JP2522864Y2 - 上下昇降式懸吊籠の昇降ガイド機構 - Google Patents

上下昇降式懸吊籠の昇降ガイド機構

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JP2522864Y2
JP2522864Y2 JP3032391U JP3032391U JP2522864Y2 JP 2522864 Y2 JP2522864 Y2 JP 2522864Y2 JP 3032391 U JP3032391 U JP 3032391U JP 3032391 U JP3032391 U JP 3032391U JP 2522864 Y2 JP2522864 Y2 JP 2522864Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、高層建築物の壁面、と
りわけガラス窓の清掃、点検補修等に必要な上下昇降式
懸吊籠において、騒音、振動の発生や構成部材に摩耗の
生じるおそれが少なく、又昇降時に籠と壁面が所要の間
隔に保持されて、各種作業を安定させ、更には風によ
り、又まれには地震による建築物の揺れにより、籠が壁
面から飛ばされたり、壁面に激突することのない上下昇
降式懸吊籠の昇降ガイド機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の建築物壁面のガラス窓や壁パネル
等の清掃、点検補修等に用いられる上下昇降式懸吊籠の
昇降ガイド機構としては、例えば図5に示される態様の
ものがある。これは、一般に上下昇降式懸吊籠の籠本体
aから支持腕bを介してガイド部材cを出し、その先端
に左右並びに前後ガイド用車輪を設けるとともに、建築
物の壁面dには上下方向に、一面が開口した断面コ字形
で、その開口縁に相対向した一対の縁部を有する前記車
輪を転動可能に内装するガイドレールe…を、そのガイ
ド部材cを挿通させる開口条f側を壁面d表面側に向け
て設けたものである。尚、図5中gはガラス窓、hは横
方向移動可能に設けた上下昇降駆動手段、iは上下昇降
駆動手段hから垂下されて、その端部が籠本体aに取付
けられた懸吊用索条、jは運転制御用電線を示してい
る。これの簡易なものでは、左右又は前後ガイド用車輪
だけを設けて、これをガイドレールeに転動可能に内装
させたり、又はこれを単にガイドレールeに係合させる
態様のものもある。又、こうした昇降ガイド機構では、
建築物の意匠上、ガイドレールeが図5上部に示すよう
に連続できない場合、その下部に示すように部分的にガ
イドレールe' 、e''を設けるとともに、籠側のガイド
部材cのガイドレールe…内に挿入される先端側の上下
長さを長くして車輪を多数取付け、ガイド部材cの先端
側が常時ガイドレールe…に内装されるようにしたもの
もある。
【0003】又、欧米では、図6に示すように籠本体a
の建築物の壁面dと対面する側の上下方向に、一面が開
口した断面コ字形で、その開口縁に相対向した一対の縁
部を有する長尺なガイド杆kを、その開口条l側を壁面
d側に向けて設けるとともに、壁面d側には上下方向
に、図7に示すように軸部mの一端にそれより大径の円
板部nを有する係合金具oをこの軸部mを、このガイド
杆kに常時二箇所以上、係合可能な間隔をあけて取付け
て設けた昇降ガイド機構が実施されている。尚、図中g
はガラス窓、pは懸吊用索条を示している。そして、こ
うした昇降ガイド機構では、付加的に昇降時に籠と壁面
dを所要の間隔に保持するために、籠本体aに壁面dに
沿って転動する転動ローラqを設けるとともに、反力用
索条uを籠本体aを挿通させて上下に緊張状態で張渡す
場合もある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】そして、前者に示す昇
降ガイド機構は、車輪がガイドレールe…に内装されて
