を記録した記録シートを直ち
に排紙する通常のモードである。
中間トレイ34に記録シートが蓄えられると、他のモー
ドが指定可能になる。排紙モードでは、中間トレイ34に
蓄えた記録シートを給紙し、それにコピーを行ない、排
紙する。再両面モードでは、中間トレイ34に蓄えた記録
シートを給紙し、それにコピーを行ない、反転した後、
再び中間トレイ34に蓄える。再合成モードでは、中間ト
レイ34に蓄えた記録シートを給紙し、それにコピーを行
ない、反転せずに再び中間トレイ34に蓄える。白紙モー
ドでは、中間トレイ34に蓄えた記録シートを給紙し、そ
れをコピーすることなく直ちに排紙する。両面白紙モー
ドでは、中間トレイ34に蓄えた記録シートを給紙し、そ
れをコピーをすることなく、反転し、中間トレイ34に蓄
える。追加モードでは、給紙カセットから給紙されコピ
ーされた記録シートを反転し、もしくは反転せずに中間
トレイ34に蓄え、枚数不足分の追加を可能にする。
画像編集処理を必要とする場合には、編集モードキー55
A及び55Bを利用する。編集モードキー55Aを押すと、領
域指定が可能になる。その入力モードでは、詳細には後
述するが、テンキー44及び入力キー54を利用して、X方
向およびY方向の位置情報を、入力することにより、編
集領域を指定できる。その領域に対して消去をするか、
抽出をするかを、編集モードキー55Bで指定する。
第4a図および第4b図に、イレーサ24の平面図および縦
断面図を示す。各図を参照すると、このイレーサ24は、
プリント基板75,ケース76,駆動回路ユニット77および多
数の発光ダイオード78でなっている。ケース76には、し
きり壁76aが2mmピッチの等間隔で形成され、各しきり壁
によってしきられた空間に、それぞれ発光ダイオード78
が配置されている。具体的には、ここでは150個の発光
ダイオードを一列に配列してある。従って、このイレー
サを用いることにより、30cm幅の領域を2mm毎の微小領
域に分けて各微小領域のイレースを選択的に行なうこと
ができる。このイレーサ24を複写機に装着すると、編集
動作を行なうことができる。
第4c図及び第4d図に、もう1つのイレーサ24Bの平面
図および縦断面図を示す。各図を参照すると、このイレ
ーサ24Bは、プリント基板75B,ケース76B,駆動回路ユニ
ット77Bおよび多数の発光ダイオードでなっている。こ
のイレーサ24Bは、上記イレーサ24と同様の構成要素で
なっているが、発光ダイオードの数及びしきり壁の数が
少ない。また、しきり壁76Baによって互いにしきられた
発光ダイオード群LEa,LEb,LEc,LEd,LEf及びLEgは、各々
に含まれる複数の発光ダイオードが互いに接続されてい
るため、各々の発光ダイオードは単独では制御できな
い。従って、このイレーサ24Bは部品数が少なく、駆動
回路ユニット77Bも構成が簡単になっている。そのかわ
り、イレーサ24Bを複写機に装着した場合、編集動作は
できなくなる。
イレーサ24及び24Bは外観上は互いに同一のサイズであ
り、いずれか一方がユーザの要求に応じて選択的に複写
機に装着される。
第5図に、第1図の複写装置の電気回路の概略を示
す。第5図を参照する。主制御装置は、マイクロコンピ
ュータ(CPU)80,システムコントローラ81,カウンタ82,
読み出し専用メモリ(ROM)83,読み書きメモリ(RAM)8
4,不揮発性読み書きメモリ(NRAM)85,入出力ポート(I
/O)87,88等でなっている。不揮発性読み書きメモリ85
の電源ラインには、バックアップ回路86を介して、バッ
テリー90が接続されている。電源ユニット89からの電源
ラインは、ダイオードを介して、バッテリー90に並列に
接続されている。入出力ポート87には、イレーサドライ
バ77を介して、イレーサ24が接続されている。なお、イ
レーサ24に替えて、イレーサ24Bが接続されることもあ
る。入出力ポート87には、他に、分離ジャムセンサ,重
送検知センサ,Pセンサ,トナーセンサ,その他のセンサ
およびスイッチユニット,ジャム表示器,操作ボード
(操作パネル)42等々が接続されている。入出力ポート
88には、各種モータを駆動するドイラバ,照明ランプ3
を制御するランプレギュレータ,定着ヒータ制御ユニッ
ト,高圧電源ユニット,ドラムヒータ制御ユニット,各
種サーボモータを駆動するサーボモータ制御ユニット,
クラッチ&ソレノイドドライバ等々が接続されている。
サーボモータ制御ユニットに接続された同期パルス発生
器が、感光体ドラムの回転に同期したパルス信号を出力
する。
第6a図に、一方のイレーサ24の回路構成を示す。第6a
図を参照すると、このイレーサ24は多数の発光ダイオー
ドとそれを制御するドライバ77でなっており、ドライバ
77の入力端子は、コネクタCN1Aを介して、複写機本体の
主制御装置のI/Oポートに接続されている。コネクタCN1
Aには、電源ラインVcc,アースラインGND,信号ラインb0,
b1,S−IN,LATCH,CLOCK,Q1C,Q2C,Q3C及びQ4Cが通ってい
る。
信号ラインb0及びb1には、イレーサの種別及びイレーサ
の装着の有無を識別するための信号が現われる。即ち、
イレーサ24においてはドライバ77の内部で、信号ライン
b0及びb1がそれぞれ電源ラインVcc及びアースラインGND
に接続されているので、イレーサ24が複写機に接続され
ると、信号ラインb0が高レベルHになり、信号ラインb1
が低レベルLになる。イレーサが何も接続されない時に
は、信号ラインb0及びb1は共に高レベルHになる。
このイレーサ24の場合、信号ラインS−IN,LATCH及びCL
OCKを介して、複写機の主制御装置からの制御信号が印
加される。この場合、シリアル信号伝送が行なわれる。
イレーサドライバ77には、同一構成の19個の集積回路
(東芝製のTD62801P)IC1〜IC19が備わっている。
各々の集積回路は、第6b図に示すように、8ビットのシ
フトジレスタ,8ビットのラッチ,ゲートおよびドライバ
でなっており、出力イネーブル制御端子ENABLE,ラッチ
制御端子LATCH,信号入力端子S−IN,クロック入力端子C
LOCK,リセット制御端子RESET,信号入力端子S−OUTおよ
び8ビットのドライバ出力端子が備わっている。なお、
図中にオーバラインを付した記号は、その信号ラインが
Lアクティブであることを示す。
各集積回路のラッチ制御端子LATCHはイレーサドライバ7
7の入力端子(LATCH)に互いに共通に接続され、各集積
回路のクロック入力端子はイレーサドライバ77の入力端
子(CLOCK)に互いに共通に接続されている。イレーサ
ドライバ77の入力端子(S−IN)は、集積回路IC1の信
号入力端子S−INに接続され、各集積回路IC2,IC3,IC4,
IC5,・・・・,IC18およびIC19の信号入力端子S−IN
は、それぞれ各集積回路IC1,IC2,IC3,IC4,・・・,IC17
およびIC8の信号出力端子S−OUTに接続されている。
つまり、集積回路IC1〜IC19は互いに直列に接続され、
それによって、全体で152ビットのシフトレジスタを構
成している。各ビットの出力端子に、それぞれ抵抗器を
介して、イレーサ24の150個の発光ダイオードLED1〜LED
150(78)が接続されている。なお、最後の2ビット
は、ここでは使用していない。
従って、ラッチ信号が現われた時点で、高レベルH(ド
ライバの出力では反転される)を保持しているビット
は、発光ダイオードを付勢し、低レベルLを保持してい
るビットは発光ダイオードを消勢するから、信号ライン
