JP2522344Y2 - 液体噴出器 - Google Patents

液体噴出器

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JP2522344Y2
JP2522344Y2 JP1989004939U JP493989U JP2522344Y2 JP 2522344 Y2 JP2522344 Y2 JP 2522344Y2 JP 1989004939 U JP1989004939 U JP 1989004939U JP 493989 U JP493989 U JP 493989U JP 2522344 Y2 JP2522344 Y2 JP 2522344Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、ノズルヘッド手動型の液体噴出器に係るも
のである。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 液体容器の口部に装着して使用するノズルヘッド手動
型の液体噴出器は既によく知られている。
この液体噴出器は、液体容器の口部へ装着する液体噴
出器本体の上端に、上方へ突出する出入自在なステムを
有し、該ステムの先端にノズルヘッドを備え、該ノズル
ヘッドを昇降操作することにより液体容器内の液体を吸
い上げてはノズルヘッドから外部へと吐出する一種の竪
型往復ポンプである。
更に詳細には、液体噴出器本体は、所要のポンプ機構
を内装するシリンダの上端部に該シリンダを液体容器の
口部へ取り付ける装着筒を装備し、該装着筒の直上にノ
ズルヘッド用の保持筒を配して上記シリンダの上端に固
定し、該保持筒の上に上記ポンプ機構へ機械的に連繋さ
せたノズルヘッドを昇降可動に配備して、該ノズルヘッ
ドの昇降により上記ポンプ機構を働かせて該ノズルヘッ
ドの前面のノズルから上記液体容器内の液体の噴出を得
るよう構成するとともに、下降させたノズルヘッドを最
下限で上記保持筒に螺合保持させ得るよう構成し、ま
た、その保持筒に螺合保持させた上記ノズルヘッド乃至
その保持筒にカバーキャップを取り外し可能に被着し、
該カバーキャップの周壁の前面に上記ノズルを逃げる切
欠を形成したものがある。
この場合のカバーキャップは、商品流通過程でのノズ
ルヘッドの無用の操作や悪戯を阻止して、商品価値の低
下を防ぎ、購買者への不安感を心理的に保障する等の意
義を有する。
而して、その内の一つに、実開昭59-123568号公報の
ものがある。このものは、上記構成において、液体容器
の口部の下端に外向きフランジを突出させて、該外向き
フランジの外周面に三角波状外歯を周設し、カバーキャ
ップの内周面にその三角波状外歯と噛合する三角波状内
歯を形成するとともに、下端内縁に突条を形成して、該
突条をその外向きフランジに係合させたものである。
しかし、この場合、カバーキャップの嵌め込みが深い
上に、嵌合(噛合、係合)がカバーキャップの下端部分
に止まるため、グラツキ、ガタツキ、傾き等を生じ、し
かも、カバーキャップの丈が高く、周壁におけるノズル
挿通用の切欠も深いために、カバーキャップの嵌合保持
力が弱まって、わずかな外力でも簡単に外れてしまう欠
点がある。その上、液体容器及びカバーキャップを複雑
な特殊形態にする必要があって、甚だコスト高となる欠
点がある。
他の一つに、実開昭62-118557号公報のものがある。
このものは、上記構成において、保持筒に螺合保持させ
たノズルヘッドとその保持筒との外周部相互間に隙間を
設け、保持筒の外径をノズルヘッドの外径よりもやや大
きく形成し、また、該保持筒の外周面とカバーキャップ
の内周面下部とに相互に回り止め係合させる多数の係合
縦突条をそれぞれ配設し、更に、カバーキャップの内周