いる場合、昇降時に籠と壁面dが所要の間隔に保持され
て最も安定し、安全性が高く、人が乗って作業する有人
籠方式だけでなく、無人の自動籠方式にも多く採用さ
れ、又騒音、振動の発生や構成部材に摩耗の生じるおそ
れが少なく、好ましい態様のものである。ところが、ガ
イドレールe…の総延長距離が長くなり、しかも車輪を
内装させるためにその断面も大きくなる。又、車輪がガ
イドレールe…に内装されずに、単に係合しているだけ
のときには、そのガイドレールe…の断面は相対的に小
さくなるが、車輪の脱落のおそれが別に生じる。更に、
ガイドレールe…が図5に示すように壁面dの構成部材
となる場合には、その継手の防水機構に高い技術が必要
となり、施工費が割高になる問題点がある。又、建築物
に横に連続したガラス面がある場合には、意匠上好まし
い態様のものとは言えない。
【0005】又、後者に示す昇降ガイド機構では、係合
金具oは小さく、しかも取付位置は点状になるため、取
付け部分の防水機構も簡単で、施工費は割安になるもの
の、車輪によりガイドレールに係合するものではないか
ら、昇降時に籠本体aに水平方向の力が負荷されると、
ガイド杆kと係合金具oの間に摩擦力が発生して、騒
音、振動の発生や構成部材に摩耗が生じるおそれがあ
る。そして、この摩擦力を幾らかでも減少させるため
に、籠本体aに転動ローラqや反力用索条rを設けた場
合、図6に示すように建築物の壁面dに段差があるとき
には、段差に応じて転動ローラqの出し入れを行う等の
複雑な装置が別途必要となる。又、ガラス窓g上を転動
ローラqが転動するような場合には、危険が伴う。更
に、反力用索条rの張力の水平分布も建築物が高くなる
と急激に小さくなる等の問題もある。別に、摩擦力を幾
らかでも減少させるために、ガイド杆kの内部に摩擦係
数の小さな素材、例えば四弗化エチレン樹脂等の層を設
けることも考えられるが、ガイド杆kを構成する素材に
折曲前に設けたのでは剥離の問題があり、又折曲後にこ
うした層を設けるのは幅の狭い開口条l部分から作業を
行う関係上、面倒である。そして、こうした昇降ガイド
機構は、前者と逆の方式、即ち籠側にガイドレール、建
築物の壁面側にこれに係合する係合金具を設ける方式と
均等で、従来、当然考えだされたものと判断されるので
あるが、騒音、振動の発生の面から、又構成部材に摩耗
が生じる面から、今まで我が国では採用されておらず、
問題が残ることを示唆している。
【0006】このような従来の問題点に鑑みて考案され
たのが本考案に係る上下昇降式懸吊籠の昇降ガイド機構
であって、建築物の壁面側に総延長距離が長くなるとと
もに、継手の防水機構に高い技術を要して施工費が割高
になり、更には意匠上好ましくないガイドレールを設け
ることなく、騒音、振動の発生や構成部材に摩耗の生じ
るおそれが少ない態様のものを構成することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】こうした目的を達成する
ため、本考案の請求項1では、建築物壁面のガラス窓や
壁パネル等の清掃、点検補修等に用いられる上下昇降式
懸吊籠の籠本体の壁面と対面する側の上下方向に、一面
が開口した断面コ字形で、その開口縁に相対向した一対
の縁部を有して、この縁部間を開口条とした長尺なガイ
ド杆を、その開口条側を壁面側に向けて設けるととも
に、壁面側には上下方向に、軸部の一端にそれより大径
の円板部を有し、しかもこの円板部の軸部の外周側に球
体をその両面から突出させて軸部の軸心を中心としたほ
ぼ同一円周上にこの軸心からほぼ同一角度をあけて二箇
以上、回転可能に保持させた係合金具をこの軸部を、そ
のガイド杆に常時二箇所以上、係合可能な間隔をあける
とともに、その球体の内、少なくとも二箇はほぼ水平方
向に向けて取付けて設け、更には係合金具の軸部をガイ
ド杆の開口条に挿通させ、且つ円板部をその球体の内、