S−INに、イレース情報を150ビットのシリアルデータ
として入力し、それが完了した時点でラッチパルスを与
えれば、イレーサ24の任意の領域を選択的に付勢するこ
とができる。
第6c図に、もう1つのイレーサ24Bの回路構成を示
す。第6c図を参照すると、各グループの発光ダイオード
LEa,LEb,LEc,LEd,LEe,LEf及びLEgは互いに直列に接続さ
れ、ドライバ77Bに接続されている。ドライバ77Bには4
つのトランジスタQ1,Q2,Q3及びQ4が備わっており、Q1に
は発光ダイオード群LEa及びLEgが接続され、Q2には発光
ダイオード群LEb及びLEfが接続され、Q3には発光ダイオ
ード群LEc及びLEeが接続され、Q4には発光ダイオード群
LEdが接続されている。
ドライバ77Bは、コネクタCN1Bを介して、複写機本体の
主制御装置のI/Oポートと接続されている。各トランジ
スタQ1,Q2,Q3及びQ4の制御端子、即ちベース端子が、コ
ネクタCN1Aの各信号ラインQ1C,Q2C,Q3C及びQ4Cに接続さ
れている。従って、信号ラインQ1Cで発光ダイオード群L
Ea及びLEgが制御でき、信号ラインQ2Cで発光ダイオード
群LEb及びLEfが制御でき、信号ラインQ3Cで発光ダイオ
ード群LEc及びLEeが制御でき、信号ラインQ4Cで発光ダ
イオード群LEdが制御できる。
コネクタCN1Bの場合、信号ラインb0がアースラインGND
に接続され、信号ラインb1が電源ラインVccに接続され
ている。従って、イレーサ24Bが複写機に装着される
と、信号ラインb0が低レベルLになり、信号ラインb1が
高レベルHになる。
1回のコピーサイクルにおける、感光体ドラム9表面
上の複写可能領域を、第7a図に展開して示す。感光体ド
ラム9は定速で回転するので、固定位置から見ると、感
光体ドラム9表面の走査方向(図に原稿走査方向として
示す:X)の位置は、時間で表わすことができる。図の縦
方向が、幅方向すなわちY方向である。
例えばA3サイズの複写が可能な装置において、B4サイズ
の原稿像を複写する場合、第7a図のように、原稿像複写
領域は、複写可能領域よりも小さくなる。この場合、複
写可能領域の先端から原稿像の先端までの領域(時間T1
〜T2)では先端イレース(全幅イレース)を行ない、原
稿像の存在する領域(時間T2〜T5)ではサイドイレース
(原稿幅以外をイレース)を行ない、原稿像の後端から
複写可能領域の後端までの領域(時間T5〜T6)では後端
イレース(全幅イレース)を行なう。これは従来の一般
の複写機でもほとんどの場合行なわれている。この種の
イレースは、イレーサ24及び24Bのいずれも行なうこと
ができる。
画像の編集のため、原稿像の特定の領域を消去又は抽出
する場合、原稿像の領域内において、更にイレース(静
電潜像の消去)を行なう必要がある。つまり、第7a図に
おいては、領域の消去の場合を示してあり、時間T3〜T4
で特定される走査方向(X方向)位置で、幅方向(Y方
向)のP1〜P2の領域を消去する。イレーサ24は幅方向の
軸に沿って0〜Mの位置の全領域をカバーするように配
置してあるので、イレーサ24のどの領域の発光ダイオー
ドを付勢/消勢するか、を制御することによって、幅方
向のイレース領域が定まる。イレーサ24の付勢領域と消
勢領域とを逆にすれば、抽出動作になる。なお、イレー
サ24Bは規定サイズ以外の任意の位置を選択的に付勢で
きないので、編集のためのイレース動作はできない。
ところで、イレーサ24を用いて編集(消去又は抽出)
を行なう場合、単純に考えれば、消去の場合にはオペレ
ータが指定した矩形範囲内でイレーサを付勢し、抽出の
場合には指定領域外でイレーサを付勢すればよいことに
なる。ところが、実際はイレーサから出る光は光源より
も広がった状態で感光体ドラム表面に達するので、オペ
レータが指定する領域とイレーサの各光源の位置とを各
々対応付けると、次のように互いの位置関係にずれが生
じる。
第13a図及び第13b図に、感光体ドラム9の軸方向に切断
したイレーサ24と感光体ドラム9を示す。編集領域の感
光体ドラム軸方向の位置、即ち原稿像の主走査方向位置
(Y方向)については、イレーサの各発光ダイオードを
各々の微小位置に対応付け、編集領域の指定に応じて各
発光ダイオードの付勢/消勢を制御する。例えば、領域
W1を消去する場合には、第13a図に示すように発光ダイ
オード78Aと78Bの間の全ての発光ダイオードを付勢し、
領域W1を抽出する場合には、第13b図に示すように発光
ダイオード78Aと78Bの間の全ての発光ダイオードを除く
全ての発光ダイオードを付勢する。
しかし、いずれの場合も、各図に示すように、発光ダイ
オードから出る光が広がった状態で感光体ドラム9に到
達するため、消去の場合には感光体軸方向長さが指定領
域長よりも2・ΔWだけ大きい領域W2aが実際に消去さ
れ、抽出の場合には同様に指定領域長よりも2・ΔWだ
け短い領域W2bが実際に抽出される。つまり、ΔWの位
置指定誤差が生じる。
第14図a図に感光体ドラム9の軸に垂直な面で切断した
イレーサ24と感光体ドラム9を示し、第14b図に感光体
ドラム9上の指定位置,消去位置及び抽出位置の関係を
示す。感光体ドラムの周方向位置、即ち原稿像の副走査
方向位置(X方向)については、その感光体ドラム上の
位置がイレーサ24を通過するタイミングで、発光手段の
付勢/消去を切換える。
例えば、第14b図のように、領域L1を指定する場合、消
去では感光体ドラム9上の点P1がイレーサと対向するタ
イミングでイレーサ(の一部又は全体)を消勢から付勢
に切換え、点P2がイレーサと対向するタイミングでイレ
ーサを付勢から消勢に切換える。また抽出の場合、感光
体ドラム9上の点P1がイレーサと対向するタイミングで
イレーサを付勢から消勢に切換え、点P2がイレーサと対
向するタイミングでイレーサを消勢から付勢に切換え
る。
上記のように領域L1を指定する場合、理論上は、消去の
場合にはL1の領域に対してイレーサを付勢し、抽出の場
合にはL1以外の領域に対してイレーサを付勢することに
なる。しかしながら、第14a図に示すように、イレーサ2
4から出る光は、その中心から±ΔLだけ広がった状態
で感光体ドラム9に到達する。従って、消去の場合に
は、第14b図に示すように副走査方向に指定領域よりも
2・ΔLだけ大きい領域L2aが消去され、抽出の場合に
は、第14b図に示すように副走査方向に指定領域よりも
2・Lだけ小さい領域L2bが抽出される。
上述のように指定位置と実際の編集位置との誤差が生じ
るのは、イレーサから出る光が広がるためである。従っ
て、イレーサの発光面に光学的な集光手段を付加した
り、イレーサと感光体ドラムの距離を小さくする、とい
うことを行なえば、上記のような誤差は小さくできる。
しかしながら、前者の方法ではイレーサが高価になる。
また後者の方法では、高い寸法精度た要求されるし、イ
レーサ,感光ドラム等を脱着する際に、両者が接触して
感光体ドラムを傷つける恐れがあり好ましくない。
そこでこの実施例においては、オペレータが指定する領
域とイレーサ24の制御領域との位置関係を、イレーサ24
から出る光の広がり分に応じて補正し、指定領域と実際
の編集領域とが正確に対応するように制御している。
例えば、主走査方向(X方向)の長さがW4の領域を消去
する場合には、第13c図に示すように、指定領域の位置
データをイレーサの光の広がりによる寸法の誤差分(両
サイド各ΔW)だけ補正して、指定領域よりも小さい領
域W3aの発光ダイオードを付勢する。つまり、第13c図に
示すようにΔWの寸法が発光ダイオード1個分だとすれ