面の中途部に保持筒に螺合保持させたノズルヘッドとそ
の保持筒との外周部相互間の隙間へ係合させる一対の係
合横突条を設け、そして、カバーキャップの被着におい
て、そのカバーキャップの頂壁内面をノズルヘッドの頂
面に当接させるとともに、そのカバーキャップの下端を
装着筒上面に当接させ、かつ、そのカバーキャップの内
周面上部とノズルヘッドの外周面、そのカバーキャップ
の内周面下部と保持筒の外周面をそれぞれ面嵌合させ、
そのカバーキャップの内周面中途部の係合横突条を上記
隙間へ係合させるものである。
しかし、この場合、製作の際の寸法上のバラツキから
カバーキャップの嵌合が的確に行えないことや係合縦突
条及び係合横突条の係合が的確に行われないことがあっ
て、カバーキャップが浮き、簡単に外れてしまうことが
ある。
更に他の一つに、実開昭63-122664号公報のものがあ
る。このものは、装着筒の上端部に係合凹溝を周設し、
これに対応させてカバーキャップの下端内縁に係合突条
を周設して、相互に係合させるようにしたものである。
しかし、この場合、装着筒が特殊形態となって、既存
のものが使えず、コスト高となる。また、カバーキャッ
プの丈も少々高くなり、それに伴って周壁におけるノズ
ル挿通用の切欠も深くなるために、カバーキャップの嵌
合保持力もそれに相応して弱まって、外れ易くなる欠点
がある。
ところで、最近の液体噴出器にあっては、ノズルヘッ
ドが十分に螺合支持されるため、よほどのことがない限
り商品流通過程でノズルヘッドが不意に緩むことはな
く、また、最近の店頭販売では、ノズルカバーが付され
ている限り心理作用から悪戯されないことが経験的に把
握されている。
本考案は、これらのことを考慮して、上述の問題点を
一掃し、現状に即した優れた液体噴出器を提供しようと
するものである。
「課題を解決するための手段」 上記目的達成のため、請求項1の考案は、昇降操作前
の下降限のノズルヘッド2を液体噴出器本体1の上端の
保持筒14に螺合支持させるよう構成したノズルヘッド手
動型液体噴出器において、その保持筒14に螺合支持させ
た前記ノズルヘッド2の外周壁22の下端とその保持筒14
の頂壁142との間にわずかな隙間を設けるとともに、そ
のノズルヘッド2の外周壁22をその保持筒14の頂壁142
よりも小径に形成し、また、そのノズルヘッド2にキャ
ップ状のヘッドカバー3を着脱自在に被せ、該ヘッドカ
バーには周壁32の適所に切欠34を設けて上記ノズル24を
挿通させ、当該周壁32の下端を上記保持筒14の頂壁142
上面へ当接させ、かつ、当該周壁32の下端内縁に係合突
条33を設けて、該係合突条をそのノズルヘッド2の外周
壁22の下縁へ着脱自在に係合させたことを特徴とする。
請求項2の考案は、昇降操作前の下降限のノズルヘッ
ド2を液体噴出器本体1の上端の保持筒14に螺合支持さ
せるよう構成したノズルヘッド手動型液体噴出器におい
て、その保持筒14に螺合支持させた前記ノズルヘッド2
の外周壁22の下端とその保持筒14の頂壁142との間にわ
ずかな隙間を設けるとともに、そのノズルヘッド2の外
周壁22をその保持筒14の頂壁142よりも小径に形成し、
また、そのノズルヘッド2にキャップ状のヘッドカバー
3を着脱自在に被せ、該ヘッドカバーには周壁32の適所
に切欠34を設けて上記ノズル24を挿通させ、更に、当該
周壁32の内周を上記ノズルヘッド2の外周へ着脱自在に
嵌合させ、かつ、当該周壁32の下端内縁に係合突条33を
設けて、該係合突条をそのノズルヘッド2の外周壁22の
下縁へ着脱自在に係合させたことを特徴とする。
請求項3の考案は、昇降操作前の下降限のノズルヘッ
ド2を液体噴出器本体1の上端の保持筒14に螺合支持さ
せるよう構成し、該保持筒の直下に位置する装着筒13に