少なくとも水平方向に向けた二箇を一対の縁部内側にそ
れぞれ接合可能にしてガイド杆に摺動可能に内装させた
上下昇降式懸吊籠の昇降ガイド機構を構成した。又、請
求項2では、別に、建築物壁面のガラス窓や壁パネル等
の清掃、点検補修等に用いられる上下昇降式懸吊籠の籠
本体の壁面と対面する側の上下方向に、一面が開口した
断面コ字形で、その開口縁に相対向した一対の縁部を有
して、この縁部間を開口条とした長尺なガイド杆を、そ
の開口条側を壁面側に向けて設けるとともに、壁面側に
は上下方向に、軸部の一端にそれより大径の円板部を有
し、しかもこの円板部の軸部の外周側に球体をその両面
から突出させて軸部の軸心を中心としたほぼ同一円周上
にこの軸心からほぼ同一角度をあけて三箇以上、回転可
能に保持させた係合金具を、この軸部を円板部を回転可
能にして、そのガイド杆に常時二箇所以上、係合可能な
間隔をあけて取付けて設け、更には係合金具の軸部をガ
イド杆の開口条に挿通させ、且つ円板部をその球体の
内、少なくとも二箇が常時一対の縁部内側にそれぞれ係
止可能にしてガイド杆に転動可能に内装させた上下昇降
式懸吊籠の昇降ガイド機構を構成した。
【0008】
【作用】而して、こうした上下昇降式懸吊籠の昇降ガイ
ド機構では、籠側に設けたガイド杆に建築物の壁面側に
設けた係合金具が上下二箇所以上、係合しているから、
昇降時に籠と壁面が所要の間隔に保持される。又、籠の
昇降時には、ガイド杆の縁部内側とその反対側内側の一
方又は双方に係合金具の円板部に回転可能に保持された
球体が、又それに直交した一対の内側の一方又は双方に
は係合金具の円板部の外周面が接合するだけであるか
ら、騒音、振動の発生や構成部材に摩耗の生じるおそれ
が少ないのである。
【0009】
【実施例】本考案に係る上下昇降式懸吊籠の昇降ガイド
機構の詳細を更に添付の図面に基づき説明する。
【0010】図1中、1は建築物の壁面2のガラス窓や
壁パネル等の清掃、点検補修等に用いられる無人の自動
籠方式の上下昇降式懸吊籠の籠本体である。この籠本体
1の壁面2と対面する側の上下方向には、図中3として
示す籠本体1の上部両側にその端部を枢着した支持腕4
の他方の端部に枢着させて一対の長尺なガイド杆を設け
ている。このガイド杆3は、図2、図3、図4に示すよ
うに一面が開口した断面コ字形で、その開口縁に相対向
した一対の縁部5、5を有して、この縁部5、5間を後
述する係合金具の軸部を挿通させる開口条6とするとと
もに、内部を係合金具の円板部の転動空間とするもので
あって、金属板を屈曲させて形成したものである。又、
その両端部はその断面形状を大きくして、図2に示すよ
うに周囲に膨出させるとともに、その縁部5も図示した
ように傾斜状又は円弧状に切欠して、後述する係合金具
の軸部の受入れが円滑に行えるにしている。
【0011】又、建築物の壁面2側には、図中7として
示すガイド杆3に係合する係合金具を設けている。尚、
図中8はガラス窓を示しているが、この係合金具7は横
方向に配設した窓枠9の上下同位置に設けた軸受10に図
3に示すようにその軸部11一端の軸支部12を回転可能に
軸支させて設けたものである。そして、この係合金具7
の軸部11の他端にはそれより大径の円板部13を有し、し
かもこの円板部13の軸部11の外周側には球体14を図3に
示すようにその両面から突出させて軸部11の軸心を中心
としたほぼ同一円周上にこの軸心からほぼ90°の間隔
をあけて四箇、回転可能に保持させている。図示した実
施例では、係合金具7はその軸部11一端の軸支部12はそ
れより大径に形成するとともに、軸部11他端に設けたそ
れや軸支部12より大径の単位円板部15に他の単位円板部
16を重ね合わせてボルト17、18で取付けることで、四箇
の球体14を回転可能に保持させている。
【0012】又、図1に示した建築物の上面等には、従
来と同様、こうした籠本体1を昇降させるための横方向