ば、両サイドで、指定された領域よりも、各発光ダイオ
ード1個分だけ内側の領域内を付勢の対象にする。
また、主走査方向の長さがW4の領域を抽出する場合に
は、第13d図に示すように、指定領域の位置データをイ
レーサの光の広がりによる寸法の誤差分だけ補正して、
指定領域よりも大きい領域W3bを除く領域の発光ダイオ
ードを付勢し、W3bの領域の発光ダイオードを消勢す
る。つまり、第13d図に示すようにΔWの寸法が発光ダ
イオード1個分だとすれば、指定された領域よりも、両
サイドで、各発光素子1個分だけ外側の領域内をイレー
サ消勢の対象にする。
副走査方向に関しても同様である。即ち、副走査方向
(Y方向)の長さがL4の領域を消去する場合には、第14
c図に示すように、指定領域の位置データをイレーサの
光の広がりによる寸法の誤差分(領域の前後各ΔL)だ
け補正して、指定領域よりも小さい領域L3aに対して発
光ダイオードを付勢する。つまり、感光体ドラムの周速
度がvである場合に、ΔLに対応するタイミングのずれ
をΔt(=ΔL/v)とすれば、領域の前端部では点P1の
タイミングよりもΔtだけ遅れてイレーサを消勢から付
勢に切換え、領域の後端部では点P2のタイミングよりも
Δtだけ早くイレーサを付勢から消勢に切換える。
また、副走査方向の長さがL4の領域を抽出する場合に
は、第14c図に示すように、指定領域の位置データをイ
レーサの光の広がりによる寸法の誤差分(領域の前後各
ΔL)だけ補正して、指定領域よりも大きい領域L3bに
対して発光ダイオードを付勢する。つまり、領域の前端
部では点P1のタイミングよりもΔtだけ早くイレーサを
消勢から付勢に切換え、領域の後端部では点P2のタイミ
ングよりもΔtだけ遅れてイレーサを付勢から消勢に切
換える。
このようにすると、消去モードと抽出モードのいずれに
おいても、指定領域と実際の編集領域の位置とが正確に
一致する。
ところで、画像の編集を行なう場合、特定の領域の画
像を任意の位置に移動させる必要が生ずる。この種の画
像移動は、大容量のメモリを備えたデジタル式の複写装
置であれば、データ処理により簡単に行なうことが可能
である。しかし普通の複写機ではそれができないので、
この実施例では次のような手段を用いている。
X軸方向の移動 感光体ドラムの回転が基準になるので、それと同期し
た標準的なタイミングに対して、光学走査系の走査開始
タイミングおよび/又はレジストローラ17のシート供給
タイミングをずらす。つまり、光学走査系の走査開始タ
イミングを早めれば、感光体ドラム9上に形成される画
像の位置は、第7a図の原稿走査方向(X)に対して負の
方向(図の左側)に移動し、走査開始タイミングを遅ら
せれば、画像の位置は原稿走査方向に対して正の方向
(図の右側)に移動する。
また、レジストローラのシート供給タイミングを早めれ
ば、記録シートが感光体上の像の通常の位置よりも先の
位置にずれることになり、原稿走査開始タイミングを遅
らせる場合と同様の、画像の移動が行なわれ、レジスト
ローラのシート供給タイミングを遅れさせれば、原稿走
査開始タイミングを早める場合と同様に、画像の移動が
行なわれる。この例では、比較的小さな距離で画像の移
動を行なう場合には原稿走査開始タイミングのみをずら
し、移動距離が大きくなる場合に、原稿走査開始タイミ
ングとレジストローラのシート供給タイミングの両者を
ずらすようにしている。
Y方向の移動 この例では、光学走査系に備わったレンズ7の位置を
Y軸に沿って動かすことにより行なっている。この移動
の原理を第7b図に示す。すなわち第7b図において、レン
ズが実線の位置にある場合、原稿の各部A,B及びCから
出た光は、感光体上のA,B及びCの位置にそれぞれ達す
るが、レンズが2点鎖線の位置に移動すると、原稿の各
部A,B及びCから出た光は、2点鎖線の光路を通り、そ
れぞれ感光体上のA′,B′及びC′の位置に達する。つ
まり、レンズを移動させることにより、原稿上の像と感
光体上の像との位置関係がY軸方向にずれる。
変倍に関しては、従来と同様に、レンズとミラーとの位
置関係を変え、光学系走査系全体の倍率を調整したうえ
で、倍率の逆数と等倍の時の光学走査系の走査速度との
乗算を行ない、その結果に応じた速度で光学走査系の走
査を行なう。なお、Y軸方向の画像移動を行なう場合
の、コピー画像の移動量Dは、レンズの移動量をd、変
倍率をmとすると次のようになる。
D=(1+m)d 第9図に、マイクロコンピュータ(CPU)80の、イレ
ース制御のための動作を中心とした概略動作を示す。第
9図を参照して動作を説明する。なお、説明する処理ス
テップの番号は、括弧内に示す。
電源がオンすると、各部の初期化(1)を行ない、各
入力ポートの状態読取(2)を行ない、動作可能か否か
を判定(3)する。レディでなければ、異常の有無をチ
ェック(4)し、異常があれば異常を示す表示をセット
(5)する。この後、レディになるまでは、(2)−
(3)−(4)−(2)−・・・、又は(2)−(3)
−(4)−(5)−(2)−・・・・と、ループ状に処
理を行なう。
レディを検出すると(3)異常を示す表示のリセット
(6)を行ない、標準モードにおける各種パラメータを
所定のレジスタに初期セット(7)し、複写レディの表
示をセット(8)し、操作ボード42の各部(キースイッ
チ類)の状態を読取りその結果い応じた処理を行なう
(9)。操作ボード42のプリントスタートキー43の状態
をチェック(10)し、スタート指示がないと、次に編集
キーオンフラグの状態をチェックする(21)。
このフラグは初期状態ではクリアされているので、その
場合には操作ボード読取り(9)に戻り、この動作を繰
り返す。
編集モードキー55Aが操作されると、編集モードとして
領域抽出と領域消去のいずれかのモードがセットされ
(後述するレジスタRB,REがセットされる)、それと同
時に編集キーオンフラグがセットされる。編集キーオン
フラグがセットされると、編集領域設定処理(22-32)P
Rを実行する。
この編集領域設定処理では、まず原稿上における矩形領
域を特定する各座標、即ち、矩形の左辺座標(22),右
辺座標(23),下辺座標(24)および上辺座標(25)を
定める。各座標の設定時には、それぞれ、設定可能な数
値の範囲が表示される。数値の入力はテンキー44を利用
して行なわれ、入力キー54を押すことにより各座標がセ
ットされる。
ここで、原稿サイズ指定の有無をチェックする(26)。
もし指定がなければ、それまでにセットされたパラメー
タを後の複写動作のために記憶し、各表示器の表示内容
を通常の状態に戻して(32)、操作ボード読取(9)に
進む。
また、原稿サイズの指定がある場合には、各ステップ
(27-31)の処理を実行し、記録シート上の記録領域、
つまり原稿からの読取り編集した画像を記録する領域の
指定を行なう。この場合も、記録シート上における矩形
領域を特定する各座標、即ち、矩形の左辺座標(27),
右辺座標(28),下辺座標(29)および上辺座標(30)
を定める。各座標の設定時には、それぞれ、設定可能な
数値の範囲が表示される。数値の入力はテンキー44を利
用して行なわれ、入力キー54を押すことにより各座標が
セットされる。それが終了すると、それまでに入力され
た座標値から、最も好ましい状態でコピーが行なわれる
ように、変倍率および記録シート上の指定領域の補正
(31)を行なう。
以上の、編集領域設定処理PRの詳細な処理を、第10a
図,第10b図,第10c図,第10d図及び第10e図に示す。ま
た、コンタクトガラス1上に配置される原稿上の各領域