よりその液体噴出器本体1を液体容器4の口部41へ装着
するノズルヘッド手動型液体噴出器において、上記保持
筒14の外周壁143の外径を上記装着筒13よりも十分に小
径に形成し、また、上記保持筒14に螺合支持させた前記
ノズルヘッド2の外周壁22を下方へ伸出させてその下部
を上記保持筒14の外周壁143の外側へ遊嵌させるととも
に、そのノズルヘッド2の外周壁22の下端と上記装着筒
13の上面との間にわずかな隙間を設け、かつ、そのノズ
ルヘッド2の外周壁22の外径を上記装着筒13よりも小径
に形成し、而して、そのノズルヘッド2にキャップ状の
ヘッドカバー3を着脱自在に被せ、該ヘッドカバーには
周壁32の適所に切欠34を設けて上記ノズル24を挿通さ
せ、更に、当該周壁32の内周を上記ノズルヘッド2の外
周へ着脱自在に遊嵌させるとともに、当該周壁32の下端
を上記装着筒13の上面へ当接させ、かつ、当該周壁32の
下端内縁に係合突条33を設けて、該係合突条をそのノズ
ルヘッド2の外周壁22の下縁へ着脱自在に係合させたこ
とを特徴とする。
請求項4の考案は、昇降操作前の下降限のノズルヘッ
ド2を液体噴出器本体1の上端の保持筒14に螺合支持さ
せるよう構成し、該保持筒の直下に位置する装着筒13に
よりその液体噴出器本体1を液体容器4の口部41へ装着
するノズルヘッド手動型液体噴出器において、上記保持
筒14の外周壁143の外径を上記装着筒13よりも十分に小
径に形成し、また、上記保持筒14に螺合支持させた前記
ノズルヘッド2の外周壁22を下方へ伸出させてその下部
を上記保持筒14の外周壁143の外側へ遊嵌させるととも
に、そのノズルヘッド2の外周壁22の下端と上記装着筒
13の上面との間にわずかな隙間を設け、かつ、そのノズ
ルヘッド2の外周壁22の外径を上記装着筒13よりも小径
に形成し、而して、そのノズルヘッド2にキャップ状の
ヘッドカバー3を着脱自在に被せ、該ヘッドカバーには
周壁32の適所に切欠34を設けて上記ノズル24を挿通さ
せ、更に、当該周壁32の下端を上記装着筒13の上面へ当
接させ、かつ、当該周壁32の下端内縁に係合突条33を設
けて、該係合突条をそのノズルヘッド2の外周壁22の下
縁へ着脱自在に係合させたことを特徴とする。
請求項5の考案は、昇降操作前の下降限のノズルヘッ
ド2を液体噴出器本体1の上端の保持筒14に螺合支持さ
せるよう構成し、該保持筒の直下に位置する装着筒13に
よりその液体噴出器本体1を液体容器4の口部41へ装着
するノズルヘッド手動型液体噴出器において、上記保持
筒14の外周壁143の外径を上記装着筒13よりも十分に小
径に形成し、また、上記保持筒14に螺合支持させた前記
ノズルヘッド2の外周壁22の外径をその保持筒14の外周
壁143の外径よりも大径にかつ上記装着筒13よりも小径
に形成し、而して、そのノズルヘッド2にキャップ状の
ヘッドカバー3を着脱自在に被せ、該ヘッドカバーには
周壁32の適所に切欠34を設けて上記ノズル24を挿通さ
せ、当該周壁32の下端を下方へ伸出させて上記装着筒13
の上面へ当接させ、かつ、当該周壁32の中間部内周に係
合突条33を設けて、該係合突条をそのノズルヘッド2の
外周壁22の下縁へ着脱自在に係合させたことを特徴とす
る。
請求項6の考案は、昇降操作前の下降限のノズルヘッ
ド2を液体噴出器本体1の上端の保持筒14に螺合支持さ
せるよう構成し、該保持筒の直下に位置する装着筒13に
よりその液体噴出器本体1を液体容器4の口部41へ装着
するノズルヘッド手動型液体噴出器において、上記保持
筒14の外周壁143の外径を上記装着筒13よりも十分に小
径に形成し、また、上記保持筒14に螺合支持させた前記
ノズルヘッド2の外周壁22の外径をその保持筒14の外周
壁143の外径よりも大径にかつ上記装着筒13よりも小径