移動可能な図示しない上下昇降駆動手段が設けられてい
る。図中19はこの上下昇降手段から垂下され、その端部
が籠本体1に取付けられた懸吊用索条、20は運転制御用
電線を示している。
【0013】そして、ガイド杆3は、このような係合金
具7に常時二箇所、係合可能な長さに形成されている。
又、逆から言えば係合金具7は、そのガイド杆3に常時
二箇所以上、係合可能な間隔をあけて壁面2側に設けら
れるものである。このようにして、建築物の壁面2側に
設けた係合金具7の軸部11を籠本体1側に設けたガイド
杆3の開口条6に挿通させるとともに、円板部13の球体
14を一対の縁部5、5内側とその反対側内側の一方又は
双方に接合させ、且つ円板部13をガイド杆3に転動可能
に内装させることで、懸吊籠が建築物の壁面2に対して
所要の間隔を持って上下動できるようになっている。こ
こで、係合金具7の球体14はその内、少なくとも二箇が
常時ガイド杆3の一対の縁部5、5内側にそれぞれ係止
可能になるように、それを設ける円周の半径と縁部5の
大きさ関係が設定されている。
【0014】而して、こうした上下昇降式懸吊籠の昇降
ガイド機構では、籠側に設けたガイド杆3に建築物の壁
面2側に設けた係合金具7が上下二箇所以上、係合して
いるから、昇降時に籠と壁面2が所要の間隔に保持さ
れ、壁面2、とりわけガラス窓8の清掃、点検補修等の
各種作業を安定させ、しかも風により、又まれには地震
による建築物の揺れにより、籠が壁面2から飛ばされた
り、壁面2に激突して籠本体1やガラス窓8を破損する
こともないのである。又、籠の昇降時には、ガイド杆3
の縁部5内側とその反対側内側の一方又は双方に係合金
具7の円板部13に回転可能に保持された球体14が、又そ
れに直交した一対の内側の一方又は双方には係合金具7
の円板部13の外周面が接合するだけであるから、騒音、
振動の発生や構成部材に摩耗の生じるおそれが少ないの
である。
【0015】図示した実施例にかかわらず、こうした昇
降ガイド機構を人が乗って作業する有人籠方式の上下昇
降式懸吊籠に適用しり、籠本体1の下部両側にも支持腕
4を設けたり、又は支持腕4を設けることなく籠本体1
に直接ガイド杆3を設けるのを妨げるものではない。
又、係合金具7の円板部13に設ける球体14は、軸部11の
軸心を中心としたほぼ同一円周上にこの軸心からほぼ1
20°の間隔をあけて三箇、又ほぼ同一角度をあけて五
箇以上、回転可能に保持させることも可能である。この
ときにも又、球体14の内、少なくとも二箇が常時一対の
縁部5、5内側にそれぞれ係止可能になるように、それ
を設ける円周の半径と縁部5の大きさ関係が設定される
ものである。更に、円板部13を軸部11に対して回転可能
に設け、この軸部11を壁面2側に固定的に設けたり、又
は軸部11と円板部13をそれぞれ独自に回転可能に設ける
こともできる。
【0016】又、軸部11の一端に固定的な円板部13を有
する係合金具7を建築物の壁面2側に固定的に設けるこ
ともできる。このとき、球体14は円板部13の軸部11の外
周側に軸部11の軸心を中心としたほぼ同一円周上にこの
軸心からほぼ180°の間隔をあけて二箇、回転可能に
保持させ、この球体14をほぼ水平方向に向けて係合金具
7を取付け、この二箇の球体14をガイド杆3の一対の縁
部5、5内側にそれぞれ接合可能にするものである。こ
の球体14は三箇以上、設けることも可能である。
【0017】
【考案の効果】このような本考案に係る上下昇降式懸吊
籠の昇降ガイド機構では、建築物の壁面側に総延長距離
が長くなるとともに、継手の防水機構に高い技術を要し
て施工費が割高になり、更には意匠上好ましくないガイ
ドレールを設けることなく、昇降時に籠と壁面が所要の
間隔に保持される態様のものを、騒音、振動の発生や構
成部材に摩耗の生じるおそれを少なくして構成できる。