および記録シート上の各領域の対応の一例を、それぞれ
第8a図および第8b図に示す。
以下に、第10a図〜第10e図において示されている代表
的な各記号(レジスタ名を示す)の概略を説明する。
SX・・・・原稿のX方向長さ(サイズ) SY・・・・原稿のY方向長さ DX・・・・記録シートのX方向長さ(サイズ) DY・・・・記録シートのY方向長さ Xmin,Xmax,Ymin,Ymax・・・・表示する値 Kmin,Kmax,Ks・・・・変倍率(下限値,上限値,設定
値) X1,Y1・・・・原稿上領域の入力値(小) X2,Y2・・・・原稿上領域の入力値(大) RS・・・・・原稿サイズ(指定に応じた値が入る、指定
なしなら0) RD・・・・・記録シートサイズ(Rsと同様) RK・・・・・入力バッファ RB,RE・・消去:0/抽出:1 Kx,Ky・・・変倍率のバッファ X3,Y3・・・記録シート上領域の入力値(小) X4,Y4・・・記録シート上領域の入力値(大) なお、第8a図において、AR1がコンタクトガラス領域
(読取可能領域:A3サイズ)、AR2が原稿領域(ここでは
B4サイズ)、AR3が指定する編集領域を示し、第8b図に
おいては、AR4が記録シート領域(ここではA4縦長)、A
R5が指定する記録領域、AR6が補正処理後の記録領域、A
R7が不要領域を示す。
各図を参照して、領域設定処理動作を、領域設定操作の
一例とともに説明する。
まず、第10a図を参照する。レジスタRSをチェックし、
原稿サイズ指定の有無を判定する。原稿サイズ指定有の
場合、各レジスタXmin及びXmaxに、それぞれ0及び原稿
サイズSXをセットする。原稿サイズ指定無しなら、Xmin
及びXmaxに、それぞれ0及びDX/Ksをセットする。ここ
で、DX/Ksは、記録シートサイズを原稿読取面における
サイズに変換したものになる。例えば、原稿がB4サイズ
で、記録シートがA4サイズの場合、変倍率Ksに0.82が選
択されていれば、DX/Ksは、原稿のサイズSXの値とほぼ
一致する。
Xmin及びXmaxを、それぞれ表示器DSP1及びDSP3に出力す
る。例えば原稿サイズの指定有で、原稿サイズSXが364m
m(B4サイズ)の場合、左側の変倍率表示器DSP1に0が
表示され、右側のコピー枚数表示器DSP3に364が表示さ
れる。
Xminの値を中央のセット枚数表示器DSP2に出力し、RKに
初期値としてXminの内容をセットする。
セットキー(入力キー54)およびテンキー44の状態をチ
ェックし、テンキー44がオンなら、その数値をレジスタ
RKにセットし、その内容をセット枚数表示器DSP2にセッ
トする。レジスタRKには3桁以内の値がセットされる。
セットキー54がオンならレジスタRKの内容が下限値Xmin
及び上限値Xmaxの範囲内かどうかをチェックする。範囲
外なら、再びレジスタRKに初期値としてXminをセット
し、表示器DSP2にエラー「E」を表示して、テンキーと
セットキーのチェックに戻る。
第8a図の例では、編集領域AR3の左端座標200を、テンキ
ー44から入力し、セットキー54を押す。
入力値がXminとXmaxの範囲内であれば、レジスタRKの内
容をレジスタX1に格納する。従って、もしテンキー44を
操作することなく、セットキー54が押された場合には、
初期値、つまり原稿左端の座標がレジスタX1にセットさ
れる。
以上が、第9図に示すステップ22の処理の詳細である。
次に、再びレジスタRSをチェックし、原稿サイズ指定
の有無を判定する。原稿サイズ指定有の場合、各レジス
タXmin及びXmaxに、それぞれ、前に指定されたX座標の
値X1、及び原稿サイズSXをセットする。原稿サイズ指定
無しなら、Xmin及びXmaxに、それぞれX1及びDX/Ksをセ
ットする。ここで、DX/Ksは、記録シートサイズを原稿
読取面におけるサイズに変換したものになる。
Xmin及びXmaxを、それぞれ表示器のDSP1及びDSP3に出力
する。例えば原稿サイズの指定有のなら、原稿サイズSX
が364mm(B4サイズ)の場合、左側の変倍率表示器DSP1
にX1の値(第8a図では200)が表示され、右側のコピー
枚数表示器DSP3に364が表示される。Xmaxの値を中央の
セット枚数表示器DSP2に出力し、RKに初期値としてXmax
の内容(364)をセットする。
セットキー(入力キー54)およびテンキー44の状態をチ
ェックし、テンキー44がオンなら、その数値をレジスラ
RKにセットし、その内容をセット枚数表示器DSP2にセッ
トする。レジスタRKには3桁以内の値がセットされる。
セットキー54がオンならレジスタRKの内容が下限値Xmin
及び上限値Xmaxの範囲内かどうかをチェックする。範囲
外なら、再びレジスタRKに初期値としてXmaxをセット
し、表示器DSP2にエラー「E」を表示して、テンキーと
セットキーのチェックに戻る。
入力値がXminとXmaxの範囲内であれば、レジスタRKの内
容をレジスタX2に格納する。従って、もしテンキー44を
操作することなく、セットキー54が押された場合には、
初期値、つまり原稿右端の座標364が、レジスタX2にセ
ットされる。第8a図の例では、指定すべき領域AR3の右
端が原稿領域AR2の右端(364)と一致するので、テンキ
ー44を操作することなくセットキー54を押せばよい。
以上が、第9図に示すステップ23の処理の詳細である。
次に、(第10b図参照)再びレジスタRSをチェック
し、原稿サイズ指定の有無を判定する。原稿サイズ指定
有の場合、各レジスタYmin及びYmaxに、それぞれ0及び
原稿サイズSYをセットする。原稿サイズ指定無しなら、
Xmin及びXmaxに、それぞれ0及びDY/Ksをセットする。
ここで、DY/Ksは、記録シートサイズを原稿読取面にお
けるサイズに変換したものになる。例えば、原稿がB4サ
イズで、記録シートがA4サイズの場合、変倍率Ksに0.82
が選択されていれば、DY/Ksは、原稿のサイズSYの値と
ほぼ一致する。
Ymin及びYmaxを、それぞれ表示器DSP1及びDSP3に出力す
る。例えば原稿サイズの指定有なら、第8a図の例では、
左側の変倍率表示器DSP1に0が表示され、右側のコピー
枚数表示器DSP3に原稿サイズの257が表示される。
Yminの値を中央のセット枚数表示器DSP2に出力し、RKに
初期値としてYminの内容をセットする。
セットキー(入力キー54)およびテンキー44の状態をチ
ェックし、テンキー44がオンなら、その数値をレジスタ
RKにセットし、その内容をセット枚数表示器DSP2にセッ
トする。レジスタRKには3桁以内の値がセットされる。
セットキー54がオンならレジスタRKの内容が下限値Ymin
及び上限値Ymaxの範囲内かどうかをチェックする。範囲
外なら、再びレジスタRKに初期値としてYminをセット
し、表示器DSP2にエラー「E」を表示して、テンキーと
セットキーのチェックに戻る。
第8a図の例では、編集領域AR3の下端座標50を、テンキ
ー44から入力し、セットキー54を押す。
入力値がYminとYmaxの範囲内であれば、レジスタRKの内
容をレジスタY1に格納する。従って、もしテンキー44を
操作することなく、セットキー54が押された場合には、
初期値、つまり原稿下端の座標0がレジスタY1にセット
される。
以上が、第9図に示すステップ24の処理の詳細である。
次に、再びレジスタRSをチェックし、原稿サイズ指定
の有無を判定する。原稿サイズ指定有の場合、各レジス
タYmin及びYmaxに、それぞれ、前に指定されたY座標の
値Y1、及び原稿サイズSYをセットする。原稿サイズ指定