に形成し、而して、そのノズルヘッド2にキャップ状の
ヘッドカバー3を着脱自在に被せ、該ヘッドカバーには
周壁32の適所に切欠34を設けて上記ノズル24を挿通さ
せ、更に、当該周壁32の内周を上記ノズルヘッド2の外
周へ着脱自在に嵌合させ、かつ、当該周壁32の中間部内
周に係合突条33を設けて、該係合突条をそのノズルヘッ
ド2の外周壁22の下縁へ着脱自在に係合させたことを特
徴とする。
「作用」 如上の構成であるから、いずれにあっても、ノズルヘ
ッド2が保持筒14に十分に螺合支持されるため、よほど
のことがない限り商品流通過程でノズルヘッド2が不意
に緩むことはなく、その結果として、ヘッドカバー3
は、ノズルヘッド2の外周壁22下縁に対するヘッドカバ
ー周壁32の係合突条33の係合と、保持筒14の頂壁142若
しくは装着筒13の上面に対するヘッドカバー周壁32の下
端の当接、又は、ノズルヘッド2の外周壁22に対するヘ
ッドカバー周壁32の嵌合とにより、その取り付け態勢を
維持して、不意に離脱せず、ノズルヘッド2を有効に保
護する。
而して、そのヘッドカバー3は、店頭販売時における
悪戯を心理的に阻止し、その機能を十分に発揮する。
「実施例」 第1図は、請求項1及び請求項2の考案に係る実施例
であり、図において、1は、液体容器4の口部41に螺着
する液体噴出器本体、2は、該液体噴出器本体の上面に
存する出入自在なステム11の先端に嵌着し連結したノズ
ルヘッド、3は、該ノズルヘッドに被せたキャップ状の
ヘッドカバーであり、これらは合成樹脂から成る。
液体噴出器本体1は、一種の竪型往復ポンプを構成
し、ノズルヘッド2の昇降操作を以てステム11を出入動
させることによりポンプ作用を生じ、液体容器4内の液
体を吸い上げてはステム11を通じてノズルヘッド2へ供
給し、該ノズルヘッドから外部へと吐出させるものであ
り、また、ステム11の最下降により内部流路を閉塞する
ものである。
詳細には、シリンダ12の上部に液体容器4の口部41と
螺合する回転自在な装着筒13を設け、シリンダ12の上端
にその装着筒13とほぼ同等の外径で、かつ、該装着筒及
びステム11の抜け止めをなす保持筒14を嵌着し、ステム
11の下に該ステムの最下降で流路を閉塞する閉路弁15を
設け、シリンダ12内の中間部にステム11に従動する吐出
弁兼用の環状ピストン16を摺動自在に内装し、シリンダ
12内の下部に吸込弁17を設け、シリンダ12内の下部に吸
込弁17を設け、シリンダ12の下端から吸上げパイプ18を
垂設し、シリンダ12内の下部にステム11等を上方へ付勢
する圧縮スプリング19を内装して成り、ステム11を圧縮
スプリング19に抗して押し下げることにより、環状ピス
トン16が働き、該環状ピストンが兼ねる吐出弁とシリン
ダ下部の吸込弁17とが交互に働いて、ポンプ作用を生
じ、吸上げパイプ18を通じて液体容器4内の液体を吸い
上げてはステム11からノズルヘッド2へ、そして、ノズ
ルヘッド2から外部へと供給するものであり、また、ス
テム11を最下降させることにより、閉路弁15がシリンダ
12内の流路を閉塞するものである。
保持筒14は、環状の頂壁142の内周縁から内ねじの螺
筒141を、外周縁から外周壁143を、また、中間部から内
周壁144をそれぞれ垂設して、該内周壁144を上記シリン
ダ12の上端に嵌合させている。
ノズルヘッド2は、頂壁21の周縁から上記保持筒14の
外径よりやや小さな外径を有する外周壁22を垂設すると
ともに、頂壁21の内面中央から流路筒23を垂設して、該
流路筒の下部内周をステム11の先端に嵌着し、かつ、下
部外周に螺条231を形成して、ステム11の最下降にて上
記保持筒14の螺筒141へ螺合させるようにし、また、周
壁22の前面からノズル24を突設して、該ノズルを流路筒