又、建築物の壁面側に設ける係合金具は点状に設けるも
のであるから、建築物に横に連続したガラス窓がある場
合や建築物の壁面に段差がある場合にも、このガラス窓
や段差が昇降動作の支障になるおそれもないのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る昇降ガイド機構を適用した上下昇
降式懸吊籠を建築物に上下動可能に配設した状態を示す
斜視図
【図2】ガイド杆の一部を示す斜視図
【図3】この昇降ガイド機構を示す横断平面図
【図4】同じく縦断正面図
【図5】従来の上下昇降式懸吊籠を示す斜視図
【図6】従来の他の上下昇降式懸吊籠を示す斜視図
【図7】これの係合金具を示す斜視図
【符号の説明】
1 籠本体 a 籠本体 2 壁面 b 支持腕 3 ガイド杆 c ガイド部材 4 支持腕 d 壁面 5 縁部 e ガイドレール 6 開口条 f 開口条 7 係合金具 g ガラス窓 8 ガラス窓 h 上下昇降駆動手段 9 窓枠 i 懸吊用索条 10 軸受 j 運転制御用電線 11 軸部 k ガイド杆 12 軸支部 l 開口条 13 円板部 m 軸部 14 球体 n 円板部 15 単位円板部 o 係合金具 16 単位円板部 p 懸吊用索条 17 ボルト q 転動ローラ 18 ボルト r 反力用索条 19 懸吊用索条 20 運転制御用電線

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物壁面のガラス窓や壁パネル等の清
    掃、点検補修等に用いられる上下昇降式懸吊籠の籠本体
    の壁面と対面する側の上下方向に、一面が開口した断面
    コ字形で、その開口縁に相対向した一対の縁部を有し
    て、この縁部間を開口条とした長尺なガイド杆を、その
    開口条側を壁面側に向けて設けるとともに、壁面側には
    上下方向に、軸部の一端にそれより大径の円板部を有
    し、しかもこの円板部の軸部の外周側に球体をその両面
    から突出させて軸部の軸心を中心としたほぼ同一円周上
    にこの軸心からほぼ同一角度をあけて二箇以上、回転可
    能に保持させた係合金具をこの軸部を、そのガイド杆に
    常時二箇所以上、係合可能な間隔をあけるとともに、そ
    の球体の内、少なくとも二箇はほぼ水平方向に向けて取
    付けて設け、更には係合金具の軸部をガイド杆の開口条
    に挿通させ、且つ円板部をその球体の内、少なくとも水
    平方向に向けた二箇を一対の縁部内側にそれぞれ接合可
    能にしてガイド杆に摺動可能に内装させた上下昇降式懸
    吊籠の昇降ガイド機構。
  2. 【請求項2】 建築物壁面のガラス窓や壁パネル等の清
    掃、点検補修等に用いられる上下昇降式懸吊籠の籠本体
    の壁面と対面する側の上下方向に、一面が開口した断面
    コ字形で、その開口縁に相対向した一対の縁部を有し
    て、この縁部間を開口条とした長尺なガイド杆を、その
    開口条側を壁面側に向けて設けるとともに、壁面側には
    上下方向に、軸部の一端にそれより大径の円板部を有
    し、しかもこの円板部の軸部の外周側に球体をその両面
    から突出させて軸部の軸心を中心としたほぼ同一円周上
    にこの軸心からほぼ同一角度をあけて三箇以上、回転可
    能に保持させた係合金具を、この軸部を円板部を回転可
    能にして、そのガイド杆に常時二箇所以上、係合可能な
    間隔をあけて取付けて設け、更には係合金具の軸部をガ
    イド杆の開口条に挿通させ、且つ円板部をその球体の
    内、少なくとも二箇が常時一対の縁部内側にそれぞれ係
    止可能にしてガイド杆に転動可能に内装させた上下昇降
    式懸吊籠の昇降ガイド機構。
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