無しなら、Ymin及びYmaxに、それぞれY1及びDY/Ksをセ
ットする。ここで、DY/Ksは、記録シートサイズを原稿
読取面におけるサイズに変換したものになる。
Ymin及びYmaxを、それぞれ表示器DSP1及びDSP3に出力す
る。第8a図の例では、左側の変倍率表示器DSP1にY1の値
50が表示され、右側のコピー枚数表示器DSP3に257が表
示される。Ymaxの値を中央のセット枚数表示器DSP2に出
力し、RKに初期値としてYmaxの内容(257)をセットす
る。
セットキー(入力キー54)およびテンキー44の状態をチ
ェックし、テンキー44がオンなら、その数値をレジスタ
RKにセットし、その内容をセット枚数表示器DSP2にセッ
トする。レジスタRKには3桁以内の値がセットされる。
セットキー54がオンならレジスタRKの内容が下限値Ymin
及び上限値Ymaxの範囲内かどうかをチェックする。範囲
外なら、再びレジスタRKに初期値としてYmaxをセット
し、表示器DSP2にエラー「E」を表示して、テンキーと
セットキーのチェックに戻る。
入力値がYminとYmaxの範囲内であれば、レジスタRKの内
容をレジスタY2に格納する。従って、もしテンキー44を
操作することなく、セットキー54が押された場合には、
初期値、つまり原稿右端の座標364が、レジスタY2にセ
ットされる。第8a図の例では、指定すべき領域AR3の上
端座標が150なので、テンキー44から150を入力し、セッ
トキー54を押せばよい。
以上が、第9図に示すステップ25の処理の詳細である。
第10c図を参照する。原稿サイズ指定の有無(第9図
のステップ26)は、レジスタRSによってチェックする。
原稿サイズの指定があった場合には、以下のようにして
記録シート側の位置の設定を行なう まず、レジスタREをチェックして、編集モードが抽出か
消去かを判定する。抽出なら、レジスタXminに0をセッ
トし、XmaxにはDX−(X2-X1)・Kminをセットする。(X
2-X1)・Kminは、前記処理によって設定した原稿側の抽
出領域を最小の倍率でコピーする場合の記録シート側の
X方向の大きさである。Kminが仮に0.5であれば、Xmax
は第8a図及び第8b図の例(DX=210)では128になる。
もし消去が選択された場合には、Xminには同じく0をセ
ットし、XmaxにはDX-SX・Kminをセットする。Kminが仮
に0.5であれば、Xmaxは第8a図及び第8b図の例(DX=21
0)では28になる。
XminおよびXmaxをそれぞれDSP1およびDSP3にセットす
る。従って第8a図及び第8b図の例(抽出の場合)では、
左側の変倍率表示器DSP1に0が表示され、右側のコピー
枚数表示器DSP3に128が表示される。
次に、第10a図に示す「左辺座標入力」と同一の処理を
行なう。第8b図の例では、転写する領域の左端座標を50
に設定するので、オペレータはテンキーから50を入力
し、セットキー54を押せばよい。その場合、50(RKの内
容)がレジスタX3に格納される。
以上が、第9図に示すステップ27の処理である。
次に再びレジスタREの内容をチェックする。抽出の場
合、XminにX3+(X2-X1)・Kminをセットし、XmaxにX3
+(X2-X1)・Kmaxをセットする。
もし消去なら、XminにX3+SX・Kminをセットし、Xmaxに
X3+SX・Kmaxをセットする。従って、第8a図及び第8b図
の例では、Kminを0.5、Kmaxを2.0と仮定すれば(以下同
様)、抽出の場合にはXmin及びXmaxにそれぞれ、132
(=50+164×0.5)及び378(=50+164×2.0)をセッ
トする。但し、Xmax>DXなら、XmaxにはDXをセットす
る。上記例ではXmax(378)>DX(210)なので、Xmaxを
210に更新する。
Xmin及びXmaxをそれぞれ、表示器DSP1及びDSP3にセット
する。第8a図及び第8b図の例(抽出)では、表示器DSP1
及びDSP3にそれぞれ132及び210が表示される。
次に、第10a図に示す「右辺座標入力」と同一の処理を
行なう。第8b図の例では、転写する領域の右端座標を17
5に設定するので、オペレータはテンキーから175を入力
し、セットキー54を押せばよい。その場合、175(RKの
内容)がレジスタX4に格納される。
以上が、第9図に示すステップ28の処理である。
次に(第10d図参照)、レジスタREをチェックして、
編集モードが抽出か消去かを判定する。抽出なら、レジ
スタYminに0をセットし、YmaxにはDY−(Y2-Y1)・Kmi
nをセットする。(Y2-Y1)・Kminは、前記処理によって
設定した原稿側の抽出領域を最小の倍率でコピーする場
合の記録シート側のY方向の大きさである。Ymaxは第8a
図及び第8b図の例(DY=297)では247になる。
もし消去が選択された場合には、Yminには同じく0をセ
ットし、YmaxにはDY-SY・Kminをセットする。
YminおよびYmaxをそれぞれDSP1およびDSP3にセットす
る。従って第8a図及び第8b図の例(抽出の場合)では、
左側の変倍率表示器DSP1に0が表示され、右側のコピー
枚数表示器DSP3に247が表示される。
次に、第10b図に示す「下辺座標入力」と同一の処理を
行なう。第8b図の例では、転写する領域の下端座標を17
5に設定するので、オペレータはテンキーから175を入力
し、セットキー54を押せばよい。その場合、175(RKの
内容)がレジスタY3に格納される。
以上が、第9図に示すステップ29の処理である。
次に再びレジスタREの内容をチェックする。
抽出の場合、YminにY3+(Y2-Y1)・Kminをセットし、Y
maxにY3+(Y2-Y1)・Kmaxをセットする。
もし消去なら、YminにY3+SY・Kminをセットし、Ymaxに
Y3+SY・Kmaxをセットする。従って、第8a図及び第8b図
の例では、抽出の場合にはYmin及びYmaxにそれぞれ、22
5(=175+100×0.5)及び375(=175+100×2.0)をセ
ットする。但し、Ymax>DYなら、YmaxにはDYをセットす
る。上記例ではYmax(375)>DY(297)なので、Ymaxを
297に更新する。
Ymin及びYmaxをそれぞれ、表示器DSP1及びDSP3にセット
する。第8a図及び第8b図の例(抽出)では、表示器DSP1
及びDSP3にそれぞれ132及び210が表示される。
次に、第10b図に示す「左辺座標入力」と同一の処理を
行なう。第8b図の例では、転写する領域の上端座標を27
5に設定するので、オペレータはテンキーから275を入力
し、セットキー54を押せばよい。その場合、275がレジ
スタY4に格納される。
以上が、第9図に示すステップ30の処理の詳細である。
以上で、オペレータによって、編集すべき原稿上の領
域およびそれを転写すべき記録シート上の領域が一応設
定される。しかし、記録シート上の転写する領域は、オ
ペレータが最適な位置(例えば用紙の中央)に設定する
のは難しい。そこで、この実施例では、次の補正処理
(第9図のステップ31)を行なって、記録シート上の転
写領域を最適な状態に設定しなおす。
その処理の詳細を第10e図をに示す。第10e図を参照して
説明する。まず、レジスタREの内容をチェックする。抽
出の場合、Kxに(X4-X3)/(X2-X1)を設定し、Kyに
(Y4-Y3)/(Y2-Y1)を設定する。
また消去の場合、KxにDX/SXを設定し、KyにDY/SYを設定
する。つまり、記録シート上の転写領域と原稿上の編集