23に連通させている。
ヘッドカバー3は、頂壁31の周縁から一定の周壁32、
すなわち、内周がノズルヘッド2の外周壁22の外周に嵌
まり、その外周が保持筒14の外周壁143の外周と同径
で、その下端がその保持筒14の頂壁142上面に突き当た
り、前面にノズルヘッド2のノズル24を挿通させる切欠
を備え、かつ、下端内縁に係合突条33を周設した周壁32
を垂設して成り、ノズルヘッド2の外側に周壁32にて着
脱自在に嵌合させると同時に、該周壁32の下端を保持筒
14の頂壁142上面に当接させ、そして、係合突条33をノ
ズルヘッドの外周壁31下縁に離脱可能に係合させてい
る。
如上の構成であり、使用に当たっては、ヘッドカバー
3を取り外し、ノズルヘッド2を螺脱させ、該ノズルヘ
ッドを昇降させればよい。
第2図は、請求項3及び請求項4の考案に係る実施例
を示しており、この場合は、第1図のものにおいて、保
持筒14の外周壁143の外径を十分小さくし、ノズルヘッ
ド2の外周壁22の長さを長くして、該外周壁の下部を保
持筒14の外周壁143の外側に遊嵌させるとともに、その
ノズルヘッド2の外周壁22の下端と装着筒13の上面との
間にわずかな隙間を設け、かつ、そのノズルヘッド2の
外周壁22の外径を上記装着筒13よりも小径に形成し、ま
た、ヘッドカバー3の周壁32の長さも長くして、下端を
装着筒13の上面に当接させている。その他は第1図の場
合と同じにつき説明を省略する。
第3図は、請求項5及び請求項6の考案の実施例を示
しており、この場合は、第1図のものにおいて、保持筒
14の外周壁143の外径を小さくし、ヘッドカバー3の周
壁32の外径をその保持筒14の外周壁143よりも大径に、
かつ、装着筒13の外径よりも小径に形成し、また、その
ヘッドカバー3の周壁32の長さを長くして、下端を装着
筒13の上面に当接させ、係合突条33をその周壁32の内面
中途部に設けている。その他は第1図の場合と同じにつ
き説明を省略する。
「考案の効果」 請求項1乃至請求項6の考案によれば、それぞれ前述
の構成とするので、ヘッドカバー3の丈が高くならず、
成形材料を低減でき、ヘッドカバー3は嵌め込みもノズ
ル24の挿通のための切欠34も浅くできて、嵌め込みの保
持力を強くできるから、ヘッドカバー3は的確に装着で
き、傾きや不意の外れを生ぜず、また、ヘッドカバー3
の取付け構造が極めて簡単なものとなり、各部材を複雑
な特殊形態にする必要がなく、勿論、各部材に厳格な方
向性や寸法精度を要せず、したがって、ヘッドカバー3
の装着に浮き等の装着不良を生ずることもなく、着脱が
容易に行え、そして、構造も製作も簡単でコストを低減
でき、しかも、外観を美麗にでき、ノズルカバーにより
心理作用から悪戯を防止できて、現状に即した優れた液
体噴出器を提供でき、所期の目的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、請求項1及び請求項2の考案の実施例に係る
截断側面図、第2図は、請求項3及び請求項4の考案の
実施例に係る要部の截断側面図、第3図は、請求項5及
び請求項6の考案の実施例に係る要部の截断側面図であ
る。 1……液体噴出器本体、2……ノズルヘッド、3……ヘ
ッドカバー、11……ステム、12……シリンダ、13……装
着筒、14……保持筒、15……閉路弁、22……外周壁、23
……流路筒、24……ノズル、32……周壁、33……係合突
条、141……螺筒、143……外周壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実願 昭58−17696号(実開 昭59− 123568号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭62−13333号(実開 昭63− 122664号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U)