領域(抽出領域又は原稿全体)の大きさとが一致するよ
うな、各軸(X及びY)における変倍率を、それぞれKx
およびKyに設定する。
そして、KxとKyの内容を比較し、小さい方を選択する。
つまり、Kx<Kyなら、Kxを実際の変倍率Ksに設定し、そ
うでなければKyを実際の変倍率Ksにする。
次に、記録シート上の領域の座標を補正する。この補正
は、上記変倍率の補正において補正の対象にならなかっ
た軸についてのみ行なう。つまり、Kx<Kyと判定した場
合: Kxの値をKsに設定し、レジスタREの内容に応じて次の
ようにY軸の座標を補正する。
抽出の場合: Y3=Y3+(Y2-Y1)・(1−Ks)/2 Y4=Y4−(Y2-Y1)・(1−Ks)/2 消去の場合: Y3=Y3+SY・(1−Ks)/2 Y4=Y4-SY・(1−Ks)/2 Kx≧Kyと判定した場合: 抽出の場合: X3=X3+(X2-X1)・(1−Ks)/2 X4=X4−(X2-X1)・(1−Ks)/2 消去の場合: X3=X3+SX・(1−Ks)/2 X4=X4-SX・(1−Ks)/2 以上が、第9図に示すステップ31である。
ステップ26において、原稿サイズ指定無しと判定した場
合をも含めて、以上の処理が終了したら、X1,X2,X3,X4,
Y1,Y2,Y3.Y4およびKsを、編集処理のパラメータとして
設定し、変倍率表示器DSP1にそれまでに設定した変倍率
Ksを表示し、セット枚数表示器DSP2に所定のセット枚数
を表示し、コピー枚数表示器DSP3に初期値0を表示し、
表示を元の状態に戻す。
この処理の後、複写機の変倍率は、前記パラメータKsに
応じて設定され、コピー動作のタイミング即ち画像読取
と記録シート送りのタイミングはX軸方向の領域のずれ
(X1,X3及びKsに応じた値)によって設定され、レンズ
の位置は、Y軸方向の領域のずれ(Y1,Y3及びKsに応じ
た値)によって設定される。またイレーサ制御情報は、
これら全てのパレメータに応じて設定される。
第9図を参照する。待機状態でプリントスタートキー43
が押されると、ステップ(10)−(11)−(12)−(1
3)−(14)−(15)−(16)−(17)−(18)−(1
9)−(20)−(8)−(9)−・・・、又はステップ
(10)−(11)−(12)−(13)−(14)−(15)−
(16)−(17)−(18)−(19)−(20)−(13)−
(14)−・・・、と進み、コピープロセスを行なう。
「スタートサイクル処理」(12)では、コピープロセス
を開始するのに必要な処理を行なう。イレーサ24の制御
を含むコピープロセスの大部分は、「1コピー処理」
(13)において行なわれる。すなわち、感光体ドラム9
の微小回転毎に出力されるタイミングパルス(図示せ
ず)を常時計数し、その値をチェックすることによりタ
イミングを把握し、第11a図及び第11b図に示す「イレー
ス制御」サブルーチンを実行することにより、各々のタ
イミングに応じた制御を行なう。
第11a図及び第11b図を参照して、「イレース制御」サ
ブルーチンを説明する。
このサブルーチンは、コピー動作中は、短時間の周期で
繰り返し実行される。このルーチンにエントリーする
と、まず信号ラインb0及びb1の状態をチェックして、イ
レーサが装着されているかどうかを判定する。即ち、信
号ラインb0及びb1が共に高レベルHなら、イレーサが未
装着であると判定し、エラーフラグをセットして直ちに
メインルーチンに戻る。従って、イレーサが装着されて
いない時にコピー動作を行なうと、イレーサ未装着のエ
ラーが表示器58に表示される。
イレーサが未装着でなければ、次にイレーサの種別を判
定する。前述のように、信号ラインb0及びb1がH及びL
ならイレーサ24であり、信号ラインb0及びb1がL及びH
ならイレーサ24Bである。
イレーサ24Bが装着されている場合には、編集動作がで
きないので、コピーサイズに応じた通常のイレース制御
を行なう。即ち、まずタイミングTがT1(第7a図参照)
になるのを待ち、T1になったら、アブルーチン「SUBA
2」を実行する。フラグFMは、コピー動作を開始する時
に0にクリアされ、タイミングT1を越えると1にセット
される。
次に、タイミングT2(第7a図参照)になるのを待ち、T2
になったら、サブルーチン「SUBB2」を実行する。フラ
グFNは、コピー動作を開始する時に0にクリアされ、タ
イミングT2を越えると1にセットされる。
次に、タイミングT5(第7a図参照)になるのを待ち、T5
になったら、サブルーチン「SUBA2」を実行する。フラ
グFOは、コピー動作を開始する時に0にクリアされ、タ
イミングT5を越えると1にセットされる。
第12e図を参照して、サブルーチン「SUBA2」及び「SU
BB2」を説明する。サブルーチン「SUBB2」では、記録紙
のサイズを判別し、それに応じて信号ラインQ1C,Q2C,Q3
C及びQ4Cの状態を設定する。即ち、記録紙サイズ(及び
向き)がA3判縦又はA4判横なら、信号ラインQ1C,Q2C,Q3
C及びQ4Cに全て0(低レベルL)を出力し、イレーサ24
Bの発光ダイオードを全て消勢にセットする。この場
合、イレースは全く行くなわない。
記録紙サイズがB4縦又はB5横なら、信号ラインQ1Cに1
(高レベルH)を出力し、信号ラインQ2C,Q3C及びQ4Cに
0を出力する。従って、発光ダイオードLEa及びLEgが付
勢され、その他の発光ダイオードは消勢にセットされ
る。これにより、B4幅の領域以外の領域の電荷が消去さ
れる。
記録紙サイズがA4縦なら、信号ラインQ1C及びQ2Cに1を
出力し、信号ラインQ3C及びQ4Cに0を出力する。従っ
て、発光ダイオードLEa,LEb,LEf及びLEgが付勢され、そ
の他の発光ダイオードLEc,LEd及びLEeは消勢にセットさ
れる。これにより、A4幅の領域以外の領域の電荷が消去
される。
記録紙サイズがA4縦でなければ、B5縦向きに判定し、信
号ラインQ1C,Q2C及びQ3Cに1を出力し、信号ラインQ4C
に0を出力する。従って、発光ダイオードLEa,LEb,LEc,
LEe,LEf及びLEgが付勢され、発光ダイオードLEdが消勢
される。これにより、B5幅の領域以外の領域の電荷が消
去される。
つまり、サブルーチン「SUBB2」を実行すると、その時
の記録紙サイズに応じて、記録紙以外の不要な領域の電
荷が消去される。即ち、サイドイレースが行なわれる。
サブルーチン「SUBA2」では、信号ラインQ1C,Q2C,Q3C及
びQ4Cに1を出力する。従って、イレーサ24Bの全ての発
光ダイオードが付勢され、感光体ドラム9の全幅に渡っ
て電荷が消去される。つまり、このサブルーチンを実行
することにより、感光体上の記録紙に対応する領域の前
方及び後方の電荷消去が行なわれる。
サブルーチン「SUBA2」又は「SUBB2」は、各コピーサイ
クルにおいて、タイミングT1,T2及びT5で各1回だけ実
行される。これが実行されると、そのサブルーチンで出
力したデータはI/Oポート87の出力でラッチされ、次の
サブルーチンが実行されるまで、そのデータが保持され
る。
第11a図の処理に戻って説明を続ける。装着されたイ
レーサが24であると、編集指定の有無をチェックする。
複写機の電源オン直後は、編集指定無しに初期設定され
るが、編集モードキー55Aが押されると、編集指定有に
なる。
編集指定無しの場合、イレーサ24Bが装着されている場
合と同様に、通常のイレース制御(前イレース,後イレ
ース及びサイドイレース)を行なう。但し、イレーサ24
を制御する場合、制御データをシリアル信号伝送によっ