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降操作前の下降限のノズルヘッド2を液
    体噴出器本体1の上端の保持筒14に螺合支持させるよう
    構成したノズルヘッド手動型液体噴出器において、その
    保持筒14に螺合支持させた前記ノズルヘッド2の外周壁
    22の下端とその保持筒14の頂壁142との間にわずかな隙
    間を設けるとともに、そのノズルヘッド2の外周壁22を
    その保持筒14の頂壁142よりも小径に形成し、また、そ
    のノズルヘッド2にキャップ状のヘッドカバー3を着脱
    自在に被せ、該ヘッドカバーには周壁32の適所に切欠34
    を設けて上記ノズル24を挿通させ、当該周壁32の下端を
    上記保持筒14の頂壁142上面へ当接させ、かつ、当該周
    壁32の下端内縁に係合突条33を設けて、該係合突条をそ
    のノズルヘッド2の外周壁22の下縁へ着脱自在に係合さ
    せたことを特徴とする液体噴出容器。
  2. 【請求項2】昇降操作前の下降限のノズルヘッド2を液
    体噴出器本体1の上端の保持筒14に螺合支持させるよう
    構成したノズルヘッド手動型液体噴出器において、その
    保持筒14に螺合支持させた前記ノズルヘッド2の外周壁
    22の下端とその保持筒14の頂壁142との間にわずかな隙
    間を設けるとともに、そのノズルヘッド2の外周壁22を
    その保持筒14の頂壁142よりも小径に形成し、また、そ
    のノズルヘッド2にキャップ状のヘッドカバー3を着脱
    自在に被せ、該ヘッドカバーには周壁32の適所に切欠34
    を設けて上記ノズル24を挿通させ、更に、当該周壁32の
    内周を上記ノズルヘッド2の外周へ着脱自在に嵌合さ
    せ、かつ、当該周壁32の下端内縁に係合突条33を設け
    て、該係合突条をそのノズルヘッド2の外周壁22の下縁
    へ着脱自在に係合させたことを特徴とする液体噴出容
    器。
  3. 【請求項3】昇降操作前の下降限のノズルヘッド2を液
    体噴出器本体1の上端の保持筒14に螺合支持させるよう
    構成し、該保持筒の直下に位置する装着筒13によりその
    液体噴出器本体1を液体容器4の口部41へ装着するノズ
    ルヘッド手動型液体噴出器において、上記保持筒14の外
    周壁143の外径を上記装着筒13よりも十分に小径に形成
    し、また、上記保持筒14に螺合支持させた前記ノズルヘ
    ッド2の外周壁22を下方へ伸出させてその下部を上記保
    持筒14の外周壁143の外側へ遊嵌させるとともに、その
    ノズルヘッド2の外周壁22の下端と上記装着筒13の上面
    との間にわずかな隙間を設け、かつ、そのノズルヘッド
    2の外周壁22の外径を上記装着筒13よりも小径に形成
    し、而して、そのノズルヘッド2にキャップ状のヘッド
    カバー3を着脱自在に被せ、該ヘッドカバーには周壁32
    の適所に切欠34を設けて上記ノズル24を挿通させ、更
    に、当該周壁32の内周を上記ノズルヘッド2の外周へ着
    脱自在に遊嵌させるとともに、当該周壁32の下端を上記
    装着筒13の上面へ当接させ、かつ、当該周壁32の下端内
    縁に係合突条33を設けて、該係合突条をそのノズルヘッ
    ド2の外周壁22の下縁へ着脱自在に係合させたことを特
    徴とする液体噴出容器。
  4. 【請求項4】昇降操作前の下降限のノズルヘッド2を液