てセットする必要があるので、実行するサブルーチンの
内容はイレーサ24Bの場合と大きく異なる。
タイミングT1ではサブルーチン「SUBA1」を実行し、タ
イミングT2ではサブルーチン「SUBB1」を実行し、タイ
ミングT5ではサブルーチン「SUBA1」を実行する。
第12a図を参照して、サブルーチン「SUBA1」を説明す
る。このサブルーチンにエントリーすると、まずカウン
タCNTを0にクリアし、信号ラインS−INに1をセット
する。次に、信号ラインCLOCKを1にセットし、それを
0に再セットした後、カウンタCNTをインクリメントす
る、という処理を、CNTの内容がM(第7a図参照)にな
るまで繰り返す。CNT=Mになったら、信号ラインLATCH
を1にセットし、それを0に再セットする。
つまり、イレーサにセットする制御データを1にセット
し、イレーサの全ビットの数に対応するM個のクロック
パルスを順次出力する。各々のクロックパルスによっ
て、1にセットされた制御データがイレーサドライバ77
のシリアル入力端子に取込まれ、前に取込まれたデータ
は次のビットにシフトされる。従って、M個のクロック
パルスを出力すると、イレーサドライバ77のシフトレジ
スタの全ビットに1がセットされる。このデータは、信
号ラインLATCHにパルス、即ち1及び0を出力すること
により、各シフトレジスタの出力回路に保持される。
次に、第12b図を参照してサブルーチン「SUBB1」を説
明する。このサブルーチンにエントリーすると、まずカ
ウンタCNTを0にクリアし、信号ラインS−INに1をセ
ットする。次に、カウンタCNTがS1(第7a図参照)と等
しくなるまで、CNTをインクリメントしながら、信号ラ
インCLOCKに、クロックパルスを出力する。
次に、信号ラインS−INに0をセットし、カウンタCNT
がS2(第7a図参照)になるまで、カウンタCNTをインク
リメントしながら、信号ラインCLOCKに、クロックパル
スを出力する。続いて、信号ラインS−INに1をセット
し、カウンタCNTがMになるまで、信号ラインCLOCKに、
クロックパルスを出力する。そして、CNT=Mになった
ら、信号ラインLATCHに1をセットし、それに0を再セ
ットする。
つまり、0〜S1−1の間のビットに対しては1を出力
し、S1〜S2−1の間のビットに対しては0を出力し、S2
〜Mの間のビットに対しては1を出力し、全ビットのデ
ータ出力が終了したら、ラッチパルスを出力する。従っ
て、このサブルーチン「SUBA1」を実行すると、イレー
サ24は、0〜S1−1及びS2〜Mの領域が付勢され、S1〜
S2−1の領域が消勢される。
第11a図に戻って説明を続ける。編集指定の有無の判
定の結果、編集指定有なら、次に編集モードが消去か抽
出かを判定する。
編集モードが消去なら、タイミングT1で前記サブルーチ
ン「SUBA1」を実行し、タイミングT2で前記サブルーチ
ン「SUBB1」を実行し、タイミングT3+2でサブルーチ
ン「SUBC」を実行し、タイミングT4−2で前記サブルー
チン「SUBB1」を実行し、タイミングT5で前記サブルー
チン「SUBA1」を実行する。
タイミングT1,T2,T3,T4及びT5は第7a図に示す各タイミ
ングであり、T3及びT4はオペレータが指定する領域の位
置と1対1に対応するタイミングであるが、ここで注意
を要するのは、サブルーチン「SUBC」を実行するタイミ
ングがT3に対して2パルス分遅らせてあり、タイミング
T4に対応する制御が、T4に対して2パルス分早く実行さ
れる点である。
これは、イレーサから出る光の広がりの影響を補正する
ための処置である。即ち、この例では第14a図に示す光
の広がりによる誤差分ΔLが、副走査方向のタイミング
の2パルス分に対応しているので、消去モードでは、編
集領域の消去を開始するタイミングを指定位置に対応す
るタイミングT3よりも2パルス分遅らせ、消去を終了す
るタイミングをT4よりも2パルス分早くしてある。これ
により、イレーサの制御によって実際に消去される領域
がタイミングT3〜T4に対応する領域になり、オペレータ
が指定する領域と正確に一致する。
第12c図を参照して、サブルーチン「SUBC」を説明す
る。このサブルーチンにエントリーすると、まずカウン
タCNTを0にクリアし、信号ラインS−INに1をセット
した後、カウンタCNTがS1になるまで、CNTをインクリメ
ントしながら信号ラインCLOCKにクロックパルスを出力
する。次に、信号ラインS−INに0をセットした後、CN
TがP1+1になるまで、CNTをインクリメントしながら信
号ラインCLOCKにクロックパルスを出力する。続いて、
信号ラインS−INに1をセットした後、CNTがP2−1に
なるまで、CNTをインクリメントしながら信号ラインCLO
CKにクロックパルスを出力する。次に、信号ラインS−
INに0をセットした後、CNTがS2になるまで信号ラインC
LOCKにクロックパルスを出力する。更に、信号ラインS
−INに1をセットした後、CNTがMになるまで信号ライ
ンCLOCKにクロックパルスを出力する。CNT=Mになった
ら、信号ラインLATCHにラッチパルスを出力する。
従って、イレーサ24の0〜S1−1,S1〜P1,P1+1〜P2−
2,P2−1〜S2−1,S2〜Mの各ビットグループに、それぞ
れ、付勢,消勢,付勢,消勢及付勢の制御データがセッ
トされる。イレーサ24の各ビット位置S1,P1,P2,S2及び
Mは、第7a図に示す各位置に対応しているが、ここで注
意を要するのは、編集領域の主走査方向指定位置P1及び
P2に対して、イレーサ24の付勢/消勢を切換える位置が
1ビット分ずれている点である。即ち、イレーサの付勢
を開始するビット位置がP1よりも1ビット分内側であ
り、付勢を終了するビット位置がP2よりも1ビット分内
側になっている。
これは、イレーサから出る光の広がりの影響を補正する
ための処置である。即ち、この例では第13c図に示す光
の広がりによる誤差分ΔWが主走査方向のイレーサの発
光ダイオード1個分に対応しているので、消去モードで
は、編集領域の消去を開始する位置及び終了する位置を
指定位置よりも発光ダイオード1個分だけ内側にずらし
てある。これにより、イレーサ24の制御によって実際に
消去される領域がP1〜P2になり、オペレータが指定する
領域と正確に一致する。
第11a図に戻って説明を続ける。編集モードの判定の
結果、抽出モードなら、タイミングT1でサブルーチン
「SUBA1」を実行し、タイミングT3−2でサブルーチン
「SUBD」を実行し、タイミングT4+2でサブルーチン
「SUBA1」を実行する。
タイミングT1,T3及びT4は第7a図に示すような各タイミ
ングであり、T3及びT4はオペレータが指定する領域の位
置と1対1に対応するタイミングであるが、ここで注意
を要するのは、サブルーチン「SUBD」を実行するタイミ
ングがT3に対して2パルス分早くしてあり、タイミング
T4に対応する制御が、T4に対して2パルス分遅らせてあ
る点である。
これは、イレーサから出る光の広がりの影響を補正する
ための処置であり、補正の方向が、消去モードの反対に
なっている。つまり、抽出モードでは第14c図に示すよ
うにオペレータの指定領域よりもΔLだけ外側の領域の
外側でイレーサを付勢し、その内側でイレーサを消勢す
る。これにより、抽出モードの場合も、オペレータが指
定する領域と実際に抽出される領域の位置とが正確に一
致する。
第12d図を参照してサブルーチン「SUBD」を説明す
る。このサブルーチンにエントリーすると、まずカウン
タCNTを0にクリアし、信号ライン−INに1をセットし
た後、カウンタCNTがP1−1になるまで、CNTをインクリ
メントしながら、信号ラインCLOCKにクロックパルスを
出力する。次に、信号ラインS−INに0をセットした
後、CNTがP2+1になるまで、CNTをインクリメントしな
がら、信号ラインCLOCKにクロックパルスを出力する。
続いて、信号ラインS−INに1をセットした後、CNTが
Mになるまで、CNTをインクリメントしながら、信号ラ
インCLOCKにクロックパルスを出力する。CNT=Mになっ
たら、信号ラインLATCHにラッチパルスを出力する。
従って、イレーサ24の0〜P1−2,P1−1〜P2及びP2+1
〜Mの各ビットグループに、それぞれ付勢,消勢及び付
勢の制御データがセットされる。イレーサ24の各ビット
位置P1,P2及びMは、第7a図に示す各位置に対応してい
るが、ここで注意を要するのは、編集領域の主走査方向
指定位置P1及びP2に対して、イレーサ24の付勢/消勢を
切換える位置が、1ビット分ずれている点である。即
ち、編集領域のイレーサの消勢を開始するビット位置が
P1よりも1ビット分外側であり、消勢を終了するビット
位置がP2よりも1ビット分外側になっている。
これは、イレーサ24から出る光の広がりの影響を補正す
るための処置であり、補正の方向が、消去モードの場合
と反対になっている。つまり、抽出モードでは、第13d
図に示すようにオペレータの指定領域よりもΔWだけ外
側の領域の外側でイレーサを付勢する。これにより、抽
出モードの場合も、オペレータが指定する領域と実際に
抽出される領域の位置とが正確に一致する。
なお、上記実施例においては編集動作に対応できるも
のとできないものの2種類のイレーサを装着できる複写
機を示したが、構成及び動作を少し変更すれば、更に多
くの種類のイレーサを装着することが可能である。例え
ば、1mmの分解能を有するイレーサと2mmの分解能を有す
るイレーサの2種類を装着可能にすれば、様々なユーザ
の要求に応じられる。イレーサの分解能を変更する場
合、制御装置がイレーサにデータをセットする際のビッ
ト数、及び各位置とビット番号との対応を変更すればよ
い。なお、イレーサの種類が4種以上に増えたら、それ
に応じてイレーサ識別用の信号ライン(b0,b1)の数を
3本以上に増加する必要がある。
[効果] 以上のとおり本発明によれば、イレーサからの光が広
がって感光体に到達する場合に、編集する場合の指定位
置と実際に消去又は抽出される位置とが正確に一致する
ようにイレーサの付勢位置が補正される。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明を実施する一形式の複写機
を示す斜視図及び縦断面図である。 第3図は、第1図の複写機の操作パネルを示す平面図で
ある。 第4a図及び第4b図は、それぞれ一方のイレーサ24を示す
平面図及び縦断面図である。 第4c図及び第4d図は、それぞれ他方のイレーサ24Bを示
す平面図及び縦断面図である。 第5図は、第1図の複写機の電気回路構成を示すブロッ
ク図である。 第6a図はイレーサ24の電解回路構成を示すブロック図、
第6b図はイレーサ24のIC1の構成を示すブロック図、第6
c図はイレーサ24Bの電気回路構成を示すブロック図であ
る。 第7a図は、感光体ドラム上の複写可能領域とそれに含ま
れる各領域との関係を示す平面図である。 第7b図は、原稿,レンズ及び感光体ドラムの光学的な位
置関係を示す平面図である。 第8a図は原稿読取側の各領域及びそれらの座標を示す平
面図、第8b図は記録シート側の各領域及びそれらの座標
を示す平面図である。 第9図は、第5図に示すマイクロコンピュータ80の概略
動作を示すフローチャートである。 第10a図,第10b図,第10c図,第10d図及び第10e図は、
第9図に示す処理PRの詳細を示すフローチャートであ
る。 第11a図及び第11b図は、イレース制御処理動作を示すフ
ローチャートである。 第12a図,第12b図,第12c図,第12d図及び第12e図は、
第11a図及び第11b図に示す各サブルーチンの詳細を示す
フローチャートである。 第13a図,第13b図,第13c図及び第13d図は、主走査方向
のイレーサの各発光素子と感光体ドラム上の各領域との
位置関係を示す縦断面図である。 第14a図はイレーサから出る光と感光体ドラム上の位置
との関係を示す縦断面図、第14b図及び第14c図は感光体
ドラム上の各領域の位置関係を示す正面図である。 1:コンタクトガラス、2:圧板 3:照明ランプ、4:第1ミラー 5:第2ミラー、6:第3ミラー 7:レンズ、8:第4ミラー 9:感光体ドラム、10:現像器ユニット 11,12:給紙カセット 13,15:給紙コロ 14,16,18:フィードローラ 17:レジストローラ、19:転写用チャージャ 20:分離用チャージャ、21:定着ユニット 22:クリーニングユニット 23:帯電用チャージャ 24,24B:イレーサ(イレース手段) 31:搬送方向制御機構、32:搬送ローラ 33:搬送ベルト、34:中間トレイ 42:操作ボード 43:プリントスタートキー 44:テンキー 52:記録シートサイド指定キー 53:原稿サイズ指定キー 54:入力キー、55A:編集モードキー 55B:編集モードキー(編集モード指定手段) 56:反転キー、57:両面キー 58:表示ユニット 77,77B:イレーサドライバ 78,LED1〜LED150,LEa〜LEg:発光ダイオード 80:マイクロコンピュータ(制御手段) 91:原稿、92:指定領域 CN1A,CN1B:コネクタ DSP1:変倍率表示器 DSP2:セット枚数表示器 DSP3:コピー枚数表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−88754(JP,A) 特開 昭60−209760(JP,A) 特開 昭60−209759(JP,A) 特開 昭60−209758(JP,A) 特開 昭60−209761(JP,A) 特開 昭60−161368(JP,A) 特開 昭61−113051(JP,A) 特開 昭62−161178(JP,A) 特開 昭62−116955(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電荷担持体,前記電荷担持体を荷電する荷
    電手段,前記電荷担持体上の静電潜像を可視化する現像
    手段,及び前記電荷担持体上の可視像を記録シートに転
    写する転写手段を備える電子写真記録手段; 発光手段を備え、前記電荷担持体上の電荷を消去する、
    イレース手段; 編集する領域を指定する領域指定手段; 前記領域指定手段で指定された領域を消去するか抽出す
    るかを指定する、編集モード指定手段;および 前記編集モード指定手段の指定に応じて、主走査方向の
    前記領域指定手段の指定領域と前記イレース手段上の位
    置との対応、及び、副走査方向の前記領域指定手段の指
    定領域でのイレース手段の制御切換タイミング、の両者
    を切換え、編集モード指定手段の指定が消去モードの時
    は、主走査方向および副走査方向共に前記領域指定手段
    の指定よりも小さい領域で付勢し、抽出モードの時は、
    主走査方向および副走査方向共に前記領域指定手段の指
    定よりも大きい領域で消勢するよう、前記イレース手段
    を制御する、制御手段; を備える画像編集装置。
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