    体噴出器本体1の上端の保持筒14に螺合支持させるよう
    構成し、該保持筒の直下に位置する装着筒13によりその
    液体噴出器本体1を液体容器4の口部41へ装着するノズ
    ルヘッド手動型液体噴出器において、上記保持筒14の外
    周壁143の外径を上記装着筒13よりも十分に小径に形成
    し、また、上記保持筒14に螺合支持させた前記ノズルヘ
    ッド2の外周壁22を下方へ伸出させてその下部を上記保
    持筒14の外周壁143の外側へ遊嵌させるとともに、その
    ノズルヘッド2の外周壁22の下端と上記装着筒13の上面
    との間にわずかな隙間を設け、かつ、そのノズルヘッド
    2の外周壁22の外径を上記装着筒13よりも小径に形成
    し、而して、そのノズルヘッド2にキャップ状のヘッド
    カバー3を着脱自在に被せ、該ヘッドカバーには周壁32
    の適所に切欠34を設けて上記ノズル24を挿通させ、更
    に、当該周壁32の下端を上記装着筒13の上面へ当接さ
    せ、かつ、当該周壁32の下端内縁に係合突条33を設け
    て、該係合突条をそのノズルヘッド2の外周壁22の下縁
    へ着脱自在に係合させたことを特徴とする液体噴出容
    器。
  5. 【請求項5】昇降操作前の下降限のノズルヘッド2を液
    体噴出器本体1の上端の保持筒14に螺合支持させるよう
    構成し、該保持筒の直下に位置する装着筒13によりその
    液体噴出器本体1を液体容器4の口部41へ装着するノズ
    ルヘッド手動型液体噴出器において、上記保持筒14の外
    周壁143の外径を上記装着筒13よりも十分に小径に形成
    し、また、上記保持筒14に螺合支持させた前記ノズルヘ
    ッド2の外周壁22の外径をその保持筒14の外周壁143の
    外径よりも大径にかつ上記装着筒13よりも小径に形成
    し、而して、そのノズルヘッド2にキャップ状のヘッド
    カバー3を着脱自在に被せ、該ヘッドカバーには周壁32
    の適所に切欠34を設けて上記ノズル24を挿通させ、当該
    周壁32の下端を下方へ伸出させて上記装着筒13の上面へ
    当接させ、かつ、当該周壁32の中間部内周に係合突条33
    を設けて、該係合突条をそのノズルヘッド2の外周壁22
    の下縁へ着脱自在に係合させたことを特徴とする液体噴
    出容器。
  6. 【請求項6】昇降操作前の下降限のノズルヘッド2を液
    体噴出器本体1の上端の保持筒14に螺合支持させるよう
    構成し、該保持筒の直下に位置する装着筒13によりその
    液体噴出器本体1を液体容器4の口部41へ装着するノズ
    ルヘッド手動型液体噴出器において、上記保持筒14の外
    周壁143の外径を上記装着筒13よりも十分に小径に形成
    し、また、上記保持筒14に螺合支持させた前記ノズルヘ
    ッド2の外周壁22の外径をその保持筒14の外周壁143の
    外径よりも大径にかつ上記装着筒13よりも小径に形成
    し、而して、そのノズルヘッド2にキャップ状のヘッド
    カバー3を着脱自在に被せ、該ヘッドカバーには周壁32
    の適所に切欠34を設けて上記ノズル24を挿通させ、更
    に、当該周壁32の内周を上記ノズルヘッド2の外周へ着
    脱自在に嵌合させ、かつ、当該周壁32の中間部内周に係
    合突条33を設けて、該係合突条をそのノズルヘッド2の
    外周壁22の下縁へ着脱自在に係合させたことを特徴とす
    る液体噴出容器。
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